中等部2学年

紫峰祭に参加して 

2016.10.8〜9

江戸取の魅力を伝えた紫峰祭

 十月八日・九日に江戸取の一大イベントの紫峰祭が開催されました。僕達中等部二年生は江戸時代についての催しをしました。一組では日本列島の模型を作り、昔の地域名を旗で示していく、という発表をしました。そのほかには、江戸時代について豆知識や、今とは違った食事方法、食事などの調べた事を模造紙に書き、それを展示しました。僕が案内を担当したのは、輪投げです。三択のクイズ問題を出し、正しいと思った答えの記号に輪を投げるというものです。子供から大人まで様々な人たちが挑戦してくれました。中には、江戸取を受験するという人が何人もいて、楽しい学校生活や、授業の様子などの話をすることができました。僕達が一生懸命作って考えたものを、お客さんが楽しんでみてくれているのを見て、がんばってよかったなと心から思いました。
 僕が今年の紫峰祭で一番印象に残ったのは部活の出店で働く部員達の姿でした。雨が降ったりしてとても寒い中一生懸命食べ物を作っている部員達はかっこ良くて、受験生も励まされたと思います。今回の紫峰祭は、過去最高人数の来校者だったと聞いています。二年一組は四階の一番奥の教室だったのでちゃんと人が来てくれるか心配でしたが、かなりの人数を記録できました。来校者の方に恥じない発表をすることができたので、江戸取の魅力を伝えることができたのではないかと思います。来年もお客さんに楽しんでもらえるような工夫も考えて、がんばろうと思います。

 

クラスの絆が深まった紫峰祭 

 私は今回の紫峰祭でこのクラスでよかったと思ったことが二つあります。一つはクラスの協力です。二組は紫峰祭準備が他のクラスよりも遅れていて正直心配していました。しかし、二回目ということもあり、全員が作業を行うのも慣れておりスムーズに作業することができました。また、各班全員が協力し合っているのをよく見かけました。誰もが各班で自分の仕事を見つけて行動していました。誰一人としてサボっているクラスメイトはいませんでした。全員が主体的に行事したことで紫峰祭の準備が間に合うことができたのではないかと思います。今まで普段話さない子でも紫峰祭を通してクラスの絆は深まったと思います。
 二つ目は来場者の方々にクラスの研究発表で喜んでもらえたことです。二組の研究発表内容は主に「江戸の文化」についてでした。各班で特徴のある展示を行いました。私の班でも小学生が楽しんでくれたことがとても嬉しかったです。また、来校者の方々がクラスの展示を褒めてくださったときは「頑張ってきた甲斐があった」と思いました。
 私は今回の紫峰祭では、クラスが一体となって協力しあうこと、一人ひとり自分の役割に責任を持って行動すること、クラスに貢献することの大切さを知りました。私は初めて紫峰祭実行委員という重役を務めて不安でしたが、紫峰祭を終えて達成感やリーダーとしての責任、そしてリーダーである自覚を感じることができました。
 今年の紫峰祭で学んだことを来年に活かし、より素晴らしい展示をクラスで作り上げたいと思いました。残りクラスも半年を過ぎましたが、まだまだイベントはあります。これからもよりクラス全体の絆を深められるようにしたいです。 

 

スタンプラリーカードは受験生のお守りに 

 「煌〜輝く軌跡、我らの情熱〜」というテーマのもと、紫峰祭が行われました。今年の紫峰祭は、昨年よりも充実していて、とても濃いものになったと思います。クラスの催しと部活の発表、2つの紫峰祭を成功させるために、毎日遅くまで練習と準備を頑張りました。
 クラスの催しにはあまり参加が出来なかったものの、家でできる調べ物をして模造紙にまとめたり、前日準備で外の装飾を綺麗に仕上げることが出来ました。そして当日は、1日目に色々なことがあり、反省点もいくつかありましたが、2日目は納得のいく催しが できました。お客さんのニコニコした顔や、クイズを一生懸命考えてくださっている姿を見て、とても嬉しかったです。一人一人私たちが 心を込めてメッセージを書いたスタンプラリーカードを受験生がお守りとして受験のときなどに持っててくれたり、少しでも励みになってくれたりしたら嬉しいです。
 もう1つの紫峰祭、チアリーダー部の公演は、昨年所属していなかった私にとって初めてでした。直前のリハーサルで失敗してしまったところがあり、とても不安でした。大ホールでの公演は、オープンスクールに続き2回目でしたが、幕が開いた瞬間、オープンスクールの時よりも遥かに多い、沢山のお客さんを前にして、緊張で心臓がバクバクしてしまいましたが、笑顔だけは忘れずにと決めていたので、 次第に緊張がほぐれていきました。ミスやハプニングがいくつかありましたが、楽しく踊ることができました! 先輩へのサプライズも成功して、良かったです。
 「煌〜輝く軌跡、我らの情熱〜」というテーマの通り、輝く跡を残し、情熱を注ぐことができたと思います。紫峰祭を通して、様々な大切なことを学びました。 これからも、クラス、チアリーダー部の一員として頑張っていきたいと思います。紫峰祭も残り3回となりました。昨年よりも今年のほうが充実していたと感じたので、来年はもっとレベルアップ できるように頑張りたいと思います。
 最後に、仲間や家族、来て下さった方々、協力して下さった先生、そして指導して下さった先輩やコーチなど沢山の人に感謝の気持ちを表したいと思います。

