私は高一の頃、団長に憧れ、団長になりたいと思ってきました。しかし、いざ高三になってみると、そのような思いも、受験勉強をしなければいけないという焦りで揺らぐことがありました。悩んだ末、今まで先輩達に体育祭を通して多くの思い出を作ってもらったことを思い出し、「次は自分が後輩に思い出を与えることで、先輩から受け継いだものが伝わる」と考え、団長になることを決意しました。結果は、逆に自分が一生忘れられない三週間の思い出をもらいました。
三週間毎日、学校に来て音源を持っていくと、団員達が既に第一体育館の裏で自分を待っていました。その光景が今となっては幸せに感じます。一人一人の顔を思い浮かべながら応援の隊形を考えているうちに日が昇ってしまったり、家に帰って気付いたら床の上で寝ていたり、大変な日もありました。でも皆に笑顔があったから、どんなことがあっても次の日も音源を持って練習場に行けました。
高三にはチア部もダンス同好会の人もおらず、何もわからない中、黄団が発足して二週間ほど経ったある日突然、一体感が生まれたのを感じました。そこから黄団の団結力はますます強くなり、応援にはどこにも負けない自信がみなぎっていました。体育祭当日は一競技一競技、がむしゃらに取り組み、応援席は大いに盛り上がりました。学年という枠を越え、一致団結した黄団がそこにありました。昼休みには黄色応援団で集まり、写真を撮ったり、最後の微調整をしました。そしてついに三週間かけて作り上げた応援披露。背後から聞こえてくる声にはこの上ない一体感があり、思わず涙が落ちました。応援披露のコメントでは、団員に思いを素直に伝えようとしましたが、「ありがとう」しか見つかりませんでした。しかし、その言葉が一番適切だったと思います。体育祭の庶務を行ってくださった先生方、睡眠時間を削って応援の準備をしてくれた高三、一緒に何十回もダンスを踊ってくれた後輩達、皆に心から感謝しています。
体育祭が終わって、「先輩に憧れて団長になりたいと思いました」と言ってくれる後輩達がいました。その時、自分は先輩からの伝統を後輩に伝えられたと感じました。来年、再来年は彼らに江戸取体育祭を引っ張っていってもらいたいと思います。
今回の体育祭は大切なものを得たと同時に仲間のつながりを強く感じました。団長と同クラスと言う事もあり、紫峰館と両立させながら仲間と振り付けなどを考え、さらに時間が経つにつれて黄色応援団が一つになっていくのを間近で感じることが出来ました。練習開始当初はまだ3週間あるというのがメンバーの口ぐせでしたが、この期間はとても充実していて絶対に忘れられません。時には3年同士で意見の食い違いやマンネリ感が出て来たり、他の組の様子を見ていてこれは優勝出来ないと嘆いたりすることもありましたが、体育祭の本当の意味を気付いた時、それは消え去りました。それは「楽しんでやる!!」という単純明快なものです。しかしこの心を取り戻せた事でもう一度団結しようと奮起出来ましたし結果的に2つの2位を獲得して最高の締めくくりでした。
僕は団長でも副団長でもなくただのメンバーでしたが、大きな感動を味わいました。それは初期から練習したからではなく必死に取り組めた証拠だと思います。1、2年生も多くの人が団長の言葉で泣いていて、これが体育祭だと思いました。さらにリレーで残念な結果でも仲間は労いの言葉をかけてくれた時は本当に最高の仲間だと改めて感じました。
どんなにバラバラであったとしても、最後は「黄団」として最高な形にまとまったのは1人1人の努力と楽しむ気持ちが1つになったからです。この体育祭は僕の人生において大切なものとなり、同時に1、2年生には今後も最高の行事にしてもらいたいです。
今年の体育祭はとても悔しいものでした。
私はロープジャンピングに参加しました。私のクラスでは女子がかなり多く、体力的に他クラスよりもかなり不利だということもあり、2週間以上みっちり、課外の合間を縫って練習しました。休日も練習しました。始めは40がやっとだった回数もみるみるうちに伸びていきました。前日には160回に届きました。ついに迎えた本番は無我夢中で、前半は好ペースで進みました。しかしのこり20秒になって一回も飛べなくなり、結局そのまま飛べず108回どまりでした。あとで聞くとせーのの合図が聞こえなかったということで、何とも言えない気持ちになりました。
