1組 Iさん

私は、今回の講演で山崎直子さんから、宇宙飛行士の事以外にも人生におけるとても大切なことを学びました。宇宙飛行士になるための条件というリストがありましたが、その中で「日本文化のことをよく知っていること」とありました。山崎さんは小さいころに書道を習っていたので、それがここで発揮されたそうです。中学校や高校のときにやっていたテニスも、自分の体力の面で仕事に活かされたとおっしゃっていました。どんな些細なことでもいつかそれが役に立つときが来るということは、今の私にとってとても大切だと思います。自分の夢にこれは必要ないだろうと思うことでも、いつか必ず役に立つと思えば自然とやる気が出てきます。また、山崎さんは宇宙飛行士を目指してすぐになれたわけではなく、11年間もの辛い訓練があったそうです。それを乗り越えて夢を叶えたことは本当に尊敬します。講演を聞いていてとても勇気が湧いてきました。
 今回の講演を聞いたことによって、私は宇宙にとても興味を持ちました。宇宙船の中での様子のお話は特に面白かったです。無重力空間なため、宇宙の中では上も下も関係なく、上か下かというのは人の立ち方によるということがとても面白いなと思いました。人間の体重を測るためにバネの原理を利用したり、宇宙では水を補給できないため、大切な資源ということで尿をきれいに浄化して飲み水にしたりするなど、さまざまな素晴らしい技術にも感動しました。人類の発明は着々と進歩し続けていて、そういった素晴らしい技術についてもっと詳しく知りたいと思いました。
 今回の講演で、山崎さんは宇宙の素晴らしさだけでなく、人生を歩む上で大切なことを教えてくださいました。人生は一度しかないという言葉を胸に刻み、私も後悔しないよう、自分なりに今を頑張りたいです。 





2組 O君

 今回の講演会を聴いて、最も深く考えさせられたことは、何事も努力をしなければいけないということです。山崎さんは宇宙へ行くために11年間も訓練を積んでいたそうです。僕は、宇宙飛行士になるために、こんなに長い間訓練をしなければならないとは思いませんでした。そして、何事も長い間下積みをしなければならないのだと深く感じました。そして、受験で成功するためにも、たくさんの努力が必要で、これからはもっと一生懸命勉強をしなければいけないと思いました。
 また、今回の講演の中で印象に残った言葉がありました。それは、「宇宙船から見ると、地球が一つの宇宙船に見える」という言葉です。宇宙船内では、さまざまな面で、節約やリサイクルを行っています。電気は太陽光パネルで得たものしかなく、水も地球から運ばれてきたわずかなものしかありません。だから、水はリサイクルしたり、電気もできるだけ節約をしています。こうして、できるだけ少ない資源を長く使えるようにしています。地球の資源も限りがあります。無駄使いをしているといつか無くなります。ある意味で、私たちも一つの大きな宇宙船に乗っていると見てもおかしくありません。だから、私たちも宇宙ステーションのように、いろいろな面で節約をしなければならないと思います。
 僕は、今回の講演会でたくさんのことを学ぶことができました。そしてこれからのことを将来に生かしていきたいと思います。



 


3組 S君

私は山崎直子さんの講話をお聴きして思ったのは、私達のことをしっかりとした大人という立場で見て下さったことです。質問の際には私達が質問をする時に、講話をして下さる先生は動かないでその質問に答えるというのが基本的な形式となっていますが、山崎先生はわざわざ私達の近くへ来てくださり、私達の質問に対しても私達と同じ目線に立って丁寧に答えて下いました。そして、山崎さんのこのような心遣いや謙虚さが何千もの倍率の中で選ばれることになった要因の一つになったのだと思いました。また、私がこの講話をお聴きして印象に深く残ったのは、山崎さんが最後のあたりに仰った「wonderful」という言葉です。山崎さんは、「wonder」、不思議なことに「ful」溢れているというように先生が仰った時、私は「wonderful」という英単語をただ受動的に捉えていて言葉を人とのコミュニケーション手段をとるための「道具」としか考えていませんでしたが、たったその言葉一つで輝きや感動を人にもたらすことができる「生き物」としても新たにとることができました。これからは英単語という一つのジャンルだけでなく、物事を受動的な形式ではなく、能動的、そして積極的に捉えていきたいと思います。そして、日本人の長所でもある謙虚さ、勤勉さを持ち、堅実に取り組む姿勢を将来も続けていきたいと思います。





