中等部1年生は、4月17日〜19日(2泊3日)で箱根高原ホテルにて研修旅行に行って参りました。この研修は、江戸取生としての「基本的生活習慣」を身につける為の第一歩となるものであり、「規律ある進学校」の生徒として、お互い寝食を共にすることによって、その基盤を体得していくことを目的として実施いたしました。

 挨拶の徹底・時間厳守・江戸取生としての自覚を深めるという大きな目標をはじめ、朝読書・自修学習、クラス対抗マッチという実践を通し、江戸取生の生活を凝縮して体験して参りました。28期生326名欠席なしで出発し、初日は校長先生・副校長先生の講話後、ウォーキングを実施しました。2日目は、6時15分からの朝礼でスタートし、朝読書、LHR、自修学習の後にクラスマッチ、そして夕食後再び130分の自修学習、3日目も朝礼から始まり、朝読書、学年部長講話の後、ホテルを出発して、生命の星地球博物館を見学して帰って参りました。

 1つ目の目的は「挨拶と時間厳守」でした。挨拶は団体生活をする上で基本であることや、挨拶することの意義を知り、実践することの大切さを学びました。時間厳守では5分前集合を実践することで心にゆとりを持って行動することができました。2つ目の目的である「朝の読書習慣を身に付ける」では、早寝早起きの基本的生活習慣のスタートを切ることができたと思います。3つ目の目的「自修学習の習得」 では、130分(2回)、100分の自学習の時間に主体的に取り組みました。4つ目の目的は「切磋琢磨できる友人関係の構築」でした。クラス活動やクラスマッチを通して、お互いに相手をよく知り、相手の気持ちに立って行動することの大切さを学びました。  5つ目の目的である「本校生としての自覚を深める」においては、校長先生と副校長先生の講話、生徒指導部長の講話、学年部長の講話、担任によるLHRがそれぞれ60分間実施され、基本的な生活習慣の身に付け方、学校生活の心構え、そして心豊かなリーダーとなるための具体的なアドバイス等を受け、「規律ある進学校」の生徒としての自覚が深まったことと思います。

 一つ一つの教えを純真な気持ちで受け止め、本気で自分を変えようと努力している姿に感動させられることが多々ありました。

 生徒の感想を以下にまとめました。
 

 


 




研修旅行を通して


●江戸取生になれたこと、毎日健康で過ごせていること、全てに感謝したいです。私の将来の夢は医師になることですが、医師として患者さんに信頼をおいてもらうには、日常の五心を欠いてはいけません。この5つの心を常に持ち、江戸取生として1日1日、夢に向かって過ごしたいと思います。そして、志望する大学へ進学し、信頼をしていただける立派な医師になるために努力します。(1−1)

●自立をすることの大切さを僕は研修旅行を通して感じることができました。自立とは自らですべての管理をできるようになることだと思いました。その自立を風呂や寝る時に準備したり、みんなで団結することでできた気がします。(1−2)

●僕は、家に帰ってから「星の王子様」を探して読んでみました。僕は「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは目に見えないんだよ。」という言葉に深く共感の気持ちを持ちました。僕は考えてみました。確かに「命」「優しさ」「友情」などは目に見えません。もっと考えてみると、校訓の「努力」「誠実」「謙虚」もそのこと自体は目に見えません。今までいったものは、全部、見えるものではなく行動や言動に表れるものです。僕は、そのことを感じながら、学校生活を過ごしていきたいです。(1−3)

●たくさんのことを学んだ2泊3日でした。初日と最終日では心構えがまったく異なっていました。今まで甘えていた自分が恥ずかしく思う部分もありました。僕が今後一番意識したいことは、江戸取生として自覚を持ち、悪い言葉を遣わないようにするということです。小学校時代はたくさん悪い言葉を遣っていました、「君、さん付け」も殆どしていませんでした。しかし、もうそんな小学校の緩い生活も終わり、制服を着て登校するようになり、どこから見ても江戸取生とはっきり分かる格好になったので、丁寧に今までの先輩達が保ってきた伝統を受け継ぎ、保っていきたいと思います。江戸取生という誇りを持ってこれからも、いろいろな面で頑張りたいと思います。(1−4)

