紫 峰 祭 中 3 生 感 想

 

 3年1組   

 今年の紫峰祭は私のクラスは準備が遅れていて本当に間に合うのかすごく心配していましたがなんとか完成し、思った以上にお客さんが来てくださってとても楽しかったです。私は紫峰祭実行委員になったのは二度目で、クラスのまとめ方などは分かったつもりでいましたが、今年のクラスをまとめるのは上手くいきませんでした。私はみんなの顔色をうかがっていたと思います。そんなリーダーに誰も付いてこないということに気付いたのは紫峰祭の一週間前になってもまだクラスの最終形が見えてこないときでした。そのため委員長などと相談し、勇気を出して指示を出してみたら前よりはやる気を出してやってくれました。特に前日準備の日のみんなのやる気は凄まじくクラスの一体感を感じました。
 残念ながら当日は雨が降っていて人は少なく感じましたが、盛り上がっていて楽しんでもらえたと思います。中学校では最後の紫峰祭でしたが今までで一番クラス全体で楽しむことができたと感じました。最初はどうなるか心配しましたが最後はみんなで楽しんで過ごせたのでうれしかったです。クラス全体で行事を楽しむことの大切さを改めて感じ、残り少ない時間で今のクラスのみんなと思い出をたくさん作っていきたいと思いました。

 

 3年2組 

 文化祭とは様々な能力が必要なものです。自分から出し物を完成させるために、お客さんに楽しんでもらえるにはどうすればいいかを考える想像力や、それを形にするための創作力、そして何より重要なのは、友だちやクラスメートと協力する力です。文化祭の仕事は大量で、全てを一人でこなすのは無理な話です。だから、友だち同士で仕事を分担する事が必要となってきます。そして協力し合っている間に、今まで気づかなかった友だちの一面を発見できるかもしれません。その結果、今まで話すことのなかった人と友だちになったり、以前から友だちだった人とより一層仲良くなったということがよくあります。確かに文化祭を成功させるには様々な力が必要なので大変です。しかし、文化祭は友だちを増やすことができ、絆をより一層深め合える貴重な機会なので大切にするべきです。実際、今年の紫峰祭で私は、多くの友だちの意外な一面を発見しました。普段物静かな人が、同じ班の人と活発に話し合い、積極的に参加していたり、すこしコミュニケーションをしづらいなと思っていた人とは会話が盛り上がったり、といった事を見たり体験したりして、私は勝手にこのような人と決めつけていたことに気づきました。
文化祭は多くの時間と労力が必要なのでとても大変です。だからこそ、終えた後に達成感を得ることができるのです。そして、クラスメートと協力し合って準備をしたのならば、絆が深まったことを感じることもできると思います。このようなことを思えるように、来年の紫峰祭もがんばろうと思います。
 

 3年3組    

 今年の紫峰祭は、箏曲部の発表や衛生委員会の仕事など、とても慌ただしい場面が多くなりました。紫峰祭の直前まで、きちんと予定を組み立てていなかったため、当日時間に遅れてしまうなどして、私のせいでたくさんの人に迷惑をかけてしまいました。来年はそのようなことのないよう、事前準備をもっときちんとしておこうと思います。
 箏曲部の活動では、講師の先生の調弦の時に、何が自分のすべきことなのかを自分で判断することができず、あまり役に立つことができませんでした。そのために先輩に負担をかけてしまったので、その埋め合わせをするために、楽器運びなど、自分にできることを他の人よりたくさんやるようにしました。来年は高校1年生なので、部長や副部長のサポートができるように、自分で判断して動けるようにしたいです。大ホールや中央玄関での演奏の際には、今まで練習した成果が出たと思える、充実した演奏をすることができました。また、私は、クラスの準備にあまり参加していない上、終日準備の日もほとんど参加できておらず、班の人や紫峰祭実行委員の人に迷惑をかけてしまいました。部活動で忙しいのは私だけではありません。自分勝手な行動をしてしまってはいけないと、つくづく反省しました。
 今年の紫峰祭は、たくさんの反省点がありました。この経験を、来年に活かしていきたいと思います。

