紫峰祭に参加して


1組  2組  3組  4組  5組  6組  7組  8組 

  1組
 今年は紫峰祭実行委員としてクラス全体に働きかけるということをしました。
 実行委員としてやることも多く、休み時間や部活の時間を削ってしまうこともありましたが、その労力に見合った達成感が得られ、自分の時間を失っても全体に貢献できたという喜びも感じられました。初めはそれを面倒だと思うこともありましたが、準備が進むにつれて、だんだんそれが楽しいと感じられるようになりました。
実行委員でなければ味わえなかった喜びでもあるので、実行委員になってよかったと思いました。
 当日には、教室前などで客寄せをしたり、教室内で起こった問題に対処したりしていましたが、
1組の教室から出ていく子どもたちが『楽しかった』と言っているのを耳にして、とてもうれしく思いました
 また、去年までは大声を出すのが恥ずかしかったというのもあり、客寄せはしていませんでしたが、クラスメイトがやっているのを見てそれではダメだと思い、
勇気を出して客寄せをしてみましたが、やっているうちに1組に行こうとする人の姿が見え、このこともとても嬉しくなりました。その結果、1組の来場者数を少しでも増やすことができたと思うと、自分のやったことが無駄ではなかったと分かりよかったと思いました。
 今年の紫峰祭の2日間は仕事も多く、自分の時間も去年と比べると少なかったですが、充実した時間を過ごせました。最後まで全体のために頑張ることができ、大きな達成感を得ることも出来ました。自分にとって最高の紫峰祭にできてよかったと思いました。

 
 


  2組

 今回の紫峰祭は中等部での最後のものとなりましたが、クラスが団結できた一つのきっかけとなるとても良いものとなりました。
 私達のクラスでは、「宇宙」をテーマとした発表を行いました。紫峰祭実行委員を中心に、様々な分野に分かれて模造紙を書きました。また、私達のクラスの一番の見せものとなるプラネタリウムの作成も行いました。
 プラネタリウムの作成には、多くの段ボールが必要となり、定規で長さを測ったり切ったりしなくてはならなかったので、かなり時間のかかる大変なものとなりました。しかし、準備期間中の初めの頃は残る人が少なくて準備もなかなか進まず、どうなるのか少し不安でした。でも、日が近づくごとに残る人も増え、着々と準備も進められるようになり、最高のものをつくることができました。
 
このプラネタリウムは先生方や一般の方にもとても好評だったので、すごく嬉しかったです。また、他の学年にも宇宙をテーマとするクラスもありましたが、私達のクラスなりの発表ができたことも嬉しかったです。こんなにも良い発表とすることができたのは先生を含め、クラスのみんなの力が合わさったからだと思います。
 今回の紫峰祭では様々なことが学べたとともに、最高の発表ができたものとなり、とてもいい思い出となりました。

 
 



  3組
 今回の紫峰祭は「咲」という一文字のテーマをもとに行われました。僕たちにとって今回の紫峰祭は中等部最後のものでした。僕はこの紫峰祭が最高のものとなるようにしたいと思い、実行委員になりました。
 僕たちのクラスは「映像」についての研究発表をしました。初めのうちは映画について調べてみよう、アニメについても調べてみようと順調に準備は進みましたが、徐々に何をしていいかいき詰まってしまいました。
 1年、2年のときは、担任の先生が手を貸してくれる場面がたくさんあったため自分たちが困ったことはあまりありませんでした。
 
今回の紫峰祭は中等部最後となるので、自分たちだけで作り上げていきたいという思いがあり、先生に頼ることはしないようにしました。クラスの中で困ったことがあれば話し合いをして、みんなで解決をしていきました。その中で学んだことがありました。それは、協力することの大切さです。活動として模造紙を作成しましたが、主に自分にまかされたことは自分一人でやっていました。困ったことがあれば自分で解決していました。しかしどうしても解決できないことがあり、作業が進まないことがありました。そんなとき、友達が頼まずとも手伝ってくれました。その友達は『自分ができることなら何でも手伝うよ』と言ってくれました。今まで人に頼むことは迷惑だと思っていました。今回の紫峰祭を通して協力することの大切さを学びました。このことを今後の学校生活に活かしたていきたいと思います。 
 
 