ロープジャンピングは2位で、結果を聞いてからはみんな涙を流しました。本気で挑んだからこそ、及ばなかった時の本当の悔しさを味わえたのだと思います。それは、今後ともに宝物となるような感情です。
また、記憶に残る競技は、やはりクラス対抗リレーです。私は応援に回って見ていました。一走と二走の間で、衝突があって(そのように見えたのですが)、バトンが落ちてしまったのです。その後も猛攻の走りが続きましたが、予選突破はなりませんでした。
リレー走者の代表の4人の心境を差し置いておこがましいのですが、彼らはゴールまで希望を持って走っていました。それは4人の走る姿の輝きから一目瞭然でした。本当に格好よかったです。クラスの誇りです。
今年の体育祭はとても悔しいものでしたが、いつまでも忘れられない、誇るべき最高の思い出です。
「結果が全てじゃない」――そのようによく言われるけど、その通りだと思います。もちろん、負け惜しみを言うつもりもなく、赤組の応援披露は最高だったし、競技に置いても赤組全員で頑張っていました。
確かに結果こそ振るわないものだったけど、自分たち赤組が一番盛り上がって、皆で声を出して、体育祭を楽しんだという気がします。赤組の高三生は、部活動に所属している者が多く、練習は十分にできたわけではありません。それでも、体育祭本番でどの組よりも団結して、一つ一つの競技に燃え、自分たちは正に「完全燃焼」しました。競技の後半で、皆声が枯れて体中疲れ切っていても、最後まで全員でまとまって応援に声を出しつづけていました。最終競技のクラス対抗リレーが始まって、エールをしながら泣いている友だちがいて、自分たちが予選敗退した悔しさもあり、最後は皆で泣いてしまいました。今思うと、高三全員が本気で、それぞれに頑張り、だからこそいい思い出になりました。
最後に、苦労しながらも赤組をまとめてくれた団長、不甲斐ない自分たち高三に不満も言わずについて来てくれた後輩たち、そして共に盛り上がり、最後の体育祭を最高のものにしてくれた赤組の皆に感謝したいです。
やっぱり、結果よりも「楽しんだ者が勝ち」で、最後まで皆で盛り上がって大いに楽しんだ自分達赤組が「勝者」です。
「努力と絆は人を裏切らない。」私は今回の体育祭でそう実感しました。私は応援団長として一ヶ月間練習をしてきました。私自身は応援団というものが初めてで、最初は右も左もわからないような状態でした。私一人ではあまりにも無力だと感じていました。しかし、そこには多くの仲間がいて、応援団を支え続けてくれました。その仲間と、時には笑い、時に涙し、時には衝突することもありました。しかし、今はその1つ1つのことが全て、何一つ欠けてはいけないものであったことを感じています。体育祭本番の応援合戦の時、私は踊りながら、笑みがこぼれていました。たくさんの苦難を乗り越えた仲間と共に応援合戦ができることに喜びを感じていました。また、他の色の応援団にも同じようなものが感じられ、とても素晴らしい体育祭だと思いました。応援披露での優勝を取ることができた瞬間、私は本当に応援団をやってよかったと思いました。仲間たちとの努力と絆が、自分をここまで育て上げてくれたのだと思います。あの日流した嬉し涙は一番の思い出です。仲間と流した涙の輝きを私は一生忘れないでしょう。
私はまず体育祭に出られた事に感謝します。私は去年は部活の試合と重なり体育祭に参加出来ませんでした。しかし今年は出ることが出来、応援団にも参加出来て本当に嬉しかったです。高3の体育祭が今までの体育祭の中で一番良い思い出になりました。
私は応援団に参加してどの学年も関係なく団結した事に感動しました。中等部時代はよく応援の事も分からなく、言われるままにやっていましたが、高等部に上がり高3となると中・高で団結する事の大切さが分かりました。少ない時間で応援披露のダンスを考えてくれたダンスリーダーやみんなをまとめてくれた団長や副団長には本当に感謝しています。中等部にも参加してもらうために昼休みなど工夫して説明しに行っていました。私はその光景を見ていただけでしたが、幹部の人達がここまで頑張ったから白組は優勝出来たのだと思います。私自身は本番は踊っているだけで全体像が分からなかったのですが、終わってから白組のダンスはすごかったと言われとても嬉しくなりまた感動しました。無事に終われたというだけで涙が出てきました。そして最後の結果発表で優勝と分かった瞬間に涙が止まりませんでした。こんなに感動して泣いた体育祭は初めてです。私は白組で良かったと思いますし、このメンバーで体育祭を過ごせて良かったです。
