卒業生を囲む会に参加して

1組 

 今回卒業生を囲む会に参加して、受験への意識がとても高まったと思います。全体会や分科会で先輩方の生の声を聞かせていただいたことでモチベーションも高まりました。

 今回改めて感じた事が三点ほどあります。まず一点目はどの先輩も学校の授業を中心に学習していたということです。さらに授業に集中して授業内でその内容を完結させていたとおっしゃる先輩もいらっしゃいました。私は高一までも授業中心で学習しており、現在は紫峰舘でも学習しています。この医科コースの環境の中で必死に勉強すれば、現役合格も夢ではないということを先輩方に教わる事が出来ました。予習、授業、復習のサイクルを崩さずに毎日の授業を大切にしたいです。

 二点目は時間についてです。今回話して下さった先輩方はみんな時間のやりくりがとても上手で早い時期から受験を意識した学習をしていらっしゃいました。また、先輩方はダラダラやる無意味な学習はせずに、この時間はこれを覚えると決めて学習を行っていたそうです。私はいままで、机に座ってただけや単語帳を見ていただけで勉強したと自己満足していました。これからは限りある時間を有効活用出来る学習法を実践したいです。先輩方は高三だけが受験生ではないので早い時期から勉強を始めていたそうなので、今から本気で頑張りたいです。

 三点目先輩方いつでも全力だったということです。どの先輩も後悔したくなかったからとおっしゃっていました。私の今の生活は全部中途半端だなと前から思っていて、勉強も部活もどちらも全力を出しきれていない状態でした。しかし先輩方の話をお聞きし、そんなのでは絶対合格出来ないと感じました。これからは本分である勉強に全力を注ぎ、悔いの残らない受験生活を送りたいです。

 先輩方からの具体的なアドバイスもやる気向上につながりました。やはり高二は基礎をしっかりと固めておくことが非常に重要だという事を感じました。私はよくテストや模試を受けっぱなしにしてしまいます。後回しにしているとどんどん増えていってしまいます。やはり先輩はそれらの復習も大事にしていたので、自分の中で期限を決め、必ずこなせるようにしたいです。また、参考書などは私も沢山買って全部中途半端だったので、まずは学校指定の物を完璧にしたいです。

 私はまだ具体的な志望校などは決まっていませんが、医学部はどこも難しいです。しかし、勉強に専念すると決意したからには、国公立の医学部現役合格を目指したいです。今の成績ではかなり厳しいと思いますが、諦めたら試合終了です。先輩方がおっしゃっていた様に江戸取の先生方を信じて必死でついていきたいです。そして全力を尽し、二年後に胸を張って「卒業生を囲む会」に卒業生として参加したいです。

 

1−1     1−2

 

 

 

 

2組 

 僕は、今回この会に参加することで、一年半後にせまる大学受験と、その段階までの勉強法や過ごし方、その他経験からでないと得られない貴重な話を聴くことができました。

 僕は、今高校二年で、高校二年生は、基礎を固める学年だという話をよく聞きます。基礎というのは勉強の基礎に限らず、日常生活の基礎も当てはまり、遅くても高二までにこの基礎が確立していないとブレしまいます。全体会で話をされた先輩方によれば、大学生になっても、受験生と変わらないほどの学習時間が必要だということです。大学に合格しても、勉強はそこで終わらず、本当の勉強は大学生になってから始まります。日常の中に勉強を組み込む生活をすべきだという話をうかがいました。

 難関大学に合格された先輩方の高校時代の生活や勉強法と、今の自分の生活や勉強法との違いから、足りていない部分を自分で認識することができ、非常に有意義な会になりました。

 まず一つ目に至らないところは、積極的な学習です。先輩方の中には、本屋のすべての参考書から自分に合う参考書を見つけて使ったという人もいました。模試やテスト直しをやって自分の弱点をあぶり出したという先輩もいました。これは積極的というよりはむしろ当たり前のことかもしれません。しかし、それさえやらず、一度限りの勉強をして大学合格を目指していた自分は、とても勉強をしてきたとはいえません。それは結局授業さえも受け身に聞き流しているということでもあり、改める必要があります。

