中3 山陽・関西修学旅行感想
 

1組     

 僕は修学旅行へ行って、多くのものを見て、多くのことを聴き、そしてたくさんのことを学び、「今、見ている世界」がいかに小さなものなのかを強く感じました。そしてそれは歴史、平和、国際の三本柱があったからこそだと思います。
 まず歴史では、吉田松陰の松下村塾を訪れたことがもっとも大きかったと思います。松下村塾へ行く前は明治維新という変革の時代の英雄を何人も輩出したとてもすごい場所なのだろうと思っていました。しかし、実際に行ってみて最初にその小ささにとても驚きました。小屋より少し大きい部屋ただそれだけ、なのにどうして有名な偉人を何人も輩出できたのか不思議でなりませんでした。しかし、バスガイドの方の話や石碑の言葉を通して吉田松陰の素晴らしい人柄を知ることができました。狭い部屋でも、吉田松陰の情を大切にする人柄こそが変革の中心になれるほどの人を育て上げたのだと思います。志を持つこと、情を大切にすることなど吉田松陰と松下村塾からは多くのことを学びました。
 そして、修学旅行で印象に残った原爆ドームや被爆者の方の講話はとても衝撃的でした。昨日までの「日常」がある日突然失われる悲しみ、目の前で友達が、家族が死んでいく光景、どれをとっても目を背けたくなるような悲しい出来事の数々を実際に見て、お話を聴いて、平和って何だろうと本気で考えてしまいました。自分にとって平和な生活は当たり前、普通のことで平和がいかに尊いものかなど考えたこともありませんでした。しかし、今回の経験を通して今、自分が平和な世界で過ごせているのは、生きたくても生きられなかった多くの人々の無念の上に成り立っていることを学び、「これからの時代」を生きていく世代の一人として平和を維持し、より豊かな国へ、そして戦争という大きな過ちを繰り返さないよう努力をしていかなければならないと心からそう思います。そのためにも身近なところから少しずつ動いていこうと思います。
 自分の可能性について知ることができた異文化交流もまだ知らない自分を知る良い機会でした。異文化交流を行う前は英語を話せるのだろうか、自分の英語は伝わるのだろうかなど不安でたまりませんでした。しかし当日少しの勇気を振り絞って話しかけてみると笑顔で自分でも分かる英語で返してくれて、自分の英語がちゃんと伝わるととても嬉しく、また自信にもなりました。伝わらない、無理だと逃げるのではなく、ほんの少しの勇気を持って挑戦していくことの大切さを教えてもらいました。
 そして修学旅行を通して教科書の一文、自分の知っている世界の裏側を知ることができ、未だ知らない自分と出会うことができました。学校にいて学ぶ勉強では得ることのできない物事の本質を見ることができました。本質を知れたこの経験を生かし、これからの学校生活、そして自分の将来に向けて生かしていくことが大切だと思います。
 

