1組 クラスの絆と諦めない気持ちの大切さ |
体育祭実行委員になった私は、去年に負けないくらい盛り上がる体育祭にしたいと思っていました。最初は自分に実行委員が務まるのか不安でしたが、クラスメートがクラスTシャツのデザインを考えてくれたり、ロープジャンピングの練習のために選手の人に声をかけ
てくれたりして私を助けてくれました。ひとつの目標に向かって多くの人が協力してくれたおかげで体育祭が成功し、クラスの絆も深まりました。 |
1組 「これが江戸取生なのだ!」と叫びたい |
競技種目が多く、勝つことのうれしさ、負けることの悔しさを味わった体育祭でした。やはり、しっかり練習をしていたから、本番での勝敗が大きな関心事になったのでしょう。けれども勝っても負けても、精一杯がんばったのだという満足感は変わりません。全力で取り組めば結果がどうであろうと悔いはないのです。「もっと練習しておけばよかった」とか、「あのときこうすればよかった」とかいう言葉は日常の生活の中でも、できるだけ使わないようにしたいものです。 体育祭で一番印象的だったのは、「四色対抗応援合戦」でした。どの組も趣向を凝らした応援を披露し、実に迫力がありました。ダンスも統一感、一体感があり、感動しました。これだけすばらしい演技ができるようになるためには、どれだけ練習してきたか。高等部の応援団員の先輩方は休日も登校して練習していたと聞きました。体育祭に賭ける情熱は中等部の私達には想像もつかないほど熱いものなのでしょう。私達も高等部生になれば、そのようになるのでしょうか。それを考えると早く高校生になりたい気持ちになってきます。 表彰式の時、1位になった黄組の団長、副団長の先輩が優勝旗を高く掲げて、目を潤ませてていた姿が忘れられません。何事にも真剣で、純粋であればこそ、燃えることができるのです。「これが江戸取生なのだ」と胸を張っていえることを、本当に誇らしく感じます。この伝統を私達も継承していかなければならないということを実感した体育祭でした。 |
2組 クラスの団結力を実感できた体育祭 |
私は今年も体育祭実行委員になり、クラスの団結力が高まるように努力しました。2組の団結力が発揮されたのは、ロープジャンピングです。練習の時は、1組に圧倒的な回数の差をつけられ、いつも20回、30回と少ない回数でした。しかし、放課後にもメンバーで練習し、体育の時間外でも努力した結果、2組が学年1位になることができました。 |
2組 ヤル気と努力の量で結果は決まる |
体育祭を通じて考えたことが3つあります。まず1つ目は、仲間と協力して一生懸命に取り組むことの大切さです。たとえば騎馬戦は騎馬を組んでいる4人の動きがバラバラだと騎馬が崩れてしまいます。トルネードも四人が走る速さや棒を飛ぶタイミングがずれたり、サイドの二人が他の人たちの足の下に棒を通しタイミングがずれるといい結果にはなりません。ロープジャンピングも縄を回す人と縄を跳ぶ人たちとのタイミングがずれると、よい記録は出ません。本番でいい成績を残すには、練習の時から仲間と協力して一生懸命に取り組まなければならないのです。 2つ目は、事前に今後の計画をしっかり立てて物事は行うべきだということです。それは、騎馬戦の場合は、大将騎馬を移動させるかさせないか、どういう動きをして相手の大将騎馬に接近するかなど、敵の動きも想定しつつ、作戦を練ることが勝利への道なのだとわかりました。こうした「相手」との駆け引きは、スポーツ競技や「勝負事」に限らず、日々のいろいろな場面において活用できるはずです。 ロープジャンピングでは、参加者全員が心を一つにしていい記録を出そうと一致団結したからこそ、1位になることができたのです。自分が取り組んだことの結果は、その場でのヤル気とこれまでの努力の量で決まるものだということを実感できた体育祭でした。 |
3組 時間と友情 |
