山崎直子先生講演会をお聴きして

 

1組 

 突然ですが、私は「宇宙」が好きです。私が宇宙に興味をもち始めたのはおそらく幼稚園の時だった気がします。そして中学にあがる前くらいまでは将来の夢が宇宙飛行士でした。しかし、視力がかなり悪く、身体能力も普通なので、ちょっと難しいかなと思っています。そこで、私は宇宙医学関係の仕事に就きたいと思っています。
 講演会の中で印象に残っているのが、宇宙から頭上に地球を眺めた写真です。
普通なら自分の下にある地球が自分の上にあるという感覚は山崎さんがおっしゃっていた通り、すごく幻想的で不思議な感じがして、あの写真を見るとどうしても宇宙に行ってみたくなってしまいます。そしてその中にあった、水平線から太陽が出てくる写真もすごく良かったです。地球上で見る日の出と違って太陽が白く見え、地球の昼の部分と夜の部分を同時に見ることができて、これもまた幻想的で直接見てみたくなります。私が生きている間に宇宙旅行が実現して欲しいと、個人的ながら強く願っています。
 講演会の最後に、山崎さんに質問する時間がありました。その時、「車酔いと同じように宇宙酔いはしますか?」や、「地球に帰る途中、大気圏に入った時は緊張しますか?」や、「宇宙食は普通のよりも濃く作られているのですか?」といった質問がありましたが、私もいくつか質問したいことがありまして、「もし火星ミッションに参加したら、その帰りの半年間はどういった気持ちで帰りますか?」や、「もし喧嘩などをしてしまったらどうやって仲直りをしますか?」や、少し聞きづらいことではありますが「遺書にはどういった内容を書いていますか?」などを聞いてみたかったです。
 「宇宙兄弟」という漫画から宇宙飛行士についてのいろんな知識を得ましたが、宇宙飛行士の選抜試験で太陽の光も届かないどこかの施設で2週間過ごすというものがありました。そして宇宙飛行士になってからやる訓練で、砂漠の中を一週間くらいかけて歩いて目的地まで行くというのもありました。宇宙飛行士はなるだけでも大変なのになってからも大変で、しかも宇宙に行くまでも多くの訓練を終えてからじゃないといけなくて、本当に大変だと思いました。そのような過酷な訓練を乗り越えてきた山崎さんは本当にすごいと思いますし、尊敬します。今後のご活躍をお祈りし、自分自身も頑張りたいと思います。
 お忙しい中講演会を開いていただきありがとうございました。

 

 

 

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2組 

 今回の山崎直子さんのお話をお聞きして,今まで以上に夢に対する気持ちが強くなりました。お話の中で,はじめは宇宙飛行士という職業はなんとなくやってみたいというものの中の一つであったとあり,初めはどれだけ小さな気持ちでも、あるときから自分の本当の夢へと変わるのだと思いました。宇宙飛行士になれるまでの間に,発射時期の延期など困難なことも多くあったそうです。そのようなとき山崎さんは,基本に戻って初めの気持ちを思い出していたそうです。簡単にできることよりもたくさんの苦労や困難があり,それを乗り越えることで大きなものを手に入れることができるのだと感じました。小さな物事の一つひとつがやがては大きなことにつながるので,自分が本当にしたかったことは何か,今自分は何をするべきかをしっかりと考えなくてはいけないとも思いました。 私も「初志貫徹」というように自分が初めに決めたことは最後まで貫き通すことが大切だと思います。どれだけ大変なことがあっても決してあきらめないことで,前にある自分の夢が見えてくるのだと思います。 夢が何かも,夢に対する気持ちも人それぞれですが,それぞれの夢を叶えようとするのは誰でも同じだと思います。もちろん何もしなくても夢が叶うということはありません。この社会の中で中心的存在の人や,最先端の技術を研究したり,開発したりしている人たちも様々な苦労を乗り越えて活躍しているのだと思います。そのような人に続いて,僕らがこれからの社会を作っていかなくてはならないと思いました。 また,山崎さんのような宇宙飛行士であっても,コミュニケーション力が大切だということを学びました。性別,国籍の異なる人たちとの極限の状態での共同生活を円滑に進めていくには,まず自分から言葉をかけ気持ちを表すことが必要とお話されており,私も,人とのコミュニケーション力をよりつけていかなくてはならないと思いました。最後に,世界には僕らがまだまだわからないことがたくさんあり,それはまるで宇宙空間のように無限の広がりがあるのだと思います。いったい何が本当で何がおきているかわからないからこそ,未知の世界といわれるのだと思います。 私たちが普段取り組んでいる勉強も同じで,ほとんど何もわからないことから始まっていきます。だからこそ,その根本を知ることが面白いのだと思います。私は,もう一度宇宙に行きたいお話しされていた山崎さんのように,しっかりと自分の初志を忘れずに前を向いて向かって行きたいと思いました。

 

 

 

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3組 

 山崎直子先生の講演会に参加して、驚くようなことが多くありました。例えば、山崎先生は学生時代に部活にも積極的に参加しており、著名な方々も同じような学生時代を歩んでいることを知り、きっと勉強ばかりしているという考えがあった僕には驚きでした。
 また、宇宙飛行士になって実際に宇宙にいくためには11年もの訓練が必要だと知り、どれだけ宇宙飛行士という職業が大変かがわかりました。やはり、宇宙での仕事となると、人の命がかかっています。そうなると、全員が主役、こんな表現も言い過ぎではないと思います。表舞台に立つ人と、それを支える人、宇宙飛行士という職業で考えると責任はかなりのプレッシャーになるはずです。その責任の大小に関わらず、それを果たすことはとても凄いと思います。
 また、中にはユーモラスな一面も見え、宇宙飛行士達が映画をまねて作ったポスターはとてもおもしろく感じました。あまり大人の社会というものを間近に見たり、聞いたりすることはありませんが、こういうものを見ると将来を考えるのが、少なからず楽しくなってきます。宇宙飛行士の採用試験はとても変わっていて、真っ白なパズルをすると知ったとき、とても驚きました。何事においても忍耐力の大切さを感じることができました。今回の講話はとても内容が濃く、新しい発見が沢山ありました。今後の学校生活に活かしていきたいと思います。

