中2 社会科見学の感想

多くの人の役に立つ技術

 今回の社会科見学で印象に残った事は二つあります。
 まず
つは日本の政治の中心である国会の内部がどのような作りになっているか知ることが出来たことです。普段の生活では、なかなか入ることのできない国会に入ることだけでも、とても良い経験になりました。また、板垣退助・大隈重信、伊藤博文の3名の像を見られたことがとても嬉しかったです。日本の政治の発展に努めた偉人の像を直接、国会で見ることができてとても感激しました。
 
つめに日本科学未来館で先端技術に実際に触れ、体験できたことです。特に僕はスーパーカミオカンデやニュートリノについてのお話をお聴きしたことがとても印象に残っています。ネットやテレビで言っていること以上に詳しく、それでいて理科が苦手な僕でもわかるような、丁寧でわかりやすい説明で、今まで以上に理科への興味が高まりました。そして今回、科学未来館で体験した技術は将来、多くの人の役に立つ技術だと考えると、とても貴重な体験だと思います。

 今回の社会科見学を通して科学の中心、政治の中心で様々な体験をし、考えることができ、政治や科学への関心を高められました。そして、この社会科見学で学び、感じたことを普段の生活に生かしたいと思います。何よりも「楽しみながら学習する」ことができ、とても嬉しかったです。

 

日本人であることの誇り

 今回、社会科見学として国会議事堂と日本科学未来館に行きました。
 国会議事堂では、参議院を見学しました。国会では国のさまざまな法律や政治の進め方について議論しています。また、日本の中心となっている場所とも言えます。そんな場所に行くことになり、とても緊張し、期待も膨らみました。そして、そこでの見学はかなり僕の勉強になりました。 江戸取では、中学校三年生から公民の授業があります。そのときに、この体験を生かしていこうと思っています。
 この体験で心に残ったことが2つあります。1つ目は印象的な国会議事堂の建物です。きれいな鯉の住んでいる大きな池や警備員の方の守りが厚い入口やトイレ、そしてものすごく長い赤い絨毯、会議を行う議席が特に印象に残りました。長くて赤い絨毯はなんと総延長はおよそ4600mもあります。また、主役の議席では実際の配列や議会の進め方などを知りました。2つ目は国会議事堂の中央広場にある伊藤博文、板垣退助、大隈重信の3つの像です。この像になっている3人は日本の政治を作った人々です。また、その4つ目の台座が空いています。そこに乗る像はまだ決まっていないそうです。僕はその台座に乗れるように将来頑張ろうと思いました。
 その後、銀座アスターという中華レストランで昼を取りました。そして、2つ目の見学場所である日本科学未来館に行きました。そこでは、ニュートリノやアシモ、アンドロイドという最先端の科学の技術とメールの送信や地球のしくみといった身近なものの科学の技術の2つがとても印象に残りました。メールの技術は0と1の区別をするだけなので、1つの文字を表すのに4つの0と1の区別が必要となるという意外な発見がありました。日本の技術が世界でも使われていることも知り、日本人であることに誇りを持ちました。特にロボットについては今後実用化できれば僕たちの生活に大きな影響を与えると思いました。
 今回学んだことはこれからの学習そして理系、文系の区別がなくなろうとしている今、将来に生かせると思うので、十分活用していきたいと思いました。

貴重な体験

 私は11月11日に国会議事堂と日本科学未来館に行きました。
 私は小学6年生の校外学習で国会議事堂の衆議院に行きました。今回は参議院に行ったので衆議院・参議院どちらも見学することができました。国会議事堂は私たちの他にも見学に来ている人たちがとても多く、本会議場、御休所、中央広間の三カ所をじっくりと見ることができませんでした。特に御休所は国会の設立費の十分の一の予算がかかっていると聞いてびっくりしていたのでゆっくり見学したかったです。今度は家族などと訪れてじっくり見てみようかと考えています。
 日本科学未来館に着いたあと、私たちの班がまず向かったのは「医療」のコーナーです。私たちの班の中には将来医者になりたい子が多く、みんな医療や生命のところに行きたいと言っていて、カメラで写真を撮ったりして熱心に勉強している姿が印象的でした。そのあとは有人潜水調査船の『しんかい6500』に乗って潜水体験をしたり、アンドロイドと会話をしたりしました。未来館にあった模型はほとんど実物そっくりだったので、普段では絶対に見ることができない貴重な体験ができて本当に良かったと思っています。そして帰りのバスの中では友達と未来館での出来事を互いに話したり、写真を見たりして校外学習を振り返りました。とても楽しい思い出になりました。このような機会を作って下さった先生方、ありがとうございました。

研究の根本にあること

 僕たちにとっては、今回は初めての校外学習でしたが、行った先での学習とは別に、学べたことがいくつかありました。それは、他人のことを考えて行動するということです。至って常識的なことですが、校外に出て、改めて集団で行動する際のマナーの大切さを実感しました。自分たちは、落ち着いて社会や理科について集中して学べたと思います。
 そのような中で僕が重点的に見たのが、国会議事堂見学の後で訪れた日本科学未来館のロボットについての展示です。その中でも、まず目に留まったのはアンドロイドです。アンドロイドといっても、遠くから見ただけでは人と大差ないように精巧に出来ています。そのような見た目のロボットから言葉が発せられると、少し不思議な気分にさえなってしまいます。
 日本科学未来館では様々な先端技術を見てきましたが、その中で思ったことが二つあります。一つは、「技術向上にはゴールがない」、すなわちどこまでも求めることができるということです。もう一つの方が、ぼくの中では大切だと考えています。それは、「その科学技術が実際採用された時の社会への影響を考えること」です。ただ研究をしていくだけでなく、後先のことを考える。それは研究の根本にあることであり、また僕が最も深く考えたことです。

