10月30日(金)にオーディトリアム大ホールにて高入生を集めて創立記念講話が行われました。




        

 

1組
 私は今回の創立記念講話をお聴きして、まず江戸取の歴史は深いと思いました。
 今年で開校38年目になり、これまで何万人という卒業生を社会に送り出し、その卒業生が社会の各分野で活躍していることはとても誇れることだと思いました。私は幼い頃から将来、医師になることが夢で、その夢を叶えるために医科コースのある江戸取に進学することを決めました。初めは医科コースがあるから入学した思いが強かったのですが、江戸取で生活していくにつれ、様々な面で日々の学校生活が自分の糧になっていると気付きました。例えば挨拶の励行など社会に出たら、当たり前ということがたくさんあるのでとても役に立つことだと思いました。 これからは、人のために尽くすことができるように人間性の向上を図っていきたいと思います。そして、江戸取生、その中の医科コース生であることに誇りを持って勉学に励んでいきたいと思います。
 校歌の歌詞に多くの思いが込められていることも今回初めて知りました。校歌を作詞された方のお手紙の内容をお聴きして再度、自分は恵まれた環境にあると思いました。例えば自然科学棟やオーディトリアム、江戸取周辺の自然環境、豊富な指導経験のある先生方がいらっしゃることです。しかし、このようなすばらしい環境を活用できるかどうかは、結局のところ、自分次第です。荒れ地だった土地に高等学校が、その後、中等部も開設され、近年では、自然科学棟が作られました。 このように江戸取が発展してきたのは、先生方や先輩方のおかげです。普段、あまり意識しない、この恵まれたすばらしい環境で学校生活が送れることに、日々感謝して、私たちも邁進していきたいと思います。
 中学校の3年間は、本当にあっという間でした。江戸取に入学するときに、ある先生が「高校生活は自分から積極的に動かないと何の思い出もないままに、一瞬で終わってしまう。」とおっしゃっていました。だからこそ私は積極的に動いて、この一日一日を大切に、有意義に生活して良い思い出となるようにしていきたいと思いました。 また私たち38期生が卒業するときは、江戸取創立40年目にあたります。先輩たちを様々な面で超えていかなければならないと思います。
 最後に、来年には私たちも後輩を迎え、先輩になります。周りの友人たちと切磋琢磨し合い、良き手本となれるよう頑張っていきたいと思います。

 







2組
 「誠実・謙虚・努力」という校訓に基づき、将来、「心豊かなリーダーの育成」を教育理念とし、「規律ある進学校」を教育目標に掲げ、邁進し続けている江戸川学園取手高等学校。私は、4月の入学以来、校門一礼から始まる毎日の学校生活をとても有意義に過ごしています。悠々と流れる日本最大の流域面積を誇る利根川に望み、緑豊かなこの地に立地された校舎。 今、私はモスグリーンの制服に身を纏い、最高の仲間と共に勉学に打ち込み、また体力向上のために入部した水泳部の仲間と共に汗を流すことができることに大きな充実感を抱いています。江戸取の教育に対する強い信念は、校歌の歌詞にも現れていると思います。「世界を築く礎の、おのれの道を極みつつ、競い集わん、いまいまここに集わん」この歌詞を、自信を持って歌うことで、自然と体の内から力が湧いてくるのを感じます。 他の歌詞からも、これから江戸取の目指していく理想の姿がよく伝わってきます。
 江戸川学園取手高等学校が開校して、今年で38年目を迎えました。私たちが卒業式を迎えるときは、開校40周年という節目の年になります。これから40年後の日本は、どのようになっているのでしょうか。 グローバル化が進む現在、私が考える求められる人物像は2つあります。「異文化を理解し尊重する人物」と「異文化とのコミュニケーションにより自分の力を最大限に生かすことができる人物」です。出身国や宗教、文化的背景など複雑で多様性に満ちた世界の中で、相互の価値観や異文化を理解して受け入れた上で、共に協力して、成すべきことをやり遂げる力を付けることにより、グローバル化に対応でき、自身を成長、飛躍させることができると思います。
 最後に、グローバル化に対応し、社会に出て活躍するためにも、江戸取でしっかり、多くのことを吸収して、江戸取生としての自覚を持って成長していきたいと思いました。 これまで先輩方が築き上げてこられた伝統を私たちが受け継ぎ、また次の後輩たちに引き継ぎ、日頃、私たちを支えてくれている家族や友人、先生方への感謝を忘れず、今後も勉学に励んでいきたいと思います。

 

        

 

 







9組 

 私は10月30日に江戸川学園取手中・高等学校の創立記念講話をお聴きしました。校長先生のお話はとても奥が深いもので、最初から最後までその一言一言を聴き逃さないように努めました。
 お話の内容は、江戸川学園の歴史や校歌のことでした。その中に「江戸取生としての誇り」や「受け継ぐ」という言葉を何回も話していらっしゃったのがとても印象的でした。この「誇り」という言葉が私は大好きで、とても立派な響きを持つ言葉だと思います。
 「江戸取生としての誇り」これを私たち高入生は強く持たなければなりません。
4月に江戸取に入学しましたが、何のために江戸取を選んだのかということを、もう一度思い出し、今後さらに努力をして、堂々と学校生活を送れるようにしたいと思います。
 また校長先生は「今まで築いてきた先輩たちの実績を超えてこそ江戸取の伝統を受け継ぐことになる」と仰っていました。この言葉も私の心に強く響きました。先輩たちの実績は素晴らしいものです。その実績にあこがれて私も入学しました。その実績を超えることが私には必要なのだと思い、もっと頑張らなければならないと思いました。
 私の中学校時代の友人は私の着ているモスグリーンの制服を「素敵な制服だね。すごく似合っているよ」と言ってくれます。この言葉を聞いたとき、大変嬉しく思いました。そして、その時から私の中に自信と誇りが生まれ、この制服に恥じないような学力を身に付け、規律ある学校生活を送ろうと心に決めました。
 2年前には、江戸取小学校も開校しました。江戸取の流れは確実に大きくなっていると思います。私もその流れに負けないように頑張っていこうと思います。

