1組　

２組　

　私たちのクラスが今回の紫峰祭を通して成長できたことが２つあり、その２つには共通点があります。それは、自主的な行動ができるようになった点です。その２つは、みんなが単独で行動できるようになったことと、足りない箇所をみんなで補い合えるようになったという変化で、誰が見ても気づけるものでした。
　自分の役割を自ら考えることができる人が増えてきたのは、紫峰祭の準備が中盤にさしかかった頃からでした。準備の初めの頃によく聞こえてきた「先生〜、どうすればいいんですか」とか「何をすればいいの」という言葉が、当日が近づくにつれ、段々となくなっていきました。係や分担に従い、周りを見ながら次の行動を考え、自分の役割を認識し、責任を持って行動することができるようになっていったのです。紫峰祭当日には、単独で説明をする姿も多々見受けられました。知らない人に対して一人で発表することには不安もありますが、自分の役割を果たすことにみんなが段々と慣れていったことが、クラスの中でのとても大きな変化の一つになりました。
　次に、足りない箇所をみんなで補い合えるようになった点についてです。みんなで同じ作業をやるというよりも、分担して作業を行うことが中心となり、個人のセンスや技術が問われる場合も多くありました。その中で、積極的に意見を述べたり、動いたり、工夫したり、教え合ったりする人が、日が経つにつれ増えていったことが、それまでになかったクラスの成長の証しでした。
　自分たちが持っている知識を最大限に生かし、みんなの知識を結集させて良いものを作る、大人数が関わる難しい事柄ですが、私たちのクラスは、クラス全体が一つのゴールを見据えていたためにできました。私はこのような強い団結力のあるクラスで生活できることをとても誇りに思います。これから先、１年２組として残された時間を有意義に使い、クラスの絆を深め、次の学年へ向けてよりよい土台作りをしていきたいです。

３組　

４組　

５組　

　僕は、今回の紫峰祭を通して、色々な事を学びました。まず、コミュニケーションの大切さについてです。僕は、自分のクラスに来て下さった方に対して脳科学の説明をする時 、納得してもらえるよう、分かりやすく説明出来るように頑張りました。僕はその時、コミュニケーションの大切さについて学ぶ事が出来たと思います。来て下さった方が僕の説明をにこにこと笑顔で聞いてくださったことがとても嬉しく感じられました。相手に自分の考えがうまく伝わらなければ、お互いに気持ちを理解し合えません。ここで学んだことを生かしてこれからもコミュニケーション能力を高めていきたいと思っています。
　次に、目配り、気配り、思いやりについてです。紫峰祭には、たくさんの方が来て下さいまた。しかし、そんな場所で、横いっぱいに並んで、話している人がいたらどうでしょう。速く歩きたいと思っている周りの人たちに迷惑がかかります。また、それは電車、バス歩道などの公共の場での事にも関わってきます。こういうマナー面についても、僕は学ぶことができました。一般の方と直接触れ合う貴重な機会となりました。これからも自分だけの事に気を取られず、周りのことにも注意を払えるようになりたいと思っています。
　最後に、時間厳守についてです。僕たちは時間決めで、自分のクラスの担当を決めていました。しかし、そんなたくさんの人が来ている中で、１人２人が時間を守らなかったらどうでしょう。人手が足りなくなり、とても大変になってしまいます。こうなると、クラスのみんなに大変な迷惑がかかってしまいます。僕は常日頃から、時間を見て行動し、約束の時間に遅れないようにしたいです。
　僕たちは、紫峰祭を通して、たくさんの良いことを学ぶことができました。しかし、それをその時だけで終わりにしてしまうのでは、価値がありません。続けてこそ価値が生まれてくるのではないかと思います。ですから、より良いことは、価値を無駄にせずに伸ばし、悪かった所は省みて改善していきたいです。

