可能性は無限大
昔から音楽が好きで弦楽同好会にも所属している僕は、今回の講話をいつも以上に楽しみにしていました。
講話をお聴きしていてすごく努力されたのだと感じました。また、自分の目が不自由なことをハンデでないように語っておられたことに驚きました。目が不自由でもできることはある、ということを教えてくださいました。まさに、「可能性は無限大」であることを証明してくださいました。
オーケストラのヴァイオリンは何度か聞いたことがあるけれど、ソロのヴァイオリンは初めて聞きました。その音色の存在感に圧倒されました。とても感動しました。それに、ヴァイオリンをまるで体の一部のように演奏されているように見えました。すごく努力されたことが伝わってきました。
ハンディキャップがありながら、その分野で成功をおさめていらっしゃる川畠成道先生のお話やパフォーマンスを拝聴し、僕達はもっと頑張らなければならないと実感しました。「少しずつではあるが、コツコツ練習すれば、必ず上達する」とおっしゃっていました。この成功の秘訣は、僕にでも当てはまることです。目標に向かって、これからも夢が叶うよう努力を続けていこうと思います。かけがえのないものに巡り会えているかどうかはわからないけれど、努力していればきっと巡り会えると信じて頑張っていきたいです。
あきらめないことの大切さ
今回講演会に来てくださった川畠先生は、幼少期に視覚障害を負ってしまい、大変な思いをされたそうです。僕はもし自分がその状況になったら絶望し、何もやる気がしなくなってしまうと思います。しかし、そんな中でも自分にできる事を考え、常に前向きにとらえようとなさっていることは素晴らしいと思います。
僕は、川畠先生の講演会で「あきらめないことの大切さ」を学びました。大好きなバイオリンでも、時には嫌になったり、投げ出したくなったりすることがしばしばあったそうです。しかし、そんな時でも弾くことだけはやめなかったそうです。僕も英語や数学を一生懸命学んでいますが、たまにやらなかったりすると内容を忘れてしまったり、小テストの結果が悪かったりします。川畠先生は「少しずつでいいから、毎日続けることが大切だ」とおっしゃっていました。だから、将来「今まで学び続けてきて良かった」と言える日まで、あきらめずに努力していきたいと思います。そして学校生活を少しでもよりよいものにしていけるように頑張ります。
川畠先生、素敵なバイオリンの演奏とお話をありがとうございました。
不可能なことを無くす努力
川畠成道先生は、小さい頃に視覚障害を負い、ヴァイオリンと出会いました。私が川畠成道先生のお話をお聴きして感じたことは、身体に障害を負っている人もそうでない人も皆同じということです。身体に障害を負っていると他の人とは違うと思いがちですが、目が見えないから何も出来ないというわけではありません。不自由がある分、多くの困難を乗り越えるため、たくさんの努力をしてきているのだと思いました。
また、努力することの大切さも知りました。川畠成道先生は、視覚障害を負っていますが、諦めてしまうのではなく、ヴァイオリンという道に専念し、とても努力しています。目が見えないということですべてを諦めてしまうのではなく、努力することが大切だと思いました。一つのことが出来ないからといって、すべてのことが出来ないわけではありません。努力することで不可能なことなど無くなると思いました。
私も、これからは不可能と思ったことでも諦めずに努力し、頑張っていきたいと思います。また、障害を負った人を特別な目で見るのではなく、障害を負っていようが負っていまいが、皆同じという目で見られるようにしていきたいと思いました。
夢をかなえるために
私は、6月29日に川畠成道先生の講演会をお聞きしました。先生は視覚障害になってしまった頃からヴァイオリンを始められ、音楽の勉強をするために英国王立音楽院に留学され、そこでスペシャル・アーティスト・ステイタスの称号を授与されました。その後もヴァイオリニストとして世界的な活躍を続けられています。
もし、私が視覚障害を負ってしまったとしたら、きっと絶望的になって何もかも投げ出したくなってしまったと思います。でも、先生は希望を捨てずに、しっかりと前を向いてヴァイオリンを始められました。とても勇気のいることだったと思います。ヴァイオリンを演奏することはただでさえ大変なのに、先生は視覚障害を持ちながら、ここまで活躍されているのは、毎日毎日人並み外れた努力を続けてこられたからだと思います。私は、才能がないと、夢を叶えることはできないと思っていましたが、たとえどんな障害があったとしても、あきらめずに一生懸命努力すれば、いつか夢は叶うのだということがわかり、とても勇気づけられました。
先生はヴァイオリンを頑張っておられるので、私は何かできることはないかと考えて、夢を叶えるための勉強を頑張ろうと思いました。毎日、授業の予習、復習をきちんとやって、わからない問題はわかるまで解いて、授業の内容を完璧にできるようになりたいです。また、クラスでお互いに高め合うようなことをして、仲間で協力、助け合いをしていきたいです。先生のお話をお聞きした後に、先生の演奏を聞かせて頂いたので、先生が苦労されながらも一生懸命頑張ってこられたことが、一つ一つの音色に乗って伝わってきて、とても感動しました。
自分の将来に向かうための強い志
私は川畠先生の講演会に参加して、二つのことを学びました。