体育祭実行委員を経験し、大きく2つのことを再認識しました。 一つ目は、時間を守ることの大切さです。 これは、入学して間もないころの研修旅行のときに学んだことです。集団行動をするとき1人が1分遅れると、クラス40人いた場合、1分×40人=40分で40分の無駄な時間が生まれます。体育祭ではその時間がそのまま点数に加算されました。3組は入場門や校舎から遠かったこともあり、開会式の集合には他クラスより遅れをとっていました。しかし、閉会式では迅速にかつ正確に動くことができました。そうやってみんなが一つのことに向かっているのがとてもうれしく思いました。 二つ目はともだちについてです。 私は友達同士で切磋琢磨し合い、そして協力し合うことが体育祭の目的だと思います。白組は応援賞が2位でしたが、3組は自分がその競技に出ていないときでも声がかれるほど応援していました。 体育祭によってともだちとの交友を深められ、とてもよい信頼関係が生まれました。遠藤先生がおっしゃっていた、新友→親友→信友→真友→心友に変わりつつあると思います。友人関係はこれからも変わり続けるでしょう。 体育祭では白組は第3位でしたが、私たちはできる限り体育祭に向かって全力投球できました。帰りのSHRの時間ではみんなとても疲れていて、寝ていた人もいました。でも終わった時のみんなの顔が、疲れているのに、いきいきとしていて、やりきった表情でした。自分にとっても、みんなにとっても成長できた体育祭でした。体育祭を最後まで見守ってくださった先生方や両親にも感謝したいと思います。 |
3組 高等部の先輩に負けない応援を |
今回の体育祭では達成できたことや自分自身成長したと感じるところが多くありました。 1つ目は団結力です。昨年の体育祭では、中学に入学したばかりで落ち着かないところが沢山あり、流れについていく ことで精一杯でしたが、今年の体育祭は、クラスで団結して物事を行うことができ、僕にとってもとてもよい体育祭になりました。来年は中等部最後の体育祭なので、今の気持ちを忘れず、さらによい体育祭にしたいです。 2つ目は高等部の応援合戦です。今年はゆっくり応援を見ることができ、特に皆のダンスが一気にそろった時は凄くカッコよくて、感動しました。練習も大変だったと思います。僕も高校生になったら皆で団結して素晴しい応援を披露したいです。今から楽しみの一つです。 3つ目は洋服作りです。皆で土手に行き服にスプレーをしたり裏面には皆でメッセージを書いたりして一時間があっという間にたってしまいました。これをこういう事前準備にもさらに力を入れ、来年はさらに中身の濃い体育祭にしたいと思います。 |
4組 トルネードもロープジャンピングも団結力 |
今回、体育祭実行委員という責任ある仕事をさせていただきました。最初はまだ慣れていない新しいクラスで、大丈夫かなという、不安が多くありましたが、クラスのみんなの協力があり、不安が楽しさに変わり、楽しく実行委員の仕事することができました。 |
4組 次こそ計画的に事前準備を |
去年は初めての体育祭だったために、「なんとなく競技などで頑張ればいいかな。」という軽い気持ちで体育祭に臨んでいました。しかし、
先輩、特に高校3年生の体育祭に対する気合いの入れ方のすごさを知った今年の体育祭は、自分が出る競技には常に全力投球で練習しました。 ロープジャンピングでは練習での回数が最高71回、中2全体では2位という結果で、本番でもし80回跳べれば1位が狙えるぞ!といったムードがありましたが、実際はロープジャンピングの選手メンバーが揃って練習する機会がほとんどないままに本番を迎えてしまい、結果は59回と、練習時の最高記録より12回も低い結果になってしまい、残念でした。1位がとれる可能性が少しでもあるのならば、できる限り努力をして、「1位を必ずとる!」というくらい練習をすべきだったと思います。 もう一つ体育祭で思い出に残っているのは騎馬戦です。結局、相手チームの騎馬を1騎でも倒せませんでしたが、決勝戦では直前に作戦を練ったおかげか、自分のクラスメートの騎馬が、相手チームの大将の騎馬を倒し、中等部の騎馬戦は白組が1位をとることができ、誇らしく思いました。また、綱引きでも白組は1位をとることができました。 最後に、来年は改善しようと思ったところは、Tシャツのデザインを体育祭前日まで決められなかったことです。体育祭実行委員の私が、1週間くらい前にクラスで「一旦話し合おう」と提案しておけば、あれほど直前でアタフタすることはなかったはずです。来年は早い時期から準備を進めたいと思います。 |
5組 心を一つに全力を尽くす |
今回の体育祭で心に残ったことが二つあります。 |