2組

 僕は今回の修学旅行を終えて歴史学習、平和学習、国際学習の三本の柱においてどのようなことを学んだか考えました。
 歴史学習では東光寺で毛利家の萩での歴史について学びました。僕たちは虎や猿、蛇の顔をした亀の石像を見た時、昔の人はどのようなことを考えてその石像を作ったのか不思議に思いました。次に松下村塾では吉田松陰の考え方やその生き方について学びました。僕が特に感動したのは彼の「親思う 心に勝る親心 今日のおとずれ なんと聞くらん」という短歌でした。この歌を聞いて僕は松陰は弟子だけでなく親などの身内の人のことも大切に思っていたことがわかりました。また松下村塾の8畳の狭い部屋で明治時代に活躍した人が多く生まれたのは松陰と弟子たちが日本を変える大きな目標のために一生懸命勉学に励んだからだと思います。だから僕も自分の夢という大きな目標に向かって精一杯勉強しようと思いました。
 平和学習では平和講話や原爆ドーム見学、碑めぐり、原爆資料館での研修を通して戦争の無益さや平和の大切さについて学びました。僕ははじめは、「日本は今も十分平和だから平和について学ぶ必要はない。」と少しだけ考えていました。しかし実際に平和学習を終えてその考えは間違っていたことに気づきました。平和講話で、曽根先生のお話を聞き、原爆ドームや資料館を見て自分たちが平和について学ぶ理由は、過去の同じ過ちを繰り返さないためにも原爆の恐ろしさや平和が何よりも重要であることをこれからも伝えていく使命が自分たちにはあるからだと思います。原爆を実際に経験した曽根先生のお話を聞いて、僕が今まで資料を見て知っているつもりだった原爆と先生の経験した原爆は全く異なるものだと感じました。そして先生の話の重みは十分に僕に伝わりました。今こうして平和に過ごしている自分たちにとって、当時戦争によって日常や大切な人を失った人々の怒りや苦しみや悲しみを完全に理解することは難しいと思います。しかし僕たちがそれらを少しでも知り、自分たちには決して関係のないことではないと理解すること、そしてそれらを伝えていくことで日本の未来は変わっていくはずです。今回の平和学習は僕にとって貴重な経験となったと同時に世界が平和になるためにはどうしたらよいかを考える良い機会となりました。
 国際学習では留学生との交流をしました。僕は今まで異文化交流と聞くと自分が伝えたいことが伝わらないというイメージが強く、今回もとても不安でしたが、「せっかくの機会なので良いものにしよう」という思いを胸に積極的にコミュニケーションに挑戦してみたら自分の意見が意外と伝わったので自分の英語に自信を持てました。だからこれからはこの経験を基にして国際的な交流にもっと積極的に挑戦していこうと思いました。
 また、僕は「平和な国際社会を築くためにはどうしたらよいか」という議題でプレゼンテーションをしました。そこで僕は平和を考えるためには国際的な交流も必要だということに気づきました。それだけでなく、歴史学習、平和学習、国際学習の三本の柱は全て共通点を持っていると思います。それは主体的な自分になるための材料であるということです。したがって、これからは主体性を持てるようになるために、今回の修学旅行における三本の柱で学んだことを、今後の生活に活かしていきたいと思いました。

 


 

3組 

  僕は、今回修学旅行に参加して、たくさんのことを学びました。
 1つめは、まず、集団行動の重要さです。修学旅行では、常に二人以上で行動していたので、常に周りのことを考えて行動することができました。特に部屋の中で行動する時や行動班と異文化班など、他の友人と協力して作業することがとても多く、そこでは、集団のことを考えて行動しなければならなかったので、とても勉強になりました。行動班では、自主研修があり、そこでは自分のまわりのことに目を配らなければいけないということが分かりました。部屋では、一度部屋長になり、貴重品の回収など、たいへんな役目があってとても忙しかったのですが、おかげで集団行動の大切さを学ぶことができました。
 2つめは、原子爆弾の残酷さです。実際に被爆された方のお話をお聴きして、戦争の恐ろしさを知ることができ、自分は後世にこのことを伝えなければいけないと思いました。他にも資料館を訪れて、戦争の残酷さを実際の写真で知ることができました。
 3つめは、異文化交流についてです。ここでは英会話の大切さを学ぶことができました。外国人の人と交流し、英語を話す上で大切なことが分かりました。まず1つは、やはり英単語であると思います。伝えたいことがあっても、単語が思い浮かばず、曖昧に終わらせてしまうことがあったので、やはり英単語の大切さというのが改めて分かりました。2つめはやはり文法です。伝え方が分からずに相手の外国人を困らせてしまうこともあり、しっかりと文法は勉強した方が良いと思いました。今回の異文化交流では、英語の大切さが本当によく分かり、自分の英語力が思ったよりも外国人に伝えられることが分かったので、これからも英語の勉強をしっかりと行い、自分の得意科目となるようにしていきたいと思います。今回の修学旅行で一番楽しかったのは、この異文化交流でした
 4つめは、松下村塾や原爆ドームなどの見学を通して、歴史を学んだことです。自分たちが訪れた場所は、どれも歴史ある場所で、バスガイドさんのとてもわかりやすい説明のおかげで、とても理解することができました。普段の授業では教科書でしか見たことがなかったものを実際に見ることができ、とてもうれしかったです。
 今回の修学旅行で学んだこの4つの点を、学校に帰って忘れてしまっては意味が無いので、学校での実践に結びつけて行こうと思いました。そのためにはまず、周りのことを見なければいけません。そして、しっかりと集団行動をして行くことが大切だと思いました。
 


