3組  Kさん 

 私は、創立記念講話をお聴きして、改めて江戸川学園取手の歴史が深いことを知りました。まず、最初に学校の名を知れ渡らせたのは、硬式野球部の3年目での甲子園出場だと思います。その他の部活も、関東大会や全国大会など様々な場面で活躍してくれました。そして、その後の先輩方は、勉強においても実績を残して下さいました。今、私たちが規律ある進学校として素晴らしい環境の中で授業を受けることができるのは、そういった先輩方のおかげだと思います。先輩方に感謝して、日々の生活を大事にしていきたいです。また、私も後輩達へプレゼントを残すことができたら良いと思います。先輩方に続き、硬式野球部として、甲子園出場を果たしたいです。今現在も「二度目の甲子園」を目標に掲げて頑張っています。
 今後の学校生活においては、江戸川学園取手高校の生徒として、誇りを持った行動を心掛けていきたいと思います。そのためには、まず、生活習慣を整えることからです。中等部入学当時は、早寝早起きをして朝学習にも取り組んでいましたが、今現在は、そういったこともおろそかになってしまっています。夜は勉強をするわけでもないのに、遅くまで起きていて、翌朝も早起きをすることができていません。これでは、学校生活もそうですが、社会に出たときに生きていけません。そのためにも、今後、生活習慣を改めていきたいです。







4組  Tさん

 私は、今回の講話をお聴きして、江戸取の先輩方がつくり上げてくださった伝統を引き継ぎ、さらに良い実績を出さなくてはならないと思いました。中等部一年生の頃も創立記念講話をお聴きしましたが、まだ大学受験をあまり意識していなかったからか、その頃と比べると心境面が大きく変化しました。私が進路を具体的に考え始めたのは、中等部二年生の頃でした。当時は職業までは決めていませんでしたが、最高峰である東京大学に入学して学ぶことを目標としました。一年後の中等部三年生の時、夢を語る会が行われた後に職業について調べ、ついに自分のやりたいことを見つけました。それは研究者になることです。研究には様々な分野があるので、まだ分野を確定することはできていませんが、新薬の開発などに興味があります。ですから、私は東京大学の理Uもしくは理Tに合格するため、さらに勉強に力を入れていかなくてはなりません。そこで私は、これまで以上に時間を有効活用したいです。また、学習面だけでなく、生活面においても規律ある進学校としてふさわしい行動をしなくてはなりません。市民の方に迷惑をかけないように一人一人が周囲の人のことを考えた行動をするように心掛ける必要があります。このモスグリーンの制服を着ているからには学校に誇りを持ち、江戸取の名前を汚すような行動をしてはいけません。
 
最後に、残りの江戸取での高校生活では、仲間を大切にして切磋琢磨し合い、自分自身もさらに飛躍するために全力で駆け抜けます。



 



5組  Sさん 

 江戸川学園取手高等学校に最初の生徒が入学してから三十七年が経ちました。校長先生のお話をお聴きして、江戸取の歴史をとても重く感じました。
 私の将来の目標は教師になることです。教科は古典です。私は古文がとても好きで、授業も楽しく面白みを感じます。もう一つの目標は、この江戸川学園で教師として働くということです。私は今、生徒という立場で江戸取で生活しているので、江戸取の先生方の大変さが分かります。しかし、私は教師という立場で江戸取で生活していきたいです。自分が六年間学んできた学校で、自分の後輩達に何か教えられるというのは本当にすごいと思います。江戸取には、江戸取の卒業生の先生方が少なくありません。授業などで、先生が生徒だったときの話を聞くのが、とても楽しいです。また、江戸取で働くということは、江戸取の変化を身近に感じることが出来るということでもあります。私が生徒である今の江戸取と比べてみると、私が教師になったときの江戸取は、ますます発展して大きな違いが生まれてきているでしょう。私も、江戸取に負けないように大きく成長していきたいと思います。
 私は今日まで江戸取生として誇れる自分であったか、自信を持って答えることが出来ません。三十七年という時間をかけて先輩方が残して下さった伝統や、江戸取で学べることを誇りに思って、これからも文武両道の生活を、精一杯送りたいです。 






