中等部1学年

球技大会に参加して

2016.2.27
 

1組 

 今日、春の気配を感じさせる風が吹く中、球技大会が行われました。私たちは二日前から、朝や昼休み、そして放課後でさえも時間を見つけては練習をし、今日に向けて練習を重ねました。昨年の四月に行われた研修旅行内のクラスマッチでは 8組中7位という結果で終わってしまいました。そのリベンジをしようと、私たちはクラス一丸になって大会に参加しました。
 私は運動に自信がなく、特に球技に関しては苦手意識が強く、はじめのうちはボールを味方からパスされても、ボール自体に恐怖心を抱いているため、すぐによけてしまう有様でした。しかし、体育の授業 で球技大会の練習をしているうちに「このままじゃいけない。」と思うようになり、家でも壁にボールを当てて捕 る練習をし、また上手なクラスメートに投げ方を尋ね、少しでもクラスの役に立ちたいと思うようになりました。
 こうして迎えた当日、円陣を組んだ時に、10カ月前に組んだ研修旅行のクラスマッチの円陣を思い出しました。今に至るまでに様々なことがありました。たくさんの友人ができました。はじめの一年間様々なことを 共に乗り越えた仲間と、このクラスでの最後の行事をいい結果にしたいという気持ちが高まりました。私は、7試合中2試合しか内野に残ることができなかったので、いつもよりも実力を発揮できませんでしたが、 1組は2勝することができました。
 6位という結果でしたが、あと1勝で2位だったので惜しかったと思います。そして、勝ち負けよりも、最後の試合が終わった後の達成感やクラスで一丸となって一つの目標に向かっていったことは忘れられない思い出になりました。
 このクラスで過ごすのはあと1カ月です。江戸取に入学して、様々ことを共に乗り越えた仲間と貴重な一日一日を大切に楽しもうと心から思いました。(女子

                                  

 僕が今回の球技大会で感じたことは、全員が協力して練習し、試合に臨むことが大切だということです。
ハンドボールのメンバーは、球技大会の前日に、6時過ぎまで、タイムを測ったり、掛け声をかけたり、試合形式の練習や、スタートの位置から シュートするまでに誰が投げるかを確認したり、ディフェンスが来た時の対応などを考えたり、全員が、協力して練習をしました。この練習があったから、今回の球技大会の試合で は、ゴールまでボールを持っていくことができ、勝つことができたのだと思います。
 また、フラッグフットボールでは全試合負けてしまったことを僕は悔しく思っています。試合の時僕たちのチームは、みんながやる気を持って、全力を尽くそうと努力していたのに負けてしま いました。しかし、20点差もついて負けそうだとわかっている試合でも、最後まであきらめずに、掛け声をかけたり、全力で走ったりして、みんなで一つの目標に向かって 最後まで頑張りました。
 球技大会前日の授業でも、他のクラスと練習試合の時、0対8や、12対42などで負けていましたが、大会では12対36や6対26などで、前回よりも点差を縮め、点数を あげることができました。
 フラッグフットボールでは相手の攻撃を何度か止めてチームに貢献することができました。みんなで応援したり、全力で試合に臨んだりしてとてもいい思い出になりました。
 今回の球技大会でフラッグフットボールは全試合負けてしまいましたが、体育の授業の時や、次回の球技大会ではこれからもみんなが一丸となって協力し、全力を尽くしていきたいと思いました。 (男子

2組 

 僕はフラッグフットボールに主将として参加しました。大会の成績は3位、優勝を目指していたので残念な結果でした。しかし、今回の球技大会を通して学ぶことがたくさんありま した。
 まず、4月の研修旅行の時もクラスマッチを行いましたが、皆で、一つの目標に向けて一致団結して物事に取り組むまでには至っていませんでした。しかし、今回は、昼休みや放課後にみんなで集まって練習をしました。「どこで練習するの?」や「練習しに行こうよ」などの言葉が休み時間に教室を飛び交っていました。用事で早く帰らなければいけない人や部活動がある人も、作戦を考えるときは、一緒に残ってくれたので、スムーズに作戦を練ることができました。
 球技大会当日は、アメフト部の先輩から多くのアドバイスをいただきました。試合の合間、他のクラスの試合を見ながら、僕たちの方からも「この作戦はここが弱いのではないか」など、相談し、 お互いにアドバイスをしながら練習しました。回を経るごとに、より強くなってゆき、絶対に勝ちたいという思いも強くなりました。決勝トーナメントでは、本当に惜しいところで負けてしまいましたが、みんなの力でつかんだ3位という成績は、嬉しく思います。
 普段は、男子と女子が話す機会はそれほどありませんが、球技大会当日は女子の出番がないときは男子の応援を、男子の出番がないときは女子の応援 をという雰囲気になっていました。男子のハンドボールは2位、フラッグフットボールは3位、女子のドッヂボールは7位と、総合的に見てよい結果が残せたと思います。
 クラスとして最後の行事である球技大会が終わってしまいましたが、1年2組で過ごせる残りの1カ月間が、球技大会のおかげで、さらによい雰囲気になり、クラス替えのときに、全員がみんなと別れたくないと思えるクラスになった 気がします。(男子

