創立記念講話中3生感想

江戸取の歴史に思いを寄せて

 3年 女子     

 
 
10月31日、私は創立記念講話を拝聴しました。私はその中で校長先生から五つのメッセージを受け取りました。
 一つ目は「江戸取生としての誇りを持つ」こと。普段私は「誇り」を持つと言うことを特に意識していません。しかし、今回校長先生からの直々の言葉と言うことで、実践しようと思います。「誇りを持つ」ということはあまりにも抽象的です。具体的にはどういうことなのか、と私は考えました。以下私の答えです。「誇りを持つ」ということは、名誉であると思うことであり、自分に自信を持つということ。そのために、これからは常に江戸取生である自分への自信を持ちます。
 二つ目は、「卑屈にならない」ということ。これは、一つ目と似ている気がします。自信を持てば、自ずと卑屈になることはなくなるはずです。
 三つ目は「校歌を明るく歌う」こと。それも歌詞の意味を噛み締めながらです。「噛み締める」とは国語辞典によると、良く味わって、その深い意味を十分に感じ取る、ということだそうです。私は久しぶりに歌詞を読み直してみました。すると、今までは感じなかった強い意志や力強さが伝わってきました。そんな歌を静かに歌っていてはいけないと思いました。楽譜にも「明るく」と書いてあります。私は今度から校長先生のおっしゃる通り明るく歌います。
 
四つ目は「先輩の実績を越え、将来江戸取中・高に入学してくる小学生の良きお手本となる」こと。これまで、江戸取は大学合格実績において、ものすごい成長をしてきました。公立の高校に落ちてしまった人が入るような、進学校とはいえない状態から、先生方の熱心なご指導により、だんだんと実績が上がってきました。ここまで来るのとても大変だったと思います。全ては、先生方の熱意、熱心な指導によるものです。江戸取の先輩方にはすばらしい能力を持った方がたくさんいます。医学部合格者については、もう千人を超えたと伺いました。私は驚きました。私も先輩方のように努力して、希望の大学へ行き社会へ貢献します。また将来江戸取中・高へ入学してくる、小学生の子達にも今までの実績をつないでいってもらいたいです。
 紫峰祭のときに小学生が来ました。何度か彼らの誘導をしましたが、ちょこちょこ歩く姿はとても可愛らしいものでした。そんな小学生達の先輩として、今後とも彼らの良きお手本となるように生活します。
 最後の五つ目は「十一月五日は講話を自分の中で反芻し、江戸取生としての自覚を高めるよう、自宅学習をする」ことでした。しかし、中3生は11月5日は修学旅行で自宅学習はできません。代わりに今日、こうして作文を書くことで、講話内容を思い出し、江戸取と自分について少し早めに考えることができました。今回、創立記念講話を拝聴することで、普段考えることのない江戸取の長い歴史に思いを寄せる機会が作れました。これからも校長先生から受け取ったメッセージを必ず実践していきます。


 開校準備 

校歌に込められた思い

 3年 女子

 私は今回創立記念講話を伺って、改めて江戸川学園取手中・高等学校の生徒で良かったと思い、また校歌に建学の精神と校訓が込められていると知りました。中学校1年生のときは歌詞を覚えるのに必死で、中学校2年生のときは大きな声で歌うのに必死でした。そうして今回の創立記念講話を伺って、校歌に込められた思いを知りこれからはただ何となく歌うのではなく、歌詞の意味を意識して歌おうと思いました。
 
まず一番の「世界を築く礎」は「世界を築く基礎となるもの」という意味です。これは江戸取りの心豊かなリーダーの育成という教育方針とがつながっていると思います。世界を築くためには世界で活躍するリーダーにならなければいけません。私の将来の夢は弁護士になることですが、特に私は国際的な弁護士を目指しています。国際的な弁護士になるためには、法律の勉強に加え、英語の勉強もする必要があります。簡単なことではありませんが、これからの時代を生きる者として必要なことだと思います。新しい世界を築くために弁護士として一つ一つ世界の問題を解決していくことが私の夢です。
 そして二番の「未来を拓く情熱」は私に足りないものだと思います。私は情熱、意欲、積極性、自己表現に欠けています。一番のときに書いたように心豊かなリーダーになるためには私の欠けているものが全て必要です。欠点を克服する為には何かのリーダーや班長、など責任を任される仕事を少しずつしていくしかありません。面倒だからやりたくないと思っていても、必ず自分の将来のためにつながるものなので頑張って克服し、未来を拓く情熱を高めていきたいです。
 そして、三番目の「時代を担う若人の誇りと智恵と責任を立ちて誓わん」は今の私たちを表していると思います。江戸取を担う私たちは、江戸取生としての誇りと江戸取生としての責任を持ち、江戸取生として勉学に励むことを誓います。
 私は校歌にこれほどすばらしい意味が込められていると知り、とても感動しました。また、これから一語一語大切に歌い、大きな声でで元気よく、そして意味をしっかりと考えて校歌を歌おうと思います。
 
最後に、私は江戸川学園取手中・高等学校の生徒で本当に良かったと思います。すばらしい学校とすばらしい先生方、すばらしい仲間達とこれからも切磋琢磨していきたいと思います。また、江戸取は生徒の夢は学校の夢、という教育方針をとっています。私はこの言葉を初めて聞いたとき、この学校の先生方に安心してついて行けると思いました。私の将来の夢は国際的な弁護士になることです。夢の達成までの道のりは果てしなく長いですが、授業をしっかりと聞くことはもちろん、予習復習をしっかりと行い、一つ一つのテストを大切にしたいです。過去一番勉強した学年として胸を張って卒業できるようにします。そして、このすばらしい江戸川学園取手中・高等学校の伝統をこれからもつなげていきたいです。

