ウォークラリーに参加して

     

 

4組
 僕は、ウォークラリーに参加して歩く中で、その重要さと楽しさを改めて感じることができました。 クラスのみんなで歩くことで、普段の学校生活ではなかなか得られない時間を過ごすことができました。 放課後も課外や部活動で忙しい人が多く、なかなかクラスのみんなが揃って話をする時間が取りづらい中で、今回のように2時間にわたってじっくり話をする機会というのは貴重なものであったと感じています。 楽しい時間を共に過ごすというだけでなく、疲れをみんなで分かち合うこともできました。 こうしてクラスの仲間と歩くのは研修旅行以来でしたが、その時に比べ、クラスの友人たちとの距離感や親しさなど、さまざまなことにおいて自分たちが成長し、変化し続けているのだと実感しました。
 また、10キロという長い道のりを歩く中で、自分の日ごろの運動不足が身に染みて感じられました。せめて登下校の際に歩く中で、その解消を図らなければならないと考えています。 片道約2.5キロという距離は適度の運動であり、運動不足の解消になるだけでなく、バスを使わないことによる経済的節約効果もありますので、日ごろからウォークラリーのように歩くことはできませんが、徒歩による登下校を実践していきたいです。
 晴れ渡った秋空の下、歩くことが本当に気持ちよく、楽しく感じられました。 出発前は長いと感じていた10キロのウォークラリーも、みんなで話しながらともに歩く中で、苦痛に感じることなく笑顔でゴールを迎えることができました。 勉強だけでなく運動も適度にしていくことで、心も体もより健やかになっていくということが実感として感じられたので、今後はどちらに対してもより前向きに取り組んでいきたいです。

 

   

    

      

      




5組
 10月28日、僕たち中入生にとっては3回目となるウォークラリーに参加しました。  僕は、約1週間前に左足に怪我をしてしまっていました。初めはウォークラリーの参加を断念しようとしましたが、1年に1度の貴重なイベントでしたし、友人と一緒に歩きたいという強い気持ちがあったので、決して万全の状態ではありませんでしたが、ウォークラリーに参加する決意が固まりました。
 そうして、当日ウォークラリーに参加しましたが、正直、僕は少し不安でした。果たして本当に10キロの道のりを歩ききれるのか、途中でリタイアしてしまわないか、友人に迷惑をかけてしまうのではないかということなどと考えていたからです。どうにか友人に支えられながら、楽しく10キロを完歩することができました。このウォークラリーを通して、僕は高等部1年5組の一員として更に団結力を深めることができました。勉強以外でも友人と励まし合い、切磋琢磨できたことを嬉しく思います。
 今回のウォークラリーで歩くことの大切さを学び、友人間での絆を深め、何より普通に歩けるということの幸せを感じました。この経験を生かし、これから、疲れても諦めずに前に進むという気持ちをもっと鍛え、勉強、スポーツの両方に一生懸命取り組み、充実した学校生活を送りたいです。

 

                

 






6組 

 僕は今回のウォークラリーに参加するまで、あまり乗り気ではありませんでした。なぜなら普段の登下校がつくばバスを利用している僕にとっては、長い距離を歩くということに慣れておらず、楽しい行事だと思えなかったからです。 また、それだけの距離を歩くということで、疲れてしまうことに対するマイナスイメージが先行していました。 しかし、実際に歩くとその考えは変わりました。歩き始めるとすぐに元気が出て、友人と話をしながら、豊かな利根川の風景を背景に本当に楽しく歩くことができました。 終盤になるにつれて、僕も友人も口数がだんだんと少なくなり、歩くペースも遅くなっていきました。学校に近づき、校舎が見えてくると、ゴールだと思い、最後だと頑張る気力が出てきました。 いざ学校に到達すると、最初に思い描いていたようなマイナスイメージはなく、達成感でいっぱいになりました。確かに疲れもありましたが、友人とともに歩けたことは、楽しく充実感で満ち足りた思いでした。 このウォークラリーを通じて、友人の大切さを改めて感じることができました。 そして、これは大学受験においても同じことではないかと思いました。友人とともに切磋琢磨できるからこそ、最後まで頑張れるのだと思います。 今回のウォークラリーで学んだ友人の大切さを忘れずに、これからも頑張っていきたいと思います。 そしてこれからの大学受験までの長い道のりでつらいことや苦しいことがあっても、友人とお互いに励ましあい、助け合いながら一生懸命頑張っていきたいと思います。

 

   

        

     