 

4組

 私は今回の修学旅行で色々なことが学べました。
 始めに、1日目の松下村塾見学で吉田松陰の生い立ちから、親に対する感謝の気持ちの大切さを学ぶことができました。親は一番近くで自分を応援、心配してくれる存在だと私は思います。そんなかけがえのない存在に対して常に感謝の気持ちを持ち、親孝行していきたいと思います。また、育ててきて良かったと思ってもらえるくらい立派な人間でありたいです。
 2日目の秋吉台、秋芳洞では自然の大切さを学べました。2つの場所を見たとき、とても綺麗で日本ではないような気がしてとても感動しました。しかもこの自然は遙か昔から人の手を加えられず自然にできた天然物であることにも驚きました。そんな素敵な場所であるためには、人が自然を壊すものから守っていく必要があると思います。今の世界ではネットを見ればすぐに画像でその場を見ることができますが、自分の目で見る本物は別物でした。その感動を後世に継いでいくために人は自然を壊してはいけないと思います。今回いったところ以外でも同じことが言えるので、日々の生活で意識していこうと思います。
 3日目の平和学習では、平和であることがどれだけ幸せなことかを実感しました。私は戦争に対して教科書や授業で学び、ある程度知っているつもりでしたが実際に見る、聞いてみると想像とは全く異なっていました。また、原爆の恐ろしさにも実感が湧きました。このように、目で見なければわからないことはほかにもたくさんあるので、実際の経験を大事にしていこうと思います。戦時中のことはその場にいた人しか分かりませんが、語り継いでいくことで聞いた人の考えは良い方向に変わると思います。だから今私たちが戦争に対してさらに理解を深め、平和であることの幸福を話していくべきだと思います。
 4日目の異文化交流では積極性の大切さを学びました。最初の方は緊張や恥ずかしさでなかなか話しかけられませんでした。すると相手もすることがなく困っているようにも思いました。しかし、一言話してみるととてもフレンドリーで話しやすく、会話ができました。外見の偏見にとらわれず中身を知ろうと声をかけるのが大切だなと思いました。色々なことを経験して積極性を身につけていきたいと思います。もう1つは英語を学ぶことの大切さです。司会の方が英語の話せる人の割合を話してくれたとき驚きました。あれだけたくさんの人が話せる英語を、逆に話せないほうがおかしいのではないかと思いました。私はまだ英語が全然できないので、これからのグローバル社会に対応していくためにもこの経験をきっかけに英語を更に学んでいこうと思います。
 私は今回の修学旅行で学べた一番大切なことは、実際に体験をするということだと思いました。百聞は一見にしかずという言葉があるように、自分で見て学ぶスタイルに切り替えようと思います。今回学んだことを毎日の生活に活かし、日々の生活を更に充実させようと思います。
 


 

5組

 私は、修学旅行で思ったことや感じたこと、印象に残ったことが数多くあります。まずは、何よりも楽しかったということです。4泊5日という長期間友達といることができたので、とても嬉しかったです。修学旅行では友達の普段見られない意外な一面を見ることができたり、前よりもたくさんのクラスメイトとの仲をより一層深めることができたり、とてもよかったと思います。
 広島の原爆被害の恐ろしさについて感じたこともありました。最初に原爆ドームを目にしたとき、ただ遠くから見ているだけだというのに、鳥肌が立つような感じがしました。壁は周りが崩れていて、天井の部分はボロボロになっており、原子爆弾の威力がいかにすさまじいものだったのかを、肉眼で感じ取ることができました。また、広島平和記念資料館の中に入ると、当時の状況が詳しく展示されていました。とても生々しく、直視することが憚られるような残酷なものばかりでした。見ているだけで息苦しいような感じがしました。こんなことが本当に起きたなんて、簡単には信じることができませんでした。当時の人々のひどいやけどの写真や、人が消えた影、被害に遭った後の昔のものなど、本当にたくさんのものが展示されていました。それらを目にすると辛い、悲しいという一言では表せないような、とても複雑で苦しい気持ちになりました。戦争などというものは、やはり絶対にもう二度と起こしてはいけないものなのだと改めて強く思いました。戦争はただ罪のない人を奪うだけです。広島への原爆投下は、アメリカも良くないけれど、河嶌先生が仰っていたように、その当時まで日本がしてきた加害の側面にも問題があり、多面的に考えなくてはなりません。一方的に被害を受けたという側面ばかり見ることはあまり好ましくはないと思います。今回広島を訪れたおかげで、当たり前のような平和のすばらしさや、食糧があるという有難さに改めて気が付くことができました。そして、次に私がおもったことは、修学旅行であいさつの声が大きくなったことと、時間厳守をきちんとできるようになったことです。先生方やホテルの方々に大きな声で明るく挨拶をすることができました。それから私が、最後に思ったことは、異文化交流がとても充実していたということです。外国の方とすごく深い交流ができて、英語で話すことが楽しく感じられました。実際に外国の方とお話をしてみると、思っていたより自分の発音が悪く、通じにくいことが何回もありました。なのでこれからの英語学習では、発音とリスニングの訓練をより意識的に取り組んでいきたいと思いました。外国の方々は、本当に紳士的で優しかったです。
 今回の修学旅行で、私は友達との仲を深めること、平和のすばらしさに気づくこと、少しでも成長すること、英語への関心をさらに深めることなど、色々な点で向上心を手に入れることができました。私にとって、かけがえのない貴重な体験となりました。
 