 

勉強と部活の両立

 3年  女子 

 今回創立記念講話をお聞きして、江戸取にはたくさんの歴史があることが分かりました。
 今の江戸取ができるまでにはたくさんの過程がありました。私は江戸取が初めて常磐線沿線の小中高の12ヶ年一貫校になったことを知りました。確かに他に見たことがありません。江戸取の医科コースが開校当時からあったわけではないことにも驚きました。医科コースが出来てからまだあまり長い時間がたっていないのに、たくさんの実績を出していることにも驚きました。すべての実績や江戸取の歴史はすべて今まで卒業していった先輩方の努力の結晶とも言えるでしょう。そのような大切なものを私達で壊すわけにいきません。壊すのではなく、その歴史に自分達の歴史を刻んで次の世代に引き継げるような先輩になるべきだと思います。江戸取を卒業した後、江戸取がどのようになっているのか見に行くのを今からとても楽しみにしています。自分達の歴史がどのように残っていくのかとても気になるからです。その時に悪い方向へ進んでいたらとても嫌です。私が在籍している間は少しでも学校が良くなるように努力して、卒業していった先輩方を安心させたいと思います。
 先輩方の歴史は勉強面だけではありません。部活動なども歴史があります。江戸取の部活は他の学校より数が多いし、活発だと思います。大会にはたくさん出場しているし、結果も残しています。江戸取の部活で自慢できるのは、部活動と学習を両立している生徒が多いことです。部活動だけに偏っているのではなく、勉強も怠らないのはとても良いことです。私自身両立できるよう頑張ります。そのためには自分自身約束を破ったらペナルティを課しています。周りにも同じような生徒がいるので、とてもやる気が出るし、一緒に出来るので苦にはなりません。今のうちに部活と勉強の両立が出来るようにしておけば、将来必ず良い結果が得られると思います。コツコツと学習を積み重ね、両立したいです。
 私は江戸取に入学したことを、とても誇りに思います。私は小学3年生の頃からずっと江戸取が第1志望で頑張り続けたから、今までの努力を無駄にしたくありません。あの時と同じくらいにこれからも頑張って今度は大学受験を成功させて江戸取に受かった時と同じような喜びを感じたいです。時間はまだあるので、どのようにすれば成績が上がるのか色々な方法を試してみて、自分に合ったやり方を見つけていきたいと思います。
 私の今の目標は、試験で50番以内に入ることです。50番以内に入っていることが当たり前になれば良い大学に入れるとよく言われているからです。この目標を達成したら、更に新しい上の目標に向かって努力したいです。成績が向上するよう、努力を怠らないようにしたいです。


 高等部校舎完成 

夢へ向かって

 3年 男子

  創立記念講話をお聴きして、改めて江戸取の歴史の重みを感じました。たくさんの人々の協力や努力のもと、江戸取が創設されたことを知り、今こうして江戸取で様々なことを学べることに感謝しなければならないと思いました。また、校歌を歌う時は、ただ音を追って歌うのではなく、歌詞の意味、そしてそれに込められた思いを理解した上で歌うようにこれからは心掛けたいです。江戸取創設に関わったすべての人々の思いや期待に応えるためにも、自分の夢を叶えるためにも、江戸取で最大限のことを学び、将来への第一歩としたいと思います。
 目標や目的を持って学習するのと、何も考えずに学習するのでは、得られることの量が異なってきます。私は将来医師になりたいという夢を持って江戸取に入学してきました。小学生の時からの夢で、江戸取に入ってから小児科医になりたいと思うようになりました。私の住んでいる茨城県は日本の中でも特に医師の数が少ないということを聞いたことがあります。また、小児科医が減ってきているということもどこかで耳にしました。これらを聞いた時、絶対小児科医になろうと思いました。私の弟が障害を持っているということもあり、その思いはしっかりと固まり、1つの大きな夢になりました。医師が減少しても、医師の重要性は変わりません。私1人が医師になったところで大きな変化はないかもしれませんが、それでも私にできることこと、私にしかできないことがきっとあると思います。病気の治療だけでなく、心のケアも出来るような医師を私は目指しています。そのような医師になるために、江戸取で学べるすべてのことを吸収するつもりで学習に励みたいと思います。特にコミュニケーション能力、思いやりの心、判断力を身に付けたいです。もちろん、医師になるためには人並以上の勉強ができなくてはなりません。しかし、勉強だけ出来ても、患者さんの信頼を得ることが出来なければ医師として務まりません。江戸取の校訓にあるよう、「誠実」「謙虚」「努力」を常に念頭に置いて生活し、将来自分の中の理想の医師になれるよう、今できることを精一杯取り組みたいです。
 そして将来医師になったら、子供たちに私が江戸取で学んだたくさんのことを教えてあげたいと思っています。そのためにも、まずは私が学ばなければなりません。学ぶことは探せばたくさん出てきます。それを1つでも多く見つけ、身に付けるために日々の生活において努力を惜しまず、夢へと向かっていきたいと思います。

 

