卒業生を囲む会の感想

1組 

今年度の卒業生を囲む会は、受験まで後一年半という立場で参加して非常に多くのことを学ぶことができました。
 私はまず、先輩方の睡眠時間をお聴きして少し驚きました。受験前には毎日4時間しか睡眠をとらず、起きている時はとにかく勉強をし続けているとおっしゃっていました。しかし、このお話を受けてみて、よく考えてみれば、良い大学に合格することができる人はそれだけの勉強を充分にしているのです。特に、医科コースに所属し、最難関の医学部を目指す私にとっては、それは凄いという感情だけに留めるのでなく、自分もやがてそうなるべきだと実感することができました。
 
私は、高等部1年生のときも、休日には紫峰舘で勉強をしていました。ある朝、高等部一学年の医科コース専用の教室で、高等部三学年の東大コースの先輩が勉強していました。私は、同じ教室に高等部三年生で真剣に受験勉強をしている先輩がいれば、学習に対するモチベーションが上がるだろうと思い、それからしばらくの間その先輩と勉強をすることにしました。その先輩は無事に難関である東京大学に合格され、今は東京大学に通っています。ほとんど話したこともありません。しかし、同じ環境で勉強していたことで嬉しく思いました。また、私はその期間に学習している先輩の背中を見て学んだことがありました。それは、とにかく目標に向かって我武者羅に努力していく姿勢です。これはよくLHRなどでも耳にすることがあります。しかし、私はこれを実際に自分の目で見て感じることができました。先輩の無言の背中からは多くのことに思考を張り巡らせた思考力、食事の時間も惜しんで学習する意欲、そして何より、途中で一切途切れることがない集中力など様々なものが伝わってきました。そのように実際に自分の目で見てきた先輩が今回の卒業生を囲む会の全大会で仰っていた言葉は、他の誰に言われるよりも私の心に響いていきました。そして、一つ一つの言葉をよく噛み締めながら聞くことができました。
 その後、分科会が終了した後にも色々な先輩方のお話をお聴きしました。どの先輩方も共通して仰っていたことは、「自分に合ったスタイルの学習方法を確立すること。」ということ、「とにかく、学習量とその質を追求して我武者羅に学習していく姿勢が重要である。」ということの二点でした。いくら長時間勉強したと言っても、中身のない勉強だったら意味がありません。また、やはり最終的には、どれだけ学習量をこなす事ができたのか「量」が勝負だということでした。勉強をせずに楽をして合格できる生徒なんて一人もいません。夢を掴むことができた人はきちんと努力をしているのだと分かりました。
 
今回、初めて良く知っている先輩がこの会に参加されて、貴重なお話をして下さりました。どの先輩方も、私達の大学合格のために有効的な様々なことを伝えてくださいました。次は、自分の番だと思います。必ず、第一志望に現役合格して、再来年の卒業生を囲む会では自分が次の代の後輩に様々なことを伝えられるように、日々精進して学習に励んでいきたいと思いました。

 

     

 

1組 

 現在の自分の姿は、一体どうなのか?ふっと考えてみると先輩たちが過ごしてきた高校二年生の時のような生活とは少し違っています。
 今回の卒業生を囲む会では自分が知っている先輩が何人かいました。卒業生代表で話していた山田先輩は、私が一年生の時にいつも駅から走っていたことを良く覚えています。私が友人と駅で待っていると颯爽と走っていく先輩の姿を今でも鮮明に覚えています。そんな先輩が東大に合格していました。先輩のように駅から学校まで走れば目標とする大学に合格できるわけではありませんが、私はいろいろな意味で走りださなければならないと強く感じる事ができました。
 
今の自分の欠点は何なのか。そう考えるとたくさんの事が浮かんできました。現代文や英語、そして地歴公民科目など文系科目は私の克服すべき課題です。今まで文系科目から逃げてきた私がいました。しかももう逃げ切れないことができなくなってきています。センター試験で8割以上の得点を取るのは文系科目の克服なくして無理なことです。そして、その文系科目を克服するためには予習をするしかないと強く感じました。先輩方のお話の中で予習の大切さを強く感じる事ができました。予習をして、そして授業では復習。これは文系科目だけにいえる事ではありませんが、私の場合は予習を怠っていると思います。予習なしで授業だけで頭に入ることなど無理だと思います。そして、予習なくして学校の勉強を完璧にはできないと思いました。予習から逃げるのでなく、予習というスタートラインから走り出し、そして通過点が受験だと思います。もう、走り出すしかないと思うのです。
 
当たり前のことをしっかりやりこなす事の大切さを知りました。私は到達度試験や小テストで良い成績を残す事ができていません。特に、国語は低迷したままです。私は、国語が苦手という理由で勉強から逃げているのが原因だと思います。そのため集中力も低下して成績が低下していると自己分析をしています。そのような自分を捨てなければならないと思います。苦手意識をなくして、集中して取り組むことが大切だと思います。単純な事ですが、それができてこそ本物に近づいてくると思います。苦手だから、逃げてやらない。眠いからできないなどの理由で逃げていては駄目だと反省しました。しかし、今、逃げていては何も変わらないと思います。一歩でも走り出さなくては、二年後は必ず後悔すると思います。いつ走り出すのか考えるのではなく、今走り出す事が必要なのだと思います。
 夢の実現をするためには何かを犠牲にしなくしては無理だと思います。食事と移動と睡眠時間以外は常に勉強していくという強い気持ちが大切で、行動に移していかなくてはなりません。今までの自分は現実から逃げてきたのだと思います。しかし、今回の卒業生を囲む会を通してもう一度今の自分の姿を考える事ができました。逃げて行く自分から走り出す自分へと変われる気がしました。努力というものは決して他人には見られる事はありません。他人に見られて評価を受けるのは結果のみだと思います。数字という結果がすべてだと思います。そのような結果を出していくために陰の努力と、それに耐えうる精神力が問われてくると思います。二年後、自分のあのステージで在校生の前に立てるように、そして生徒の作文で自分の名前が書かれるように頑張りたいと思いました。
 
 

 