一つ目は、あきらめないでやれば必ず何事も出来るようになるということです。川畠先生は、幼いころに視覚障害を負ってしまいましたが、そこで暗くならずに、自分なりにヴァイオリンの道に進んでいったことがすごいと思いました。私がもし川畠さんのように障害を負ってしまったら、多分何もかもあきらめてしまうと思います。でも、これは自分でもよくないことだと思っていたので、川畠先生の姿を見習いたいと思います。
二つ目は、自分の将来に向かっていくための強い志です。私の夢は獣医になることですが、この前まではこの夢に対し、あまり深く考えていませんでした。道徳やLHRなどでも将来に向かっていくために大切なことは教わっていますが、川畠先生の講演会に参加したことで、あらためて自分の将来を見つめ直そうと思いました。また、川畠先生は沢山本も出されていて、私も読んでみたくなりました。私は小学校のときにフルートを習っていたので、とても楽器に興味があります。だからヴァイオリインやチェロ、コントラバスなどの弦楽器も知りたいので、そのことも考えて、また時間があるときに読んでみたいと思います。
今日は、将来のためにしていかなければならない沢山のことを学びました。これを活かして、江戸取生としてやるべきことをやり、がんばっていきたいと思います。
様々なことへの挑戦 川畠先生の講演とバイオリンの演奏を伺って、僕はバイオリンのすばらしさや、川畠先生自身が努力なさった様子をうかがい知ることができました。
川畠先生は、小学校3年生の夏休みに突然視力が悪くなってしまいましたが、それがきっかけとなってバイオリンを始めたということで、僕は「人生悪いことが起こっても幸せが訪れるものだな」と、思いました。
川畠先生のバイオリンの演奏は、迫力ある音の時は強く、そして高くしていたので心がどんどん音楽に引き込まれていくような感じでした。特にクラシックの音楽は、強く弾いていて恐怖心が少し出てきました。ほかにも「ティファニーで朝食を」で流れたムーンリバーは、色鮮やかな感情を出したり、天使が空から降りてきたりするような、静かできれいな音でした。
バイオリンなどのことは、一生懸命練習してうまくなるので、僕も勉強や部活を頑張りたいと思いました。川畠先生は、目が見えなくても、音楽は耳で聴く芸術なのでバイオリンを選択されたのだと思います。僕もこれからは勉強や部活において一生懸命復習や練習を繰り返したいと思いました。
川畠先生はバイオリンを34年続けてくることで、とても美しい演奏を奏でることができているので、僕も見倣ってさまざまなことに挑戦していきたいです。音楽は好きなので、これからもさまざまな音楽を聴いて楽しみたいと思いました。
自分の運命
私は川畠先生がおっしゃっていた「今の中学生という人生において早い時期に、一生懸命取り組めることを見つけておくことが大切だ。」という言葉に、深く考えさせられました。川畠先生は8歳の時に、アメリカで目が見えなくなってしまったそうです。その時に、先生はバイオリンと出会い、10歳から本格的に練習を始めたそうです。目が見えなくて、楽譜が読めなくても、全部の音符を暗記し、バイオリンを弾いていたそうです。
講演会の時、川畠先生はバッハのガヴォット、シューベルトの魔王、バッハのシャコンヌをバイオリンで演奏してくださいました。話にあった通り、最後に演奏してくださったバッハのシャコンヌは約15分間もあるのにも関わらず、全部の音符を暗記して演奏していらっしゃいました。川畠先生は自分の目が見えないことはとても嫌だけれども、それを自分では責めず、それすらも自分に与えられた運命として認めたとおっしゃっていました。私はここから、川畠先生はとても心が広い方なのだなと感じ、改めて尊敬しました。
川畠先生は毎日の積み重ねが上達につながっているとおっしゃっていました。ここから、私も毎日欠かさず勉強をし、少しでも自分の知識の幅が広がるようになりたいと思います。また、もし大変なことが起こったとしても、自分の運命であると受け入れられるような広い心の持ち主になりたいです。勉強だけでなく、運動や礼儀などたくさんのことを学び、充実した学校生活にしていきたいと思います。
前向きな気持ち
今回の講話をお聴きして、大切なことを学びました。それは、努力の大切さです。
川畠先生は幼少期に視覚に障害を負いました。それからヴァイオリンと出会い、音楽の勉強を始められたそうです。視覚に障害がなくてもヴァイオリンを弾くのは難しいのに、このような素晴らしい演奏ができるようになるには、どれほどの努力をされたのだろうと思いました。お話を聞くと、中学・高校となんでヴァイオリンなんか始めたのだろうと思うほどつらいときもあったようですが、それでも努力を続けたから今があるのだということを感じました。
僕は今、なんで勉強しなければいけないんだろうと考えてしまうことがあります。しかし、今回の講演会を通して、そんなことを考えるよりも、どんなにつらくても諦めずに努力をすることが、自分のためになるのだと、前向きな気持ちになりました。
また、僕はクラシック音楽を間近で聴くのは初めてのことでした。ヴァイオリンがこんなに心地よい音色を出す楽器だとは思っていませんでした。クラシック音楽が楽しいものだと思えたのは、初めてのことでした。
今回の講演会で、僕は自分の考え方が変わっていくのを感じました。この講演会に参加できたことを、とても感謝しています。
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