1組 | |
私の父がCDを持っていてよく聴いていたので、私もエマーソン弦楽四重奏団の名前は知っていました。その世界的に有名な弦楽四重奏団が江戸取に来ると聞いて、私も父もびっくりし、ずっと楽しみにしていました。結局父は大事な仕事が入って聴きに来ることができず、とても残念がっていましたが…。 弦楽四重奏は四人の息をぴったりと合わせて演奏しなければならない、とても難しい演奏の仕方です。バイオリンには四本の弦がありますが、その内同時に奏でることのできるのは二つの弦、つまり二つの音しか出すことができません。ですからピアノなどがソロで和音を奏でるのと違い、オーケストラや弦楽四重奏は複数の人が音を合わせて和音を作り出します。四人がそれぞれ違う音を奏でれば美しいアンサンブルを奏でることができます。 私も昔、少しだけですが弦楽合奏をやったことがあったので、弦楽合奏の難しさについて少しはわかります。しかし弦楽合奏よりも弦楽四重奏のほうが数倍難しいと思います。弦楽合奏の場合は複数の人が同じメロディーを弾くので、万が一決定的なミスをしても周りの演奏者の人たちの音で多少はカバーしてもらうことができます。それに比べ弦楽四重奏はたったの四人で演奏します。そのため一人がミスすれば演奏すべてに影響が出てしまいます。しかも弦楽四重奏では、全員がそれぞれの個性を主張しつつ、協調して演奏しなくてはならないのです。 私はエマーソン弦楽四重奏団の素晴らしい演奏を聴いて、一曲一曲に聞き入ってしまいました。音楽はひとりでは作ることはできない、音楽を演奏するのは共同作業だと今回の演奏を聴いて思いました。これだけの演奏ができるようになるには、きっと一生懸命練習したのだろうと思います。私はこんな素晴らしい演奏のできる弦楽四重奏団を、自分の学校で、生で聴けたことを、一生忘れないと思います。
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2組 | |
私は、今回のエマーソン弦楽四重奏団の演奏を聴いて、次のような事を学ぶことができました。
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3組 | |
6月18日に、エマーソン弦楽四重奏団の方たちの演奏会がありました。私は音楽好きで、中でも弦楽は特に好きなので、とても楽しませていただきました。 今回の演奏は、第一部、第二部、そしてフィナーレという構成で、それぞれ違う雰囲気の曲が演奏されていました。私が感動を覚えたのは、同じ人が演奏しているのに、こんなにも違う曲調が表せるというプロの方たちの技術です。強く勇ましく、迫力のある演奏をする曲や、優しく静かにゆったりと弾く曲、また静かな曲の中にも、緊張感が高まるような曲もありますが、メロディーを組み合わせて上手く曲を表現し、人の感動を呼んでいたエマーソン弦楽四重奏団の方たちの演奏は、私の新たな目標になりました。将来、この経験を生かし、人々を感動させ、幸せに出来る人になれればいいなと思いました。 エマーソン四重奏団の方たちは、ニューヨーク市を拠点とし、熱意やエネルギーを変わらず保ち、世界でも前人未到の業績を成し遂げているそうです。私は、彼らの素晴らしい技術だけでなく、その技術を、世界中で精力的に公演を行うことで広め、高い評価を得ていることにも驚き、感動を覚えました。世界で活躍するには、多くの努力や仲間との助け合いなどが必要となってくるでしょう。私は自分が世の中に出て活躍するために、今からでもできる努力を積み重ねていきたいと思います。またその際に、今回鑑賞させていただき、その点からも私の目標となったエマーソン四重奏団の方たちの演奏を自分の中に刻み、日々励んでいきたいと思います。 そして、演奏し、また、私に世界での活躍を目指す心を与えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、今後も江戸取での生活を送っていきたいと思います。 |
4組 | |
僕は、6月18日にエマーソン弦楽四重奏を聴きました。この演奏を聴いて、最初に「僕にはこんな演奏はとても出来ない」と思いました。僕は小さい時、ピアノを習っていた時があります。しかし毎日練習することが大変で、次から次へと出される課題をこなす事ができず、結局やめてしまいました。音楽をやるという事は、それほど大変で難しい事だと思います。そんな事を思いながら演奏を聴いていたので、プロの演奏は素晴らしく、本当に感動しました。 今回演奏してくださった2曲とも初めて聞いた曲でしたが、とても良い曲だと思いました。最初は、モーツァルトの曲です。モーツァルトは世界的にも有名な17世紀、ウィーンの作曲家です。彼は作曲した順番に番号を付けていて、K428は428番目に作った作品です。バイオリン2、ビオラ1、チェロ1台で演奏しているのに、まるでオーケストラで演奏していると思えるくらい音に迫力があり、特にチェロの低く深い音色に感動しました。次の曲はショスタコーヴィチで、ロシアの作曲家です。交響曲第5番「革命」など交響曲の作曲家として有名ですが、弦楽四重奏曲においても20世紀最大の作曲家の一人です。しかし、僕はこの曲も聴いた事がありませんでした。モーツァルトの曲に比べて、演奏している人の弓の動かし方が激しく、感情のこもった演奏を聴くことができました。本物の音に触れて体に感じる感動は、テレビなどで見るのと全く違いました。 今回の演奏会で最後にすごく感動したことは、演奏が終わった後、僕たちの拍手に応えてアンコールでもう一曲演奏して下さったことです。拍手のお礼として、僕たち中学生にアンコールを演奏して下さったエマーソン弦楽四重奏団に心から感謝したいと思います。 |
5組 | |