2組 

 多くの先輩方の話の中で、特に印象に残っていることは、何をしたいのか、何をすべきなのかを考えるということです。高二という大学受験を本格的に意識し始める時期に差し掛かっていることもあり、この言葉は強い響きを持っているように感じられました。なぜ勉強しているのか、何のためにやっているのかを明確にしていかなければ、目指していた目標を見失ってしまったり、今までしてきたことを後悔してしまったりということにもなりかねません。自分の置かれている状況を踏まえつつ、受け身の姿勢で物事を捉えるのでなくて、今必要とするものに積極的に取り組むことが重要なのだと思います。今の自分に欠如していることを常に考え、行動することを心掛けたいです。
 また、先輩の多くの方が小テストや定期試験といった基礎の土台となる学習を大切にしていました。応用力はつけるものではなく、ついてくるものだという先輩もいらっしゃいました。それほど基礎力を完璧に身につけることは大事なのだと痛感しました。これまでの自分を振り返ってみると、とても甘い勉強をしてきたのではないかと感じています。既習範囲の内容の中であやふやとなってしまっている分野も出てきていると思います。成功した先輩はこのようなあやふやな分野を克服してきた方々なのだとわかりました。私もこのような分野をつくらないように、普段の予習・復習はもちろん、校内模試や外部模試といった機会を利用して既習範囲の内容の確認も怠らないようにしたいです。
 それから、楽しく生活するということも大切にしたいと思いました。勉強ができるからといって、その他のことを疎かにしても構わないという訳ではありません。勉強以外にも今だからこそできることや今しかできないこともあると思います。社会で生活していく上で、そういうことの方が大事であることもきっとあるはずです。その時に一生懸命取り組めるかどうかによっても価値観が大きく違ってくると思います。勉強だけに偏ってしまうことなく、自分の中にある可能性を存分に引き出すことができるよう生活していきたいです。
 
七月には校内模試、夏休みには勉強合宿が控えています。今回の卒業生を囲む会で学んだことを十分に発揮する良い機会になると思います。今の自分に不十分なものは何なのかをしっかりと見極めて全力で取り組んでいきたいです。
 また、受験生であるという意識を持って、過ごすことが大切だと思います。そこで一番注意したいことは高二が終わった後、後悔しないような生活を送ることです。いかに自分を自分でコントロールできるかが重要な鍵となってきます。周囲に流されることなく、常に意志を持ち生活していきたいです。

 

     

 

2組 

 今回の卒業生を囲む会は自分にとって、3回目となりました。毎回、OB・OGの方々から、さまざまな刺激を受けることができ、この会の必要性を改めて感じることができました。
 私は今、東大コースに所属しており、日々頑張っているつもりですが、受験を成功させる自信は何もありません。以前は時間的にも少し余裕があり、今後の自分の将来について、深く考えることも多々ありましたが、最近は部活も勉強も忙しく、朝の生活習慣も変わり、生活に体がおいついていけないような感じがしています。毎朝、走って登校していた先輩がいたと聞いて、そのような強靭な体力に驚かされました。それで東京大学に合格したのはとてもすごいことであると思いました。
 やはり、自分が長期にわたって続けてきたことは途中で断念すべきでないと思いました。自分は中一の頃から部活に所属しており、練習はある時から休まず出席しております。開会の時に、校長代行の竹澤先生がおっしゃっていたように、長きに渡って続けてきたことはずっと続けるべきだと思います。受験勉強をするに当たって、必要なのは強い精神力、体力なのだと思います。7月下旬に控えている勉強合宿を目前に、とても刺激のあるお話となりました。
 
今日の先輩方のお話をお聞きして、皆、相当な努力をしていることがよくわかりました。今の自分では、東大はおろか、他の大学にも太刀打ちできないのだと感じました。平日4時間、休日10時間の学習時間を確保することができていません。モチベーションとなるものが余りに少ないです。まず、やる気を持続させられるものを見つけられればいいなと思いました。
 
まず、普段の日常生活を見つめ直し、なるべく多くの学習時間を確保できるようにしたいです。部活を言い訳にして、学力低下を正当化することはしません。中一の頃、担任の先生に言われたことを、今でも覚えています。文武両道は自分の最大の目標なので、実現できるよう、日々、頑張っていきたいです。
 
最近、無知の知という言葉を知りました。自分が何も知らないということを知っているとこで、人間はそこから学習を始めるということです。去年、囲む会で「バカになれ」というテーマで話してくださった先輩がいらっしゃいました。つまり、こういうことなのだと思いました。自分はバカで無知であることをもっと自覚しろと。そうすることで、自分は学習を存分にやることができると思うのです。
 
他人と比較するのではなく、自分を越えられるか、その点を念頭に置き、そして日々の学習に勤しんでいこうと強く思いました。
 

 

3組 

 私は、今回卒業生を囲む会に参加して、東京大学に合格した先輩方はどのような学校生活を送っていたのかということを知ることができました。
 東京大学に合格する人というと、私の中では、元々天才のように頭のいい人がほとんどだという勝手なイメージがありました。しかし、先輩方のお話を聞いてみると、元々天才のように頭のいい人は本当に少数であり、東京大学に合格したほとんどの人が沢山の努力をした結果だったということが分かりました。また、東京大学だけに限らず、多くの有名大学に合格された先輩方の共通点は最後まで諦めず、気持ちの面で負けないという点です。センター試験で失敗してしまっても、浪人してでもいいからこの大学に入ると最後まで諦めずに受験した結果、二次試験で合格した先輩方もいらっしゃいました。このような先輩方の成功体験をお聴きして、すべては自分の気持ち次第であるということが分かりました。
 
私は以前も「やらされている勉強」では意味がないということをいろいろな先生方から聞いていました。しかし、卒業生の先輩方の話を聞いていると、やはりまだ私は「やらされている勉強」しかしていなかったのではないかと思います。親や先生方に勉強をしなさいと言われたから一応勉強する、というような消極的な姿勢で勉強をしていました。今、大学受験について考えてみると、もう高校2年生の夏であり、大学受験までも一年半しかありません。大学受験まであと一年半しかないと分かっていても、未だに「やらされている勉強」をしているということはとても大きな問題だと思います。ですから、これから大学受験までの約一年半を自分がどのように過ごすべきなのかということをもっと真剣に考えていかなければなりません。
 そこで、私が実践しようと思ったことは、部活との両立をしっかりすることと、自分でやると決めたことは必ずやるということです。まず、「部活との両立」については、私は運動部に所属していますが、今は高校三年生の先輩方が引退し、私たちが最高学年となりました。そのこともあって、今の時期は部活ばかりを重視して生活してきたような気がします。しかし、今回の話を聞いて、部活との両立は可能であり、両立をしながら東大に合格できることが分かりました。しかし、そのように合格するためには、部活以外の時間を有効に使い、勉強していくことが大切です。これからの学校生活において、時間を無駄にすることなく、もっと自分にできることから実践していかなければなりません。また、自分で絶対にこれをしようと決めたことはきちんとやるという精神面での強さも持てるように、これからの学校生活において改善していきたいと思います。