4組 Y君

 山崎先生の講話をお聞きして、感じたこと、思ったことが2つあります。1つ目は、山崎先生が自分の生い立ちについてお話されていた時に出てきた、「小さなことが大きなことに繋がってくる」ということについてです。この言葉は沢山の大人から何回も聞いたことがある言葉ですが、偉業を成し遂げた山崎先生から生い立ちも絡めてお聞きすると、その言葉は何倍も重みを増し、納得できました。私も山崎先生がおっしゃっていた「小さなこと」つまり、日々の勉強や部活、その他学校行事などを大切にしていき、「大きなこと」に繋げていきたいです。
 2つ目は、山崎先生が体験した、JAXA、NASAでの訓練、生活、宇宙のお話についてです。私は宇宙に興味があるので、ISSで行われていることや、訓練内容については少しだけ知っていました。もちろん、知らないことの方が多いですが、改めて宇宙飛行士の山崎先生からお聞きすると、探求心が人を動かし未来を創るのだ、と感じました。山崎先生もおっしゃっていましたが、宇宙では起こり得ないことが起こるため、宇宙に行けない科学者の代わりにISSで宇宙飛行士があらゆる分野の研究、経過観察をしています。この実験は、科学者たちの「こうしたらどうなるか。」という探求心から行われ、研究が成功することで、未来の技術進歩に影響を与え、未来を豊かにするのではないでしょうか。今、私たちがごく当たり前に使用している携帯電話、テレビ、電車、薬、何もかもが科学技術の進歩の恩恵です。
探求心や好奇心がすべてだとは言いませんが、現にそれらは昔の未来、つまり「今」を創っています。そう考えると、探求心や好奇心は学問すべてにおいての原点だと思えました。私は、この探求心や好奇心を大切にしていきたいです。





 


5組 Oさん

 私は、小さい頃から星を見ることが好きです。それは今も変わらず、夜寝られないときは星を見ています。だから、今回の講演会はとても楽しみにしていました。宇宙というと、真っ暗で数え切れない星がある空間であると私は想像します。そして、その真っ暗な中で太陽や恒星が光り、私たちの住んでいる地球や他の惑星などを照らしているのだと考えると、とてもロマンがあり、とても魅力を感じます。また、この講演会では、宇宙の美しさを感じることができました。山崎直子先生が用意して下さった宇宙の写真は、どれも美しく、神秘を感じました。宇宙から見た地球の色は、とても美しく、文字では表現することができません。いつかこの目で見ることができる日を夢見ています。先生は、宇宙旅行をすることができるのは、遠い未来の話ではないとおっしゃっていました。もし、それが実現することができたら、私も宇宙旅行へ行ってみたいと思います。無重力空間中での生活がどのようなものか、そして、宇宙の広さというものを実感してみたいからです。また、そのようなことを体験することで、自分の視野も広くなると思います。
 今回の講演会では、視野を広くするということを学びました。何事も一つの方向でしか見なかったら、心の狭い人間になってしまいます。視野を広げることによって、相手の意見を受け入れることができ、心も広くなります。社会に出てからも視野を広げることは大切だと思います。これからの学校生活も、切磋琢磨しあえる友達ととともに、人事を尽くして最高なものにしようと思います。 





6組 Mさん

 今回の講話は、宇宙飛行士の山崎さんが来て下さいましたが、自分を後押しして下さるようなお話でとても感動しました。
 まず、下積みを長い間やってきて、下積みの大切さが分かったというお話に共感しました。私も山崎さんと比べればとても短いですが、中学時代にテニス部で下積みと呼ぶようなものをしていました。その時は、つまらないし、つらかったですが、今となっては、自分を成長させてくれたなと思っています。
今やっている勉強もきっと将来役に立つと思うので、自分の将来のために頑張ろうと思いました。また、私は山崎さんのお話のように海外へ行って、世界で働きたいと思っています。先日のカナダ修学旅行でも感じましたが、海外へ行くたびに、世界の広さを感じ、その広い世界中の様々な文化の人達と仕事をしたいと思います。そして、一番興味を持ったお話は、機械の勉強をしたというお話です。私の将来の夢は、宇宙工学の技術者です。下積みのお話もそうですが、山崎さんはものすごい努力をしたのだと思います。わたしも山崎さんのようになりたいです。山崎さんが月面上で授業をすることが夢だとおっしゃっていましたが、そう遠くない未来に実現することができると思います。その時、私も技術者となって、そのプロジェクトで山崎さんと仕事することができたらいいなと思います。
 最後に、山崎さんのお話を聞いて、山崎さんは努力の人なのだなという印象を受けました。私も努力して山崎さんのようなすてきな女性になりたいと思います。