勉強合宿・大学訪問で成長したこと


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  1組

 勉強合宿で、私は自分の知らなかった自分を知ることができました。一日に十時間という勉強時間を取ったことがなかったので、勉強合宿前は四泊五日を乗り切れるか不安でした。しかし、勉強合宿では、周りに仲の良い友達がいて心強かったです。仲間がいたからこそ、乗り越えることができたのだと思います。切磋琢磨するという雰囲気とは、このようなものなのかなとも思いました。

 まず勉強して思ったことは、意外と一日十時間の勉強がきつくなかったということです。私が五日間で最も辛かったのは、二日目でした。普段よりも睡眠時間は取れたはずだったのですが、自学習の時間に眠くなってしまい、集中できない時間が多かったです。しかし、周りで頑張っているクラスの人達の姿を見て、三日目以降は絶対に眠気に負けないで頑張ると決めました。三日目には、眠くなった時に漢字練習をすると目が覚めることが分かりました。そして、四日目には集中できる時間が夜であることが分かりました。普段勉強するのが、夜遅い時間だから慣れているのかなと思います。この二つの発見は、今後勉強する時に使えます。また、簡単な問題を解くことで集中力を取り戻すことができました。今後に繋がる勉強ができたのではないかと思います。四日目は勉強が楽しくなり、こんなに勉強が楽しかったのかと思わされました。この気持ちは忘れてはいけないと思いました。勉強面だけでなく、精神面でも成長できたと思います。今までやったことのないことをやり、自分はできるんだと前向きになりました。そして、今まで得たことのないような達成感がありました。辛い時にはこの経験を思い出し、何でも最後までやり切れるよう、努力したいです。

 また、勉強合宿を通して、大学受験について、今までよりも考えるようになりました。長時間の勉強は、受験勉強をする時にもやる事です。勉強合宿よりももっと長時間、長期間の勉強だと思います。効率よく勉強するために、集中する時間と休憩のメリハリをきちんとつけたいです。実際、長時間続けて勉強するよりも、勉強合宿のようにコマで分けた方が集中できます。試験前の勉強もそのようにしたいと思います。

 勉強合宿後、私は大学訪問をしました。訪問した大学は東京理科大学です。東京大学に行きたかったのですが、日程の関係で行けませんでした。将来、理系に進みたいと思っていたので、理系である理科大に行きました。大学は中学や高校とは違い、とても広かったです。また、大学生と直接話し、色々なことを聞くことができました。話していた中で特に感じたことは、どの人も楽しそうに自分の研究内容について話していたことです。自分が本当にやりたいことを見つけ、それを追求していくことはとても楽しいと思います。そのように生き生きとした姿を見て、私は大学生に憧れを抱きました。また、色々な大学へ行ってみると、大学ごとの特色があって面白いし、視野が広がると聞きました。ですから、機会を作って色々な大学を訪問してみようと思いました。憧れの大学生になるため、今から目標を持って勉強していこうと思います。

 

 
 




  2組


 勉強合宿に参加して、勉強になったことや印象に残ったことがたくさんあります。
 一つ目は、周りの人の大切さです。勉強合宿は思っていたより精神的にも身体的にもつらかったです。自学習中や授業中、演習中など心が折れそうになった時が何度もありました。しかし、そんな私を元気付けてくれたのが友人や先生方でした。友人は私が落ち込んでいるとき、いつも相談に乗ってくれます。特に今回の勉強合宿では、自分も疲れているのに、私の話し相手になってくれたり、勉強を教えてくれたりもしました。私にとって本当に大切な存在なのだなと改めて実感しました。先生方には、今までお話などを積極的にするタイプではなかったし、相談も友人だけで十分だと思っていました。しかし、勉強合宿を通して「先生方にもっと相談しても良いんだ、頼りにして良いんだ」と感じました。勉強合宿では先生方にたくさんのことを相談しました。そして、私の味方になって色々なことを考えて下さりました。本当に感謝しています。この勉強合宿で、友人や先生方だけでなく、今まで接してきた人、接していなくても陰で助けてくれていた人、家族など多くの人が支えてくれたおかげで、今の自分がいると心身ともに感じました。特に、朝礼の時の「色々な人の支えがあるから今ここに自分がいる」という言葉がとても胸に響きました。

