東大キャンパスツアー 中3生感想  

 

最高峰の勉強

 3年1組 女子

 私は東大キャンパスツアーに参加してさらに東大へ行きたいと思いました。先輩にはいろいろな場所に案内していただきました。今から、東大キャンパスツアーで見たこと、聞いたことを書いていきます。
 私は友人二人と私との三人で東大へ行きました。私は少し早めに行き、東大の学食を利用してみました。食堂にはサンプルがたくさん置いてあり、大学はすごいなと思いました。食事を済ませてから集合場所の正門に行きキャンパスツアーが始まりました。安田講堂の前で集合写真を取り、私は工学系の見学をする方へいきました。クリーンルームでは先輩から設備の説明を伺いました。いろいろな機械があり、機械の管理もしっかりとしていて、レベルの高い研究をしていることに感動しました。
 三四郎池はとてもきれいな場所でした。その日は晴れだったので表面に周りの木々が映し出されているのがとてもきれいでした。
 
そして研究室では見たことのない大きいSEM、S-4000(走査型電子顕微鏡)や他にもたくさんの機械を見ることができました。そしてレゴ部の作品はすごいと思いました。赤門は約2万個のレゴのパーツを使用したと書かれていてすごいと思いました。 
 キャンパスツアーの解散後、東大から出ようとしても、どっちが正門なのかがわからず、正門と反対方向へ歩いてしまい大変でした。東大はとても広いと思いました。キャンパスツアーの新聞をまとめるためにいろいろ調べてみると、東大はすごいとさらに思いました。とても感動しました。東大の銅像の中に古市公威という方のものがあります。彼はフランスに留学したことのある東大の講師でした。彼がフランスに留学していたときのエピソードについてす。彼がある日風邪を引き発熱してしまいました。それでも彼は無理をして授業へいこうとします。その様子を見て少しは休まないと体を壊すと心配する下宿屋のおばさんに彼は言いました。「僕が一日休むと日本は一日遅れます。」私はこのことを知り、とても責任感があり、日本に貢献するために努力した方だと思い、東大にはこういう人ばかりいるのかなと思いました。東大に行ってこういう素晴らしい先生に学びたいと思いました。他にも実験中の事故で右眼の視力を失いながらも研究を続けたエドワード・ダイヴァースなど、すばらしい先生の銅像がありました。
 今回のキャンパスツアーでは先輩にいろいろなところに連れて行っていただきましたし、たくさんの説明していただきとても貴重な時間を過ごすことができました。そして、東京大学に入ってレベルの高い最高峰の勉強をできるように今から毎日努力して東大に入りたいととても強く思いました。

自分の目指す場所

 3年1組 男子

 日本で一番の大学はと言われて最初に思い浮かべる大学は東大だと思います。
 僕は昔から東大医学部に入ろうと思ってきました。しかし、ただ毎日を過ごし、ただ勉強しているのではこの目標を達成することはできないと思います。東大に受かり赤門をくぐり抜けることができるのは限られた人たちのみです。さらに東大を目指している人々がたくさんいます。その人達は受験まではお互いをより高めていく仲間です。ですが受験の時には最大の敵になります。自分たちのライバルは全国に何人もいるのであって、決して一つの県だけで戦っているのではないと言うことを心に留めておきたいと思います。
 東大に行くためにはどうしたらよいのか、何が重要なのかをしっかり理解する必要があります。その考えを持ち、毎日を過ごしていくことが大切です。そのためには友達という存在は欠かせません。友達は良き相談相手で有り、良きライバルです。先日の勉強合宿でその利点がよりわかったと思います。たとえば朝は皆で起こし合い、一緒に勉強し合うということです。お互いがお互いを意識し合うことで全体が良くなります。僕はこの合宿で友達とより仲良くなれたと思います。そしてマイナスなことをいわない時間が増えました。確かに人は何かいやなことを目の前にすると、マイナスな言葉を言いたくなります。しかし、皆がマイナスなことを言わなくても、一人がマイナスであればそれはまわりに広がります。逆も同じです。自分が何をするべきなのかを考え、それをどうすれば変えていけるのかがこれからの僕の課題です。決して大学受験がゴールではなく、そこからどうしていくかによって、人生は大きく変わると思います。
 自分が何をするのかを決めるのは自分自身です。その意識をしっかりと持つことも大切になってきます。東大に合格することはかなり難しいと思います。だからといって最初から諦めてしまうのは後で一番後悔します。何事にも自分が全力で行うことを続けていれば、どのような目標も達成できるのではないかと思います。自分の力に限界というものはありません。ただ知らないうちに、自分で勝手に限界を決めてしまっているだけです。本当はどのようなことも乗り越えられる力を持っているのです。僕はまだまだ飛躍できると思います。何度も何度も夢をつかむために戦います。迷っていたり、苦しんでいたりしても明日はありません。ずっと夢を追いかけて、明日へとつなげる一歩をどのような内容にしていくかが重要です。きっと不可能はなくて、顔を上げて踏み出すことで前に道が開かれるのです。ありのまま生きていて怖さを経験することは多くあります。ですが、決して諦めず信じ抜くことこそが、自分を変えられる大きな力になるのだと思います。