6組

 僕は、この行事をとても楽しみにしていました。山口といえば秋吉台や吉田松陰、広島といえば宮島や厳島神社、兵庫といえば姫路城といった有名な場所や人がそれぞれの県にありますが、そういった所とは別にその県の街並みや名所を見学させてもらいました。
 僕が名所を見ていた中で一番驚いたのは松下村塾です。普通に町を歩いていたら民家らしきものがあったのですが、これは関係ないと思っていたら、ガイドさんが立ち止まってこれが松下村塾というので驚きました。松下村塾は民家より小さい所でした。ですから中は狭いです。そんな中でも数々の有名人を輩出してきた松下村塾では入塾するときに何故学ぶのかということを問うと校長先生から教わったので、自分の意思を内側で思っているだけではなく外側に表明していきたいと思います。
 人とコミュニケーションを取るためには自分から積極的に相手に話しかけていかないといけないものと思います。人とコミュニケーションを取るといった点では四日目に異文化交流プログラムでたくさんのいろんな国の出身の方々とお話をすることができました。司会をやってくださった方がとても丁寧にわかりやすく進行してくれたのでこちら側としてもとてもやりかすかったです。僕はあんまり人に話かけないのでこういうのは自分には向いてないと思っていました。ですが、実際に話しかけてみるとどんどん会話が進んで、相手の方は自分の母国の事を紹介もしてくれましたし、本をくれたので嬉しかったです。発表の原稿を書くときは色んな意見がどんどん出て時間が過ぎるのがとても早く感じました。僕は外国人と英語で話すことなど今まで一度もなかったのでとても良い経験になりました。司会の人が教えてくれたのですが、「無理」や、「できない」といった諦めの言葉を口に出さないことが大事だと言っていたのでこれからはどんな場所でもどんな状況でも無理とは言わずにどんどん挑戦していきたいと思います。英語を使って話すのがこんなに楽しいんだと今回の異文化交流で実感できたのでこれからの英語の成績に自分も期待しつつ頑張っていきたいと思います。
 広島では直接被爆された方からお話を聞くことができました。話してくださった方がよくおっしゃっていたのが感謝をするということでした。さらに、原子爆弾の恐さも話の中で感じることができました。たった一瞬でたくさんの人の命が失われるということはこれからは絶対にあってはいけないので核の数をどんどん減らしていって欲しいです。それに自分の協力できるのなら少しでも力になりたいです。
 今回の修学旅行はたくさんの人に支えてもらってできている行事です。そのことを忘れずに感謝したいです。ですから、これからは何事にもたくさんの人の支えがあると思って感謝していきたいと思います。

 



 