 

 

 3年4組 

 今年のクラスのテーマは「目指せ!億万長者!!」というもので、偉人の人生に関するクイズを解いて進んでいくというものでした。クイズに正解するとお金が貰え、間違えるとお金を支払う場合も出たり、ルーレットによって次のエリアが決まったりします。最終的にゴール時に持っていたお金の金額に応じて表彰状を贈呈しました。投票の結果、なんと2位に輝きました。このような結果をなぜ4組が収めることができたのかを考えてみます。一番強く感じたのは、一人ひとりの責任の強さだと思います。紫峰祭の準備ではみんな自分のやるべき役割を、きちんと責任持って取り組んでいました。また、当日の紫峰祭のシフトをみんなが守り、上手く回っていました。もちろん、不測の事態はありましたが、班員で協力して難なく乗り越えました。4組は部活で教室にいられない人が多い中、シフトの時間を守らなくてもいいやという人がいなかったことは素晴らしいと思います。冷静に考えるとこれは当たり前のことかもしれませんが、当たり前だからこそ実践することが難しく、とても大切だと思います。これらを日々の学校生活に当てはめると、提出物を期限内に出すことや授業中に居眠りをしないなど、当たり前のことですがパーフェクトにすることは簡単ではありません。しかし、できないようだとこれより難しい問題に太刀打ちはできないでしょう。まずは、目の前にあるやらなければならないことを、徹底的にや る責任ある行動が大切です。そうすれば自ずと先のことに繋がっていくと思いますし、夢の実現にも一直線でぶれることなく突き進んでいける気がします。

 3年5組 

 今回の紫峰祭を通して3年5組としてのまとまりが増したと思います。私たちのクラスでは、プラネタリウムについての研究発表を行いました。その中で、目玉の造作として用意したのが、段ボールなどを用いて手作りで作りあげたプラネタリウムでした。私が特に「まとまりが増した」と感じたのが、前日準備の時でした。プラネタリウムを組み立てるとき、はじめはその担当の班の人たちがやっていましたが、途中から準備の終わったほかの班の人たちも自主的に加わって、組み立てを手伝っていました。プラネタリウムの中を暗くするために意見を出し合ったり、工夫を最後まで凝らして、より良いものにしようという気持ちが、それぞれにあったことが、とてもよかったのだと思います。
 今回の紫峰祭はクラスとして一つの目標に向かって、集団行動ができたと私は思います。集団は目標を見失ってしまうと、バラバラになってしまいます。今回は、紫峰祭を成功させるためにプラネタリウムを完成させる、という一つの大きな目標をみんなが共有し、おなじ目標に向かっていけたことで、とても良い力をそれぞれが発揮して、紫峰祭を良いものにできました。学校生活において、個人の目標を立てることも大切ですが、クラスなどの集団の目標を立てることも、同じくらい重要であると感じました。これから修学旅行もあるので、成功させるための目標意識をもつことで、今回の紫峰祭のような主体的な参加ができたら良いと思いました。

 