優れた人格

 3年 男子

 僕は創立記念校話をお聴きして、主に二つの事を思いました。
 一つ目は、江戸取の歴史です。1977年11月5日に江戸川学園取手高等学校が開校してから、今に至るまでに、たくさんの先輩方が江戸取の歴史をつくってきたのだと思います。過去の先輩方の、いろいろな努力があったからこそ、今の江戸取の伝統があるのだと思います。僕達後輩の使命は、これまでの江戸取の先輩方のつくってきた伝統をしっかりと後輩につなげていくことだと思います。また、校長先生のお話にもあった、「先輩の実績を超えていくのが後輩達の務め」を達成させられるように、勉強学習をさらに強化し、中等部26期生の絆をより強くして、先輩たちの実績を超えていけるように、日々の生活を送っていこうと思いました。
 二つ目は、グローバルリーダー、心豊かなリーダーになるためについてです。リーダーになるためには、人々に尊敬されたり、信頼されたりするような、優れた人格を持っていなければならないと思います。この、優れた人格というのは、一朝一夕で手に入るようなものでは無いと思います。日々の生活で、小さな事でもいいので、こつこつと、良い行いを続けていくことで、実を結ぶのだと思います。だから、簡単に、優れた人格を持とうとしても、そんなに甘くはいかないと思います。優れた人格を得るためにも、仲間と切磋琢磨しながら、お互いの能力を高めていきたいです。自分自身と向き合っていく姿勢も変えていきたいと思います。
 勉強面では、勉強合宿で長い時間、集中して学習していけるようになったので、内容を改善していきたいです。これまでは、好きな問題、解ける問題ばかりを、好んでやってきてました。しかし、難しい問題、苦手な問題も解いていかなければ、成長が出来ません。今までは、苦手な問題、難しい問題、解けない問題など、そういった問題を避けています。しかし、自分に対する姿勢をしっかりさせるために、避けてきた問題を、これからは逆に、積極的に解いていきたいと思います。
 生活面では、僕は毎日、5時30分にしっかりと起きて、朝も早めに学校に登校して朝学習に取り組めています。質も学習、読書、両方しっかりしています。ですが、家の手伝いや、夜、寝るのが少し遅くなってしまうことがあります。家の手伝いは、休日などは時間はあるのですが、どうしても、やる気が起きませんでした。しかし、これからは、自分と向き合って、犬の散歩や皿洗いなど、細かいことをやっていきたいです。夜遅くまで起きてしまっているのは、学校の宿題を夜まとめてやってしまったり、テレビやネットなどで起きてしまっているので、メリハリをつけていきたいです。この講話で、学んだことや、考えたことを生かして、これからの学校生活を送っていこうと思います。


 草創期の教職員 

誠実・謙虚・努力

 3年 男子

 僕は校長先生の創立記念講話をお聞きしてより江戸取生としての誇りが高まりました。講話をお聞きした後、生徒手帳でもう一度校歌の歌詞を確認してみると、歌詞がまさに江戸取の校訓や建学の精神、江戸取周辺の景色を表していることがはっきりとわかりました。そしてこれは誇れる校歌だと思いました。ですからこれからはもっと江戸取の誇りを持って堂々と歌いたいと思います。
 37年もの間先輩方が積み上げてきた実績に江戸取生として誇りを感じます。この実績を見て江戸取に入学したいと思う小学生もたくさんいるでしょう。僕自身も小学生の時大学合格実績を見てこの学校に入学すれば素晴らしい仲間たちとともに競い合って志望大学を目指すのだろうと思いました。そしてそれはこの学校に入学したいと思った理由の1つです。その伝統を裏切ることは許されません。今までは自分の夢のためだけに勉強すると思っていましたが、「先輩の実績を超えるのが後輩の務め」ということも踏まえて友人と切磋琢磨してがんばっていこうと思います。
 校章が「誠実」「謙虚」「努力」を表していることはLHRなどで既に知っていましたが、改めてこれらの意味を考えると、江戸取生としてまた中学生としてあるべき姿があらわされていると思います。そして自分がこの理想の江戸取生像のようになっているかと考えれば、それはまだ不完全だと思います。自分が誠実であるかどうかということは他人から見てどうかという事ですから、自分では判断しにくいものではあります。しかしそれら3点がきちんとできている人は何らかの成果が出るでしょう。誠実であれば何事も真面目に行いますし、謙虚であればいろいろなことを学ぶことができますし、努力をすればそれらがいっそう意義のあるものになります。そしてその3点は生涯重要なことになるでしょう。3点をおさえれば人から尊敬される人になると思います。尊敬されるということは自分の行いが他人から認められる事でもあります。それらを社会に出てから身につけることは難しいと思います。ですから中高の時代にもっと誠実で謙虚で努力できるような人間になるために、やる時は真面目にやり良い話であれば素直になって、人の話を聞き勉強などに精一杯頑張っていくことをこころがけようと思いました。
 三位一体の力の中で、僕には特に心力が足りていないと思います。僕が考える心力がある人というのは人を思いやる気持ちが強い人です。しかし僕には人を思いやることができなかったと思う時が時々あります。ですからそれをこころがけて心力のある江戸取生になりたいです。
 これからも江戸取生としての誇りを持ってこの学校生活を過ごしていこうと思いました。

 

