卒業生を囲む会 中3生感想     

夢に近づいていけるように

 3年1組 女子

 私は今回卒業生の話を聞いて、日常の勉強の意識がまだ足りないと改めて思いました。
 まず卒業生が一番大事だといっていたことは、一つ一つの授業を大切にすることです。授業は先生達が勉強の内容をわかりやすく教えてくれる場で、しっかりと聞いて活用することで自学習よりも勉強の内容が身につくからです。また勉強は今まで家に帰ってからやるのが当たり前でしたが、それではやはり勉強量が少ないと思うので、学習時間を延ばすために電車に乗っている間など、空いている時間を勉強に活用していこうと思いました。
 卒業生は定期試験のことについても教えてくれました。特に定期試験に向けての学習をしっかりやることは、自分にその期間の学習を身につける良い機会であると言うことを話されていました。確かに今まで定期試験を受けてきて、たくさん勉強した期間の学習内容は今になってもあまり忘れていないという印象がありました。これからはもっと試験勉強をがんばって良い成績を残せるように努力したいと思います。
 勉強する上で大切なことを教わりました。一つ目は自分の取り組みやすいものから勉強を始めることです。そのことによってその後の勉強もスムーズに進めることができるからです。二つ目は基礎を完璧にする勉強をすることです。基礎ができていないと難しい問題が出ても解くことができないからです。三つ目は今のうちに苦手なものをなくすことです。苦手なものは普通の人より勉強して克服し、もっと難しい問題に挑戦してほしいといっていました。四つ目は勉強する上で、「やりたい」と思える動機を作ることです。そのことによって自分のやる気が高まり、集中して勉強することができるからです。五つ目は友達と切磋琢磨することです。友達と一緒にお互いに頑張ることによって競争心が生まれたり支え合ったりして自分の学力向上にもプラスになるからです。これらの五つのことを踏まえて校内模試や期末試験に向けて学習していきたいと思います。
 そのほかにも卒業生の話をうかがって朝学習をもっと活用しようと思いました。なぜなら、朝を活用することで学習時間が増えるし、休日の日でも早起きの習慣がつき、一日のサイクルが乱れなくなると思ったからです。また勉強する気持ちの上でプライドを捨てないことが大切だと話してくれました。「自分はもっと上に行きたい」という気持ちを忘れないことが、自分のやる気にもつながるし、その強い気持ちが自分の成績にも結びつくのだと思いました。
 将来の夢に関しては、自分のなりたい職業にどうしてなりたいのかを中3の内に考えることが大事だとも話していました。これからはただなりたいというのではなく 、その理由も明確にしていこうと思いました。今のうちから目指した方が良いとおっしゃっていたことからも、将来についてもっと意識した生活を送ろうと思いました。卒業生の方達のお話を 踏まえて、まだまだ自分の努力が足りないところが沢山あると思ったので、その足りない点について改善し、夢に近づいていけるように頑張ろうと思います。

 

夢に向かって

 3年2組 女子   

 ‎私の将来の夢は、機械系の道に進むことです。そして、地震が多い日本で災害が起きたとき、人間が入れない場所にも救助に行ける機械を開発したいと思っています。実際には今もうすでに開発されており、しかし大掛かりなので私は災害発生後すぐに人々を助けに行ける機械を作りたいと思っています。
 そのために今は必死に勉強して、東京工業大学に入学し、そこでたくさんの専門知識を得ようと思います。まず現段階で私に必要なのは自分にあった暗記法や部活動と勉強の両立法を身につけることだと思います。自分は運動するのが好きなので、寺門先輩と同じように運動(特に筋肉トレーニング)をしながら英語のCDを聞いて単語や「NEW TREASURE」の英文をおぼえていこうと思います。元々私は暗記するのが苦手なので、他にも目に付くところに覚えるべきことを書いた紙を貼ってみたいと思います。また、部活動との両立については、今現在は部活動が終わると、バスの中でも電車の中でも眠ってしまい、勉強できず、家に帰ってからも疲れてすぐに寝てしまい、一日の間に勉強できるのは朝起きてからの朝学習の時間と休み時間と家に帰ってから眠ってしまうまでの時間です。もし夜遅くまで頑張っても授業中に眠くなってしまい、授業中に眠くなってしまい我慢するので精一杯で内容は全然頭に入ってこなくなってしまいます。ですから私は今回大高先輩がお話されていたように、部活動は全力で取り組んでみようと思います。そして出来るだけ家でも取り組むけど、朝の学校で今までより更に集中して勉強し、部活動の無い日は放課後学校に残って勉強していこうと思います。1つ1つのことにしっかりけじめをつけて、部活は部活、勉強は勉強というように分けなければなりません。しかし私は今までいくら計画を立ててもそれを破って遊んでしまう事が多く、計画通りにはいきませんでした。ですからこれからはそんなゆるい考えを改め、自分を自分で追い込み、やるときはしっかりやるようにしたいと思います。この2点に注意して、これからの勉強を身につけていこうと思います。
 これから大学受験が近付いて来る中、やはり大切なのは数学と英語です。私は数学は好きですが、どうしても英語が好きになれず、「何が面白いんだ!?」というのが英語に対する正直な感想です。しかし受験には重要な教科です。ですから少しでもやる気をだすために、結果が数字で表れるテストでどれだけの順位を取れるのかとうことを考えて、テストには万全の状態でぶつかって少しでも順位を上げていこうと思います。
 このように、今のうちから出来るだけ早い段階で大学受験を視野に入れた勉強をしていき、自分の希望通りの大学に入り、夢を叶えられるように準備していきたいと思います。
 

