1組 Tさん |
私の将来の夢の原点は「人の役に立つ仕事、人を笑顔にする仕事がしたい」という思いでした。そんな中、地元の病院で職場体験をさせてもらう機会がありました。そこで私は病室で患者さんの話に耳を傾ける医師の姿、リハビリ室で患者さんをサポートする医師の姿を見て率直に「自分もなりたい」という思いが芽生えました。 |
2組 Aさん |
私の将来の夢は、国際機関で働き国際社会に貢献することです。国際機関では法律の知識を使い、発展途上国の法整備を手伝うような仕事をしたいです。私がこのような夢を持ったきっかけは、中学3年生の時の修学旅行でAPUに行ったときに、バングラデシュから来ていた学生の話を聞いたことです。その方は、バングラデシュで貧困に苦しむ子供たちのために行った活動や、将来NPOを設立して活動しようと思っているということについて、話ていました。私は、その話を聴いたことをきっかけにして、国際機関などの海外で支援活動をしている人たちについて調べました。その結果、私は国際社会で人に役に立つような、やり甲斐のある仕事をしたいと思いました。 |
3組 I君 |
僕が将来なりたいと思っている職業は弁護士です。僕が弁護士という職業を目指すようになった理由は、テレビのニュースなどでよく出てくる弁護士の仕事はどんなものなのか調べてみて、幅広い分野の仕事があるということがわかり興味を持ったからです。しかし、弁護士になるには日本で最難関の一つといわれている試験である司法試験に合格しなければなりません。司法試験に合格するために、より高いレベルの勉強ができる東京大学文科一類に進学したいと思っています。しかし、今の成績では東京大学に合格することは難しいです。今後は大学受験のために成績を上げていかなければなりません。そのために、授業の予習・復習をこれまで以上に徹底していかなければいけないと思いました。僕は今まで勉強と部活の両立をすることがあまりうまくできていなかったと思います。宿題をやることに精一杯で授業の予習・復習まであまりできていませんでした。これからは勉強と部活の両立ができるような一日の計画を立てるようにしたいと思います。また、僕は今まで無駄に使っていた時間がありました。例えば、登下校時の電車に乗っている時間です。僕はいつも電車内では寝てしまっています。その時間はとても無駄な時間であると思うので、今後は学習時間として有効活用していきたいと思います。その他にもより有効活用できる時間はあると思うので、少しでも勉強時間を確保できるよう工夫していきたいです。 |
4組 T君 |
僕は2年後に東京大学理科T類に合格し、大学3年の時に工学部に入ることを目標としています。ここでは東大に入った後に何をしたいのかについて書いていこうと思います。画期的な発明やこれまでの科学技術の応用によって、これまでできなかった夢を実現するためには、知識の習得や原理の解明、理解というところで留まっているのでは足りません。新しい科学技術の創成や夢の実現に向かうためには、「工学の習得」が必要であり、それは高等学校や大学の教養課程での学習とはまた趣の違う世界です。また社会にインパクトを与えるような科学技術だけでなく、デザイン・設計の分野においても、答えは決して1つではありません。取り組む人のアプローチや考え方、個性によって幾つもの異なる解が存在します。よって工学は創造的な学問と言えます。加えて、グローバル化が進む社会で、僕は将来、世界を舞台にして活躍していかなければいけません。だから僕は東大で専門的な力だけでなく、幅広い教養や倫理観を培い、自ら学ぶ意志、競争を勝ち抜く強い意志、意思疎通を図るためのコミュニケーション能力、異文化を理解する包容力を身に付けたいと思います。 |
5組 Kさん |
私は今までずっと医療系で子供に関わる職業に就きたいと思っていましたが、最近、東京大学などのパンフレットにある学部を一つ一つ見ていたら、教育学部で学ぶ内容にとても興味が湧き、教育関係の職業に就きたいという気持ちが大きくなっていました。具体的な仕事は英語科の教師です。これが、私の新しい夢です。最初は夢を変えることに不安がありましたが、母にそのことを話したところ、「素敵な夢だね、応援しているよ」と言ってくれて嬉しかったのを思い出します。夢が変わったということは、言い換えれば新たにやりたいことを見つけたということになるので、決して悪いことではないと思えるようになりました。 |
6組 Fさん |