今年の体育祭は私たち高三にとっては、最後の体育祭でした。私にとって一番印象に残っているのは、やはり応援団です。白組の応援団の曲は自分の好きな曲ばっかりでした。私自身、部活があったりして応援団の練習に行けるときが少なかったですが、団長やダンスリーダーが中心となり、とてもいい雰囲気で練習していたと思います。
本番では少しだけダンスを間違えてしまいましたが、大きな声を出すことを頑張りました。終わったあと、違う組の子から、白組キレイだったよと言われて嬉しかったです。
結果として、白組は競技全体は三位でしたが、応援披露は一位で、本当に感動しました。二位が呼ばれた瞬間に、まだ一位が呼ばれていないのにも関わらず、白組みんなが喜んで嬉し涙を流している姿はとても印象に残っています。
今年の体育祭は最後の体育祭だったので、何の競技に対しても、高三生はみんな熱が入っていて、とても心に残る思い出となりました。このように学校全体で盛り上がる行事は少ないので、良い思い出となって終われて良かったと思います。
高三生にとってはあとはもう大学受験です。大学受験もみんなで切磋琢磨して、頑張っていけたらいいと思います。ここからは気持ちを切り替えて頑張ります。
今回、白組の副団長をやらせてもらったのですが、私が副団長になりたいと思ったきっかけは二年前の白組団長です。自分もあの団長みたいに皆を引っ張っていきたいと思っていたので、副団長になれてほんとに嬉しかったです。
今年は、昨年よりも色が決定したのが遅く、体育祭まで残り一ヶ月あるかないかでした。そこから、毎日団長やデンスリーダーを中心としてやってきました。朝早くから、昼、そして放課後も下校時間ギリギリまで練習してきました。
そして迎えた体育祭当日。総合優勝は逃してしまったけれども、見事応援賞をとることができました。二位が発表された時に、思わず泣いてしまいました。この一ヶ月、皆を引っ張ってきた幹部、支えてくれた高三、そしてついてきてくれた後輩たち、皆の頑張りを思い出したら、涙がとまりませんでした。練習もあまり人が集まらないときがあり、隊形が不安でしたが、本番でちゃんと決めることができて本当に良かったです。今回、白組が応援賞をとることができたのは、競技中の応援も応援披露の時も、応援団ではない人や中等部生も含めて皆が一つになれたからだと私は思います。だから、この応援賞は白組皆で勝ち取ったものです。
今振り返ってみると、本当にあっというまの一ヶ月でした。もう二度とあのメンバーで踊ることが出来ないと思うと寂しいし残念です。
私は二年前の白組団長に憧れて副団長になりましたが、後輩達の中に三十四期の姿を見て、団長・副団長になりたいと思ってくれる人がいたら嬉しいです。「白組でよかった」「ほんとに楽しかった」と言われるほど嬉しいことはありません。この応援団で築かれたつながりは、体育祭は終わってしまったけれどもなくなりません。
高校三年生になって迎えた体育祭は、クラスみんなで協力して行う最後の学校行事であり、僕たちにとって、とても大きなものでした。僕たち赤組は総合点では、四位と奮いませんでしたが、棒引き、綱引き、騎馬戦では好成績を残すことが出来ました。そんな中、僕が一番印象に残っているのは、ロープジャンピングでした。ロープジャンピングは、跳んだ回数がそのまま総合点に反映されるので、クラス内で力を入れている競技でした。体育の時間にロープジャンピングの練習が始まってから、体育の時間以外でも練習をしていました。最初のうちはあまり飛べていませんでしたが、直前の練習では、百四十八回跳び、学年では優勝候補になり、体育祭での新記録も狙える様になりました。そして本番では、自分たちの番が近づくにつれて、みんなどんどん緊張していきました。いつも通りやれば、優勝出来る実力を持っていました。しかし、いざ始まると、最初の一回目で引っかかり、その後もみんな思うように跳ぶことができず、結果は九十回で、十クラス中五位でした。みんな呆然としていました。体育祭が終わると、先生は「これが本番の怖さだ」とおっしゃっていました。僕はその通りだと思いました。今回の体育祭では、仲間と協力する楽しさ、大切さ、また五組だからこそ学べたことがたくさんありました。いつもとは違う最高の体育祭でした。
