1組 |
私は研修旅行に参加して色々なことを経験し、学ぶことができました。その中で良かったと思うことが3つあります。 1つ目は自学習です。研修旅行前に自学習の予定を立てていましたが、その予定がなかなか進まないことに気づきました。このことから、勉強する優先順位というものをしっかりと決め、内容をしっかりと理解しながら学習することが大切であることが分かりました。今回気づいたことを、今後の学習に役立てたいと思います。 2つ目は友達と仲良くなれたということです。ウォーキングやクラスマッチなどを通してこれまで1回も話したことのない人とも仲良くなれました。これから医科コースのクラスメイトとして、3年間良きライバルとして切磋琢磨しながら生活していきたいと思います。研修旅行の目的である、真の友人関係を作るということも達成できたと思います。 3つ目は講話を通して大学受験や将来について深く考えられたということです。私はこれまで大学受験についてあまり知りませんでしたが、何とかなるだろうと思っていました。しかし、高校生となり大学受験の話を聞くと現実は甘くないと感じました。大学受験に失敗した話をお聞きすると、少し不安になりましたが、不安に思っていても学力は伸びないので、残り2年と数ヶ月を全力で頑張りたいと思います。 また目標を明確にするというお話もありました。私はまだ具体的なものは決まっていないので、いろいろなことを経験しながら早く決めていきたいと思います。 |
2組 |
今回の研修旅行を通して、私はこれからの勉強に役立つ事、また、社会に出た際の土台となる事を学べ、とても充実した時間を過ごす事が出来ました。 第一に勉強面では、朝学習の大切さや自修学習の習慣を身に付ける事を再度確認し、そして、その基礎となる「体力」を付ける事も今後とても大切になっていく事を認識しました。また、この二点を実行することによって、主体的に学習する姿勢の確立と「攻めの学習」を実践でき、さらに、学年の勉強に対する取り組みが向上していくのだと思いました。この取り組みの向上は、切磋琢磨し合える友人関係を築き上げて初めて成し得るものではないかと実感しました。 第二に生活面を通して、社会に出た際に大切な事、「挨拶」や「時間厳守」ですが、私自身注意される場面がありました。このような基礎的事項も守れなければ、周りからの信用も得られず、当初からの目標である「心豊かなリーダー」になる事は不可能です。今後、何事もきちんと丁寧に一つずつ行えるよう日々励むことを心がけていきたいです。 また、この研修では、「初心に返る」という場面を何度も経験しました。高校受験のない中で、自分自身中だるみをしていたのかもしれません。これに気付けただけでも今回大きな収穫だったと思います。 自分が今所属する医科コースは、医師になるという同じ目標を目指す友人たちが多くいます。今回の研修で気付いたり、得た事を生かしながらお互い切磋琢磨し、全員でその夢を叶えたいと強く思います。 |
3組 |
私達高等部39期生は,二泊三日の研修旅行に参加しました。私は中入生なので,中等部1年生の時に参加したことがありましたが、今回は「高等部生としての研修旅行」として、多くのことを学べた研修旅行になりました。 まず生活面についてです。特に挨拶と時間厳守の大切さを改めて感じました。中等部で挨拶の重要性について学びましたが、三年が経ち、少しお座なりなっていた部分があったと思います。武居先生の講話の中で「形」ではなく「心」が大事というお話がありましたが、まさにその通りだと感じました。私が普段している挨拶には「心」がこもっているでしょうか。自信を持って答えることが出来ませんでした。しかし、研修旅行を通して自分の挨拶が前よりも良くなったと思います。これからも「心」を込めて気持ちの良い挨拶をするようにします。時間厳守は主に五分前行動のことですが、これは良く出来たと思います。常に時間を意識し、班やクラスのみんなと声を掛け合って行動することが出来ました。 次に勉強面についてです。研修旅行ではそこまで長時間の勉強はありませんでしたが、集中力が持たずに眠くなってしまったり、ボーっとしてしまったりすることがありました。しかし、周りのみんなも頑張っているから自分も頑張ろうという気持ちになり、しっかりやり抜きました。これからは周りのみんながいてもいなくても集中して勉強に取り組めるようにしたいです。また今回の研修旅行では自分の苦手な教科や分野を自分で把握して、そこを重点的に勉強ができたので良かったです。