一年前までは自宅が父の経営している動物病院の二階にありました。病院であるため、動物の死というものを間近で見てきました。事故死、病死、中には懸命な治療を行うもやむを得ず安楽死という選択をしなければいけない時もあります。それは、飼い主にとっても獣医師にとっても辛い決断だと思います。実際に、昨年の夏休み、雛の時から六年以上一緒に過ごしてきた鳥が亡くなりました。それまで、当たり前のように一緒にいた存在が突然いなくなった後に残った悲しみは動物の死を間近で見てきた自分にとっても想像以上のものでした。しかし、獣医師というのは悲しく辛いことばかりの仕事ではありません。体調がすぐれなかった動物たちが治療によって元気に回復していく様子やそれを見ている飼い主さんの嬉しそうな顔を見ればやりがいを感じると思います。飼っていた鳥の死もきっかけとなり、私は犬猫だけではなく、鳥も治療できる獣医師になり、病気にならないように予防をする方法も飼い主さんに伝えられるようになりたいと思いました。鳥に関する獣医学は海外の方が研究が進んでいて、日本では鳥を専門的に診察できる獣医師は少ないです。そのため、海外の資料を読めるように英語の学習も欠かさないようにしたいです。獣医学科は、定員が少なく、競争率が高い難関です。今のままでは、その競争に勝つことは出来ないと思います。夢を実現するために、気合いを入れて勉学に励みたいと思います。 |
7組 Tさん |
私の夢は弁護士になることです。そして、弁護士になった後には国際社会で活躍したいと思っています。私の夢を実現させるためには、まず法学部に入る必要があります。具体的には一橋大学の法学部に入学したいと思っています。そして、その後は法科大学院へ進学し国家試験合格を目指したいと思っています。 |
8組 Sさん |
将来なりたい職業という意味での夢は今の私にはありません。これまでの作文でも同じように「夢はありません」と書いてきました。でも、今回の「ありません」は今までとは少し違います。もう学びたい学問までは見つかったからです。私が学びたい学問は心理学です。これまで私は、外面に向いている自分と、内面にいる自分が向き合うことが多く、人間の心理は怖いけれど、面白いなと感じることが多くありました。そのため、人の深層心理や様々な心情における人間の行動などに興味を持ちました。しかしこれを将来に繋げていきたいと思う気持ちは起きないのです。将来の夢を確立させるためには、今の私に与えられている情報があまりにも少なすぎます。一口に心理学と言っても、社会心理学、教育心理学、臨床心理学など様々な種類があり、どれがどういう職業に通じるのか、自分にはどれが向いているのかということが全く分からないのです。 今回は今までよりも少し前進した気がします。今やるべきことはたくさんの情報を自分で得ることと、自分が本当になりたい職業が見つかったときにそれを諦めることにならないように努力することが大切だと感じました。 |
9組 U君 |
自分は「夢を語る会」の在校生の発表を聴いて、とても心強く感じました。なぜなら、サッカー部の先輩の発表が学校の先生になるのが目標ということで、自分と同じ目標を持っている先輩がいるのだと思い、嬉しく感じたからです。自分の目標として教師があるのは、中学時代にお世話になった先生が頼りがいがあり、お忙しい中、自分の高校受験に関して熱心にご指導していただいたことがあったからです。そして自分もそのようになりたいと思うようになりました。 自分は国語が好きで学んでいますので、目標とする教科としては国語科を考えています。現在の担任の角屋先生、中学3年の時の担任の先生も国語の先生で、何かの縁のようなものを感じています。国語は受験科目としてだけではなく、漢字などの初歩的な面から、敬語などの実用性、さらには文章作成能力の向上など、各人の総合力を高める可能性を秘めた教科であると思いますし、そこに魅力を感じています。国語の教員になるためには、大学受験を突破しなければなりません。今月末から2月にかけて、各種模擬試験が3回ほどあるので、まずはそれに向けての学習を進めていきたいと思います。自分は小学校4年の時から野球を続けています。部活動との両立に励むことが自分にとってとても大切なことと思います。江戸取の硬式野球部から、筑波大学や早稲田大学に合格なさった先輩方を見習って、効率の良い学習をし、自分の夢を現実のものとしたいです。 |
10組 Tさん |
私の夢は保健師になることです。なりたいと思ったきっかけは、中学校の頃にいろいろと話を聞いてもらった保健師の先生に憧れたからです。保健師の先生は、具合が悪いときには優しく助けてくれましたし、友達のことや部活のこと、時には全く関係のない愚痴にも、とことん付き合って下さいました。それから少しずつ大人になるにつれ、先生に悩みを聞いてもらう機会は減りましたが、それでも過去に助けてもらった記憶は今でもしっかり残っています。これをきっかけに大きくなったら先生みたいに、心も体も人を元気づける保健師になりたいと思うようになりました。理由は二つあります。一つ目は悩んでいる人と近い距離で接することがしたいからです。いつも学校や役所など身近なところにいる保健師ならもっと楽に近い距離で話すことが出来ますし、ちょっとしたケガで来たときに軽く声がかけられます。2つ目の理由は普段の生活の仲で衛生的になる支えをしたいと考えたからです。普段の生活の向上を支える仕事をすることで、社会全体の役に立ちたいと思っています。 |