イトロ チェコ少女合唱団コンサート

中3生感想

 3年 1組   

  一曲目から「はっ」とさせられました。会場を包み込むような、透き通っていて美しい歌声でした。一人ひとりがとても楽しそうに歌っていました。合唱部では「笑顔を大切に」とよく指導されます。明るく歌うと口角も上がり、きれいな声が出せます。しかし、一番大切なのは楽しい、もっと伝えたいということを全身で表現することだということに気づかされました。また、一番凄いと感じた点は曲ごとに声の表情が違うということです。ジングルベルやもろびとこぞりてでは明るめ、逆にモルダウやラルゴでは落ち着いた雰囲気でした。これは今まで意識したことがなく、新鮮に感じました。一曲ごとにメリハリがあっておもしろかったです。また、今回は日本語の歌詞のものと外国語の歌詞のものがありました。しかし、外国語の歌詞の歌で、内容がよくわからなくても、私は楽しむことができました。それは、音楽が国や言語の壁を越えて楽しめるものだからだと思います。言葉で伝えられないことも音楽なら伝えることができるのかもしれません。だから合唱部で、日常的に音楽と触れあえているということをとても嬉しく思いました。その時その時に自分の演奏を聴く人に少しでも音楽は素敵なものなんだと知ってもらえるように歌っていきたいと思いました。そしていつも、誰かを感動させられるような演奏を私も心掛けていきたいと思いました。
 

 

 3年 2組

 私は合唱部に所属していますが、今回のイトロ・チェコ合唱団の演奏をお聴きして改めて合唱の良さを実感しました。
 今回の演奏では、何人かだけ一番後ろに行って歌ったり、ホール全体に広がって演奏したりなど、普段私が入部している合唱部ではしないような場所で歌っている曲もあり、そして遠くにいても自分の耳までしっかりと声が伝わってきてとても驚きました。今の私の声量や声質とは比べものにならないくらいの声で、いつか自分もその声に近づくことができるようにこれからもっと努力したいと思います。
 合唱では、一人一人の声も重要ですが、それよりも周りの声質にできる限り近づけたり、違うパートとタイミングを合わせたりなど、同じ合唱部のメンバーとの協力や絆が必要不可欠になっていくと思います。いつも、声質を合わせることやタイミングをそろえることは注意していますが、それだけでは観客の心に届く歌は歌えないと思います。同じように部活動の仲間で強弱や歌詞などをしっかり伝えることが大切だと思います。イトロ・チェコ少女合唱団のみなさんは、私にとってわからない言語の歌でも表情や動きで雰囲気が伝わってきて、凄いと思いました。
 いつか私も今回の合唱団のみなさんのようなきれいな声を出せるようにして、今の部活動での合唱をより良いものにしたいと思いました。
 

 

 3年3組   

  今回のイトロチェコ少女合唱団の皆さんの歌をお聴きして、とても印象に残ったことが2つあります。
 1つは、歌声による音と音のつなげ方です。どんなに小さな声で歌っても、どんなにスタッカートの付いた音でも、音と音を僅かなビブラートでつなげていました。目をつぶって聴いていると、それをよく感じることができました。このことは、音楽を奏でる上でとても大切なことだと思うので、私も見習いたいと思います。
 もう1つは、ひとつひとつの音を落とさず、体を動かしながら歌っていたことです。低音で歌う歌も、ホールの上の方を意識して、声を綺麗に響かせていました。そして、その声の響きを保ちながら体を揺らして歌っていました。
 この2つのことに気がついた時、私は自分と同じくらいの年齢なのに、音楽に対する意識と技術性が高いと思い、感激しました。
 そして、日本語で「花は咲く」を歌ってくださいました。この曲は東日本大震災に対して、私たちと同じ気持ちになって歌ってくださったのだと思います。合唱団の皆さんの温かみが伝わってきました。
 私たちは、今回のイトロチェコ少女合唱団の皆さんから、何事に関しても、やるからにはそれに対する意識を高めて努力していくことが大切だ、ということを学びました。
 

 

 3年4組

 今回の演奏会を聴いて、私がもっとも強く感じたのは尊敬の気持ちです。しかし、それは合唱技術についてではなく今回ステージで歌った1人1人の努力は計り知れないということについてです。彼女たちは、グループレッスンでハーモニーを徹底的に学び、帰宅後も練習を欠かしません。そのような絶え間ない努力によって生徒が数パーセント、プロに選ばれるのだと思います。
 また、彼女たちは合唱の練習だけではなく、学校での勉強もしなくてはいけません。プロとして誰よりも努力している中、学校の勉強を疎かにしないのはとても大変なことです。しかし、彼女たちにとっての合唱の練習は、言葉では言い表せられないほどの大きなエネルギーをもったものを創り出すという、充実に満ちあふれたものなのだろうと思います。彼女たちの帰属意識が美しいハーモニーを生み出します。これは、合唱でなくても言えることで、クラスや部活での紫峰祭準備はとても大変でしたが、最後には大きな達成感を得ることができました。1人では非力でも、みんなでひとつの目標にむかって頑張ったという経験は大切な物だと思います。しかし、達成感を得るためには、目標へのプラス思考の気持ちがなければいけません。ですから、私は何に対しても前向きに頑張ろうと思える積極性を高めていきたいです。
 音楽には人々の心を動かすとても美しい力があります。中等部入試説明会において合唱部として披露したことがあります。担任の先生より、保護者の方からの反響が凄かったよという話を聞き、とても嬉しくなりました。合唱部はまだ実績を残せていませんが、仲間と声色を合わせて1つのメロディーを創り出せるのは本当に楽しいです。世界に目を広げると、イトロのように日々技術の向上に努めている偉大な合唱団もあるので、その意識を忘れずに私たちも頑張りたいと思いました。最後に、お礼の花束をお渡しできて嬉しかったです。