●私は副校長先生の講話の中の「パッション(情熱)」、「ミッション(使命)」、「ハイテンション(緊張感)」という3つの言葉が強く印象に残りました。それぞれ違う意味でありながら、どれも志を貫き、目標を達成させる上で必要なものという点で共通点があると感じました。(1−5)

●研修旅行は成長する場です。特別な所でするということに意味があります。特別な所なので、特別な成長をしました。大切なのは、家に帰ってからです。特別な所から日常に戻ったときに、研修旅行と同じようにできるかが大切です。毎日成長し続けるのと、毎日後退し続けるのとでは最終的に大きな差がつきます。昨日より今日、今日より明日の法が成長しているという心構えが大切だと思っています。(1−6)

●江戸取生として規律を守っていこうと思います。小学生のときには気にしませんでしたが、電車などでお年寄りの方に席を譲ってあげたいです。落ちているゴミなどは拾って後で捨ててあげるといいかなと思いました。後で電車を使う人が気持ちよく利用できるようにがんばります。勉強が(したくとも)できない人も世界にはたくさんいるということを考えて勉強していき、その人達のために周りの環境を整えて、知識を活用していったりしてもいいなと思いました。やはり、そのためにも、まずは江戸取生として規律を守り、利他の心を持ち、人格を磨いていろいろなことを学んでいきたいと思います。(1−7)

●私は副校長先生のお話の中で「日常の五心」というものがとても心に残り、その中でも「奉仕の心」というものを私はあまり持っていないのではないかと思いました。私は少し怠け者で、人のために働くことが好きではありませんでした。しかしこのお話を聞き、人のために働くということはとても素晴らしいことだと思いました。私は早くこの「奉仕」を実践したいと思い、研修旅行では自分たちのだけでなく先生方の食器の後片付けを進んで行なうようにしました。前までの私なら「手が汚れるから嫌だな」と思っていたと思います。そして最終日の朝食の後片付けのときに副校長先生から「三日間、ありがとう」といわれ、とても嬉しく思いました。何かをして「ありがとう」と言われることがとても励みになると身をもって知ることができました。(1−8)
 









挨拶と時間厳守


●校門での一礼が、単なる形式ではなくて、自らに語りかけるようにするということを知りました。この研修旅行で一番学べたことは挨拶と時間厳守です。この間、道を歩いていたら近所の方がいて自然と自分から挨拶をしていたことに、何よりも自分が驚きました。とても充実した研修旅行になりうれしいです。(1−1)

●挨拶の話を聞いていて、「大事なのは礼法における形ではなく心」と言う部分にとても感動しました。心を込めて言わないと、意味がないと思いました。なのでこれからは先生の話の中にもあったように、相手の目を見て、お辞儀をして、笑顔で丁寧に心を込めて挨拶できるように頑張りたいです。(1−2)

●中でも挨拶は、頑張りたいと思っています。挨拶はやはり大人になってからも、とても大切なことだと思うので、しっかりと今のうちから習慣づけておきたいと思っています。学んだことを生かして行動したいです。(1−3)

●挨拶ですが、きちんと相手に行うべきものだと分かりました。小学校時代は近所の方と会っても会釈程度でしたが、これからは状況に応じた正しい挨拶をするよう心がけます。江戸取に入学してからは朝6時に起きるようになりました。すると前よりも頭がすっきりし、学校の授業内容もよく理解できるようになりました。近所の人に対しても挨拶をすると笑顔で返ってきます。朝早く活動している人はみな生き生きとした挨拶をしてくれるような気がします。時間厳守に関しては班同士の連携が取れたと思います。朝もみんなで起こし合い、遅刻は一回もありませんでした。時間を守ることで集団生活がスムーズになることも実感できました。(1−4)