5組 高等部の先輩達に負けないように |
今年は江戸取での二度目の体育祭。結果は、黄色組が応援でも競技の得点でも1位でした。我が青組は、応援も競技の得点も4位で残念でしたが、すべての色がとても素晴らしい応援をし、校長先生も、「すべての組が、それぞれ素晴らしく、順位をつけがたい」と仰っていました。僕もその通りだと思います。体育祭の応援は、高等部の人たちが率先して練習、呼びかけをして、毎年とても素晴らしい応援合戦が繰り広げられます。その他の競技も、高等部生は、中等部生以上に熱が入っていて、それが熱気に満ちた迫力となって現れていました。特に騎馬戦は一番すごい迫力で圧倒されました。 体育祭の準備ではクラスTシャツを作り、文字をプリントしたり、寄せ書きをしたりして、クラス全員まとまった一体感のある雰囲気を感じることができました。ロープジャンピングでは、最高記録は出なかったものの、みんなが心を一つにして跳んでいること実感することができました。 今回の体育祭で一番印象的だったのは高校生のすごさです。今回の体育祭でも、高校生のパフォーマンスは、あらゆる面で僕たちを上回っていました。僕もいつか、先輩方のような姿を後輩に見せられるように頑張りたいと思います。 |
6組 笑顔が一番 |
体育祭でクラスの人とも他クラスの人とも会話が増えました。各クラスごとに作るクラスTシャツではデザインがなかなか決まらず、作り始めたのもギリギリで、体育祭に間に合わないのではないかと心配でした。しかし放課後にTシャツを作る時は協力し合い、スムーズに作業は進み、とてもよいいものが完成しました。Tシャツには友達や他クラスの人から寄せ書きを書いてもらい、その時に今まで以上に会話をすることができました。 体育祭当日はみんな一生懸命に競技し、またニコニコしていました。やはり笑顔が1番だなと思いました。競技をしても、いつも勝てるわけではなく、よい結果を出せないこともありますが、結果は笑顔には勝てないと思います。実際私たちは競技であまりよい結果を出せませんでしたが、友達がニコニコしていたから、負けても次は頑張ろうという気になりました。 さらに心に残っているものは応援です。特に高校3年生が体育祭の応援にすごく情熱をかけていて、かっこいいなと思い、憧れました。私も高校生になったらそんな人になりたいです。どの組の応援も様々な工夫があり、体育祭への想いの結晶のようでした。 |
6組 クラスに貢献したい |
体育祭を通じて自分自身、成長した感じるところが沢山あります。 まず、体育祭実行委員としての自覚をきちんともって行動できたことです。僕は江戸取に入学してからクラスの代表になったことはなく、自分がクラスの皆をしっかりリードできるか、はじめは少し不安でした。中1の頃は周りの人に迷惑ばかりかけていて自分がクラスをまとめることなど絶対にできませんでした。しかし、2年生になり、後輩もでき、先輩としての自覚が芽生え、自分もクラスに貢献したいと思い、実行委員になりました。最初はなかなか皆も僕についてきてくれませんでしたが、友達のサポートもあり、何とかその務めを果たすことができました。この経験をこれからの学校行事につなげていきたいと思います。 次にロープジャンピングで学んだことについて。僕は今年もロープジャンピングに参加しました。ロープジャンピングはいかに心を1つにできるかが勝負の鍵になります。僕たち6組は練習では1位でしたが、本番では4位という結果に終わってしまいました。練習をあまりしなかったからではなく、皆で掛け声をかけたり、ひっかかった時に励ましの言葉をかけたりしなかったのが、あまり良い結果を出せなかった原因だと思います。順位がすべてだとは思いませんが、この反省点を改善し、紫峰祭の研究発表 や来年度の体育祭につなげたいと思います。 |
7組 勝利することへの情熱を持ち続けたい |
私は体育祭に参加して、深く思い出に残る出来事が4つありました。 |
7組 一人の「本気度」は必ず仲間に伝わっていく