 

今からでも間に合う

 3年3組 女子   

 ‎ 八月五日の東大キャンパスツアーに参加して一番思った事は、自分もこの大学に入りたいという事です。私がこのツアーに参加しようと思った理由は、多分みんなと違い、大学を見学したことがないから一度見学に行ってみよう、というだけのものでした。別に東大を目指していたわけではなく、日本で一番頭のいい大学、と聞くたびに、自分にはほど遠いと思っていました。実際、私の最近の成績は決して良いとは言えず、ずっと下がっている一方で、勉強に対してのモチベーションもなかなか上げられないでいました。そんな時にあったのが勉強合宿です。最初は行きたくない、という気持ちが強く、自習の時間も集中できない時がありました。しかし、二、三日目にもなると、周りの友達の集中力は格段に上がり、私も自然に集中できるようになりました。いざやってみると、自分も驚くほど集中できていたり、勉強を以前より楽しいと感じることができました。いままでは全くやる気のしなかった勉強も、楽しいと思うことができれば、何時間でも集中できるようになると思いました。実際、夏休み中でも自然に二、三時間続けて勉強ができるようになっています。勉強合宿のおかげで自分は変わる事ができたと思います。      
 そして先日あった東大キャンパスツアーに参加しました。キャンパス内はとても広く、学習環境もとても充実していました。勉強合宿のおかげで勉強に対してもモチベーションが上がり、なおかつ私は大学にいった事が無かった事もあるのか、東大の赤門をくぐった時、私もこの大学に入りたいと強く思いました。東大生も私が思っているより硬くなく、とても大学生活を楽しんでいるようでした。どうせ勉強するなら一番になりたいと思います。しかし私は成績が良くありません。そのため、まずは今回の定期テストで良い点をとるためにはどうしたら良いのか考えてみました。一番の原因は学習時間の少なさだと思います。私はいつも、平均学習時間ですら勉強できていません。そこで、夏休み中は平日、休日とわず、一日五時間以上勉強するようにしたいと思います。次に直さなければならないのが、集中力のなさです。家で勉強していても、周りにケータイ、漫画、ゲームがあり、勉強での集中力が無くなると、すぐそれ等に手が出てしまい、一時間以上やってしまう、ということがこの二年半、数えきれないほどありました。そこで、これからは、それらを勉強している所の部屋には置かないようにし、なるべく勉強だけに意識を向けられるようにしたいです。この二つの事を夏休み中もその後も実践し、期末試験では総合五十位以内を目指していきたいです。今回のツアーで東大生の先輩は、今から三年間頑張れば必ず東大に入れるとおっしゃっていました。今からでも十分間に合うということです。今まで勉強してこなかった分、しっかりと勉強し、自分の納得のいく中学、高校生活にしていきたいです。

三年あれば誰でも合格できる

 3年3組 女子

 私は、自分を見つめ直すために、大学を見学しに行きました。勉強合宿では、集中力、体力共に私は不足していました。このまま受験生は迎えられない、もっと自らのモチベーションを高めなくては、そういう気持ちで挑みました。しかし、私が見ることができたのは、自分だけではありませんでした。そこには全国にいる頑張る人を自然に思い出させるような、雰囲気がありました。わたしはそのことに、少し焦りを感じていました。でも、先輩の三年間の努力についての話に私は背中を押された気分でした。まだ、私たちには三年以上の時間があります。もっと今まで以上に努力して、自分の夢をつかみたいです。
 私の夢は医師になること。医師は、格好良くて、優しくて、強い仕事です。でも、それだけ難しい仕事だからこそ、ちょっとやそっとじゃなることはできません。医師になるには、まず、手前の目標として、医科コースに入ること。そして、そこに入れるだけの学力を得ること。その後、医学部にはいり、様々な試練を乗り越えてゆく。とにかく、本物の医師になるには、高い学力が必要です。私の学力では、まだ到底医学部には届きません。
 私は、まだメリハリのある勉強ができません。休憩と勉強の配分が難しくて、休憩しすぎてだらだらしてしまったり、勉強しすぎて首や手が痛くなってしまったりします。でも、その配分をしっかりできるようにならなくてはいけません。それをできるようになることによって、私は医学部へ一歩近づけます。従って、私は夏休み、そして休み明けからも、そのメリハリを改善していこうと思います。
 次の改善点は、覚えた気持ちになってしまいやすいことです。私は、問題集を三回くらいとけば、覚えたと思い込んでしまい、1つ1つが雑になってしまいます。でも、1問の差が大学受験では重要になります。そのことを考えて全体三回繰り返すだけでなく、間違えたところは、直しも2,3回ずつ繰り返そうと思います。
 私は、東大キャンパスツアーに行ったことは、私にとって、良い経験になったとおもいます。私は今回自分をよく見直せたと思います。ここで、今回と勉強合宿での反省をこれかに活かして、自分の生活サイクルを確立していこうと思います。例えば、何曜日に何の教科をする、などを決めて、一教科には何分かけて、などです。私は計画性がありません。しかし、今回の勉強合宿では全く計画通りに行えました。ここは、私の成長できたところです。私はこれを活かして医学部合格を勝ち取ろうと思います。

