1組

 僕は今回初めて江戸川学園取手中・高等学校の体育祭に参加しました。僕が体育祭で思ったこと、印象に残ったことは3つあります。
 一つ目は、トルネードです。僕はトルネードを一度、小学校でやったことがあります。しかし、中学校のトルネードと小学校のトルネードでは迫力が違いました。トルネードでは最初3位でしたが、最後の最後で青組がミスをしてしまったので、僕たち赤組が2位になることができ、最後まで諦めずにがんばってよかったと思いました。
 2つめは騎馬戦です。一回戦の時に僕たちはたくさん帽子を取ろうと思っていたのですが、一回戦が終わった時、取れた帽子が一つだけだったので少し残念でした。しかし一回戦の結果はみごと赤組が勝利したので、うれしかったです。
 最後は綱引きについてです。僕たち1年1組が4月に行った研修旅行のクラスマッチの際に行った綱引きが一勝も出来ず、最下位に終わっていました。もしかしたら今回も最下位なのではないかと思っていました。体育祭本番ではがんばろうと思っていましたが、最下位になってしまいとても残念で、悔しかったです。
 体育祭全体では、僕たち赤組が優勝しました。初めての体育祭で優勝できたので、本当に嬉しかったです。来年の体育祭に向けて体力を向上させ、精一杯がんばろうと思います。来年の体育祭が楽しみです。



2組

 私が体育祭で一番学んだのは絆の大切さです。私は参加していませんがロープジャンピングは最初はわずか2回で最下位でした。うまくなれるように回す人を変えてみたりしていました。体育祭が近づくと放課後に集まって練習していました。最後の授業では48回も跳べていましたが、上位3位以内には入っていませんでした。しかし体育祭本番に普通は回数は減ってしまうのに78回も跳んでいて本当にすごいと思いました。短距離やリレーなどで私がアドバイスしていたクラスの友達も、自分が跳んでいたかのように1位という結果を喜んでいました。私もその内の1人になれてよかったです。競技を終えて帰ってくる皆の顔は本当に喜んでいました。私も笑いながら迎えると、走ってきて飛びついてきて、
「すごいでしょ!1位取ったんだからリレーも1位取ってね!」
と言われました。しかしこの前の授業でバトンを落とした私は自信がありませんでした。走った結果は4位でしたが、チームの皆とは今までしゃべったことのないことなど色々しゃべれて4位という結果よりも大事なものを得られたと思いました。クラス席に戻ると、
「速かったね!」
など言ってくれたし、聞こえなかったけれどもものすごく応援してくれていたことを知りました。総合発表では赤組が団体行動の賞や応援賞などももらえたし、なんと言っても1位という結果が嬉しかったです。入学して初めての体育祭で優勝できて本当に嬉しかったし、教室での皆の表情も明るくて1年2組は赤組に少しでも貢献できていたと思いました。少しずつだけどクラスの皆の絆は深まってきていると思うので、これからもそうだといいなと思います。
  


3組

 ぼくは、はじめて江戸取の体育祭に参加してみて先輩方のすごさを実感しました。開会式の静かさ、競技中の闘志、演出での盛り上がり、ぼくは、先輩方の熱い気持ちにどんどんまきこまれていきました。その中で特にすごさを感じた場面が二つあります。
 一つ目は、各色の応援です。各色どれも個性があり、見ていて楽しかったです。どの色も共通していたことは、笑顔だったということです。観客を楽しませようと、ひとりひとりが笑顔でパフォーマンスを行っていました。特に体育祭当日はとても暑く、その中で暑さを感じさせない、涼しげな笑顔が今も心に残っています。
 二つ目は、色別対抗リレーです。ぼくは1年男子白組の代表でした。ぼくは、一位でバトンをもらい、そのまま次の走者に一位でつなぎました。ですが、だんだん差をつめられてしまい、とうとう抜かされてしまいました。アンカーの団長にバトンが渡ったとき、白組は黄組に次いで二位でした。ここから白組の大逆転劇が始まりました。団長の渡辺先輩がどんどん差をちぢめて最後の最後に黄組を抜かして一位になりました。その後、団長が一人一人に抱き合ってくれました。ぼくにも近づいてきてくれて、「有難う」と言ってくれました。そのときの団長はとてもかっこよかったです。ぼくも六年後、後輩にそういうことをいえるような先輩になりたいです。総合成績は三位だったけれど、それ以上に僕は大きなものをつかめました。
 


