中等部1学年

創立記念講話をお聴きして

2015.10.30

1組 

 私は11月5日が江戸川学園取手中・高等学校の創立記念日のため、校長先生より創立記念講話をお聴きすることができました。今回の講話は本校の伝統や自分自身の目標について深く考える良い機会にな りました。
 まず創立に携わった方々に感謝しなければいけないと思いました。この学校を創立するに当たってたくさんの苦労がありました。高等学校として開校し、今では小、中、高の一貫校としてすばらしい伝統を築き上げています。「校門の一礼」もその中の一つです。朝の「校門の一礼」は心を整え、 それによって、今日も存分に勉強できることに喜びを感じることができます。帰りの「校門の一礼」は、その日のことを振り返りながら、明日も頑張ろうという気持ちになります。このよき習慣は、私たちの先輩方が作ってくださったものです。私たちはその伝統を受け継ぎ、より良い学校生活を作り上げていかなくてはなりません。 
 また、卒業生には様々な場面で活躍している人がたくさんいます。私はそのような方々の後輩になれたことを誇りに思っています。
 話は変わりますが、江戸取は「規律ある進学校」です。友人と切磋琢磨しながら心ゆくまで勉学に励み、部活では先輩方と良い関係を築くことができます。私はそんな環境で生活できることをうれしく思いました。
 校長先生は校章の三つの菱形には、体力、心力、知力の三つの意味があるとおっしゃっていました。私も今まで以上に知力、体力、心力を鍛えていくことが大切だなと感じました。特に今の私は心力に重点を置くべきだと思います。私たちは自分自身や他人に甘えてしまうことがあ ります。心力に磨きをかければ知力と体力も伸びやすくなります。
 江戸取の生徒となって半年あまりが経過しました。あと半年もしないうちに2年生となり、後輩を持つ立場になります。先輩として恥ずべきことのないよう、これから一層自分に磨きをかけていきたいです。
 今回の創立記念講話をお聴きして、自分のことを見直し、これからどうするのか考える時間を作ることができました。今回の講話を忘れずに自分の目標に向かって努力していきたいです。
 私が江戸取に入学してから7ヶ月が経ちました。私は今憧れていた学校に憧れていた制服を身につけて毎日登校しています。入学式の時にうれしさと緊張で胸がいっぱいになった ことを思い出します。7ヶ月経って今では当たり前のように制服を着て、江戸取で学校生活を送っています。今回の校長先生のお話をお聴きしながら、あまりにも当たり前になってしまって、江戸取生としての自覚が薄れてきているかもしれないと反省しました。小学生の時に憧れの眼差しで見ていた江戸取の先輩方。今は私がその立場です。私が制服を着て歩いたり、電車に乗っている姿を他の人は「江戸取生だ。」と見ていることでしょう。その時に「やっぱり江戸取生はすてきだな。私もあの人のようになりたいな」と思われる存在でなければいけないと思います。だから、制服を着ているときは必ず江戸取生としての責任を常に持って行動しなければいけないと思います。また、校章の意味「誠実、謙虚、努力」これを常に実践できるよう心がけていきたいと思います。そして今まで先輩方がつないできた江戸取生としての誇りや、周囲の人からの評価を私もつないでいかなければいけないと思いました。江戸取が中学校を開校するに当たり校長先生をはじめたくさんの方々の尽力があったことを知りました。先生方のおかげで今、私たちはこうして恵まれた環境をいただき勉学に専念できていると感謝の気持ちを改めて感じました。中学、高校と同じ仲間と共に学び、共に頑張ることのできるこの6年間という時間は中高一貫校でしか味わうことができないと思います。私は29期生と出会えたことに感謝し、6年間、さらには一生の仲間として切磋琢磨し合えるように共に成長していきたいと思います。江戸取の創立記念日を通して私は江戸取生の一員であると改めて実感することができました。今までの先輩方が築き上げて下さった学びの道をこれからも着実に歩んでいきたいと思います。将来の夢を叶えるための大学受験も、きちんと視野に入れて自分が何をすべきかを考えていきたいと思います。そして、自分が社会に出たときに「私は江戸取出身です。」と胸を張って言えるような大人になりたいです。そのために先生方の教えや、学校生活における規律、江戸取生としての責任、役割を考えながら生活していきたいと思います。今回のお話を通して江戸取を 開校のためにご尽力下さった方々と、今日までの江戸取 の伝統を築き上げて下さった先生方、先輩方に感謝の気持ちを忘れず、江戸取生としての自覚を持ってこれからも勉学に励み、規律ある生活を過ごせるよう努力していきます。