 

成功するために必要不可欠なもの

 3年3組 女子

  今回卒業生を囲む会に参加して、私は今までよりも大学受験を意識するようになりました。今までは大学受験に対しての意識が薄く、まだまだ遠い先のことのように考えていました。勉強についても、「とりあえず、将来困らないためにやっておいた方がいいかな」という程度の意識でしか考えてきませんでした。
 でも、先輩方のお話を聞いてあることを改めて自覚させられました。それは成功するためには努力が必要不可欠だということです。
 教室でお話してくださった先輩方の中には、長い間、良い成績を修めてきたという先輩もいれば、高校生になってから血のにじむような努力をした、という先輩もいました。しかし努力をしなかったという先輩は一人もいませんでした。そして先輩たちの全員が、「中学3年生である今のうちから、頑張って学習を継続していくべきだ」と、おっしゃっていました。
 では具体的にはどんなことをすればよいのでしょうか。先輩によって様々な意見を聴くことができました。授業や小テストを大事にしたという先輩。とにかく数をこなした、という先輩。ある先輩が受験勉強に使っていたというノートには付箋や書き込みがびっしりありました。つまり来てくださった先輩全員が、自分なりに工夫して勉強をしていたのです。
 そのお話を聴いて、私も出来そうなものから真似して実践してみたいなと思いました。特に勉強と休憩のメリハリを大切にするように、きっちりと時間を決めた学習をしたいと思いました。
 また、苦手な科目の克服についても、様々なお話を聴くことができました。受験で大切になるのは、「苦手な科目をいかに克服するか」ということだとある先輩はおっしゃっていました。得意な科目を完璧にして、苦手な科目をおろそかにするのではなく、得意な科目で得点を稼ぎ、苦手な科目もそれなりに取ったほうがはるかに良いともおっしゃっていました。私は数学がとても苦手です。定期試験や外部模試でも、いつも足を引っ張っています。でも、これから一生懸命努力し、苦手なところを克服しようと思いました。例えば同じ問題集を何度も解くようにしたり、授業の内容をきちんと理解するようにするなど、自分に合った勉強方法も見つけて頑張りたいと思いました。
 これからあと1ヶ月と数日で夏休みに突入します。夏休み中には勉強合宿があり、夏休みが終われば定期試験があります。それまでにあっという間に時間が過ぎてしまうでしょう。
 でも、今回の卒業生を囲む会でお聴きしたことを活かし、定期試験や勉強合宿だけでなく、いずれ迎えることになる大学受験でも成功を収めたいと思いました。

 

