日本に対する誇り
私が小宮山宏先生の講演をお聴きして特に印象に残っていることは、小宮山先生が日本という国に誇りを持つべきだと仰っていたことです。私は現在の日本はほとんどの資源を輸入に頼っていたり、電気などのエネルギーをたくさん使用していたりと、いろいろな問題点があると思っていました。しかし、小宮山先生はそのような問題点が他国よりも顕在化していることを、日本が他国よりも進んでいることを示すチャンスでもあると前向きに捉えていました。また、日本が公害やオイルショックなどの問題を乗り越えてここまで成功したのは、日本に自ら問題を解決する力があるからだと仰っていました。
次に私が興味を持った話は、高齢化についての話です。現在、日本では高齢化社会ということが問題視されていますが、小宮山先生は、人間は脳が生きている限り自立できるため、医療や介護の前に、まず健康な状態を維持することだと仰っていました。私はこの話を聞いて、なるほどと思いました。今後はその問題を最新の技術を利用し、解決してほしいと思います。
私は今回の小宮山先生の講演をお聴きして、今までと違い、日本の未来や経済について深く考えさせられました。また、小宮山先生は、エネルギーは家庭や業務などで使っているのがほとんどのため、私達が努力すればエネルギーの消費量はいくらでも減らしていけると仰いました。だから、これからは少しでもエネルギー消費量を減らせるよう心がけたいです。
人工物の再利用
僕は小宮山宏先生の講演をお聴きして、人工物の飽和について考えました。まず、いくら発展した国や都市でも、車は平均して二人に一台までだということに驚きました。車がどんどん増えていても廃車になる車が多く、実際二人で一台以上持っている人がいないとお聴きして、納得しました。歴史に残る偉人達が長生きだったのは、お金があって多くのものを食べられたためだとお聴きして、現代の日本は貧富の差が少なく、十分にご飯を食べることができ、とても幸せだと思いました。世界にはお金がなく自由に食べ物を食べられずに若いうちに亡くなってしまう人もいるので、そのような人がこの世界から一人もいなくなってほしいと思いました。
その他にも、プラチナ社会では、脳が生きている限り機械などの力を借りて自立できるようになる、ということについて、今後お年寄りの方々が世界に増えていくので、それが可能になったらすばらしいと思いました。
そして、一番強く心に残ったのは、飽和した人工物の再利用についてです。その理由は、今世の中で石油などの多くの資源が近いうちに底をつくとよく言われているので、モノをつくるときのエネルギーの消費量が実は減っていたり、再生可能エネルギーの資源が多かったりすることや、都市から出るゴミの中にも使える資源が多いとお聴きして、とても興味を持ったからです。僕は今後資源や飽和したモノについて学んでから、自分にできることを探し、行動していきたいです。小宮山宏先生の講演会でお聴きしたことをこれからの生活に役立てたいです。
グリーンカーテン
私が小宮山宏先生の講演をお聴きして、一番心に響いた言葉は「エネルギーは何に使っているのかが重要」という言葉です。小宮山先生は、オイルショックの頃の日本を例に用いて説明してくださいました。それは日本がオイルショックの時、鉄やセメントなどを作るエネルギー量を半分に減らして凌いだということです。私は時間やコストが足りない時に、計画の中の1つを省いて諦めてしまったことがありました。しかし、「エネルギーが無いならば、使うエネルギーを削減すればいい」という考えを聴いて、「そんな考えがあったのか」とすごく感心しました。
そして、私はその考えをお聴きして、今の地球温暖化の問題について、次のように考えました。私たちがエアコンを無理に控えなくても、家の窓の所でアサガオやゴーヤなどを栽培してグリーンカーテンを作れば室内への日差しを防ぎ、室内の温度を低くすることができて、エアコンの調節温度も下げられます。植物を栽培する手間はありますが、それ以外は簡単にできるので、私の家でもその計画を家族に提案して、できれば今年の夏にアサガオやゴーヤをプランターに植えて栽培し、二酸化炭素を出来るだけ出さないようにしながらも、快適に過ごせるようなエコな生活にしたいと思います。私の家では、以前から、お風呂は家族のみんなが順番に入り、できるだけ間をあけないようにしてエコを目指しています。今年は、グリーンカーテンをつくって、もっとエコになるようにしたいです。
課題解決国
私は、今回、小宮山宏先生の講演会をお聴きして、様々なことを知ることができました。まず、日本が実は「課題先進国」だった、ということを知ることができました。日本は、他国よりも早く課題を発見しています。例えば、「高齢化」が進んでいることについてです。私は、何事も早めに課題を発見し、そして、対策や解決策などを練るということは、勉強においても大切なことなのではないかと思いました。
次に、日本は課題を早めに発見するだけなのではなく、課題を解決する、「課題解決国」だということも知る事ができました。例として挙げられることは、エネルギー危機です。1970年代に日本は、エネルギー危機により、大きなダメージ受けてしまいました。ですが、エネルギー危機を克服し、技術を高くしてエネルギーの使用を出来るだけ少なくすることで、世界一のモノづくりをしました。私は、この例を小宮山先生からお聴きしたときに、何かを克服し、あるいは乗り越え、解決したときには、それ以前よりも技術が進歩するなどして、高まっていると思いました。私も、何かを乗り越えたあとに、自分が前よりも良くなっているように、がんばりたいです。
そして、日本が課題先進国であり、課題解決国であるということ以外には、「プラチナ社会」というものを知ることができました。プラチナ社会とは、モノも心も豊かな社会のことで、必要条件は、多様な選択肢や自由な参加、なとどいうことがありました。その必要条件の中で、私は、生涯自立ということが一番大切だと思いました。脳が生きていて、物を考えることができる限り、自立することができるので、健康維持をすれば介護をする人が少なくなり、そういう社会を目指していると小宮山先生はおっしゃっていました。私は、将来、医療関係の仕事に就きたいと思っています。今回の講演会をお聴きしてその思いがいっそう強まったので、これからは勉強を今以上に頑張りたいです。