 二つ目に至らなかった点は、自分自身をコントロールするということです。やるべきところはやる、ということもできます。僕は今遠距離通学をしていて、家に着くと気が緩み、つい自分に負けて寝てしまうことがよくあります。しかし、それゆえに勉強しないというのは自分自身に負けるということであり、誰にも勝てないということです。やるべきところでできないと、達成するものもなく、やらなかった後悔だけが残り、改善点を見つけることができません。自分に勝つことは簡単なことではありませんが、もし勝つことができれば、現状の打破につながるものであると思います。

 そして、最も得ることが大きかったのは、先輩方の通う東京大学を本気で目指すという気持ちです。東京大学には様々な分野で第一人者がたくさんいるという話がありました。その通りです。何よりも大学は自分で研究して、勉強する場であることは、よりよい環境で学びたいという気持ちを強くさせます。東京大学の総長大賞を受賞された庄司先輩も同じ気持ちだったと思います。

 気持ちが切り替わった今を大切にして、受験までの日を無駄することなく過ごしていきたいと思います。

 

2−1     2−2

 

 

 

 

3組 

今回来校していただいた先輩から非常にたくさんのメッセージやアドバイスをいただきました。その中でも特に印象に残ったアドバイスは二つあります。

 一つ目は「精神的な助けは友人の存在である」という言葉です。自分にとっては、友人の存在というものは精神の助けになるということは言うまでもなく、日頃の学習における相談にもつきあってくれるものです。以前、自分がまだ今ほど受験に対する意識が高くなく、本格的な受験勉強というものを始めていなかった頃、ある友人が自分はどのようにやっているのかという事を教えてくれ、その事を聞いた自分も感化させられ本格的な受験勉強を始めたという経験をしたことがあります。今でもその友人には本当に感謝しています。自分が学習に対するやる気がでなくなってしまった時にも、友人が必死に学習に取り組んでいる姿を見れば自分もやらねばという気持になります。このように友人の存在というものは本当に重要なものなのだと改めて感じることができました。

 二つ目は「モチベーションをどれだけ再熱できるかどうか」という言葉です。どんなにモチベーションを維持しようとしても、いずれは維持できなくなってしまいます。しかし、モチベーションが維持できなくなったからといって取りかからなくなってしまっては、いつまでたっても学習を始めることはできません。維持できなくなったときこそ、再熱させる努力をする必要があります。そして大切なことは、再熱させるまでの時間をどれだけ短くできるかということです。今後、こういった意識をしっかりともって学習に取り組んでいきたいと思います。

 今回先輩が話してくださった事はどれも自分にとってプラスになるものばかりでした。今回の経験を生かし、今後の高校生活を送っていきたいと思います。

 

3−1     3−2

 

 

 

 

4組 

 私は、今回の卒業生を囲む会に参加して、今までで一番大学受験を意識することができました。高校2年生になり、受験は近づいているとは思っていましたが、先輩方のお話をお聴きして、より実感することができました。同時にとても危機感を抱き、このままではいけないと気づくことができました。今回のこのような機会がなければ、まだまだ気づかなかったと思います。ですから、このような会に参加できて本当に良かったと思います。

 まず、私がこの会に参加して考えさせられたことの一つが今までの自分についてです。私は今まで、定期テストや模試などで悪くはないが良くもない成績をとってきました。ですから、いつも終わってから次のテストは自分の納得できる良い成績をとろうと思います。しかし、いつも成績は変わりません。何故なのだろうと思っていましたが、今回、先輩方のお話をお聴きして分かりました。それは、私の次は頑張るという気持ちが長く続かないからです。それに加え、みんなも頑張っているからです。思い返すと確かに私は気持ちがすぐに薄れて、テスト直後と次のテストの直前しか頑張っていませんでした。また、クラスメイトが放課後に残って勉強をする姿をみて、ガリ勉だとさえ思っていました。しかし、今回の先輩方のお話をお聴きして、とても反省しました。これからは、ただ頑張ると思うだけでなく、その気持ちを具体的な目標に変えて実践していこうと思います。そして、クラスメイトが頑張っていたら、私もそれに対抗して勉強しようと思います。私は毎日部活があるので、放課後に残って勉強はあまりできませんが、細かい時間を有意義に使うことを先輩方のように心がけていこうと思います。また、今回お話しして下さった先輩方は江戸取にいた間は帰宅部だった方が多かったです。それなのに受験でとても苦労なさっていました。私はただでさえ毎日部活があるので、受験でどれだけ苦労するのかとても怖くなりました。ですから、やはり今すぐにでもちょっとずつ勉強しなくてはいけないと思いました。今回の先輩方の苦しい受験のお話を胸に刻んで、日々の勉強の支えにしたいと思います。