 二つ目は家での生活についてです。家に居たら、例えば洗濯物を洗濯機に入れておくだけで綺麗に畳んで出てきたり、自分の好きな物を好きな時間に好きなだけ食べることができます。テレビやインターネットなどの娯楽もたくさんあります。しかし勉強合宿では、そのようなことは一切なく、あるとすれば勉強と睡眠だけでした。洗濯物は洗うことができない、もし洗ったとしても自分で全てをやらなければならない。ご飯も決まった時間に決まった分だけ食べます。5日間の全ての行程が決められており、それを破ることは許されませんでした。これらのことが私の中ではとても辛かったのですが、このような空間に一度身を置くことによって、今までの怠け癖をリセットすることができ、また気持ちをあらためてスタートできると思いました。このような厳しい環境の中で、勉強を41時間達成出来たことは、自分の自信にもつながりました。

 最後に、私は高校生になったら東大コースに入りたいと思っています。そのため、今年の夏休みには東京大学に行ってきました。大学に行くのははじめてだったので、大学とはどのような所なのか、とても楽しみでした。いざ行ってみると、予想を上回るような景色で驚き、実際に東京大学に行き、大学生の先輩にお会いしたことで勉強に対するやる気が変わりました。勉強合宿と大学訪問で変化したやる気を、これからの勉強にもつなげて行きたいと思います。


 
 
 




  3組

 勉強合宿に参加した私の印象は、あっという間だった、楽しくやりがいがあったといったところです。勉強している間は、正直早く終わらないかなとか、寝てしまいそうだとか思っていたのですが、一日終わってみると意外とあっという間で一生懸命一日乗り越えた自分を褒めたい気分になりました。これなら明日も頑張れるぞという気持ちで、自分で自分のやる気を応援しながら四泊五日の勉強合宿を乗り切ることができました。また、勉強合宿に参加したことでこれからの勉強にとてもやる気が出ました。それは、先生方の応援のおかげで自信が持てたからだと思います。

 勉強に夢中になるほど打ち込むことができたのは、嫌でも勉強しなければいけない環境に身を置いたからだと思います。勉強以外の好きなものに目がそれてしまいがちな私にとっては、一日十時間以上勉強するというのは今まで経験がなく、また自分には無理なことだと思っていました。確かに、家にいては無理だったかもしれません。しかし、強制的に勉強させられる環境に自分から進んで身を置けば、自分にも長時間勉強することができるんだと自信を持てました。よく休日にも制服を着てジュニアスタディルームやシニアスタディルームで勉強なさっている先輩を見かけます。そういう先輩方も自分の中の甘いものに負けてしまう弱さを分かった上で、休日でも学校に通っているのではないでしょうか。夏休みは家にいる時間が非常に多く勉強がしづらい時期でもありますが、同時に勝負の時期でもあります。受験でもよく夏休みで決まる、と言われるほどです。この間の卒業生を囲む会や、諸先生方のお話を聞いて、私は今年の夏休みから受験勉強を始めようと決めました。去年までの夏休みは期末試験対策の勉強しかしていませんでしたが、今年は大学受験を意識して試験範囲外の英単語を覚えたり、苦手な国語の記述問題の練習をしたりしようと思っています。高校受験対策をしなくていいところ、困ったことがあれば勉強以外のことでも頼れる先生方が沢山いるところがこの学校のいいところだな、と中三になって改めて思います。勉強合宿でできたことは必ずできると、竹中先生のおっしゃる通り私は心身共に十時間勉強できるようになったのだと信じて、大学受験を意識しつつ更に勉強したいと思います。