６組　

　僕は、準備の最初の頃は不安でした。僕自身がふざけてしまったせいで段々みんなから仕事を任されなくなっていきました。それを自分で勝手に解釈して特に自分には仕事が無いのだと思い込んで準備をせずに帰ってしまったりしました。しかし、仕事が任されないのは自分のせいだったのだと いうことは数日たってからよく考えてみてやっと分かりました。そして、準備のために放課後に残って班長に自分に出来る仕事を聞いて自分なりに精一杯準備を頑張り始めました。すると、みんなが自分の事を見直してくれるようになり、仕事を任せてくれるようになりました。そして、段々と準備が楽しくなってきました。準備の日数があと一週間にもなってくると僕は全力で準備をするようになりました。最後 まで全力で準備した甲斐があってほぼ完璧な状態で紫峰祭前日を迎える事ができました。紫峰祭前日にラストスパートを かけ、その結果自分の班の研究発表のピタゴラスイッチを紫峰祭までに完成させることができました。紫峰祭では、小学生や、受験生達がたくさん来てくれて、小学生が喜びそうな題材を扱って良かったと思いました。ピタゴラスイッチが失敗することもありましたがお客さんが次の準備が出来るまで待っていてくれた事もありました。僕はこのとき、お客さんの温かい心を感じました。看板を持って校内を宣伝して回ったり、クラスに行ってみたくなるような宣伝文句をパンフレットに載せたりしてみた効果があって、たくさんのお客さんに来てもらう事が出来てとても嬉しかったです。僕は、この紫峰祭を通してクラスの団結力が強くなったと思いました。みんなで協力して準備をした事で、みんなと話す機会が増えて、みんなに話しかけやすくなりました。僕は、この紫峰祭でみんなに話しかけやすくなった事を切磋琢磨できる友達をつくる機会に生かしたいと思いました。僕には切磋琢磨できるような友達がまだいないので、これからつくっていきたいです。

７組　

　無事、紫峰祭が終わりました。江戸取に入って初めての紫峰祭だったので、とてもドキドキしました。終わってみると、あっという間で、なんだか寂しいような気持ちも残りましたが、達成感もありました。今回、「中１と中２はクオリティーが高い」と言ってくださった方があったと聞き、とても嬉しく思いました。私たちの１年７組にも、たくさんの方が足を運んでくださいました。想像以上の人が来てくださったので、たいへんびっくりしました。クラスのみんなも、とても楽しそうに説明していて、良い雰囲気でした。
　私が今回の紫峰祭で学んだことは、まず、「協力することの大切さ」です。クラスで準備している時、みんなで声をかけ合ったり、誰かが困っている時には助け合ったりと、いっそうクラスの絆が深まったと思います。これからもクラスで仲よく協力し合っていきたいと思います。
　次に、「おもてなしの心」です。他のクラスを回ってみると、もてなされる時には笑顔で話してもらえると嬉しいということが分かりました。相手が笑顔だと、自然と自分も笑顔になれました。他にも、楽しそうにもてなすということも大切だと思いました。なぜなら、どれだけ面白そうなことをやっていても、楽しそうでなければ、見ている側も楽しくなくなってしまうからです。
　最後に、「元気な挨拶の大切さ」です。当たり前のことですが、今回改めて実感しました。元気な挨拶は、する方もされる方も 、また周囲にいる人たちも気持ちが良くなるものです。実際に私も、他の生徒が来校者に元気に挨拶しているのを見て、良い気持ちになりました。
　今回の紫峰祭でたくさんのことを学び、クラスの絆も深まりました。そして、とても良い文化祭になりました。今回学んだことを生かし、来年はもっと良いものにしたいと思います。

８組　

　私は紫峰祭を終えて、まず何よりもクラスの仲がより一層深まったという感じがしました。
　初めての紫峰祭で私は紫峰祭実行委員を務めました。体育祭で深まったクラスの仲ですが、紫峰祭を通してみんなで一つの事を成し遂げるという経験を再び経験しました。二日間ともたくさんの来校者に見てもらうことができ、クラスのみんなで喜びました。私たちのクラスは5班に分けて、各班で実験を披露して、その原理も説明しました。その時に来てくれた人に実際に実験に参加し 体験してもらったのでわかりやすく説明ができたと思います。説明も各班で工夫したので多くの来校者の方に満足してもらえたと思います。私自身が一番頑張ったことはクラスの受付です。お客さんを待たせないように問題用紙を渡したり、中の状況を確認しながらお客さんを中に入れたりと大変でした。でも周りを見ながら一つの事に集中する体験はとても自分のためになったと思います。これからのクラスの役割や委員会などの仕事に役立てたいです。
　紫峰祭が終わってみんなで後片付けまでがんばったので、終わった時にはみんなへとへとでした。それでも私を含めてみんなが充実感を覚え、もちろん準備をしている時に実験がうまくいかずに苦労したり、一日中来校者の対応で疲労を感じたりしましたが、やって良かったとみんなで話していました。
　今回の紫峰祭が成功したのは私一人の力ではありません。みんなが協力してくれたから紫峰祭が成功したんだと思います。このみんなの力という大きな力をこれからも大切にしていきたいと思いました。