2組 

 私は、今回の創立記念講話をお聴きして、校長先生からたくさんのお話をお聴きすることができました。その中で特に心に残ったことが三つあります。
 一つ目は、江戸取の校歌についてです。今回の講話の中で校長先生は、「校歌は江戸取の高等部一期生の時からずっと今日に至るまで受け継がれている ものであり、今後も江戸取の伝統として受け継いでいかなくてはならない」とおっしゃっていました。このお言葉をお聴きするまで、自分の学校の校歌が先輩から後輩へと受け継がれている伝統、という見方をしたことがなく、歌詞に込められている意味や作ってくださった方の思いを、あまり考えずに歌っていました。これからは、しっかりと一つ一つの 歌詞の言葉の意味を理解して歌っていきたいと思いました。一人一人が「江戸取の大事な伝統を受け継いでいる大切な一員」という強い使命感を持って歌って いくことが大切なのだと思います。
 二つ目は、先輩の実績を越えることについてです。講話の中で校長先生は、「後輩は先輩の実績を越える大切な役割がある」ということをおっしゃっていました。私はこの言葉は「大学入試のみならず、他のことにも通用するのではないか」と思います。たとえば、部活動、日々の練習を怠ることなく懸命に励んで先輩の後に必死で追いつこうと努力を積み重ねていくことで生まれてくる強い精神力や、技術の高さ、成功したときの喜びなど、これからの人生において重要となる部分を作り上げていくことができます。そして、勉強でも同じことが言えます。ここで言う「先輩」を「同級生」に置き換え、「〜さん、〜くんに追いつくように頑張ろう」という高い目標を持って勉強に打ち込むことで、自ずとやる気も湧いてきます。だから、日頃から文武両道の精神を大切にしていくと共に、高い目標を持って全力で打ち込 み、自分自身を磨き上げていきたいです。
 そして、三つ目は、入学時の自分の姿と今の自分の姿を照らし合わせることについてです。入学時の私は、自分を必要としている人がいて、苦しみ、困っている人の力になりたいという理由から「医師になりたい」という夢を持っていました。そんな「医師になりたい」という夢を持っていた私は、現在、二つの夢で悩んでいます。まず一つ目は、以前と変わらず「医師になりたい」という夢です。やはり、事故現場で人の命を助けようと必死になっている 医師の姿や、仲間を信じて、人を救おうと懸命に努力し合っている姿を尊敬したり、胸を打たれます。だから「私も人の命を助けて、世界へと貢献できる大人になりたい」とつくづく思います。一方で、私は最近「教師になりたい」という新たな夢も生まれてきました。なぜなら、江戸取の道徳の授業を受けたり、さまざまな方々のお話をお聴きしたり、芸術に触れていく中で、「このときに味わった感動やいろいろな人の考え方、今回学んだ人生において大切なことを未来の子供達に伝えていき、よりよい平和な社会を作っていきたい」と考えるようになったからです。どちらにせよ、社会には 「必要のない仕事」という仕事は存在しません。だからじっくり時間をかけて考えてきたいと思います。また実際にその仕事に就いている人にお聴きしたりするなど、いろいろな経験 の中で自分の考えをまとめていきたいと思います。

 私は校長先生の創立記念講話をお聴きして、江戸取に行かせてくれている父母への感謝や、一生懸命努力することの大切さを感じることができました。
 私が江戸取に行きたいと思った理由は、道徳や先生方の講話などといった心の教育が行われていることや、医学部コースや東大コースなど、学力に力を入れていることに強くひかれました。しかし、私の家は遠く、通学時間がとてもかかります。父母は、誰よりも私のことを心配してくれ、私も自分には無理なことかもしれないとあきらめようとし た時もありました。けれども母が、挑戦するだけでも挑戦してみれば、と温かい言葉をかけてくれ、応援してくれたことで、あきらめの気持ちがなくなり、受験勉強に打ち込むことができました。努力が実り、合格したときに、それまでの努力を見守っていてくれた父母は江戸取に入学すること を喜んでくれました。私は、このことを一生父母に感謝すべきことだと思っています。そのことを改めて思い出し、今回の講話をお聴きして、両親の優しさや、私の将来に対する強い期待に応えられるように、江戸取で三つの努力をしっかり果たそうと誓いました。
 一つ目は、やはり学問にしっかりと取り組むと言うことです。家が遠いからなどといった理由で勉強ができないようでは、江戸取に通っている意味がありません。高校生になって、 医科コース、東大コースに入れるように、今から努力をしていきたいです。
 そして、二つ目は、部活動です。私は、まだ部活動に入っていないのですが、通学にも慣れてきたので、そろそろ部活に入部しようと思っています。 勉強だけではなく、身体を動かすことも、とても大切なことだと思うので、部活動に入って大いに身体を動かして、寒さにも暑さにも勝てるような強い身体をこれから作っていきたいと思います。
 最後の三つ目は、臨機応変に行動することができるようにすることです。一つ目や二つ目にもつながることですが、臨機応変に行動することができることは、社会人になっても大切なこと です。予想もしていなかったようなことや、自分にとって都合の悪いことが起きた時、また、自分にチャンスが巡ってきたときに、解決や判断 をすべきなのは自分自身です。困った時は自分で解決し、チャンスが来たときは、自分で努力してそのチャンスをつかみ、生かさなければなりません。いつも誰かが自分の側についてくれているわけではありません。自分で臨機応変に対応できるようになるのも、江戸取の生活の中で身につけていきたいと思います。私は、 この三つの努力をしっかり実行していきたいと思います。私はまだまだたくさん努力していかないといけません。父母が私に江戸取に行かせて良かったと思ってくれるように、そして、将来、夢を実現し、父母を喜ばせることができるように、努力していきたいです。