継続することの大切さ

 3年4組 女子

 私は八月五日の東大キャンパスツアー参加して多くのことを学ぶことができました。私は勉強合宿に参加するまでは、この東大キャンパスツアーに参加するかどうか迷っていました。しかし、勉強合宿に参加したり、校長先生の「この夏休みを三年後の大学受験に向けた本格的な学習体制のスタートとして位置付けてもらいたい」という言葉をお聞きして、今まで大学に行ったことがなかったので、自分が将来どんな風になりたいか、考えるのにとても良いチャンスだと思い、参加することを決めました。
 キャンパスツアーでは、元本校生で今は東大生として東京大学に通っている先輩方に案内していただきました。普段は外部の人は入れないような研究室や、教室などの学校の内部の方まで見学しました。学校の内部はとても広く、新鮮でした。
 大学を見学できる、ということも貴重な体験でしたが、一番はやはり受験を経験した先輩方のお話を聞けることでした。先輩方は受験を経験してからあまり時間が経っていないということもあり、細かいところまでアドバイスを頂くことができました。
 先輩方がおっしゃっていて、一番印象に残っていることは、「考える前にやる」ということです。何もやらずに考えているより、何でも自分から行動をし、始めてしまった方が早い、とおっしゃっていました。確かに、計画を長い時間かけてじっくり立てるならば、その時間で学習を始めてしまった方が、学力はつくと思いました。私自身、計画を立てることばかりに時間を使い、それで自己満足をしてしまう、ということもありました。また、メリハリをつけることも大切だと思いました。遊ぶときは遊ぶ、部活の時は部活に打ち込む、勉強をするときは勉強だけに集中する、というようにメリハリをつけることダラダラ長引いたりせず、より効率よくできる、とアドバイスしていただきました。
 先輩方のお話でも、日頃から学校で言われていることが大切、というアドバイスが一番でした。東大生だからといって特別難しいことをしたわけではなく、言われたことをきちんとこなすことで着実に力が付くそうです。私は継続することが苦手ですが、今回先輩方のお話を聞いて、どんなに小さなことでも継続することで意味がある、ということを知ったので、これからは強い気持ちを持って、どんなことでもコツコツと努力していきたいと思いました。
 私は、今回の東大キャンパスツアーに参加したことで、しっかりと三年後に向けてのスタートを切りたいと思います。先輩方に頂いた貴重なアドバイスを大切にして、夏休み中や普段の生活に生かしていきたいと思います。

先生と仲良くなれ

 3年4組 女子

 今年の夏、私は東大キャンパスツアーに参加しました。東大では、江戸取を卒業した先輩方の案内で、東大の中を案内していただき、少しの時間ではありましたが、質問をさせていただくことができました。
 私たちは、先輩方が江戸取で勉強をしていたとき、どのようなことをしていたのか、どんな勉強方法をしていたのか、など、先輩方の経験についてたくさん聞くことができました。
 私が質問したことの一つは、大学受験でどの教科が一番大事だと思ったのかです。先輩全員が、数学又は英語だとおっしゃっていました。特に英語は大事だとおっしゃっていた先輩もいました。質問で、英単語についても聞きました。先輩方は、英単語はとにかく大事とおっしゃっていました。どのように英単語を覚えていたのかを聞くと、とにかく毎日やっていたとおっしゃっていました。学校の行き帰りの電車や家で歯を磨いている時、少しでも時間があったらやっていたそうです。もう一つ、英語のことで、大学受験で出る、長文読解のことについても質問したのですが、これも英単語が大事だとおっしゃっていました。英単語は、私の親からも、今からやっておくべきだとよく言われます。知識はあればあるほど自分の役に立つと思います。私は暗記がとても苦手なので今からどんどん始めて行きたいと思います。
 次に、学校の中間、期末テストでいつも何位ぐらいをとっていたのかを聞きました。すると、15番以内には絶対入っていたと言う先輩がいました。そして、その先輩がおっしゃっていたことで、とても印象に残っている言葉があります。それは、「江戸取という小さい場所で満足してはいけない。江戸取で1番をとるぐらいでなければ、江戸取の外では通用しない」ということです。私は、今までの中間、期末テストで、最高27位をとったことがあります。その順位で満足している訳ではありませんが、自分はすごい順位をとったと思っている自分もいます。今の27位からいきなり1位まで上げるのは難しいとは思いますが、小さな目標を作り、それを達成することで、1位を目指したいと思います。
 最後に、先輩方が口を揃えておっしゃっていたことで、印象に残っている言葉があります。それは、「先生と仲良くなれ」というものです。つまりこれは、たくさん質問しに行けという意味です。私は先生に質問しに行くということをほとんどしたことがありません。わからない所があり、質問しようと思ってもなかなか行けず、そのまま終わってしまうということがよくあります。ただ、今年同じクラスになった友達に、積極的にわからないことを質問しに行く子がいます。わからないことをほったらかしにしておくことは、とても怖いことだと思います。今後、私はその子を見習って積極的に質問しようと思います。
 今回、東大キャンパスツアーで、先輩方の話を聞いて、新しく学んだことがたくさんありました。学んだことを実践し、大学受験に向け頑張りたいと思います。