「心」ある生活

 3年 男子

  江戸川学園取手に入学して、三回目の創立記念日を迎えることができました。今日まで、こうして学校生活を送ってこれたのは、周りのたくさんの人々が支えてくれたおかげだと感謝したいと思います。
 創立記念日を迎え、江戸取生が目指す、心豊かなリーダーの五つの心構え、教育実践五項目をもう一度、思い出し、常に心掛けて生活することが大切だと思いました。挨拶や身だしなみ、言葉遣いなど、普段の生活一つ一つをしっかりやることで、心豊かなリーダーへと近付いていくのだと思います。普段の生活態度というものは、それを見れば、その人自身がどういう人なのかが、わかってしまうように、とても大切なことです。今できていないことは今すぐ改め、僕達、中等部二十六期生は、先輩として、江戸取生としての自覚を持って生活しなくてはいけないと思いました。
 江戸取のエンブレム「E」の意味は、選ばれて努力するエリートです。努力してエリートになるのではなく、努力を続けることができるのがエリートなのではないかと思います。自分の行動は、周囲の影響を受け、周囲に影響を与えてもいます。一人一人が、夢に向かって努力することは、自分のためだけではありません。仲間のため、後輩のため、先輩のためでもあります。このつながりは、学校に貢献することにも、つながるのだと思います。学校に貢献するというと、何か大きなことで無理なことのように思います。しかし、「生徒の夢は学校の目標」という言葉にあるように、夢を夢のままで終わりにせず、現実にした時、学校に貢献できたと言えるのだと思います。
 普段の生活の中で、自分のために何かしようとする時、自分を甘やかした行動の方が簡単で多いと思います。しかし、その行動は一瞬の満足感を得るだけで、自分のためとは違うように思います。自分の力を伸ばすため、夢に少しでも近づくために、今、自分に出来ることを精一杯やる。そこには、我慢しなくてはいけないこと、辛いことも多いと思います。しかし、それを乗り越えていくことが、自分のためなのだと思いました。人は、楽をしたいという気持ちを持っています。だからといって、その気持ちのまま過ごせば、怠けることになります。なりたい自分、ありたい自分と照らし合わせて、今は楽をすべきか、そうでないかを見極めていく必要があるのだと思います。
 社会生活や勉強と、何をするにも「心」というものが基本となり、大切なのだと思いました。思うだけ、書いただけにせず、実践してこそ意味があります。一日一日を大切にし、「心」ある生活を常に心掛け、江戸取生として、これからも日々、心力を鍛えていきたいと思います。

 
 野球部県大会優勝 

校章の重み

 3年 男子

 僕は、10月31日に校長先生の創立記念講話をお聴きしました。その講話をお聞きして、江戸取生としての自覚を高めることができました。
 江戸取は1978年4月に開校し、高等部1期生が入学しました。僕たちが来年高等部に進学すると、高等部38期生ということになります。これまでたくさんの先輩が江戸取の伝統と誇りを受け継いできたということがわかります。僕たち38期生もしっかりと江戸取の伝統と誇りを受け継ぐということが重要な課題です。
 江戸取の校訓である「誠実、謙虚、努力」を常に頭に入れて学校生活を送っていきたいと思いました。江戸取での生活の中で「心豊かなリーダー」となるために努力していきたいと思います。今回の講話の中で「グローバルリーダーの最も大切な条件は、まぎれもなく人格が優れていることである。」という話がありました。また「挨拶ができない人はどの国に行っても通用しません。」という話もありました。人格を磨くためには挨拶をすることが重要であり、そのために明るく元気よく挨拶する習慣を身につけることが重要であるということがわかりました。江戸取ではよく「挨拶は大切だ」という話がありますが、それは将来に向けても本当に重要なことなのであるということを教えてくださっているのだと思います。江戸取での生活でさらに挨拶の習慣を身につけていきたいと思います。あと、普段の登下校でやっている校門の一礼にもちゃんとした意味があります。「礼に始まり礼に終わる」という礼節が身につくことで人格が磨かれるという話がありました。これからは校門の一礼の目的を常に頭に入れて、自分から積極的に校門の一礼を行いたいと思います。江戸取で徹底されている「挨拶」や「校門の一礼」には意味があります。その意味を理解し、しっかりと実践につなげていきたいと思います。  
 また、江戸取の制服の襟につけている校章にも意味があるということを知りました。校章は、悠久の未来へと流れる川をデザインし、三つの菱形には「心力、学力、体力」の三つの教育と、「誠実、謙虚、努力」の三つの校訓を込めたものであるということを知りました。校章にもとても重要な意味があり、とても重みがあります。今はブレザーにその校章をつけて毎日学校に通っています。その校章の重みを感じながら毎日の学校生活を送っていきたいと思います。
 
また、校歌の歌詞にも意味がありました。1番には「世界を築く礎」、2番には「未来を拓く情熱」、3番には「時代を担う若人の誇りと知恵と責任を立ちて誓わん」という歌詞があります。校歌には、このように建学の精神と校訓が込められています。江戸取の校章や校歌がとても意味深いものだということを知りました。今回の創立記念講話では江戸取のあらゆるものの意味を知ることができたとてもいい機会になりました。今回の創立記念講話を生かしてこれからの学校生活をさらにより良いものにしていきたいと思います。

 