3組 

 私は、先日の創立記念講話をお聴きして江戸川学園取手中学校の生徒としての自覚を高めることができました。
 本校は今年で開校29年目、29期生として私は胸を張って生きていかなければなりません。そのためには、「誠実、謙虚、努力」という三つの校訓を実践していくことが大事です。それを創立記念講話で改めて自覚できました。私は時々面倒くさがって怠ることがあるので、これからは 継続しようと思いました。
 開校したばかりの江戸川学園取手小学校に通っている児童たちの憧れの的であり続けるためには、将来の夢に向かってまず私たちが頑張らなければなりません。私の夢はユニセフの職員です。小6の9月ごろからユニセフの職員になりたいと思うようになりました。きっかけは、テレビのユニセフのCMです。その頃のCMはやせ細った小さな男の子が今にも死にそうに呼吸をしていたものでした。私たちは、食事は毎日三食というのがあたりまえで、体調を崩したときには、病院へ行って薬をもらうことができます。しかし、CMに出ていた男の子は呼吸をするのがやっとという感じでした。そのような子供達を助けることができない自分の無力さをその時感じました。そんな無力な自分でも、少しでも貧困で飢餓に苦しむ人々を助けたいと思い、ユニセフの職員を将来の夢にしました。
 江戸取には「医者になりたい」という生徒が多数いるので、その人たちに負けないぐらい勉強し、知恵をつけて、 江戸取小の児童たちに尊敬してもらえるような生徒を目指したいと思います。
 本校にはたくさんの伝統があります。その伝統は、先輩方や、たくさんの先生方によって作られ、守られてきたものです。その伝統を次に入ってくる後輩達に伝えていくことが私達の使命です。伝統を正しく伝えるためには、今、私たちがしっかりと伝統を先輩方から受け継ぐことが大切だと思いました。私たちが伝統を受け継がなければここで終わってしまいます。伝統がなくなってしまったら学校生活に魅力がなくなり、楽しくなくなります。学校生活をもっと楽しくするためにも、江戸取の歴史を知り、本校の伝統をしっかり継承していこうと思います。 
  先日、校長先生より創立記念講話をお聴きし、入学式で抱いていた初心にかえることができました。その初心とは、将来の夢を叶えることと、江戸取で成し遂げたいことのために努力することです。
 僕の夢は二つあり、医師になるということと、航空パイロットになるということです。これらの夢を叶えるために、江戸取で友と一緒に励まし合いながら、頑張りたいです。また、江戸取で成し遂げたいことは、生涯の友を作る、信頼される人になる、何事にも挑戦することの三つです。夢と目標を現実にするという思いを抱き、江戸取を志願しました。江戸取の合格を勝ち取り、念願だった緑色のブレザーを身にまとうことが できました。
 今まで、江戸取の歩んできた歴史や校歌、校章に込められた思いを、あまり気にすることもなく、生活をしていました。江戸取生でありながら、江戸取について深く知らなかったことに驚きました。
 校長先生がお話し下さったことの中で、心に強く残っていることは、校門の一礼をすることの意味や校歌・校章に込められた思いについてです。江戸取に入学し、初めに驚いたことが「校門の一礼」でした。この校門の一礼は、自分自身と対峙するための一礼だと教わりました。そのため、自分から進んで行わなければ意味がありません。今後、校門の一礼をするときは、このことを意識して行いたいと思います。
 また、校歌には、江戸取の校訓である、誠実・謙虚・努力がそれぞれ含まれていることを知りました。以前まで、何気なく歌っていた校歌に、校訓や建学の精神が込められていることを知り、これから校歌を歌うときには、歌詞の意味を噛みしめながら歌いたいと思います。
 校章の中にも、様々な思いが込められています。校章の中の三つの菱形には悠久の未来へと流れる川がデザインされていて、心力・学力・体力の三つの教育、校訓が込められています。緑色のブレザーの襟に付いている小さな校章にも意味があることを知り江戸取生であることの誇りと、両親への感謝の気持ちを感じました。
 また、僕が江戸取生でいることは、当たり前のことではないことを改めて感じました。僕は、江戸取で、夢への一歩を踏み出すことが大事だと思います。創立記念講話で、江戸取について様々なことを学び、今後、自分がどのように歩んでいかねばならないか明確にすることができました。言葉で言うだけは簡単ですが、実際に実行することは、難しいことです。しかし、僕には心に決めた夢があり、具体的な目標もあります。心が折れそうな時でも、粘り強く挑戦していきたいと思います。六年後、江戸取に入学して良かったと思えるように日々精進していきたいです。