先輩からのアドバイス

 3年4組 女子

 私は今回、先生方の勧めもあって東大キャンパスツアーに参加しました。今までより少し意識を変えることができたかと思います。
 いつも外からの東大をテレビで見たことしかなかったので、初めて中に入ることができた時は感動しました。そして予想以上に広くて大きくてとても驚きました。私はずっと将来の夢や行きたい大学が決まっておらず、また職業や大学についての知識があまりありませんでした。日本の最高峰の大学とも言われる東大に入れたらすごいだろうなと考えていた程度です。しかし東大について調べるうちに「進学振り分け制度」という、学生がたくさんの進路選択をすることが可能になるためのシステムがあると知り、とてもいいなと思いました。今の狭い範囲の知識や考え方の中ではなく、たくさんの人と出会って世界を広げて自分と真剣に向き合っていきたいと、東大に行って改めて思いました。それをかなえるための努力や強い心はまだまだ足りません。考えがとても甘いです。私はあまり要領が良くないので理解するのに人より時間がかかってしまいます。できるようになるためには何度も何度も繰り返して努力を重ねるということが必要不可欠であると思うので、必ず実行していきたいです。
 私たちはたくさん先輩達に質問してすることができ、いろいろなお話を聞くことができました。正直、東大に合格した先輩の順位や勉強のやり方をきいて世界が違うなと感じました。でも、とても参考になりました。自分に足りない部分や悩みなどを解決する的確なアドバイスをいただけたり、何が大切であるかなどを教えていただくことができました。しかし話を聞くだけでは駄目で、それをやってみなければ意味がありません。わたしはなにかをはじめても、なかなか続けることができずに結局中途半端で終わってしまうことが多いです。それを毎日の習慣の中にうまく組み込む、例えば電車の中で英単語の勉強をするということや歯を磨きながら参考書を読むなどにチャレンジしていきたいと思います。また英語の長文を読んで一回目に意味がわからなかった単語にマーカーを引き、二回目でもわからなかった単語にはバツをつけて、それ以上やっても意味がわからなかった単語があったら百回くらい書いて覚えるという勉強方法をおっしゃっていました。自分だったらそれ以上の量をやらなければできるようになれないと思うときが遠くなりますが、何かを成し遂げるためには一つ一つを確実にやっていく以外に方法はないので、はじめから決してできないなんて言わないでチャレンジしていきたいと思います。
 この東大キャンパスツアーは私にとって新しい経験になり、とても意義のあるものになりました。これからはもっと志を高めて、目の前にある一つ一つの目標に向かってがんばっていこうと思います。今の積み重ねが未来へつながっていると思うので、今を大切に精一杯できることをやっていきたいと改めて思いました。

親近感がわいた東大

 3年5組 女子

 東京大学に対して思っていたイメージは、勉強ばかりで、かたい雰囲気ということでした。しかし、今回、この東大キャンパスツアーに参加したことで、東大はとても親しみやすく明るい大学だということを実感できました。さらに、江戸取の先輩である、現役東大生が直接、東大の中の案内をしてくださったので、とても親近感がわき、自分も東大に行って勉強したいという気持ちが強くなりました。
 はじめて、東大に入ったことで、東京大学のすばらしさを自分の目で見ることができました。残念ながら、安田講堂は工事中でしたが、たくさんの建物があり、東大生はとても楽しそうで生き生きしていました。実際に、自分の足で東大を見学したことで、モチベーションや、勉強に対する意欲が高まり、今から必死に勉強すれば自分にも、東大に進学できる可能性があるかもしれないと自信がつきました。
 私は、東大の理科三類に行きたいと思っています。しかし、今の学力では到底無理なのは自分でもよくわかっています。東大の理三に行って医師になりたいということには理由があります。それは、祖父がお世話になっている病院が東大病院で、祖父の命が危機的状況だったときに、助けてくれたのが、東大病院で働く、東大卒の医師の先生方でした。患者さんを治すことだけを考えているのではなく、患者さんの家族にも不安にならないように笑顔で安心させてくれる先生方は、私の憧れでした。その後、祖父が入院して、お見舞いに行った時も、私たち家族に冗談を交えながら話してくださり心の支えとなってくれます。そこで、私は医師になりたいと思い、さらに、病院から見える東京大学は、東大を卒業してという夢を付け加えました。そして、私は漠然とした夢から、具体的な夢を持つようになりました。
 今回の東大キャンパスツアーは、勉強合宿のすぐ後にあったということも大きく関わっていると思います。「自分を限ってはならない」という校長先生のお言葉は、東大なんて私にはほど遠い存在だという考えを打ち破ってくださいました。せっかく、中高一貫校という大学受験には有利な環境にいるのだから、自分に与えられたチャンスを最大限生かさなくてはいけないのだと、自分の考えを改めて考え直す機会にもなりました。
 東大の現役生、そして江戸取の先輩方によるキャンパスツアーはめったにありません。そんな中、参加できた私は、すごく幸せ者です。このような経験をさせていただいたことに感謝し、先輩の背中を追いかけ、最後には追い越せるように今から自分の勉強の量や方法を見直して改善し、三年後に笑顔でいられるように東大を目指して努力していきます。