江戸取の学校環境

 3年 女子

 中等部に入学したばかりの頃、「江戸取って、天国みたいだ」と感じたのを覚えています。小学校と比べ物にならないほど素晴らしい学校に違いない、と思っていました。
 私にとって江戸取は、安心して通うことができる学校です。その理由は、いじめが無いこと、先生や先輩方の愛校心が高いこと、努力を馬鹿にされないこと、この3つです。
 私が通っていた小学校は公立だったので、先生方は数年でいなくなります。愛校心は持っていなかったと思います。勿論いじめもあり、そのターゲットはローテーションで決まっていました。休み時間に勉強するにしても、揶揄されるのを覚悟しなければなりませんでした。
 江戸取は、自らを高めるための努力を否定せず、それどころか推奨してくれます。そのための環境も与えてくれます。この、世間から見たら当たり前のことでも、できていない学校がほとんどです。どうしたら、江戸取のような学校ができるのか。私はそれを知る機会が沢山ありました。
 私の兄は江戸取の卒業生です。家には当時の江戸取の文集が今でもあります。そこには、先生方や先輩方が築いてきた江戸取の姿が詳しく記されていました。何冊もある冊子の中には、江戸取の校舎に関する細かい工夫や、先生方が書いた文章も多くありました。そういうようなものを読んでいると、自分はまだまだ江戸取の良さや歴史、伝統をよく分かっていないなあ、と思わざるを得ません
 文章を読んでいると伝わってくるのは、江戸取に対する愛校心です。また、もっと江戸取を高めていこう、という勢いも感じられることがあります。そんなことを感じる度に、私は、自分の江戸取生としての自覚をもっと高めるべきなのではないか、とよく思います。今、私が江戸取生としてすべきなのは、先輩の過去の実績を超えることです。そのためにはまず、自分に対して厳しく接しなければならないと思います。
 私が江戸取に入学して既に3年が過ぎてしまいました。無駄な時間や有意義な時間。今まで過ごしてきた時間の中で、やはり多いのは有意義な時間です。一見無駄に見える時間でも、見方を変えれば、自分のためになるようなことばかりです。私は3年間で、様々な物の見方を学びました。前向きに考え、良いことを中心に見ることは、自分の生き方を変えていくきっかけになっていくと思います。
 私の見方を変えるのを手伝ってくれたのは、江戸取の学校環境です。もっと言ってしまえば、先輩方が築いてくれた江戸取の学校環境です。私を成長させてくれた先輩や先生方に感謝していきたいです。また、それを行動に表し、自分を高めつつ、先輩の過去を超えられるように、毎日努力を継続していきたいと思います。


 中等部校舎完成 

先輩たちを超える努力

 3年 女子

 修学旅行に出発する前に校長先生より創立記念講話を聞かせていただけたことは、私にとってとても良い刺激となりました。江戸川学園取手中学校の魅力をあらためて知ることができました。私たちが入学するずっと前から、この素晴らしい勉強環境が整った学校で、たくさんの先輩たちが学び、そして、社会へと羽ばたいていったことを心に刻み、その先輩たちを越えるように頑張っていかなければならないと強く感じました。
 私たちは、修学旅行で異文化学習、平和学習、歴史学習を三本の柱として九州のいろいろなことを学びます。そこで団結式での宣誓にあった、「修学旅行は学問を修める旅行であり、観光旅行ではありません。」という言葉通り、マナーを守り、時間厳守し、集団行動であることを忘れずにみんなが楽しく過ごせるように責任を持って行動し、一生の思い出になるようにしたいと思います。
 今回の創立記念講話で、一番心に響いたことは、21年前に医科コースを設置して以降の、医学部医学科の合格者数が1044名ということでした。私の将来の夢は医師になることです。こんなにも多くの先輩方が私と同じ夢である医師を目指して、その夢にぐっと近づく大学の医学部受験に合格していることを知り、自分もその実績を越える勢いで日々の勉強に力を入れていきたいと思います。  
 確固たる意志を持った先輩を生み出してきた江戸取には、開校当時からの教育理念『心豊かなリーダーの育成』といったものがあります。この江戸取の教育理念は先生方が理解していても意味がなく、生徒自身一人一人が理解し、それにあった行動をしなくてはいけません。そのために、この創立記念日を機に江戸取の歴史を振り返り、大切なことをもう一度心に刻み直したいと思います。
 夏に行った、夏期勉強合宿では「夢は前にある」「自立的学習への大転換を図る」という言葉を校長先生からいただきました。勉強合宿では勉強することが楽しくなり、新しい自分の一面が発見できました。今まで自分で決めていた限界などあっという間に打ち破り、新たな自分を生み出すことが出来ました。自分を限ってはいけないということが、どれだけ重要なのか実感できました。さらにその後、東京大学や筑波大学のキャンパスツアーにも参加することができ、学ぶことでたくさんの幸せがあるということを実感することができました。
 校長先生のたくさんのお言葉を胸に自らの将来の夢を実現するために、他律的学習から自律的学習への大転換を図り「過去、最も勉強する学年だった。」と言われるように切磋琢磨し精進していきたいと思います。
 修学旅行を終えると着々と高校生に向けての準備が始まります。これから残されている中等部での最後の行事を1つ1つ悔いの無いように一生懸命取り組んでいきたいです。

 

江戸取生としての誇り

 3年 男子

 中等部三年になり、創立記念講話をお聞きするのも三回目となりました。伝統を重んじることの大切さだけではなく、きちんと受け継いで後輩に繋げていかなくてはならないことが必要だと感じております。
 気付けば、本校に入学して三年の月日が流れようとしています。それは、あっという間で充実した三年間でした。その数倍もの時間が本校には流れ、数多くの卒業された先輩方の思いが詰まっています。そう考えると伝統は、僕達が感じるより深く、厚みのあるものだと感じ取れます。その思いを無駄にしてはならないと思いました。
 本校の最大の魅力は、理想を形にできる力があることだと僕は思っています。理想は将来に繋がります。誰もが思い描く将来をきちんとした形にするために、自分自身の努力は勿論のことですが、諸先生方のバックアップは僕達の背中を時に力強く、時に温かく後押ししてくれます。そんな学校は数少ないでしょう。規則が厳しいと感じることもありますが、それは規律ある進学校ならば仕方のないことだと思います。生活の乱れや身だしなみは心の現れと言います。それぞれが、生活を見つめ直し、江戸取の名にふさわしい生徒であるべきではないでしょうか。
 僕は創立記念にあたり、自分の行動をよく振り返り、これからをどう過ごしていくべきかを考えてみました。中等部も残すところ後わずかです。僕は医科コースに進学したいと強く思っています。将来に繋げるために、高等部に進学してからも、今以上に努力を重ねていかなければなりません。思い通りにいかないことだらけですが、高い理想を掲げ、未来に向かって自分らしく歩いていきたいと思っています。そのためには「必ず自分は」という意識を持つことが大切だと思いました。
 最後に講話の中で、心に残った言葉があります。「誇りがないと自分は成長出来ない。」
 この言葉に僕はドキッとしました。なぜなら自分自身に誇りを持ったことなど一度もなかったからです。僕はどちらかというと、自分を責めて追い詰める方でした。その結果、招くのは自己嫌悪という悲しい感情でした。たとえ失敗をしても、思い通りにいかなったとしても、それまでの努力や過程が何よりも大切だと気付かせてくれた言葉でした。これからの生活の中で、一番大切な感情なのかもしれません。高等部での三年間は大変なことが多く、僕にとって試練の連続となるでしょう。しかし自分に負けないで、しっかりと意志を貫いていきたいと思います。
 江戸取生であることに誇りを持ち、時に頑張った自分にも誇りを持って、理想を形に変えてみせたいと思います。本校の魅力を最大限に発揮できるよう、そして先輩方の思いをきちんと繋いでいけるよう、僕は僕に出来る力を発揮していきたいと思います。 


