1組

 私は、齋藤孝先生の講演を楽しみにしていました。なぜなら、『齋藤孝の一気に読める!名作選』などを執筆されている先生で、それらの本を読んだことがあるからです。また、齋藤先生の講演は面白いということを先生や友達から聞いていたからです。
 今回の講演では、今現在や将来に役立つ事がたくさんありました。具体的には、話す速さが早い人ほど頭の回転が速い、覚えるときには、例えば英語の場合、少しの単語を少しの期間で多く書くのではなく、多くの単語を長い時間をかけて練習し、少しずつ覚える、聞くときには相手の方に身体を向けて相手の目を見て微笑み、相づちを打つことが大切だとおっしゃいていました。さらに、その話の内容を要約できるとよいともおっしゃっていました。この聞く姿勢は、将来の就職時に有利に働くという話もありました。
 これらの内容を踏まえて、これから気をつけていきたいことがあります。私は日常生活の中で早口で聞き取りにくいと言われることがあります。早口は良いと先生はおっしゃっていましたが、相手に伝わらないと意味がないので、まず相手が聞き取れる速さで相手の目を見て会話をすることができるように心がけていきたいです。また、私は高校2年生の時にある、カナダ修学旅行までには、しっかりと英語を理解し、会話が出来るようになっていたいです。そのためにも、この講演で学んだ聞く姿勢をしっかりと身につけていき、単語や英文をこつこつと練習し、覚えて、相手の目を見ながらカナダの人達と英語で会話することができるようにしたいです。今回の講演で学んだことを思い出しながら齋藤先生の本をもう一度読んでみたいです。



2組

 私は、斎藤孝先生の講話があると初めて耳にした時に、テレビなどに出演されている、とても有名な方に話をしていただくなんてすごいなと思って、とてもわくわくしていました。
 斎藤孝先生は、まず最初に「聞く」ということについて話して下さいました。「聞く」と言えることは、相手の話を要約することができるということだとおっしゃっていました。私もその位話をよく聞けるようになったら、聞き逃しもないと思うので、集中して人の話を聞こうと思いました。
 次に「考えて行動する」ことを教えて下さいました。言われてから行動するのは、相手もよい気分にならない。自分からやりますと思える人に仕事を頼みたいと先生はおっしゃっていました。私はまだ職場で活動するような年齢ではないけれど、自分で考えて行動する機会は、部活動や係活動など様々な機会があると思いました。話を聞いただけでなく、実践をしていきたいと思いました。
 最後に話すことについて教えて下さいました。「意見があっても、話さなければ、何も意見がない人と同じ」とおっしゃっていて、私はドキッとしました。私は、意見を言えていないことがあるからです。これから、私は他人の意見に対してもよく考え、自分の意見も積極的に取り組んでいける人になれるように頑張ろうと思いました。
 私はすべての話を聞き終えて、まずしっかりと話を聞かないと、考えることも話すこともできないと思うし、パッと反応して行動することもできないと思いました。私は、色々なことが、素早く、正確にできて、仕事などでたくさん頼られ、信頼してもらえる人になりたいです。このお話を聞いて、私が大きく成長するためのきっかけにしていきたいと思いました。
  


3組

 私は、今回齋藤先生の講話を聞いてコミュニケーションは大人になっても大事な事であり、また人と関わりがもてる大切な力であることに気づきました。コミュニケーションを身につけるためには自分から積極的に話しかけていく勇気が必要だということです。
 そのためにまずは、学校など身近な場所から自分の意見を発表したりしたいです。学校は、練習の場であり、間違えてもそこできちんと覚えればいいので発表するときには恥ずかしがらず堂々と自信を持って発言したいと思います。人の話を聞くときには、姿勢を正し、耳ではなく、体で聞き、話している人の方に自然と体が向けられるように努力したいと思います。
 齋藤先生の講話を聞いてもう一つ心に残った言葉があります。それは、"質量転換"です。質量転換を調べてみると、『量が多くなれば質も変わる』と書かれてありました。考えてみると私たちにとって量は勉強です。つまり、勉強を多くするほどそのうち心もたくましくなり、一度決めた事は最後まで貫き通すという初志貫徹が身につくのだと思いました。しかし、今の私達では大変なことなので今は量をしっかりとやりたいです。
 今回、齋藤先生の講話を聞いてコミュニケーションが今後、生きていく上で役に立つ手段であることにも気づきました。私も自然体で体が動き、常に注意深くたくさんの意識を持って相手と接することが出来るようになりたいです。
 