4組 

 今回の講話をお聴きして、私は受験中、江戸取に憧れていたことを思い出しました。理由は、私は医者になりたいという夢を持っていたので、江戸取の医科コースで勉強したいと思ったことと、江戸取には「緑」がたくさんあることからでした。私は小さい頃から、緑色が好きです。そして自然が好きです。江戸取には、たくさんの木々があり、近くを利根川が流れています。そんなきれいな環境の中で勉強できることが嬉しいです。私は騒音や排気ガスの中で過ごすのは苦手なので、この学校はとても良い環境だなと、毎日通学していて感じています。
 講話で印象に残ったことは、江戸取中等部入試が始まった29年前、マスメディアに大きく取り上げられたことです。その頃この辺りでは中学受験は珍しかったのだと、時代背景を想像しながら聴いていました。中等部から入学すると、大学受験までの6年間をずっと同じ学校で学び、努力することができます。それが中高一貫校の特徴ですし、私もそれができるので嬉しいです。それから私は、29年前にできた今の制服が好きです。これを着ると、江戸取の一員だと思え、気が引き締まります。制服は実際重たいですが、気持ちの面でも、誇りと周りへの配慮という重みを背負い、毎日通学したいと思います。
 次に、私は江戸取の「LHR」と「道徳」を学んでいます。小学生での道徳は、教科書を基に話し合うものでしたが、江戸取は違いました。先生方が毎回違う話をしてくださり、その一つ一つが社会生活でとても大切なことばかりです。また、大ホールでの講話では、私の知っている話と知らない話がありますが、どちらも興味が湧く内容で、事前に配られた資料を読み、どんな話が聴けるのかと、毎回楽しみにしています。しかし、最初の頃は、感想をノート1ページにびっしり埋めるのが大変でした。そして、なぜこんなに書く必要があるのか不思議でした。でも続けていくうちにこれは、講話を振り返ることができ、また、普段の授業ではできない心の反省をすることができることに気づきました。感想や、自分の考えを書くことの大切さを知ってからは、ノートをまとめることが、少しは苦でなくなりました。そして何より、先生方のコメントが、学校生活をする上での励みとなっています。
 最後に、講話から、江戸取は少しずつ勉強しやすい環境に変わってきたことを知りました。広い敷地に入り組んだ校舎は、一つ一つの建物が少しずつ完成していったことを思わせます。私もこの校舎のように、少しずつ自分づくりを完成させていきたいと思います。
 入学して半年、私の夢は変わっていません。今の目標は、高等部の医科コースに入ることです。そのために、日々の学習を真剣に取り組み、定期試験で、毎回良い結果が出せるよう、努力したいと思います。

 私は、創立記念講話をお聴ききして江戸川学園取手中学校に通うのが自慢になりました。この学校は私の将来の夢である医者になるために通う学校としてとても良い学校だと思います。
 私は今年の四月にあいさつを誰にでも元気よくし、すぐに諦めたりせず忍耐する心をつけると心に誓いました。今の自分を見つめ直してみると、少し成長したなと思います。紫峰祭の時、私は教室にお客さんが入ってきた時は毎回元気よく、明るくあいさつが出来ました。四月のころはうつむいてあいさつをしていましたが今では目を見てはきはきとあいさつができるようになったので人見知りもしなくなりました。また、私は国語で古文に入った時わからなくなってしまったことがあります。四月の頃の私だったら古文を勉強するのをやめて違う勉強をしていたと思います。しかしこの学校に入って半年、私はすぐに諦めないようになったので古文の勉強を前よりするように努力しました。すると少しずつ古文が分かるようになってきました。私はこの学校で沢山のことを学べたからすぐに諦めない忍耐する心が身についたんだなと自分自身でもそう感じました。
 私はこの学校の校歌の意味を知ってこの学校がもっと好きになりました。「世界を築く礎、未来を抱く情熱、時代を担う若人の誇りと知恵と責任を立ちて誓わん」という歌詞が入っているので力強く歌うことができるなと思いました。またこの言葉を聞くたびに希望を持つことができるし、夢に近づこうと努力しようとする心が芽生えます。だから校歌は毎回気持ちをこめて歌うようにしたいと思います。
 またこの学校は世界を築く礎となる人材を育てると決意して建てたと創立記念講話の時おっしゃっていたので私は夢を実現するように努力しようと決意しました。そして私は将来の夢である医師に近づくための目標があります。それは高等部で医科コースに 入ることです。この学校で医科コースを開設してから医学部に進学した先輩は沢山います。だから医学部に行けるよう高等部の医科コースに入りたいです。しかし簡単に医科コースには入れません。だからこれからはこれまで以上に勉強するようにしたいです。そして得意科目の英語は試験で百点を取るようにし、数学は九十点台を目指したいと思います。また、苦手科目である社会や国語も自分が納得し、きちんと理解するまで勉強しようと思います。そして医者は体力も必要なので体育の時間は気を抜いたりせずきちんと真剣に取り組むようにしたいと思います。
 十一月五日は創立記念日で学校は休みですが自分を深める一日として過ごそうと思います。これからもつらいことや悲しいことがあると思うけれど自信と誇りをもって生活します。