4組

 中学生としての初めての体育祭。私は江戸取の体育祭の迫力に圧倒されました。一つ一つの競技を組全体が応援してくれたおかげで、持っている力を出すことが出来ました。
 応援合戦では、高等部の先輩達が朝、昼、放課後とずっと練習していた応援を披露しました。それを見ていると、やっぱりさすがだなと思いました。とても素晴らしい応援をくださったおかげで体育祭も盛り上がりました。
 私が心に残ったのは、ロープジャンピングです。私は選手ではないけれど、練習している様子を見ていました。最初の練習ではなかなかタイミングが合わずにいました。だから、昼や放課後も練習して頑張っていました。本番では、近くでクラスの応援をしました。とてもテンポがよく、ひっかかっても諦めずに跳び続けていました。結果は、2位でした。私は本当に感動しました。私たちの絆がより深まったのはこのときだと思います。
 白組の結果は惜しくも3位でしたが、どの組も一致団結して応援をしたり、競技に臨んでいてとても楽しかったので、良かったと思いました。体育祭は順位も大切だけど、一生懸命やって絆を深めることも大切なのだと思いました。体育祭では、私たちの団結力が深まったと思います。これから一年間、体育祭で深めた絆をさらに深め、最高のクラスでいたいと思います。
 




5組

 爽やかな風が吹き夏めいてきたこの頃、江戸取では体育祭が行われました。グラウンドの上には体育祭に相応しい青空が広がっていました。観客席には私達の父母をはじめ、初等部の小学生たちも応援に駆けつけてくれました。
 中学校に入学してから二カ月が経ち、クラスメートのことは大体把握ができました。しかし、この時点ではぼくらはまだ「新友」でしかすぎない存在です。そんな中、この体育祭はぼくらが「親友」となる第一歩になりました。なぜなら競技を通し、仲間内での信頼と友情の大切さを学んだからです。
 中学一年生として初めての体育祭はたくさんのことが新鮮であり、それと同時にわずかな不安もありました。熱気にあふれる綱引き、先輩のことも気にせず戦った騎馬戦、みんなの思いを一身に背負い走ってくれたリレー。そのどれもが互いの信頼がなくては成り立たない競技です。そして結果は問わずみんなで汗を流し、喜びを分かちあえるような友情が芽生えてきました。しかし、クラス全体が一丸となってそれをできた訳ではありません。今ぼくらに求められているのは、クラスとしての一致団結です。亀裂は少しでも入ると団結力が崩れてしまいます。一人の力も欠けてはいけません。みんなで作り上げる、全員で熱くなれるような体育祭が真の体育祭なのです。
 このメンバーでいられる時間はとても短いかもしれません。けれども体育祭で学んだ信頼と友情の大切さを胸に、クラスの一員としてこのクラスをかけがえのないものにしていきたいです。
  
 


