8組 |
私は中1から吹奏楽部に所属しているため、今までに吹奏楽の演奏を聴く機会は多くありました。しかしオーケストラとなると、なかなか生の演奏を聴くチャンスがありません。そのため、今回の演奏会は中1以来、つまり3年ぶりにオーケストラの生演奏を聴くことができる機会だったため、以前から非常に楽しみにしていました。 実際、演奏をお聴きし、迫力と響きのある音の素晴らしさに何度も鳥肌がたちました。 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は、何度も耳にしたことのある曲でしたが、今まで生の演奏では5、6人編成のものしか聴いたことがなかったため、今回のような大人数での演奏を聴いたのは初めてでした。少人数の時とは違い、優雅さに重みが増したような音色で作り上げられていました。オーケストラ全体での演奏の後に弦楽器のみの演奏を聴くと、管楽器との音色の違いを感じ取りやすく、力強くも美しい弦楽器の音がいつまでも耳に残っているような感覚になりました。 そして、私が最も楽しみにしていた曲がドヴォルザークの「新世界より」でした。イングリッシュホルンの音を初めて聴き、曲の雰囲気をそのまま表したかのような素朴であたたかみのある音色に引き込まれました。いつか第1楽章から第4楽章まで、生の演奏のオーケストラで聴いてみたいと思います。 曲と曲の間で、指揮者の方が「どうやってタイミングを合わせているのか、よく見てみてください」とおっしゃっていたため、その言葉があってから私は特にコンサートマスターの方の動きを見るようにしました。よく見ていると、コンサートのマスターの方は全身を人一倍動かして演奏されていました。その動きが、オーケストラ全体をまとめ、率いているのだということに気付きました。 今回の演奏をお聴きし、オーケストラに対する興味がさらに湧いてきました。これからもこのような機会を生かし、幅広く音楽に触れていきたいと思います。 |
9組 |
僕は今回の東京交響楽団のコンサートをお聴きして、クラシックの曲が今までよりも身近に感じることができました。東京交響楽団の紹介も聞くことができました。東京交響楽団は1946年に設立し、数々の世界的な名演奏家と共演していました。このような素晴らしい楽団の演奏を聴くことができ、江戸取に入学して本当に良かったと思いました。このような経験は滅多にできるものではないので、大切にしたいと思います。 いよいよ曲が始まりました。1曲目は威風堂々というエルガーの曲です。イギリスの第2の国歌と言われているだけあり、ものすごい迫力の曲であり、さらに曲のテンポも素晴らしかったです。テレビなどで何度か聞いたことのある曲でした。 2曲目はモーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークトいう曲です。これもとても有名な曲なので、知っていました。第1楽章から第4楽章までを聴いたのは初めてでした。弦楽5部が中心の曲でとても良い響きの曲でした。 3曲目はドヴォルザークの交響曲第9番新世界よりでした。この曲は世界の3大交響曲の1つでとても有名な曲でした。今回は4楽章あるうちの第2楽章と、第4楽章を聴きましたが、本当に情景が思い浮かんでくるような曲でした。 夕方の空の風景、広大な平地の風景、田舎の風景などが手に取るように感じました。第4楽章では終わりに近づくにつれて、どんどん力強くなり気分も高揚してきて、会場全体が一体になるのが感じられました。 今回のコンサートでは、演奏のときの様々な楽器の音色や役割を知ることができたのと同時に、拍手のタイミングなど聞く側のマナーと常識を知ることができました。また機会があれば、このようなコンサートに行きたいと思います。 |
10組 |
プロの音楽家の生演奏を聴くというとても貴重な体験をする事ができました。私にとって生でオーケストラの演奏を聴くのは初めてのことで、生の演奏の迫力に圧倒され、演奏会の時間がとても短く感じられました。曲目も一度は耳にした事のある曲ばかりで飽きることなく、ずっと楽しむ事ができました。 一曲目の威風堂々はエドワード・エルガ−が作曲し、中間部が特に有名な曲です。題目の通り、とても壮麗で演奏に一気に引き込まれました。出だしの部分はしまりのある音で格好良く、中間部はやわらかい音で優雅な感じがしました。その二つの部分にメリハリが利いていてお互いの雰囲気がより一層引き立っていました。同じ楽器なのに雰囲気が全然違っていてすごいと思いました。 二曲目のアイネ・クライネ・ナハトムジークはモーツァルトの作品で、小さな夜曲という意味の曲です。この曲は弦楽器だけの演奏でした。全管楽器や打楽器が入っている時とはまた違う音の広がりや重厚感を感じる事ができました。曲も全体的に穏やかでとても心地よかったです。演奏していただいた三曲の中で一番和音がきれいだと感じ、天才的で完成された作品の代表であることに納得しました。 三曲目の「新世界」よりはドヴォルザークのアメリカ時代の代表曲です。私はこの曲のCDを持っていて生演奏だとどう変わるのかということをとても楽しみにしていました。生演奏はやはり迫力があってとても格好良かったです。ドヴォルザークの故郷への思いが聞こえてくるようでした。私は全管楽器を吹いているのですが、第四楽章の金管楽器の迫力は別格で憧れになりました。 今回の演奏会で指揮者の方が楽譜通りに吹くのは当たり前でそれプラスαをしなければならないと仰っていた事も印象に残っています。それは音楽だけに限らず色々な事もそうだと思います。だから何か物事に取り組む時、求められているものだけでなく自分なりの工夫を加えていきたいと思います。 |
11組 |
