1組 |
この夏に私は色々な体験をすることができました。あんなにも長い時間他の事を忘れ、勉強したのは高校受験を控えた中学校三年生の夏以来でした。しかし、前回の経験と比較して大きく異なる点として、前回のように与えられる課題をただ解くのではなく、今回は自分で何をすべきか考えて、自学習をすることができる時間が多かったことでした。敵に挑むためには先ず自分をよく分析する必要があると思います。大学受験を目前の敵とするのであれば、それに挑むには現地点での自身の実力や状態を熟考し、自分を正確に知ることが大切であると私は思います。正確に書くのであれば、勉強合宿以前の私は、自分の事を正確に掌握しているつもりでしたが、本当は見えていませんでした。今になって見つめ直してみると、大学受験に対する焦りがなかったのです。自分に何が不足しているのか曖昧だったのです。だから自分勝手な楽観視をしていたので、不思議な余裕に浸っていたと思います。しかし私は、この勉強合宿を通して気付かされました。勉強合宿に真剣に参加していると、今の自分に足りないものを反省する機会を持つことができました。それは上手く言葉で表現をすることができませんが、楽観視していた私を焦りの底に突き落としたのです。自分は何と無知で周りが見えていなかったのだと反省することばかりで、私は考え込むことが多くなっていました。そして、ここで変わらなければいけないと決意しました。一日十一時間半の勉強で得た知識量よりも、私の考え方を変える機会となった方が今回の合宿の一番の収穫であったかもしれません。 |
1組 |
私が今回の夏期勉強合宿を通じて考えたことが主に三つあります。 |
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2組 |
私は、夏期勉強合宿に参加して、多くの事を学ぶことができました。 |
2組 |
7月27日から8月1日までの六日間、僕は勉強合宿に参加しました。この六日間は今まで経験した中で最もつらい六日間だったかもしれません、しかし、僕にとってはそのつらさ以上にかけがえのない貴重な時間となりました。 |
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3組 |
今回の勉強合宿は、中学三年生のときの勉強合宿とは違う成果を得ることができました。中学三年生の時は一日に十時間も勉強するというある意味挑戦のような気持ちで勉強合宿に臨んだ結果、自分の限界を知ることができました。今回はそのような挑戦の気持ちではなく、勉強合宿をきっかけとして勉強に対する姿勢を切り替えるつもりで臨みました。また中途半端に取り組むのではなく、確率や三角関数など一つの分野を完璧にしようという思いで臨みました。実際に勉強合宿行ってみると、一度経験しているからか一日中勉強することに辛いという感情は抱きませんでした。そして、やることを明確に決めて自分なりの目標をもって臨んだので、長いと思っていた自習時間もあっという間に終わっていました。普段家ではなかなか集中して勉強することができないので、こんなにも集中している自分に驚きました。しかし日が経つにつれて、集中力が切れそうになったり、眠気に襲われたりする時が多くなりました。そんなときには周りにいるクラスメートが集中して取り組んでいたり、眠くても立って頑張っていたりする姿を見て、自分も頑張ろうという気持ちになりました。そして、今まで立つのは恥ずかしいことだと思っていましたが、みんなが頑張っているのに自分だけ寝ているほうがよほど恥ずかしいと思うようになり、私も眠くてどうしようもない時は進んで立つようにしていました。このように、私にとって一番支えになっていたものは仲間の存在でした。一人で頑張っているのではなく、仲間と共に乗り越えようと思えたからこそ最後まで努力することができました。今回の勉強合宿を通して、共に努力したのはただの友達ではなく、お互いを高め合うことのできる仲間だと気付くことができました。そしてこれから受験に向けて本気で努力していくのに、この仲間となら頑張れる気がしました。そんな大切な仲間の存在に気付けただけでも勉強合宿の成果はあったように思います。 |
3組 |
私は今回箱根で行われた五泊六日の勉強合宿で、気付いたことが三つあります。一つは自分自身の弱さです。私は今回の合宿で本当に弱い人間だなと思いました。しかしながら、今回の合宿は達成感がありました。それは、周りの友人のおかげであると思います。友人が自分の隣で頑張っている姿が励みとなりました。このことから勉強というのは団体戦であるということがわかりました。 |
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4組 |