 
  4組
 僕は今年の紫峰祭では、去年までと比べて、充実感や達成感が得られたと思います。それは、準備の段階から昨年以上に頑張ったからだと思います。去年までは発表班の一員として模造紙を書くことを中心に行いましたが、今年は初めて紫峰祭実行委員を務めさせていただきました。
 自ら希望した役目ですが、想像していたよりも多忙でした。研究発表のテーマを決め、外装、展示内容を考えるだけでもかなりの時間がかかりました。もう少し早くから決めておけばよかったと後悔しています。高等部からは研究発表だけでなく、演劇や模擬店なども出し物の候補として加わります。実行委員としての経験を来年以降生かしていこうと思います。
 今年度の3年4組のテーマは「心理学」でしたが、他のクラスとテーマが重なってしまうこともありました。しかし紫峰祭当日、他のクラスを訪れてみると、私達とはまた違った特長があり、とても興味を引くものばかりでした。
 一ヶ月ほどの準備期間でしたが、多くの人が準備を手伝ってくれました。中には、分けられた班とは関係なく手伝ってくれる人もいたので、とても助かりました。また、クラスメイトだけでなく、先生方も沢山力を貸して下さいました。
何より一番嬉しかったことは皆が楽しんでくれたことです。
1日目の紫峰祭が始まったばかりの時は、緊張のせいかあまり声が出ていませんでしたが2日目の朝からは笑顔で接客、宣伝する人が増えるようになりました。また、昨年と同様に江戸取小の小学生達も遊びに来てくれました。
占いや心理テストについて「楽しかった!」と言ってもらえたのも嬉しかったです。
文化祭は1年に1回しかありません。今年は中等部最後の紫峰祭でした。忙しかったけれど、クラスとして良いものになったと思います。また、自分にとっても良い経験となったことをクラスメイト、先生方、来て下さった方に感謝したいです。

 
 


  5組
 今回は中学最後の紫峰祭でしたが、私はたくさんのことを学ぶことができました。私は紫峰祭実行委員ではなかったので、始めはあまり話し合いなどに参加せず、誰かがやってくれるだろうと思い、放課後もすぐ部活に行って準備に積極的に参加しませんでした。しかし、紫峰祭の一ヶ月前になっても、まだうちのクラスは模造紙もまともに終わっていなく他のクラスが着々と準備を進めている姿を見て、人にばかり頼んでばかりではだめなのだと気づきました。
 私は窓の装飾の担当でしたが、クラスメイトがデザインしてくれた案を元に紫峰祭まで残り1週間というところで集中して準備に取りかかりました。
私が一人で準備をしていたら一人また一人と手伝ってくれる友人がでてきてとても嬉しかったです。
 
みんなで協力しておこなったおかげで、窓の装飾は2日間で終わり、外からの見栄えもとても良いものになりました。そして紫峰祭前日の準備も協力して行うことができ、当日もスムーズにシフトがまわりました。
 私は紫峰祭があるまで、いつも部活のことばかり考えて、クラスの人と会話をする機会があまりありませんでした。しかし、
今回の紫峰祭の準備でクラスの人とコミニュケーションもとれ、協力することができました。中学最後の紫峰祭をこんなにも充実したものになりとても嬉しかったです。これからも一人一人が協力しあうことの大切さを忘れずに、一つ一つの行事を悔いなく終わらせたいと思います。
 
 

 

  6組
 今回の紫峰祭を終え、急ぎ足に駆け抜けたようなこの一か月半を振り返ってみて感じることは数えきれないほどあります。良かったこと、悪かったこと様々にありますが、ここでは私が紫峰祭を通して気づくことができた二つの大切さを挙げたいと思います。
 
まず一つ目は、「相談する大切さ」です。私は今回クラスで紫峰祭実行委員となり、全体に指示を出す機会が多かったのですが、その時に痛感したことが見通しの甘さでした。なかなか思い通りに事が進まず、クラスメイトに迷惑をかけてしまうことさえ多々ありました。では、それらの原因は何だったのでしょうか。それはおそらく、自分一人ですべてを抱え込み、解決しようとしていたためだと思います。三人寄れば文殊の知恵と昔から言いますし、結果的には一人で抱えるよりも良いものができあがるはずです。次、もしこのような機会があったら、友人と相談し合いながらより良いものを作っていきたいです。
 次に、
二つ目は「細かいところまで気を配る大切さ」です。準備期間中もそうでしたが、特にこれを感じたのは紫峰祭当日です。クラスに来て下さった方を待たせていないか、待たせてしまったときにどう対応すればよいかです。このようなことに、少しずつではありますが、細かく気を配れるようになってきました。また、作業の過程で出てしまうゴミの掃除や片づけなど、忘れがちなところこそきちんとしておくべきだと改めて感じました。来年の紫峰祭でも、一つ一つ始めから終わりまで丁寧に動いていきたいと思います。
 最後に、私は今回の紫峰祭で自分には至らないところもまだまだ多いと分かりました。しかし、もう一つ私には分かったことがあります。それは、
来て下さった方々に喜んでいただくことが、何より嬉しいということです。来年は高等部生となり、研究発表をするかは分かりません。ですが、何をすることになっても、喜んでもらうこと、楽しんでもらうことを第一に考えてより良いものを作っていきたいです。 
 
