研修旅行に参加して

 

1組 

 三日間で学んだことは、礼儀の大切さと自立の必要性です。研修旅行中に挨拶について先生方から厳しく指導を受けました。その結果、その後の学校生活で自然に挨拶できるようになりました。挨拶は礼儀の中でも基本になると思いますし、周りからの印象も挨拶の仕方一つで随分変わると思います。これからは周りの人へ感謝の気持ちを込めて挨拶していきたいです。
 自立の必要性とは、主に自身の管理につながります。研修旅行中の自学習の時間はいつもの自学習の時間よりも疲れていて、集中することが難しかったです。しかし、そこで自分を甘やかして終わりにするか、自分にムチを打って続けるのとでは大きく差がついてしまいます。自分が正しいと思うこと、本当に自分のためになることを、他の誘惑を打ち払っていきながら続けていくのは簡単ではありません。それでも、今後は自分を甘やかさず、厳しい目で自身を見ることをしていきたいです。
 研修旅行では様々なことを学びました。すべてがこれからを生きる上で大切なことです。これからの学園生活でしっかりと身につけたいと思います。

 

          

 

1組 

 研修旅行で先生方の講話を受け、また友人と生活して多くのことを学びました。一つ目は「諦めない心を持つこと」です。私はこれから自分の将来の夢に向かって突き進んでいくわけですが、その夢を達成するには諦めない心が大切です。自分の進む先にゴールがあると信じ、目標への強い志を持って初めて目標は達成できると思います。初志貫徹を心がけ、絶対に負けない心を持ち、自分を信じて努力したいです。二つ目は「友人の大切さ」です。これまでの学校生活の中で、皆がいたからできたことは山ほどあります。一組の友人たちは、共に戦っていく仲間であり、ライバルでもあります。皆で一つの目標に向かって努力出来るのは、とても心強いことです。私も一組の一人として、全力で戦っていきたいです。三つ目は「常に人格を磨き続けること」です。医師は技術以上に、患者さんに対する思いやりやチームワークが求められる職業だと言われます。この研修旅行を通して、小さなことを気遣ってあげられる心を持ちたいと思いました。これは思いやりの心にもチームワークにもつながることです。今後の学校生活は、このことを意識したいです。
 この研修旅行で学んだことを小さなことからでも実践し、目標に向かって努力することを心に刻み、今後の学校生活を送って生きたいと思います。そして、医師という夢に一歩ずつ近づいていけるように頑張りたいです。

 

 

 

 

2組 

 今回の研修旅行の目的は五つありました。この五つの中には、学校生活だけではなく、社会に出てからも重要なものがありました。それは、挨拶と時間厳守です。
 まず挨拶について書きます。挨拶は元気よく行えば、された人も気分が良くなり、する人も気分が良くなれるものだと思います。しかし、大きな声で挨拶をするのは、私にとっては難しいことでした。挨拶が自分にとっても相手にとっても良いものだとは分かっていても、恥ずかしさがあり、あまり声が出ませんでした。さらに、声が大きければ良いというものでもありません。 心のこもった挨拶でなければなりません。私は、しっかりと声を出して挨拶をするとともに、心のこもった挨拶をすることを研修旅行の目的の一つにしました。研修旅行が終わった後も、心のこもった挨拶を身につけるために継続していきたいと思います。研修旅行はこのような、将来社会人として生きていく上で大切なものについて改めて考えさせてくれました。

 

          

 

2組 

 私は、この研修旅行を通じて、江戸取生としての自分を見つめ直すことができました。
 まず、挨拶の仕方を徹底的に変えることができたと思います。今までは、とりあえず挨拶をしなくては、と思って気持ちのこもっていない、ただ声が普段より大きいだけの挨拶をしていたと思います。しかし、この研修旅行では、相手の目を見て、頭を下げるだけではなく、体でおじぎをしながら挨拶することができました。この研修旅行中に何度も礼節という言葉を聞きましたが、私は今回初めて礼節のしっかりとした挨拶をすることができたのではないかと思いました。副校長先生や学年部長講話でお聞きしたように、研修旅行の間だけできればいいわけではなく、普段の学校生活でも気持ちのこもった挨拶や校門一礼を心がけていかなくてはならないと思いました。
 この研修旅行中にはたくさんのお話を聞くことができました。副校長先生の講話では、内容が難しくなったことや、人生を踏まえたお話に、私はもう中等部25期生ではなく高等部37期生であることを入学式の日より強く実感しました。担任の先生のLHRでは、高1、高2でやるべきことや、自習をする上での課題を具体的に教えて頂きました。私が1番印象に残っていることは、学年部長講話で、中等部生の時みたいに怠けず、高校3年間きちんと勉強しよう、そして自分の理想の将来像を叶えようと思いました。そのためには、自分の揺るぎない決意と多大な努力が必要ですが、頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