 また、先輩方のお話をおききして、今年の夏休みの過ごし方についても考えました。先輩方のおっしゃっていた通り、夏休みに勉強すれば高校3年生になったとき少しは楽になるかもしれないと思ったからです。私が今年の夏休みにしっかりやろうと決めたことは二つです。一つはデータベースを完璧にすることです。もう一つは数学の体系問題集を高校1年生で習ったところを完璧にすることです。この二つだけは絶対に夏休みが終わるまでに完璧にしようと思います。そうすることで、後から後悔しない夏休みにしようと思います。

 今回、先輩方のお話しをお聴きして、改めて大学受験が近づいていることや怖さを知りました。とても不安になりましたが、それを解消するために勉強しようと思います。今回、このような会を開いて下さった先生方、先輩方に感謝しようと思います。本当にありがとうございました。

 

4−1               4−2

 

 

 

 

5組 

 今回の卒業生を囲む会は、今までとは全く違った気持ちで参加することができました。今までは、大学受験に対しての意識が低く、まだ先のことだと甘く考えていました。しかし、高2となり受験に対する意識が少しずつ高まり始めたこの時期に、先輩方から受験のお話を聞くことができ、今後の自分のためになりました。

 今回は、私の部活の先輩方が4人いらっしゃっていました。全体会と分科会で合わせて、2人の先輩からはお話を聞くことができました。話を聞いていく中で、私の知らなかった先輩方の勉強への取り組みを知り、私はまだまだ先輩方の足下にも及ばないと思いました。私の尊敬する先輩方は、私の想像以上の努力をし、結果を残しているのだとわかり、もっと真剣に、真正面から向き合っていこうと決意しました。

 まず最初に私は、基礎固めからやっていこうと思っています。どの先輩も基礎は、高2のうちに必ずできるようにしておくようにとおっしゃっていました。だから、英語は、単語を毎日コツコツと通学時間を使ってやるようにします。数学は、自分の苦手分野を探し、それが自分で解決できるレベルか、分類することから始めようと思います。自分では解決できないくらい苦手な分野は、自分から積極的に先生方に添削を頼みに行くようにします。また、どの科目においても、学校の教材が完璧になるまでは、他の参考書などは買わないようにします。どの科目においても授業を大切にし、授業の内容を定着させることを一番に考えようと思います。結果を残している先輩ほど、塾に行っていないということに気づきました。だから、それほど江戸取は勉強する環境が整っているということだと思います。今、目の前にある自分のやるべきことを見極め、ひとつひとつ取り組んでいきます。また、面倒に感じてしまうような勉強法であったとしても、逃げずに必ず成果が出ると信じ、やり通そうと思います。

 来年、高3になったときに、あのときやっておけば、と後悔しないように、日々最大限の努力をしていきたいと思います。しかし、精神的に疲れたときは、しっかりと休養をとるようにし、常に良い健康状態でいられるようにしたいです。辛くなったら、友人に相談するなど、友人とも協力し合い、切磋琢磨し合いながら頑張ります。また、自分が今なぜ努力しているかを常に忘れないようにしたいと思います。私が努力するのは、志望大学に進学し、その後の夢へ一歩踏み出すためです。私は、今の自分の夢のためだったら、大学受検まで頑張り抜ける気がします。しかし、大学受検は何が起こるかわからないので、最後の最後まで気を抜かないようにします。江戸取を卒業された先輩方のように、素晴らしい成果を残せるように、日々頑張ります。

 

5−1     5−2

 

 

 

 

6組 

  「成功した先輩たちは、きちんと目標を持って、それに向かって努力していただ。」ということが、今回の卒業生を囲む会を通して、一番心に残ったことです。私には夢がありません。自分が何をしたいのかわからなくて困っています。夢を持って努力している人と差がある気がしてとても不安です。無理に決めなくてもいいと思うので、気になる職業はたくさん調べて、大学ではどの学部に入るべきかなど詳しいことまで調べて、行きたい大学を決められたらいいなと思います。

