9組 Eさん |
私は吹奏楽部に所属しており、よく色々な学校の演奏会を聴きに行ったりしますが、オーケストラを直接聴くことはあまり無かったので、とても良い経験になりました。 |
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10組 K君 |
東京交響楽団の演奏はどれも聴いたことのある有名な曲ばかりで、生で聞いた演奏はとても迫力がありました。東京交響楽団は1946年に東宝交響楽団として創立し、1951年に東京交響楽団に改称して現在に至るそうです。戦争が終わった直後の年に創立したのはとても大変だったと思います。戦争で荒れた日本に音楽で活気を出そうという思いで創立したのだろうと思います。現在では、東日本大震災を機にチャリティコンサートを定期的に開催し、復興に役立っているとのことです。これまで続いている中で、楽団のメンバーも世代交代をしていると思いますが、どの時代でも人々を元気づけることのできる「音楽」は、すごいと思いました。 |
1組 N君 |
今回の東京交響楽団コンサートは、僕にとって待ちに待ったものでした。やはりオーケストラの演奏となると、迫力があり、とても感動するものでした。 |
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2組 K君 |
私は、今回、東京交響楽団の方々の演奏をお聴きして、趣味や部活動、もしくはサークルなどで音楽に携わる人とプロの方々との大きな違いは、手で楽器を演奏するのはもちろんですが、それに加え身体全体を使ってその音楽を表現すること、つまり、音楽を「演奏」するのではなく、「体現」しているという点にあるのではないかと強く感じました。そして、その身体全体を使って音楽を「体現」する様子こそが聴衆を惹きつけ、魅了するのではないかと思います。実際、全く音楽に関わったことがなく、知識も全くない私でも、今回の東京交響楽団の方々の技術力、表現力の高さやチームワークの強さを感じましたし、それがより音楽に関わりのある人であれば、なおさらそのように感じたのではないかと思います。私がそれを強く感じたのは、1曲目の「威風堂々」で、その曲名の通り力強く演奏し、3曲目の「新世界より」では、その演奏の直後に指揮者の方から「この曲は故郷の豊かな自然の思い出を描いて作られた」との説明があった通りゆったりとしたリズムで演奏されており、本当に辺りが広大な大地であるように感じられました。また、それと同時に指揮者の方も強く演奏すべき所は力強く指揮をし、ゆったりと演奏すべき所は穏やかに指揮をしており、その点でも、今回の演奏の素晴らしさを強く感じました。是非、またこのような方々の音楽を聴きたいと思いました。 |
3組 Sさん |
私は最前列の中央の座席だったので、オーケストラの方の様子がよく見え、さらに演奏された曲が一度は耳にしたことのあるものだったので、とても楽しめ、貴重な体験をできたことを光栄に思います。3曲の演奏を聴くことができましたが、一番印象に残っているのは3曲目だったドヴォルザーク作曲の「新世界より」交響曲第九番という曲です。曲の始まりのメロディーが映画『ジョーズ』のサメが迫ってくる時の音に似ていて面白かったです。 指揮者の方が、奏者がどのようにして演奏を合わせているのかに注目して聴いて下さいとおっしゃっていました。私はてっきり指揮者だけを見ていれば演奏は合うものだと思っていました。しかし、そうではなく、最前列で奏者の方を間近に見ていると、一見楽譜しか見ていないように見えても、その正反対にいるパートの様子を見ていたり、自分のパートの様子を見ていたり、自分のパートが休みの時はしっかり周りの音を聴いている様子でした。私は、琴曲部で活動し、弦楽同好会ではバンドを組んでいますが、どちらも指揮者はいません。よって、時々パート同士がバラバラになり、演奏の息が全然合っていないという事態に陥ります。そのときは、周囲の音をよく聴くなど、今回のオーケストラの奏者の方の様子を思い出し、それを活かして、演奏が成功するように努力していきたいと思います。 |
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4組 T君 |
今回、東京交響楽団が江戸取にコンサートに来てくださいました。東京交響楽団とは、外来音楽家が珍しかった1950年から現代まで世界的な名演奏家と数多く共演しており、多くの聴衆を魅了しています。そして、東日本大震災を機に2011年5月からは、楽団員によるチャリティーコンサートを現在も定期的に行っています。私は、あまりクラシックは聴いたことがなく、おそらくどれも知らない曲だろうと思っていました。しかし、エドワード・エルガーの「威風堂々」、モーツァルトのセレナード第13番ト短調K525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、ドヴォルザークの交響曲第9番ホ短調作品95B178「新世界より」、この3曲全てどこかで聴いたことがある曲でした。どこかで聴いたことはあるけれど曲名を知らないということは、私の教養が低いからだと思います。だから、私は、これからは、教養を高めるために幅広いジャンルの音楽を聴いていきたいです。 最後に、私は今回、東京交響楽団のコンサートを聴いて、クラシック音楽に興味を持つことができたとともに、自分自身の教養を高めようと思うことができました。 |