 私は七月十九日にお茶の水女子大学に行ってきました。学部・学科の説明後、学生さんのお話を聞くことができ、とても憧れを抱きました。お茶の水女子大学は学部・学科数は少ないのですが、その分とても専門的で特殊な学問を学ぶことができます。私の取りたい臨床心理士の資格も大学院まで行けば受験資格を得ることができます。今年はお茶の水女子大学しか訪問できませんでしたが、来年は東京大学や筑波大学も訪れたいです。また秋にはお茶の水女子大学の学園祭があるので是非行ってみたいです。大学訪問をして良かったのは、憧れや目標が明確になることで、より大学受験が身近に感じられるようになり、更に勉強に一生懸命になって絶対この学校に受かりたいという気持ちが強くなりました。大学を訪問しただけでなく、自分で大学のことについて調べたり、両親に受験勉強のことについて聞いたりして、もっともっと意識を高めていきたいです。

 大学受験は何もしなければあっという間にやってきてしまうと思います。早めの対策や勉強を今から始めて、三年後、憧れの大学に必ず合格します。


 
 
 


 


  4組

 私は,江戸川学園取手中学校に入学してから初めて4泊5日の勉強合宿に行き,たくさんのことを学ぶことができました。勉強合宿中の成果,勉強合宿後の夏休み中に取り組み,期末試験の目標,大学訪問をして感じたことの4つについて深く考えることができました。

 私は,勉強が好きか嫌いかでいうと,嫌いです。それは,外で遊んでいた方が楽しいと思うし,面倒くさいからです。だから,勉強合宿に行く前は,しおりの予定表を見て絶対にやっていけないと思ったり,4泊5日なんて無理だと思っていました。1日目の勉強が終わった後もずっと思っていました。しかし,2日目,3日目と日が経っていくうちに,勉強がとても楽しく感じました。また120分や90分など,長時間座って勉強することも慣れました。勉強合宿中の成果はそれだけではありません。自分で事前に勉強する内容 の計画を立てたことによって,どういう勉強をすればよいのかなど,反省,改善点がたくさん見つかりました。また,中学3年生全員で勉強することによって,みんなが勉強しているから私もしないと焦る気持ちと,静かに勉強している雰囲気が私を集中して勉強させることにつながりました。この勉強合宿では,たくさん成果があり,思ったことがたくさんありました。それを生かして,勉強合宿後の夏休み中に取り組んだことはたくさんあります。それは,宿題と毎日けじめをつけて集中して勉強したことです。宿題は毎年 出るものだし,やらないといけないので取り組んでいるという人もいると思います。しかし,宿題は夏休みにだらけないように先生方が一生懸命作ってくれるものです。嫌がらせなどで作っていることはないと思います。そういうことを考えて宿題を頑張って取り組んでいます。もう1つの,毎日けじめをつけて集中して勉強していることは,勉強合宿でやったことを家でもやってい るということです。これを取り組んで勉強の習慣をつけています。

 私の期末試験の目標は,総合で100位以内に入ることです。私は,今までの試験の中で100位以内に入ったことが1回もありません。それは,今まで自分が勉強をしないで,遊んでいたりしていたからです。だから,周りの友達はとても頭が良くなっています。今までだらけていて,遊んだりしていた分,次の夏休み明けの期末試験では,目標である100位以内に入ることができるように頑張ります。また,目標が達成したら,さらに上を目指せるように頑張りたいです。

 私は,先日東京大学を訪問しました。東京大学に行った理由は,日本一頭がよい大学はどういう風になっているか気になったからです。東京大学はとても広かったです。博物館などがあり,とても感動しました。東京大学に行ったとき,入学したいと思いました。入学できるように勉強を頑張ります。

 今回,初めての勉強合宿に行き,つらいこともありましたが,勉強の楽しさに気づくことができました。これからは,夢に向かって勉強を頑張っていこうと思います。

 