3組 

 私が研修旅行で学んだことは三つあります。一つ目は、常に「ありがとう」の気持ちを持つことです。私は普段、あまり「ありがとう」という言葉を言っていません。なぜならみんなに支えられて当たり前だと思っていたからです。いつも親や友達に支えてもらっているおかげで私は毎日が楽しいです。みんなに支えられて毎日を楽しむことができるのですが、それが日常的になってしまい、当たり前のことと思うようになっていました。ある時、友人が私に「ありがとう」と言ってくれました。その時私は心が温かくなりました。「ありがとう」と言うことは自分の気持ちを相手に伝えられるだけでなく、相手もうれしく思うことができます。だから私は今後、感謝の気持ちを持ち続け、伝えていきたいと思います。
 二つ目は、常に最高峰を目指すということです。今までは自分で勝手に限界を決めてしまっていました。目標を低くして、甘えてしまい、努力することを面倒くさがり、逃げていました。このままでは将来きっと後悔するでしょう。だから自分の限界を勝手に決めることなく、最高峰を目指して努力していきたいです。
 三つ目は人として正しくない行いをしないことです。私は特に礼儀に注意したいです。いつも道などで人とぶつかったとき、相手の人から謝ってもらいます。これからは自ら謝るべきだと感じました。
 この研修旅行で学んだことを今後の生活で実践できるよう心がけていき、夢を叶えるために一生懸命努力したいです。

 

          

 

3組

 私は、この研修旅行で、今まではなかった高校生としての自覚を持つことができました。高校は中学校とは違い、義務教育の場ではありません。自ら積極的に学んでいくべきです。志を高く持って生活したいです。
 私の目標は、東京大学に合格することです。研修旅行でこの目標はさらに確固たるものになりました。東大に合格するためには、本当に一生懸命に勉強をしなければなりません。それは、決して楽なことではなく、辛いこともたくさんあると思います。しかし、この目標を達成するためには、高1である今から力を入れて勉強をしていかなくてはなりません。
 だから、私はこの1年間、学校生活では授業を大切にするということに重点を置いて努力をしていきたいと思っています。予習でできた分からないところを授業で解決し、復習でそれを定着させるというサイクルを習慣化させていきたいです。
 また、学校を休まないようにしたいです。学校を休んでしまうと、その日にあった授業の内容を理解するには非常に時間がかかってしまいます。だから、今年はきちんと体調管理をしていきたいです。
 
私は、研修旅行の間に多くのことを学ぶことができました。基本的なことを丁寧に、そして、確実に行っていくことは、非常に重要です。研修旅行で徹底してきたことは社会生活においても土台となることばかりだったと思います。これからも研修旅行で学んだことを大切にしていきたいです。そして、努力を怠ることなく、継続し目標を達成したいです。

 

 

 

 

4組 

  私が研修旅行に参加して、一番に学ぶことが出来たと感じていることは、挨拶などの礼儀についてです。挨拶のタイミングや、場面、場面での声の大きさなどが分かった気がします。また研修旅行の翌日の学校内でも、先生方とすれ違った際などに、前日までと変わらずにはっきりと挨拶が出来ていたと思うので、これからも継続できるようにしていきたいです。
 また、青野先生が講話の中でお話されていた、私たちの先輩方が食事の後に「ありがとうございます」と、従業員の方がいらっしゃるところに顔を出して言っていたことから、従業員の方々が出口のところに立ってくれるようになった、というお話をお聞きして、私たちの先輩方の偉大さを改めて知りました。また、自分が感謝の気持ちをしっかりと持って行動していれば、相手は必ず返してくれるということを改めて感じました。
 私たちはいつもたくさんの人に支えられながら、学校へ通わせてもらっています。家族、友人、先生方、地域の方々。今の自分がいるのはこのような周りの方々のおかげです。それを再確認し、もっと感謝の気持ちを持った行動をしていきたいと思いました
 中でも頑張りたいと思うことは校門の一礼です。私は中学2年生の頃に「どうして校門の一礼をする必要があるのだろう?」と疑問に思っていました。その時は校門の一礼を忘れがちでした。そこで中学3年生になってからは忘れずに毎日しようと心がけるようになり、そうするといつの間にか自分の中では習慣になっていました。そして、一礼には朝は「一日お願いします」帰りには「今日も一日ありがとうございました」というような気持ちがこめられていると思うようになりました。これからもそうした気持ちを忘れずに、校門の一礼を続けていきたいと思います。

