ウォークラリーに参加して




1組

 Iくん

 昨年のウォークラリーは中止となってしまいましたが、今年のウォークラリーは天候にも恵まれ、とてもすばらしい環境で歩くことができました。
 私は、毎朝学校までの道のりを歩き、帰りもできるだけ歩くようにしています。駅から学校までは2.5qの道のりですが、ウォークラリーは10qあったので、とても長く思いました。しかし、実際に歩いてみると、いつもの4倍という感覚よりも、10qは歩ける距離なのだと実感しました。
 そして、取手の自然豊かな川沿いを歩いてみて、ただ単に歩くのとは全く違うと思いました。今回のウォークラリーで自然にふれながら歩いたことによって、良い汗をかいたり、体をほぐし、緑を見て気分を変えることで、とても良い気分転換になりました。
 次に、友人と一緒に歩くことで、より強い絆をつくることができたと思います。一緒に歩く中で、日々の勉強のことや部活のことなど、沢山のことに会話がはずみました。このことで、自分も頑張らなければと思ったり、お互いにプラスになることが多々あったので、この友人と話した内容を、お互いがこのウォークラリーから切磋琢磨できるようなものになっていけば良いと思いました。
 また、歩くことは健康につながるということを改めて実感しました。江戸川学園取手には、徒歩通学があり、これは他の学校には中々ないものです。ほど良い距離を歩くことができ、気分をすっきりさせて学校に行くことができます。大切なことは、ウォークラリーと同様に、だらだらと歩かないということです。だらだらと歩いてしまうと、気分をリフレッシュするどころか、むしろ疲れてしまいます。しかし、意志を持って歩くことで、姿勢よく、いきいきと歩くことができ、健康につながります。だから、私は、今回のウォークラリーで得た、歩くことの楽しさや健康につながるということを忘れずに、毎朝いきいきと歩いていきたいと思います。
 最後に、歩く際のマナーについて、大きな道でも横に広がってしまえば迷惑になってしまいます。今回のウォークラリーでは、他の歩行者にも迷惑をかけることなく、完歩することができました。しかし、学校通学のときは広がって歩いている人が多く見られます。だから、今回のウォークラリーを通じて、実際にマナーを守って広がらずに全員が完歩できたので、全員が意識すれば、徒歩通学のマナーも良くなると思いました。私自身も広がらないように意識し、広がっている人たちがいたら、注意していこうと思います。
また、他の歩行者にぶつかってしまった時には、すぐに謝ることも忘れないようにしていかなければならないと思いました。
 今回のウォークラリーを完歩できたことは、とても良い経験になりました。



   

5組

 Aさん

 高1の時は天候が悪く中止になってしまったので、今回は、2年ぶりのウォークラリーとなりました。2年ぶりにあの長い道のりを歩くことで、発見したことがあります。
 まず1つは、体力の低下です。私は運動部に所属しているのですが、やはり10キロメートルも歩くと足が疲れてしまいました。私はいつも毎日運動しているし、体力もあるから大丈夫だろうと思ってウォークラリーに臨みました。しかし、実際に歩いてみると、4分の1にもいかないくらいで疲れてしまい、折り返し地点付近についたころには疲れて口数も減ってしまいました。なので、部活をやっているからといって油断せずにしたいです。これからは冬になって部活でも体力が必要だと思うので、ランニングやウォーキングなどを積極的に行っていきたいです。
 2つ目は、取手には、多くの自然があるということです。今までは、ウォークラリーに参加しても友達とばかり話したりして周りを見ていなかったためか、そうはあまり思っていませんでした。しかし、今回のウォークラリーでは、2年ぶりということもあってか、そのように感じました。都心に近い場所であるのに、多くの自然があるということに感謝したいと思います。また、そのような良い環境の中にある学校で勉強できるということを感謝しながら、もっと勉強に励んでいきたいです。






   

6組

 Mさん

 高入生の私にとって、去年は天候不順のために中止になってしまったので、今回が初めてのウォークラリーとなりました。全てが未知の世界だったので、緊張感と好奇心でいっぱいでした。高校1年生から高校3年生が一列になって歩いてみると、予想以上に長い長い列になりました。私たちの位置は中間くらいだったのですが、先頭と最後尾は見えませんでした。その時、長い長い列に帰属意識や連帯感を感じました。まさに、「受験は団体戦だ。」の意味を理解できた瞬間でした。途中で歩くのが辛くなっても、「周りの人は頑張っている。」という意識や、助け合いの言葉で乗り越えることができたウォークラリーも、また大学受験での辛さと同様だと思えました。そして、私はゴールの見えないことが、とても不安でした。しかし、真っ直ぐな道を一歩一歩歩いて行き、折り返し地点が見えると、何故だか今までの疲れを忘れたかのように歩き出すことができました。なぜなら、それはゴールを見据えることができたからだと思います。それもまた大学受験と同様で、「一歩一歩進めば必ずゴールはある。」というメッセージが隠されているのだと思いました。ゴールすることができた時、私は達成感と、共に歩き、共にゴールした友人達への感謝の思いが溢れました。そして、「ウォークラリー=大学受験」だと、心から感じることができました。ウォークラリーで感じた連帯感や助け合いの精神や、ゴールの存在を意識して、これから迎える大学受験を乗り越えます。






