体育祭に参加して 

             

 

         

 

 

3組 

 今回の体育祭は新しく集団行動を取り入れたためか、とてもメリハリのついた体育祭にすることが出来たのではないかと思います。応援をするときは応援をし、競技をするときは最後まで諦めないなどと皆が真剣に取り組んでいてとても感動しました。
 特に僕の印象に残っているのは応援合戦です。僕は応援団に参加したのですが、やはり高校三年生は最後の体育祭なのでかなり気合いが入っていました。その気合いに圧倒され自分たちもやらなければいけないと思いやってきたのですが、そのときに高校三年生の先輩方はすごいなと感じました。受験生で課外や紫峰舘がありかなり忙しい中、ダンスを覚え、後輩である僕たちに嫌な顔一つせず丁寧に教えてくれました。また、何よりあれだけの人数をまとめ一つにしたのは尊敬すべきだと思いました。江戸取が掲げている目標でもあるように「心豊かなリーダー」であるからこそ、皆が真剣に取り組んだのではないかと思います。すばらしい能力がある人がいても必ずしも人が集まるとは限りません。誠実で、うぬぼれず謙虚で、一生懸命に努力する人、つまり心豊かな人のところに自然と人は集まってくるものだと思います。来年は、僕たちが後輩をまとめる番です。先輩方のように「心豊かなリーダー」となれるよう、今回感じたことを忘れずにこれからの生活を送っていきたいと思います。

 

 

 

4組 

五月二十四日、体育祭が開催されました。体育祭当日は気温が高く天気も快晴で、まさに体育祭が催されるには素晴らしい日でした。今年の体育祭からは最初の集合の仕方が例年とは異なり、皆で一斉に集合するということで僕は緊張していました。しかし、いざやってみると全体的に統制がとれていて良かったと思いました。やがて競技が始まると、どの組も白熱した闘いを繰り広げていて、特に男子の棒引きはとても激しかったです。四組が特に成果をあげたのはロープジャンピングです。体育の時の練習では最初あまり回数を稼ぐことが出来なかったけれども練習する毎に回数が増えていき体育祭当日にはベストな記録を出すことができました。今年からはロープジャンピングで飛んだ回数はそのまま、それぞれの組の得点となるので四組は黄色組に貢献したなあと思いました。最後に、僕が今年の体育祭の中で一番印象に残っているのは、閉会式での出来事です。具体的には黄色組の成績が三位と発表された時、団長は泣いていました。その姿を見て、「この人は、皆を引っ張っていて大変だっただろうな。偉いな。」と思いました。そしてこのように学校行事に集中して取り組むことは素晴らしいことだと思いました。ですので、僕も学校の行事は積極的に参加して盛り上げていきたいと思いました。

  

 

 

5組 

僕は、今回の体育祭に出てとても感動したことがいくつかあります。そのひとつが応援合戦です。応援合戦のダンスは、高校3年生の先輩方が自分たちの勉強の時間を割いて一生懸命考えて下さったものでした。そして、そのダンスを、朝、昼、放課後や休みの日に学校に来て、高校生みんなで練習をしました。練習は短い間でしたが、体育祭当日にはみんなとてもよい状態で応援合戦を行うことができたと思います。応援合戦をやった後は、達成感に満ち溢れ、午前中以上に午後の体育祭が楽しく感じられました。来年も絶対に応援団に入り、応援合戦をやりたいです。

 また、僕は赤組だったのですが、赤組が応援合戦の得点と総合点でともに1位だったということも、とても感動しました。何より、体育祭の当日まで、誰よりも一番声を出し、中学1年生から高校3年生までのみんなをまとめて下さった団長さんに、赤組優勝をプレゼントすることができてとても嬉しかったです。今年の体育祭は、今までのどの体育祭よりも達成感があり、気持ちがよい体育祭でした。来年は最後の体育祭となるので、今年よりも更によい体育祭ができるようにしたいです。 

 

 

