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イトロ・チェコ少女合唱団の演奏会をお聴きして



 

天使の歌声

 私は今回、イトロ・チェコ少女合唱団の演奏を聴いて、天使のような歌声でとても感動しました。「ジングル・ベル」と「花は咲く」という曲が心に残っています。
 私は合唱部に所属しています。そして、私も「花は咲く」という曲を歌ったことがありますが、最後のサビの高音がなかなか綺麗な歌声で歌うことができませんでした。しかし、合唱団の演奏の声や透き通っていて、言葉もはっきりと発音していてすごいと思いました。
 
私は外国語の歌を歌った時に発音が少しあやふやになってしまっていました。ですから、彼女たちが日本語の歌をとても上手に歌っているのを聞いて、かなりの努力をしていることがとても伝わってきました。また、パート毎の声の質が透き通るような歌声でそろっていて、さすがだと思いました。
 私は今回の経験を生かして、自分の歌を歌う技術を少しずつ上げていくように努力をして、上手くなりたいと思いました。これからも頑張ろうと思います。

 

諦めずに努力を続けること

 私は今回イトロ・チェコ少女合唱団の合唱を聴いて、私たちには簡単に出せないような美しい歌声に感動したと同時に、私とあまり年齢の変わらない少女達が世界で活躍しているということが素晴らしいと思いました。
 イトロ・チェコ少女合唱団には13歳から18歳までの子がいるそうです。今回の合唱を聴いて、自分達と同じ年齢の子供達でも、大人の聴衆を感動させることができるということが分かりました。
 
また、彼女たちはあのような素晴らしい歌声を響かせるために、たくさんの努力をしてきたと思います。もちろん最初から完璧ではないでしょうし、失敗することもあったと思います。それでも諦めずに、コツコツと努力を続けてきたからこそ、人々を感動させる合唱ができるのだと思います。私は自分が最初に目標としていたことを達成すると、そこで努力をやめてしまうことがあります。ですが彼女たちは、一度のコンサートで非常に良い評価をされても、また次回のために努力して、前以上に良くしようとしていると思うので、自分もそうできるようにしたいと思いました。
 私は今回のイトロ・チェコ少女合唱団の合唱を聴いて、歌声に感動したということだけでなく、学ぶことがたくさんありました。彼女たちの姿を見て、私はこれから人に見られても恥ずかしくないような努力ができるようにしたいと思いました。

 

鳥肌の立った合唱

 私は、今回の演奏を聴いている間に、何回も鳥肌が立ちました。なぜなら、声が透明感がありながら芯もあり、その声質がとてもきれいに揃っていたからです。私は合唱部に入っていて、パートはソプラノです。ソプラノは高い音を出すことが多いパートです。私が目指してきた声は透明感のある澄んだ歌声です。しかし、今回この合唱を聴いて、芯のある格好良い声にも憧れるようになりました。これからはいろいろな声質できれいに歌えるように練習していきたいと思います。
 今回の曲の中の「もろびとこぞりて」「ジングル・ベル」「花は咲く」の三曲は合唱部で歌ったことのある曲です。ですから、聴いていてとても楽しかったし、興奮しました。
特に「花は咲く」は日本語の歌だったので、日本語で歌うのか、それとも英語に訳した歌詞で歌うのかとても気になっていました。そして、日本語の歌詞で歌が始まった時には、日本語の歌詞を覚えてくれたことが嬉しく、感激しました。日本語の発音は聞き取りやすく、上手で驚きました。私は何曲か日本語以外の曲を合唱したことがあります。しかし、曖昧な発音で歌ってしまっていることもあったので、しっかり発音を覚えて歌おうと改めて思いました。
 また、顔の表情を真似しようと思いました。近くで見ることができず残念でしたが、三階席からでも顔の動きが見えるくらい表情を豊かにしていることが分かりました。今回の演奏会を参考にして、これからも楽しく合唱を続けていきたいです。

人を惹きつける力

 僕は、イトロチェコ少女合唱団の演奏を聴いてとても印象に残ったことがあります。
 一つ目は歌っている方たちが僕たちの席の近くに来て歌ってくださったことです。ステージから降りた時に「どうしたのだろう?」と思いました。そして僕の近くで止まり、ここで歌うということに気付いた時はすごくわくわくしました。そして歌っている時に、後ろの方の席の近くに行ったのがアルトなどの低い声で歌っている方たちで、前の方に行ったのはソプラノなどの高い声で歌っている方たちに分かれているということに気づきました。僕は後ろの席にいて特に低い声が聴こえていて声の迫力が凄かったです。二つの音が混ざり合った時の音は言葉に出来ないほど美しく、綺麗でした。
 二つ目は日本語がお上手だということです。
挨拶の時に日本語で話していてとてもびっくりしました。挨拶も決して短いわけではなかったので、本当に僕たちのために日本語を覚えたのだと思いました。そして、「花は咲く」や「ホタル」などの日本の歌も歌っていてとても感動しました。歌っている途中に僕も一緒に歌いたくなってしまいました。それほどイトロチェコ少女合唱団の合唱には、「人を惹きつける何か」があるのだと思いました。何日前から練習していたかはわかりませんが、僕だったらすごい時間がかかってしまうと思います。あれだけ完璧に仕上げたのにはすごい努力をしたのだろうと思いました。
 三つ目はその歌声です。これまで数々の試練を突破した35名だけがプロとしてステージに立つことが出来ます。そしてその35人からなる歌声は、CDやDVDで聴いたものよりもはるかに人を魅了するものでした。だからコンクールで16回もの優勝と1回の準優勝を掴み取ることができたのだと思います。僕は初めて歌っている本人たちを目の前にしながら歌を聴くことができとても嬉しかったです。また機会があればイトロチェコ少女合唱団の演奏会を聴きに行きたいです。

