研修旅行に参加して

4月17日〜19日 箱根高原ホテル

 

 



1組

 二泊三日という短い期間の中で、私は大きく成長できたと思っています。
変化したことは、大きく分けて、同志と本気でぶつかり、切磋琢磨できたこと。決まった時間を有意義に効率的に使えたこと。あいさつをいつでも、どこでも、誰にでも、何度でも、できるようになったことの 3つです。

まず、切磋琢磨できたことについてです。2日目に行ったクラスマッチでは、応援のとき円陣を組み皆で声を合わせて「オー!」と言ったとき、みんなの心がつながった気がしました。勝敗を関係なしに切磋琢磨し合えた同志に感謝し、笑顔で握手し、終わることがすばらしかったです。

次に、時間を有意義に効率よく使えたことについてです。今この時間をどう過ごしたら一番良いものか。その決断力も大事であると思いました。入浴やご飯も、限られた時間内で終わらせなければなりません。そのためにも集合時間の五分前に行くという意識が大切です。研修旅行や勉強合宿では、集団行動が当たり前です。これから大人になり、社会人になったときに、自分の都合で変えられることはないと思います。 1分遅れるごとに、1分×322人=322分、約6時間のロスタイムです

 それから、東日本大震災で被災した卒業生が言っていた言葉です。「家族や親友を亡くした天を恨まず、前に進んでいく。」  この言葉を聞き、涙が自然とぽろぽろあふれてきました。きっときっとその人は、天がいつかは幸せにしてくれると信じているのでしょう。「辛」に一本足すと、「幸」に変わります。辛くても一歩ふみ出せば、幸せが待っていると思います。何の罪もないのに、天を恨まないと言ったこの方は例えようのないくらい立派な人です。私はこのような人の分まで、一分一秒を大切に生きていきたいです。そしてこのような人に私もなりたいです。  

 最後は、あいさつについてです。あいさつは江戸取に入学して、私の中で、一番はじめに変われたことでした。凡事徹底。日常の当たり前のことを徹底的に行うこと。校門での一礼やあいさつは、当たり前ですが、大事なことです。校門での一礼は、私たちに教えて下さった先生方への感謝の気持ちがふくまれています。これからも、凡事徹底を続けようと思います。

 私の将来の夢は、国際関係の仕事に就くことです。そのために、国際関係が伝統である慶応大学で学びたいと思っています。慶應大学に進学するために今できることは、学習することです。予習→授業→復習の学習のスタイルをつくること。集中力を高めること。理解力を高めること。同志と協力し、切磋琢磨することです。野口英世も、家族のお陰だけではありませんが、影響力はあったと思います。

 今回の研修旅行を出発点とし、江戸取で成長していきたいと思います。そして、6年後の春、322名が笑顔で卒業できるようにしたいです。

     



2組

 僕は、この間の研修旅行で、多くのことを学びました。その中で印象に残ったことは六つあります。

 1つ目は、気持ちを込めて、大きな声で挨拶をすることができるようになったことです。僕は、これまであまり挨拶をすることができませんでした。でも今回、研修旅行に行き、先生に注意をされながらも挨拶を続けていくうちに、人とすれ違った時、自然に気持ちを込めながら挨拶をすることができるようになっていました。特に、食事の時に挨拶ができるようになったということを実感しました。

 2つ目は、時間厳守ができるようになったことです。朝礼や、食事、お風呂などに遅れないように、一つ先の予定の支度をし、十分前に部屋を出て、五分前には会場に着くようにしました。また、行動を始める前に時間が少し残った時、しおりを書いていないところを埋めたり、スピーチの原稿を書いたり、有効に使うことができました。

 3つ目は、勉強により集中することができるようになったことです。研修旅行では、自習時間がたくさんあり、僕は数学と英語を勉強しました。数学ではものすごく集中していたのでペースが速く、わかる範囲のところは早く終わりました。また、英語は、単語を一つ一つ集中して書いて覚えたので、すべて覚えることができました。

 4つ目に、読書の時間にも読むと決めた本を、筆者は何が言いたいのかを考えながら読むことができました。

 5つ目に、クラス全員で心を一つにし、クラスマッチに出たことです。今回、クラスマッチでドッヂボールと綱引きをし、ドッヂボールでは、見事二位になることができましたが、綱引きでは残念な結果になってしまいました。でも、この綱引きでも、心を一つにすることができたので、悔いは残っていません。