4組

 私は齋藤孝先生の講演会をお聞きして、いろいろなことを学べました。まず一に相手の気持ちを思いやる心を持つことです。話をしている人の方に体を向ける。これはあたりまえのことだと思っていました。しかし私は首だけを動かしていたのです。齋藤孝先生は、体ごと動かしましょうとおっしゃっていました。体ごと動かせば、相手を真正面から見ることができるので、相手が話している内容が、耳に入りやすくなると私は思います。
 二に早く簡潔に言葉を言うことです。必要なことを要約し、二分でも三分でも早く話を終わらせることが出来れば、相手も自分も時間の無駄が無くせます。要約する力を今後少しずつ身につけていきたいと思っています。
 三に相手の話をよく聞くことです。齋藤孝先生がおっしゃっていたように、相手の話を聞いた後、それを要約して他の相手に伝えられなければ、相手の話をしっかり聞いたことにはなりません。逆に伝えることが出来れば、相手の話をしっかり聞いたことになります。私は今まで以上に相手の話をしっかりと聞いて、すらすらと要約できるようにし、授業に役立てたいと思っています。
 最後、四に江戸川学園取手中学校の先生の素晴らしさです。東京大学に行き、現在明治大学の教授である齋藤孝先生と全く同じことを江戸川学園取手中学校の先生もおっしゃっていたのです。こんなに素晴らしい先生がたくさん集まっているこの江戸川学園取手中学校で、中高六年間を、がんばっていこうと私は思っています。
 


5組

 日本の著名な教育学者である齋藤孝先生、僕はこの講話がとても楽しみでした。齋藤先生は講話の初めに「最後に三人選んで講話の内容を発表させる」とおっしゃいました。そうすると会場の雰囲気がいきなり変わり、皆メモをとり始めました。僕はこの時点で既にとても感心しました。それは講話を聞くことを義務化することによって話に対する集中力高めさせる、すごい技術だからです。
 また齋藤先生は速く喋るということは頭の回転が速いということであるとおっしゃいました。物事を手際よくこなせるようになると時間に余裕ができ、焦ることがなくなります。その結果、人に対しても落ち着いて接することができるようになり、そして優しくできるようになるのです。
 さらに人の話を聞くということについて、「目を見る、微笑む、相づちをうつ」といった反応をしっかりとするようにとおっしゃいました。僕も発表をしている時にまったく無反応でいられると、とても不快になるので本当にその通りだと思いました。
 この他にも意識を増やすこと、自信を持つことなど、様々なテクニックを話して下さいました。その中で僕が一番必要だと感じたのは「見通しを立てる」ということです。今まで僕はやるべきことがどれくらいあるのかわからず、とても苦労してきました。しかし見通しをたてることによって課題の量が把握でき、それに伴って勉強もスムーズにできるようになるのです。確かにそうなれば努力を苦痛に感じることなく、淡々とこなすことができ、無駄な神経や労力を使わなくて済むようになるはずです。
 僕は今回の講演をお聴きし、齋藤先生がおっしゃったことを必ず実行、活用し、さらに応用もして自分の未来に繋げていこうと決意しました。
 