こんなにも楽しかった体育祭はありません。
やはり勝ちたかったという思いはありますが、最高に楽しかったしたくさん感動できたので大成功だったと思います。盛り上がりでも団結力でも赤組が一番だったと、自分の中ではそう思っています。赤組でこのメンバーでよかったです。体育祭後団長が胴上げされているのを見て本当にそう思いました。
応援団の練習が始まったのはほんの3週間前です。今までは高3の先輩の指示に従うだけでしたが、実際に私達がその役になってみると、どんなに大変かわかりました。何もないところから曲を選び構成を考え1つのものを作るのは大変なことですが、だからこそやりがいがありました。中心となって構成を考えてくれたダンスリーダーや応援団ではないのに応援団以上に協力し支えてくれた人々、そしてみんなをまとめてひっぱっていってくれた団長、赤組応援団全員の力のおかげだと思います。こんなに素晴らしい体育祭になったのも、みんなが1つになったからだと思います。
体育祭後、私を含め泣いている人がたくさんいました。泣いている理由は、感動と達成感だと思います。高校生活最後の体育祭が最高のものになってよかったです。まさに青春って感じがしました。3年5組も赤組もみんな大好きです。一生の思い出にします。たくさんの感動をありがとうございます。女団長やって本当によかったです。赤組最高!
私は今回の体育祭でダンスリーダー兼女副団長をやりましたが、最後の体育祭でダンスリーダー兼女副団長をやれて本当に幸せでした。皆をまとめるということは想像以上に大変で、つらいことも今まで体育祭の準備をしてきた中でたくさんありましたが、同じ黄色組の大切な仲間たちが助けてくれたり支えてくれたりしたおかげで乗り越えることができました。私は今回の体育祭を終えて、苦しいことを経験した分だけやり遂げたときの達成感や感動は大きくなるということを学ぶことができました。また、私が全くダンスの経験がなく、ダンス未経験者なのにダンスリーダーをやってこれたのは黄色組の仲間たちのおかげであり、一緒に支え合ったり頑張ったりできる仲間がいるということがどれだけ大切なことかということも分かりました。黄色組の仲間たちと約1ヶ月間体育祭に向けて頑張れたということは私にとって一生忘れられない最高の思い出です。黄色組は応援で2位を取ることができましたが、3年生だけでなく1、2年生も本当に頑張ってくれて、朝も昼も放課後も一生懸命練習に参加してくれて、皆で一つになって頑張り、応援で2位になれたので本当にうれしかったし、このメンバーで黄色組で一緒に頑張ってくることができて本当によかったし、幸せでした。もうこのメンバーで黄色組として体育祭を頑張ることはできないけれど、約1ヶ月間このメンバーで頑張れたことは忘れないし、本当に多くのことを学び、吸収することができて、人として成長することができました。今回の体育祭でいろいろなことを学び、感じることができたのは、今回の体育祭を行ってくださった先生方や両親のおかげだと思うので、心から感謝したいと思います。
5月25日土曜日、自分達にとって最後の体育祭であり、学校生活最後の行事が始まりました。中学生の頃から体育祭をやっていますが、毎年毎年少し違っているので、絶対に飽きることはないようです。今年も楽しみにしていることは言うまでもありませんが、自分達に成長という変化をすごく感じることができました。というのも、中学の三年間では自分さえ楽しければ良かったものを、高校になるとみんなで楽しむという団結力をとても感じました。自分は参加できませんでしたが、四色応援披露では各色の参加している人達が思いやりの心を持ち、一致団結の精神で素晴らしい作品となりました。高三という立場で後輩を引っ張っていくという責務を果たす場はこれが最後でしたが、自分達の背を見て来年もこのような“団結”をいう言葉を見ている人達にも感じさせるような体育祭にしてもらいたいと思います。
自分達は、この団結力を糧として気概を持って受験という大きな壁に向かっていかなければなりません。一人では絶対に無謀です。けれど自分達には同じ目標を持った仲間がいます。その仲間達と一緒に志操堅固でありつづけ、目的を果たしたいと思います。
今年の体育祭は、私たち高等部3年生にとっては、高校生活を締めくくる最後の体育祭でした。そして、その中で江戸取の戦友とも言うべき友人たちと、最高の時間を共有することができました。