それは友人の存在があったからです。クラスマッチでは,練習時間がなくていきなり本番でしたが、他のクラスの試合の間などにクラスのみんなと練習して、見事優勝することが出来ました。もちろん,優勝出来たことも嬉しかったですが、何よりみんなで団結して楽しめたことが一番の思い出になりました。クラスの仲がより一層深まったと思います。これからの体育祭や紫峰祭などの行事もクラス一丸となって頑張っていきたいです。普段の生活でも友達と助けあって過ごすようにします。 今回の研修旅行では,「江戸取高校生としての自覚」が深まりました。高等部に進学しても,あまり大きく環境が変わらなかったので、中等部の延長上という感じがしていました。しかし,研修旅行を通して、気持ちを新たにすることが出来ました。生活面も勉強面も沢山の事が学べたので、これからの生活にしっかり活かし、江戸取の高等部生として相応しい生徒になれるようにします。 |
4組 |
今回、私は富士緑の休暇村で二泊三日の研修旅行に参加しました。校長先生や副校長先生の講話では高等部生の心構えについてご指導いただき、これから自分がどのように変化すべきなのかを学びました。勉学面だけではなく、クラス対抗マッチなどでは友人との仲を深め、クラスの結束力を高めることができました。 そして、今回の研修旅行の中でも特に印象深いお話があります。それは校長先生講話の中で校長先生がおっしゃっていた「攻めの学習について」です。私には義手や義足づくりに携わる仕事をしたいという夢があります。ですが、希望する学部が決まっていないだけでなく、入学したい大学すら選ぶことができていません。大学に行きたいという気持ちが足りなかった先輩よりも、どんなにつらい状況にあっても気持ちをしっかりと固めていた先輩のほうが成功したというお話を聴いて、とても焦りました。しかし、目標が定まれば勉強への気合の入り方も変わってくると思います。だから、私はもう一度大学について調べて、自分に合ったものを見つけたいです。また、弱い自分に負けず、長い間集中して勉強に取り組む習慣を身につけて、志望校合格へ向けて努力していきたいです。 最後に、三日間ご指導してくださった先生方に感謝します。研修旅行で学んだことを活かして、高等部生としての自覚を持った生活を送りたいです。 |
5組 |
僕がこの高等部の研修旅行を終えて思ったことは、3年前中等部の研修旅行を終えた時と現在の僕がどのように変わっているか、また成長しているかということです。 3年前の僕は友達がいなく孤立していました。ですから、3年前の研修旅行ではとにかく友達を作ろうと精一杯だったのをよく覚えています。その結果、最初にできた友達と常に行動するようになり、そのまま中等部3年間が過ぎてしまいました。そこで、今回僕はこの研修旅行で今まであまり話したことのない「知り合い」と「友達」になりたいと思っていました。そんな時僕にクラス対抗マッチというチャンスが訪れました。研修旅行が始まる前、僕は「友達」が多かったサッカーを選択しました。しかし、定員オーバーのため僕の名前はサッカーではなく、ソフトボールのチーム名簿にありました。この出来事が「友達」を作る良いきっかけとなりました。ソフトボールのチームに「友達」はほとんどいませんでしたが、共に戦うに連れ、それは「知り合い」から「友達」へと変わっていきました。今回の僕の一番の変化はこの新たな友達です。新しい友達から、多様な考え方や価値観を知ることができ、とても良い経験になりました。 今年から新たに高入生が加わり、まだ名前も知らない人が増え、これからも新しい友達が増えていくと思います。そんな友達と、心・技・体を切磋琢磨し合いながら向上していきたいと思います。 |
6組 |
私は、今回の目的である挨拶の励行、時間厳守、真の友人関係を築く、自学自修の習慣の確立、伝統の継承の5つを達成でき、とても充実した研修旅行でした。そして、いろんなことを学び、自覚しました。 始まる時、私は研修旅行に行くことが楽しみでした。新しい友達を作る機会であり、その友達と二泊三日を共に過ごすのでドキドキしていました。しかし、バス内でこれは遊びではなく、研修なんだから気を引きしめて臨むようにと先生に言われて「ああ、これは遊びではないんだな」、「もう今までとは違うんだな」と思い緊張感をも持って臨むことができました。バス内研修でも研修旅行の抱負を言ってそれを達成するために頑張れたと思います。