                                   

 運動をすることが好きな僕は、球技大会をこの1年間、ずっと楽しみにしていました。研修旅行ではクラスのドッヂボールや綱引きを仕切りましたが、球技大会でもリーダーを務めました。本番が近づく につれ、メンバー決めの際に、みんなの思いを受け容れてすばやく決めることができず、また全員に指示を伝えることも不十分で、さらに連絡のミスもあって、反省 の連続でした。また、みんな得意不得意があって、平等に同じ回数で出場するのか、得意な人を中心に試合に出た方がいいのか、チーム内でも意見が分かれることもありました。 けれども、期末試験が終わると同時に、朝や昼休み、放課後など、汗をかいて練習しているクラスメイトの姿を見て、とても感動しました。僕が、「練習しよう」と声をかけると、メンバー全員が必ず集まり、クラスの強い団結力を感じました。
 本番当日、僕らは8クラスの中で2位でした。1位とのチームの点数差は1点で、みんなとても悔しそうでした。でも、僕は、悔しいというよりも、すがすがしい思いで、喜びの気持ちの方が 勝っていました。研修旅行の時も同じ2位だったのですが、研修旅行は、みんなのことをまだよく知らず、練習も何もないまま本番に臨みましたが、球技大会では、気持ちを 理解しあって試合に挑むことができたので、思いやりや、感謝の気持ちを持って試合ができました。この一年間 、育んできた友情と、団結し、取り組んだ練習が、何よりも力になることが分かりました。もう少しで、2年生になり、クラスがばらばらになりますが、このクラスメイトみんなで共有した気持ちや感動は、忘れずに心にしまって おきたいと思います。今回感じた強い団結力とこの体験で学んだことを今後に生かして、これからも何事にも全力で取り組んでいきたいです。(男子

3組 

 球技大会はとても大切な思い出となりました。それだけではなく、女子も男子も自分がプレーしていない時に他のクラスの試合を 応援しました。今回は女子はドッジボール、男子はハンドボールとフラックーフットボールの二種目でした。雨も降らず、気温も穏やかで外でプレーするのには最適でした。自分がプレーする時間と係の当番の時間の間隔が結構 短く、予想以上にハードな日程でした。だから男子の応援にはほとんど行けず、プレーしているところも少ししか見ることができませんでしたが、男女共に 満足する結果を出すことができました。
 女子は一番最初の試合が始まる前に円陣を組み、団結力を高めました。実際、普段の練習ではあまりボールを取ったり、投げたりしない クラスメートも球技大会では活躍しました。少なくても1人1回はボールに触れることができたのではないでしょうか。また、自分達の試合が終わった後は担任の先生から男子の試合結果をお聞きして喜んだり残念がったりして 盛り上がりました。時間が空いているときは第1グラウンドまで走って応援に行きました。ハンドボールは時間が合わなくて、終わりの1、2分しか見ることができ ませんでしたが、フラッグフットボールはしっかり見ることができ、一生懸命プレーする姿に感動しました。また、友達と一緒に男子の試合を見ていて、「お互い頑張ろう」という気持ちにもなれました。球技大会では予想外のできごともあって喜びや残念な気持ちだけで はありませんでした。
 私は今まで1年3組の生徒として体育祭や紫峰祭などの行事に参加し、最初の頃よりも確実に団結力が深まったと感じます。もう少しでクラス替えがありますが、良い雰囲気を 最後まで保ちたいと思います。今回の球技大会で新しい思い出がたくさんできました。そして1年3組で良かったなと しみじみ思いました。 女子) 

                                