東大に入るには

 3年6組 女子

 今回のキャンパスツアーは、私にとって初めての大学見学でした。志望校である東京大学を、先輩方の案内の下で、見学することができて良かったと思います。また、見学をしてみて、驚いたことがいくつかあります。                     
 一つ目は、キャンパスの広さです。言問通りには、東京大学の敷地のものと思われる塀が半分以上を占めていました。さらに、先輩に案内されて歩いている時には、正門から附属病院前まで歩いただけでも疲れました。自転車を使用する人が多い理由が分かりました。                             
 二つ目は、食品の品揃えの多さです。学食に加え、敷地内に多くのローソンや飲食店がある上に、最後にお土産を買った生協は、スーパーの一部を持って来たような品数でした。あれだけ品物があると飽きなくて良いな、と思いました。
 三つ目は、直接は東京大学に関係しないかもしれませんが、大学前にある古本屋の数です。帰る時に、本郷通りの大学側ではない方を通りました。すると、三店以上の古本屋があり、とても驚きました。店頭に並べられた本の題名を見てみると、「日本アルプスの蝶」など、あまり読む人がいなさそうな本も多くありました。それらの古本屋をすべて見て回り、おもしろそうな本を見つけたくなりました。
 ですが、この三つよりも驚いたことは、もともとあった建物の上に、増築をした建物です。他の土地ではなく、上に増築したのはなぜなのか、疑問に思いました。
 これらのように、驚いたことも多くありましたが、「良いな」と思ったこともあります。それは、建物の雰囲気とキレイさです。
 私は、東京のマンションなどの建物が好きではないので、東京大学の本郷キャンパス内の建物の雰囲気が大好きです。また、見学中に見た授業の様子や、緑が多いところも好きです。あのような場所で勉強をしたいと思えました。
 先輩からのお話で、先輩が「二年浪人すれば誰でも東京大学に入れる。」とおっしゃっていました。二浪するということは、三年間必死で勉強するということです。つまり、高校三年間、必死で勉強すれば、東京大学に入ることができることになります。
 私は今回のキャンパスツアーに参加し、やはり東京大学に入りたいと思いました。ですが、どうせ入るのなら、浪人せずに現役で入りたいので、今からももちろんがんばりますが、高等部に進学してからは、今まで以上にがんばりたいと思います。
 東京大学を見学して、勉強をすることに対しての意識を強くできました。東京大学に入学することは、小学二年生ぐらいからの目標です。その目標をしっかりと達成し、次の目標をもてるように、これからの生活メリハリをつけて、がんばっていきたいと思います。

新たな発見とそれを踏まえて

 3年6組 女子

 東京大学、そこは日本の最高峰であり、最も名の知れた大学です。老若男女問わず、日本人でその名を知らない人はゼロに等しいでしょう。それだけではありません。東大は今や世界的にも有名な、日本を代表する国際大学なのです。
 私はまだ志望大学を明確に決めたわけではありません。ただ、将来は医師になりたいと思っています。東大には1度母と行ったことがありました。でも学校という団体で行くことで新たな発見があるかもしれない、またこのツアーが自分の進路を決める1つのきっかけになればいいと思い、今回この企画に参加しました。その結果、前回は入れなかった場所や見られなかったものを見ることができ、また詳しい説明を聞くことができました。
私が以前回ったのは、東大病院と薬学部、そして図書館でした。病院内にはレストランやコンビニが充実していて、内科や外科をはじめとするさまざまな科がありました。また   
 図書館はその建物の雰囲気と蔵書の数に圧倒されました。今回回ったところは工学部が主だったので、ほとんどが初めて行く場所でした。初めてのものに触れ、また再度同じ場所に行くことで色々な発見がありました。
 まず、歴史が長い点です。明治時代に創設されたと聞き、驚きました。その間ずっと日本の最高峰であり続けて、それが今もなお続いているということは本当にすごいことだと思います。
 次に、建造物が特徴的な点です。雰囲気といい、アーチ型といい、東大内のあらゆる建物は似ています。また、建物によっては昔ながらの部分と現代的な部分が入り交じっているものもあり、大変興味深かったです。
 最後に、国内最高の学習環境の名にふさわしい学部数とたくさんの研究所がある点です。共同で使っている、という高価な機会もたくさんありました。また、工学部の実習の映像を見させていただき、その実習内容のレベルの高さを感じました。
 私は今回の東大キャンパスツアーに参加して、非常にたくさんの刺激を受けることができました。東大に関する知識が以前よりも増え、およそ3年後の大学受験に向けてのモチベーションが高まりました。東大の先輩が、「最近はネット発表になってしまったけど、以前までは合格発表はキャンパス内に掲示されていました。そこで勧誘もかねた運動部員たちが胴上げをしてくれることがありました。それが、モチベーションの1つでもあった受験生もいたんです。」とおっしゃっていました。胴上げをされる機会なんて、滅多にないので1度されてみたいな、と思いました。そのためにも今からきちんと勉強しなければなりません。努力すればしただけ、それを達成できたときの喜びが大きいと思うのでそれを味わうために今から勉強を頑張ろうと思います。