7月24日から8月1日までの五泊六日の間、私たち高等部35期生は夏期勉強合宿に参加しました。江戸取生として、仲間と寝食を共にする最後の機会でした。行く前は楽しみでもあり、少し不安でもありました。しかし、いざ箱根に着き、机に向かうと、精一杯やりきらなくてはいけない、生半可な気持ちで臨んではだめだと強く思えました。中3の時も同じ場所で同じくらいの時間を勉強していましたが、私だけでなく全員が全く違う気持ちで取り組んでいたように思います。受験の天王山といわれる夏の始め、辛いときでも自らを奮い立たせている仲間の姿は輝いていて、感動しました。「まだ中3」と甘えていられる時期はとうに過ぎ、自分自身の位置ならどれだけのことをこなしていかなければならないかを考え、行動することの難しさを身をもって体験できたと思います。事前に立てた計画に沿って実践し、足りない部分を見つけて補強するという自分にあった勉強法を確立することもできました。本当に得るものが沢山ある勉強合宿でした。二日目くらいから腹痛に悩まされ、辛い五日間でした。しかし、皆も頑張っていました。一人も気を抜くことなく頑張っていました。私だけが弱音を吐くわけにはいかないと勇気をもらえました。また、高いお金を出して「行ってらっしゃい、後悔しないくらいやってきなさい。」と言って送り出してくれた両親や、夜遅くまで会議を重ねて私たちのために全力を尽くして下さった先生方にも、挫折してしまっては申し訳ないとも思いました。私の周りの人の力無しではこれだけ充実した六日間は過ごせませんでした。中山副校長先生の仰っていた話の中にaffectionという言葉がありました。各家庭での愛、先生方からの生徒への愛、ホテルの方々から私たちへの真心、全てが一つとなった結果あの素晴らしい環境が整い、私たちは勉強だけをしていれば良かったのです。感謝の気持ちでいっぱいです。そのいくつもの愛が、眠気に負けそうなとき、集中できないときの心の支えとなってくれました。中3の時以上に大切な時間でした。このような合宿を企画して下さりありがとうございます。私たちのクラスでは一人が遅刻してしまい、どんな勉強合宿になってしまうのだろうかと不安に思っていましたが、想像よりもずっと良いものでした。35期生の皆と過ごした五泊六日を忘れません。そして、来年度の冬に迫っている受験に挑むときにこの経験は必ず私の糧となってくれることと思います。受験は団体戦です。良いスタートを切れたので、この調子で夏を乗り切り、休み明けの9月にひと味違う私となって皆と会えるように努力を怠ることのない日々を送りたいと思います。江戸取という団体の足を引っ張らないように、寧ろ統率できるよう頑張りたいです。 |
4組 |
今回の勉強合宿は二回目ということで、中3の時とは違った、より実りのある合宿にしようという意気込みで参加しました。中3の時は、ただひたすら次から次へとやってくる勉強時間を消費し、やり終えたという達成感を得て満足していただけのものでした。では、今年の勉強合宿を振り返ってみて、中3の時と比較し、より実りのあるものとなったかを考えていきたいと思います。中3の時は自学習中や授業中の居眠りがとても多かったのですが、今年は少なかったと思います。眠くなったら自ら起立したりするなどの対策をとったおかげであると僕は思います。しかし、少しであっても居眠りをしてしまったということも事実です。やはりそこが自分の弱さ、つまり弱点なのだと思います。合宿が終わって、果たして自分の弱点とは一体何なのだろうか考えました。勿論、勉強面で見たときに、英語が弱いことや、数学が弱いなどいろいろあるのですが、熟慮した結果、やはり気持ちの弱さが一番であると思いました。先ほど挙げたように居眠りをしてしまうのも気持ちが弱いからです。今回の勉強合宿で、わずかながらでも気持ちの弱さが克服できたのではないかと思います。そう考えているうちにもう一つ思うことがありました。こんな気持ちの弱い僕でも何故合宿を乗り切れたのかということです。それは僕は友達の存在があったからだと思います。休み時間時話をしているだけでも頑張ろうという気持ちになりますし、自分が「もうだめだ」とか、「辛い」と思ったときにまわりが一生懸命に勉強しているのを見ると、自分もしっかりしないといけないと思わせてくれました。やはり支えてくれる友達の存在というのは大切です。今回の場合ではホテルの従業員の方々も、環境面で僕たちを支えて下さいました。また、今回の合宿の費用を出して下さったのは両親です。このように挙げていけばきりがありません。それを考えたときに、勿論勉強を自分のためにするものであって、誰か他人のためにするものではありませんが、そうした人たちの期待に応えるためにも結果を出す必要があります。「ありがとう」と言えば十分に感謝の気持ちは伝わります。しかし何よりも感謝の気持ちを伝えるには結果を出すことが一番だと思います。 最後になりますが、今回の勉強合宿では、勉強面での成長がありましたが、一番の成果は気持ちの面での成長です。克己心の大切さに気付き、またそれを少しではありますが体得しました。これから立ち向かっていく大学受験は半分以上は気持ちの勝負であると言ってしまっても過言ではありません。その意味でも今回の勉強合宿は中3の時よりも実りのあるものであったと言えると思います。大学受験への第一歩になったと思います。 |