 ドッジボールといういつもは遊び感覚で行っているゲームに、あんなにも一生懸命になることができたのは初めてでした。私は運動に興味がなく、 最初は球技大会に積極的ではありませんでした。けれども、体育の授業で試合を繰り返す間に、コツが分かり、次第にボールから逃げたり、ボールを相手に当てたりすることができるようになり、3組が勝つ割合も多くなって いきました。キャプテンを始めとして、団結力も着実に深まっていきました。球技大会の前日の放課後、先生が見守ってくださる中、一生懸命練習しました。 貸し出しボールの順番を持っているときは、なかなか練習する気が起きませんでしたが、練習が始まった途端、積極的にパス練習や 紅白試合をクラス内で行い、一致団結することができました。だから、本番でも一致団結することができたのだと思います。
 本番では、あるクラスがとても強くて私達のクラスはめげそうになりましたが、そのクラスが他のクラスと試合を行っている時にそのクラスの特徴などをつかみ、その対処法を考えました。結果 は負けましたが、あと少しで勝てそうなところまで行くことができました。
 私達のクラスは8クラス中の2位まで行くことができました。これはたくさん応援してくださった先生や一生懸命練習したクラスのみんなのおかげだと思います。
 また、ドッヂボールの練習をし始めた頃にクラスの目標やみんなの意志を書いた紙がありました。その目標は実現したのではないかと思います。やはり、目標を実現させる ために努力をすることはとても素晴らしいことだと思います。これからも、目標や夢を諦めず、それに向かって一歩ずつ歩んで いきたいと思います。 (女子)

4組 

 私は今回、中等部1年4組のキャプテンとして球技大会に参加し、一つの目標に向かって団結することのすばらしさを改めて感じました。 
 私のクラスの女子はとても団結力があり、活発なので優勝できるかもしれないという期待を胸に当日を迎えました。試合前はまだ戦ったことがなく、強さのわからない他クラスとの戦いに不安を感じていましたが、4組の女子 17人全員で円陣を組んだことで、絶対に勝てるという気持ちが体の内から湧いてきました。試合中は体育の時間に先生から言われていた、声を出し、味方にボールの位置を伝え、ボールをできるだけ早くパスすることを心がけました。この作戦では、普段は物静かなクラスメイトが大きな声を出したり、積極的にボールをキャッチして投げていたのでびっくりしました。
 また、クラスの係も一人ひとりがきちんと責任を持って行い、トラブルのない、楽しい球技大会になりました。結果は4勝3敗で4チーム同率の2位でしたが、一人 ひとりがこれまでのベストを尽くし、クラスの女子17人全員の気持ちが一つになることができました。
 1年4組というクラスで活動するのも残り1カ月もなくなってしまいましたが、クラスメートといっそう絆を深め、2年生になって 1年生の頃を振り返った時、良いクラスだったと思えるようにしたいと思います。
 今回の経験は来年の球技大会に生かすだけでなく、将来、私の夢であるアナウンサーになった時も生かし、まずは、来年は自分のクラスが 優勝できるように、勉強と両立させ、運動にも力を入れていこうと思います。 (女子

                               

 2月27日、天気がとても良く恵まれた1日となりました。僕は、ハンドボールの種目に出場しました。普段、みんなで練習している時は上手くパスが繋がらなかったり、シュートを打つ人が同じだったり、ボールをキープする人が同じだったりして 、授業中の試合で負けていました。4組のチームは球技大会で、パスをいかに早く回し、ボールをキープし続けるかを特に意識しました。いつもは負けていたクラスに一生懸命全力でプレーし、勝ったことが一番の自信になりました。しかし、4組のハンドボールのチームは試合に勝ったり負けたりを繰り返していました。最終的に3勝4敗0分で負け越してしまったため、他のクラスの雰囲気と比べると暗くなっていましたが、1試合1試合、全員が全力で力を合わせて、「勝つ」という一つの目標に向かって一生懸命になれた球技大会となりました。4組は8 くらす中5位でしたが、みんなで協力したり、一生懸命に練習したことには変わりありません。相手に試合で勝つということではなく、クラスで一丸となれたことが今回の球技大会の本当の成果だと感じました。試合以外でも周りで応援を精一杯頑張り 、クラスの絆がよりいっそう深くなった気がします。結果は残念でしたが、悔いのない球技大会になったと思います。そして、大きな充実感を味わうことができ、1年4組のとても大切な思い出となりました。この球技大会を通して、残り少ない時間ですが、これからも何事にも協力し、小さくても大きくても少しずつ壁を乗り越えていきたいです。 (男子