7組 

 今回、ウォークラリーに参加して最初に思ったことは、とても疲れたということです。僕は最近の日常生活において、登下校はバスを利用していて、学校でも走り回ったりしないので、普段、あまり歩いていないということを実感しました。 今回のウォークラリーでは、この時期では3年ぶりの真夏日となり、季節を感じながらのウォーキングとはなりませんでしたが、このウォークラリーは、自然の中を散歩することによる癒しの効果があり、その他にも脳を活性化、脂肪燃焼の効果もあるとのことです。 歩くというと、取手から学校までを歩く徒歩通学のことが頭に浮かびます。仮に僕が毎日駅から学校間を往復するのに一歩が60センチメートルとすると約4キロメートルを歩くのに毎日約6700歩にもなり、毎回歩いている人とでは大きな差ができてしまうのだと思いました。 僕の友達に7回完歩した人がいますが、そのような毎日の積み重ねが精神力や体力の向上につながるのだと思いました。
 今回のような長距離のウォーキングは、健康面はもちろん、他にも良い点があります。それはクラスメイトとのコミュニケーションが深められたことです。1 時間40分間、前後左右のクラスメイトといろいろな話をします。 ウォーキングは、学校とは違う場所でみんなの違う一面を見ることができる場でもあります。その点、7組はとても楽しく、クラスの団結力も高まったのではないかと思います。
 今回、僕はこの7組一員としてウォークラリーに参加して本当に楽しかったです。今年度も、残り少ないので、残りの学校行事も楽しく過ごし、さらに一体感のあるクラスにしていきたいと思います。

 

        

       

 





8組 

 今回は、江戸川学園取手高等学校に入学して初めてのウォークラリーでした。幸い、中学の時とは違い天気も良くなり10月にしては暑すぎるくらいの気温でした。
 まず始めに、江戸取では心力、学力、体力の三位一体の教育という事を掲げています。しかし、普段の学校生活では授業中心ということもあり学習が主となっています。そこで、今回10qという距離を歩くことで学習とはまた違うことを学べたと思います。
 一つ目は、体力です。普段の生活では運動系の部活に入っているか、余程遠い所から歩いて学校に来ている人でもない限り運動する機会がほとんどありません。実際に僕も行きの5qで疲れてしまい帰りには歩くことすらままならないという状態でした。 改めて体力をつけることの大切さが解りました。
 次は、心力についてです。
自分の友達と固まって歩いているとつい気が大きくなって「ここにいるのは自分の知り合いだけだから何をしてもいいのだ」などと思うようになり、勝手な行動をしてしまうことが多々あります。 しかし、あくまで学校行事ですから生徒が多くいるだけで、一般の方も利用する道です。特にウォークラリーでは約2000人強という数の江戸取生が固まって歩いているため、どうしても、そう考えるようになってしまいます。 振り返って考えると、出発してすぐにはきちんと列になっていても、進むにつれてばらばらになっていったように思えます。今回に限ったことではなく、普段では登下校中に広がって歩いている人や廊下で話をしている人がいます。 自分さえ良ければいいという考えではなく、周りをよく見て行動することが大切だと思いました。
 最後に、ウォークラリーに参加して何事も集中力を切らさず継続することが何よりも重要だと気が付きました。困難なことがあっても目の前の小さなことから一つずつ地道に乗り越えて、少しずつ目標に近づいていきたいと思います。

 

     

      

 

 





9組 

 今回、僕は初めてウォークラリーを経験しました。始まる前までは10kmという距離など簡単に歩けると思っていました。ところが、いざ歩いてみると思っていたよりも長く、大変でした。 スタートの頃は元気よくみんなと話しながら歩いていましたが、折り返し地点の近くでは、僕も、他の友達もやや疲れ気味でした。 しかし、爽やかな秋の空が目の前に広がり、最近寒くなって色づいた木々の葉や緩やかに流れる利根川などは疲れを癒してくれました。向こう岸には僕の住む我孫子市が見えて、何か不思議な気持ちが沸き起こってきました。 このような光景を見ていて、本当に日本は豊饒な大地が広がっているのだと、歩きながら考えていました。
 後半はまた元気を取り戻すことができ、友人との会話も弾むようになりました。 このような場所で会話をすることが今までなかったので、あまり教室では話すことがない、お互いの夢や、希望のことなど本音で話せたような気がします。 友人の今まで見えなかった良い面などがこのウォークラリーを通して知ることができたと思います。
 ウォークラリーは少し疲れましたが、それ以上に得るものはたくさんあったと思います。 教室や、体育館の中では絶対に体験できないような自然に接することもできましたし、何よりも友人との絆がより深まった気がします。 そして、家に帰ってからの晩御飯が今までにないくらいおいしく感じることができ、親への感謝の気持ちも改めて感じることができました。とても良い体験をすることができました。また来年のウォークラリーが楽しみになりました。