   

7組

 Iくん

 1029日、快晴の心地よい天気の中、ウォークラリーが行われました。
 僕はこれまで毎年行われるこのイベントに対し、何か特別に思うことはありませんでした。しかし、今回だけはウォークラリーに臨む気持ちが少し違った気がしました。それは修学旅行や紫峰祭が終わってしまったようにクラスの皆と行うイベントが一つまた一つと減っていく今だからこそ、共に過ごすウォークラリーのような時間が本当に貴重に思えるからだと思います。
 高校生活も半分以上が過ぎ、大学受験も一年とあと少しの所に迫り、高2全体が受験を意識した授業や学習へと変化しつつあります。僕自身も東大クラスに身を置き、最近は課外や七時半学習などによって、教室でクラスの皆と学習する時間が以前より格段に増えました。時には精神的、体力的に大変な時もあります。しかし、それでも頑張っていけるのはいつも近くで頑張っている仲間達がいるからだと思います。ウォークラリーで過ごした時間はそのことを再認識する良いきっかけになったと思います。
 今までただ歩くだけだと思っていたウォークラリーがこれほど大切な時間に思えるのも、かけがえのない仲間がいるからなので、これからもその仲間達とあと少しの貴重な時間を大切に過ごしていきたいと思います。






   

8組

 Sさん

 今回のウォークラリーは晴天に恵まれ、丁度よい暖かさの中で行うことができました。普段十キロメートルという距離を歩くということはなかなかないと思います。距離だけ聞くと、そんなに歩けるわけがないと思っていましたが、実際やってみるとあっという間に終わってしまいました。
 歩きながら見える利根川や土手の自然、周りの住宅街など、普段授業を行っている時間で私たちが外に出ることのない平日の時間の風景を見ることができて新鮮でした。クラスメートたちと仲良く話しながら歩くことで、さらにクラスの仲を深めることができ、友好も深まりました。そしてなにより、友人と一緒に歩いたからここまで苦に思わず歩ききることができたのだと思います。一人だったら絶対にめげていました。クラスみんなで頑張る残り少ない行事をやり遂げた達成感でいっぱいです。
 去年のウォークラリーは悪天候のため中止になってしまい残念でしたが今年は無事行うことができ本当によかったです。歩くということは人の体にとってとても大事なことだと思います。しかし、みな年を重ねるにつれて歩くことや運動することが減ってしまっている人が多くいると思います。電車やバスで通学しているとなおさらです。健康のために歩くということは継続していかないと意味がないと思います。日々の健康な体づくりを見直すよいきっかけになりました。来年の最後のウォークラリーもとても楽しみです。







   

10組

 Aさん

昨年は雨天のため中止になってしまいましたが、今年は天候にも恵まれ、無事にウォークラリーを終えることができました。今年初めてウォークラリーに参加して江戸川学園取手高等学校の周りはとても自然が豊かであることがわかりました。また、クラスのメンバーとより団結力を深めることができたことはとても良かったです。
 歩きながら先生方やクラスの友達と学校生活の話をしていく中で、高校生活の折り返しであること、もうすぐ受験勉強が本格的になること、またこの役にクラス全員で参加できる行事が球技大会しか残っていないことなど、話をしていて少し寂しさを感じるとともに時が経つのも早いものだと改めて感じました。そのような中でこのウォークラリーはとても短い時間ではありましたが、私たちにとって意味のある貴重な機会となりました。
 また、ただ話をするだけでなく、ウォークラリーをしている中で感じたことがありました。それは環境についてです。今日では各自治体や国としても「地球温暖化」や「大気汚染」など、様々な環境問題への対策について話題になっています。小さなことでも私たちが今何をすることができるかと少しでも自然環境について考えることは、これからの時代を生きていく私たちにとってとても重要なことであり、視界が広がる自然豊かなコースを歩く中で改めて環境問題についても考えることができました。
 今回のウォークラリーに参加して、紫峰祭でより絆や団結力の深まったクラスメイトと共に、思い出に残る学校行事にすることができてともて良かったですし、次の行事も思い出に残るものにしていきたいです。