校長先生、副校長先生の講話を聞いて、今の自分ではこれからやっていけない、変わらなければいけないと自覚し、これからどのようにやっていけばいいのかを教わりました。まだ将来のことについては考えていなかったので不安になりましたが、頑張っていこうと決意することができました。 自学習の時間ではとても充実したした時間を送れたと思います。自分で何の勉強をするかを決めて集中して自習をするということを私は普段からあまりしていませんでした。この時間は私の苦手な英語を中心に勉強することができました。だから、この時間はとても自分のためになったと思います。これからもこのように自分のためになるような勉強をしていけるようになりたいです。 ウォーキングやクラス対抗マッチはとても運動になり、楽しかったです。ウォーキングでは、5キロの道を歩きました。こういう機会はあまりないので疲れましたがいい運動になりました。クラス対抗マッチで私はバレーボールをやりました。バレーボールは体育でしか経験がないので上手にやることが出来ず、1回も勝つことができませんでしたがクラスの仲間達と力を合わせて出来たのでとてもよい時間になりました。 竹中先生の講話を聞いて、研修旅行が終わったんだという実感がわきました。しかし、竹中先生の「終わったのではなく今からがスタートだ」という言葉を聞いてこのまま気を緩めてはいけない、続けなければならないんだと思いました。今からがスタートだと思い、頑張っていきたいと思います。そして、自分の目標を達成できるように、この研修旅行で学んだことを生かして努力していきたいです。 |
7組 |
僕は、今回の研修旅行で多くのことを学び再確認し、様々なことを考えたり経験したりしました。 その中でも特に印象に残ったことは、初日の校長先生の講話です。この講話で校長先生は「攻めの学習」「逃げの学習」について話してくださり、これからの大学受験には攻めの学習が必要だとおっしゃっていました。僕はこの攻めの学習をするには、「目標」と「やる気」があれば自然と攻めの学習になっていくのではないかと思いました。 まず、夢や目標などの自分が本気でやりたいと思っていることが定まっていないと自分のゴール地点が見えないので、何のために勉強をしているのだろうという疑問が浮かびます。さらに、勉強をしていてもただ勉強をしているだけになってしまい、作業をしているという感じになってしまいます。そうなると、目標のある人に比べると勉強の質が全く異なってしまうのだろうと思います。これらのことから、攻めの学習をするに当たって目標や夢は必須なのだと思いました。本気で叶えたいという目標があるなら、自然とこれから何をやるべきなのか、今は何をやるべきなのかということを逆算することができます。そして、そのことを苦にしないで行動することができ、このようなことが自然とやる気が出るようになっていくのだと思いました。このように勉強だけでなく、色々なことに対して目標とやる気があれば「攻めの学習」や「攻めの○○」をすることができるということがわかりました。 |
8組 |
僕が今回の研修旅行で学んだことは沢山あります。 まずは1日目の校長先生のお話から学んだことです。この中で特に『攻めの学習』という言葉が印象に残りました。これからの学習では後回しにしたり、さぼったりする『逃げの学習』を一切することなく少し難しいことでも挑んでいく『攻めの学習』をしていかなくてはいけないと改めて思い直すことができました。また、校長先生の話の中から「克己復礼」という言葉があり、とても印象に残りました。自分のやりたいことを先にしてしまうような弱い意志ではなく、自分の欲を打ち崩すような強い意志を持たなくてはならないと思いました。そうでなければ、3年後おとずれる大学受験という大勝負の場で勝つことは絶対にできません。なので、研修旅行から帰ってきた今から学習については特に自分のできる最大限の攻めの学習をしていこうと思います。 次に中山副校長先生の講話では『毎日の朝学習に参加することの大切さ』を学びました。毎朝30分学習することでよい学習習慣を、また日々の努力を積み重ねることで大量の知識を身につけることができると改めて思い直すことができました。今まで僕は積極的に朝学習に参加できていなかったので、なるべく朝学習に参加し、朝から攻めの姿勢を貫いていきたいと思います。 次に武居先生の講話では『礼』について多くのことを学びました。