6組  Nさん 

 私は、今回で創立記念講話をお聴きするのは、2回目となりました。しかし、本校の歴史や校歌・校章についてなど、知らないことがまだまだたくさんあり、私にとって今回の講話は新しい発見の多い講話でした。特に一番印象に残ったことは校歌のことです。この校歌には校訓の「誠実・謙虚・努力」が表現されていること、1番の「世界を築く礎」、2番の「未来を拓く情熱」、3番の「誇りと智恵と責任を立ちて誓わん」のフレーズの意味をお聴きしたとき、校歌にはこんなに奥深い意味があり、こんな思いが込められているのだなと感じました。これからは、ただただ歌うのではなく、校長先生がおっしゃった通り、建学の精神や校訓が反映されている歌詞であることを意識して、溌剌と力強く希望を持って高らかに歌うようにしたいと思いました。
 私の夢は歯科医師になること、たとえ歯科医師になれなくてもせめて理系の仕事に就きたいと考えています。
授業の予習・復習を毎日行い、課外を利用し、定期テストの成績を上げて学力の向上をはかり、体育や女子バスケットボール部での運動で日々体力を向上させ、規律ある進学校の生徒として、校門一礼、挨拶を心がけ、LHRや課される作文などで心力の向上に努め、心豊かなリーダーとして、歯科医師という職業で活躍できるように日々努力を怠らないようにしたいです。




 



7組  Tさん 

 私は今回の創立記念講話をお聴きして、私たちの通っているこの学校の背景を知ることができました。まず、この江戸取ができるまでに多くの人達が関わっており、その中の一人に竹澤校長先生がいらっしゃったということに驚きました。そして、江戸取ができてから、当時の先生や生徒たちのおかげで学校の偏差値も上がり、進学校として世間に名が知られてきました。運動面でも野球部が甲子園に行ったり、空手部が全国大会に行ったりしました。私は小学生の時に、空手を習っており、「江戸取に通いたい。」と思った理由も空手が強いから、というのも一つにあったくらいです。そのように先輩たちが結果を残してくれていって今に至るのに、私たちがそれを途切れさせてはいけないな、と思います。全国模試や大会で戦うのは自分や相手との戦いでもあり過去の先輩方との戦いでもあると思います。今、私は成績もあまり良くないし、部活動においても良い結果を残せていない、いわゆる中途半端な状況です。私は江戸取の生徒の一人として学校生活を送ることができていることに誇りを感じていますが、「江戸取という名高い進学校に通っている私。」に酔い浸っている気もします。自分の将来の夢も強い気持ちも向上心もなく、毎日、同じように生活しています。こんな状況が続くと、江戸取創立に携わった人の気持ちや代々の先輩たちの功績を踏みにじってしまうことになります。そうなることは江戸取生の一人としての誇りはもてません。そのため、そうならないように努めていきたいです。







8組  Kさん

 今回の創立記念講話は、私たちにとって2度目でした。しかし、中学1年生の頃お聴きしたときより、感じ方が変わりました。その変わった点とは、この学校の歴史の重みを強く感じるようになったことです。「江戸川学園取手高等学校は1978年に開校し、中等部はその9年後に開校しました。」正直、年だけ聞いたときはあまり実感することができませんでした。その後のお話をお聴きして、1万人以上の生徒が卒業していると知り、やっと36年分の歴史のすごさを実感しました。しかし、それよりもっと強く感じたことは、江戸取が、今いる生徒たちだけの学校ではないということです。1万人以上もの先輩方が創り上げてきた進学実績や、伝統のある学校なのだと思いました。中等部のときにはそのようなことも考えず、毎日を送っていました。これからは、たくさんの先輩方が創り上げた素晴らしい伝統を途絶えさせないよう、引き継いでいきたいし、これからも続いていってほしいです。この学校の伝統といって、最初に思い浮かぶことは校門での一礼です。私が見る限り、これを自主的にやっている人はあまりいないように感じられます。私自身も、友人に指摘されてからやっていることが時々あるので、まずはこれを自主的にやるところから始めていきます。