自分の将来

 3年4組 男子

 今回初めて「卒業生を囲む会」に参加して自分の将来のことも今からきちんと考えていかなければならないと、本当に強く感じました。
 先輩達の話を聞いて、中学時代から始めるべきことがたくさんあり、それが大学受験に繋がるのだと改めて気づかされました。今楽をしてさぼってしまったとしても、結局後でやらなければならないし、穴埋めのためにたくさん時間を使うはめになってしまいます。だから先生に言われたことは信じて必ずやり、それだけでなくプラスアルファが自分には必要であると思いました。
 今の私は具体的な夢もなく、定期テストのためにする勉強でしかありません。今年の最後には医学部に進学するかどうかなども決めなけ ればならないし、自分の人生がかかった選択を絶対に後悔したくないです。今をなんとなく過ごし適当にやっていくのでは駄目なのだと思いました。ですが、中学3年生になって前よりも意識が高まり、少しずつ大きな目標をたてられるようになりました。私が目指すものは「英語が得意な理系」になることです。今までの私は得意も不得意もあまり考えずにどれも中途半端でしたが、それを変えて自分の得意なものとするのは今しかないと思います。先輩達がおっしゃっていた「基礎」をまず定着させ、いつも問題集を3〜5周することを実践していきたいと思いました。
 そして先輩達が口を揃えて話してくださったことは、英語と数学を中学生のうちから取り組んでおくべきであるということです。まずは毎日勉強するという習慣をつけて何度も何度も繰り返しやるということが大切だとおっしゃっていました。私が怖いのはできた気になってそのままにしてしまうということです。それでは自分のために全くならないし、次に繋がりません。私は要領が悪いので、たくさんやらなければできるようになれないことを身にしみて感じているので、まずは授業を一番大事にして復習までしっかりやり、自分のためになると信じてしっかり取り組んでいきたいです。めんどくさがって何もやらないままでは何も始まらないので、一つ一つを大切にがんばっていきたいと思います。
 特に私が今年がんばりたいと思うのは英語です。中3になって発展課外や学習会に参加させていただくたびに、自分の英語のできなさを痛感し、とても悔しい思いをしています。私は人一倍やらないと周りの友達に追いつけないので、試験が近いとき以外から勉強しなければなりません。できるようになるためには、一歩ずつ着実に立ち向かうこと以外に方法はないと思うので、一つ一つの小テストにも常に全力でやっていきたいです。
 今回の「卒業生を囲む会」で自分のこともしっかり見つめ直すことができました。これから先、視野が広くなる大学選びができるように今からモチベーションを高め、夢を見つけていきたいと思いました。




 

先輩方からもらったヒント

 3年5組 女子

 先日の卒業生を囲む会で二人の先輩方にお話を聞きました。なんと言っても一番印象に残っているのは先輩方の姿でした。辛い受験期間を乗り越え、目標の大学で毎日を楽しんでいると言う先輩の姿はとても輝いていて、私もそうなりたいと思わずにはいられませんでした。しかし、前に述べたとおり、楽しい大学生活を手に入れるためにはまず入るための勉強を必ずしなければいけません。そこで、二人の先輩方のお話から得たヒントを元に、これからの勉強の仕方と勉強に対する姿勢を見直そうと思います。
 先輩方からもらったたくさんのヒントの中で特に大切だと思ったものは、一緒に勉強する友達がいる事、空き時間を利用する事、切り替える事です。この三点は勉強についてだけに当てはまるのではなく、社会に出た時にも通用するものだと思います。
 
まず一緒に勉強する友達がいる事は、やる気を高めることができるだけでなく、お互いに励まし合うことのできる事だと思います。自分一人では中々頑張り続けるのは難しいと思いますが、それを見てくれる人や一緒に頑張ってくれる人がいるだけで努力する事がずっと楽になります。私も勉強する時は、あの人には負けたくないと思いながら勉強しています。これからもそれを継続して行っていこうと思います。
 空き時間を利用する事について、私は今までも言われてきたことですが中々身につけられませんでした。そこでこれからは形だけでも英単語帳を持ち歩くようにしようと思います。先輩のお話の中に英語が大切だという言葉があり、英語は単語が大切だという言葉もあったので、空いた時間を利用して英語力を付けていきたいです。
 そして、切り替える事についてですが、これも中々身につけられずにいます。勉強をしなければならない時もついだらけてしまいます。切り替えをする事はあらゆる場面において必要です。切り替えが出来れば大変効率よくスムーズに勉強がはかどるでしょう。私は今後切り替えをできるようにするため、時間を決めて勉強する方法をしていこうと思います。ある時までは勉強してその後は好きに過ごす、という方法です。とりあえずしばらくはこの方法を実践してみて、切り替える訓練をしていきたいです。
 今回先輩方のお話を聞いて一般の合格体験記よりもさらに具体的なヒントをたくさん得ることができました。こういう機会は来て下さった先輩方や先生方などの多くの人の協力があって成り立っているのです。これは本当に恵まれていることであり、ありがたいことであると思います。これからも、こういった機会を私たちに与えて下さっている多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに、自分に出来る最大限の努力をしていきたいです。