 3年6組 

私にとって、今回の紫峰祭は中等部最後の紫峰祭でした。もう今まで3回もやっているけれども、中1・中2と体験してきた紫峰祭と比べて初めてのことを沢山経験することが出来ました。
 私のクラスは理科実験をテーマにした研究発表をしました。その中で私の班は心理学について調べたのですが、身近なことに心理学が使われていることを知ることが出来て面白かったです。紫峰祭でお客さんと話すことを楽しいと感じることが出来たのは初めてでした。こんなに楽しく説明出来たのは計画を立ててくれた班長、一緒に相談しながら準備をした友達のおかげだと思います。
 また、普段はあまり話さないクラスメイトと話すことが出来て嬉しかったです。もともと仲がいい友達の好きなところが増えて、もっと仲良くなれたことも嬉しかったです。過去2回の紫峰祭では仲いい子とワイワイして終わっていたので、初めてクラスの一体感というものを感じることが出来ました。これから、修学旅行や球技大会、卒業式など沢山イベントがあるのでよりみんなと仲良くなりたいです。
 もう一つ今までと違うこととして、委員会やボランティアのシフトが入っていたこともあります。特に委員会は初めての受付係だったので緊張している反面、わくわくもしていました。これで江戸取生の印象が決まってしまうかもしれない、という責任感を持ちながら取り組むようにしました。うまく対応できたかどうかはわかりませんが、普段積極的に手を挙げることができない私にとってはいい経験になりました。この経験も、これからの生活・学校行事などに生かしていきたいと思います。
 この作文では収まりきれないくらい、今回の紫峰祭で沢山の経験をすることが出来ました。来年は高校生初めての紫峰祭になりますが、今年学んだことを生かし、積極的に参加したいです。紫峰祭だけでなく、これらの経験を生かしてこれからの残り5ヶ月の中学生活を過ごしていこうと思います。そして、中学校の思い出を沢山作っていきたいと思います。
 

 3年7組 

 私は、今回の紫峰祭が三年間の中で一番努力し一番楽しかったものとなりました。今回の紫峰祭のクラステーマは私が発案者であり動画を撮るものだったので編集を担当しました。早めに動画を撮る必要があったのですが、夏休みに集まらなかったせいで九月以降全員が大変になってしまいました。期末試験後みんなで撮影を開始し、その後は急いで作業をした一ヶ月でした。良心的な男子生徒達が「何か手伝うことがあったらいってね」と撮影に協力してくれたことがとても嬉しかったです。すでに編集を終えた動画を見せると、やる気を見せてなかった生徒も個人で動画を撮ってきてくれたことがさらに私のやる気を引き出しました。
 私は動画編集の他にクラス装飾も担当したのですが、私が早く指示して動かなかったので装飾のレイアウトも前日まで決まらず大変でした。三年間装飾を担当していたのですが早めに決めることが出来なかったところは非常に悔やまれます。装飾係の1人の子が週末に集まろうと誘ってくれてとても嬉しかったです 。その子達はいまいち紫峰祭に乗り気ではなかったのですが、最終的には自発的に動いてくれたので感動しました。
 紫峰祭当日は、シフトに入っていないにもかかわらずたくさんのクラスの仲間が呼び込みや受付を担当してくれて嬉しかったです。今回の紫峰祭はクラス全員と先生が参加し、クラス一丸となれて絆を深めることができた最高の行事となりました。このような体験を、これから先の紫峰祭やイベントでもできるように一致団結していきたいと思いました。

 

 3年8組 

  今回の紫峰祭は江戸取に入ってから3回目になるので、自分たちで全てを計画して行う事が出来き、当日もみんなで協力してできたので、とても充実していた二日間でした。私は今回ホームルーム委員長としてクラスをまとめる役割で、不慣れで大変な事もたくさんありました。でも私が困っている時に一緒になって手伝ってくれたクラスの友達がたくさんいました。みんな自分から積極的に動いてくれて他のクラスメイトとも連携をとる事ができました。私たちのクラスは科学実験だったので、班に分かれて発表内容を検討してきました。はじめはなかなか進まなかった準備も実験する内容が決まってからはみんなで積極的に話し合う事ができたのでどんどん進んでいきました。前日準備の日に教室の装飾をもうちょっと増やそうとがんばりました。これもみんなで話し合いながら協力してできたので無事に終わりました。
 リーダーとは自分たちだけで仕事をすればよいというわけではなく、如何にみんなで物事をすすめ、作り上げていく事かということが大事であるということを身をもって体験しました。自分勝手に指示しているだけではだめですし、指示を出してもちゃんとやってくれない事も多々あります。でもそんなときにでもしっかりと話し合う事で進めていく事ができるのだと思いました。


 


 

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