●挨拶ははじめてあった人にも尊敬や信頼を表すことができる、とても簡単な一言だと思います。研修旅行では私達を三日間、快適に過ごさせてくださったホテルの方々、私達のためにおいしい料理を作ってくださった方々、安全に目的地まで私達を送迎してくださったバスの運転手さん、バスガイドさんなど本当にたくさんの方にお世話になりました。その時にたった一言で感謝の気持ちや尊敬の気持ちを表せる挨拶はとてもすばらしいと思いました。(1−5)

●私は小学生の時は挨拶は自分からすることはほとんどなかったし、いつも声が小さく、先生にも「もう少し大きな声ではっきりと挨拶をして下さい」と言われてばかりいました。しかし、小学生の間は挨拶の声の小ささは直りませんでした。それを引きずったまま中学校に上がってしまいましたが、たった二泊三日の短い研修旅行の間で、何年かけてもできなかった、自分から大きな声で、心を込めて挨拶をするということができるようになり、校長先生はじめ多くの先生方に感謝しています。(1−6)

●研修旅行では五分前行動が徹底されていました。これは時間に遅れてしまうと、ただ相手に迷惑をかけるだけでなく、相手の時間を遅れた分だけ奪ってしまうことになります。これからも五分前行動を徹底し、相手に迷惑をかからないようにしたいです。
 挨拶は自分がやることによって、心が豊かになったり、周りで見ている人に良い印象を与えたりするので、私は挨拶が返ってこなくても、いつでも笑顔で挨拶のできる人になりたいと思います。(1−7)

●挨拶は人のことを幸せにできると聞いたとき、私も挨拶をされて気持ちよかったことを思い出しました。これから挨拶をするときは積極的にしていこうと思いました。
 時間厳守については私のこれからの課題だと思います。私はよく時間ギリギリにあわてて準備することがあります。今までそこを直していかなければならないと思っていましたが、なかなかなおりませんでした。しかし今回の研修旅行で前よりも時間ギリギリに行動するということがなくなってきました。
 これは挨拶でも同じで前までは恥ずかしくて挨拶をしなかったことが多々ありましたが、今回の研修旅行で自然と挨拶する習慣が身についたと思います。(1−8)
 
 


 


 


朝の読書習慣を身に付ける


●読書習慣を身につけることについては研修旅行中の読書の時間や空き時間を使って『下町ロケット』を読破しました。経済や中小企業の実情について理解も関心もなかった私に、興味と知識をもたらしてくれました。読書はたくさんのことを発見できるので、この習慣は定着させていきたいと思います。(1−1)

●読書をたくさんするということは色々な発見ができます。だから私は、校長先生が「たくさん本を読みましょう。」とおっしゃるのだと思います。「朝読書をしましょう。」を含めた研修旅行の実践項目は心豊かなリーダーになる、心を鍛えるための形として大切なことではないかと、校長先生の講話をお聴きして思いました。(1−2)

●学校に行く前の5分や10分を使って暗記や苦手科目のちょっとした予習をしたり、電車の中での読書、学校から帰ってきて休憩する前の授業ノートの見直しをしたりなど時間を大切にしたいです。そして、「下学して上達す」の通りに、朝のちょっとした時間や夜の寝る直前などを活用していきたいです。(1−3)

●研修旅行の朝読書も有意義な時間の一つでした。全員が姿勢を正し、落ち着いた雰囲気で緊張感もあり、内容にのめり込みました。私は読書をすることがとても好きです。小学校の時は読書の時間が10分しかありませんでした。正直ものたりないと感じていました。江戸取には「朝読書」があると聞いたときはとてもうれしかったです。大好きな本がたくさん読めるからです。朝読書は、一日を有効に使うことができ、習慣を身につけることで、たくさんの良いことが得られます。これからも、8時登校を目指し、朝読書で心を落ち着かせ、少しでも長く集中して、勉強に取り組めるようになればいいなと思いました。(1−4)

●江戸取生の一日は基本的には勉強と部活動と読書だとこの研修旅行を通して感じました。朝読書については最初は、ただ単に自分の読みたい本を読めばいいと思っていましたが、必読書を読んでみて、以前よりも自分の中の想像力が膨らんだと思います。また本を読むスピードも上がったような気がします。(1−5)