夢へ向けて

 3年7組 女子 

  「やっぱり東大に行きたい」今回の東大キャンパスツアーに参加して本当にそう思いました。
 私の将来の夢は国際関係の仕事で働くことです。今、世界で問題になっている貧困問題を解決したいです。そのために日本の最高峰である東大の経済学部に行ってたくさん勉強し、経済の面から貧困問題の解決に役立ちたいと思っています。
 しかし、東大には今の勉強量では受かりません。東大の合格者は毎年三千人程です。全国の同級生の中で三千番以内に入らなければなりません。そのためには毎日コツコツと勉強して定期試験や小テストなどのテストを全力で受け、復習することが大切です。授業も必死で聞く必要があります。またそれだけではなく、東大に受かるためには予習することも大切だと思います。今のうちに覚えるのが大変な英単語や英熟語を覚えたりすることが大事だと思います。だから私は英語の単語を英検の勉強も合わせて覚えたりしています。それは、付け焼き刃で覚えられるものではないので覚えるのは大変ですが、これから全国の同級生と競わなければならないことを考えると頑張って覚えていきたいです。
 ですが、私は最近中だるみで思うように勉強のモチベーションが上がりませんでした。しかし、勉強合宿と今回の東大キャンパスツアーに参加したことで長時間の勉強も苦ではなくなり、集中できるようになりました。東大の施設、中で勉強している人達、先輩方などと接し、いろいろと話しをお聞きしたりしてとてもモチベーションが上がりました。
 また、ツアーが終わってもう一度売店に行った時に、江戸取の卒業生で今回のキャンパスツアーに参加していなかった先輩に、「もしかして江戸取生ですか」と話しかけられました。その先輩は大学四年生で医学部だそうです。東大医学部は日本で一番難しく、江戸取出身ということで本当に凄いと思ったし、その先輩に偶然話しかけられたのも本当に良い刺激になりました。今回出会ったどの先輩方もおっしゃっていたのは、コツコツと勉強していたということです。コツコツ勉強するのが大切だと頭では今までも分かっていましたが、最近中だるみであまり実践できていませんでした。頭で理解しても実践しなくては意味がありません。だから、今回で上がったモチベーションを決して無駄にはせずに、それを生かして毎日コツコツ勉強していきたいと思いました。そして、夢への中間地点としての目標である東大へ向けて、その先にある夢に向かって進んでいきたいと思いました。

最高峰を目指す者としての自覚

 3年7組 女子

 東大キャンパスツアーに参加して本当によかった。ツアー後、私の心は充実感で満たされていました。私は今まで、特に深い理由もなく、日本の最高峰だからとういうことで志望大学を東大としていました。しかし今は違います。実際に東大に行き、自分の目で施設を見たり、東大生の話を聞いたり、キャンパス内の空気を肌で感じているうちに、本気で、将来ここで勉強したいと思っている自分に気がつきました。正直、自分でも驚いています。東京大学なんて夢のまた夢のまた夢くらいに程遠いものだと決めつけていたし、はっきり言って才能がないと手が届かないところにある大学なんだと心のどこかで思っている部分があったからです。そんな私の考えを変えてくれたのが江戸取卒業の東大生の方々でした。今回ガイドをしてくださった江戸取生の先輩方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
 私の勝手な想像ですが、東大生と聞くと、堅苦しくて真面目なイメージが先行されます。しかしそんなことはありませんでした。東京大学全般の施設を案内してくださった二人の先輩方はとてもフレンドリーで、私たちを楽しませようと、色々な話をしてくださいました。そこで思ったのは、東大生は勉強だけではなく、バランスのとれた人たちが集まっているということです。心力、学力、体力のバランスのとれた人間を目指すことの意義を、ここで再確認できた気がします。私にとって、東大の施設や学生、その他全てのことが魅力的に感じられました。
 卒業生のある言葉が、とても心に残っています。”遊ぶ時は遊んで、勉強する時は勉強する。やっぱり自分の好きなことを我慢してやらないっていうのは辛いから、楽しみながらもやる時やることが大事だと思うよ。”先輩は笑顔でそう話してくださいました。口にするのはとても簡単です。心の中で思うのも容易にできます。先輩はそれを確実に実行したのでしょう。尊敬の念を抱きました。思ったこと、口にしたことを必ず行動に移すという意志の強さがないとできないことです。案内をしてくださった先輩方の生き生きとした姿を見て、充実した大学生活を送っているのだなと思うのは、想像に難くありませんでした。
 最後に、私は決意しました。志望大学を東京大学にすることです。何となくなくではなく、本気で東京大学に行きたいです。今の自分の実力では到底無理で、この調子の中途半端な努力で実現できる目標でないことはわかっています。だからこそ挑戦したいと思います。私はバドミントン部に所属しているのですが、部活は引退まで必ず続けて、両立を図って努力することを実践します。
 東大キャンパスツアーは色々な発見があり、とても楽しいものでした。企画をしてくださった先生方をはじめ、ガイドをしてくださった東大生の方々に感謝し、努力していきます。