 

     

 

3組

 今回の行事に参加して自分の不足点や実践すべきことなど、多くのことを学びました。全体会で、本校の柱である3つの力を鍛えるバランスが悪いことに気付きました。今までの生活を見直すと、心に大きな負荷をかけていたように思います。学習を疎かにしないように息抜きをバランス良くしていこうと思いました。ストレスを溜め込みすぎて崩れていく人も多いと聞きました。そうならないような生活サイクルに変化させていきたいです。
 知識をつければ、ある程度は自然と応用力はついたという先輩の話から、基礎固めの努力がとても重要だということを再認識しました。特に東大は、基礎的で核心的な問題を出題していると思います。教科毎の基礎だけでなく、人としての基礎も築いておくべきだとも感じました。
 
分科会では、東大に入学した先輩から、勉強のコツや大学の雰囲気、環境などを掴むことができました。高3は自分との闘いだと先輩方はおっしゃっていましたが、前々から聞いていたように、高3は自分で学ぶ学年です。そこで本当にやるべきことができるように、今のうちから始めなければなりません。東大コースは東大を目指すクラスなのですから、せめて教えられたことはしっかり身に付けたいと思いました。
 他にも心に残ったことは沢山あります。高1高2の間は効率の良い勉強を出来る人はほとんどいないということで、自分の感じた「勉強の効率の悪さ」は、ある意味当然なのかと納得しました。正しいと感じたことや、効率が悪くても地道に勉強していくよう心掛けたいと思います。また、「努力は天才に勝る」という言葉を高校生の間は信じて良いと先輩は言っていました。入学式で後援会会長がおっしゃっていた「様々な事に挑戦すること」に通じるものがあると感じました。「様々なこと」の中にはもちろん勉強も含まれています。様々なことを努力して他者を超えるだけの体力が高校生にはあります。自分の趣味、勉強、やるべきことをバランス良く適切な形でこなせるようになりたいです。
 
「高校生の挫折なんて挫折のうちに入らない」というお話があり、今の自分にとっては大きな挫折かもしれませんが、その先により大きな挫折あり、今の挫折は実は小さいものだということです。今の挫折を大きく感じ失敗しないようにするよりも、如何に突破し、次に肯定的に繋げるかが大切だと感じました。入試に関するお話も聞き、受験の厳しさと明るさを感じ、その厳しさを突破するためには本気で勉強しなければなりません。本気の中でいかにストレスを軽減し、明るく力強く取り組むかが今後の課題です。  
 

 

4組 

 今回卒業生を囲む会に参加して、受験に対してこれまでより真剣に考えることができました。先輩方三人のお話を聴いた中で一番印象に残ったのは山田智希さんでした。山田先輩は東京大学に進学して大学生活を送っていますがご自身の体験談を交えてキャンパスライフをお話しして下さいました。山田先輩は授業の予習と複数は当たり前であり、プラスαで勝負が決まると仰っていました。また予備校は必要ではなく教科書を満遍なく勉強することが合格への近道になると仰っていました。僕も「授業が一番」の学校方針通り、日々の授業を大切にしていきたいと思いました。また、竹澤校長代行先生のお話では、受験は結局精神力で決まるというお言葉をいただきました。勉強ができないのを部活のせいにして途中で投げ出してはいけないというお話でした。ぼくは部活に所属しています。顧問の先生からも部活を言い訳にしてはいけないと教えられています。朝学習や通学時の電車内など、見つけようと思えば時間を見つけられます。それを考えると勉強と部活の両立は難しくありません。文武両道を目指して時間を有効活用していきたいと思います。
 僕は高校2年生になりました。まだ高2だからと言えますがもう高2だと思わなければいけないと思います。受験までは後二年を切りました。高校3年生になったら誰でも勉強します。そこからでは他の受験生たちに追いつくことも引き離すこともできません。受験にフライングはありません。早くスタートを切った人が勝利します。スタートが勝負の明暗を分ける重要な要素である以上今からでも焦って良いと思います。まわりより早くスタートしたいと思います。そのためには志望校を決める必要があります。そうすれば目標もできるし励みになります。僕は今慶應義塾大学に興味があります。もし仮に合格するとしたら、数学と英語を得意にしていかなければなりません。ぼくはこれまで怠けていたせいか英語が不得意です。それを克服するために毎日単語や文法の勉強をしています。英語を勉強しているうちに毎日勉強する習慣がついてきました。それを継続して合格をつかみ取りたいと思います。 

 

               

 

4組 

 私にとって今回で三度目の卒業生を囲む会でした。、しかし、中3、高1のときとは、違ったものでした。それは私自身が以前よりも大学受験に対する思いが強まったからだと思います。今までは漠然と国立に受かればいいなと考えているだけでした。しかし、高2になった今、大学受験が甘いものでなく、自分が考えていた何倍もの努力が必要だということも身にしみる程分かりました。気付いたきっかけは、やはりクラスメイトやまわりの人の姿でした。そして漸く焦り始めました。もうとっくに私たちの受験は始まっていました。しかし、今までまともに勉強をしたことのない私にとっては、勉強のやり方すら確立していません。これらのことを踏まえ、少しでも自分の未来につなげようという気持ちで臨んだので、今までの卒業生を囲む会とは違ったものになったのです。
 私は絶対千葉大学の看護学部へ合格したいと思っています。最初は人の勧めで志望しましたが、調べていくうちに頭の中で、「千葉大に入ったらこうする」ということを自然と考えていて、自分が千葉大にいる姿しか想像することができないほどになっていたからです。受かってもいないのに、受かる見込みもないのにと思うのですが、卒業生の方の話をお聴きして、間違ったことではないと思いました。
どんなことでも諦めず最後までチャレンジした人が成功していたからです、もちろん今の成績では夢に過ぎないかもしれません。しかし、いまならまだ可能性があると自分自身に言い聞かせて努力しています。まだ入り口に過ぎませんがそれでも自分にとって大きな一歩を踏み出しました。私は長続きしないタイプですが,今回努力を続けることができているのは仲間の存在が大きいと思います。同じく高い志を持ち勉強に励むその姿を見る度、私も負けられない、頑張らなくちゃいけないという気持ちにさせられます。このように仲間と切磋琢磨でき、また、いつでも親身に親切に教えてくださる先生方に恵まれた江戸取生で良かったなと思っています。卒業生の方も仰っていましたが、共に頑張り、応援してくれる仲間、見捨てずに教えて下さる先生方、そして何より、わたしのわがままを聞いてくれ、また、期待もかけ六年間私立に通わせてくれる両親を裏切りたくありません。自分の夢を叶えたいだけでなく、自分をいつも支えてくれ、期待し、応援してくれる人たちを裏切らないためにも、絶対合格します。
 