 

 

 

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4組 

 僕は、5月20日に山崎直子先生の講話をお聴きして、宇宙飛行士という仕事に就くのはとても大変なことだと改めて知ると同時に、これまで考えることのなかった魅力や、その意義ということについて考える機会にすることができました。JAXA宇宙飛行士になるために満たさなければならない必要は、全部で8個あります。日本人であること。大学を出ていること。3年以上働いていること。泳げること。英語ができること。健康であること。強い精神力を有すること。日本のことをよく知っていることです。この中で、英語ができること、精神力、日本のことをよく知っていることは、特に大切なことだと思います。宇宙飛行士は、国際宇宙ステーションの中で外国人と話す必要があります。ですから、世界中で使われている英語を話すことができないといけません。そして、その仲間と共に任務に取りかかるわけですから、意思力やチームワークが必要ですし、精神力を鍛えていなければなりません。 JAXA宇宙飛行士になるということは、日本人の代表として宇宙に行くことですから、日本のことをよく知り、それを土台として異文化の方々と触れ合っていくことが求められます。国籍のない宇宙という舞台だからこそ、人と人との心のつながりはより大切になるのだと思いました。
 僕は、今まで宇宙飛行士という職業にあまり興味を持ったことはありませんでした。ですが、今回講演してくださった山崎直子先生のお話から、宇宙飛行士という仕事に就くのは大変だけれども、宇宙に行って外から地球の姿を見るという貴重な体験ができる、「おもしろい」職業であることがわかりました。山崎先生の「宇宙も人生もわからないことだらけ。だからこそ面白い!」というお言葉は心に響くものであり、僕の気持ちを前向きにさせてくれるものでした。今後とも、その言葉を忘れずにたくさんの物事に挑戦していきたいと思います。

 

 

 

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5組 

 今回の山崎直子先生の講演会で、先生は宇宙飛行士のことだけでなく、この先の人生におけるとても大切なことをお話し下さいました。中でも印象に残っていることは、幼少時代の習い事の書道が宇宙飛行士になるための基礎となり、学生時代運動に励んで体力をつけたことがきつい仕事にも耐えることができる精神力をつけることができたと仰っていたことです。どちらも「宇宙飛行士」という職業には直接的には関わりがないけれど、どちらも「宇宙飛行士」になるために、「宇宙飛行士」であるために必要なことなのです。私達はよく「こんな勉強をしても将来使わない」ということを言います。確かに、今私達が勉強していることは将来ほとんど使うことはないかも知れません。しかし、自分をあらゆる方面で高めるためのものであるということも確かです。将来使うことはないからといって手を抜いてしまうのではなく、今目の前にあることに全力を尽くすことが大切であるということを山崎先生から教わりました。
 今回の講演全体を通して私が学んだ事は、視野を広くするということです。
何事も事実は一つしかありませんが、その事実に対する解釈はたくさんあると思います。例えば何かに失敗してしまった時には、「失敗」としての事実は一つですが、その失敗を生かすことで「成長するためのきっかけ」という解釈にすることができます。その一つの事実に対して解釈の幅を広げていくために必要なのが「視野の広さ」だと思います。その「視野の広さ」は必ず社会に出てからも必要な力です。山崎先生のお話をお聴きし、宇宙のすばらしさはもちろん、一人の人間として成長していくためのヒントを得ることができました。「良い話だった」ということだけで終わらせず、今回お聴きしたことを強く心に刻んで行動に移していきます。

 

 

 

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6組 

 僕は今回、スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗し、宇宙飛行を体験された山崎直子先生の講話をお聴きしました。 山崎先生は日本人女性として宇宙に行った二人目の人です。女性は男性よりも体力的に劣っているにも関わらず、JAXAの宇宙飛行士になるための厳しい壁を乗り越え、また多くの訓練を受け自分自身を高め、宇宙飛行士として宇宙に行かれました。 このことからも、山崎先生のすごさをとても強く感じることができました。山崎先生は、実際に宇宙に行ったからこそできる体験談をお話してくださいました。 ろうそくの形が変わることや、大気圏内に突入する時の温度の工夫など、想像もしていなかったことばかりで、驚きと楽しさがあふれる内容でした。また、そういったことだけでなく、今の自分にとって必要なことをお話してくださいました。それは、土台作りの大切さです。山崎先生は、下積みが土台となり、それによって上に進めるとおっしゃっていました。自分は今、下積みをする時期だと思います。学習をしっかりと行い、日頃の学校生活を充実させることによって、心豊かなリーダーとしての土台作りをしていく必要があります。一つ一つのことをしっかりとこなして、この土台をより強く、より大きなものにしていきたいと思います。 加えて、山崎先生はコミュニケーションの重要性についてお話してくださいました。自分は人と話をすることが苦手です。しかし、これからコミュニケーション力は必ず求められる能力です。今回のお話を参考に、積極的にコミュニケーションをとれるようにしていきたいと思いました。 今回のお話を通して、今の自分の夢、目標がない現状について考えました。少しでも夢、目標を持つことで、モチベーションをあげることができます。山崎先生のように常に前向きに、そしてわからないことをおもしろいと感じ、自分で課題を解決していくことができるように、頑張っていきたいと思います。

 

 

 

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