6組

 齋藤孝先生が江戸取で講演をして下さると聞いた時、とても驚きました。テレビに出ているような著名な方が学校に来るとは思ってもみなかったことだからです。私は当日、難しい話をされるのではないかと少し不安でした。でもいざ聞いてみると、とても面白く、わかりやすくお話ししていただきました。
 心に残ったことはいくつもありますが、二つにしぼって書きたいと思います。
 まず一つ目は、「話を聞くということは、自分でその話を要約して話せるということ」という言葉です。きちんと聞いた話は、直後に「どんな話だった?」と聞かれても、すぐに話すことができます。しかし、ボーッと聞いた話は人に話すと、よくわからない話になってしまうことがあります。自分ではきちんと聞いたと思っていたのに、と思ったら、自分が話をきちんと聞けていなかったのではないかと疑うべきだと思いました。
 次に二つ目は、「一番悲しいことは、誰にも信頼されないことだ」という言葉です。確かに信頼はかけがえのないものです。信頼されるためには、気配りコミュニケーションをする。何かできることはありませんかと声をかける。大変なことですが、大切なことです。これやって、と言われたら、返事をしてすぐに取りかかれば信頼されます。やってと言われてやらなかったら、信頼されないどころか逆効果です。この人は嘘つきだと、信頼されなくなってしまうと思います。信頼されれば沢山の仕事がきます。今の日本の社会で仕事が来るというのは素晴らしいことです。
 齋藤孝先生にお話ししていただいたことを生かし、学校生活、そして社会で生かしていきたいです。そのためにまず身近なことからチャレンジしていきたいです。
   


7組

 僕は、齋藤孝先生の講話をお聴きし、とても楽しく、わかりやすい講話だと思いました。全員で音読をしたり、例えを出したりと、とても楽しかったです。こんな楽しい講話の仕方もあるんだなと感心しました。自分もこのような講話ができるようになりたいと思いました。こう思う事ができたのも江戸取に入学できたからです。このような機会は、まだまだ一杯あるので、自分の力に取り込んでいきたいです。
 今回の講話のテーマは「日本語力とコミュニケーション力」でした。この講話で、いろいろな事を学びました。一つ目に意識の大切さを教えてくださいました。社会に出た時に、周りをよく見るという意識が大切だそうです。だから、今から周りをよく見て、利他の心を持ち行動していきたいです。二つ目に、人の話を聞くときの大切な事を教えてくださいました。人の話を聞くときには、目を見る、微笑む、うなずく、相づちを打つ、の4つの事だそうです。自分は目を見るという事は、だいたい行えていましたが、微笑む、うなずく、相づちを打つことをあまり行えていなかったと思いました。だから、これからはできていなかった三つを意識して行い、意識しなくても行う事ができるよう努力していきたいです。他にも、質量転化や反復練習の大切さなども教えて下さいました。
 今回学べた事をしっかりと身に付けて、将来役立てていきたいです。
   


8組

 僕は齋藤孝先生のお話を聞いてコミュニケーション能力はとても重要だと感じました。会場が一体となるような講演会で、齋藤先生はホールの人全員とコミュニケーションをとっているように感じました。
 とても面白い講話でしたが、齋藤先生は途中で「のろのろ話をする人とは仕事をしたくない」とおっしゃっていたのを聞いて、僕ははっとしました。今までゆっくりのろのろ勉強をしていたからです。 また、はきはきと声を大きく出すことが大切という話から、配布されていたプリントの物語を口の形に注意して読んだり、早口で読んだりと様々な読解方法をしました。
 僕は「声に出して読みたい日本語」という齋藤孝先生の書いた本を持っています。 もう合計で4,5回声に出して読んでいます。それでも自分ひとりで声に出して読んだときと違っていたのは読み方、すなわち、感情を込めることです。今度「くもの糸」を読むときは、カンダタの「降りろ!降りろ!」という台詞でもっと怒りを込めて読んでみようと思います。声に出すことの大切さをそこで感じました。
 そして体を使う事もコミュニケーションの一つです。外国人はよく身振り手振りを使います。 将来外国で仕事する時も、やはり会話が弾むと友情関係を深めることにもつながると思うので手振り身振りを交えてはきはきと話をしていきたいです。