1組 Oさん

 私は高校三年間を一緒に過ごしてきたクラスメイト達と学校生活最後の行事であるウォークラリーに参加することができ、そして怪我もなく無事に終えることができました。運がいいことに雨で中止になることもなく、天気が良い中、楽しんで歩くことができました。
 私は、ウォークラリーを通して感じたことが三つあります。一つ目は、
クラスの絆がさらに強くなったと思います。なぜなら、時間が十分にあったので、普段話せなかった事を話すことができたからです。友人がどんな経験をし、何を感じたかや何を悩んでいるかなどをもっと理解することができました。二つ目は、体を動かすことは良いことだと思いました。ウォークラリーでは気分転換することができ、またストレスを発散することもできました。さらに体をほぐすことができ、良い汗もかくことができました。今後ストレスも溜まりやすくなってくると思うので、その時は適度な運動をしたいと思います。三つ目は、あっという間に10kmを歩き終わってしまい、物足りなさを感じました。最後に、この先クラス全員で一つの行事に参加することはないと思うので、ウォークラリーに全員で参加することができたのは良かったと思います。

 

2組 H君

 10月に入って肌寒い日が続く中、小雨の予報があったにもかかわらず、暑すぎるくらいの日差しの下ウォークラリーが無事に終わりました。中入生の僕にとっては6年間最後の行事であり学校生活の集大成として最高の行事となりました。クラスの仲間と共に歩く中で、もちろん受験勉強についても話しましたが、それよりも思い出話に花が咲いて6年間を振り返る貴重な時間でした。取手市民の僕にとって10kmという距離は気の遠くなるような長い距離ですが、最後まで歩ききることが出来たのはひとえに仲間がいたからだと思います。受験生という事もあり普段は何かに追われるように過ごしていたのかもしれませんが、落ち着いて相手と向かい合って話が出来るという体験は江戸取でしか出来ない素晴らしい行事だと思いました。
 また久しぶりに自然と触れ合うことが出来ました。蝶が飛び回り、空気も澄み、心地よい風が吹き、雄大な利根川が流れる様子を見ると自然と心が癒されるのを感じました。僕は今回のウォークラリーであきらめなければ必ずゴールにたどり着くということを強く実感しました。
途中辛くなることもありましたが、仲間のおかげで一歩一歩着実にゴールに向かって進むことが出来ました。この経験は2ヵ月後に迫った入試にも生かされる貴重な経験だったと思います。これから寒さが増し、受験勉強も佳境に入っていく時期ではありますが、受験勉強は一人で向かっていくものではないはずです。仲間と励ましあい切磋琢磨し、残り少ない学校生活を精一杯楽しみたいです。

 

組 Yさん

 最後の紫峰祭、最後の球技大会、最後の体育祭が終わり、ついに迎えた江戸取6年間の集大成である最後のウォークラリー!いつもなら疲れるから歩きたくないと積極的に参加する行事ではないのですが今回はとても楽しみにしていました。当日は天気もとても良く快晴で、逆に暑いくらいでした。歩き始めると友達と会話を楽しみながら見える利根川沿いの景色は自然豊かで、空気もよく、この空気を吸ってえどとりで中高6年間を過ごし成長したのだと思うと改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。晴れ渡る青空を見ながら友達と歌ったりもしました。ズンズンと突き進めたのは前半までで、後半からは受験勉強で体力が衰えたのか足がなかなか進みませんでした。学校のホームページには「体力のある高等部生が先導を切り・・・」と書いてありますが体力があるのは高2生までだ!と思いました。実際翌日には激しい筋肉痛におそわれ自分の教室へ行くために階段を上がるのがとても大変でした。10kmという道のりは普段運動不足の受験生には大変でしたが、終わったあとの達成感はいいものでした。長い距離、ともに歩ききった仲間となら、これから先の人生も共に進んでいけると思いました。えどとりで出会った仲間を大切に、これからの困難も超えていこうと思える、江戸取生活を締めくくる思い出深い行事となりました。