僕は、今までに何度も素晴らしい演奏を聴いたことがありますが、やはり今回も素晴らしい演奏を聴くことができました。今回の曲目はどの曲も有名で、難しいものばかりでした。有名で難しい曲ほど演奏家にとって難しいものはないと思います。それをあのように素晴らしく演奏された東京交響楽団はとてもすごいと思いました。今回の演奏会は「威風堂々」から始まりました。この曲には中盤にとても有名な旋律があります。金管楽器の輝かしい音や弦楽器の力強くなめらかな音がマッチしていてとても迫力のある演奏でした。「威風堂々」の演奏が終わった後、はじめて指揮者の方の声を聴くことができました。演奏中はとても熱いものが伝わってきましたが、話をなさっているお姿は穏やかで優しそうな方でした。 次に演奏されたのが「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」という曲で、天才と言われたモーツァルトによって作られました。この曲は弦楽器だけで演奏されるもので、とても明るい旋律がくり返し出てきます。第1ヴァイオリンの透き通った高音がとても印象に残りました。小鳥の鳴き声や川のせせらぎのようなかわいらしい部分もある曲なので、とても素敵な演奏だったと思います。プログラム最後の曲は、僕が一番楽しみにしていた「新世界」でした。僕はこの曲に思い出があります。それは僕が小学校5年生のときに東京交響楽団と一緒に、この曲を演奏したことです。僕はそのときのことを思い出しながら聴いていました。今回は第2楽章と第4楽章しか演奏されませんでしたが、どちらも内容がぎっしり詰まった演奏で、とても満足でした。そして最後のアンコール「スラブ舞曲」という曲集の1曲が演奏されました。この曲を僕は聴いたことがなかったのですが、とても荘厳で一度聴いただけで強く印象に残りました。それくらい素晴らしい演奏でした。 僕はこの演奏会を通して1番心に残ったことは演奏者の方々の、演奏に対する熱意です。僕はこの演奏会でたくさんのことを学ぶことができた良い機会になりました。 |
1組 |
6月24日に東京交響楽団のコンサートがありました。オーケストラの演奏を聴く機会というのはめったになく、とても貴重な経験をさせていただいたと思います。とても有名な曲を聴くことができると聞いていて、以前からずっと楽しみにしていました。 今回演奏していただいた曲はどれも素晴らしく、心に刻みこまれました。特に感動したのは、最初に演奏していただいた、エルガー作曲の『威風堂々』です。この曲は私の好きなオーケストラ曲の中の一つであり、いつか生で聴いてみたいと思っていたので、非常に感動しました。迫力があり、きれいなところは繊細に演奏する高い技術をもった楽団の方々は本当にすごいなと思いました。ドヴォルザーク作曲の「新世界」も感動しました。イングリッシュホルンの心が落ち着く音色がとても素敵でした。この曲を聴いて、音楽には人の心を安らげる力があるのだと思いました。音楽のすばらしさを実感したコンサートでした。 音楽は世界共通です。どこに住んでいる人も同じ音楽のすばらしさを味わうことができます。これからも、音楽という世界共通言語を通じて豊かな心を持った人間へと成長していきたいと思いました。そのためにも、もっと積極的にコンサートなどに足を運びたいです。 私は吹奏楽部に所属しています。毎日の練習が積み重なって、聞いて下さる人々の心を打てる演奏ができるのだと確信しました。今回の東京交響楽団のような、お客さんが感動するような素晴らしい演奏を私もしたいです。この気持ちを大切に毎日の練習を頑張っていきたいと思います。 |
2組 |
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私はクラシック音楽が大好きなので,今回のコンサートをとても楽しみにしていました。東京交響楽団の演奏を聴いて,改めて音楽の素晴らしさを実感しました。そして,オーケストラはやはりいいなと思いました。
オーケストラは人数が多く,まとまるのが大変だと思いますが,演奏を通して演奏者一人一人の心が一つになるのが伝わってきました。今回の曲目はどれも有名な曲でしたが,初めの「威風堂々」は音楽の授業などでも良く扱われるため,特にみんなに親しみやすい曲だったと思います。有名な中間部からクライマックスを迎えるところはとても感動し,強く印象に残りました。二番目に演奏された「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」は私の大好きな曲のうちの一曲です。
第一楽章が始まった瞬間から,周りがモーツァルトの華やかな世界に変わったように感じました。この曲の第二楽章は,私が小学生だったころ,家族の見舞いのために病院へ向かう途中の車の中でよく聴いていた曲でした。そのため,美しい旋律と素晴らしい演奏に自分の感情が高揚し,涙が出そうになりました。
また,弦楽器の音の深さと滑らかさを改めて実感し,感情の籠もったその音一つ一つがとても心に響きました。今回のメインであった「新世界」は,第二,四楽章とも,通して聴いたことがなかったので,とても良い経験になりました。演奏の前には指揮者の方からその曲について説明があり,イングリッシュホルンという楽器をはじめて知りました。演奏の主題を担当するイングリッシュホルンの音はとてもきれいで,朗らかな気分を表すのにぴったりな音色だと思いました。最後のアンコールに演奏してくださった「スラブ舞曲」はとても楽しい曲で,人々が楽園でこの曲に合わせて踊っている様子が目に浮かぶようでした。今度はぜひ全曲聴いてみたいと思います。 今回のコンサートを聴いて,さらに音楽が好きになり,興味が深まりました。私たちは,普段、オーケストラの生の演奏を聴く機会はほとんどありません。だからこそ,こういった貴重な機会を一つ一つ大切にしなくてはなりません。自分の目で見て,耳で聴いて,楽団の人たちと会場全体の音楽を創り上げることの素晴らしさがわかりとてもうれしかったです。この貴重な機会を設けてくださった先生方と,素敵な演奏をしてくださった指揮者と楽団の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも音楽へ関心を持ち続け,さらに知識を増やして今よりももっと心から音楽が楽しめるようになりたいです。 |