改めて受験に対して真剣に考える機会になり、そして何より卒業生の方の話をお聴きすることができる卒業生を囲む会に参加することができた喜び、そして感謝の気持ちでいっぱいです。この機会が無駄にならないよう、感謝は結果で返し、私も後輩に話すことのできる様な立派な先輩になれるよう努力していきたいと思います。

 

 

5組 

今回の卒業生を囲む会では、受験を勝ち抜いた先輩方の貴重なお話を聞くことが出来ました。それと同時に私は焦りを感じました。成功している先輩がたは、皆周りの人よりも早くから自分の目標を達成しようと努力してきた人ばかりです。私は、そこを見習っていきたいと思いました。
 
私の将来の夢は2つあります。一つめは、農学・生物学の分野に進んで、生物学者になることです。そこで、生物の生態や今まで知られていなかったことを発見したいです。また、医学とは違った点から新たなヒトや動物などの病気の治療法を見つけるということにも非常に興味があります。
 
もう一つは、心理学です、人が様々な状況に置かれたときに、どのような行動を起こすのかを調べたり表情やしぐさから、考えていることを推理していくということも魅力的です。私は、大勢の人前で話すとき、なぜか緊張して声が震えてしまいます。しかし、どうすればリラックスできるかということを、今まで解明されていない方法を見つけ出していきたいです。
 どちらの夢も、目指してみたいのですが、ただ、研究者なるだけではなく、それを通して病気などで苦しんでいる多くの人を助けたり、全ての人が安心して暮らせる環境をつくっていくことで私を支えてくれている多くの人に喜んでほしいです。
 
このように夢はあっても、努力しなければ叶うはずがありません。ですから、自分にできることを一つ一つやっていくことにしました。まず、授業の集中度を高めるということです。聞き逃しのないように、授業に臨むことです。これをやるかやらないかの違いだけでも全く違います。その上で授業の予習復習もおこたらずに、きちんと定着させていくと、力がついてくるはずです。私は、朝学習にも朝早くいくことに決めました。今までは、布団からどうしても離れられなかったり、起きてぼーっとしていて時間がかかってしまい、登校が遅くなってしまっていました。これからは、そのような弱い心を払拭し、朝の大切な時間を有効活用していきたいです。基本的なことをやるのは、とても簡単そうに見えますが、継続することは本当に大変です。心を入れ替えて、周りの頑張っている仲間に少しでも早く追いついていけるようにしていきたいです。
 
もうすぐ勉強合宿が行われます。そこではこれまで怠けていた分を取り返していけるように、やる気を出して頑張りたいです。周りと切磋琢磨して、私が周りをひっぱっていけるような存在になりたいと思います。勉強合宿だから頑張るのではなく、日常生活でも高いモチベーションで勉強を継続し、習慣にしていくことが一番の目標です。今回の卒業生を囲む会は、とても良い刺激になりました。充実した良いものだったと思います。

 

     

 

5組

今回の卒業生を囲む会は、高2という受験に直結する時期に素晴らしい先輩方の話をお聞きすることができました。まず、先輩方のプレゼンテーションのスキルに驚きました。先輩方の話は、どれもしっかりと構成されていて、分かりやすくしっかりと構成されていました。重点が分かりやすく、内容が明確で、その上ユーモアがありました。頭の良い人の話は、論理性に溢れていて、なおかつ分かりやすいと思いました。きっと先輩方の通っている有名な大学には、そのような人がたくさんいらっしゃるのだとおもいます。
 
先輩方の話をお聞きして、とても印象的だったのは、「やらされる勉強はやめた方がいい」ということです。つまり、自主的に勉強することが、真の勉強であるということです。確かに、中学受験の頃は、塾の先生方に勉強をやらされてきました。中等部時代は、親に勉強させられてきました。そして、高校生になった今は、学校のシステムで勉強しています。この先は、もうそれだけではダメなのです。僕はこれから自主的に勉強するようにします。休日は家で集中して勉強できないのであれば、図書館にいくなどして、環境を整える努力をしています。7月には勉強合宿があります。この勉強合宿は、自らのギアをチェンジする良い機会にしたいです。周りには頑張る仲間がいます。これほど心強いものはありません。ぜひ、みんなで頑張りたいです。
 次に、印象的だったのは、知識についてです。全体会で、「自分には応用力が足りないと想い、知識の吸収定着を図った」と仰っていました。「僕も、中学受験の時、応用力に自信がなく、悩んでいました。しかし、先輩は悩むだけで終わらせず、そこから考えて、自分の弱点を他の点で補ってこられました。最後まで諦めずに問題の一つ一つに取り組まれたそうです。僕は、先輩の「自分の頭で考え抜く」という言葉に感銘を受けました。僕はいつも問題を解く際に、解答を出すことのその先を考えて解いていません。その先とは、入試に出るかもしれないということや、実はもっと簡単に解く方法があるかもしれないと言うことです。問題ひとつ一つを重要視せずにきてしまったのだと思います。ただ、解くのではなく、もっと大切に解いていきたいと思います。けれども、先輩は、「先生方に質問せずに、自分で考える方法は、邪道でもある」と仰っていました。きっと、もともと頭がよかったのだと思います。もう、後戻りはできない時期です。一日一日の頑張りが、合否を分けるといっても過言ではありません。高校3年生になると、もっと辛い毎日が来るかもしれません。今頑張れなくて、後悔する方が辛いと思います。先輩の「頑張れ」という言葉を胸に、日々の勉強に取り組んで行きたいです。

 

 