 最後、6つ目に、行きのバス内研修で世界の子どもたちの現状について、発表をしたことです。他の人が調べてきたことと自分が調べてきたこととをまず比べてみてみることによって、より深く多くの知識を得ることができました。また、皆の意見を聞くことで様々な感じ方を知ることができました。

 世界の子供たちの現状を考えてみると、まず最初に悲しい気持ちになります。子どもも働かなければならず、教育を受けたくても受けることができないからです。このような子どもたちが世界に実際にいるということを心に刻み込み、これから勉強を頑張っていきたいと思います。そして、このような子どもたちを助けられるような活動にこれから協力していきたいと思います。

 今回、この研修旅行で学び、身につけたことをこれからの学校生活に生かしていきたいと思います。また、世界の貧しい子どもたちのことを胸に、今はそのような子どもたちの分も勉強をし、医師という大きな夢を達成できるようにしたいと思います。

    

  


3組

 研修旅行での一番の思い出、それはもしかしたら夜の寝る前や食事ではなく、自修学習なのかもしれません。自修学習が研修旅行に含まれているのを見て、本音をいうと嫌でした。100分や130分も勉強するのは受験以来ですし、100分や130分も集中力が続くのかと思うと、不安な気持ちでいっぱいでした。当日、私は最初が肝心だと思い、好きな数学を勉強することにしました。自修学習が始まると、私はある事に気が付きました。「嫌だ」という気持ちが全然無いのです。それどころか、段々楽しくなってきました。終わってみると、130分とハードではあったものの、苦痛なものが全くと言っていい程なく、むしろ楽しいくらいでした。今まで、こんなに楽しい勉強を知らなかった自分がとてももったいなかったと思います。

 また、クラスメイトの事でも大きな発見がありました。普段、あまり話さないクラスメイトと盛り上がったり、いつもは見せない意外な一面を見せてくれたクラスメイトもいたりして、私はとても驚きました。研修旅行があったからこそクラスメイトの本来の性格を見ることが出来たのだと思います。

 研修旅行があったからこそ出来たことはそれだけではありません。クラスマッチにより、ドッヂボールで三位だったことでチームワークが悪かったことに反省し、特にチームワークのいる綱引きでは優勝することが出来、それによって共に抱き合ったり、ハイタッチをしたりして、友情を深めることができました。

 先生方の講話では、沢山の先生方がとても胸にしみる言葉をおっしゃっていました。その中でも校長先生がおっしゃっていた『星の王子さま』の中に書いてある「本当に大切なものは目には見えない」という言葉が胸にしみ渡ってきました。そうだ。確かに宝物だったり、大切にしているものには目に見えるものもあるけれど、それよりも大切なものは、心やコミュニケーションなんだ!と色々なことに気付かされました。

 そして、研修旅行に行っても、一つだけ変わらなかったものがあります。それは、私の夢と目標です。これは変わるどころか、研修旅行に行ってもっと決心が強まりました。東京大学の理科V類に行って、外科医になりたいという大きな偉大なる夢を忘れずに叶えていきたいと思います。

 最後に、研修旅行で一番心がけた挨拶について、研修旅行中にとても意識が高まったと思います。大きな声でハキハキと言う、明るく元気な声で言う、相手の目を見て言う、と沢山やらなければならないポイントがあり、私はどれか一つに気を取られ、他のポイントを忘れてしまったという事が多々ありました。食堂に入った時や体育館に入った時、「失礼します」と言い忘れてしまった時もありました。最終日には、全てのポイントを忘れないように「おはようございます」の挨拶をしました。自分自身、最終日の挨拶は今までにない最高の挨拶で、完璧だったと思います。この研修旅行で学んだ挨拶の方法を、これからも生かしていきたいと思います。そして世界中で学校に行けず、勉強が出来ない子どもが沢山いる中、自分が校風豊かな江戸取に入学して、勉強できる環境に育ててくれた、お父さん、お母さん、地域の方々に感謝してこれからも生活をしてきたいです。

    