東大キャンパスツアーで感じたこと

 3年7組 男子 

  僕は、今回、東大キャンパスツアーに行って、多くの事を感じました。最初、東京大学のイメージは、日本一の大学ですから、うちとけにくそうな感じだと思っていましたが、実際、見学すると、うちとけにくい感じではなく、すぐに馴染めそうな学校だなと思いました。また、友達も作るやすい環境ということが分かりました。勉強面では、とても勉強しやすい所だなと思いました。
 僕が東京大学を見学していいなと思ったところは、三点あります。一つ目は、進学振り分け制度があるということです。今、僕は、あまり、夢が見つからなくて、理系に行くか、文系で行くかで悩んでいますが、この制度は、入学後にすぐ学部を決めず、一年・二年全員で、教養を学び、その上で、三年から、学部を決めることができます。自分の人生を左右する選択肢に、時間をかけて考えることができます。
 二つ目は、サークルが多くあるということです。先輩の方々が、趣味を持っていた方が、いいとおっしゃっていましたが、多くのサークルがあるので、趣味をサークルに活かすことができます。僕はレゴがすきなので、レゴのサークルに入りたいなとおもいます。また、先輩方々と、関わりを持つことができ、色々と教えてくれるかもしれません。
 三つ目は、自分の家の近くに、東大のキャンパスがあるということです。始めのうちは、教養を学ぶので、東京の方のキャンパスに行かなければ行けませんが、三年・四年になって、家の近くで、講義などが受けられるようになれば、すぐに家に帰ることが出来るので、大きなメリットになるのではないかと思います。
 僕は、今回の東大キャンパスツアーに参加したことによって、色々な事を知ることが出来ました。そのためには、覚悟を決めて、勉強を一生懸命やらなければいけません。また、先輩の方々がおっしゃった「三年間、一生懸命、勉強すれば、大体は、合
格する」という言葉をお聞きして、今から、やれば間に合うんだと思いました。ですから、
一日一日を大切に使って、一分一秒でも、無駄となる時間ができないように、学習をしっかりしていきたいです。
 今日から、学習していく上で、授業で学んだことを身につけていくために、予習・授業・復習という一日の生活習慣の中でのサイクルを身に付けていきたいです。そして東京大学合格を目指して、最後の一秒を大切に、諦めないでいきたいです。そして、将来の夢が見つかるように今のうちから、何でも体験していきたいと思います。さらに、健康面では、病気にならないように、勉強だけでなく、三十分ジョギングするように、運動していきたいです。

日本最高峰の大学

 3年8組 女子

 「大きいなぁ。」これが、私の東京大学に対する第一声でした。日本の最高峰と呼ばれている東京大学。その名にふさわしいほどの広大なキャンパス。そして、テレビを通してしか見たことのない赤門や安田講堂。どれも私にとって、とても刺激的なものでした。
 私は本郷キャンパス全体をまわるコースに参加しました。私の将来の夢は外交官になることです。外交官になるには法学部をはじめとする、法律を学ぶことができる学部に入ることが一番の近道です。だから私は、法学部の建物を見るのをいちばん楽しみにしていました。法学部の建物を見た時には、東京大学の歴史を感じさせるような、どっしりと重みのある建物に圧倒されました。また、キャンパス全体をまわるため医学部、理学部などの理系の学部の建物も見学しました。やはり、そこは日本最高峰の大学とあって、設備が整っており、自分の学習や研究に没頭できる環境でした。私は理系の事は全くと言って良いほど分かりませんが、この東京大学が日本で最も研究設備が整っている大学のうちの一つである事は一目瞭然でした。私は、こんなにも恵まれた環境で学ぶことができる東大生を羨ましいと思うのと同時に強い憧れを抱きました。私は、東京大学の「進学振り分け制度」に興味を持っています。「進学振り分け制度」とは、大学に入学するときにはまだ専門に分かれず一、二年生で一般教養科目を学び、三年生になる時に学部を決めるというものですが、私は一、二年生で一般教養科目を学ぶことによって、様々な分野の知識を蓄えられる点、努力次第でどんな学部にも入ることが出来る点において優れていると思います。こうした制度は日本最高峰の東京大学だからこそできることだと思います。また、外交官の方々の出身大学を調べてみると、やはり、東京大学という方がいちばん多くいらっしゃいました。よって東京大学の法学部に入ることが外交官になる一番の近道です。
 東京大学は何度も言っていますが、日本最高峰の大学です。私が学びたいと思っている法律を学ぶには、法学部に入らなければいけません。法学部と言えば、文系の中で最難関と呼ばれる学部の内の一つです。法学部に入るためには文科一類に入学することが出来れば、有利になります。しかし、文科一類は文系の三つの中でいちばん合格することが難しいとされています。今の私には到底無理なものだと思います。しかし、江戸取の卒業生であり現役の東大生の先輩は「東大には二浪すれば入れる」とおっしゃっていました。つまり、二年間一生懸命勉強すれば東大に合格することが出来る、ということです。私たちが受験生となり、大学受験をするまであと三年半となりました。この三年半という期間、見かけ上は長いように見えますが、実際はとても短いものだと思います。実際に、私が江戸取に入学してから二年半が経ちますが、とても短いように感じます。「三年半もある」という気持ちではなく、「三年半しかない」という気持ちで一日、一日を大切に過ごして行きたいと思います。そして合格を勝ち取り、東京大学のような素晴らしい環境で学ぶことが出来たらいいな、と思っています。