 オーディトリアム完成 
 

心豊かなリーダーとなるために

 3年 女子

 今回創立記念講話をお聞きして二つのことが特に心に残りました。
 まず一つ目は江戸取生としての誇りです。私が一番江戸取が誇れるところは人の良さだと思います。みんな本当いい人たちばかりで悪口も全然ないし、考えてることが大人で、江戸取に入学して小学校の頃と比べていい人たちばかりで本当に驚きました。また、学校生活をしていく中で早起きすることや、混んでいるわけではありませんが電車通学をすることで学んだマナーも身につき、他の学校よりも少し厳しい規則の中で学校生活をして、最初は悪戦苦闘でしたが、江戸取の規則は本当は当たり前のことを規則にしているだけで、実は厳しくはないのではないかと思えるようになりました。
 二つ目は伝統です。普段生活している中であまり伝統について気がつきませんでしたが、創立記念講話をお聞きして、過去に何があったのかたくさん学ぶ点がありました。創立の頃のお話をお聞きしていると、校長先生の江戸取への思いがすごく伝わってきました。また、お話からは普段使っている自然科学棟や中1、中2で使っていた中等部校舎はいつ建てられたのか、今使っているブレザーは最初は違う色だったなど、これから江戸取で生活していく中で意義深いものになるようなことをたくさん学びました。今まであまり伝統について考えたことがなく、どちらかというと言われてきたことを守っていくという感じでした。でも、それが江戸取の伝統を引継ぎ、守っていることではないかと思います。そう思うと、自分はしっかりと江戸取生として役割を果たせているのではないかと思い、嬉しくなりました。
 また、入学当初から先生方がおっしゃっている「心豊かなリーダーの育成」「誠実・謙虚・努力」「心力・学力・体力」の三位一体の教育」、この三つを自分はしっかりと出来ているのか考え直すきっかけになりました。
 まず、「心豊かなリーダーの育成」について、私は部活で女子の部長をやらせてもらっているのですが、みんないろいろな考え方を持っていて、人をまとめるのは本当に難しいです。私にはまだ心豊かなリーダーとなるためには何をしたらいいのかわかりません。これから、江戸取で生活していく中で、きちんと答えが見つけられたらいいなと思っています。
 校訓については、謙虚さがまだ不十分であると思うので、これから直していきたいです。校長先生は校訓を体得すれば、各自の個性がさらに輝きを増していくことは間違いありませんとおっしゃっていました。私はその言葉を信じてこれからもがんばっていきたいです。
 今回の創立記念講話をお聞きして、自分の今後にとって大変有意義なものになりました。

 

 

先輩達の築いてきた歴史

 3年 男子

 今回、中等部で中1の時に続いて2回目となる創立記念講話をお聞きして、より一層江戸取生として自覚が高まりました。今年の創立記念講話は全学年参加ということで、オーディトリアム内の雰囲気は創立記念講話にふさわしい緊張した雰囲気でした。そういう雰囲気が自分を刺激し、内容をより一層重く理解させ、講話をさらに意味あるものにさせました。今回の講話をお聞きして、自分が着ている江戸取の制服の重みをさらに感じ、自分が江戸取生の一員として、社会の中で江戸取の評判を落とすような行動は決してせず、むしろ手本となるような行動を率先してやっていけるようになりたいと思いました。
 修学旅行ではAPUでスピーチ、また自主研修とAPUの班の班長を務めます。確かに時間的にも精神的にもきついかもしれません。でも、学校の教育理念でもある「心豊かなリーダー」となるためには、こういう所から少しずつ練習していって、将来は社会に出た時に苦労しないようにしたいです。また、現代社会ではグローバル化が進んでいます。僕が社会に出て仕事をする時には、英語ができることは当たり前になってくると思います。その練習としてもAPUでのスピーチをやることにしました。英語で人に思いを伝えるのは大変ですが、将来のためにも貴重な経験なので必ず成功させたいです。
 江戸取がこれまでに輩出してきた医学部合格者が千人を上回り、医科コースの素晴らしさを改めて感じ、ますます医科コースへ入りたくなりました。僕は医者になりたくて、医科コースのある江戸取を受験しました。その時はまだ医科コースのすごさを知りませんでした。しかし、入学してから様々な場所で医科コースのことを知りました。今回、また医科コースの素晴らしさを感じ、次の中間試験も頑張り、必ず医科コースに入りたいと思いました。そして、これまで先輩達の築いてきた歴史を汚さず、自分も後輩のために江戸取の歴史を築いていけるようになりたいと思いました。江戸取の伝統というものをすごく感じました。自分もその伝統をより高いものへとするために日々努力していきたいと思いました。また、人のためにいろいろ行動して、自分の心を磨いていきたいと思いました。僕はこれまで数々のボランティアをしてきました。オープンスクールや紫峰祭は毎年やりました。特に、今年は生徒会の手伝いをしました。生徒会と共に活動することによって、江戸取についてさらに知ることができ、紫峰祭の大変さを知りました。そういう行事からも江戸取の伝統を感じました。
 今回、修学旅行前に2回目の創立記念講話を聞いて、修学旅行に対する意気込みが高くなりました。これから卒業までの3年と少しを江戸取生として恥のないように過ごして、最高の卒業をしたいと思いました。そのためにも、これからも勉強を頑張って、江戸取の伝統を築いていきたいです。