世界に通用する人材

 私は、今回のコンサートに参加して、考えたことがあります。
 一つ目は、彼女たちはどれだけの努力をして、これほどまでに完成度の高い合唱をつくりあげているのだろうかということです。メンバーの中には私達と同じくらいの年齢の女の子もいると聞きました。私は私立の中学校に通っているとは言っても、彼女たちのように世界に誇れるようなことは何一つないし、同じ年齢だというのに彼女たちのように将来を見据え、自分の能力をより良いものにしていく努力をしているとはいいがたいと気付きました。
これからは私も世界に通用する人材になることを目指して努力していきたいです。
 二つ目は、美しい音楽に触れることは、とても大切なことなのだということです。
今回のコンサートで、私はとても久しぶりに音楽で感動しました。このように音楽だけでなく、レベルの高い芸術性にあふれるものに触れる機会のあるこの学校に通えていることのありがたさをあらためて感じました。この環境を最大限活かしていくための努力を忘れないようにしていきたいと思いました。そしていつか、私も彼女たちのように、自分の能力で世界を相手にすることができるような人になりたいと、今回のコンサートをお聴きして、思うことが出来ました。


心に残る素晴らしいコンサート

 今日、イトロ・チェコ少女合唱団コンサートを鑑賞しました。12月でクリスマスに近いということで、クリスマスの名曲を5曲歌われ、知っている歌が多く、ワクワクした気持ちで聴いていました。他にもチェコの名曲を何曲か聴くことができて、楽しかったです。指揮者に合わせて少女合唱団の方たちが、強弱や高低をつけながら歌ったり、ピアノの伴奏者も強弱をつけて弾いていたので、聞きやすくてとても感動しました。外国の方々であるにもかかわらず、日本語でいくつか歌を歌ってくださったり、あいさつを日本語で話してくれたりして、それぞれの国に合わせるためにたくさん練習したのだということが伝わってきて、とても感動しました。他にもたくさんの演出があり、とても感動しました。一人一人が散らばったり、二人でペアになったり、花を持って歌うなど、さまざまな演出がありました。一人の方が前でソロで歌い、それに合わせて周りの方々が歌うところはとても圧倒されました。私より5つくらい年上であるだけなのに、歌が上手すぎて、我を忘れるくらいに歌声に集中して聞いていたため、時間があっという間に過ぎてしまいました。
 
澄み切った歌声と、流れるようなピアノの調べに魅了されました。本当に聴き応えのある、心に残る素晴らしいコンサートでした。


一体感

 今回の演奏をお聴きする前に、私はイトロチェコ少女合唱団について調べました。イトロチェコ少女合唱団は1973年にボヘミアの古都フラデツ・クラーローベーに設立されました。ここでは、四つの予備課程があり、のべ500名の生徒が学び合い、その中から選抜された35名がプロとしてステージに立つことが出来るそうです。そのため、今回すてきな歌声を聞かせて頂いた方々は選ばれた人達だということがわかりました。合唱を生で聴いて、感じたことは二つありました。
 
一つ目は指揮とピアノと歌の「一体感」があったことです。大人数での合唱は合わせることがとても難しく、バラバラでまとまりがなくなってしまいがちですが、イトロチェコ少女合唱団の演奏は息がぴったりと合っていました。たくさんの練習のたまものなのだろうと感心しただけでなく、ここから私も集団生活する際はもっと協調性を持てるようにしようと、改めて感じました。
 二つ目はどれだけ音楽を楽しむかということです。私は昔から音楽を聴くと、縛られた気持ちから解放されたような気分になり、気持ちがすっきりする経験がたくさんありました。今回の演奏会でもイトロチェコ少女合唱団の方々はとても楽しそうに歌うので、なんだか私も楽しい気分になりました。やはり、音楽には凄い力があるのだと感じる良い機会になりました。

人々に感動を与えられる歌

 最初の歌は、ステージだけでなく、私たちの後ろにも合唱団の方が立って歌ってくれました。後ろから歌ってもらったのは初めてで、驚きましたし、頭に響いてくる感覚がとても新鮮でした。
 三曲目は「ホワイト・クリスマス」で、とにかくハーモニーが美しく、このような正式な合唱を初めて聴く私でも、音楽の素晴らしさが身に染みて感じられました。「もろびとこぞりて」では、ソプラノとアルトの相性がとても合っていて、ソプラノが一気に高音に上がる時の歌声がとてもきれいで、それに伴ってアルトの響きも、ソプラノを支えている感じがして、とても心地よかったです。
 「ジングル・ベル」は小さな頃から聞いてきた曲ですが、鈴の音などの効果音も歌で表現されていて、とても工夫されていると思いました。「ジングル・ベル」という歌詞の部分がとても明るく歌われていて、クリスマスが近いことを感じました。
 一番印象に残ったのは「ハレルヤ」という曲です。この歌の時、私たち江戸取生の周りを囲んで歌ってくれました。メインで歌っていた人の歌声がとても美しく、周りの人の声がまるでBGMの役割を果たすかのように感じられました。楽器も使っていないのにも関わらず、歌声だけで曲の伴奏を表現できることに驚きました。「ハレルヤ」という声が段々重なっていく所もとてもきれいでした。
 
一番印象に残ったのは「ハレルヤ」でしたが、やはり日本人として嬉しかったのが、日本の歌を歌ってくれたことです。その中でも「花は咲く」がとてもよかったと思いました。特にさびの部分は、日本人とはまた違った歌い方で、分かれたパート同士のハーモニーも美しく、魅了されました。
 
今回の合唱を聴いて、人々に感動を与えられる歌はとても素晴らしいなと思いました。

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