 
 




  5組


 僕は、勉強合宿が始まる前に兄に、「いつもの合宿とかよりもきつい合宿だよ。」と言われていました。さらに、僕は長い時間ずっと勉強だけを行うということをあまりしないので、勉強合宿を全力でやり切るということができるか、少し不安でした。
 そして勉強合宿へ行き、最初の1日目と2日目はきつかったです。特に、1日目の2回目の140分間の自習時間はとてもきつかったです。しかし、その後3日目、4日目は意外と楽にこなすことができました。要領がつかめて、勉強を長い時間やるということに対する気持ちが段々と楽になっていったの だと思います。5日目になって、今までの疲れが出始めて3日目、4日目よりもきつかったのですが、最初の方に比べたらあまりきつくありませんでした。そして、合宿を終えてみるととても達成感があり、気持ちが良かったです。さらに、1日中勉強をたくさんやっているととても時間が経つのが早く感じました。僕は今回の勉強合宿で勉強は苦痛な ものだとずっと思っていましたが、その考え方が変わりました。

 僕は勉強合宿の後、勉強をやるときはもう少し集中してやろうと思いました。そして、勉強合宿のようなことはできないのですが、自分の家でその小規模なものをやろうと思いました。最初の方はあまりスケジュール通りに行うことはできなかったけれど、段々とできるようになっていきました。そして、学校が始まったとしても、勉強合宿でできたことを続けることができるようにしたいと思いました。そして、夏休み明けにある期末テストでいつもよりも良い成績を残したいと思います。

 勉強合宿から少し経ってから、東京理科大のキャンパスを見に行きました。僕は、大学の中を自分の目で見たことが今まであまりありませんでした。だから、大学は今と同じような生活をし、同じような雰囲気なのだろうと思っていました。しかし、実際に大学に行ってみたところ大学の中は、大きく静かでしっかりと整備されていて、ある程度なら自分で自分の時間割を作ることができるような自由な場所でとてもびっくりしました。そして、特に東京理科大学は、日本でほとんどない理系だけの大学で、僕は文系か理系かだと理系なので、とても興味をひかれました。中に入り、いろいろな部屋に入り、いろいろな人に話を聞きました。すると、理系の大学なのに文系の人がいたり、行きたい学部は違うのに違う学部に入ったりと、話を聞いているとどれだけ自由なのかということが伝わってきました。
 しかし、しっかり勉強をしないと進級できないということを聞きました。理科大は特にその人数が多いと言っていたので、やはり大学に入ったとしてもしっかり勉強はしないといけないのだと思いました。だから僕は、今からでもしっかりと勉強をして自分の入りたい大学を目指して頑張ろうと思います。

 
 
 


 


  6組

 僕は8月に東京理科大学野田キャンパスのオープンキャンパスに行きました。理系の大学ということもあって、発表物に実験や体験のものが多く、とても楽しかった、という印象の強いオープンキャンパスでした。研究発表ブースごとにいる学生の姿も印象に残りました。第一印象としては『気さくで大学生活を楽しんでいる』という感じでした。具体的には、発表中であったり、学内を案内する時であったりと、学生たちとふれあう機会があった時、学生たちは皆笑顔で対応してくれた、ということです。そのような学生たちに「受験はどうでしたか」と聞くと、笑いながらではあったが、「ひたすら勉強しなければダメ」といったようなことを言っていました。これを聞いて、僕は改めて、大学受験の厳しさを知りました。そういった、厳しい受験を勝ち抜くためにはどうしたらいいのか、僕には勉強をひたすらやること しか今は考えられません。

 その、ただひたすら勉強をする勉強合宿には、東京理科大学を訪問する少し前に参加して、それをほぼ完璧に成功させました。僕はこの行事に参加して、たくさんの収穫がありました。その中でも、志望大学を定め、そこへ合格する、という気持ちが芽生えたことが1番の収穫でした。

