体育祭に参加して

 

7組 

 体育祭というこの学校行事は高3の先輩方を含めた全校での数少ない行事なのでとても楽しみにしていました。
 中等部の頃、私はずっと応援団に憧れていました。応援団として全校の前で踊る先輩たちはとても楽しそうで、体育祭という行事に一生懸命で、とても輝いていました。なので、高等部に上がったら必ず応援団をやろうと決めていました。
 私は高1で、いわば先輩方の引き立て役だったと思います。あんなに頑張っている先輩方の足を引っ張ってはいけないと一生懸命になれました。
 『全校の前で踊るなんて恥ずかしい』
 そう思っていましたが、実際には全く恥ずかしくなくて、全校生徒が見ていることなどどうでもよくなりました。どうでもよいというよりかは、みんなが見ていることを忘れて、いつも通りに踊っていました。きっと、いつか見た先輩たちもそうだったんだと思います。
 そんな私達赤組の結果は二位。僅差で黄色に負けてしまいました。ほんのわずか、どうにかして埋められなかったかと思わず悔いてしまいます。
 しかし、全力を尽くせたならそれでもいいと思います。もちろん負けたことは悔しいですし、もし私たちが足を引っ張っていたなら申し訳ないです。それでも、この一日のために尽くしてきた努力は決して無駄ではありません。たった一日。その日のためだけに頑張ったことが、私たちに新たに頑張る力を与えてくれると思うからです

 

  




8組 

 高等部に上がって初めて行う体育祭は、中学の頃よりも更に周りとの絆を深め成長することができました。最も印象に残っているのは高等部生として初めて参加した応援団です。もともと友達に誘われて特に何の思いもなく入った応援団でしたが、応援団によって今まで話したことがなかった高入生や高二、高三の先輩方と仲良くなり、より一層団結を深めることができました。高三の先輩方は振付けを覚えることができない私に何度も丁寧に教えてくれ、私も少しでもその先輩方の教えに応えようと、精一杯練習に励むことができました。私たち黄色組の踊りは隊形が3回変わる部分があり、全体的に移動の遅さや縦横の乱れなどが大きな課題の1つで、先輩方が練習の度に私たちに何度も注意してくれていました。また、声出しに関しても、お腹から声が出ていないなど、本番に向けてクリアしなくてはいけないことがいくつもありました。しかし、先輩達からのアドバイスを聞きながら、練習に励んだおかげで、課題も1つ1つ乗り越えることができ、本番では動きは勿論、声に関しては最も大きくお腹から声をだすことができました。また、移動も綺麗にそろえることができました。保護者席で見ていた両親もあとで応援団の披露について感想を聞くと、「四色の中で一番きれいだった」と褒めてくれました。
 ロープジャンピング、リレーや騎馬戦などを見ている時も、今までで一番大きな声で応援できていたような気がします。そんな今までの中で一番全力を出し切った体育祭の結果は応援・総合共に優勝を飾ることができました。黄色組はここ数年の間優勝できていなかったこともあり、優勝と聞いてからしばらくの間涙が止まりませんでした。初めての応援団、初めての競技、生まれて初めて流した体育祭での優勝を通じての涙など、「初めて」尽くしの体育祭は一生の思い出に残るものとなりました

 

   





9組 

 今年の体育祭は、高等部生としての初めての体育祭でした。中等部の時と違って種目が増えたり、応援団に入ることが出来たり、より沢山のことを経験することができました。
 私は、応援団になれて本当に良かったと思います。ダンスが分からないとすぐに先輩方が気づいて下さりました。高校三年生の先輩方は、受験勉強やもう少しで引退してしまう部活など他にやりたいことがあるにも関わらず、その時間を割いてまで私達に丁寧に優しく指導して下さいました。先輩方のおかげで応援団の練習に行くことが楽しくなりました。本番では失敗せず、とても盛り上げることができました。結果は優勝ではありませんでしたが、今までで一番楽しく踊ることが出来たので良かったです。私は、初めて応援団に入って沢山のことを学びました。先輩方が頑張っている姿を見て、高校三年生の最後の体育祭で自分も先輩方みたいになりたいと思いました
 また、クラスメイトと団結することが出来ました。ロープジャンピングや綱引きなどの競技だけでなく、体育祭実行委員を中心として色々なことも団結出来ました。クラスみんなの仲も深まったと思います。このクラスで本当に良かったです。
 今回の体育祭では努力することの大切さなど沢山のことを学びました。これからの学校行事でも、クラスで一致団結して、取り組みたいと思います