●僕は少しずつ本を読み続けようと考えています。一週間に1冊のペースでも必読図書の20冊は一年以内に読み終えることができます。朝読書の時間を利用して、読書を続けていこうと思います。(1−6)

●本を読む。それは校長先生もおっしゃっていたように、本は知の泉であり、心の栄養です。本を読めば、それだけ知識が広がるということです。私は自分でも本を読むのが好きだったので、このことを知ったときは、とてもうれしい気持ちでした。本当のことは目で見るものではなく、心で見るもの。私は6年間、本をたくさん読んで、心で見て知識をたくさんつけていきたいです。(1−7)

●他人のために働いたり社会に貢献することはとてもすばらしいことだと思うのです。僕はそのために勉強をします。又、江戸取で生活するにあたって「授業が一番、朝が一番」というモットーを忘れないようにしたいと思います。他の学校に行った僕の友達でもう塾に入っている人がいて、自分も入らなければならないのかと不安になっていましたが、貝森先生のお話から授業を大切にして、朝も早くから読書や学習に取り組んで塾に行く必要がないようにしたいです。毎日少しでも積み重ねていけば読書がたくさんできると思います。そうして心に栄養を与えていきたいと思います。(1−8)


 

 


 




自修学習の習得


●勉強というのは将来、人のためや自分のために勉強するのだとわかりました。それに勉強ができる幸せについても教えていただきました。もし世界が100人だったら、その中の1人しから大学に行けない、ということが分かりました。僕は勉強ができるという幸せな環境で暮らしていることが身にしみるほどわかりました。たくさん勉強をして上の大学を目指します。(1−1)

●身近なことの実践を積み重ねることで自信が出てくると聞きましたので、まず毎日勉強をするということを実践して自信を付けて、夢をかなえるようにしたいです。休日には4.5時間を越えるように計画し、勉強したいです。(1−2)

●今までの小学校生活の家での生活を直していくために、自分の生活や勉強面での甘さをコントロールして、きちんとやるべきことをちゃんとできる人になりたいと思いました。きちんと努力して勉強がもっとできるようになりたいと思いました。(1−3)

●「高い目標を持つこと、目標を下げないこと」を学びました。もう少しで手の届くところに目標を立てたら、あまり努力をしないと思います。しかし、高いところに目標を立てると、すごく頑張ることができると思うので、私は高い目標を作りたいです。目標を達成するには、計画を立てます。無理をしすぎたらいけませんが、ぜんぜん辛くなくても駄目です。少し自分の限界よりも多く、勉強してみようと思います。自学修の時間に何をするのか事前に計画を立てましたが、計画を立てることでやる気も出てきました。行く前はかなり時間があると思いましたが、いざやってみるとあっという間に時間が過ぎました。それだけ集中できたのだと思います。(1−4)

●校長先生の講話の中では「切磋琢磨」という言葉が何回も出てきました。勉強は一人だけでは力を伸ばしていけないということです。周りの良き仲間と一生懸命勉強して力をつけていくことが大切だということもおっしゃっていました。研修旅行では長い時間クラスの友達と一緒に自学習できてよかったと思います。友達と戦うのではなく、「一緒に勉強する」ことで、今までになかった力が身につきました。途中で諦めないことで精神面も強くなりました。(1−5)

●私は小4から本格的な受験勉強を始めましたが、江戸取ともう一校しか合格しませんでした。大学受験の厳しさは、中学受験よりもっと厳しいことを研修旅行で理解できました。周りを見ると真剣に勉強している友達がいて、そのことが実感できたのです。私の希望は医学部に進むことです。中学受験で味わった後悔を大学受験では味わいたくないので、「今」を大切にしていこうと思っています。(1−6)