6組 

 今年の「卒業生を囲む会」での卒業生の方々のお話も、私にとってとてもためになり、今後の勉強のやる気をひき出す良い機会となりました。
 私の夢は獣医になることで、その中でも牛や馬、その他の大型動物、または野生動物を手掛けていきたいと思っています。そしてそのためには、大学の獣医学部に合格しなければなりません。私は今のところ、豊かな自然がある北海道の大学を目指しています。
 先日学校行事の一つである、カナダの修学旅行がありました。その中で、私が最も感動したのは、ロッキー山脈の目の前にそびえ立つ山々でした。その中にはたくさんの木々があり、野生動物達がいました。一本一本の木は風に吹かれても、雷に打たれても、根元からしっかり強く立っており、コヨーテ、シカ、クマなどの野生動物たちは力強く生きていました。それに自分を比べてみると、自分の弱さ、甘さを痛感し、もっと頑張れるはずなのに、どれだけ怠けているかを思い知らされました。それから、夢に向かって強く生きようと決心し、今頑張り始めています。ですが、家にはたくさんの誘惑があり、学校でもついつい家へ帰りたくなってしまい、自分に甘えて帰ってしまうことがあるというのが現状です。勉強でもやらなくてはならないことははっきりと分かっているのですが、「忙しいから出来ない」とか「今日は疲れた」などの言い訳してしまう自分もいます。私はまだ自分に負けてしまっています。ですが、今回、努力してきた先輩方から話を聞き、辛いこともあるだろうけど、自分に厳しくしっかり頑張ろうという気持ちになりました。
 
先輩方はこう言いました。
 「受験は自分の夢に挑戦するチャンスなんだ。努力すれば、可能性は増える。一年間くらい、自分の人生のために我慢してもいいじゃないか。」
 私は今まで受験に対し、「辛い日々が始まるんだ」という否定的なイメージがありましたが、先輩方の言葉で肯定的に捉えられるようになりました。
 卒業生の先輩方が言うように、江戸取は学習できる環境が整っているところだと私も思います。先生方はとても熱心に教えてくれ、自然科学棟、シニアスタディルームもあり朝学習の時間もあります。私は今、江戸取で良かったと思います。せっかく整った環境があるにもかかわらず、勉強できない自分の状況をもったいないとも思います。
私はこれからは、この環境が無駄にならないよう、また、「頑張れ!江戸取生!!」と、そう言ってくれる卒業生の方々、先生方、家族などにたくさんの人の思い出に応えていけるよう、精一杯の努力をしていこうと思います。

 

     

 

6組 

 今回の卒業生を囲む会は昨年と違った気持ちで参加することが出来ました。昨年はまだ勉強の習慣が確立出来ていなく、大学受験に対しても意識が低い状態でした。しかし、高2生となり勉強の習慣が確立され、受験の意識も高まりつつある今の状態で参加できた事は自分の為になりました。
 様々な名門大学に入学された先輩方は多くの事を話されていました。様々な努力の方法があるという事や各教科の学習アドバイスや受験期の乗り越え方など、多くの事を話されていて尊敬する部分が多くありました。その中で僕が感じた事は、今苦しいことつらい事があってもそれを乗り越えていく事でその先には大きな幸せがあるという事です。生きていく中で楽しい事はほんの少ししかないと思います。しかしその瞬間の為に努力するという事は何よりも大事な事だと思いました。来年になれば受験生となり、日々勉強に打ち込まなければなりません。先輩がおっしゃっていたようにストレスもたまると思います。しかしその先の合格している自分を思い描く事が出来ればモチベーションも上がると思います。日頃から努力する事を忘れず、高3生となった時に切り換えられるように今からそのような事を意識したいと思います。
 しかし今の自分の状態を考えてみるとなかなか勉強だけには打ち込めません。部活動も先輩方が引退した事で僕たち高2が部を引っ張っていかなければならない立場になりました。大変な毎日ですが、日々努力しています。たった3年間しかない高校生活です。たくさんの事に挑戦し、自分の力を試していきたいです。その先に待ち構えている大きな幸せの為に練習を怠らず、日々努力する事を忘れず頑張りたいと思います。もちろん両立する為には勉強にも力を注がなくてはなりません。朝学習の時間、家に帰ってからの時間を無駄にせず、今やるべき事は何なのかということを考え、懸命に勉強していきたいです。高2生となった時に部活に注いでいた力を勉強に注げるようにしていきたいです。両立というものは簡単な事ではありません。部活をやっていない友達に負けないという気持ちを常に意識して今後の生活を頑張りたいです。
 
このように今回の卒業生を囲む会に参加した事によってとても多くの事を学びました。学習アドバイス、大学受験の意識などを参考にするのはもちろんの事ですが、そこから自分には何が必要かということを考えたいです。すべてを鵜呑みにせず、自分で考え、実行していきたいと思いました。卒業する時に自分の経験がたくさんの人に話すことが出来るように一日一日を大切にし、努力する事を忘れずに頑張りたいです。
 

 

7組 

 私は今回の卒業生を囲む会が終わった後、去年の作文を見直してみました。すると、テストを一夜漬けで受けたことや問題演習をしていないことに対する反省が延々と書かれていました。当時の自分を思い出しても、本当に勉強し無さ過ぎたなと非常に後悔しています。特に数学は、既習範囲の問題をやっても殆どわからない状態です。最近は、自分の知識の穴の多さに情けなく思うばかりです。しかし、そういった穴も一つずつ確実に埋めていくしかないのだとわかってきました。まずは自分の弱さを受け入れること。認めることが強さの始まりになっていくと思います。ですから、どんなに初歩的なことでも自力で考え抜いてわからなければ誰かに質問しようと努力し始めました。内気な性格の私は、友達や先生に質問することがなかなかできませんでしたが、質問をするとわからなかったことがわかるだけではなく、先生がアドバイスを下さったりすることもある事を知りました。
 今回の卒業生を囲む会に参加するのは3回目になります。多くの先輩方のお話をお聞きして思ったことは、
結局、大学に受かる受からないということは、勉強したか、しなかったか、ただそれだけだということです。そんな当たり前のことを私を始め、皆気付いていながら逃げて、自分のしたいことを優先する人が多いから、受からないのだと思います。今の自分を考えてみると、ようやく重い腰を上げ始めたという感じですが、まわりにいる以前から頑張ってきた友達との差が大きく開いているとに愕然としています。
 3月のクラス発表を見たとき、7組のところに自分の名前があったことには本当に驚きました。そして、嬉しい反面、クラスの中でかなり成績が悪い方に入るということを受け入れざるを得ませんでした。私はこのクラスでやっていけるのだろうかと悩む日々が始まりました。それでも、上位層の人たちに何とか食らいついていくことで、今までより良い刺激を受けられると思い、日々情けない自分と闘いながら取り組んでいます。こうして食らいついていった先に、何かが見えてきてこそ、このクラスにいる意味があるのだと思います。先輩のお話をお聞きして、私は頼れる友人や先生方に囲まれて大変幸せなんだということを感じずにはいられませんでした。
 私は、今まで「今すべきこと」を見誤っていたようです。やらされる勉強すらまともにやってきたのか疑問です。ですから、今でもまだ+αの勉強は足りていないのが現状です。ですが、今の自分にとって一番必要な+αの勉強は、既習事項の穴埋めだと思います。しかし、それをやっていると本当に逃げ出したくなります。
「逃げたらダメ」と仰っていた先輩の言葉を胸に刻んで、先輩方に続いていけるように努力していくことをここに誓います。