 僕は今までの中学2年間、行きたい大学はおろか、大学への関心も今よりぜんぜん低かったのです。だから、「大学の志望はどこ」と聞かれても返す答えがありませんでした。しかし、今年から初めて参加することになった「卒業生を囲む会」で、初めて大学への関心が高まりました。それに続いて、総合学習でドリームマップを作り、自分の未来像を考えた後、漠然とではあったけれど、志望大学を絞り始めました。そして、三者面談でその答えはにわかにではあったけれど、1つに定められました。

 これら一連の流れの結果、勉強合宿の目的になる期末の試験勉強が大学受験に繋がるのかどうかということこそ重要だという思いで1日11時間の勉強を乗り切り、多くの収穫を得ることができました。
 では、勉強合宿を乗り越え、大学訪問によって生の学生の声を聞くことができた僕はこの後、どのような行動をとればよいのか、当然志望大学合格への勉強を始めなければなりません。それは無論、並たいていの努力で乗り越えられる壁ではないでしょう。しかし、大学生は口々に「大学は楽しい」といっています。僕にとってこれは大きなモチベーションになりました。今後、勉強で苦労することがあっても、このモチベーションを維持し、4年後、自分が志望大学に現役で合格するという最高のシナリオを絶対実現化したいです。

 

 
 

 


  7組

 僕は五日間の勉強合宿に参加しました。出発する前、乗り切れるかなど不安な気持ちは強かったです。しかし、集中すればするほど時間があっという間に過ぎていきました。

 勉強合宿で感じたことがたくさんあります。一番心に残っていることは、自分の限界を今まで決めつけていただけだったということです。十時間の勉強を続けることは、無理だとずっと思っていました。しかし、挑戦することによってその思い込みが無くなりました。合宿後、十時間勉強出来るんだと思うと、自然に机に向かって、勉強することが出来ました。他には、今までは集中力が足りていなかったということにも気がつきました。家での勉強は他のことが気になったりして、なかなかはかどりません。これも合宿に参加してからいろいろな工夫をしました。図書館に行くこともあったり、勉強に必要ないものはリビングにおいてみたりもしました。これらを続けて集中して効率よく勉強する方が良いことに気がつきました。

 次に、勉強合宿後の夏休みの取り組み方について考えました。僕は高校に進学するまでに克服したいことがあります。一つ目は現代文です。参考書などで基本から解き方を見直そうと考えています。そして読書も毎日することにしました。二つ目は英語のリスニングです。これは英検を受けて見つけた弱点です。毎日英語を聞くことを忘れず、近所の外国人の方にも積極的に話してみたいと思っています。三つ目は数学の図形問題です。難しい問題を解いたりして慣れていきたいです。夏休みを生かして得意にしたいと思っています。苦手な所を勉強しながら、期末テストの勉強もしっかりと取り組んでいきたいです。

 最後に、これからの自分の決心についてです。僕は昨年筑波大学に行ったことがありました。今年は、新たに東京大学と慶応大学に行ってみました。東大に行きたい気持ちがとても高まりました。いろいろな面で一番夢が叶う気がしています。僕の夢は技術者でロボットを創りたいです。大学ではロボットの研究をして、大学ロボコンで優勝したいです。東大はその優勝回数が多いので、東大に入学したいです。合宿では有言実行することを学びました。今、目標はあるので、それを行動に変えなくてなりません。まず高校までに自覚している弱点を得意にします。また、毎日勉強する習慣をつけて、長時間の勉強にも慣れておきたいです。高校に入ったらもう少し勉強を優先した方が良いと考えていますが、部活はそのまま続けるつもりです。いまのところはそう考えています。

 初めての勉強合宿に参加することによって、より具体的に将来を考えることが出来たし、これから必要になるであろうことに気がつくことが出来ました。この経験を忘れずに、生かしていき、夢を叶えます。