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5組 |
私は今回の勉強合宿を通じて得た経験によって、夏休みに大きな影響を与えることができました。 |
5組 |
高校2年生の夏期勉強、私にとって2日目となる勉強合宿でした。1回目はもちろん、今回も不安を抱えての参加となりましたが、中学3年の時とは、不安の中身が少し違いました。中学生の頃は、まだ目標といってものがなく、やりたいことも見つかっていませんでした。そのため、勉強をやらされているという感覚が強く、こんなに長時間勉強することは可能だろうか、途中で飽きて眠くなってしまわないだろうかということばかり考えていました。また、眠くなって怒られてしまわないか心配でした。中学生の頃は、かなりの時間を睡眠に費やしてしまったという記憶があります。 しかし、今回の合宿は違います。教科別に細かいスケジュールを立て、毎日必ず全教科に取り組むという目標をもって参加しました。私は、合宿にいく前まで、夜10時には布団に入るようにしました。また、朝5時には起きて、登校前に1時間勉強するという朝型の生活をしていました。夜11時まで勉強し、11時半に就寝するという合宿生活に体がついて行けるか心配でした。 合宿1日目と2日目は、自分で眠たいと感じたら起立して勉強しました。しかし3日目4日目には、慣れない生活に疲れがたまってきたせいか、少し寝てしまい、先生に起こされてしまうという失態がありました。 この6日間の合宿は、自分では頑張ったつもりでしたが、充実していたとは言えるものではなかったと思います。ただ、分かったことは、自分には十分な睡眠時間が必要なことと朝学習が向いているということです。もちろん受験に向けて、勉強時間を増やしていかなければなりませんが、まず、短時間集中して学習に取り組むこと、決まった時間に布団に入るためにテレビを見る時間をなくし、パソコンも必要以上に開かないということを基本にして、必要な学習時間を確保し、日々の授業を大切にしていきたいです。 「受験は団体戦」とよく聞くように、この勉強合宿では、周りの仲間に刺激され、自分も頑張ろうと思うことが何度もありました。隣の人を起したり、分らないところを互いに質問したり助け合うことができました。また、自分の集中力が切れて、周りを見渡してみると、頑張っているクラスメイトの姿が目に入り、自分も頑張らねばと思うことがありました。 今、私に出来ることは、無駄をなくし、限られた時間を有意義に使うことだと思います。誘惑に負けそうになったときは、頑張っているクラスメイトの姿を思い浮かべながら、一つ一つ前に進んでいきたいです。そして、いつでも勉強できる環境に感謝することを忘れずに、全力で取り組んでいきたいです。 |
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6組 |
私は今回の夏期勉強合宿に参加して、本当に貴重な体験をしました。今回の勉強合宿を目前にして私は、大きな緊張感と期待を胸に抱いていました。多くの先生方が、この勉強合宿は本当によい経験になるとおっしゃっていました。また、卒業した先輩方も多くの方々が口を揃えて、この合宿は、これから受験を控えた私たちの、受験への道のりの大きな第一歩となるだろうとおっしゃっていました。そういうわけで、私も今までで一番勉強することになるだろう今回の勉強合宿で、今までの自分とは一変させようという気持ちで、せっかくいただいた大きなチャンスを無駄にしないようにしようと考えていました。 |
6組 |