 コミュニティホール完成 

気持ちの良い挨拶

 3年 女子

  私は江戸川学園取手中学校に入学して三年目なので、入学当初よりもだいぶ江戸取のことを知っているのではないか、と思いました。学校のことを知るということは、学校を好きになることにつながっていくと思います。
 江戸川学園取手中・高等学校の歴史をお聞きしている時、昔は何もない所から今のような壮大な設備を造り、さらには江戸取小学校まで開校されて、本当に凄いと思います。江戸取小学校の生徒達は何年後かに私達と同じ制服を着るようになります。そのため、先輩としてお手本になれるような生活を送らなければいけないと思います。また、電車でもたまに会うことがあるので、常に見られているということを自覚し、模範となれるような行動をとろうと思います。
 江戸取に入ってから成長した点があります。それは挨拶です。今まではよく知っている人や挨拶を返してくれそうな人だけを選んで挨拶していましたが、今では、ほんの少し知っている人や知り合いではない地域の人にまで挨拶することができるようになりました。言うまでもないことですが、挨拶をすると本当に気持ち良くなります。返ってこないこともありますが、それでも、自分は挨拶をした、という事実があるだけで気持ち良くなります。不思議ではありますが、挨拶とはそういうものなのだと思います。
 三位一体を重視している江戸取の授業は、他の学校にはない良さがたくさんあると思います。一年生の時に習った道徳授業の内容は、大人になってから絶対に役立つことだと思うので、習って本当に良かったと思っています。体力作りは、学校の体育の授業の他、徒歩通学というものがあります。初めは、遠くて嫌だな、と思うこともありましたが、普段体をあまり動かすことのない私にとっては、ちょうど良い運動場所です。バスをあまり使わずに徒歩通学を頑張ろうと思います。周りも同じく大学受験に向けて頑張っている仲間だという勉学に最適な環境での授業は、一つ一つが本当に大切だと思うので、集中して聞き、わからないことがあったら質問をするなどして、その日のうちに解決できるよう努力したいと思います。
 このように、江戸取はとても良い学校なので、上手く活用して大学受験で成功できれば良いです。周りの仲間も必死で頑張っているということをしっかりと意識して、私も精一杯頑張ろうと思います。
 江戸取の先生方は、厳しい面もあるけどいつも見守ってくれているので、安心して生活することができますし、将来の夢にも近づくことができます。私は、江戸川学園取手中学校で学園生活を送ることができて、本当に良かったと実感しています。

 

将来に向けた強い意志

 3年 女子

 今年私は江戸取に入学して三年目を迎えました。しかし、私の家は江戸取の近くにあるので江戸取の建物を幼い頃から見て育ってきました。私が本校に入学したいと思ったきっかけも家を出た時江戸取生がたくさん歩いているのを見て憧れたことでした。それから苦しい受験を乗り越えて本校に入学しました。それからさらに二年半が経過し、今中等部最高学年として江戸取に通っています。本校に入学したいと思った時や新しい学校生活に緊張した時から時間が経ち、本校で勉強できることが当たり前のものと考えるようになり気持ちも緩んでいたのではないかと校長先生の講話をお聴きして気が付きました。
 校長先生は始めに本校ができた時のことについてお話しになりました。何も無い所から現在のようなたくさんの施設を築くまでには多くの時間や苦労が必要だったと思います。また、昭和五十三年というのは私の生まれる二十年以上前なので、本校の歴史と伝統を再認識しました。私が普段何気なく利用している校舎や施設にも歴史があり、作ってくださった方々の努力があるのだということを忘れずに
これからも利用していきたいです。
 次に校長先生がお話しくださったのは校歌と校章の意味です。校歌や校章の意味は今まであまり考えたことがありませんでした。校章が三つの校訓を表しているということは以前聞いたことがありましたがなぜあの形になっているのかまでは知りませんでした。校歌も今まで二十回以上歌う機会がありましたがその一つ一つの言葉の意味は考えてみたことがありませんでした。今考えてみると 、本校の校歌は周囲の豊かな自然と若者たちの将来に向けた強い意志が歌われていると気付きました。また、メロディも力強い所が多くあるように感じられます。校歌に歌われている、高い志と将来への強い意志を持ち、力強く前へ進む若者たちのよう に、心力を上げて強い気持ちを持つことのできる人になりたいです。また、校歌を歌う機会や校章を目にする機会はこれからもたくさんあると思うので 、今回知ったことや感じたことを忘れず、それを意識して一回一回気持ちを改めたいと思います。
 今回、校長先生の講話をお聴きして、今まで江戸取について知らなかったことや意識していなかったことを知ることができました。また、以前から知っていたことでももう一度考え直す良い機会となりました。江戸取を創立し支えてくださった先生方や今まですばらしい実績を作ってくださった先輩方、江戸取や私達のために尽力してくださった多くの方に感謝したいです。それと共に私達がこれからの江戸取を作っていくのだと 再認識し、今まで緩んでいた気持ちを変え、後輩に良い手本としてもらえるような先輩、先輩方の実績を超える後輩になれるよう日々努力したいです。