 

   





10組 

 私は高入生なので、初めて江戸取の体育祭を体験しました。本番前は期待が膨らむ一方、緊張もかなりしていましたが、当日はそんな緊張は全く感じず思う存分楽しむことができました。
 私は応援団に参加していたので、当日の応援披露が最も印象に残りました。三週間程前から練習を始め、踊りの振り付けを覚えるのにはとても苦労しましたが、わからないところをクラスの応援団や先輩方に尋ね、一生懸命覚えました。本番当日では、練習を自信に変えたことで、失敗を恐れずに取り組むことができました。結果はみごとに応援賞を獲得することができました。私は達成感を味わうことができ、また、何かを成し遂げた時の喜びは、努力の大きさに比例するということを強く感じました。応援賞、そして総合優勝の両方を獲得することができ、多くの高3生の先輩方が涙を流しているところを見て、私も本当に感動しました。準備から本番まで、先輩方と共に日々練習することで学年は違えども、心は一つとなり一体感を感じていました。その一体感がこの感動を味わう鍵ではなかったのではないかと思います。みんなが一つになること、これをこれからの学校生活の場で活かしていきたいと思います。
 この体育祭を成功へと導いて下さった先輩方や先生方、クラスの仲間などたくさんの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

  




11組 

 入学して約2か月が経とうとしている5月28日に、第39回体育祭がありました。前日には雨でしたが、当日は雨があがり、天候に恵まれた体育祭となりました。先輩方を中心に、応援や動きの練習を頑張ってきました。今年が最後の体育祭となる高校3年生の先輩方にとって、思い入れの強い行事でもあったと思います。
 どの組も全力で競技に取り組み、大変盛り上がりました。特に応援披露はとても盛り上がり、学年の境目など関係ないような団結を見せていました。私のクラスは研修旅行時に比べ、皆仲良くなり、とても良いクラスになったと思います。団結力を試された長縄ではあまり良い結果は得られませんでしたが、ふざけて競技に取り組んでいる人はおらず、自分は改めてこのクラスが好きになりました。
 白熱した競技の末出てきた結果は、応援、総合得点ともにトップとなりました。皆が一生懸命に頑張った結果であり、楽しんだ結果だと思います。この一生懸命さを忘れずに、今後の学習やイベントに取り組んでいきたいと思います
 これからも多くのイベントがあります。それに対し、クラスの皆と共に団結力をもっと深めて頑張っていこうと思います。クラスでけが人が出てしまいましたが、それ以外には悔いのない体育祭となりました。

 

   





12組 

 私達にとって、江戸取に入学してから初めての体育祭だったので、どのようなものになるのか、最初は少し不安がありました。しかし、競技が始まるとすぐに周りの人たちのテンションが上がっていき、私達も一緒になって楽しむことができました。
 クラス対抗リレーでは、クラスとして決勝に出ることはできませんでしたが、みんなで出場している人を応援でき、とても盛り上がっているように感じました。また、ロープジャンピングでは、練習ではあまりまとまっていなかったクラスが一丸となり一生懸命跳んでいました。結果はどちらもあまり良くはありませんでしたが、改めて12組のみんなの仲の良さ、団結力を感じることができました。
 当日、欠席や公欠などで参加することのできないクラスメートがいたのは残念でしたが、今回の体育祭でのクラスの団結力をいかして今後の学校生活につなげていきたいです。