将来のこと

 3年8組 女子

 
私は今回の東大キャンパスツアーに参加するまで、一度も大学見学に行ったことがありませんでした。行ってみたいと思っても、すぐに忘れてしまったり、親に言うのも弟がいる関係で気がひけてしまい、結局行けるときがありませんでした。だから遠藤先生にお声をかけていただいたときに、せっかくの機会だし、なおかつ自分が気にはなっていた東京大学のキャンパスツアーということもあり、参加を決めました。
 キャンパス内は想像していたよりも広くて、さまざまな建物があって驚きました。研究室内も見せていただくことができて、機械の説明はちょっと難しくて理解できなかった部分もありましたが、研究するにはとても良い環境が整ってるなと思いました。あと個人的に、図書館の大きさにびっくりしました。排水溝の部分などにも、ちゃんと東大と書いてあったところも東大ならではで、少し新鮮でした。あと赤門を見るのは初めてで、そこで集合写真も撮れたので、これからそこにいる自分をイメージしながら頑張りたいです。
 しかし、私がそれらのこと以上に驚いたのは、友達がちゃんと自分の夢や志望する学部があることでした。ツアー中に大学の話になったとき、「私は文系志望なんだ。」とか、「私は医科コースに入って、医学部に行きたい。」などと将来自分のなりたいものを見つけている人が多くて、それらが全くない自分は大丈夫なのかと心配になりました。中には、「私は医科コースがあるから江戸取に入ってきたようなものだから。」と、ずっと前から先のことを考えてた人もいて、私ももっと真剣に大学について考えなくてはと少し焦っています。今回の東大キャンパスツアーでは、キャンパス内についていろいろと知るだけでなく、友達と将来について話すきっかけになって、東大を含む大学のことも、自分のことももっと考えていかなければならないと改めて感じることもできました。
 あと3年半というのは長く感じますが、中学生になってからの2年半があっという間に過ぎていってしまったように、すぐに大学受験になってしまうと思います。その時のために、大学を訪れる機会があれば積極的に行ってみて、どのような大学があるのかもっと知りたいと思いました。中3になってから前よりも机で寝てしまうことはなくなりましたが、ぼーっとしている時間はまだ多いので、もっと時間を大切にして、江戸取を卒業した東大生もおっしゃっていたように、勉強するときは勉強して、遊ぶ時は遊ぶとメリハリをつけて、もっと充実した生活をおくりたいと思いました。

自分を見直すきっかけ

 3年8組 男子

 僕は、今回の東大キャンパスツアーに参加できたことがとても良い経験になったと思います。まず、僕がこのツアーに参加しようと決断したのは勉強合宿中のことでした。遠藤先生から勉強合宿前に参加を募っていたのですが、僕は成績が悪いので東大のキャンパスツアーになんか僕が参加しないほうがいいだろうという気持ちがあり、その時は参加しませんでした。しかし、勉強合宿中に担任の金子先生から目指してみたい大学を訪問する事は、勉強の向上心などが上がるので行ったほうがいいと言われて、この東大キャンパスツアーの参加を決めました。東大キャンパスツアーに参加するか、参加しないかと迷っていた僕にとって金子先生の声かけはとてもありがたかったです。
 東大キャンパンスツアーに行く前にしっかりと東大のことを調べておこうと思い調べてみたら、進振りというものが僕の目に止まりました。この進振りという制度は、一、二年生は専門に分かれずにそのご進学を決めていくシステムらしいのですが、僕にとってとても魅力的なシステムでした。一、二年の時に多様な進路選択が出来るのは、職業の選択の幅も広げられるので、ますます僕の中で東大に行きたいという気持ちが高まりました。このようなことがあり、東大キャンパスツアーの日を迎えました。集合場所について最初に感じたことは、東大はとても大きいということでした。この敷地の大きさを見て中には、きっと色々な設備が整っているのだろうと東大の中に入る前から色々な想像をしていました。そして、集合時間になり東大の正門から中に入りました。中に入って安田講堂に行きました。安田講堂はブルーシートでおおわれていましたが、この安田講堂を見たときに、僕は東大という大学はいりたい、ここでたくさんのことを学びたいという気持ちを強く持てました。次に、他の所などを見て回ったのですが、見るところ見るところ設備などが整っていて国内最高の学習環境と言われている東大の魅力を再認識することができました。約二時間東大を見学させてもらったのですが、見れば見るほど東大に入りたいという気持ちが強くなっていきました。勉強合宿中に先生が自分の行きたい大学に訪問したほうがいいとおっしゃっていた意味がすごく理解できました。実際に行ってみたほうが、広さなどもわかりますし、その場所の雰囲気を感じることができるので大学訪問と言うのはとても大切だと言うことがわかりました。
 
僕は、この東大キャンパスツアーに参加して、東大に入りたいという気持ちが高まったのは勿論ですし、入るためにはどのように自分を変えていけばいいのかと自分を見直すきっかけにもなりました。このようなキャンパスツアーを企画してくださった遠藤先生にとても感謝しています。これからは、東大に入りたい気持ちを忘れずに勉強に励んでいきたいと思います。

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