私は、体育祭実行委員として体育祭の運営にもたずさわり、その職務を通して様々な経験をさせていただきました。高3という最高学年として、下級生を、責任をもって指導することで、改めて江戸取で過ごしてきた今までの時間で得たものの重要性を感じ、仕事は忙しかったのですが、体育祭実行委委員として活動できたことは誇りです。
競技の面でも、私たち青組、そして高校3年7組として満足のいく結果を勝ち取ることができました。青組全員で一丸となって優勝することができましたし、最高の応援を見せることができたとも思います。クラスのロープジャンピングでは、クラスメイトが練習の時とは比べものにならない程の好記録を出してくれました。そして、江戸取6年間の最後を締めくくるクラス対抗リレーの時になると、緊張は最高潮に達しました。私はリレーの選手で、出走前は手が震える程でした。号砲が鳴って1走が走り、2走の私はトップでバトンをもらって走りながら、最後のレースに胸が一杯で、あっという間の120メートルが終わり、それと同時に私の体育祭も終わりました。
中高6年間を通して、これほど感慨深い体育祭はありませんでした。級友、先生、そして早起きしてお弁当をつくってくれた母に、改めて感謝します。本当にありがとうございました。
先日体育祭がありました。僕たち高校3年生らにとっては、最後の体育祭です。僕は、今回の体育祭を終えて、2つの大きな目標を達成しました。1つは応援団、もう1つは体育祭実行委員です。
僕はこの学校に入って応援団を一度もやったことがありませんでした。今回も多分やらないだろうと思っていましたが、友人に「これが最後の体育祭だから、やってみようよ。」と誘われてやりました。最初は今まで全くやってこなかったというよりもむしろやる気がなくてやってこなかったダンスが皆と同じように上手くできず、苦労しました。そこで僕の支えとなってくれたのが、僕の友人達です。彼らも特別ダンスが得意であるわけではなく、苦労していましたが、僕たちがダンスで難しい所やお互いわからなくなった所を練習する時に、協力して教え合い、そこのダンスの部分を訂正し、以前より上手く踊れるようになったのです。このように、僕は日常生活では気づかない、友人達の大切さを改めて実感しました。僕達のダンスは青組でしたが、青組は他の黄・白といった組よりもダンスの練習の出席率が悪く、それが最後のほうまで続いていたので、青組は危ぶまれていました。そこで青組の女団長が青組皆を集めて喝を入れました。僕はその姿にとても印象を受けています。いつものダンスの練習こそ大声を出して厳しいものの、本当に僕らに訴えたいことがあれば、そのことを自分の望みや希望を伝えながら説得力のある言葉で優しく、そしてはっきりと僕らに訴えるのです。結果僕らは応援では3位であったものの、最後まで応援団をして、団長、女団長達が青組優勝を目指して頑張り続けたことはとても価値あることだと思いますし、皆とても満足しています。
赤組団長である僕にとって、赤組を優勝に導くことが一番の役目だと思っていました。体育祭の前日「優勝して絶対にお前を胴上げしてやる」と言ってくれた仲間のためにもどうしても勝ちたいと思いました。しかし、結果は総合と応援ともに4位でした。「俺のせいだ」と思いこんでしまいました。みんな頑張って、一生懸命応援したのに結果がついてこない。ならば自分のせいだと思いこんでしまったのです。みんなに合わせる顔がないという思いで一杯でした。しかし、閉会式が終わると落ち込んでいた僕の周りにみんなが集まってきました。本当に申し訳ないと思っている僕に、みんなは突然僕を持ち上げました。戸惑う僕に「お前が団長で良かった」と言って、胴上げをしてくれました。その瞬間、自然と涙が溢れました。そして止まらなくなりました。宙に舞いながら、僕は本当に仲間に恵まれたなと思いました。
後々になって考えたことがあります。僕らはどの組よりも楽しんだ、その上優勝してしまったら他の組に申し訳ない。だから神様が最も楽しんだ僕らを4位にしたのだと思いました。他の色の人たちも同じように考えているかもしれません。でも、どの色も自分たちが一番と思えるのが最高なんだと思います。