5組 

 小学生の頃は、ドッチボールをやる時チームで声をかけ合うことがありませんでした。また、得意な人ばかりがボールを投げることが多くありました。この球技大会では小学校の頃と違い、クラス全員が一丸となり、練習も含めてとても充実したものでした。
 初めてのドッチボールの練習の時は、ほとんどの人が声をかけず、内野にいても逃げるだけ、相手チームに当てられて外野に行っても、得意な人だけ投げて、あまり得意ではない人はボールを投げないという場面が多く見られました。
 しかし、何度か練習を重ねるうちにドッジボールの技術、そしてチームの団結力が高まっていきました。本番直前では、第二体育館内に仲間同士でかけ合う声が響きました。
 今回の球技大会で私が心動かされたのは、何と言ってもクラスの団結力でした。
 試合中は仲間同士でボールがどこにあるのか教える。仲間がボールをキャッチしたり、相手チームの人を当てたら「ナイス!」、相手チームに当てられてしまったら「ドンマイ!」。試合後にはチームで反省点、改善点を話し合う。そしてまた次の試合に向けて円陣を組む。試合に勝てば全員で喜ぶ。負けてしまったら全員で全力で次の試合に向けて改善する。この 2週間でチームみんなの気持ちが一つになったと思います。
 試合の結果は4勝3敗で5組は優勝できませんでした。けれども、今日は研修旅行や体育祭とともにクラスの心が1つになった1日だったと思います。優勝には届きませんでしたが、とても楽しく良い1日でした。
 このクラスもあと1カ月もせずに終わってしまいます。最後にこの球技大会で良い思い出を作ることができました。あと3週間、このクラスでの学校生活を精一杯楽しみたいと思います。 (女子

                                           

 1年5組というクラスとして最後の大きな行事だったので、僕はこの球技大会を「楽しもう」という思いで臨みました。 僕はフラッグフットボールに出場しました。自分の得意なスポーツでもあったし、チーム全体が強いので優勝できる自信がありました。最高のコンディションで迎えた当日午前の試合では 、2試合ともに大量得点で圧勝し2連勝しました。僕はインターセフトという守備で、相手がパスプレーの時にボールを奪うのが役目で、僕はそれが得意でしたが、相手はパスプレーでなくランプレーだったため 、インターセフトができませんでした。けれども2試合とも中心メンバーとして出場し、グループリーグ突破を決めることができました。また、チームのみんな も大活躍で、良いスタートを切れました。
 午後の1試合目ではグループリーグ突破をともに決めている2組とグループ1位を争い対戦しました。前半は自分たちのペースで思い通りにゲームが進みましたが、後半 、次第に点差が縮まり、緊迫した状態になってきました。しかし僕たちもすぐに反撃し、グループリーグ1位で決勝トーナメントに進むことができました。準決勝はいつも体育 の授業で一緒の6組でした。最初から自分たちの思い通りにうまくいき圧勝し、決勝に進出することができました。
 ついに待ちに待った決勝が始まりました。相手は3組でした。前半最初の攻撃、いつも通り6点取りましたが、ボーナス得点が決められませんでした。その後、逆転の繰り返しで 、予想外の接戦でとても緊張しました。結果は24対21で接戦を制し、優勝しました。今回の勝因はチームの団結力がよく 、全てのプレーに集中して一生懸命やったからだと思います。
 今回の球技大会から、どんなことが起きてもプラス思考に考えることと、団体で物事を行う時は、その団体に所属している 人達が一致団結することが大事だということを学びました。この2つのことを来年の球技大会にも生かし、さらにレベルの高い球技大会にしたいです。 (男子

6組 

 私は球技大会で、多くのことを学び、よい思い出を作ることができました。
 まず1つ目はやる気です。やる気がなければ何も始まりません。皆が絶対に勝つという気持ちを持って頑張ったので、2位という結果を残 すことができました。6組は初戦8組に負けてしまいました。最初はみんな悔しがって落ち込みましたが、すぐに気を取り直し、次の試合に挑みました。やはり、やる気がなくなっては何もできないというのは本当なのだと改めて感じました。
 2つ目は、達成感です。私が、一番達成感を感じたのは、最後の試合で5組と戦った時です。5組は、いつも体育の授業で練習試合をしていて、ほぼ負けていました。 そのため本番で勝った時はすごく嬉しく、達成感がありました。私達は、毎回体育の時間に5組に勝つため の作戦を考えていました。その成果が今回の勝利に結びついたのだと思います。この一致団結して難敵に挑む力は、次第に高まっていきました。試合中の仲間への励ましや、ボールの位置についての教えあいなど にその力は発揮されました。また、他の組の応援もしました。もちろん、他のクラスも6組も応援してくれました。特に7組のすごく活気のある応援が6組に向けられたときは嬉し く、もっと頑張ろうと思いました。
 今回のことを活かし、終業式までの残りわずかな日々を大切にして、かけがえのない友達を心から思いやり、充実した楽しい学校生活を送りたいです。 (女子