再生可能なエネルギー
私は日本が高齢化社会になっているのは知っていましたが、この問題に他の国より先に直面しているという事実を初めて知りました。
日本は先進国であり、先生が「日本は世界一環境が美しい」とおっしゃっていた時は、日本の国民として誇らしい気持ちとなりましたが、公害を克服しているからこそ、今の日本があることを知りました。しかし、日本は公害を乗り越えても、今現在、エネルギー問題に直面しているらしいのです。原因は石油の使いすぎだそうです。このまま使い続けたら約40年で無くなってしまいます。
先生は石油が無くならないようにするため、新しいものを輸入せずに廃棄されるものから使えるものを再利用するという「再生可能なエネルギー」というものを説明して下さいました。新たに地球の資源を使う必要がないので、このような社会ができたら、エネルギー問題は解決できるかもしれないと思いました。
日本はこれから高齢化社会やエネルギー問題以上に難しい問題に直面するかもしれません。私はそんな問題を解決できるような人間になるために、いろいろな考え方や知識を身に付けられるように、江戸取で6年間の生活を送っていきたいです。
自分たちで考えよう 僕が小宮山先生の講演会を伺って一番心に残ったことは、「先進国は飽和に成功した」です。なぜなら、僕は今まで、先進国と発展途上国ができたのは偶然だと思っていたからです。僕はこの言葉が生まれたことに理由があるのだと思ったのと同時に、大変納得させられました。先生のご説明で、日本は実際に飽和に成功したということが実感できました。
先生は僕たちに向かって、「君たちが考えよう」と何度もおっしゃいました。僕はこの言葉を聞いて、いつまでも他人任せにしていたり、大人に頼ったりしていてはいけないと思いました。今、世界では、先進国を中心に二酸化炭素を多く排出し、それが原因で地球の温度が上がってしまう地球温暖化現象が起きています。地球温暖化現象は、地球の温度が上がってしまうだけではなく、異常気象を起こしてしまうこともあります。21世紀において、中心となって社会を作っていく僕たちにとって、大きな環境問題となると思います。僕たちの生存を脅かす問題ともなると思います。小宮山先生のおっしゃったとおり、地球上の人類の平均寿命をこれ以上長くするのは不可能とまでは言いませんが、難しいと思います。しかしながら、私たちが住む環境をしっかりと守っていくことはまだまだ可能であると思います。何かを壊したり棄てたりしたものの中で、使える資源はなるべく再利用し、問題解決に努力しなくてはならないと思います。
先生のお話を伺って、これからの日本を支える僕たちはそういった役割をしっかりとこれからも果たしていかなくてはならないと強く思いました。
日本の未来
私が小宮山宏先生の講演をお聴きして特に印象に残っていることは、小宮山先生が日本という国に誇りを持つべきだと仰っていたことです。私は現在の日本はほとんどの資源を輸入に頼っていたり、電気などのエネルギーをたくさん使用していたりと、いろいろな問題点があると思っていました。しかし、小宮山先生はそのような問題点が他国よりも顕在化していることを、日本が他国よりも進んでいることを示すチャンスでもあると前向きに捉えていました。また、日本が公害やオイルショックなどの問題を乗り越えてここまで成功したのは、日本に自ら問題を解決する力があるからだと仰っていました。
次に私が興味を持った話は、高齢化についての話です。現在、日本では高齢化社会ということが問題視されていますが、小宮山先生は、人間は脳が生きている限り自立できるため、医療や介護の前に、まず健康だと仰っていました。私はこの話を聞いて、なるほどと思いました。今後はその問題を最新の技術を利用し、解決してほしいと思います。
私は今回の小宮山先生の講演をお聴きして、今までと違い、日本の未来や経済について深く考えさせられました。また、小宮山先生は、エネルギーは家庭や業務などで使っているのがほとんどのため、私達が努力すればエネルギーの消費量はいくらでも減らしていけると仰いました。だから、これからは少しでもエネルギー消費量を減らせるよう心がけたいです。
自由に輝く社会
僕はテレビのドキュメンタリー番組や新聞などで、これからの日本の課題について見ることがあります。しかし、僕は自分の国のことなのに、自分には関係ないと、「対岸の火事」にしてしまっていました。
現在の日本は、他国に先駆けて課題が顕在化している「課題先進国」であり、この状況の改善には困難を伴います。ですが、小宮山先生はこれを困難であると同時にチャンスと捉え、僕たちに選択肢を示してくれました。その選択肢とは、「プラチナ社会」です。モノも心も豊かな社会をプラチナ社会と定義します。その具体的なアクションを促す「プラチナ構想ネットワーク」が推進しているプロジェクトの一つとして、「プラチナ産業としての林業」があります。これは林業を大規模化、機械化、サプライチェーン改革、全国土への展開を行うものです。これにより五兆円の産業、五十万人の雇用が生まれ、全国土の強靱化を図ることができます。僕の林業に対するイメージは、後継者不足に悩む廃れていくものというものでした。しかし、サプライチェーン改革などの新たな視点を加えることで、林業をプラチナ産業と捉える小宮山先生の着想は、僕の目から鱗を何枚も落としてくれました。
誰もが誇りを持って自由に輝く社会を目指すために、二十一世紀を担う僕たちが、日本や世界の課題に常に関心を持ち、ただ聞くだけでなく、自分なりに考えて理解しようとすることが大切だと、小宮山先生の講話をお聴きして考えるようになりました。
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