 卒業生を囲む会で一番聞きたいことは、やはり勉強方法だと思います。私は模試の問題を解きっぱなしにしています。先輩は必ず問題を復習すると言っていました。確実にできる問題を増やすためにも、時間を作って模試を解き直し、解説をよく読んで身に付けたいと思います。先輩たちが言っていた勉強方法で何度か出てきたのが、英文の音読と、たくさん数学の体系問題集を解くことでした。英語の構文は本当に苦手なので、たくさん読んで、SVOCの成分分けをできるようになりたいです。数学ではまだまだわからない所がたくさん残っているので、問題集をしっかりやりたいです。その中でも、理解できるものとできないものに分けたりして、復習を効率よくできたらいいなと思います。

 私は残りの高校生活を無駄にしたくありません。このままの勉強習慣のまま2年生を過ごしていったら、大学に受からないと思います。自学習時間が少ないので、朝学に1時間以上行くように心がけています。友達も勉強しているし、自分だけではないので、とても心強いです。自分で勉強時間を管理するのは難しいので、朝学を使って時間の確保をしたいと思います。高2でも受験生なのだという気持ちを持って、日々勉強していきたいです。

 今年の夏は勉強合宿があります。かなりの時間が取れると思うので、今までやってこなかった模試直し、夏休みまでの勉強範囲の復習、期末テストへ向けての勉強の3つをメインに頑張りたいです。勉強ができるようになると嬉しいです。できなかったり、つまずくと悲しくなります。ちゃんと基礎を身に付けて高2を有意義なものにしたいです。

 オーディトリアムで話していた先輩たちはとてもきらきらしていました。私も後輩に胸を張って受験体験談を話せる卒業生になりたいと思いました。江戸取だからこそ「卒業生を囲む会」ができるのだと改めて感じました。素晴らしい合格実績の上に成り立っているものだと思いました。高い目標を持つ仲間と一緒に勉強できることは、自分を高めることにも繋がっていると思います。これからも頑張りたいです。

 

6−1     6−2

 

 

 

 

7組 

 江戸取に入ってこの会に参加するのももうこれで3回目となりましたが、今年は今までに比べて、先輩方の言葉が格段に身近なものとして感じられました。先輩方からのアドバイスも、昨年に比べ「受験」を意識させられるものでした。先輩方のお話を聞きながら、「私もついに受験生になりつつあるだな」と思いました。

 今日、東大の入試日までの日数を数えてみました。何とあと620日しかありませんでした。今まで漠然としていた受験までの道のりが具体的な数値として目の前に出されると、急に怖くなりました。問題集を解くにしても、単語を覚えるにしても、受験まであと何回これを目にすることがあるのかと考えると、1回1回を大切に、そして、この1回で完璧に覚えるというくらいの気持ちで勉強しようと思いました。

 今回、先輩方のお話を聞いて一番印象に残り、心に刺さった言葉は、伊藤先輩がおっしゃっていた、「結果のでない努力は努力じゃない。」という一言です。というのも私は最近、周りのみんなに負けたくないという思いから、勉強時間を増やし、自分の中ではそれなりにやっているつもりでした。しかしその現状は、うつらうつらしながらやっていたり、携帯電話を触っているなどとても覚えようとする姿勢ではありませんでした。自分が勉強しているということに満足してしまい、その内容がいいかげんになっていたということに、伊藤先輩のお言葉を聞いて気付かされました。そこで、これからは時間だけではなく、内容も大事にしていきたいと思います。

 私はこの会で、先輩方が東大にどのようにして入ったのか、その秘策を知ろうとメモをとっていました。しかし、いざそのメモを後で見返してみると、勉強法は、普段先生方がおっしゃっているものとほとんど同じでした。朝学習に出る、授業では寝ずに集中する、予習復習をしっかりやるという当たり前のことでした。中学生の頃から何度も言われてきたことなのに、未だに徹底できないのは、やはり楽な方に流されてしまう弱さがあるからです。何かにつけて自分の中に弱い自分が出て来ます。この弱い自分に打ち勝つのに必要なのは、やはり「東大に入る」という、固い決意です。