                                

 僕はハンドボールのメンバーとして出場しました。今年度の学校行事の最後であり、1年6組として何かをするということがもうないので、優勝 を目指して精一杯努力しました。
 試合時間は体育での試合の倍の時間だったので、とても疲れ、途中交代をしないと体力が尽きてしまいそうでした。最初の何試合かは上手く交代ができていたため、3連勝することができました。しかし、 3連勝してからは、チームが本格的に優勝を意識するようになり、ほとんどスタメンを変えず、交代もあまり行わなかったため、次の試合では負けてしまいました。昼休みに はみんなで話し合ってフォーメーションや交代をする人、どういう作戦で攻防していくのかを考えながら次の試合に備えました。その結果、残り1試合を残して4勝1負 1引き分けで最後の決勝戦で7組と試合をすることになりました。全体でも最後の試合だったので、フラッグフットボールの人達や他のクラスの人達も応援してくれました。僕のチームは勝ち点で 7組に負けていたため、勝つしか優勝する方法がありませんでした。試合が始まって間もなくして先制点をあげることができました。点を取ったら守りの態勢で戦うつもりでしたが、上手くいかずに守りが弱くなってしまっていた時がありました。その時に点を決められてしまい、必死になって攻めましたが得点をあげることはできず 、引き分けとなり、残念ながら優勝することはできませんでした。けれども、チームの団結力が試合ごとによくなり、最後の試合ではプレーに集中でき ました。
 チームの団結力がよくなったということは、クラス全体でも団結力が強くなったということです。今回の球技大会では、団結してクラスにまとまりが見られたことが最大の成果 です。
このクラスで過ごすのは後少しですが、その残り少ない時間を楽しみ、より充実した生活を送りたいと思います。 (男子

7組 

 江戸川学園取手中学校に入学してすぐのあの日。1年7組がドッヂボールで気持ちを一つにすることができず、負けてしまったことを僕は決して忘れません。それからの1年を通して、団結力を高め、臨んだのが球技大会でした。ハンドボールの試合に出た僕は 、研修旅行の時と変わったことが3つあることに気付きました。
 1つは応援です。研修旅行の時は、休みの時間には友達と雑談することが多く、 士気は上がりませんでした。しかし、今回は休みの時間には他のチームの応援に行き、士気を高めあい、一人ひとりが力を出し切ることで、どの試合も真剣に戦 い、1点で満足せず、2点、3点と得点を重ねていくことができました。
 2つめは、心の余裕の違いです。今回は研修旅行の時とは違い、作戦を練ったことが勝利につなが りました。先制点を取ることで、味方の士気が上がり、戦いを有利に進めることができました。研修旅行のドッヂボールでは、最初にどんどん当てられてしまったことに動揺したことが一つの敗因でしたが、同じ失敗をせずにすみました。
 3つめは仲間を大切にすることです。今回の球技大会の前に、ハンドボールのチームで考えていたことがあります。それは、仲間割れをしないということです。相手の方が優勢であるときに、一番してはいけないことは、相手にさらに得点を重ねさせることではなく、仲間割れをすることだと思います。仲間割れをしてしまえば、せっかくチャンスが巡ってきても、それを活かすことができなくなってしま います。だから、試合中に点を入れられても、「次があるよ」「惜しい、これからだよ」と、互いに声を掛け合い、チームが一つになれるようにしました。このような工夫をすることにより、ハンドボールチームは優勝することができました。
 こうして、中学最後の行事で、絆大切にし、チーム全員の心に、一生忘れることのできない大切な思い出を作ることができました。今回、このような結果を出すことができたのは、「負ける」ということを通して学んだことを、活か せたからだと考えます。さらに今回の大会で得たことを次年度に活かすには、「 一度や二度の成功に満足しないこと」ということも大切です。今回は5勝したものの1敗してしまいました。その敗因はマークしなければならない選手をマークできず、多くの得点を許してしまったこと です。もっとよく状況を見て、手の空いている人がうまくマークへ移れば、こういう結果にはならなかったかもしれません。連戦連勝の中、油断していたのもよくなかったのでしょう。この経験を、来年度の球技大会に活かしていきたいと思います。 (男子
 