4組

私が、研修旅行を通して学んだことは、大きく分けて4つあります。

1つ目は、「私がどんなに恵まれた環境にいたか分かったこと」です。今まで私は、受験勉強をしているとき、周りで遊んでいる同級生を見て、勉強が嫌だと思って、勉強をあまりしなくなってしまった時期がありました。でも、今回世界の子どもたちの現状を色々調べてみて、世界ではどんなに勉強したくても、マララさんのように、自分には全く関係のない戦争で、出来なかったり、通学路が川やジャングルだったりして勉強することが出来ない子どもが約7千万人もいると知りました。そんな中で、自分は日本という、義務教育のある、恵まれた環境に生まれ、またその上で私を私立受験のために塾に通わせてもらっていて、そんな環境にいるのに、「勉強が嫌だな」と思ったことが今ではとても恥ずかしいです。そして今は、江戸川学園取手中学校という、素晴らしい学校に合格し通うことが出来ていて、何の支障もなく思い存分勉強をすることが出来るので、その環境を作るのに、ずっと応援してくれている親に感謝をして、精一杯努力をしていきたいです。

2つ目は「礼節」です。その中でも、特に意識して頑張ったのが挨拶です。「いつでも、どこでも、誰にでも、何度でも」の遠藤先生から教えて頂いたモットーを胸に頑張りました。初日には会釈ぐらいしかできなかった時もあったのに、今では通りかかる先生方に、大きな声で挨拶ができ、毎日とても気持ちよく過ごすことが出来ています。また研修旅行前は度々忘れていた校門の一礼が、毎日登校時と下校時に欠かさず出来るようになりました。朝は、「今日も一日お願いします。」夕方には「今日も一日ありがとうございました。」その気持ちをしっかりと持ち、6年間しっかりと学校に気持ちを込めて一礼をしていきたいです。もう一つ気をつけるようになったのは、電車での鞄の持ち方です。朝の、取手駅を通る常磐線の電車がすごく混んでおり、毎日押しつぶされそうになりながら乗っているのですが、研修旅行に行く前は、普通に持っていてかなりスペースを取ってしまっていました。しかし、研修旅行中に遠藤先生に鞄の持ち方を教えて頂き、色々工夫をして、そこまでスペースを取らずに乗ることができるようになりました。

 3つ目は、「目配り気配り」です。これも礼節と同じ様なことになってしまいますが、周りに気を使うということです。電車の中での、先ほど書いたマナーもそうですし、研修旅行中に、真正面にいる先生だけではなく、校長先生や副校長先生など、少し離れたところにいても、自分たちに気を使って下さっている先生方に挨拶をしたりということです。そういうところにも気づくことのできる立派な江戸取生となりたいです。   

  4つ目は「勉強」です。研修旅行中にあった自修学習の時間では、たくさんの知識を得ることができました。数学を中心にやっていましたが、今まで自分はここがわかっていなかったから出来なかったのだと、原因を追求することができました。また、予習をする時間がどうしてもできなかった日があり、その日はいつもより授業を理解しながら受けることが出来なかったので、予習・授業・復習のサイクルを本当に徹底してやりたいです。

 以上のような、研修旅行で学んだことを胸に、6年間一生懸命努力をし、将来を輝かせたいと思います。

    



5組

 研修旅行に参加して変わったことがいくつかあります。

 まず1つ目は、クラスの雰囲気が変わったことです。クラス対抗マッチもあり、寝食を共にしたことで友達が増え、クラス全体も団結したと思います。クラス対抗マッチでは、一致団結して競うことができました。ドッチボールでは、一生懸命試合に臨み、応援もしっかりすることができました。また、綱引きでは作戦通りにできて、優勝までは及びませんでしたが学年2位を勝ち取ることができました。バス内研修でも、自分の夢や調べたことを上手に発表することができました。そして、お互いの良い所や将来の夢、志望大学を知り、より絆が深まったと思います。お互いの仲が深まったことによって、気をつけないといけないこともあります。私は、どんなに仲が良くても悪い言葉は決して使ってはいけないと思います。先生方もおっしゃっていたように「親しき仲にも礼儀あり」という言葉の通りに心がけていくことが大切だと思いました。

 2つ目は、あいさつが大きな声でできるようになったことです。今までは、みんなにまぎれてあいさつをすることが多く、なかなか進んではできていませんでした。しかし、研修旅行では、あいさつを徹底して、遠くにいる人にも大きな声であいさつをすることなど、先生に指摘されたことを正しているうちに会場の入り口で止まってあいさつをすることまでできるようになっていました。しかし、そのあいさつが研修旅行だけで終わってしまっては何の役にも立ちません。そのため、このことを学校で実践していくことが大切だと思います。学校で実践していくには、登下校して教室から出入りする時、学校内で先生や友達に会った時、授業のあいさつをする時などたくさんの機会があります。その学んだことを発揮できる時間を貴重な機会だととらえ、あいさつを元気よく行っていこうと思っています。