 今、私の原動力になっているのは、東大に入りたいという思いと、クラスで一番になりたいという思いです。クラスに慣れてきて、最近私には目標とする人ができました。その人は、私よりも前から私の何倍も努力をしていて、正直追いつける気が全くしません。その人と比べると、自分はまだまだ足元にも及びません。けれど、私は受験までにこのクラスで一番になると決めたので、その人を越えなければなりません。そこで私はこの夏休みにかけて、その人の2倍の勉強をしたいと思います。目標の人ができたことが嬉しいですし、俄然やる気が起こってきます。本当に江戸取に入れて、そして東大クラスにいれることが幸せです。この環境に感謝して、勉強を頑張っていこうと思います。

 

7−1     7−2

 

 

 

 

8組 

 僕は今回の「卒業生を囲む会」に出席して、先輩方からの話を聞いてたくさんのことを学ぶことができました。

 一つ目は、努力をおしまないということです。受験に必要な力は、才能などではなく、努力をする力です。ただ努力するのではなく、それを継続していく力が最も大切なことです。しかし、努力というのは必ずしも報われるとは限りません。不幸なことに、失敗してしまうこともあります。それでも、努力をしなければ、そのスタートラインに立つことさえもできなくなってしまいます。また、たとえ努力が報われることが無かったとしても努力をしたということが、その後の人生で必ず役に立つと思います。だから努力を継続していくことは大変だけれども、最も大切なことだということを改めて実感することができました。

 二つ目は、自分に自信を持つということです。これはどういうことかというと、受験が近づくにつれて、緊張や不安といった気持ちが強くなってしまいます。しかし、いつまでもそのようなことを考えていれば、絶対に成功はしません。その時に大切なことが自分に自信を持つということです。自信を持って取り組むことで、集中力も上がり、より効率のよい学習ができます。そのきっかけである自信となるものが、日頃の自分の努力であったり、友達との競い合いです。こういった、いつも何となくやっている朝学習などのものが将来、自分の自信につながるのだと知ることができました。

 三つ目は、自分自身をコントロールする力を持つということです。今回、八組に来てくださった先輩は、パソコンやゲームといった電子機器で遊んでいたために、成績が落ちてしまったと言っていました。しかし、その先輩は高校二年生の夏に、学習の障害になるものを全てしまい込んで自分の手で出来ないようにしたとも言っていました。僕は、その話を聞いて、この先輩は自分自身を理解しコントロールのできる人なんだと尊敬しました。僕は未だに、休日になると友達と遊んだり、ゲームをしたりと、ついつい流されてしまいます。しかし、今回来てくれた先輩の話を聞いたことで、今のままの自分では駄目だと思いました。だから、これからは先輩のような強い意志を持って取り組んでいこうと思います。

 最後に、僕は今回の「卒業生を囲む会」に出席したことで、自分の甘さというものを改めて実感しました。先輩方の話を聞いていると、受験に勝つために必死に努力を積み重ねた結果、成功したということがとても伝わってきて、自分の甘い勉強のやり方では絶対に成功しないと感じました。だから、今回の話を聞いたことをきっかけにして、これからの生活は努力を続けるように生活しようと思います。

 

8−1         8−2

 

 

 

 

9組 

 私が「卒業生を囲む会」に参加するのは今回が三度目でしたが、回数が増えるに連れて、先輩達のお話しの受け止め方が、自分の中で変化していることに気付きます。そして、昨年や一昨年前の自分の大学受験への意識の低さを実感させられます。

 私は合唱部に所属していますが、合唱部にはとても優秀な先輩方が沢山いらっしゃいます。その先輩方の凄いところは、日々の努力や勉強の辛さを一切後輩に見せないところです。卒業式の日や、卒業生を囲む会でのお話しを聴いて、初めて先輩方が部活と勉強の両立のために努力をしていたことを知ることが何度もありました。そういう陰ながらの努力というものを、同学年でも実践している人は沢山いるだろうと思います。これからは、優秀な先輩方や同学年の仲間達に対してただ凄い凄いと言っているだけでは駄目です。自分自身に、今、何が不足しているのか、そして何ができるのかを考え、実際に行動に移すことが求められます。