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僕は体育祭を通してたくさんのことを学びました。その中で深く心に残ったことがあります。 まず一つ目に、「団結力」です。僕は、いろいろな学年の様々な競技を見ましたが、勝利している方のチームはものすごく「団結」していると思います。しかし、それは競技の時だけの「団結」ではなく、競技が終わった後にもみんなで喜びをわかちあったり、敗北を反省して次の試合の力に変えているように僕は見えました。すべての色が低いレベルで争っているのではなく、互いが互いの力になって、ハイレベルな体育祭になっているんだなと感じました。この団結力の大切さを、この体育祭で身をもって体験できたと思います。 二つ目は、この体育祭に力を注ぐ本気度です。今回の体育祭は、すごく本気になって競技することができたと思います。 そして感じたことは、「本気度は広がっていく」ということです。最初は、体育の授業の延長くらいに考えていたのですが、いざ応援の練習を高校生も含めて黄色組全体で行うと、団長さんをはじめ高校生がどれだけこの体育祭という行事に熱い思いをかけているのかが伝わってきました。その後の体育の授業でも、練習するたびに力が入っていくことを実感することができました。これは僕だけでなく、みんな感じることができたものではないかと思います。また、生徒だけでなく先生もこの熱い思いを感じることができたかもしれません。逆に考えてみると、団長さんしかやる気がなければ、多の生徒にも気持ちは広がらないし、先生にも伝わりません。ただぐだぐだしただけで終わってしまっていたかもしれません。練習の時には、多少口論のようになったこともあったかもしれません。しかし、それはみんなが本気になっている一つの証拠だと思います。 この体育祭で学んだ二つのことは、これからも大きく心の支えになるものだと思います。そして、今回団長さんの格好良い姿に憧れ、僕も団長になりたいと固く心に決めました。 優勝だけでない、何か他の喜びを得たような気が僕にはしました。 |
8組 集団における自分の存在価値を発見 |
運動が得意でない私にとって、体育祭はこれまでは退屈なものでした。自分がいたチームが優勝しても、何一つ貢献していなかった私には、恥をかいた記憶しか残っていません。今年の体育祭もそのような気持ちで最初は臨んでいました。足も速くないのに、クラスメートの推薦で短距離走のメンバーに選ばれてしまい、「ビリでなければいい」が目標ともいえました。 |
8組 机の前に飾られた応援Tシャツ |
天候が心配された今年度の体育祭。私たちは少しぬかるんだグラウンドで開会式を迎えました。とても緊張して「黄色組は優勝できるかな。もしかしたら最下位になるかも?」と、最初はマイナスな考えしか浮かびませんでした。しかし競技が始まると、そんな考えは何処かへ吹き飛び、四色各チームの「絶対に優勝したい!」という強い気持ちだけがヒシヒシと伝わってきました。どの競技にも全力で応援する―それだけのことなのに、それぞれのチームが一丸となっている姿を見て心を打たれました。 どの競技もとても素晴らしかったのですが、私が最も素晴らしいと思った競技は「四色対抗応援披露」、「四色対抗リレー」に「クラス対抗リレー」でした。「四色対抗応援合戦」は、各組の個性あふれる応援となっていました。特に高等部の先輩方の身体を目一杯に使って応援している姿がとても心に響きました。体育祭を締めくくるクラス対抗リレーでは皆声を枯らして応援しました。自分たちのチームの色の選手が1位になると歓声を上げて喜び、抜かされてしまっても、応援する声はあちこちから聞こえてきました。 結果は黄色組が応援賞・総合優勝を手にしました。しかし、今回はどのチームが1位になってもおかしくありませんでした。2位の赤組との差はたったの5点しかありませんでした。私が今まで経験してきた運動会・体育祭の中で、最も白熱した戦いとなりました。 今回の体育祭によって、部活やクラスの絆が強くなった気がします。皆のイラストやメッセージが書かれたゴールデンイエローの応援Tシャツは机の前に飾ってあります。辛い時や苦しい時、これを見れば何でもできてしまうような…そんな気持ちになるのです。 中学2年生での次の行事は6月14日〜16日に実施される体験学習です。それが素晴らしいものになるよう、残りの約2週間、自ら積極的に事前学習を進めると共に、励まし合える友達をもっと増やしたいと思います。 |