 また、私はあいさつが大切な理由をこう考えます。あいさつは、感謝の気持ちを表すことができるものだからです。身近に感謝しなければならない人がたくさんいます。家族や先生、友達など、日頃からお世話になっている人です。例えば、家族は毎日お弁当を作ってくれたり、家事や仕事をしてくれたりしています。それだけではありません。こうして、受験を乗り越えて私立中に入学できたのも支えてくれた家族のおかげです。バス内研修の発表で、世界の恵まれない子供達の中には、学校にも行けなく、家族がいない子もいることがわかりました。それに比べて私たちは、家族がいて、学校にも行ける、そして良い環境で勉強ができることはとても幸せなことだと感じました。

 このように、研修旅行ではたくさんのことを学びました。学んだことは、研修旅行だけで終わらせることなく、今後も実行して行きたいと思いました。

    

    



6組

私は、この研修旅行に参加してたくさんの事を学ぶことができました。その中で、特に成長できたと思う事が4つあります。

 1つ目は、挨拶です。 挨拶は、研修旅行に行く前もしてはいましたが、声が小さかったり心がこもっていなかったりして、ただしているだけのあいさつになっていました。ですが、研修旅行でたくさんの先生方に「もっと大きな声で」や「もっと心をこめて」と言われて、今はどの先生にも大きな声で心をこめて 挨拶ができるようになりました。また、返事でもはきはきと相手が気持ちよくなれるような返事ができるようになったと思います。挨拶や返事をすることは、とても良いことだとおもうのでこれからの 6年間、また卒業した後も続けていきたいと思います。

 2つ目は、集中力です。集中力は、中学受験で培われていたと思いますが、私は受験が終わった後勉強をあまりしないで遊んでいたので、研修旅行の一日目の夜は集中して勉強に取り組むことができませんでした。私はこのことから、集中力は毎日毎日勉強をするから培われるものであって、少しでも勉強をおこたったらどんどんおとろえていくものだということが分かりました。なので、私は研修旅行の後から毎日勉強をするようにし、おとろえてしまった集中力を取り戻したいと思いました。また、勉強する集中力だけではなく読書に集中して取り組み同じ姿勢を保つこともできるようになりたいと思います。

 3つ目は、時間厳守です。時間厳守は小学校でも言われてきましたが、中学校に入ってさらに厳しく言われたので五分前行動ができるか心配でした。ですが、いざやってみると五分前のさらに五分前行動をすれば集合時間におくれることなく着くことができることが分かりました。五分前のさらに五分前行動をすることは、時間に余裕をつくることができるので、とても良いことだと思います。

 4つ目は、世界の子供たちの現状についてです。世界の子供たちの中には、戦争や紛争によって住む所を失ったり、家族を失ってしまったりしている子供がたくさんいることが分かりました。そして、戦争や紛争によって勉強することができず、将来の夢に向かって努力することができないというのが現状だということも分かりました。私は、この世界の子供たちの現状をふまえて、私が今こうして将来の夢に向かって自分の満足にいくまで勉強ができるということがいかに幸せなことか実感することができました。 これからは、この環境はあたりまえではないということを常に念頭におきつつ、勉強ができずに夢をあきらめざるをえない子供の分まで頑張りたいと思いました。

 最後に、私はこの研修旅行でたくさんの友達をつくることができました。また、クラスマッチでは、男子との協力もすることができたので、クラスの仲を深めるとてもよい機会だったと思います。私は、この研修旅行で学んだことを忘れずにこれからの学校生活を楽しく明るく元気よく、笑顔いっぱい、いきいきと生活したいと思います。

    



7組

 僕は、この研修旅行でたくさんのものを学びました。

 まず、5分前行動についてです。ぎっしりと予定が組まれていましたが、「一人が遅れると、みんなの時間を奪う」という言葉を胸に刻み、班のみんなとそれぞれの行事開始時刻の五分前につくように、声を掛け合って部屋を出発することができました。そのおかげで一度も行事に遅れずにすむことができました。

 次に学んだことは、朝読書と自修学習についてです。今回の研修旅行では、朝読書と自修学習の時間がありました。それによって、基本的生活習慣のスタートを切れる朝読書や自修学習の習慣を身に付けようと思いました。特に自修学習では、主体的に課題を見つけて、学習していこうと思いました。