 

        

 

 







10組 

 今日の創立記念講話をお聴きして、江戸取生としての自覚がさらに高まりました。江戸取に入学しておよそ半年が経ちました。 入学する前は、江戸取が厳しい学校だと聞いていて、とても緊張していました。しかし、いざ入学して学校生活を送ってみると、学校が厳しくて嫌だ、などと感じることは全くありませんでした。 厳しいのではなく、「規律ある進学校」に通う生徒として、挨拶や身だしなみを整えることなど出来て当然だからです。 私が江戸取に入学した理由は、勉強を頑張りたいという強い思いと共に、将来、社会に出たときに決して、人としての道を踏み外さない人間になりたいと思ったからです。 私はすぐにだらけてしまう人間なので、中学生の時は大学受験のことなど全く考えず、高校受験のことだけしか頭になく、楽に過ごせそうな高校に入学すればよいという甘い考えを持っていました。 しかし、ある時、江戸取のことを知り、高校選びは将来、後の人生に大きく影響すると思いました。私は、江戸取であれば、だらしのない高校生活を送ることなく3年間、有意義な学校生活を送ることができると思いました。 そして半年が経った今、江戸取における規律についてもよく理解を深め、充実した学校生活を送っています。
 江戸取の進学実績は素晴らしいものだと思います。 毎年、東大や医学部などをはじめとする難関大学へ多くの合格者を出しているのは、熱心な学習指導が行われているからだと思います。 江戸取の生徒は誰もが難関大学へ進学することを目標にしています。 その生徒の夢を学校の目標として捉え、サポートして下さるすばらしい環境が整っているのは、私たちにとってすばらしいことです。しかし、環境が整っていることに満足してばかりいては、目標は叶いません。 高入生は、高校受験という体験を通じて、あの時にもっと勉強しておけばよかったと後悔している多くの人がいます。私も、あの時もっと勉強しておけばよかったと後悔している一人です。 やはり中学1年生からの毎日の努力が積み重なり、3年後の大きな力になるのだと強く実感しました。6月に行われた卒業生を囲む会において、卒業生の先輩から話をお聴きした時も、やはり高校3年生になってからでは遅すぎると強く感じました。 だからこそ、高校生活の3年間は絶対に後悔のないようにしたいと強く決意しました。 1年生のうちは基礎をしっかりと固め、2年生、3年生では、応用問題に対し、それまで培った基礎力を駆使して、いろいろな考え方を導き出せるようにしていきたいと思います。 今回の創立記念講話をお聴きして、改めて自分の気持ちを引き締め直し、将来の目標に向かって、努力していこうと決意しました。

 







11組 

 先日、校長先生の創立記念講話をお聴きして、江戸取が創立した経緯や当時の取手市の様子などを知ることができました。
 私は江戸取に入学して良かったと思う点がいくつもあります。例えば、進学校として皆と勉強で競い合うことができる、ということです。 私は高校受験において、国公立高校や他の私立高校での結果がいま一つ良くありませんでした。かろうじて合格した江戸取はどうなのか、と思いながら入学したのですが、そこには模試の結果で私を遙かに上回る中入生がいて、どうにかして追いつこう、追い越そうと、日々の勉強に取り組んできました。 こうした切磋琢磨できる環境が自分に良い影響を与えていると思います。 中学校では、こういう経験もありませんでしたし、塾にもあまり通ってはいなかったので、こういう競争心が生まれたのは初めてでした。 このような競争心を活かして、将来、私が志望する難関国公立大学に合格したいと思います。
 また、規律の面でも数多くのことを学びました。私が江戸取に入学して、厳しいと感じたことは、先生方にしっかり挨拶をすることです。 私の出身校では、挨拶に特に力を入れておらず適当に行っているだけだったので、習慣となってはいませんでした。挨拶が出来ずに、はじめて注意を受けたときのことは強く記憶に残っています。 入学式の当日、江戸取の規律について、まだよく知らなかったときのことです。ある先生の前を通り過ぎたら「新入生なのだから、もっと大きな声を出して挨拶しなさい。」と注意を受けました。 そのときは、なぜ注意されたのか、解りませんでしたが、それがきっかけで、今では挨拶が自然な習慣として身に付きました。
 このような「規律ある進学校」という教育方針により、38年間という月日を経て、江戸取は、着実に進学実績を積み重ねてきたのだと思います。 「先輩の実績を超えていくのが後輩の役目です。」と校長先生はおっしゃっていました。私もその通りだと思います。 先輩の姿を見て後輩が育っていく。このような連綿とした流れというものがこの江戸取の歴史なのだと思いました。
 私が江戸取に入学した直後は、不安でいっぱいだったのですが、先輩方のすばらしい実績を超えるという目標を見出すことができました。 3年間の高校生活において、将来の目標を持つことは、大切なことだと思います。目標がなければ3年間、無為に過ごし、実りある学校生活ではなくなります。明確な目標を持ち、それを成し遂げていくのが江戸取生だと思います。私も高い目標を掲げ、それを達成するために江戸取生として頑張っていきたいと思います。