 

装飾にもっと工夫を凝らしたい  

 今回の紫峰祭は2日ともあいにくの雨でした。しかし、僕たちはクラス全員で協力し合い、呼び込みや案内などをしました。それで、たくさんの来校者の方々に来ていただいたので、とても嬉しかったです。
 僕のクラスでは、中世がテーマで、基本的に平安、鎌倉、室町、戦国時代について調べました。クラスが4階にあって来校者があまり来ないのではないかと思ってました。しかし、工作やミニゲームなど楽しめ る企画を工夫し、印象に残るような装飾を多く作ったことで、階に関係なくたくさんの方々にお越しいただきました。2日間で千人以上の方にお越しいただけたのは、どのようにすればたくさんの方々に来ていただけて、楽しんでいただけるかを班やクラス全員で考えたからだと思います。装飾だけでなく僕たちは呼び込みにも力を入れました。戦国武将の顔出しパネルを作ったり、4階まで足を運んでいただけるように特徴のある掛け声で呼び込みをしました。クラス一丸となって考え、行動したのがこの結果につながったと思います。
 また、中学三年生や高等部を見たところ、特に装飾が僕のクラスに足りなかったと思いました。来校者の方は内容を何も知らないので、外見でどれだけ興味を持ってもらえるかが大事だと思いました。だから、来年は相手に興味を持ってもらえるような装飾をして、盛大な紫峰祭にしていきたいです。


 

「呼び込み」も大切なのが紫峰祭  

 僕は紫峰祭実行委員と班長と言う紫峰祭においてとても大事な役を二つ受け持つことになりました。今回の紫峰祭は中一に時に校外学習で行った、歴史 民俗博物館の中の展示物を基本として歴史について各クラス分けて調べることになりました。僕は紫峰祭と班長として何ができるかなと考えた時、まずみんなで具体的に何をやるのかを決めなければいけないと思いました。紫峰祭実行委員として少ししか仕事ができなかったけど、班長としては班員をしっかりまとめられて工作や模型も上手くできて いたと思っています。でも、頑張って作った物を見て欲しかったけれどもそんなにお客さんが来てくれなかったので少し残念でした。今回の紫峰祭の反省点はもっと呼び込みを積極的にすれば少しはお客さんが来てくれたのではないかと思いました。けれども、僕は紫峰祭とはみんなで協力して楽しく思い出に残せればいいと思ってたので、その面では成功しました。紫峰祭を終えてクラスメイトとの仲がさらに深まったと思います。


 

メリハリのある行動ができた紫峰祭 

  僕は、紫峰祭を通して、協力し合うことの大切さを学びました。何を展示するかというアイデアを出すことや、物を運んだりすることや、実際に展示を作成し、完成させることは一人では不可能です。勿論、作業スピードやアイデアの数は多数の方が有利になります。しかし、今回の紫峰祭で僕は周りに任せれば良いという考え方ではなく、個人個人が自分の仕事をみつけて協力的に準備していたと思います。だからこそ、今回の紫峰祭は成功したのだと思います。
 次に、「自制心」について考えました。紫峰祭というのは、いつもの学校生活とは違う生活リズムで過ごしたり、授業がなかったりと、非日常感があるもの です。だから、当たり前のことが当たり前にできなくなってしまう恐れもあります。しかし、紫峰祭当日を過ごしてみると、江戸取生として自制心を持ち、クラスや部活の発表など手伝いをするときはする、楽しむときはたのしむというように、メリハリのある行動がとれていたと思います。
 最後に、紫峰祭では自分の感情をコントロールすることや自分の立場を理解して振る舞いや姿勢を考える必要があります。紫峰祭は自分たちが入学を考えている方々やその家族の方々に江戸取はどのような学校かをアピールできる良い機会です。来年もさらに良いものになるように頑張りたいと思います。