 その次に学んだことは、挨拶についてです。僕は、研修旅行に行く前は、挨拶をあまり心を込めていませんでした。しかし、研修旅行中の講話をお聴きして、挨拶は心を込めてするのが礼節だということを強く感じました。だから、大きな声で挨拶をすることはもちろん、相手のほうを見てお辞儀をしながら挨拶を実践していこうと思いました。また、いつでも、どこでも、何度でも先生方に本物の挨拶をしていこうと思いました。

 3日間の自分の変化は、切磋琢磨できる友達を作ることができたことです。寝食を共にする中で、友達とのコミュニケーションをとることができ、絆を深めることができました。また、友達同士でどんな夢を持っているのか話し合い、自分も夢に向かって頑張っていこうと思い、夢への意識が高まりました

 また、入学した時は全く分からなかったクラスメイトの顔も、名前も修学旅行でともに行動する中で関係が深まり、だんだんと一致するようになったので良かったです。

 最後は、今後の学校生活における抱負や目標についてです。まず先ほど書いたように、本当のあいさつを心からすることです。先生が見える場合だけでなく、自分から見えなくても相手がいるときには、相手のほうを見て挨拶をするということを心がけていこうと思いました。なぜなら、これからの国際社会でも、挨拶は基本中の基本であり、様々な人とコミュニケーションをとるのに重要だと思ったからです。

 そして、これからの抱負は、友達をさらに作ることです。研修旅行で友達を作ることはできましたが、さらに友達の輪を広げて切磋琢磨しあいたいと思います。そのためには、部活に入って友達を作っていきたいです。部活に入ることは、体力的に辛く、時間にもゆとりがなくなってくると思います。しかし、そこで弛んでしまうことなく、家に帰って自修学習をやって学習のサイクルを崩さないように努力していこうと思います。

 最後に、僕の夢についてです。僕は、将来筑波大学か東京大学に入って医師になりたいです。なぜなら、日本国内の人もそうですが、世界で命が失われている子供や大人が多くいる地域に行って、生きたくても生きられない人の命をできるだけ救いたいからです。そのためには、年長者を敬うなどして基本の礼節を身に付けたり、医師になるための学力や、世界の地域へ行くための体力を身に付けたりしようと思います。江戸取の「夢は…現実となる」という言葉を心に刻んで、これからの学校生活をより充実したものにしていこうと強く思いました。

          



8組

研修旅行は校長先生がおっしゃっていたように、自分の心を磨く研修の場です。そしてこの3日間は自分、そしてみんなにとって大きな飛躍、そして大きな分岐点であったと思います。

中学校時代は子供から大人に変わり、自立していく時期です。それは例えば人に注意される前に行動したりすることで、つまり積極的に行動できるようになるチャンスであったと思います。今まで僕は何でもかんでも人に聞かないと安心して行動できず、すべて先生などに聞いて行動していました。しかし今は研修旅行に参加したことで自分から積極的に行動することがどんなに大切か知ることができ、「一を聞き十を知る」とまではいきませんが、それに近づけました。これからも何事にも積極的に行動していこうと思います。

また、僕は部屋長や班長としてリーダーシップをもつことができましたし、班の友達とお互いに助け合うこともできました。班の中であまりしゃべったことがない人とも話をすることができてとても仲良くなることができました。

今回の研修旅行でリーダーシップやフォロワーシップをもつことができるようになりました。それはみんなの先頭に立ってリーダーシップをとるだけだとどんどん自分のやりたいことだけをやるようになって、後ろにいる人たちを見ることができなくなってしまうのではないかと思うからです。クラス全員がリーダーシップとフォロワーシップをもてるようになれば、切磋琢磨や人助けなどにつながり、視野が広くなり、物事を幅広く見ることができるようになると思います。

そしてコミュニケーション力もつきました。これまで幼稚園から小学校まで一度もクラス替えをやったことがなく、友達の作り方があまりわかりませんでした。しかしこの研修旅行でコミュニケーションの取り方が自分なりに学べました。自分の事は適度にアピールして、自分の事だけではなく、相手の事や話もよく聞くことが大事だと実感しました。

最後に2日目に行ったクラスマッチではドッヂボールや綱引きでクラス全体が一体化しました。どちらも他のクラスに負けないように努力したことはこれからも他クラスと切磋琢磨していけるような気がしました。

    


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