5組 

 私は、創立記念講話をお聴きして、江戸取の歴史がとても長いことに驚きました。現在、「規律ある進学校」として有名になれたことも、今までの先輩方が活躍をしてくれたからだと思います。 特に、勉強面においては、毎年難関大学多数合格という素晴らしい実績を残して下さいました。私たちにできることは、先輩方が作り上げた伝統を受け継ぎ、後輩により良いものを残すことだと思います。
 江戸取の伝統と言えば、「校門の一礼」です。この伝統は開校当初からあるそうで、一日の始まりとして、とても大事な一礼です。しかし、今私はこの大事な一礼を、心を込めてやっていない時があります。例えば友達と話しながら校門を通るときに話しながら一礼してしまったり、何も考えずに一礼してしまったりするときです。この礼の仕方は、ただの礼で、偽物の一礼になってしまっていると思います。これでは、今まで校門の一礼を実践してきて下さった先輩方の努力を無駄にしてしまうことになります。これからは、今日一日の始まりや今日一日を振り返る、意味のある「校門の一礼」をしていきたいと思います。
 私は、講話をお聴きして、校章、校歌の詳しい意味を初めて知ることができました。校章には三つのひし形がありますが、これらは校訓である「誠実・謙虚・努力」が表されているということを、初めて知りました。自分の胸についている校章を見て、校訓がいつも自分と一緒にいるのだという気持ちになりました。
 校歌にも深い意味があります。一番には「世界を築く礎」、二番には「未来を拓く情熱」、三番には「誇りと知恵と責任を立ちて誓わん」という歌詞があります。この三つのフレーズには、いろいろな思いが込められているのだということを感じることができました。校長先生がおっしゃったように、ただ歌うのではなく、力強く、希望を持って高らかに歌いたいと思います。 江戸取の校歌は、春夏秋冬を感じさせる、きれいな校歌だと思います。本校からは日本一の高さの富士山と、日本一の流域面積を誇る利根川、両方を見ることができます。これはとても恵まれた環境だと思います。今の季節は夕焼けがとてもきれいです。毎日違う形の雲が、薄紫や薄い赤、薄いピンク色に彩られています。夕日と、きれいに彩られた雲と、富士山の組み合わせは、とても美しいものです。
 私は今回の講話をお聴きして、本校の歴史を知ることができました。知っていることよりも、知らなかったことの方が多くて、驚くことがたくさんありました。この恵まれた環境で授業が受けられること、勉強できることに感謝し、先輩方が築き上げてくださった伝統を受け継いでいきたいと思います。江戸取に通っていること、モスグリーンの制服を着ていることに誇りを持って、これからの学校生活をより充実させるために、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

 今回校長先生の講話をお聴きして、思ったこと、考えたことは、「江戸取の歴史」です。創立三十八年目であることは知っていましたが、創立当時常磐線沿線にはまだ中高一貫校がなかったことや、ブレザーのデザインが途中で変わったことなどは、全く知りませんでした。もう入学してから半年以上経っているのに、まだまだ知らないことがたくさんあることを実感しました。そして、一番驚いたことが、オーディトリアムやコミュニティホールなどの施設は、初めからあったのではなかったということです。「江戸取」も人間と同じように、少しずつ成長してきたのだなと思いました。
 同時に考えたのは、「自分の将来のこと」です。入学前に校長先生の講話をお聴きして書いた作文でも書きましたが、僕にはなりたい職業、行きたい大学がまだ漠然としています。夢はじっくり考えて決めようと思っているので、焦る必要はないと思っていますが、いつ夢が決まるかは、自分にもわかりません。例えば、高1の時に決まったとします。その時点からさあ夢を追いかけようと思っても、早くから夢を決めて努力してきた人には負けてしまうと思います。人生という旅は、もう13年前から始まっています。今は、どこの大学でも行けて、何でもできるようなことをすることが一番だと思っています。これから待ち受けている一番最初の大きな壁が大学入試です。それに向けて、まずは「予習・授業・復習」の学習スタイルを継続して、特に基本となるところは確実にマスターしていきたいと思います。
 もう一つ思ったことは、日常の生活についてです。最近テストで少しでも高い点数を取ることができるように考えて勉強しているのですが、将来のことをあまり考えていなかったということです。常に意識している必要はないのかもしれませんが、目先のことばかりになってしまうと、中だるみしやすくなります。僕も今中だるみになりかけているように感じています。テスト前に体裁を整えるように焦って勉強をしているのでは、勉強する意味、苦労して江戸取に入学した意味がなくなってしまいます。
 今回の講話は自分を振り返るきっかけとなりました。今の自分の課題に気づくことができたことに感謝して、次の試験に向けて努力していきたいと思います。勉強面ばかりでなく、心力や体力も鍛えることが必要です。勉強に偏らず、文武両道で頑張ることや、周りのことを考えることができる人になれるように、講話をお聴きして考えたことを意識して生活していきます。僕も江戸取と同じように、立派に成長していきたいと思います