 

     

 

7組

 今回の卒業生を囲む会は、今まで以上に刺激を受けました。私がこの会を通して感じたことは、「自分を変えるなら今しかない」ということです。私は普段の学習時間が少ないことを身に染みて感じています。高2生としての学習時間には殆ど及ばない。時間を無駄にしているというのが現状です。私はクラスの誰よりも家が近いですし、部活にも入っていません。時間は他の人より多くあるはずなのにどうして有効に使えていないのだろうと常日頃反省をしています。しかし、反省はするものの何ひとつ変わろうともせず、家に帰ればテレビを見てしまうような堕落した生活を送っていました。このまま何も変われなかったら自分は東大クラスにいる資格はないと思います。大ホールで話された先輩のお話の中に「自分が今何をすべきかよく考えなさい」とありました。言われたことしかせずに、それだけしかやっていないのにやった気になっているようでは、自分を伸ばすことはできません。江戸取ではよく克己心という言葉を耳にしてきましたが、私はその心が欠けていると思います。現状の自分に満足し、自分を甘やかしてばかりいます。このままいけば、高3になったとき、罰が当たることは目に見えています。今自分が何をすべきか、それは受験に向けて勉強する姿勢を身に付けるということです。やはり先輩方のお話の中で「努力」という言葉が何度も出てきました。コツコツ頑張った人が最終的に成功を手にしています。いわゆる積み重ねです。私は先ほどから学習時間の確保の話をしてきましたが、それは一気に長時間勉強するということではなく、隙間の時間を上手く使って積み重ねていくということです。1日の生活を振り返ってみると、隙間の時間や無駄な時間が多くあることがわかりました。その分を暗記物や授業の復習に充ててみると自分が思った以上の時間が確保できるのではないかと思いました。毎日5分の積み重ねでも1年で30時間になります。こういった時間を大切にしていきたいと思います。また、これからはメリハリを持った生活を心がけていきます。
 
先輩のお話の中で、勉強を継続するには目的意識が必要だとありました。何のために、何を目標として勉強しているかが自分の中で漠然としたままだから、私は勉強に身が入らないのかもしれないと思いました。定期テストで全教科
80点以上をとるとか、毎日問題集をここまで解くなど具体的な目標設定をすることが大切です。また、目先の事だけでなく将来自分が何をしたいのかはっきりとした目標を定めていかなければならないと思いました。
 
私が高2の今したいこととして挙げたいのは、基礎固めです。抜けていた穴を一つ一つ埋めていき、高2の終わりには完成した状態にしたいです。よく言われている通り、土台がしっかりしていなければ積み上げるものも積み上げられません。今まで習ってきた内容の穴を見つける機会として模試が挙げられます。模試を利用して自分の苦手な箇所を重点的に埋めていきたいです。そして、
今自分に何が足りなくて、何が必要なのかよく考えて学習に取り組み、今日演台でお話下さった先輩方のように胸を張って後輩の前で語れるようにします。

 

 

8組 

毎年恒例の学校行事である卒業生を囲む会ですが、過去数回のこの行事に比べて、今回は感じる重みが全く異なりました。
 
文理選択を経て、受験生になるという意識が高まっている高校2年生のこの時期に、大学受験の壁を乗り越えた先輩方のお話はとてもありがたいものです。どのような心構えで日々過ごすべきか、どのような勉強をすべきか、などと悩みの多かった自分にとって良い刺激となり、またモチベーションの向上にもつながりました。
 
大ホールでの全体会とホームルームクラスでの分科会全体を通して私が一番感じたことは、地道に積み上げてきたものだけが結果として表れるということです。お聞きした先輩方の話はそれぞれ違ったものではありましたが、受験に成功した先輩方に共通するものは、地道な努力をしてきたということでした。
 友人達との会話の中でときどき「彼女は天才型だ」とか「彼は努力型だ」という言葉が出てきます。たしかに、勉強には能率を良し悪しや吸収効率の良し悪しがあると思います。しかし、今回お話ししてくださった先輩方は、それぞれに皆努力されていました。このことから、やはり努力こそが大学受験に打ち勝つ唯一の方法であると痛感しました。
 
あとは自分に合った自己流の勉強法を早く見つけることだと思います。今のところ、私なりにですが自己流の勉強法を持つことができています。しかし今後、先生や周りの友人などの影響を受けて、より良い勉強法を得ることができるかも知れません。その可能性を潰さないためにも周囲からの助言には素直に耳を傾けることを心がけようと思います。
 私には今、夢があります。それは法律と、多くの人と関わる仕事がしたいという夢です。
具体的な職業はまだまだ迷っている最中ですが、大学に行って学びたいことは見つけられている状況です。そのため目標とする学部も決まっています。ほんの少し前までは、やりたいことが見つからないというよりもむしろ興味のある事が多すぎて、絞りきれないという状況でした。そんな曖昧で、何か心の奥がざわついているような時期が長く続きました。しかしあるとき、進路について本気で話し合える友人に出会いました。堅苦しい話は相手も好まないだろうと思って友人との進路や受験の話は避けてきましたが、いざ話をしてみると、自分と同じように悩んでいたり知らなかった情報を得ることができたりと、とても得るものが大きいのだとわかりました。
 
このような友人との会話や、日々自分が何を一番学びたいのかを考えることを通じて、志望する学部、将来的な目標を見つけることができたのです。
 今回の卒業生を囲む会に参加して、卒業生の生の声をお聞きして、大学入学後の生活が以前にも増して楽しみになりました。先輩方は皆、充実した生活を送っているように見えました。二年後、自分もこの先輩方のように輝いていたいと強く思いました。そのために、現在の努力は必要不可欠です。
 
全体会での先輩のお話の中に、心に響いた言葉があります。「努力が全て報われるほど世の中は甘くないが、努力をしなければわずかな可能性をも潰してしまう。」というものです。私には夢があります。目標があります。自分が努力を怠ったがために、わずかであっても存在する可能性を潰したくはありません。 自分がすべきことは理解しているつもりです。来年の卒業生を囲む会で、どれくらい成長した自分がいて、またどのような感想を抱くか、今から楽しみです。

 

         

 