●習慣化させたいことがあります。それは姿勢です。姿勢の中でも「立腰」姿勢を見に染みこませたいです。たくさんのメリットがあり、結果、成績が上がるというお話をしていただいたので、身体に負担がかからない姿勢によって、成績が更に上がるように頑張りたいです。成績面では勉強を頑張りたいです。大学への進学率が素晴らしい江戸取に入ったからには、絶対に大学に入りたいと思います。そのためには、日々の積み重ねが重要になってきます。日々の授業の予習・復習を頑張って入りたい大学に入れるように努力していきたいと思います。(1−7)

●僕は小学生のとき、塾の勉強を先生に教えてもらって学んできましたが、勉強したのは出された宿題だけをやるだけで自分で復習する機会はとても少なかったです。そのせいで小学生の時はただ勉強をこなしているだけでした。今回の研修旅行では疲れていたにも関わらず夜の学習で長い時間勉強ができました。自分で「今日はここまでやろう」と決めて学習したからだと思います。これから中学校の勉強は難しくなってくると思うので、積極的に取り組んでいきたいと思いました。(1−8)
 









切磋琢磨できる友人関係の構築


●僕が今できることは、人に嘘をつかず、真心をこめて友達に接し、絶えず先生や友達から学ぼうとすることです。そして、今すぐ目の前にある課題に一生懸命取り組むことです。僕は、この3日間で少しずつですが、今までの自分から変化し始めていると思います。これからは友達をたくさん作り、いろんな影響を受け切磋琢磨していろんなことにチャレンジしたいです。(1−1)

●お互いに支え合い、相手にマイナスを与えないようにすることによって、お互いに助け、助けられながら目標に向かっていくのだと思います。このような同志がいるからこそ、一人では困難な高い目標も達成できるのだと思います。だから僕はこれから6年間共に過ごす仲間達を大切にして、お互いに高め合っていきたいと思います。(1−2)

●何事においても「心」を込めて行動するようにしていきたい。今回の研修旅行の団体生活を通して、それぞれのクラスメイトをよく知ることができ、相手の気持ちを考えて行動しなければならないことが分かりました。(1−3)

●研修旅行で、「切磋琢磨できる友人関係の構築」というのをお聞きして、僕は驚きました。最初はライバルだと思っていたのが仲間と聞いて安心しました。わからないところは教えあったり、考えあったりすることはとても大切です。相手を蹴落としても自分が上がるわけではないのです。学んだことを頑張っていきたいと思います。そして、相手の気持ちになって行動し、お互いを高め合うことができる友人を作れるようにしたいです。これから、学校に戻ったら、積極的に声をかけていきたいと思います。学校生活が楽しみなりました。(1−4)

●どんなに勉強ができる人であっても人格が悪ければ人に好かれません。たとえ勉強ができなくても人格のよい人の方が好かれると思います。研修旅行で学んだ「人格を磨く」ということを江戸取での生活の中で実践し、将来、規律を身につけた人として自分に誇りを持てる人生を送りたいと思います。そのためにも友人と切磋琢磨し、よりよい人間関係を作っていきたいと思います。(1−5)

●研修旅行では、「切磋琢磨できる人を増やせば、その分だけ誰もが自分を磨くことができ、いくらでも輝きを増すものだ」ということを学びました。そのことで、僕は、「人間性というものは磨くことでいくらでも輝かせることができる、自分もいくらでも輝けるのだ」という自信を持つことができました。(1−6)

●まだ私には競い合える友達がいないので、まずは見つけて努力していきたいと思います。そうすれば、自然と勉強をするようになり、学力がつき、部活で競い合う人ができれば体力もつき、学校生活を楽しく送ることができると思います。今でも十分充実した生活を送っているのではないかと思いますが、さらに楽しく、充実して、最後に「江戸取に入ってよかった」と思えるような6年間にしていきたいです。(1−7)

●私は将来医師になりたいと思っています。小さい頃病弱だったので週に一度は病院に行っていました。だから週に一度は医師に会い、言いようのない安心感に包まれて、幼いながらにずっと憧れを抱き続け、医師を目指すようになりました。江戸取には私と同じ目標を持った友達がいっぱいいます。研修旅行中もちょっと体力的にしんどくなっても友達の頑張っている姿に支えられました。切磋琢磨できる友人をたくさん作っていけるのがとても嬉しいです。(1−8)