                                    
 
 ドキドキしてきたな…。 試合が近付くにつれ、緊張が高まってきました。
 中学での初めての球技大会、そしてクラスの中で一致団結する最後の行事です。精一杯力を出し、仲間とともに最高の形で 1年間を終わらせたいと思っていました。
 僕が出場したフラッグフットボールは作戦が命なので、チームのみんなで意見を出し合い、作戦を考えました。大会前日には、最終確認を行い、チームが良い成績を出せるよう団結力を高めました。
 大会当日。チームをさらに良い状態にするため、 試合に対してとても熱が入っていた僕達は早朝の寒い中、実際に試合形式で練習したり、キャッチボールをしたりしました。
 いよいよ試合。僕たち7組は、第1試合から戦うことになりました。今まで努力を思い出し、チーム一丸となって戦いましたが、大差で敗れてしまいました。試合後反省会を行い、もう一度作戦を練り直しましたが、2戦目も敗れてしまいました。さらに、3戦目、試合開始前から、他クラスの結果によれば、上位4クラスのトーナメント戦進出の可能性がなくなっていました。とても残念でしたが、せめて1勝できるようにと、アメフト部の先輩から助言をいただき、チーム全員で実戦練習をしました。その甲斐あって、最後の試合で勝利を収めることができ ました。
 一方、7組のハンドボールのチームは、見事優勝しました。このことは、同じクラスの一員としてとても 誇らしく感じます。クラス全体が目標に向かって互いに高め合うことがとれだけ素晴らしいことかを改めて実感できました。
 球技大会を通し、団結力が団体競技にとってどれだけ重要かを 学びました。
 1年生も残り1カ月を切りました。1年間の行事を通して、「7組の絆」が本当に深まったと思います。クラス替えは名残惜しいですが、7組最後の日まで、みんなと絆を深めていきたいと思います。みなさん、1年間ありがとうございました。 (男子

8組 

 楽しみにしていた球技大会で 得たことがたくさんありました。2日前から球技大会の練習をしたり、ミーティングをしたり 、みんなで1つの事を一生懸命やる素晴らしさを改めて実感しました。入学した頃は知らない人たちばかりでしたが、 多くの学校行事を通し、次第に親しくなっていき、この球技大会では率直に互いに意見を出し合うことができるようになりました。 そして様々な意見があった方が良い方向へ進めるということにその時気づくことができました。練習のときからみんなで声をかけ合ってがんばってきました が、球技大会当日もみんなで気持ちを一つにして挑みました。勝つイメージはあらかじめしていましたが、いざ試合が始まるとそのイメージに近い形で次々と勝っていき、結果は全勝優勝でした。この 感動をみんなと共有できたことが何よりもよい思い出となりました。4月からはクラスがバラバラになってしまいますが、来年は来年で、新クラスで球技大会 では優勝を目指そうと思います。 (女子

                                  

  はじめての球技大会である今回、勝つためにがんばろうという気持ちよりも、みんなで協力して楽しいものにしたいという気持ち の方が強かったように感じています。本番の試合に向けて放課後の時間を利用して作戦を立てたり、実際に練習して相手に勝てる方法を考えました。球技大会当日も早く来て外でボールを投げたりパスをしたりして練習しているクラスもありましたが、自分たちのクラスは体力を温存しておく方針 で、教室で綿密に作戦を立てることにしました。
 本番では練習や計画通りのプレーができないこともありましたが、その度に皆で声をかけ合って励まし合い、試合後にみんなでどこが悪かったか反省し、改善していきました。 最初はミスをした友達を責めるような話し方をしてしまったこともありましたが、それではいけないと思い、マークがついていない味方やパスすべき人を教えたりする といった具体的なアドバイスに変えた途端に、点を取ることができるようになりました。途中で連敗をしてしまった時は真剣にみんなで作戦会議をして、気合 いを入れ合い、次は勝とうと意識を高めました。その結果、後半は連勝することができ、結果は4位でした。負け が続く沈んだ雰囲気と体力的な疲労という状況下で勝利をつかんだことは自信につながりました。できれば上位3位に入りたかったのですが、みんなで頑張って全力で戦えた のだから十分満足しています。実に充実した球技大会でした。また、決勝戦の観戦では、いつも体育で戦っている7組を応援しましたが、友達のチームを応援するのも楽しいと感じました。
 8組のチームワークを最後の学校行事で発揮できたことはすばらしい思い出となりました。来年は新クラスで優勝を目指してがんばりたいです。(男子