津田真理とN響の仲間だちコンサート〜感想〜


1組  2組  3組  4組  5組  6組  7組  8組  


  1組

 私は津田真理さんとN響の方々の演奏をお聴きして、演奏者の方々が心を込めて楽しそうに演奏していることが心に残りました。N響の方々は音楽に合わせて体を揺らしていましたし、津田真理さんのピアノソロは特にすごく、身体全体で曲を表現しているのだと思いました。私は幸運にも最前列で演奏をお聴きすることができたため、より印象を受けました。上手な演奏とは、音が合っているかだけではなく、どれだけ心をこめて演奏をし、その曲を表現するのかということで決まるのだと実感することができました。

 演奏して頂いた曲はどれも、どこかで耳にしたことがある曲ばかりだったので最後まで演奏を楽しむことができました。また、何人かで演奏しているとはいえ、2階の保護者席まで届く音楽を奏でられるのはすごいと思いました。ただ音が大きいだけというわけでもなく、強弱もはっきりとして入れ、さすがプロの方々だと思いました。特徴的だった曲は、3曲目の「ピチカート」という弦を指で弾く奏法で演奏されていた曲です。ピチカートの他にも楽器を回転させることで音を出すなどの変わった奏法で曲が作られていました。私はいままで普通に演奏された楽器の音しか知らなかったので、弦楽器の演奏方法の幅広さに驚きました。

 今回の演奏会を通して、私は心をこめて何かをするとその想いは必ず相手に届くと言うことを学びました。普段私は、音楽の時間くらいしか楽器を演奏する機会がありませんが、そのときだけでも心をこめた演奏をしたいと思いました。また、音楽に関してだけではなく、他のどのような事にも心をこめて取り組む事を忘れないでいきたいです。


 
 

 
  2組

 私は、今回のコンサートから、次のようなことを学ぶことができました。

 それは、それぞれの楽器が出す音と、その音が重なって生まれる音楽です。今回のコンサートでは、特徴の異なる5つの楽器が使われていました。それぞれの楽器が、メロディーを奏でる、音楽を支える、響きを作る等、それぞれが違う役割を持っています。そして、それぞれがその役割を果たすことで、素晴らしい響き、素晴らしい音楽が生まれます。また、それぞれの楽器が、本来とは違う役割を果たすことで、また違った印象の音楽が生まれます。全ての楽器が、ピチカートなど本来の奏法とは異なる奏法で演奏をしても、普通とは違う印象を受ける音楽が完成します。本来とは異なった奏法で演奏をすることは、とても難しいことです。このような演奏を、今回のような大きなホールで、大人数の前で演奏し、成功させた彼らの力の源は、どこにあるのでしょうか。勿論、練習を多くこなしたり、今までもこのような場所で演奏をしていて慣れているということもあるでしょう。しかし、一番の原動力は、信頼し合うことではないでしょうか。信頼する力が美しい音楽を作り、また、美しい音楽を奏でることで更なる信頼が生まれていきます。音楽をたくさん演奏することで、より良い演奏、より良い絆が生まれます。音楽にはそのような力があると私は思います。

 今回のコンサートから、音楽の素晴らしさは絆の強さの表れであることを学びました。素晴らしい演奏をするために、また自分のためにも、周りの人との絆を深め、協力することを大切にしたいと思います。
 津田真理さん、そしてN響の皆さん。今回は本当にありがとうございました。

 
 

 

  3組

 私は今回津田真理さんやN響の方達の演奏をお聴きして、より音楽に興味をもちました。

 私が一番印象に残っていたものは、「幻想即興曲」です。私自身、5歳の時から今までずっとピアノを習っています。ですので、この曲はもともと知っていました。そして実際聴いてみると、すごく素敵な演奏で、また、指の動きがとても真似できないもので、どんどん演奏に引き込まれていきました。

 また、N響の方達のお話で、コントラバスやヴィオラについての説明をお聴きして、今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。この二つだけの楽器で演奏しているものは初めて聴きました。ですので、とても良い体験になりました。同じ楽器であっても、演奏の仕方によって、全く違う音色を出していたことにはとても驚きました。コントラバスをくるりと回して音を出したりしていた時は、そのように音を出すと言うことを想像していなかったので本当に驚きました。その他にも、弦を手で弾いて音を出すなどあり、その方法だけを使って演奏しているのを聴いた時、とても不思議な音だなと思いました。
 