8組

今年で卒業生を囲む会に参加するのは3回目ですが、今回は少し受験という方向に意識が傾き始めていたためもあってか、前の2回よりも得るものが多かったように感じます。まず、全体を通して感じたことは先輩方が自分の習慣を確立しているということです。卒業生の話を聞いて参考にするのは良いことですが、それを基にして、自分に合った習慣を確立しなければ意味がありません。例えば、今僕が定着させたいと思っている習慣としては、朝の七時前後に登校する、英単語、古文単語を少しずつ身につける、小テストから到達度試験、定期試験、そして模試などテストには手を抜かず全力で臨むことなどがあります。どんなに小さなテストでも、自分が努力したことによって高得点が取れると、とても嬉しいです。単純で当たり前のことですが、テストの結果に喜びや悔しさを感じることができるのは、ある程度勉強した人だと思います。そう思ったのは、先日の中間試験です。どの科目も手を抜かず、あそこまで勉強したのは初めてでした。特に良くできた科目の答案を見てみると、本当にもったいないミスがたくさん散見されました。一つの科目で見ると、2、3点ですが総合点だと10数点は落としていることになります。しかし、今までそのようなことを感じなかったのは、やはり、手を抜いていたからだと思います。手を抜いて悪い点数をとってしまっても「手を抜いたのだから仕方ない」と思いましたし、仮に良い点をとっても達成感は得られず、複雑な気持ちになるだけです。先生方がよくおっしゃる「結果に一喜一憂するだけに終わる」という悪い見本だと思います。試験後に良く聞く言葉に「今後の対策」というものがあります。今まではそのようなものは一切思いつきませんでした。唯一感じることはただ「次はしっかり勉強する」といういい加減なものでした。しかし、今回は、具体的な反省点が山のように出てきます。また、その反省点を考えることさえも楽しく感じます。これが「学問を愉しむ」ということではないかと思います。
 もう一つ、先輩方のお話の中で印象に残ったのは「部活はやめない」ということです。
成績が良くないので部活をやめるという人がいますが、やめて成績が上がった人ばかりではありません。部活は勉強を中心として考えるならば、一種の息抜きの場であり、数少ない縦の関係を築き、社会での人との接し方を学ぶ重要なコミュニティでもあると思います。ですから、勉強と部活は同じ天秤にかけるわけにはいかないと思います。部活に入ったからといって成績が下がった人はあまり見かけません。むしろ部活に励んでいる人の方が、ストレスの発散が上手にできるので、生き生きとしていると思います。
 
今回の卒業生を囲む会は、僕にとって自分を変えるとても良い機会になりました。まずは、何事にも全力投球で頑張りたいと思います。

 

 

9組 

 今年で卒業生を囲む会は3回目になりますが、今年もまた今までとは違ったことを学ぶことができた会になりました。卒業生の言うことはとても重く、為になるお話でした。
 今回来てくださった卒業生の方々はそれぞれ有名大学に進学なさった方々ばかりで、とても誇りに思いました。僕が本当に素晴らしいと思ったのは有名大学に入って、それからこうしたいという夢を持っていることです。中には燃え尽きてしまって「大学に入って何をしたいか」がわからないままになってしまう受験生もいるようですが、先輩方は目標である大学に入学したその先を見据えていて、それが本当の目標であると思いました。大学に入ることよりも大学に入って何がしたいかをよく考えなければならないと思いました。最終的には自分の人生なので自分で選択していかなくてはなりません。そこで大事なのが自分のやりたいこと、すべきことに目を向けることだと思います。しっかりと自己分析を行わなければ自分の本当の気持ちなどもわからないままになってしまいます。そして、ただ、とりあえず周りがしているから自分も大学受験をしようかということになってしまうのです。それでは、せっかく大学に入学しても意味がありません。したがって、僕はある程度の人生設計をするべきだと思いました。そうすれば自分のモチベーションを上げる効果もありますし、具体的な目標も作りやすいと思いました。
 また、今回僕が改めて思ったことは受験で最後に勝つ人間は最後まで諦めずポジティブでいることができた人であるということです。自分より頭の良い友達が浪人してしまうこともよくあるそうです。それを聞いたときに最後の最後はメンタルの強い方が勝つというのは本当なのだと思いました。センター試験で失敗して、そのまま二次試験までその気持ちを引っ張ってしまう人もいるようです。そうならないためにも心力を鍛えていかなくてはならないと思いました。
 また、日々の勉強でも考え抜くことが大事であると知りました。僕は、わからない問題があるとすぐに解答や解説を見てしまうことが多いのですが、それも気をつけなくてはならないと思いました。分からない問題でも自分で考えてみてから解答や解説を見る方が間違いなく印象に残りやすく理解もしやすいと思いました。実際に受験を経験しているだけあって先輩方はとても具体的、かつシンプルなアドバイスをくださいました。応用よりも最後まで基礎をやったほうが良いというのはとても驚きました。しかし同時にとても納得できました。受験というと難しい問題を解かないといけないようなイメージがありましたが、大切なのは基礎の積み重ねであることがわかりました。
 
僕がこの会で得られたものはとても貴重なものでした。先輩たちのアドバイスを元に受験に合格できるよう精一杯頑張っていきたいです。

 

     

 

9組 

 今回の「卒業生を囲む会」は、受験が以前より近づいてきているので、前回、前々回より自分にとって迫ってくるもの、学んだことが多くありました。江戸取の大学進路実績は毎年素晴らしいもので、それは先輩方の努力の賜物です。在校生である私も誇りに思うと同時に、純粋に頑張らなくてはいけないと思いました。高校二年生になり受験に向けて生活をシフトさせなければならないであろう時期に、先輩方のお話を聴くことができ、とても参考になりました。
 先輩方のお話を聴いて特に重要だと思ったことが2点あります。1点目は、基礎を重視することです。私はこれまで、学んでいる内容が難しくなってきているので発展的なことを学ぶほうが良いのではないかと思っていました。しかし、発展的なことに手をつけても、それを理解した気持ちになるだけで意味がないのだと分かりました。発展的な問題を解けるようにしたいからこそ基礎を重視するのです。自分に基礎が身についていないということが分かるのが模試です。現在進行形で学んでいない単元が問題として出されるので、基礎がしっかりとなっていない部分を自覚できる良い機会です。先日の駿台模試が返却されたら自分の弱みを見つけ、克服に努めたいと思います。
 2点目は、自力で最後まで解き終えるということです。
これだけ聞くと、当たり前のことを言っているように聞こえますが、実際はとても難しいことです。途中で分からなくなってしまった問題があったら、私の場合、解答を見てしまいます。しかし、先輩がおっしゃっていた「解き終える」というのは、自分で納得するまで考え抜くことです。このような解き方はとても時間がかかりますが、自分の頭で整理して考えるので、もちろん理解は深まりますし、頭にもその解法が残りやすいです。おそらく、私のように分からなくなったら答えを見てしまうやり方は、本当には理解できていないのだと思います。しかし、その場では理解したつもりになって終わらせてしまい、また自分の頭で苦労して導き出したわけでもないので頭に残らず、ということで2回、3回と解いても、ほぼ一からの状態という悪循環に陥ってしまいがちです。今からでは遅いかもしれませんが、このやり方を実践して悪循環から抜け出したいと思います。この考え方は決して数学だけにあてはまるものではなく、例えば社会の場合であれば一つの語句とその語句に関する事柄も一緒につなげ、関連させて学ぶといった学び方によって実践していくことができると考えています。
 