 

 3年5組 

  今回のコンサートでは、イトロチェコ少女合唱団の方々の演奏をお聴きすることができました。私は普段合唱を聴くことが全くなかったので、このような世界中で活躍されている方々の演奏を聴くことができるのがとても楽しみでした。
 演奏を聴いた瞬間、私はその音のあまりの綺麗さに驚きました。イトロチェコ少女合唱団の方々の息の合った合唱は今までに聴いたことのないすばらしい響きで、鳥肌が立ってしまうほどでした。また、曲によって音程や音域もさまざまで、ずっと聴いていたくなるような気持ちにさせられました。
 今回のコンサートの中で私が特に印象に残ったのは、「花は咲く」という曲です。この曲は私も知っていた曲だったのですが、日本語で美しく歌われていて、とても感動しました。言語が違っていても歌は歌える、そのようなところに音楽を通して様々な可能性を感じました。また、指揮者に合わせて一人ひとりの一体感がとても感じることができたので、とても楽しむことができました。
 今回のコンサートでは改めて音楽のすばらしさや楽しさを覚えることができました。貴重な経験をできたことに感謝し、また是非機会をつくりイトロチェコ少女合唱団の歌を聴いてみたいと思います。


 

 3年6組 

 私は初めてイトロ・チェコ少女合唱団の合唱を聴きました。私は今までプロの合唱団による合唱を聴いたことがなかったので、とても感動しました。
 まずみんなとても楽しそうに歌っていました。歌うことがとても大好きであることが伝わってきました。私も聞いていてとても楽しくなるような曲ばっかりでとても時間がたつのが早くわくわくしました。
 次にマイクを使わなくても大きな声でビブラートがとてもあったのがすごいと思いました。ホールは音を吸収しやすくおおきな声を出さないと響かせることはできませんが、それでもとても大きな声だったので、歌い手さんはよほど大きな声を出すことができるのだと思いました。そのための特訓をなさっているのでしょう。
 また私は、歌ってくれた歌の中で「花は咲く」がとても感動しました。私はもともと、「花は咲く」が大好きなのでプロの合唱団の方が歌ってくれてうれしく感じました。しかも、イトロ・チェコ少女合唱団のみなさんが歌ってくれたのです。ハーモニーもきれいで、聞くことができてうれしかったです。
 今回はすばらしい合唱曲と、美しい歌声で楽しい時間を過ごせました。これをきっかけとしてこれからいろいろな合唱曲を聞いてみたいと思いました。


 

 3年7組 

 今回イトロチェコ少女合唱団の合唱を聴いて、さまざまなことを感じられました。まず本当に歌声が綺麗だなと思いました。今まで多くの賞を取り、世界から賞賛されているそうなので当然のことだとは思いますが、世界に通用するレベルの合唱とはこういうことなんだなと素直に思いました。普通の人には出にくく、聴いていて耳が痛くなるような高音がかすれることなく綺麗に出ていて、さすがプロの人たちだなと思いました。
 「ハレルヤ」という曲の時に、ステージから降りて四方から歌われていましたが、全員がマイクも使わず、会場全体に歌声を響かせていてとても感動しました。曲目の中に音楽の授業で習った「我が祖国」のモルダウという曲がありました。スメタナという人が作った曲で授業でよく聞き慣れた曲を合唱で聴けて良かったです。また他にも2曲のクリスマスソングも歌ってくださいました。「クリスマス・キャロル」という映画で、クリスマスの街中で数十人の子供や大人たちが聖歌やクリスマスソングを歌っている場面がありますが、昔ならこのような感じで教会や外で歌っていたのかなとその場面が浮かんできました。
 普段私はほとんど合唱を聴く機会がありません。私だけでなく多くの人がそうだと思います。しかし、今回イトロチェコ少女合唱団の方々の合唱を見て、こちらまで伝わってくるほどに全員が楽しそうに歌っているように見えました。これまでたくさん練習を積み重ねた結果、本番で楽しく歌えるのかも知れませんが、人を感動させる合唱ができるのはすごいなと思いました。今回を機にいろんな人たちの合唱を聴くようにしたいです。そして機会があればイトロチェコ少女合唱団の合唱をまた聴きたいです。

 

 3年8組 

  僕は今まで江戸取のイベント教育の中で音楽を何回も聞いてきましたが、今回のコンサートは一番感動しました。演奏してくれた曲がクリスマスのものがあって気持ちが高ぶったからかもしれませんし、日本の曲を日本語で歌ってくれたというのもあるかもしれませんが、それを差し引いてもとても感動しました。
 僕は当然チェコの言葉はわかりませんが、それはあまり関係ありませんでした。とても美しい歌声は言語を超えた感動がありました。だから僕の知らない曲でも合唱の世界にのめりこんで聞いてしまったのだと思います。知らない曲でも感動するわけですから、自分の知っている曲が耳に入ってくると体が熱くなってきました。先ほども言ったように、クリスマスが近いからちょっと浮かれた気分になったのかもしれません。しかし音楽で僕の気持ちがとても高揚したことには間違いありません。「合唱」と聞くと何か堅いイメージがあり、形式ばったイメージが強いのですが、それでもこんなに感動できたのは僕の人生に大きな変化を与えてくれたかもしれません。これから高校に進学しますが、高校でのイベントでは今よりも違った見方で音楽を鑑賞できると思います。


 


 

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