7組

  今回の修学旅行は、僕にとって特別な校外学習となりました。その理由は、出発の前日に生徒代表宣誓をやらせていただいたからです。
 紫峰祭が終わった頃に、宣誓のお誘いをいただきました。当初は、緊張するということもあって乗り気ではありませんでした。しかし、先生より「これをきっかけに、二学期の良いスタートを切って欲しい」と言っていただき、宣誓することを決意しました。宣誓をしたことで「平和・国際・歴史」の三本柱を特に意識して、修学旅行に参加することができました。ひとつひとつの行動に、明確な目的を持って参加できたことは、より深い学習へと繋がったと思っています。三本の柱について、それぞれ見て感じたことがたくさんありました。
 初日の歴史学習として、明治維新の原動力となった人物を輩出した松下村塾の見学がありました。松陰先生らが寝泊まりをしながら勉強をしていたといわれている約八畳ほどの建物がもっとも衝撃を受けました。現在の住宅の一部屋くらいの大きさの場所に、十五人もの人が住んでいたと考えると、今の環境がどれだけ恵まれているのかを改めて感じます。
 平和学習として、被爆者の曽根さんの講話をお聴きしたり、平和記念公園を訪れ、資料館の見学をしたことは、「平和」について改めて考えるきっかけとなりました。原爆が投下された当時の様子を詳しく知ることで、原爆の悲惨さを痛感し、平和であることのありがたみを感じました。それと同時に私たちの世代が後世に原爆の悲惨さを伝えていかなくてはならないんだという自覚をもつきっかけともなりました。二度と戦争が起きないように願うことはもちろん、今よりも国民が安心して過ごせる国を作っていくためにも、私が将来を担っていくことが大切だなと感じました。
 国際学習では、様々な文化や歴史を持つ方々と英語でコミュニケーションをとることで、他国の文化を知るとともに、公用語の偉大さを感じました。僕の班のシニアバディーの方は中国の出身だったのですが、日本人と中国人が英語を通じて会話をするということは、なんだか不思議な気持ちになりました。将来、いろいろな国籍を持った方々とコミュニケーションをとる機会があるはずです。その際に困ることがないように、今のうちから英語を得意にしていきたいです。いつもとは違う環境で学習を進め、自分で考えて行動するという機会も多くありました。自ら学ぶことで普段の授業以上に有意義な時間を過ごすことができました。こういった経験を深く心に刻み、これからの学園生活をより充実したものにしていきたいです。
 


8組

 三年間の集大成として、四泊五日の修学旅行に行って多くの事を学び、多くの事を楽しみ、色々な事を感じることができました。
 一番多くの事を感じて学べたことは原爆の講話をお聴きできたり、異文化交流で実際に英語で話をできたことではないかと思います。原爆のお話は耳をふさぎたくなるような生々しいお話もありました。私はもちろん、経験はしていませんが、その光景が目に見えてとても怖かったです。もしも自分が同じ経験をしたのなら、同じ立場だったらどうしていただろうか、友達が目の前で変わり果てた姿になっていたら私はどうなるのだろうか、いろいろ考えを巡らせていました。しかし今が平和でいられることに慣れてしまっている私には答えは出せませんでした。そんな体験を語って下さることはとてもつらいのではないかとも思いました。しかしそのお話をお聴きする事ができたので、戦争の醜さや悲惨さを改めて知ることができました。日本はこれからも二度と戦争をしない国であってほしいですし、戦争は世界からなくなってほしいとも思いました。
 異文化交流では簡単な英語ではありましたが、すんなりと口に出せて、オーストラリア短期留学に行った成果を出すことができました。オーストラリアに短期留学へ行ったばかりの時は緊張で言葉が全然出てきませんでしたが、今回は自分から話しかけることもできましたし、班ごとのプレゼンテーションもすすんで参加できました。とても楽しかったですし、ちょっと自信がついた気がしました。
 修学旅行ということで自主研修が多くあったので、今までよりも自分たちで計画を立てて行動しました。自分たちで計画を立てたおかげで普段より強く印象に残ったので、帰ってからもたくさんの場所を思いかえすことができました。班で行動する楽しさが良い思い出になりました。また、部屋行動、班行動では一日も遅刻せずに行動できました。それもずっと同じ班だった友達が毎日早起きをして起こしてくれたからなのですが、最終日は自分で起きることができたので少しは成長できたのではないかと思います。
 あとは校長先生からいただいた「80点」から残りの時間を使用して精一杯がんばり、100点に近づけていきたいと思います。

 




 

 

戻る