 

 

未来の自分に恥じないように

 3年6組 女子

  江戸取に入学して丸2年がたち、私達は中等部最高学年である3年生になりました。江戸取の中3といえば高校の勉強に入るだけでなく、進路を決める1つの大きな分岐点です。私にとってこの学年は、自分の将来の見通しをする大事な時期になるでしょう。
 私は卒業生を囲む会に参加するのは初めてだったので、何をするのかあまりよく分かりませんでした。先生たちが話してくださるから、わざわざ先輩方にお越しいただいて聞く必要はないのではないか、と思いました。でも実際は私の想像とは違っていました。実体験を直接聞くことができたり、先生からは聞けないことも聞くことができました。また、自分たちでは気づけない江戸取の良さも感じることができました。私にとって、さらに幸運だったのは、私の教室に来てくださった先輩方が2人とも私の志望校の学生だったことです。お話を聞いて、いかにそれらの大学が楽しいか、充実した日々を送っているかがひしひしと伝わってきました。また、私が知らなかった大学の仕組みなども丁寧にご説明いただきとてもためになりました。これらのお話によって、勉強に対するモチベーションが上がりました。
 私が今回のことをきっかけに頑張ろうと思ったことは3つあります。1つ目は英語です。いま私たちが習っている範囲は、ほとんどが文法の暗記で、これらを確実に身につけることが高校の学習につながると聞きました。文系でも理系でも大切になる英語は今のうちから得意にしておきたいので、復習をおこたらないようにしようと思います。どの教科においても、中3のうちに定着させたいです。2つ目は読書です。読書というのは国語の結びつくと思われがちですが、英語にも役立つということを知りました。知識を増やし深めたり、人格形成にもつながります。今のうちに名作と呼ばれている本を読み、自分の心を磨いてきたいと思います。3つ目は部活です。私は今バドミントン部に所属していますが、正直あまりうまくありません。せっかくの部活の時間をだらだらと無駄に過ごしていることも原因の1つだと思います。中等部最高学年になったことをきっかけに、気持ちをひきしめていきます。これからは少しの時間も無駄にしたくありません。あの時もっと頑張ればよかったと後悔したくありません。未来の自分に恥じないように、今を一生懸命生きようと思います。 
 サークル、バイト、自分で考えた時間割、そして自由と責任。大学に入ったら、今までの学校では考えられないほどの新しい経験ができます。でもその喜びも、規則にしばらられた今があるからこそ感じることができるんだと思います。自分の将来の夢やあこがれのキャンパスライフのために、今勉強を頑張りたいです。そして自分を律する心、他人を思いやれる心、努力する自分に誇りを持つ心、この3つの心を兼ね備えた人間になりたいです。

 

江戸取に入学して良かったこと

 3年7組 女子

 初めて参加するイベントだったのでとても楽しみにしていました。私たちのクラスでお話しされた先輩方は東京大学の文科一類の方と、筑波大学の医学部の方で、こんな優秀な先輩にアドバイスをいただけるなんて本当に恵まれているなと思いました。
 二人の先輩のお話を聞いて感じたことは、どちらの先輩も大学受験に対する姿勢についてほとんど同じ様なことをお話しされているということです。ということは、その様に勉強することで、自分の目標とする大学に近づきやすくなるのだと思います。
 先輩のお話を聞いていて、江戸取に入学して良かったと思ったことがありました。それはやるべき事さえきちんとやれば、塾へ行かなくても志望校に合格できるということです。もちろん、やるべき事をしっかりやらないことには、その様な良い結果は生まれませんが、先輩がおっしゃっていたように、「塾に行かずに東大に合格した」ということを東大で驚かれて誇れるというのは本当に良いことだと思うので、自分もそういう結果を残せるように努力しようと思いました。
他にも心に響いた言葉がありました。それは「人とどれだけ差を付けて勉強できるか」という言葉でした。周りの人たちと同じように予習をし、出された宿題をこなすだけでは、周りも同じように伸びていき、周りよりもできるようになるということはほとんど無いと思うので、まずは勉強量から差を付けていこうと思いました。差を付けると言っても、1時間や2時間ではあまり大きな差を付けることは難しいと思うので、3時間くらい差をつけられるようになったら、成績は大きく上がると思います。
 普段から予習→授業→復習のサイクルを身につけてきちんとやっていれば、テスト直前に必死になってテスト勉強をするよりも、効率が良く、良い成績になると知りました。このお話をお聞きしている間、私には何が足りないのか考えていました。すると、私は復習が少ないと言うことに気がつきました。復習は最も重要なものです。復習をしないと、せっかく身についた知識がテスト前にはどこかへ行ってしまうという最悪な状況になってしまいます。そうならないように授業で習ったその日の内に、しっかり復習して、もし分からないところがあったら、友達や先生などの周りの人に教えてもらったりして、必ずできるようにしようと思いました。
 この様な貴重なお話を聞くことができて、本当に良かったと思っています。先輩方の話をお聞きすることによって、今の自分に足りないことを見つけることができました。そして、その見つけたことをきちんと実践して、悔いの残らないようにしたいです。先輩方のアドバイスを参考にして定期テストや最終的な目標である大学受験に活かせると良いです。
 