 最後に、ピアノ五重奏曲をお聴きしました。この曲は、それぞれの楽器が主役となる曲でした。とてもきれいなハーモニーを奏でていました。私は普段、ピアノだけで演奏しているクラッシクの音楽を聴くことがあっても弦楽の方はあまり聴かないので、良い機会になりました。また、プロのピアニストの方の演奏を生で聴くのは初めてで、いつかプロの方の生演奏を聴きたいと思っていたので、このような機会に恵まれてとても嬉しく思いました。

 今回の貴重な演奏会で、どのように感じたか、どのような音色、ハーモニーを奏でていたかを、これからもずっと覚えていたいと思います。
 
 


  4組

  僕は、音楽があまり好きではなく苦手です。しかし今回のコンサートを鑑賞して音楽についての考え方がとても変わりました。印象に残った曲は全部で4つあります。

 まず一つ目は、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジークです。この曲は聴いたことのあったので、自然な感じがしました。二つ目は、「ヴィオラとコントラバスのためのソナタ」です。普段の演奏ではあまり目立つことのない、ヴィオラとコントラバスの演奏でコントラバスの音をしっかり聴くことができました。コントラバスの音はとても低いだけではなく、迫力もあり重い感じがしました。三つ目は、「プリンク プランク プルンク」です。とても愉快な曲で弓を使わずに演奏していました。途中でとても面白い音がした時は思わず笑ってしまいそうになりました。最後に、「ピアノ五重奏曲」です。鱒が現れ消えていく様子を音楽で表現していて、本当にその様子を見ている様な気がしました。

 今回のコンサートの曲と曲の間でヴァイオリン奏者の木全さんは「音楽は楽しむもの」とおっしゃっていました。僕はこれから音楽を楽しんで聞こうと思いました。もちろん、音楽の授業も楽しんで受けようと思いました。
もし、機会があったら津田真理さんやN響のコンサートをまた聴きたいと思いました。
 
 

 

  5組

 私は今回のN響と津田真理さんのコンサートを聴いて、本当に感動しました。生まれて初めて本格的な交響楽団の音楽を聴いたと思います。

 最初の弦楽器を扱う方々の演奏は、とてもなめらかで、聴いていてとても心地よかったです。小さい音でも全く震えることなく、とてもなめらかに会場に響いていたので、とても感動しました。また、弓ではなく指で弾く曲の方は、リズミカルでとても楽しい曲でした。
 津田真理さんのピアノもとても素晴らしかったです。音の大小がはっきりしていて、音がとてもなめらかでした。
 また、ピアノと弦楽器との重奏は、とても良い響きでした。ピアノが強くなったり、ヴァイオリンが強くなったりして、とても面白かったです。テレビでは聴くことができないような響きを体感することができ、とてもよかったです。
 「ます」の演奏の後、これで終わりだと思うととても残念だったのですが、最後の最後にもう1曲あり、とても嬉しく思いました。誰でも知っているような曲で楽しく聴くことができ、またN響の方が私たちを楽しませて下さって、とても面白かったです。弦をはじいたりすると、こんな音がするのか、と新しい発見をすることもできました。とても良い最後だったと思います。

 今回のコンサートは、とても良い体験になったと思います。また、N響に興味を持つことができ、もっと公演を聴きたいと思いました。とても良い時間を過ごすことができました。
 
 
 



  6組

 僕は、今回津田真理とN響の仲間たちコンサートをお聴きしました。まず出だしからみなさんの音がそろっており、はじめから引き込まれました。僕はこのコンサートをお聴きする前は、どのような演奏会なのだろうと思っていましたが、コンサートをお聴きしたあとでは、その考えが一変しました。とても楽しいコンサートでした。