 

            

   

4組 

 僕たちは3年前の東日本大震災の影響で、中学1年生の時に研修旅行ではなく、校内研修を行いました。その時、江戸取は規律ある進学校であり、その中の生徒としてどのような立ちい振る舞いをすれば良いのか。また、僕たちは同じスタートラインに立っており、これからの頑張り次第で誰にでも最高峰に立つチャンスがあることなどを学びました。
 それから3年がたち、高校生としてむかえた研修旅行は、とても意味のあるものとなりました。まず、初日に行われた校長先生の講話の中で、「初志貫徹」とおっしゃっていました。僕の「初志」は中学校受験の直後に抱いた「東京大学現役合格」です。そしてその夢は3年たった今でも変わっていません。しかし、今のままでは少し厳しいかもしれないと考えています。なぜなら、僕の中学3年間の成績を平均するとだいたい20番くらいになるからです。そして、江戸取の今春の東大合格者数は9人でした。だから僕は成績が10番くらいでないと、東大合格は難しいと考えています。成績を上げるために、今年の目標として江戸取の高1の標準学習時間である平日4時間、休日7時間の勉強を毎日行うことを挙げています。昨年は、自己管理が甘かったことが原因で、毎日、標準学習時間の勉強をすることができませんでしたが、今年は自己管理を徹底させてこの目標を達成できるようにしたいです。

 

 

 

 

5組 

 特に私が変わることが出来たと思うことは次の二つです。
 一つは人をまとめる能力について考えることが出来たことです。今回、私は班長でした。班長の主な仕事は委員長や担任と連絡をとること、班をまとめることの二点ですが、私は研修旅行に行く前、自分の役割を果たせるだろうかと不安でした。そこで私は事前にしおりをしっかりと読み込んでおき、何をいつどうするべきか考えて行動することを心掛けました。私は班の皆に協力してもらいながら無事に職務を全うすることが出来ました。班長の仕事を一通りやり終え、協調性があってこそ集団生活は成り立つと実感しました。集団で行動するには全員の協力が必須です。それぞれの力が一つに集まれば辛いことも必ず乗り越えられます。集団の絆や結束力が一人ひとりの背中を押すものだと思いました。
 二つ目は、勉強だけではなく心を豊かにすることも重要だと考えが変わったことです。今回、いろいろな講話を拝聴して精神面での成長をあまり重視してこなかったことに気づかされました。将来私も何らかの形でリーダーになるかもしれません。リーダーは皆に信頼されなければ務まりません。また、リーダーは周りの人を気遣うこと、臨機応変に対応することなど、たくさんの能力が求められます。これらの能力は勉強だけではなく、多くの人と触れ合い、経験を積むことで身に付きます。学校の行事や学級活動に積極的に参加することは豊かな心を作ります。たくさんの出来事を通じて、経験を積んで心を豊かにし、信頼を得ることでリーダーに選ばれるのです。将来、多くの人を指揮するリーダーになれるように積極的に行動するようにします。

 

          

 

5組

 僕は今回の研修旅行でさまざまなことを学び、友人をつくり、その友人について深く知ることが出来ました。五分前行動、挨拶の大切さなど、今まで以上にしっかりと行えたと思います。
 さて、研修旅行の実践五項目の中に、「伝統の継承」が挙げられていました。江戸取の先輩方は、今までにたくさんの伝統や文化を残していってくださいました。それらをこれからも僕達が受け継いでいかなくてはいけません。また自分達で伝統を作っていくということも大切なことだと思います。伝統の継承といってまず僕が思い浮かんだのは「校門の一礼」です。他の学校ではほとんど見ない行動です。登下校の際に校門の前で礼をする、先輩方がずっと行ってきた江戸取の伝統だと思います。入学当初はなぜ門の前で礼をするのか、分かりませんでしたが、今は少し分かるような気がします。先生や校舎、使わせてもらう道具やグラウンドなどに感謝の気持ちを持って礼をするのではないかと思います。それは、僕達によい環境を提供してくれているからです。いつどんな時でも何に対しても感謝の気持ちを忘れてはいけない、そんな大切さが「校門の一礼」にもあるのだと理解できました。僕達が研修旅行を無事行えたことも、良い環境が整っていたからであり、三日間を通して、このことがいろいろな場面で感じられました。こういう大切な伝統をこれからも受け継いで、しっかり実践していきたいと、今回の研修旅行の経験を通して、考えを深めることが出来ました。