 私自身に今不足しているものは、英語・数学の力、そして何より勉強時間が圧倒的に足りません。その点を改善するために、中間実力試験の前頃から朝学習に積極的に参加することにしました。それでも、まだまだ充分とは言えません。部活が無い日の放課後に残っても、一日の学習時間は長くて三時間程度です。やはり、家でどう時間を確保するかが重要で、これが一番難しい問題だと思います。今日こそ頑張ろうと思っていても、いざ帰宅すると、部活の疲れなどから眠くなり、思い通りに勉強ができないのです。家での学習時間の確保をどうするかが、これからの私の課題です。

 また、時間一杯集中して学習に取り組むということが、今の私にはまだできていません。朝学習や放課後の居残り学習をしていても、終わったときに振り返ると、時間を上手く使えていないと感じることが多くあります。これもまた、今後克服していかなければならない課題です。

 私達が、受験のための自分の学習状況とこうして向き合えるのは、今回の様に、沢山の先輩方が、わざわざ学校に来て、役立つお話しをして下さるからです。では、私達が後輩のために何ができるかと考えたとき、やはり、行き着く先は「よりレベルの高い大学に進学すること」となってしまいます。それを成し遂げるには、先輩と同じように、いやそれ以上の努力が絶対に必要になります。全体会で、合唱部の先輩でもある関先輩が、「努力は必ず報われるわけではない」と仰っていましたが、それを恐れて努力しなければ、何も始まりません。今回この「卒業生を囲む会」に参加し、改めて受験に向き合う機会を持つことができました。モチベーションをさらに高く持ってこれからの学習に取り組んで行きたいです。

 

9−1     9−2

 

 

 

 

10組 

卒業生を囲む会に参加して、とても良い機会とすることができました。先輩方の話を聞いていると、自分に自信が持てるようになりました。最近、自分は今までの勉強の仕方で良いのかと悩むこともありました。しかし、先輩方の話を聞いて江戸取を信用して勉強していれば、大丈夫だと思えるようになりました。この学校のいいところは、先生方も一生懸命授業をしてくれるし、補習もしっかりしてくれます。また、やる気がないときも周りを見ると、頑張っている友達の姿を見ることができます。一人で勉強していると辛いし投げ出したくなりますが、この学校には、沢山の仲間がいるので、本当に勉強がやりやすいなと思いました。自分は高入生なので、昨年は江戸取に慣れることだけしかできない1年になってしまいました。今年は、2年生になるので、うまく気持ちを入れかえることができました。学習は、今のペースのまま続けていきたいです。3年生になる前には基礎をだいたい完成している状態にしていきたいです。そのためにも、きちんと予習や復習を行うことと、授業を集中して取り組んでいけたらいいなと思います。3年生になると、いよいよ受験の年になります。でも、今のようにきちんと勉強していきたいです。先輩方は、早く志望大学を決めて勉強した方がいいと言っていました。自分は、まだ絶対にあの大学やこの大学に行きたいという気持ちはありませんでしたが、大学にいきたいという気持ちはあるので、この夏で、沢山の大学に行って、自分が本当に行きたい大学を見つけることができたらいいなと思います。そして、その大学を目指して一生懸命勉強していきたいです。今回、話を聞いていた中で最も印象に残った言葉があります。それは、努力しても報われない時もあるという言葉です。確かに、努力をしていても一瞬にして、水の泡になってしまうこともあります。だからと言って努力をしない方がいいということではないと思います。いくら無駄になったとしても、一つの目標に対して頑張ることができたということは、これからの人生において素晴らしい自分の財産にすることができるのではないかと思います。今、勉強していることに意味がないという人がいますが、一つの物事において頑張ることができない人は他のどんな事にも頑張ることができないのではないかと思います。今は、とても大変でも将来の自分を考えると、今頑張ろうと思えるようになりました。夏には、勉強合宿もあり、だんだんと受験の意識が湧いてくると思うので、みんなに負けないように自分も勉強していきたいです。来年の卒業生を囲む会は、3年生として臨むことになります。今年よりもっと自分の心に響くものが絶対にあると思うので、そのことを忘れずにしていきたいです。また、受験に向けて、精神面や体力も鍛えていきたいです。

 

10−1     10−2