 
 
  7組
 僕は今年江戸川学園取手中学校生徒として三度目の、そして中等部最後の紫峰祭を行いました。
 紫峰祭を終えて感じたことは、今年の紫峰祭は僕が所属しているクラスや部活、そして僕自身にとっても例年に比べてスケジュールに余裕がなく、その分だけ学べることも多いということでした。
 クラスの研究発表ではテーマを決めることが例年に比べてやや遅れたこともあり休日に登校して作業を行うなど、限られた時間の中においていかにして効率よく作業を進めるかということに関する工夫が必要になりました。
 その際に必要になったことが、班員全員が自分のやるべきことを正確に把握し、かつほかの班員達の進行状況及び班全体の進行状況も正確に把握し、自分は何をすべきかを判断しなければならないということです。
 僕は最初、この全体の状況を把握して、自分が今何をすべきか判断することができず、指示をされてから自分の担当範囲以外の作業を行っていました。しかしこれでは指示を出す一人が常に全体に気を配っていなくてはならず、どうしても見逃しが多くなってしまいます。 そのため、
僕も周囲の様子に気を配るようにしました。すると自分が思っていた以上に班の中でやるべきことが多いことに気がつきました。この気づきは当然のことながら、自ら周囲の様子に気を配らなければ絶対に起こることがなかった気づきです。
 そして、この気づきが無ければ僕は指示をされない限り担当範囲以外のことをせず、作業のスピードも遅れ、最悪の場合は紫峰祭に間に合わなかった可能性すらあります。
 僕の所属している部活はESSクラブです。この部活は今年新しくできた部活であり、当然のことながら紫峰祭における発表も今年が初めてです。紫峰祭においては英語劇を行いました。当初の予定では八月末までに脚本を完成させ、その後はすべて練習という予定でした。しかし、初めて英語で脚本を書くということで、予想以上に時間が掛ってしまい脚本が完成したのは九月の中旬でした。また、細かい部分の変更は紫峰祭一週間前でも行われました。
 僕はこの劇で俳優ではなく、音響担当として作業を行いました。音響担当などの裏方は台詞を暗記する必要ないものの、作業を行うタイミングが重要となるので
仲間との意思疎通も非常に重要になります。本番前最後の練習でも、思った以上に意思疎通が上手くいかず、全体の練習後も顧問の先生や部員と話し合い、何とか意思疎通が思うようにできるようになりました。
 そして本番では多小のミスはあったものの、全体としては成功したということのできるレベルの劇を皆に見て貰うことができました。これは
顧問の先生を中心として全てのESSクラブの部員が、深いレベルでの意思疎通をお互いに行うことができたことによる成果だと思います。
 今回の紫峰祭で学んだことを来年の紫峰祭に生かすことももちろん、これからの日常生活においてもこの経験を生かしていきたいと思います。
 
 


  8組

 僕達は10月10日と11日に中等部最後の紫峰祭を終えました。1か月前から準備をして、皆放課後の時間を使って頑張ってくれました。
 
僕は今回紫峰祭実行委員をやらせていただきました。初めてやる役職なのですごく心配でした。みんなしっかりやってくれるかどうか、どうすればまとめられるか。紫峰祭が始まるまでずっと心配でした。計画は立てたもののどの班もうまくいかず、最後の最後まで修正をし続けることになりました。さらに今年は同じ学年で3クラステーマがかぶっていたので、当日にお客さんが来てくれるかどうかさえ危うい状況でした。そして訪れた紫峰祭当日。皆朝早く来て最終確認をしていました。最後にどこか抜けていないか、材料は足りているか?
 
部活の準備をしなくてはいけない人も多い中、自分のクラスの仕事もみんな頑張ってくれたと思います。お客さんが来はじめると最初は戸惑っていたものの、少しずつみんな慣れてきたようでした。どうやったらお客さんを楽しませられるか、どうやったらひきつけられるか。年齢層の幅も考えて、発表の方法を臨機応変に変えていきました。その努力が功をなしたのか小学生から保護者の皆さんまで満足して帰ってくれたと思っています。
 
これで中等部の紫峰祭は終わってしまいましたが、この1か月後には修学旅行があります。今回の経験を生かして修学旅行でも色々なことを学習していきたいと思います。