 

4組 S君

 今回のウォークラリーは、僕たち高校3年生にとって江戸取生活最後の行事となりました。運動部に所属していた自分にとって、利根川の広大な自然を満喫しながらクラスの友人たちと歩くことができたのはとても気持ちがよいものでした。部活を引退してから体育の授業以外に体を動かす機会が少なく、受験勉強の生活から少しだけ解放され、いいリフレッシュになったと思います。
 歩いている途中に友人と最近の話や大学へ行ったら何をしたいかなどの話をして盛り上がりました。友人から、大学に入ってこのようなことをしたいなどの話を聞くと、友人も自分と同じようなことを考えていたり、参考になる話を聞けたりして、とても良い時間となりました。改めて自分の周りにいる友人の存在の大切さを実感することができました。今回のウォークラリーは今までに比べて時間があっという間に過ぎたと感じました。それだけ充実していたのだと思います。ゴールして教室に着いた時感じたものは疲れではなく達成感でした。本当に今回のウォークラリーは一生自分の思い出として残ると思います。これからあと4ヶ月は受験に向けて一直線です。ウォークラリーのゴールとは違い、大学受験は人生の通過点だと思います。しかし、受験生活はウォークラリーのように一歩一歩前に進んで行けばきっと良い結果が待っていると思います。残り少ない一日一日を大切にし、自分の目指している大学に合格できるように頑張ります。

 

6組 Oさん

 今回のウォークラリーは、私たち高校3年生にとって高校生活最後の学校行事となりました。私は中高とテニス部に所属していたので、今までウォークラリーを体力的に辛いと感じたことはありませんでした。でも部活を引退して5ヵ月が経った今回はとても疲れてしまい、私自身がびっくりするほど体力が落ちていることに気付かされました。足がぱんぱんになりましたが、今のクラスメイトとの思い出が増えたことがとても嬉しいです。今のクラスは男女の仲も良く、ウォークラリーの最中も写真を撮り合ったり、クラスのみんなで集合写真を撮ってもらったりしました。また、普段受験勉強で忙しくてなかなか話せないようなことも、歩いている間に話せたのは貴重な経験でした。久しぶりに高校生ならではの話や悩みを聞いたり、話したりできて楽しかったです。途中で体調が悪くなってしまった子がいましたが、全員が怪我なくゴールできてよかったと思います。
 
今回のウォークラリーで、私は今のクラスが大好きだなあと改めて思いました。クラスメイトはみんな、おもしろくて元気で努力家で、尊敬できる部分が沢山あります。受験本番まで4ヵ月を切りましたが、私は今のクラスだったらこれからの辛い時期も頑張れると思います。ウォークラリーでリフレッシュできたので、これまで以上に受験勉強に励みたいです。


9組 W君

 僕は今回のウォークラリーを通して、受験勉強の間のリフレッシュが出来たことと同時に歩くことの大切さについても再確認させられました。まず、歩くことの最大のメリットはどんな時でも行えることだと思います。必要な物なんてありません。この手軽さは他の運動にはない魅力だと思います。それでいて運動の最も基本的なことができるので、歩くことは素晴らしいことだと思います。
 そして、精神的に落ち着くことができるのも歩くことの長所だと思います。今の社会では、速さが要求され、周囲もめまぐるしく変化していきます。だから、科学技術はどんどん進歩して生活が便利になりました。一方で要求されることが多くなった現代の人々が、フラストレーションを溜めてしまったり、行き詰まってしまう機会が多く見受けられるような気もします。そんな時に、気分転換として普段車や自転車を使って走っている道を歩くことは人生の質を高めると思います。
 最後に、
僕は受験生になると運動する機会が減ると思ったので、この一年間は登下校の際にできるだけ歩くようにしました。その成果もあって、今年のウォークラリーは去年の時よりも余裕を持って歩くことができたと思います。だから、目的意識を持って行動することは、次につながって、何よりも他のあらゆる部分で役に立つと思います。