今回の勉強合宿で学んだことは、勉強は受動的にやるものではなく、能動的にやらなくてはならないということと、同じクラスの人達が集まって学習することは非常に意味があるということです。というのも、今回の勉強合宿の大きな目的は、自分自身に対して、受験生としての意識改革を行い、本格的な受験勉強のスタートを切るという点であるからです。一日12時間の勉強なので、勉強している途中に学習意欲を失ってしまい、学習に集中できなくなってしまうことがあります。そういった時に、周囲で一生懸命取り組む友人の姿を見て、自らの励みとし、自らを発奮させ、自分自身から進んで勉強をしているという実感を得られ、お互いに切磋琢磨し合って学習効果を向上できると思います。このように、切磋琢磨して自分自身と相手の長所を向上させ、引っ張っていくことは大切なことだと思います。よく受験は団体戦だと言われますが、それは全員で良い雰囲気を作ってお互いに切磋琢磨し、向上心を持って全員で良い結果を残すことなのだと改めて思いました。 |
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7組 |
中3の時の勉強合宿は、学習に対しての基礎体力をつけるために強制的に行われたような記憶が残っています。しかし、今回は勉強を「やらされている」という意識ではなく、「自ら学ぶ」という意識を持ち、主要3教科の学習に焦点を絞り基礎力の徹底を目標にして取り組みました。 |
7組 |
「箱根」と言われて僕の頭に浮かぶのは「箱根駅伝」です。毎年、テレビ中継を見ているのですが、とても辛そうな顔をして走っている分、ゴールに辿り着いた選手達の顔をみると大変感動します。そんな箱根で僕たちは今夏、勉強合宿を行いました。 |
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8組 |
江戸取のみんなと行く勉強合宿は、今回で二回目でした。中三のときのものと比べて、一日の勉強時間や日数自体も増え、受験生らしい合宿であったと思います。「勉強合宿」と聞くと、勉強ばかりの合宿で辛そうだと考えがちですが、高等部三十五期全員で参加する合宿としては今回が最後だったのもあり、少し寂しい感じもしますが、とても楽しみにしていました。遊びに行くわけではないですが、宿泊となると、やはりわくわくします。 |
8組 |
僕は今回の勉強合宿に参加するまでは正直に言うと勉強合宿に参加したくないと思っていました。なぜかというと勉強合宿では一日十二時間の勉強というスケジュールで今までこの量の勉強をしたことがなくて不安だったからです。そして勉強合宿が学生としてみんなと一緒に宿泊する最後の行事で、本格的に受験勉強が始まってしまうという寂しさがありました。この寂しさはこの学年で一緒に過ごす時間は限られているということを実感したということと、大学生に少しずつ近づいてきているので江戸川学園の生徒としていられるのもあと少しということがわかったからです。 |
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9組 |
中入生である私は、2回目の勉強合宿への参加しました。2年前に行った勉強合宿でできたこと、できなかったことなどを思い出し、今回は前回よりも有意義な合宿にしようと誓い、この合宿に参加しました。しかし、中等部の勉強合宿よりも日程がハードであったので、内心、大丈夫かなと心配もしていました。 |
9組 |
今回自分がこの勉強合宿に参加して思ったことは、一つは想像よりあっという間に終わった、ということでした。 |
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10組 |
江戸取の大きな行事の1つである夏期勉強合宿が終わりました。5泊6日という短い期間でしたが、充実した日々だったと思います。私は今までどこかに泊まり1日中勉強するという経験を1度もしてきませんでした。ですからこの勉強合宿を乗り切ることができるかどうか本当に不安でした。1日約12時間の学習の中で、自習時間は自分の立てた学習計画に沿って学習を進めていきましたが、自分が思っていた以上に時間はあっという間に過ぎてしまい、計画通りにいかないこともありました。自分が思っているより学習するのに時間がかかってしまうということに今回の合宿で気付くことができたので、今後に生かしていきたいと思います。 |
10組 |
今回僕は勉強合宿に参加しました。1日12時間という勉強をしましたが、これは高校3年生の1日平均学習時間の10時間を2時間も超えています。始まる前は想像を絶する状態になることは間違いないだろうと考えていました。それと同時に少し楽しみでした。なぜかというと、僕は今年の夏は合計200時間の学習をしようと計画を立てており、その最初に合宿で気合いを入れることができると考えたからです。また、来年やってくる高校3年生、受験生としての日々のデモンストレーション、弾みにもなるとも考えたからです。 |
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