 自然科学棟完成 
 

夢のために頑張るという気持ち

 3年 女子

 私は創立記念講話をお聞きして、自分の将来の夢に対する思いがより一層強くなりました。
 校長先生のお話はいつも真剣みがあり、私達に伝えようという思いがありありと感じ取られます。そのような校長先生のお姿を見ている内に、私もこれから今まで以上に頑張らなければと思いました。真剣な校長先生を見ている内に、夢のために頑張るという気持ちが再燃したのです。
 私の漫画家になるという夢は、進学校であるこの学校で志すには難しいものです。その夢をほぼゼロの状態から目指すだなんて出来るのだろうか、と日々学園生活を続けるうちにそんな考えを持つようになりました。しかし、今回の創立記念講話を聞いて、校長先生の夢に対する真摯な姿勢は私にもう一度自分の夢について考える機会をくれました。自分の夢はこれでいいのか、これでいいならこれからどうするのか、今まで行動しなかったのは何故か、これから行動するにはどうしたらいいのか、夢に対して色々考えました。
 そうやって考えているうちに、別に自分は自分のいる環境のせいで何も出来ないでいる訳では無く、自分自身に夢を叶える努力が足りなかったからなんだ。ということに気づきました。そういうことなら、私は何とか出来るのではないかと思いました。自分の周りの環境のせいなら自分で何とか出来ると思うのです。だから、自分の内面を見直してこれからの行動と結びつけ、夢に向かって努力をします。
 そもそも、なぜ私は夢に向かって努力をしようとしないのか。それは普段努力をしないから、努力をするにしても何をどうがんばったらいいか分からない、だから努力をせず、何もしないおかげで集中力が下がり、より努力をするのが難しくなる、といった悪循環に陥っているのだと思います。そこで、私は日常生活で努力することで、少しずつ夢に向かっての努力をしていこうと思います。
 たとえば、簡単なところから言えば忘れ物をしないように手帳に書いたりだとか、授業を真面目に聞いたりだとか、そういった何気ないところから真面目に集中して取り組み、それと並行してして自分の夢に対して努力することによって、集中力も上がるし、夢に向かって努力も出来ます。もちろんこれは理想像です。だからこれから私はそれらの目標を叶える為に明確な目標を作ります。そうして、校長先生がおっしゃっていた「困難は分割する」というお言葉のように、夢に向かうために小まめに目標をたて、まるで階段式のように少しずつ己を高めていくことによって、たとえ高い所にある目標でも、何年も時間をかけてしっかりとした土台をたて、夢を叶えようと思います。


 江戸川学園取手小学校開校 

江戸取の一員である「誇り」

 3年 女子

 校長先生がなさった講話の中で、私が一番印象に残っている言葉は「誇り」です。
 私は、今は当たり前のように着ている制服、そしてそれを崩すことなく着ている先輩方に憧れて入学しました。制服が届いた時の嬉しさは今でも覚えています。とても興奮しましたし、誇らしかったです。この気持ちは江戸取を卒業するまで大切にしたいです。
また、今年は中学三年という区切れの年でもあります。ですから、この気持ちを新鮮なものとする機会としてこの講話を活かしたいと思います。
「誇り」というものは、「責任」その上に「感謝」があって成り立つものではないかと思います。
 まず、「責任」です。私たちは、この誇り高い江戸取をこれからの後輩たちに伝えなければなりません。私自身も先輩方から受け継がなくてはならない江戸取の誇りを感じ、受け取ることができているかはわかりませんが、私たちには卒業するまでに、後輩たちに言葉ではなく行動、雰囲気で伝えなければならない「誇り」というものがあるはずです。また、後輩としての私たちの「責任」は、先輩を越えるということです。大学入試の実績をはじめとするたくさんの実績を先輩方は残されました。この実績は先輩方が六年、または三年間の精一杯の努力があってのものだと思います。私たちはこれ以上に努力を重ね、先輩方に、より江戸取を誇らしく思っていただけるようにする。このことも、私たちが江戸取生として果たすべき「責任」の一つであると考えます。
 そして「感謝」です。このような江戸取を創り出し残してくださった先輩方には「感謝」をする必要があります。しかしながら、私がそれ以上に「感謝」をしなければならないと思うのは、両親をはじめとする身近で支えてくれる人たちに対してです。私は、自分自身で受験をすると決めて江戸取を受験しました。けれども、きっかけを与え、一番近くで支えてくれたのは両親、特に母です。両親はいつでもできる限り私の気持ちを尊重してくれます。「どうしたいの」と尋ねてくれる姿を見ると、自分が守られていることを実感し、両親の強さや大きさを感じます。両親は私の自慢であり、誇りです。私の知っている大人は、両親や先生方であり、夢を与えてくれる存在です。学校では、たくさんの有名で偉い方が講話をしてくださいます。彼らが凄いということはわかりますし、お話を聞くことが出来て良かったとも思います。けれども、私たちには遠すぎます。私はそのような方よりも、親身になって悩みを聞いてくださったり、一緒に笑うことができる大人に憧れます。私は、そんな大人になりたいです。大勢の中の一番ではなくて、誰か一人からでも尊敬されて、信頼されるような大人になりたいです。それが私の目指すリーダーの姿です。
 私は江戸取で大人となる準備をしていきたいです。沢山のリーダーや先輩方、先生方がいらっしゃる江戸取の一員であることは、私の「誇り」です。
 

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