人生最後の体育祭が終わると、とてつもない悲しみが僕を襲いました。しかし、思い出が残っている限り、僕らの絆は消えないだろうと思います。最高の思い出をくれた仲間達、本当にありがとう。最後に僕はケジメを付けるために坊主にしました。皆が似合っているといってくれます。是非御覧あれ。
私は、今年の体育祭で体育科の先生方の手伝いを負かされました。私は、女子バレー部ですが、他にもサッカー部・野球部・陸上部・バスケ部など多くの運動部が裏方として活躍しました。当日だけではなく、一週間前から打ち合わせをし、役割分担をしました。それは、当日素早く行動できるようにするためです。私は、騎馬戦の帽子配りと回収、リレーのバトン回収などをしました。もちろん予想外のことが起きたりもしました。しかしそこは運動部らしく部活を越えて協力し合うことができました。臨機応変に対応することで体育祭が予定通すに進められたのだと思います。
また、運動部以外でも一般生徒で招集係の人達は、次の競技に出る生徒を席まで呼びに行き、門の前で並ばせることが仕事でした。なかなか言うことを聞かない後輩達を並ばせるのに苦労していました。けれども、招集係のトレードである青ポロシャツを着た先輩達は、きっと何もわからない中学生から見ても頼もしく見えたと思います。
今年の体育祭は、晴天に見舞われ、多くの観客の方々に応援されながら行うことができました。一生懸命競技に参加している生徒、予定通りに進められるように働く裏方、そして声援を送ってくださった先生方や保護者、この全てが整ってこその素晴らしい体育祭だったと思います。来年からもこの伝統を引き継いでいってもらいたいです。
高校生で江戸取に入学してから早くも3度目の体育祭を迎え、そして今回が高校生活最後の体育祭でした。これまでの2年間、応援団として体育祭準備期間中、活動してきましたが、今年は自分の練習時間の確保ができないために参加することができませんでした。しかし、騎馬戦や綱引きなどで大いに当日は盛り上がり、組での団結力を深める事ができたような気がします。
でも、もし応援団として活動していたら、今まで自分たちが引っ張ってもらい、ついて行っていましたが、もし高3で自分たちがトップに立ち行動したならば、大勢の人をまとめる難しさや大変さを感じたのだろうなと思いました。それとともに学年を超えて団結して絆が生まれるということもあると思います。
今回、私にとって最後の体育祭となりましたが、青組で優勝することができました。また、過去にクラスメートだった人が競技に出て頑張っている姿を見ると私も元気がもらえました。その人の意外な一面を見ることができたような気がして、嬉しかったりもしました。
私がこれから江戸取の体育祭に出る人に伝えたいことは、後悔しないように応援団として組を盛り上げてもらいたいということです。
僕は今回の体育祭で青組の団長として参加しました。そもそもこの役職につこうと思ったきっかけは2年前の白組でした。帰宅部である僕にもちろん先輩はおりませんでしたが、そのときの応援団を通してたくさんの出会いを経験しました。2年たった今でも繋がりは続いています。応援団でしか味わうことができない出会い、経験を下の代にも伝えたくて団長になりました。
しかしいざ初めてみるととても色々なことがありました。辛いこともあったし逃げだしたくなることもありました。でもそんな時いつも「頑張れ」と声をかけてくれる同じ応援団の仲間達がいたからこそこの1ヶ月弱本気になれました。
そして体育祭当日、応援披露に与えられた6分半という短い時間。今まで一番みんなの声も出ていたし、最高な笑顔でした。退場の時にはもうみんなで踊れないという悲しみや今までに経験したことのない達成感から涙が流れました。結果は3位で終わってしまったものの多くの後輩達が「団長やってリベンジします。」「私も団長なりたいです。」と言ってきてくれたのが何よりも嬉しかったです。
今回このような素晴らしい経験をできたのは応援団のみんな、応援団ではないけど協力してくれた友人、辛い時相談にのってくださった先輩方、朝早くからお弁当を作ってくれた両親の支えがあったからこそできたので感謝の気持ちでいっぱいです。
今まですぐ諦めたり逃げ出したりしてきた自分を青組を引っ張るという役目を通して人として変わることができました。友人からも「お前が頑張っている姿を見て頑張れた。」「こんなお前見たことない。」と言われるのが嬉しかったです。一生の思い出となる体育祭になりました。青組最高!