6組 

 創立記念講話では、江戸取の歴史について話をお聞きました。自然が豊かな所だったので、学校が建ったと聞きました。校歌には日本一の高い富士山と日本一流域面積が大きい利根川が歌われています。私は自然豊かな場所が大好きです。ですから、このような場所で学ぶことができて、とても恵まれているなと思います。学校の歴史に恥じないように努力したいと思いました。
 二十年後、三十年後の自分や自分の周りの人について想像してみるようにというお話がありました。私の二十年後は、夢が叶っていたら、医師になり父のクリニックを手伝っていると思います。結婚して、子供もがいたらいいなと思います。三十年後は、私の子供が江戸取に入って、私も保護者として学校に来ることが出来たらうれしいなとも想像しました。それから両親ですが、三十年後は高齢になっています。もしかしたら、病気をしているかも知れません。元気なままでいてほしいと思いました。そして、江戸取に通わせてくれている両親に感謝し勉強に励みたいと思いました。
 今回の創立記念講話をお聞きし、もう一度自分の将来の夢について考えてみました。私の夢は、入学当初から変わらず医師になることです。夢を実現するために、今の自分はどうか、生活や勉強量について考えてみました。入学して半年経ち、ようやく学校生活に慣れてきました。ただ、入学する前に考えていた以上に通学時間がかかり、朝学習が始まる午前八時に教室に着けない ことが悩みです。家に帰ると、疲れてしまってなかなか勉強を始める事ができず、一日の学習量が足りていないと思います。体力を付けて疲れないような体をつくりたいと思っています。部活を頑張って、体力がついたらいいなと思います。医師になるためにも体力は必要だと思っています。また、医学コースに入りたいと思っていますが、今のままでは勉強量が足りていません。私は作文を書くことも、何かすることも他の人と比べてとても時間がかかります。もっと時間を効率良く使って、予習復習をしっかりやりたいと思います。私は英語に苦手意識を持ってしまっているので、克服できるように特に頑張りたいと思います。最近、夜遅くまで起きているので、朝早く起きることができません。早く起きることができるように、夜十一時半には布団に入るように心がけようと思います。これらのことを実行して、入学当初の目的である医学コースに入れるように努力したいと思います。

 私は、創立記念講話をお聴きして、これからも江戸取生ということに誇りを持って学校生活に励んでいこうと思いました。
私は、江戸取に来て良かったと思っています。それは、まず一つは設備がとても整っているからです。公立の学校とは比べものにならないほど、快適な学校生活を過ごせています。たくさんのイベントを行い、私たちの心を豊かにしてくれるオーディトリアムや友達と使っているコミュニティホールなども私たち生徒のためにたくさんの人が協力して創ってくれたものだと気がつきました。二つ目は、規律ある進学校だからです。これは、私が江戸取に入ろうと思った一番大きな理由です。入学前の作文に書いた通り、私はしっかりと規律を守れる人間になりたいと思っていました。小学生のときは、しっかりとしようと思っていても、目の前の楽しみを優先させてしまい、後悔ばかりしていました。今は、江戸取のおかげで前よりは欲に負けずに行動できるようになりました。
 江戸取は今まで「生徒の夢は学校の目標」という素晴らしい教育によって心豊かなリーダーを育成してきました。私はまだしっかりとした将来の夢はありません。候補などはありますが、心に決めることのできる夢はありません。周りの友達はしっかりと決めていて、それを目標に頑張っているのをみると、焦りを感じます。しかし、明確な目標は無くても、模範となる、誰かの憧れとなるような人になりたいという強い目標はあります。前に卒業生の先輩の話をお聴きしたとき、どの先輩も「江戸取は素晴らしい所」というようなことをおっしゃっていました。「誠実」「謙虚」「努力」、江戸取が掲げているこれらは嘘をつきません。江戸取は私たちを良い人材に育てるためにたくさんのことをしてくれます。
 入学前の作文を読み返してみて、本当に江戸取に来て良かったなと思いました。私は、私の成長をとても感じています。入学前になりたかった自分に大体なれていると思います。それは、絶対に江戸取のおかげです。しかし、さらに良い自分になりたいという欲がどんどん出てきてしまいます。「」というと少し悪いイメージを感じてしまいますが、その欲を目標にして頑張ることはとても良いことだと思います。
 江戸取での生活はとても大変です。小学生のときと比べれば、緊張感もすごい上に、ゆっくり休む時間もありません。それでも、無駄な時間を過ごすことのないこの生活を私はとても気に入っています。江戸取だからこそ、大変だからこそ、学べることもたくさんあると思います。江戸取は今までたくさんのリーダーを育成してきました。その先輩方を越えるために、より良い自分になるために、人生の先輩である先生方や卒業生に方を信じ、これからも毎日努力していきたいです。