 

 

 

 

6組 

 研修旅行中、先生方が口を揃えておっしゃっていたことは、礼節の徹底です。立ち止まって自然に頭を垂れ、「こんにちは」「おはようございます」とはきはきとした声で挨拶をしたり、朝校門に入るとき、夜校門を出るときに、校舎に体を向けて「一日ありがとうございました」という感謝の気持ちで心を込めて一礼をしたり。これらは中等部時代にも言われていたことですが、高1の研修旅行という場で改めて言われることで、気持を新たにし、人間を培っていく上で大切なことだということがよく分かりました。武居先生がアメフトの他校生の挨拶の良さについてお話をされていましたが、陸上でも同じことを感じさせられるときがあります。知らない先生に対しても立ち止まって礼をし、はきはきした声で「こんにちは」と言って去っていく選手をよく見ます。勝負というのはその競技の能力や実力だけでなく、共に戦う相手への礼儀・礼節もまた関係していると思います。実力のある学校が礼儀正しいのは、その競技で頂点に立つためには、実力だけでなく人格も人並みではなくレベルの高いところになくてはならないことを、先生も生徒自身も分かっているからです。人は良いことで他人から憧れられるような振る舞いをすることが大事だと思います。他人から憧れられることを最終目的にしていては、憧れられるレベルに達したらそこで諦めてしまいますが、頂点にいる人はどうあるべきかを考えて実行することだと思います。

 

          

 

6組 

 今回の研修旅行では、校長先生・副校長先生・生徒指導部長の武居先生・学年部長の青野先生をはじめ、多くの先生方の講話をお聞きしました。中でも、青野先生の話は一生忘れられないものになったと思います。僕は、六十分間、青野先生の話に夢中になっていました。それほど僕にとって心に響くものでした。突然ですが、僕は日本史が大好きです。だから、僕の将来の夢は日本史の教師になることです。ただそれも普通の学校の教師ではありません。江戸取の教師になってもう一度この学校に戻ってくることです。江戸取で担任を持って、生徒達に朝や帰りのSHR、普段のLHRなどで、自分の体験談を交えながらどんなことをしたら良いか、どんな勉強法が効果的かなどを生徒達に教えていきたいです。そして、青野先生のように、生徒達を惹きつけるようなお話が出来る先生になりたいと思います。しかし、今の成績ではその夢を叶えることは出来ません。まず、少しずつでも良いから成績を挙げていくために、中等部の時よりも自学習の量と質を上げていきたいと思います。まずは、朝学習に参加して、朝からしっかりと勉強をし、 また、部活があった日であっても帰ってからしっかりと勉強したいと思います。
 
研修旅行を通じて本当に様々なことを体験できました。今後は、この経験を糧にして、江戸取の教師になるという夢を叶えられるように、日々頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

7組

研修旅行に参加して学び、これからどのように生活しようか決めました。
 1つ目は、食事の時のことです。中学まで旅行や合宿では食べ終わったらそのままでした。しかし今回の研修では自分でお皿を片付けたりしたので片付けてくれる従業員さん達の大変さが分かりましたし、食べ残しがこんなにあって全てゴミになってしまうのかと驚きました。「ごちそう様」「頂きます」は作ってくれた人、食材に感謝の意を表す挨拶です。私は今回たくさんご飯を残してしまいました。そこまで考えて食事をしていたかと言われると何も言えません。これからは残さず食べて、きちんと作ってくれた人にお礼を言えるようになります。
 2つ目は、言葉遣いのことです。先生のおっしゃっていた『普段から汚い言葉や丁寧でない言葉遣いをする人は成績が悪い』という言葉にドキッとしました。私もついそのような言葉遣いをしてしまうことがあるからです。人に対して乱暴な言葉を使う人は他人の気持ちを考えられない人間です。そんな人は知的に見えないし困っていても助けてあげたくありません。雑な言葉遣いの人はきっと真面目ではないのでしょう、だから学歴にも影響するのだろうと思いました。誰からも好かれる人間は、優しく気づかいができます。私も後者になりたいので、悪い言葉は使わないようにします。怒りで我を忘れそうになってもそこを我慢できる人が本当に大人の人なのだとも思いました。