今年は生徒して体育祭を行うのは最後でした。私は青組の応援団のダンスリーダーとして活動していたので、今年の体育祭は特に熱意がありました。応援団の練習は朝・昼・放課後と練習があり、毎日忙しい日々が続きました。しかしそれは周りもみんな同じことです。私のクラスには部活と応援団に参加している人も結構いて、その人達に比べたら自分は何ともないと思い、応援団に全力を尽くしました。その分出来上がってきた応援団は、達成感に満ち溢れ、毎日が充実していました。
今まであまり接したことのなかった同学年や後輩達とも交流を深めることができ、いつの間にか応援団は私にとってなくてはならない居場所となりました。そして体育祭を迎え、青組の応援合戦は結果三位でした。本音を言うと結果が三位だったことに納得していません。当日来られなかった部活の部員や団長に申し訳ない気持ちで一杯になりました。総合で青組が優勝し、顔向けできて本当に良かったです。青組の一員になれたことを誇りに思っています。今回の体育祭は、応援団をしているかに関係なく一人一人が輝いて競技に臨んでいたと思います。今年の体育祭は、一生忘れられない行事となりました。来年も再来年も、後輩達に受け継いでもらって、素敵な体育祭を作り上げていってほしいです。
これからは受験に向け、勉強に励む毎日へと変わります。そして第一志望に合格できるよう勉強に全力を尽くすよう努力します。最後に、こんなに素敵な一ヶ月を過ごせて幸福に感じています。青組、最強、最高。
自分は、この体育祭をむかえるにあたって色々な思いをめぐらせていました。一つは中入生と高入生が混ざったクラスを、この体育祭を経て絆を深め一致団結し、これを機に受験に向けて弾みをつけたい。もう一つは人生で最後とある体育祭を応援、競技の両方の面でこれからの人生において宝になるような最高のモノにしたいということです。これらのことを考えながら準備し、本番に臨むようにしました。
自分は応援団には属していなかったので準備できることが限られていました。なので体育祭実行委員の集まりにきちんと出席し、聞いたことをクラスの皆にもれなく伝えること、また、自分達のクラスは最上級生ということもあって青組6学年全体を引っ張っていこうと思い、応援団に属していない人達で応援団の応援団をつくり、本番、青組全体はどのような曲を流して、どのような動きをしたらいいのかを、各クラスに昼休み教えに行ったりすることなど、後で後悔することがないよう最善を尽くしました。
結果はクラスリレーでは優勝し、競技全体でも青組は優勝することができました。応援のほうも結果は3位でしたが、団長中心に応援団全員、毎日朝早くから夜遅くまで練習を頑張っていたことを知っていたし、応援団の応援団も尽力を尽くしたので後悔はないです。なによりも、クラスが一つにまとまって絆を深められたことが一番嬉しかったです。このクラスならこれから先、辛いことも乗り越えられる気がします。受験に向かっても、クラス一丸となって取り組んでいきたいと思います。