江戸取の魅力を伝えた紫峰祭 |
十月八日・九日に江戸取の一大イベントの紫峰祭が開催されました。僕達中等部二年生は江戸時代についての催しをしました。一組では日本列島の模型を作り、昔の地域名を旗で示していく、という発表をしました。そのほかには、江戸時代について豆知識や、今とは違った食事方法、食事などの調べた事を模造紙に書き、それを展示しました。僕が案内を担当したのは、輪投げです。三択のクイズ問題を出し、正しいと思った答えの記号に輪を投げるというものです。子供から大人まで様々な人たちが挑戦してくれました。中には、江戸取を受験するという人が何人もいて、楽しい学校生活や、授業の様子などの話をすることができました。僕達が一生懸命作って考えたものを、お客さんが楽しんでみてくれているのを見て、がんばってよかったなと心から思いました。 |
クラスの絆が深まった紫峰祭 |
私は今回の紫峰祭でこのクラスでよかったと思ったことが二つあります。一つはクラスの協力です。二組は紫峰祭準備が他のクラスよりも遅れていて正直心配していました。しかし、二回目ということもあり、全員が作業を行うのも慣れておりスムーズに作業することができました。また、各班全員が協力し合っているのをよく見かけました。誰もが各班で自分の仕事を見つけて行動していました。誰一人としてサボっているクラスメイトはいませんでした。全員が主体的に行事したことで紫峰祭の準備が間に合うことができたのではないかと思います。今まで普段話さない子でも紫峰祭を通してクラスの絆は深まったと思います。 |
スタンプラリーカードは受験生のお守りに |
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装飾にもっと工夫を凝らしたい |
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「呼び込み」も大切なのが紫峰祭 |
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メリハリのある行動ができた紫峰祭 |
僕は、紫峰祭を通して、協力し合うことの大切さを学びました。何を展示するかというアイデアを出すことや、物を運んだりすることや、実際に展示を作成し、完成させることは一人では不可能です。勿論、作業スピードやアイデアの数は多数の方が有利になります。しかし、今回の紫峰祭で僕は周りに任せれば良いという考え方ではなく、個人個人が自分の仕事をみつけて協力的に準備していたと思います。だからこそ、今回の紫峰祭は成功したのだと思います。
次に、「自制心」について考えました。紫峰祭というのは、いつもの学校生活とは違う生活リズムで過ごしたり、授業がなかったりと、非日常感があるもの です。だから、当たり前のことが当たり前にできなくなってしまう恐れもあります。しかし、紫峰祭当日を過ごしてみると、江戸取生として自制心を持ち、クラスや部活の発表など手伝いをするときはする、楽しむときはたのしむというように、メリハリのある行動がとれていたと思います。 最後に、紫峰祭では自分の感情をコントロールすることや自分の立場を理解して振る舞いや姿勢を考える必要があります。紫峰祭は自分たちが入学を考えている方々やその家族の方々に江戸取はどのような学校かをアピールできる良い機会です。来年もさらに良いものになるように頑張りたいと思います。 |
来校者の方々に楽しんでもらえた紫峰祭 |
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多くの仲間がリーダーになって |
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クラス活動と部活動との両立が難しかった紫峰祭 |
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