 

来校者の方々に楽しんでもらえた紫峰祭   

  私は今年の紫峰祭で来校者の方に喜んでもらえるように頑張りたいと思っていました。中2では、歴博に社会科見学に行ったことを生かして歴博を各クラスで再現するということが決まっていました。私達のクラスでは近代について調べ、発表することになっていました。近代の中には来校者の多くでもある受験生にとって役に立つ情報があります。それを生かし、私は来校者の方々に8組の研究発表を見て良かったと思えるような発表をしたいと思っていました。実際に紫峰祭の初日になり、8組の研究発表では、当時の遊びを体験することができるコーナーを設けたり、当時の映像を再生したりするという工夫を凝らして発表をしました。私は8組の発表自体はとてもよく出来たと考えています。ですが、受付に人がいない時が多かったり、来てくれた人へのお土産がなかったりと、改善していきたいところも目立ちました。受付に人がいない時が多いということはその日のホームルームでも注意を受けました。
  翌日の2日目の紫峰祭では、受付に人がいないということはほとんどありませんでしたが、完璧とはいえませんでした。
  私はまだまだ紫峰祭はよりよくすることが出来ると感じています。来年から先はもっと来校者の方々に楽しんでもらえるような紫峰祭を作っていきたいと思います。

 

多くの仲間がリーダーになって

  今年の紫峰祭では僕たちのクラスは近代について展示することになりました。歴史というテーマは、内容がはっきり決まっていることなのでアレンジを加えにくく、また、体験のできるコーナーを作りにくいということが難点でした。そのため紫峰祭実行委員であった僕は、いかにお客さんの印象に残り、自分たちも楽しむことができる展示にするかを考えることがとても大切になりました。何度かトラブルもありましたが、最終的に今年の展示は成功させることができたと思います。その理由は、たくさんの人が積極的に動き、それぞれリーダーシップをとってくれたからです。例えば、僕や僕以外の紫峰祭実行委員が委員会の集まりや部活の準備などによりクラスの展示の準備に参加することができなかった時であっても、どの班も熱心に展示の準備を進めてくれました。また、教室の装飾、レイアウトについては、内容のほとんどのことを実行委員が決めてしまう予定でしたが、紫峰祭実行委員以外の人たちがたくさんのアイデアを出してくれたおかげで、実行委員だけで決めていた内容よりも遥かに良い装飾をすることができました。今年の紫峰祭ではこれらのように、たくさんが人が助けてくれたことが僕自身の大きな心の救いとなり、また、企画成功のカギとなったのだと思います。よって今年は助けられる側であった僕も来年はクラスのために積極的に動き、大成功の展示を作り上げたいと思います。

 

クラス活動と部活動との両立が難しかった紫峰祭

 私は教室でクラスのSHRと、シフトを確認しました。その後、先輩に呼ばれていた約束の時間が近づいてきていたので急いで大演習室へ向かいました。先輩方が明るく会話を交わしており、「いよいよ本番だ。」という気持ちが高まっていました。
 文化祭開始。私はどこまでできるかわからないが、とりあえず中学一年生の時よりは楽しもうと思いました。
 思えばこんな私も人並み未満といえども、よく頑張ったなと思いました。鉄道研究同好会の準備は夏休み前から始まっていました。夏休みの間、同好会の部誌「下総の国から」を黙々と書き進めていました。部誌の製本の時 、風邪をひいてしまい、先輩に迷惑をかけてしまいました。その後部誌が全て完成した時には、既に文化祭間近でした。その後、部室から大演習室へ運ぶのをがんばりました。
 その結果、何とか文化祭に間に合いました。自画自賛となってしまいますが、我ながら今回の部誌は頑張ったと思います。一方でクラスの方はあまりうまくいかなかったです。文化祭実行委員としてあるまじき言動となりますが、私のクラス 研究発表は崩壊し、団結の「だ」の字もありませんでした。これらはすべて私の努力とやる気が足りなかったからです。
 来年も私は部活動中心に活動するつもりですが、クラスのことも今回の経験を活かし 、係に所属しなくてもリーダーと同じくらい頑張りたいです。