先輩のお話を聴いていて、まずは志望校をはっきりと決めなければいけないと思いました。どんな理由があっても行きたい学校があればそこを目指して今より気合いが注入されると思います。大学まで残り一年半しかありません。自分に何が必要なのかを見極めて実践し、いらっしゃった先輩方のような大学生になります。 
 

 

10組 

 僕は今年の卒業生を囲む会に参加して、先輩方のお話をお聴きして、大学受験に対しては生半可な気持ちを持っていたのでは、絶対に成功しないのだということが分かりました。甘い考えを持っていたのでは、決して第一志望には合格しないということです。自分でしっかりとメリハリをつけてやっていかなければならないということが分かりました。
 
大学受験は全国の高校生がライバルです。レベルの高い高校生がたくさんいます。その高校生たちと勝負しなければならないので、適当な努力や学習では絶対に合格できません。全国の他の高校生が本気で勉強してくるので、それを上回る努力をしなければなりません。
 
こういった努力をすることで学力も上がると思いますが、それだけではないと思います。努力をすることで精神力も鍛えられることになり、大学卒業後、社会に出てからも強い精神力の下で生活をすることができます。ですから、受験勉強というものはもちろん大学に受かるためにするものですが、それだけではなく、一生の中で自分を大きく成長させることができるものでもあると思いました。  
 
卒業生の方々の学習時間は平日は6時間は普通にやっていたということを聞き大変驚きました。休日はきっと13時間くらい学習していたはずです。今の僕では全く足下にも及ばない状態です。今の僕はテスト前にしか勉強をしていません。このままだと高校3年生になってから困るのは自分自身です。その時のテストだけ乗り切れれれば良いという考え方では大学受験で全く歯が立たなくなってしまいます。赤点だけクリアすることができれば良いという甘い考えでは合格など決してできるはずがありません。
 
合格するためにはやはり、質も大切ですが、時間をかけてじっくりとやることも大切だと思います。ですから今後は先輩方を見習って、1日1日を大切にしてしっかりと学習時間を確保して生活していきたいと思います。平日は1日5時間、休日は1日8時間を目指して頑張っていきたいと思います。
 
大学に合格するためには夢を持つことが大事であるということも今回の卒業生を囲む会では学ぶことができました。成功した先輩方はみんな自分の夢、目標を大切にして、それが叶うように努力を重ねました。
 
僕はまだ夢がありません。夢は自然にみつかるものだと思っていましたが、やはり意識して様々なことに興味を持ち、様々な世界と接点を持たなければできあがってこないことが分かりました。夢をただいつか見つかるだろうと思って待っているのではなく、自分から探しに行き、早く見つけたいと思います。夢を持てば今よりももっと学習に対して真剣になれると思うので、実行したいと思います。
 
今回の卒業生を囲む会では勉強の大切さ、モチベーションを持つことの大切さ、夢の大切さを改めて学びました。この囲む会をバネにして今後しっかりと生活していきたいと思います。

 

     

 

10組 

 卒業生を囲む会に参加するのは今年で2回目でした。昨年聴いたときから1年がすぎ、受験も近くなってきました。だから今年は昨年より集中して話を聴くことができました。私が話を聴いた卒業生は全員で5人でした。5人の先輩方すべてに共通していることは、皆がそれぞれ自分に合った学習法を見つけて努力していたということです。このような立派な先輩方のお話を聞くことができ、本当に良い刺激を受けたし、成功した先輩方のやり方を参考にして私も自分に合った勉強法を見つけたいと思います。
 
クラスには2人の卒業生に来てくださいました。この2人の先輩は私たちと同じ高入生であり、2年の時は10組だったということで、とても身近に感じることができ、勉強の話もとても参考になりました。
 先輩の一人が当時使っていた英語のノートと世界史の教科書を見せてくださいました。世界史の教科書にはたくさんの付箋が貼り付けられてあってとても見やすくなっていました。英語のノートは分からない単語の意味を書いたり、構造分析を細かく書いて、英文の内容がすぐに分かるように工夫されていました。
合格する人のノートはこういうノートなのだと感じました。合格するためにはたくさんの努力が必要なのだと改めて感じました。
 今の私はまだまだ努力が足りないと思います。この卒業生を囲む会をきっかけに、もっと努力をしていこうと思いました。努力は必ず報われると信じて頑張ります。
 
高校3年生になってから一生懸命努力してもあまり成績は伸びないという話を先生方や卒業生からよく聞きます。それは高校3年生になるとみんなが自分と同じくらい、または自分以上に努力するからです。だから、少しでも早く勉強を始めることが大切なのだと思います。
 
私の周りには切磋琢磨しあえる友達もたくさんいます。それに加えて、困ったらすぐに助けてくれる先生や家族、勉強に適した環境があります。勉強したくてもできない環境にある同世代の人もいるのにこんなに恵まれた環境にいる私が努力をしないということはだめなことだと思います。今からでも自分ができることを始めて、模試、定期テスト、到達度試験、小テストなどに決して手を抜かずに、すべて満点を目指していきたいと思います。 卒業生の方々は大学でできた友達に、高校時代に塾に行っていなかったことを話すとすごく驚かれると言っていました。難関大学に、予備校や塾に一度も行かずに学校の授業だけで入れるということは、とてもすごいことだと思います。それほど江戸取の先生方の授業はすばらしいのだと感じます。
 
ですから私は授業の1つ1つを大事に集中して受けたいと思います。前で話してくださった卒業生の方々は全員がすごく輝いていて格好良かったです。私も2年後にはあのような格好の良い先輩に少しでも近づくことができるように今から頑張っていきたいです。卒業生を囲む会は私にたくさんの良い刺激を与えてくれました。本当に自分のためになりました。