今までを振り返ってみると僕は形にこだわりすぎていて、礼に関して心がこもっていなかったような気がしました。これからは、挨拶も含めてしっかり心をこめて対応していきたいと思います。 2日目では担任の先生のLHRがあり、『言葉の重み』について学びました。自分の発する言葉がどれだけ相手に影響を与えるかなど今まであまり考えたことがなかったので、これからはしっかりとその場その相手に適した言葉を発することができるようにし、人の気持ちを考えることができる人になるように努めて行きます。 その後行われたクラスマッチでは多くの人と親睦を深め、クラスの団結力を深めることができました。これからは、より親睦を深め、お互いに切磋琢磨し良きライバル、良き仲間としてこれからもお互い努力を積み重ねよりよいクラスにしていきたいです。 そして3日目の最後に学年部長の竹中先生の講話がありました。その中で特に印象に残ったことは『三年後の準備はもう既に始まっている』ということです。特に英語の重要性を改めて認識することができたので、英語の苦手意識をなくすことは勿論、英語の得意にしている友達から勉強方法を聞くなどして『攻めの学習』をして、この1年で苦手意識をなくし得意教科の1つにしていきたいです。 このように、多くのことを学ぶことができた研修旅行でしたが、これからの学校生活、家庭生活でどれだけのことを実践していけるかにかかっています。攻めの姿勢で高校生活を頑張っていこうと思います。 |
9組 |
今回、私は2泊3日の研修旅行に参加して自分の中で変化したことがいくつかありました。 まずは、「早寝早起き朝学習」の習慣です。私は、朝早起きすることが大の苦手でした。なので、研修旅行の2日目の朝は早く起きることはできたものの、体はまだ寝ているような状態で、朝学習の時間に集中して取り組むことができませんでした。しかしその時ふと周りのみんなが自分よりも集中して取り組んでいることに気づき、とてもあせりました。私は自分よりも早起きの習慣が確立できている仲間をみて、自分はこのままではいけない、と思いました。そして、研修旅行から帰ったら次の日から必ず「早寝早起き朝学習」の習慣を確立させようと決意しました。 次に、自分の将来の目標についてです。研修旅行を行うなか、何回か自分の将来の夢について考える機会がありました。私は、目の前にある目標にしか深く考えるということはしないでいました。しかし、自分の将来の夢をしっかりと持って、それに向かって努力している仲間と過ごすうちに自分がどれほど大学受験を甘くみていたかがよくわかりました。私は、自分の行きたい大学と学部が決まったぐらいで安心していて肝心の将来の夢について何も考えていませんでした。研修旅行から帰ったらすぐに自分の夢についてよく考えてやっと答えがでました。これからはその夢にむかって頑張っていきたいと思います。 研修旅行で学んだことは上の2つ以外にもいろいろとありますが、1番強く胸に残ったこれらのことを意識してこれからの学校生活を送っていきたいです。 |
10組 |
今回の研修旅行に参加して、沢山のものを得ることができ、充実した三日間になりました。 まず挨拶と時間厳守の大切さを身につけることができました。今までは単純に挨拶すればよいと思っていましたが相手の顔をしっかり見ながら挨拶をすることで良い挨拶になることを実感しました。また、朝礼や自学習など班単位で行動することで時間厳守の大切さを学びました。これらは毎日実践することは意外に難しいと思います。ですから今から実践して行きます。 次に先生方の講話から私が最も思ったことは、高校一年生である今の時期からしっかりと目標を持って勉強するべきだということです。今回の研修旅行に参加して夢に向かって具体的な計画を立てることが必要だと思いました。その第一歩として勉強で分からないことや疑問に思ったことはその日のうちに先生に質問したり、自分で調べる「攻めの学習」を身につけ、三年間勉強に励み続けてしっかりと第一志望の大学に現役で合格します。今の時間を大切に、努力を積み重ね、必ず勝ちの栄光を手にいれます。 最後に、今回、クラスの人と友好関係を深めることができました。今回作られた友好関係をさらに深め、今後の活動に活かしていきたいと思います。 研修旅行は終わってしまいましたが、これからが大切です。新しい友達と切磋琢磨しながら勉強をして行きたいと思います。また、校長先生のお話にあった「克己復礼」という言葉を胸に刻み、自分自身に勝てる力を身につけて行きます。 |