 
 
 



  8組

 四泊五日の勉強合宿は、私にとって予想以上に楽しいものになりました。楽しいといっても、決して遊んだりしていた訳ではありません。純粋に勉強することを楽しく感じたのです。
 一日目と二日目の学習は、自分の中でとても苦痛でした。今までこんなに綿密なスケジュールで勉強したことはなかったからです。いつもの私は、たくさん勉強をしたら、その後充分な休憩を取っていたのですが、勉強合宿は、学習と学習の間の休み時間が十分しかなく、とても疲れました。

 しかし二日目の最後の自習の頃から、だんだん学習が苦痛ではなくなってきました。自学習の時間は課題も何も与えられないので、自分が苦手な範囲や、今までうろ覚えだった単元などを、自分のペースで復習できます。そうしていくうちに、最初はバツばかりだったノートにだんだんマルが増えていき、丸付けをするのが楽しくなり、もっと問題を解きたくなって、間違えたらどうして間違えたかを徹底的に分析し、丸がつくまで解きなおすという繰り返しになっていきました。丸付けをしていると、自分が出来るようになっていくのが目に見えて実感でき、それが自信になりました。そうやって過ごしていると、 140分なんてあっという間です。勉強合宿に行く前は、正直自分の集中力がこんなに続くとは思っていなかったので、勉強合宿を通して自分に自信を持つことができたと思います。そして、私の勉強合宿はとても密度の濃い五日間となりました。

 私が勉強合宿の中で学んだことは、主に二つです。一つ目は、今までの私は学習中に時計をとても気にしていたという事。時計があると、残り時間がどうしても気になって勉強に集中できません。二つ目は、集中力を持続させる方法です。何時間も連続で同じ科目の学習をしていると、やはり集中力が切れてしまいます。だから、集中力を持続させるためには、ずっと同じ教科を学習するのではなく、途中で他の教科に切り替えてみたり、他の問題集を解いてみたりなど、自分自身が学習に飽きないように様々な勉強を用意するということが大事だということに気付きました。
 これらの二つのことから、私は夏休み中に学習する時は、椅子の正面に時計が来ないようにしたり、腕時計を外したりなど、学習中に時計を気にしないように工夫して学習を行ったり、自分の中の課題を一教科に絞らないようにしたりなどの工夫をしています。

 また私は夏休み中、自治医科大学のオープンキャンパスに参加しました。自治医科大学のことは昔から知っていましたが、オープンキャンパスに参加するのは今回が初めてだったので、知らなかった魅力をたくさん見つけることができたと思います。例えば、学生さんや先生の様子です。私は、二人の先生と一人の学生の講演を聞きました。講演中に話していたことは三人とも全く違っていたのですが、三人とも講演の最後には「私たちの大学は素晴らしい大学です。皆さんを自治医大でお待ちしています。」とおっしゃっていました。それを聞いて、学生にも先生にも愛されている大学って素晴らしいと感じました。また、色んな施設を見学したり、模擬講義を受けたりなど、今まで知らなかった部分を知ることができたので、自分の中でとても大きな収穫を得られた気がします。

 大学訪問を通して、私は自分の行きたい大学を明確に決められた気がします。今までは何となくここに行きたいなという感じで「絶対ここに行きたい」という感情ではありませんでした。でも、実際に大学に行って、その大学を肌で感じることで自分の中で「ここに行きたい」という意志が明確になったと思います。やっと目標が明確になったので、これからは常にその目標を意識しながら学習したいと思います。
 勉強合宿で気付いた自分の弱点、また大学訪問で明確になった目標。この二つは、これから学習を進めていくうえでとても大切になってくると思います。だからその経験を糧にして、これから学習したいです。しかし、ただ思っているだけではいつかその気持ちがなくなってしまうかもしれないので、思っていることや気付いたことを目に見えるものにするということが私の今後の課題だと思います。