強い信念

 3年8組 女子 

  今回、初めて卒業生を囲む会に参加し、沢山の貴重なお話をお聞きしました。3ヶ月前まで現在の私と同じように江戸取で勉強していた先輩方の体験談はとても身近に感じました。また、先輩方の勉強に対する姿勢は素晴らしく、私の意識の低さを改めて思い知らされました。このような事から、私のこれからの決意を述べたいと思います。
 1つ目は何度でも繰り返し問題集を解くことです。先輩方は定期テストの直前、最低でも同じ問題を3回は解いたとおっしゃっていました。それに対し私は、1度解くだけで精一杯です。3年生に進級してからは以前よりも問題数が多く、高校の内容も学習しているため難易度の高い問題ばかりです。しかし、その事を言い訳にしているようでは、今までの自分と同じです。私は「そんな弱い自分に打ち勝てる人になるんだ。」という強い思いで3年生に進級しました。ですから、自分に甘えているようでは成長していないのです。問題集の解説を見たり、先生に質問にいったりして理解できたとしても、何度も何度も自分で手を動かして解いてみなければ全く意味がないのです。これからは、間違えた問題を必ずその日のうちに解き直し、また時間が経ってから解けるかどうかを確認するということを習慣にしていきたいです。
 2つ目は大学受験の対策は早めに始めること、また一つ一つの物事を早く終わらせることです。高校に進学すると学習する科目数が増え、より吸収しなければならないことが多くなるというのは今からでも想像できます。その時になって焦って対策し始めるのでは遅いのです。今、できることは今やる事が大切です。私は、特に英単語、漢字、国語に力を入れ、高校で対応できる力を身に付けていきたいと思います。次に、物事を素早く行うことに関しては私が一番に苦手とする部分でもあります。問題を解いている時もそうなのですが、生活面でも私の悪い癖が出てしまいます。家事をやる時、起床する時、勉強の休憩時間等に時間がかかります。しかし、これらのことは意識の仕方で改善できます。一つ一つのことにあまり時間をかけないようにすれば、その分学習時間を確保することが可能になります。私は意識を高め、充実した日々を送ることが大切なのだと感じました。
 3つ目は部活と勉強とをうまく両立させることです。私の入部しているテニス部は、中等部では週に三回しか練習日がありませんが、高等部では五回あります。そして高等部では平日六時半まで練習があるためとても大変です。私は今でも、平日の部活のある日は夜8時半ごろに帰宅し、食事、家事、勉強という生活のため家庭学習時間を確保することが難しい状態です。しかし、部活や家事を理由に勉強をおろそかにすることだけは絶対にしたくありません。上手く両立させるためには、先ほど述べたように自分で短い時間でも作ることと、貴重な時間を有効活用することが最も大切だと思います。ですからこれから一番優先して取り組むことは、朝学習に積極的に参加してうまくその時間を使うことだと思っています。またこのように述べているだけではなく、実行に移していきたいと思います。
 「自分のやりたいことや将来の夢など、大きな目標をいつも持ち、それらを絶対に実現させるという強い信念を持っていれば、勉強は苦ではなくなる。
 私が先輩方のお話の中で最も心に残った言葉です。私も国際連合の職員になりたい、という気持ちを辛い時に思い出し、夢の実現に向けて日々精進していくことを誓います。
 


 

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