11組 |
私は研修旅行を通して、自分を変えるために何をすべきか、そしてどう行動できるようになるべきかという大切なことを多くの体験や講話を通して学ぶことができました。 まず、今までとは違う挨拶の基礎を学びました。私の入学当初の挨拶は、きっときちんとしたものとは言えなかったと思います。そのため、研修旅行では食事の時や廊下で先生方にお会いした時には、意識を変えるようにしました。今後の生活の中でも挨拶は本当に大切なものになるので、この意識を忘れずに、気持ちの良い挨拶をしていきたいです。 次に、クラスマッチを通して、団結力が強まったと思います。私は、試合中はあまり役に立たず、結果は悔しいものになりました。しかし全力で試合に臨み、協力し合うことで信頼関係が強まり、クラス内での交流を深め、団結することができ、とても充実した時間でした。 そして何よりも、この研修旅行では自分の習慣を見つめ直し、集中して学習することを徹底することができました。先生方の講話の中にある「凡事徹底」という言葉は、私の生涯の目標ともなることだと思います。何事も土台がしっかりできていないと、そこにいろいろなものを積み重ねることはできません。勉強は、高校一年生の学習がその土台となるため、今がとても重要だと改めて理解することができました。人は進化することも退化することも同じぐらい早い、と昔言われたことを覚えています。私は、一歩ずつでも進化できる人になりたいです。そのためには、毎日の努力を重ね、重ねてもくずれない、きちんとした土台がつくれるように、今のうちから「凡事徹底」の精神を常に持ち続けたいと思います。 最後に私は、校訓のような人になりたいと思います。「誠実、謙虚、努力」は江戸取生としてだけでなく、人としても重要なことです。三つ全てができてこそ、一人前の大人であると思います。なので、私は日ごろの生活や勉強の基礎をきちんと身につけ、そして研修旅行での学びを活かして、校訓のような人になれるように努力したいと思います。 |
12組 |
行きのバスの中、心は不安でいっぱいだった。この研修中、級長として何をしなくてはいけないのかが、私の中で不明確だったのだ。しおりには書かれていないことで、自分で考えて行動する事があるはずだ、と頭を悩ませながらのスタートだった。 特に気をつけて取り組んだ事は、研修旅行の反省に多く上がっていた時間厳守。5分前行動をすることにより、余裕をもって集合できる事が目的だった。しかし江戸取生は5分前の5分前、つまり集合時間の10分にはほとんど揃っていた。したがって15分前には行動しなければならなかった。私の班は先を見通して、しっかりと時間を意識した生活ができたと思う。 研修中、身をもって感じたことが二つある。一つは「黙想」。初め、中入生が目を閉じているのを見て不思議に思った。しかし、それから自分もやるようになり気付いたことがある。それは「無」になるということだ。視界が暗闇になると自然とまわりの音も消え、一度、心を落ち着かせる事ができる。とても良い行いだと思った。二つ目は朝の朝礼。さすが富士山のふもと、とても寒かったが、清々しく感じる事ができた。良いスタートをきれた一日は充実したものになると分かった。 そしてこの三日間でクラスの仲が深まるきっかけになったもの。それはもちろん「クラスマッチ」。私はバレーに出場し、全敗はしたものの楽しい時間を過ごせた。さらに、「青春」という二文字を強く感じたソフトボール。クラスの仲間が全力でプレーをしている姿はとても輝かしく、彼らを声を出して応援したひと時は私の宝物だ。 今回、講話の中で先生方から様々なお話をいただいて、改めて勉強への意欲が高まり自分の将来をしっかりと考えさせられた。高入生の私は、高校入試が終わったばかり、だからまだ大学は・・・という思いが強かったが、講話を聴いて、戦いは既に始まっているということを感じた。しかし私はまだ大学の事を何も知らない。将来の夢は確かなものがあるが、そこにたどり着くためには大学を知らなければ夢に届かないのだ。目標の中に鮮明な目的をもって、自分の夢へ一直線な大学に入るため、悔いの無い3年間にしたいと強く思った。 不安の中から始まった研修旅行だったが、先生方が見守ってくださり、ご指導くださったおかげで江戸取生の一員になれたことを実感することができた。この研修で得られたことを糧に、これからの高校生活をより充実させていきたい。 |