 

           

 

7組 

 僕は研修旅行に参加して学んだことが二つあります。
 一つ目は、友達の大切さです。僕は自学習の時にとても眠くて集中できなかったときがありました。その時に周りの友達が集中して勉強しているのをみて、僕も頑張ろうと思いました。もし、その時に周りの友達が寝ていたとしたら、僕も寝てしまったと思います。僕は友達と一緒に勉強することで集中できたことを自覚すると同時に、僕自身も周りのやる気を起こせるような人になりたいと思いました。
 二つ目は、自分の将来についてです。僕は校長先生講話、副校長先生講話、学年部長講話と担任の先生のLHRをお聴きして、高校1年生はとても大切な時期であり、もうそろそろ将来の夢を決めなければならない時期であることを知りました。僕はまだはっきりとした夢が決まっていません。しかし、僕は理系の道を進もうと思っているので、理科と英語と数学は得意でなければいけません。だから、僕は今年中に理科と英語と数学を得意教科にしたいと思っています。そのために、まず予習と復習をしっかりするようにします。予習をすることにより授業の内容が分かりやすくなり、復習をすることで授業で分からなかったところを完璧にします。

 

 
 

 

8組

 研修旅行に参加して、僕は次の二つを改めて考え直しました。
 一つ目は挨拶の大切さです。僕は今まで誰かに挨拶する時、怒られるのがいやで何となくやっていました。感謝の気持ちを含めた挨拶などほとんど意識したことはなく、やろうという努力もしてきませんでした。しかし今回の研修旅行では挨拶に気持ちを込めることを念頭において、実行してみました。そうすると自分も清々しい気持ちになり、今まで行ってこなかった自分を恥じました。これからも継続していくことを決意しました。
 二つ目は真の友人関係の確立です。それはお互いに切磋琢磨していけるような友人関係だと、多くの先生方はおっしゃいます。今回の研修旅行では自学習する機会がとてもたくさんあり、そのたびにクラスメイトが高い集中力で学習している姿を見て、この空間の中でお互いに集中力を高め合うのも切磋琢磨の1つなのだなと思いました。今までの自分は楽しいことをして互いの間に生まれた絆を友人関係だと思っていましたが、辛い環境の中で互いを高め合うことでも友人関係は生まれるのだと改めて実感しました。学生の本分は勉強です。残り半分を切った江戸取生活を充実したものにするために、勉学に共に励んでいこうと思います。
 研修旅行は、僕に他にも多くの変化をもたらしてくれました。今回の経験を生かして、これからも精進していきます。

 

            

 

8組

 私は今回研修旅行に参加して、江戸取の高等部に進学したことを再認識し、自分がこれからの高校生活をどのように過ごせばよいのかを改めて考えさせられました。
 先生方の講話や自学習の時間を通して、この旅行は自分自身を成長させるチャンスであり、何も学ばずに帰ってはいけないと感じました。実際私はこの研修旅行で学んだことが3つあります。
 1つ目は礼節についてです。今回食事が終わった後に毎回お礼を言ったり、挨拶を徹底することで、自分が得られる充実感と相手に礼で返してもらえるうれしさを知りました。
 2つ目は友人とどのような関係を築くかということです。学年が変わり、新しい仲間と寝食を共にしました。友人達と分からないことを教えあうことでたくさん助けてもらいました。友人とはつい一緒に楽な道へ行ってしまうことがあります。しかし今回からはお互いに高めていけるような仲間を作っていきたいと思います。
 3つ目は自学自修についてです。自学習のときに先生が「この短時間も頑張れない人が大学受験の勉強を頑張れるはずがない」とおっしゃっていました。本当にその通りだと思います。私たちに与えられたこの時間は、将来私たちが厳しい受験勉強を乗り切るための準備となる大切な時間であると分かりました。
 研修旅行で私は様々な面で自分を高めることができたと思います。今後はそれを実生活で生かしたいと思います。

 

 
 

 