六月十八日、エマーソン弦楽四重奏を聴く機会がありました。私は音楽が好きなので、とても楽しみにしていました。そして、いざ鑑賞の時間になると、それは予想を遙かに超えたもので、とても驚き、また、感動しました。 バイオリンは、私にはなじみのない楽器です。あの形を見ると、「高貴だな」などと思ってしまいます。また、音色も美しく、オーディトリアムが舞踏会の会場になったように感じるほど、きれいな音楽でした。そう思うと、今度は暗く重い音楽になったり、明るく、楽しい音楽になったりと、たった四本の楽器でここまで雰囲気が変わるんだなと、驚き、気が付けばもうエマーソン四重奏の演奏に釘付けになってました。特に、一番最後に演奏してくださった曲は、繊細な音色と迫力のある豪快な音色との二つが組み合わさっていて、心を揺さぶるものがありました。 私は吹奏楽部に所属しています。吹奏楽部には、弦楽四重奏で使われていた楽器は一つもありません。しかし、自分の力で楽器を鳴らし、音楽を作るという点は同じです。エマーソン弦楽四重奏の方の演奏は、指揮がないにもかかわらず、縦がぴったりと合っていて、音には、強弱と共にそれぞれ曲に合った音色があって、尊敬よりももっと遠い、夢のような存在に思えました。私は将来、そんな演奏ができる人になれるでしょうか。高校を卒業するまで、その時はまだ来ないかもしれません。だから、大学に進学してからも、ずっと楽器を続けていきたいと思います。そして、学問で人々の役に立ち、音楽で人の心を動かすことができるようになりたいと思います。
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6組 | |
次に印象を持ったことは、音楽を表情で表すというところです。音楽を表情で表すことにより、その音楽のイメージがとても強く伝わってきたと思いました。これは歌を歌う際に活用できると思いました。歌に強弱をつける際に表情を変えることによってとても相手が受ける印象は違ってくると思いました。これから私は、音楽の授業でこれらの強く印象に残ったことを使っていこうと思いました。そして音楽を楽器だけで演奏するのではなく、体を使って演奏していきたいです。また、今回は滅多に聴くことにできないエマーソン弦楽四重奏団の方々の演奏を聴くことができ、とてもいい機会になりました。ぜひまた他の演奏を聴いてみたいです。 |
7組 | |
最近の世の中では、色々なツールを介して音楽を聴くことができます。しかし、やはり今回エマーソン四重奏を聴いて、生の演奏は素晴らしいと思いました。演奏を通じて直接音楽を届けることは、間接的に届けることに比べて揺れることのない自信とそれを自分のものにする努力が必要だと思います。僕も吹奏楽部でトランペットを吹いています。今回思ったことは、先輩になると、大会など人前での演奏においても落ち着いた様子でいつも「最高のパフォーマンス」をするということです。それができることは才能や偶然ではなく、多くの毎日の努力、そしてその努力によって自信が生れるからだと思います。今回素晴らしい演奏をしてくださった4名の方々も、僕の先輩たちも、日々の努力の積み重ねとそこから生まれる自信によって演奏していることがよく伝わってきました。僕もそうなることができるように、たくさん練習をして自信をつけ、人前で素晴らしい演奏ができるようになります。 今回の演奏は四重奏でしたが、一人が四人分のハーモニーを奏でているかのような、とても整ったきれいな演奏でした。僕も一度三人でアンサンブルをしてみましたが、とても難しかったことを覚えています。この四重奏というそれぞれのテンポを合わせることが難しい演奏は、実は道徳的な目によって起こる以心伝心的なことによって整えることができる部分があると思います。これは音楽には勿論重要なことですが、友達や先輩、先生など他者とのコミュニケーションにおいても大いに重要なことなので、今から人の目を見るということを意識して演奏や人間関係の構築をはかっていきたいと思います。 最後に、今回の演奏を聴いて、僕もあのような音を少しでもいいから出してみたいと思いました。同時に、人の心を動かす音楽ができるということを実感しました。僕もそんな音楽を伝えることができるようになりたいと思いました。貴重な体験をありがとうございました。 |
8組 | |
今日、エマーソン弦楽四重奏団の演奏を聴いて、ヴァイオリンやヴィオラ、チェロだけであそこまで素晴らしい音が奏でられることを知り、感動しました。 その中でも特に感動したのが、音が美しく組み合わさっていることでした。エマーソン弦楽四重奏団の四人一人一人が奏でる音には、一つ一つ特徴があります。例えば、片方の人が長い音を奏で、もう片方の人が短い音を奏でる、そういった長さや高さの違った音が組み合わさっていくことで、あのような素晴らしい音楽を奏でられているのだな、ということに気がつきました。僕はヴァイオリンなどの弦楽器の演奏はオーケストラでしか聴いたことがありませんでした。しかし今回、四人という少人数での演奏を聴いていると、一人一人が奏でる音色がはっきりと聞こえ、とても感動しました。さらに、それらがうまく組み合わさり、オーケストラのような素晴らしい音楽を作り上げられることにもっと感動しました。 僕はピアノやヴァイオリンなど習っていません。また、演奏会などにもあまり行くことがありません。ですから音楽の知識については乏しいのですが、そんな僕でも分かったことは、一人一人が役割をしっかりとこなすことが演奏の大切な骨組みとなるということです。それぞれが自身の役割を果たしていなければ、あのような素晴らしい音楽を演奏出来ません。これは、江戸取の生活においても同じことが言えます。一人一人が自分の役割をしっかりと果たすからこそ、素晴らしい学校が作り上げられていきます。それが大事なことである、と気づかされました。 今回、一人一人の努力が感動を作り上げていく、ということを教えられました。そのような音楽と触れ合う機会を頂き、とても嬉しかったです。この経験を将来に活かし、世界に通用する人材になっていきたいです。 |