7組 

 私は、たくさんの人の手が、江戸取を進歩させ、守って来たのだということが、今回の講話をお聞きして分かりました。私も江戸取をもっと良い学校にしていきたいと思いました。江戸取は「規律ある進学校」という名の通り、規則は厳しいものがあったり、勉強が公立の中学校より早く進むので、ついていくのも部活動と両立させることも難しかったりします。私は運動部に所属していて、活動日が多く、練習もとてもきついです。しかし、入部してから先輩方の交流も増え、色々な話を聞くことができるようになりました。すると、先輩方は皆さん上手に部活と勉強を両立させているということが分かりました。中には、自分で早起きをしてお弁当を作ってしまう先輩もいました。皆さん、自分のペースをつかんで両立させているので、私はとてもかっこいいと思いましたし、私もこうなりたいと思いました。また、OGの中には、東大に現役合格した方もいらっしゃると知りました。最初はびっくりしましたが、これが江戸取の凄さであり、江戸取の東大コースの凄さだと思いました。入部当初には中1は私しかおらず、上下関係も厳しいので、何度かくじけそうになりました。しかし、次第に慣れてきて、勉強も以前と比べれば部活と両立できるようになりました。私は、これからも生活を少しずつ改善し、先輩のようになりたいと思います。そして、来年から入学してくる私の後輩たちが、私を見て「こうなりたい」と思ってくれれば、私にとっても嬉しいことですし、そんな風にどんどん良い生活習慣が受け継がれていくと良いなと思います。
 そして、今回の講話で校長先生もおっしゃっていましたが、私たちが今の先輩たちを超え、私たちの後輩たちが私たちを超え、という具合に、学力・体力が向上してゆくことで、校歌にあるような「世界を築く礎」となって活躍する江戸取生がたくさん生まれることと思います。
 一番最初に書いたように、江戸取は長い年月をかけて今に至っています。たくさんの手で支えられています。そして、今度は私たちが支える番だと思います。講話や道徳の機会を一つ一つ大切にし、江戸取のあり方を私たちの後輩に伝えていく、これは江戸取の伝統とも言うべきものではないかと思います。伝統あるこの江戸取に入学できたこと、江戸取生としてここに立っていられるということを誇りに思って、私自身も誰かを支えられる人間になりたいです。
 学力を高めることや部活を一生懸命に行うこと、学習と部活動を両立させる努力は、将来の自分にとってきっとプラスになることだと思います。だから、自分にできることで何でも良いので、人として大切なことを学び、率先して行っていきたいと思います。
 僕は、今回の創立記念講話をお聞きして、江戸川学園取手中学校の歴史というものについて改めて考えました。まず、高等部設立から38年、中等部設立から29年という長い年月が経っていることに驚き、その年月の分だけ先輩方、先生方の血と汗の結晶がこの学校の支えとなっていることにとても感動しました。この感動をしっかり胸に刻み、今後の学校生活や社会において、江戸取生として、そして一人の人として、きちんとした行動・生活をしていこうと思います。そして、もう少しで後輩ができることを自覚し、後輩にも江戸取の伝統というものを受け継いでもらうようにしたいです。
 次に、自分の今後の学校生活についてです。今は、学校の和やかな雰囲気のおかげで、楽しく、充実した学校生活が送れています。この和やかな雰囲気は、「規律ある進学校」の名の通り、学校の生徒みんなが規律をしっかり守っているからできているのだと思います。この規律というのも、入学当初にはあまり深く考えてはいませんでしたが、半年以上学校生活を過ごして、「気持ちよく過ごすためには規律がとても重要なのだな」と思うようになりました。他の学校より規律が厳しい江戸取に入学して、本当に良かったと、改めて感じました。この江戸取の雰囲気を壊さないように、一人一人がきちんと規律の意味を理解し、守っていけるよう努力しなければならないと思いました。また、規律だけではなく、社会の目から見える「マナー」も大切にしなければならないとも思いました。江戸取生は公共の交通機関を利用している人が大半です。そこで、一部の人だけでも悪い行いをしてしまうと、最初に述べたような、先輩が積み上げてきた江戸取の良いイメージを、大きく損ねてしまいます。だから、自分一人だけなら大したことないという気持ちを捨て、自分の学校に誇りを持ち、少しでも江戸取の評判を上げるように努力しようと思いました。
 次に、校舎からの景色についてです。中等部校舎からは、天気が良ければスカイツリーや富士山が見えます。また、土手の向こう側には利根川、夕方には夕日が見えます。このように、江戸取はとても自然に恵まれている場所です。だから、自然の有り難さに感謝するとともに、自然の偉大さを見習い、自分もこれからの世界に役立つ人材になろうと思いました。
 今回の創立記念講話をお聞きして、江戸取の三つの校訓、「誠実・謙虚・努力」をこれからも行動で示して実践し、後輩たちの見本にならなければならないと思いました。そして、勉強ではきちんと授業を真剣に受け、部活では精一杯練習に取り組んで、両立させようと思いました。最後に、「江戸取に入学して良かった」と思えるような中学・高校生活を送っていきたいな、と思いました。