9組 

私はこの研修旅行で礼節の大切さと自分自身の課題について気付かされました。「おはようございます。」「ありがとうございます。」と元気のある挨拶は周りの人にとっても自分自身にとっても気分を明るくしてくれるものでした。中入生の一礼している姿には謙虚さがあって誠実な感じが立派だと思いました。私もそのような礼がしたいと思います。
 研修旅行中は自学自習の時間が多く、久しぶりに量をこなしたのでとても疲れました。九十分を過ぎたあたりから集中できなくなって計算ミスなどのケアレスミスが増えるようになりました。大学受験は試験時間も長くなる上に科目数も増えるのでこのままではいけないと思いました。集中力を鍛えるためには、日頃の学習時間に集中し続けるようにすることが効果的だと思うので、これからはそのような意識で取り組みたいと思います。また、講話では大学受験時のリアルな話を聞く機会が多く、大学について興味がわきました。センター試験や二次試験についてまだ何も知らないので調べてみようと思います。今は将来何になりたいのか、どのような仕事に就きたいか全く分かりませんが、これから興味を持てるものを見つけられたら良いなと思います。
 この研修旅行中、私は三つの目標を立てました。生活態度を整えること。努力を惜しまないこと。良き友人と切磋琢磨すること。私は初心を忘れないでいようと思います。そして、大学受験では必ず第一志望校に行きたいです。

 

          

 

9組 

 先日行われた研修旅行は、私たちにとって江戸取生としての基本を身につけるための第一歩になりました。学校生活の基本を体得していく上で中心となる「実践項目」からは、それぞれ学ぶべき点がありました。その中から3点を取り上げたいと思います。
 まず「挨拶励行」について、挨拶には人に対する礼と感謝の心が含まれています。私たちは普段から多くの人に支えられて生活しているので、挨拶することで感謝を伝えていきたいと思います。研修旅行では、立ち止まり礼をする動作をしっかり行うことで、挨拶の基盤を作ることができました。
 つぎに「時間厳守」については、私は班長だったので、時間管理には特に注意をしていました。他の班長と協力したり細部までメモを取ったりすることで、時間前行動がしっかりとできたと思います。何事に取り組むにも余裕を持って行動することにより、計画性や自律心を学びました。
 最後に「伝統の継承」についてです。研修旅行中に先生方の講話が何回かありました。講話は研修旅行の目的や江戸取生としての自覚について話され、本校の伝統や誇りを先輩方から受け継ぐことの大切さを学びました。
 今回の研修旅行では、社会で必要となる習慣を学ぶことができました。そして、これらを実践していくのが、今後の学校生活です。研修旅行で見つかった自分の課題をよく吟味し、改善していくことで、高校生活を充実したものにできるよう努力していきたいと思います。

 

 
 

 

10組 

研修旅行では5分前集合の5分前行動を心がけていました。2日目の朝礼に私たち1班は遅刻をしてしまい、とても反省し、次の日行動に移しました。私はこの失敗で「ただ単に心の中で反省しても伝わらない。反省は行動に移すことで伝わる。」ということを学びました。
 また、「行動に移す」というのは、「目標」もそうだと思います。私は今まで、有言実行することがあまり出来ませんでした。ですが、学年部長の青野先生の講話や竹下先生の話を聞いて、これからは目標に近づくために努力をたくさんしようと決意することができました。私には今、目標があります。ですが友達に言ってバカにされたりしなか不安で、どんどん自信がなくなってしまいます。でも、私は卒業生である青野先生と竹下先生の努力していた話を聞いて少しずつ不安もなくなっていき、また、青野先生がお話をして下さった実話を聞いて「努力は必ず報われる」ことを知り、信じることができました。ですから私は何があっても最後まで努力し続けていこうと思います。朝の自学習を積極的に取り組みます。

 

          

 

10組 

 今回の約3日間に渡る研修旅行で、私は高校生としての様々なことを学びました。そして、その学んだことの中で自身の成長に繋がったと実感できたものがあります。
 1つ目は、研修旅行中、片時も忘れることがなかった挨拶についてです。公立中学校に通っていた時、ついこの前までのことですが、私は挨拶に対して関心が無かったので江戸川学園取手高等学校の挨拶の指導は正直驚きました。今までは会釈だけやってきたので、初めは声を出すことさえも難しかったです。しかし、やっていくうちに慣れてきてしっかり挨拶できるようになりました。
 
2つ目は、集団行動についてです。私は、周囲に合わせて行動するということが苦手でした。だから、この研修旅行中の集団行動は苦痛でした。自分は既に準備が出来ているというのに他の人を待たなくてはならない。逆に自分が遅れると急かされる。そして、遅れた場合は自分の責任ではなく班長の責任になってしまう。1人で行動する方がずっと楽でした。しかし、社会に出たときに周囲に合わせて行動するということはとても大事なことです。それに、持ち物の確認など集団だからこそ出来ることもあるのだと知ることが出来ました。