本校生としての自覚を深める


●副校長先生の講話から「礼節」について学ばせていただきました。礼節の「礼」は相手を尊敬し、自分を謙遜し、行いを丁寧にすることで、「節」は場合に応じて自分の行動ができるようにわきまえる事です。「礼節」を身につけ、早く一人前の江戸取生になれるようにがんばりたいです。(1−1)

●先生の講話では「自分は江戸取生なんだ。」ということをもう一度強く意識しました。なぜそのように思ったかというと、「江戸取魂」とおっしゃったからです。「江戸取魂」と堂々と人に言えるのは、江戸川学園取手中学校の生徒であること、そしてあきらめずに努力するからこそ言えることだと思います。(1−2)

●私が強く印象に残ったことは、「日常の五心」です。私は普段「感謝の心」を持てていると思いますが、その他四つの心はまだきちんと習得し切れていないなと思いました。特に私にとてもかけているのなと思ったことは「芳志の心」です。私は、自主的に行動は出来ますが、年上の人や他人に対して尊敬の上を見せることがなかなかできていません。なので、私は自分に足りない他人や年上の人を敬えるような心を持てるようにしたいです。(1−3)

●人の気持ちを考えられることが大切だと思います。自分の意見だけではなく、他人の意見も尊重できるようになりたいです。友達に信頼される人間になります。江戸取の伝統は、今までの先輩たちが私たちに受け継いでくれたものです。それを、私たちは次の人たちにきちんと受け継ぐことができるように、自分がされて嫌なことは人にしないで、人の悪口を言わず、誰とでも平等に仲良くすることができる人になりたいです。そのことを研修旅行での校長先生の講話を聞いて、すごく強く学ぶことができました。 戻ってからが大切であるとお聞きしましたが、その通りだと思います。行動に移せて初めて身についたと言えるのだと思います。(1−4)

●江戸取は進学校ですが、大学に進学するための勉強だけではなく、生きていく上で必要な礼儀についても学ぶことができます。礼儀は形で終わるのではなく心こそが大事です。僕は今まで形だけにこだわっていたと思います。しかし、心が抜けているのは相手にとってむしろ無礼であるということにこの研修旅行を通して気づきました。(1−5)

●誠実であればリーダーになれる、謙虚であれば人に好かれて信頼される、努力をしていれば夢が叶う。私はそう信じてこれからの六年間江戸川学園取手中学校・高等学校と進んで、仲間と共に切磋琢磨していきたいです。校歌を歌うときには全力で集中して、歌詞の意味をよく理解して歌いたいと思っています。(1−6)

●「日常の五心」の中で大事だと思ったのは「感謝の心」です。私が江戸取に入ることができたのは今まで育ててくれた両親や勉強を教えて下さった塾や学校の先生、応援してくれた友達のおかげだと思うからです。「人は一人では生きられない」という言葉があるように、人は周りの人の支えがなければ、夢や目標を達成することができないので、人から何かものを頂いた時、助けてくれた時は「ありがとう」と伝える事ができるようにしたいです。そして私も人から感謝されるような人になれるように、人の役に立つ仕事や行動をしていきたいと思いました。(1−7)

●僕たち中等部1年生はまだ江戸川学園取手中学校で挨拶や礼儀、作法などがまだほとんど身についていませんでした。そんな僕たちのために今回研修旅行に連れて行って下さることになり、そこで江戸川学園取手中学校の生徒としてのマナーなどを学ばせてもらう機会をいただきました。日程を見たとき、全てをこなしていけるか不安もありましたが、校長先生がお話してくださった、研修旅行の意義、つまり「形を作り、それと同時に心を磨いて江戸取の生徒としての自覚とマナーを見つける」というお話をお聞きして今回の研修旅行の目的をしっかりと自覚して参加することができました。(1−8)