 ピチカートの曲は音がとても小さく、緊張感を感じましたが、演奏者の方々が楽しそうな雰囲気を出していました。特にチェロの音色が良かったと思いました。ヴァイオリン族の楽器の中心がヴィオラだとお話の中でお聴きし、とても驚きました。ヴィオラやコントラバスはヴァイオリンと比べるとあまり知られていない楽器だと思っていましたが、ヴィオラが最初に創られた弦楽器でコントラバスは全く異なる楽器から変化したものだということにとても驚きました。また僕の友達が言っていたのですが、その友達が通っていたピアノ教室の先輩が、ピアノでテレビに出るくらい有名になり、その先輩がコンクールで弾いていた曲が、今回津田真理さんが最初に弾いた曲だそうです。

 アンコールのラデツキー行進曲は聴いたことのある曲でした。ピアノも弦楽器もぜんぶ入っており、とても迫力がありました。観客全体で手拍子をして演奏に参加できたこともいい思い出になりました。今回のコンサートをお聴きして、クラシック音楽の考え方が変わりました。とても良かったです。

 
 




  7組

  津田真理さんとN響の人達の演奏を聴いて、様々なことを思い、感動し、自分の目指す目標を考え、感じることができました。僕は吹奏楽部でトランペットを吹いているのですが、同じ楽器を演奏している人として特に素晴らしいなと思ったことは、5人から6人などの、2人以上の演奏で、指揮もなく、テンポが狂うことなく演奏できるということです。

 僕もアンサンブルなど練習したことがありますが、自分以外の人と音を合わせることは、とても難しいです。ましてや指揮がないということは、本当に自分達だけがテンポを合わせなくてはならないということです。ですが、今回お聴きした人達の演奏にはまったくズレなどがなく、それどころか、絶対に崩れないような自信に満ちている一体感を感じることが出来ました。また、このように演奏するにはどのようなことが大切なのかということがこの演奏を通して分かったので、今回の演奏は僕にとってとても良い機会になりました。

 次に、僕はホールで直に演奏を聴くことが素晴らしいと思いました。僕は音楽が好きなので時々演奏を聴きに行くことがありますが、普通の人は、そこまでしないと思います。そこまでしなくても電子機器によって簡単に聴けますし、何よりも手間が掛かりません。ですが僕は今回の演奏を聴いて、やはり、ホールなどで聴く音楽はとてもいいなと思いました。それは、僕だけでなく、あまり音楽に関心がない人からある人まで幅広く思ったことだと思います。今まであまり直接に演奏者の前で演奏を聴いたことがない人が今回の演奏を聴いたということは、とても大切な体験の一つになったのではないかと思います。今回のコンサートで、演奏者の前で音楽を楽しむことの素晴らしさが分かることができたと思います。

 最後に、今回のような機会を作ってくれた学校に感謝し、また、素晴らしい演奏をしてくれた、津田真理さんとN響の人達にも感謝の思いで一杯になりました。ありがとうございました。
 
 



  8組

 僕は、吹奏楽部に所属しているため、今回の演奏会をとても楽しみにしていました。演奏会は、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」という曲から始まりました。聞き覚えのある曲で、バイオリンの高い音色がとてもきれいでした。この曲は、誰もが知っている有名な曲だったのもあり、自然とリズムをとってしまうほど夢中に聞いてしまいました。今まで、バイオリンというと、とても高い音色で優雅なイメージがありました。しかし、弦楽器だけで演奏した曲で、アンダーソンのプリンク・プランク・プルンクという曲は、初めて聴いた曲で、とても楽しい曲でした。弦を弾いて演奏する曲だったため、まるで三味線で演奏しているかのようにも聞こえました。

 このように、バイオリンという1つの楽器でも、いろいろな弾き方でいろいろな音を楽しむことができることを知りました。また、曲と曲の合間には、楽器の説明や曲の説明を入れてくださったので、とてもわかりやすく楽しく聴くことができました。プロの方の演奏を間近で聴いたのが初めてだったのでとても感動しました。

 津田真理さんのピアノの演奏は、小学校の時に何度か聴いたことのある曲でした。指の動きが早くとても迫力があり、聴いているうちに引き込まれてしまいました。僕は、吹奏楽部でトランペットを吹いているのでトランペットの演奏も聴いてみたかったと思います。今後、機会があればN響の演奏会に行ってみたいと思いました。