6組

 私は初めて体育祭というものを体験しました。イメージしていた運動会のようなものとは違い、とても熱い、そして感動する行事なのだと知りました。
 選手宣誓の中で先輩が、高校3年生にとって江戸取最後の行事だと言ったとき、よし頑張ろうと心に決めて競技に臨みました。私が出た競技は、綱引き、トルネード、騎馬戦の三つでした。綱引きは最初は勝ったと感じるくらい強く引いたのですが、実際は負けてしまい少しショックでした。2回戦ではなんとか勝つことができてよかったと思いました。最終的には4組中3位で、少し残念でした。
 トルネードでは最初から飛ばして最後の方まで1位だったのに、友達が最後の最後でミスしてしまい、3位に落ちてしまったのは悲しかったのですが、先輩たちが頑張ってくれたおかげでなんとかその分を取り返してくれました。
 騎馬戦では背の高い上級生に囲まれましたが、頑張りました。僕たちは逃げることしかできず、帽子を奪うことはできませんでしたが、奪われることもありませんでした。友達から「大将の帽子を取った」と聞いて、驚いてしまいました。
 リレーでは、中学生も高校生もとても頑張っていて、感動しました。特に高校3年生は最後の体育祭ということで、自分たちが頑張るだけでなく、みんなを引っ張って盛り上げていました。私も高校生になったら、このような先輩になりたいと心の底から思いました。このような先輩たちに出会わせてくれた江戸取に感謝しています。
 点数によって順位が発表される閉会式、みんなドキドキしていたと思います。特に高校3年生の先輩たちは。ついにその時がきて、結果は2位でした。私はガッカリしましたが、その時はまだその程度のものでした。しかし・・・。
 閉会式の後、教室に高校生が来ました。3年生でした。クラスが静まりかえりました。先輩たちは「みんな今日はありがとう」と言ってクラスを出ていきました。その時、私は重い責任を感じました。あのときもっとああしておけば、このときこうしておけば・・・。そういう思いがのしかかってきました。そして私は決意しました。来年の高校3年生のため、来年の自分のために「絶対に勝つ!」と。
   


7組

 5月24日に体育祭がありました。私は黄色組で、黄色組は優勝回数が少ないということで、今年は絶対優勝したいと思いました。だから、自分が出る競技を精一杯がんばろうと思いました。体育のときも、トルネードの練習のときにはできるだけコーン付近を廻るようにしたり、クラス対抗リレーのときも、バトンの練習のとき、友達から10歩ぐらいの所にきたら、走り始めるんだよと言われたので、感覚がつかめるように何度も練習しました。綱引きも研修旅行であまり良い結果を出せなかったので、今度こそ勝とうと思いました。
 体育祭当日、私はとても緊張していました。理由は、体育のときにあまり良い結果がでなかったり、あまり練習ができていなかったからです。しかし進んで行くにつれ、ほぐれていきました。そして、トルネードの時には、見事練習の成果が出たのか、2位となりました。上級生のトルネードはとても迫力があり、自分はいつかあんな風に上手にできるかなと思いました。綱引きも大玉転がしも悔いの残る競技となってしまいました。クラス対抗リレーのとき、私は友達からアドバイスを気にしながら臨みました。しかし、バトンを受け取るときに少し遅れてしまいました。結果2位になってしまい、もし遅れていなければ1位になれたかもしれないと思いました。
 悔いが少し残る体育祭でしたが、来年に向けて努力をしていきたいと思いました。とても心に残る体育祭でした。
   


8組

 江戸川学園取手中学校での初めての体育祭で僕は体育祭実行委員になりました。小学校の運動会と同じように考えて当日をむかえましたが、その迫力が全く違うことに驚きました。まず応援の迫力です。僕の小学校にも応援団がありましたが、それとは比にならないほどのものでした。どの色の応援も見ているだけでとても楽しいし、自分の気分が高揚してくるのがよくわかりました。そして競技自体の迫力もものすごいものでした。リレーは足の速さ、棒引きや騎馬戦での力強さ、玉入れではあんなにかごからはみ出すまで入れているのを見たことがありませんでした。
 今回の体育祭でもっと体育祭の準備をするべきだったという反省があります。来年も体育祭実行委員になってもっと積極的に練習して体育祭に参加したいと思いました。今回は負けてしまったけど来年はもっと貢献して優勝につなげたいと思います。