8組 

 今回の講話をお聞きしてはじめに校歌のお話について歴史を感じました。昔、この校歌を創る時、作詞をする方が江戸取に訪れたそうですが、その当時も「はるかに富士の望み見て大利根川の水に聞け」と言わんばかりの景色があり、それが都会でよく見られる高層ビルが立ちならぶような景色になったりせずに 37年間ずっと富士山と利根川が見える美しい場所であることにとても感動しました。毎日何気なく学校に通っているこの風景は歴史があり、とても良い場所であることを改めて感じました。そして校歌にもある未来を築く礎となれるような人材になりたいと思いました。
 次に思ったことは「気を引き締めなおさなければならない」ということです。勉強もそうですが、その他にもいろいろと自分のために一生懸命やらなくてはいけないことがたくさんあるのに、通学途中でゲームの事を考えてしまうことが何度かありました。今回の講話をお聞きしてこれを機会にこういった気持ちを切り替えていかないとだめだと感じましたので、この一生に一度しかない創立記念講話を機会に誠実な気持ちを自分で自分に注入して、通学中のマナーや身だしなみなども一層注意をしたいと思いました。又、江戸取に入学して努力をすれば文武両道がしやすい環境であることを思い出しました。提出物などに不備があって放課後にその不備を直して部活に遅れたり行けなかったことが何度かあったので、文武両道のうちの片方が崩れるともう片方にも良い影響を与えられなくなり、良くない循環になってしまうので減らさなくてはいけないという気持ちになりました。
 そして創立記念講話で一番すごいと感じたことは37年間続いてきたというその歴史です。この年月は決して短くなく校舎や規律など様々なものが続いてきたというのはすごいことだと思うし、断ってはならないものだと思います。自分たちもこの歴史が続くように誇りをもって生活していこうと思います。校門の一礼などは気を付けていれば毎日必ずできることです。入学当時にも、朝の気持ちが変わり良くなるので今も続けていますが、ちょっと礼が浅くなっていると思うので今一度気を引き締めようと思いました。又、あいさつの大切さも再認識しました。「あいさつのできない人は世界に通用しない」という言葉からです。これからは国際社会になってきて、その未来を築く礎になるための基本中の基本になるのだと思いました。僕が住んでいるマンションで朝会った人にあいさつをしても返ってこなかったときは少しショックです。これはどの世界でもどんな人でも同じだと思うので、そのような人にならないようにし、今のうちから明るく元気よくハツラツとしたあいさつができるようにして、大人になっても自然とできるように今から習慣づけていこうと思いました。今回の講話をお聴きしたことによって江戸取の歴史が わかっただけでなく、校歌の意味を深く考えることができたり、入学当時の気持ちや、今の緩んだ気持ちを引き締めることができてよかったと思います。この気持ちを忘れずにこれからも頑張ろうと思います。

 私は校長先生から創立記念講話をお聞きして改めて江戸川学園取手中学校と高等学校の歴史がとても深いことを知り、江戸取生であることをいつでもきちんと自覚しなければいけないと思いました。校長先生もおっしゃっていたように、今の江戸取は先輩方が築いてきたものです。その伝統や江戸川学園取手という学校名を校則違反や登下校のマナーの悪さなどで汚すことはあってはならないことです。自分たちも江戸取生になったからには次の一年生に伝統という襷を渡していかなくてはいけません。そのために私は恥じない学校生活を送りたいです。
 次に三好豊一郎さんが作詞され、鏑木貢さんが作曲された校歌についてです。この校歌の三番にある「時代を担う若人の誇りと知恵と責任を」という歌詞が私にとって江戸取生に一番合っている歌詞だと思いました。入学式までに校歌を覚えてくるように言われ、どんな校歌だろうと渡されたCDを聴いてみた日を今でも覚えています。その時、私はまだ江戸取に合格しただけの状態であったので学校の事は少ししか理解はしていませんでした。初めて歌詞を見聞きして、難しいことを言っているようでこれからの学校生活に楽しみという気持ちの半面、不安な気持ちもあったことを覚えています。しかし入学してから半年以上経過して創立記念講話の際に歌う校歌は江戸取生への願いと希望が書かれていると感じられるようになりました。校歌を歌う時に声が小さくなってしまうことがあります。自分たちの校歌なのだから、いつでも自信を持って胸を張り、誇りを持って歌うことが大切だと思いました。次に、江戸取の教育理念である「心豊かなリーダーの育成」、教育方針である「規律ある進学校」、教育実践である「心力」「学力」「体力」の三位一体の教育についてです。三つとも大切なことですが、その中でも一番大切だと思ったことが教育理念の「心豊かなリーダーの育成」です。今までの校長先生のLHRの講話ではリーダの条件について学んできました。リーダーは知識や経験がある程度必要で、周りの人への思いやりの心なども必要です。だから私はLHRや道徳などを通してたくさんのことを吸収していきたいです。
 それから江戸取のスローガンの「生徒の夢は学校の目標」についてです。私にはまだ明確な将来の夢がありません。入学する前は医者をはじめとして様々な夢がありましたが、中学生になってより現実に近づいて、入学前には心からなりたいとは思っていなかったように思えました。周りの友達はみんな将来の夢を持っているのであせる気持ちはありますが、この学校でたくさんの経験をしたり、たくさんの職業について知ったりして、自分の将来の夢を探したいと思いました。私は今の自分の学校生活は、今まで学校を築き、支えてくださった先輩方おかげであることを忘れないようにしようと思います。そして私もこの学校でいろいろな事に挑戦して努力していき、後輩たちに引き継いでいきたいと思いました。