6組 

 「パン」スタートの合図の音がなった。その瞬間、六人が一斉に走り始める。スタートする前は緊張で立っている感覚すらなかった。しかし、いざスタートしてみると足の先まで神経が研ぎ澄まされたみたいだ。しっかりと地面を蹴っているのが分かる。そんなことを感じていると、カーブの二五メートル手前まできた。カーブで抜かすのは難しい。だから、横にいる、競り合っていた人よりも一歩前に出た。そこからはあまり覚えていない。気付くと走り終えていた。なぜか頭の中で自分の好きな曲「空は青く澄み渡り、海を目指して歩く・・・」というサビの部分が流れていた。三位でバトンを渡したらしいが、六組の二走者目、三走者目は俊足コンビなので、前の二人を抜かし、一位となった。そして、アンカーにバトンが渡る。白団が自分たちの応援歌を歌っているのが聞こえる。赤団が必死に旗を振っているのが分かる。黄団がみんなで応援のため飛び跳ねているのが見える。青団が勝負に見入っているのを感じる。今考えるとよくリレーなんか走ったと思う。当初、全く走るつもりなんかなかった。それなのに、いつの間にか走ることになっていて、いざ走ってみれば自分の満足できる走りで、気付けば走り終えていた。リレー走って良かったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

9組 

私は、クラスの体育祭実行委員および、赤組応援団として参加しました。この体育祭において、赤組は、応援・集団行動の部と競技の部で共に優勝しました。結果が発表された時には、本当に嬉しくて友達とハイタッチをしました。

このダブル優勝は、中等部・高等部の赤組みんなで獲得したものだと思います。もちろん、赤組の全員が頑張ったのですが、その中でも、赤組の団長と女性の副団長の頑張りは本当に凄かったと思います。それと、ダンスリーダーの先輩方や、高3の先輩方の後輩達に対する指導も素晴らしかったと思います。最初、赤組の応援団は、他の色のどこよりも練習量が少なく、また集まる人数も少なかったため、先輩達から色々と指摘を受けてばかりいました。しかし、それでも先輩方は、優しく熱心に、粘り強く私達を指導して下さいました。最初は、声も小さかった赤組が、先輩達のおかげで、声も一番大きく出るようになり、練習にも大勢が集まるようになっていたのです。こうして、赤組は一致団結し、体育祭当日の朝練は異常な盛り上がりをみせており、それがそのままこのダブル優勝に繋がったと言えると思います。

この体育祭で学んだ、最後まで諦めなければ優勝は可能だということと、何事にも一生懸命取り組んだ方が楽しいということを、来年も忘れずに、私にとって最後となる来年の体育祭に臨みたいと、今から考えています。

         

 

 

10組 

 今回私は、江戸取に入学して2回目の体育祭に参加することができました。

 高校三年生にとっては最後の学校行事ということもあって、どの色の先輩も早朝や昼休みの時間、放課後、学校が休みの日の土曜日などを使って、応援の練習や各種目の打ち合わせに一生懸命取り組んでいました。そんな先輩達の姿と体育祭の種目でプレーしている先輩達の姿を見て、私は来年、今年の先輩達のように後輩を引っ張り、まとめることができるかなど不安に感じるとともに、来年は私たちが頑張らなくてはならないという印象も受けました。そして、今年度の残りの学校行事に対してクラスの仲間と協力して一生懸命取り組んでいき、後輩をしっかりと引っ張っていける先輩になれるよう頑張らなくてはならないと感じました。そのためにも、今回の体育祭での先輩達の姿を忘れずに生活していきたいと思います。

 私は、今回体育祭実行委員を担当しました。体育祭実行委員はクラスの種目に出る人を決めたり、体育祭では招集をしたりする仕事があります。さらに部活の方でも野球部員は裏方として、準備や手伝いがありましたので、とても大変でしたが、良い経験をすることのできた充実した一日でした。

 最後に体育祭を終えて感じたことは、体育祭によってクラスだけではなく、先輩、後輩とも団結し、友達の輪を広がったことです。この輪を大切にこれからの学校生活をすごしていきます。