2050年の街

今回私は、社会科見学で国会議事堂と日本科学未来館へ行ってきました。国会議事堂は小学校6年生のときに1度行ったことがあったのですが、日本科学未来館は初めてでとても感動しました。また、社会科見学に行く前に事前学習で国会のことや日本科学未来館のことを調べていたので、充実した社会科見学にすることができました。
 日本科学未来館には2050年の街の様子だったり、マツコロイドと同じ機能を持つオトナロイドとコドモロイドがいたりして、見ていてとても楽しかったです。また、日本科学未来館は宇宙飛行士の毛利さんが館長をされているということで、宇宙のことについてすごく詳しく分かったり、宇宙船に入ったりすることができました。宇宙船の他にも潜水艦に入ることもできたのですが、その潜水艦は3人乗りで人が入れるスペースがとても狭かったので、びっくりしました。
 また、国会議事堂は見学している時間が会議と重なってしまったようで、ゆっくりと見ることはできなかったのですが、普段は入れないところなのでとても新鮮でした。国会議事堂の中の本会議場というところは、いつもテレビなどで見ている場所だったので、そこの場所にもう一度入れて嬉しかったです。
 今回の社会科見学では、色々なことが学べたので、その学んだことを活かして、これから生活していきたいと思いました。

未来の社会に貢献できる自分 

私は今回、社会科見学でたくさんのことを学びました。国会議事堂では、日本の政治を行っている場所を間近で見ることができました。国会ではたくさんの国会議員が法律の制定などについて懸命に議論しています。もらったパンフレットを家に帰って読んでみて、国会議員の大変さを知りました。議員の方たちがどのような思いで国の政治について考えているのだろうかと、政治について興味を持つことができました。これから選挙権が十八歳以上になります。今、若い人たちの政治に対する関心が薄くなっているように思えますが、私はこれから日本の政治がどのように変わるのか、目をそらさずにきちんと考えていきたいと思います。
 
科学未来館では、日本の医療について学びました。iPS細胞による、画期的な治療法を映像を使った説明で学びました。この治療法で私たちは長生きすることができるようになります。しかし、私たちの体の中に他の細胞が入ってくることが、本当に大丈夫なのかといったことや、その手術のリスクについて治療を行う前に考えなければなりません。私は科学未来館で医療の発展のすごさに驚くとともに、長生きできるということがどのようなことなのかといったことについても深く考えさせられました。
 今回の学習を通して未来の社会を想像し、明るい社会になっていることを願い、何かしら貢献できる自分になれるように、より一層努力していきたいです。

 

ワクワクした科学未来館 

僕は今回の社会科見学から、たくさんのことを学びました。国会議事堂では本会議場傍聴席や御休所、議員控室の前を通ること、そして何より国会議事堂の中を自分の足で歩くことで、議員の方々はこんなところを歩いているのか、この控室に議員がいるのか、ここで話し合っているのかなどと、とても想像をふくらませることが出来ました。今まで国会議事堂に2回行ったことがあるのでこれで3回目ですが、今までと比べて今回は関心を持って参加することが出来ました。今度ニュースで国会議事堂の中継を見たら、国会議事堂がとても身近に感じられると思います。
 科学未来館では科学に関することを楽しく学ぶことが出来ました。科学未来館は初めてだったので、本当にワクワクしていました。僕の班は地球に関する展示エリアを中心に見学しましたが、どの展示エリアも楽しそうで、とても80分で全て回れるような内容ではありませんでした。何より、皆が体験できるような展示ばかりだったので、より印象に残りやすく、楽しかったです。ですから普段の授業でも、実験にもっと意欲的に取り組むべきだと思いました。
 特に印象に残ったのは潜水艦の「しんかい6500」の外見の大きさの割に中が狭いことです。やはり色々な機械がつめ込まれているからだと思います。より多くのところを回ろうと、様々なエリアを回っていたので、一つ一つをもっと深めるために、また行ってみたいと思います。今回の社会科見学は、本当に充実したものになって良かったです。



 

自分たちの問題

 今回の社会科見学では、いつもテレビなどで見る国会議事堂やロボットなどの科学技術を実際に自分の目で見ることで、これからの日本の政治について考えたり、先端技術が僕たちの生活に取り入れられていく未来のことについて考えたりするなど、自分たちの問題としてじっくりと考えなくてはならないと感じました。
 国会議事堂では、いつも国会議員の方々が会議をしている参議院の本会議場などを見ることで、政治は自分と全く関係のないところで動いているわけではないということに気づかされました。将来、自分が国会議員にならなかったとしても、税金などは自分たちに直接関わってくることだと思います。他にも、選挙権年齢が18歳に引き下げられるということがニュースで報道されていましたが、そうすると自分たちが選挙で投票するようになるまで、あと4年くらいだということです。こういったことを考えると、これからはニュースを見たり、新聞を読んだりして世の中のことを知るように心がけ、政治に興味を持たなくてはならないと思いました。
 日本科学未来館では、実際にロボットが話しているところを見て、自分の考えているよりも技術の発展・進歩が著しいということを実感しました。そのようなロボットがさらに改良され、私たちの生活に導入された未来のことを想像すると、それほど遠い未来ではないと感じました。そのときに私たちの生活は今以上に便利になるのは当然ですが、便利になりすぎた結果、人間が人間らしさを失ってしまうかもしれないという思いも抱きました。そうならないような科学技術の発展が大事なのではないかと思いました。


 

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