1組 Aさん |
今回の体育祭は今までの中で一番心に残るものになりました。その中でも四色対抗の応援団、リレー、そして先輩方のロープジャンピングがとても印象に残っています。 1つ目に四色対抗の応援団です。私は青組で、去年に続き2度目の参加でした。しかし、今年の応援団への意気込みは去年とはだいぶ異なるものでした。去年は、なんとなく、みんなやるものだと思って軽い気持ちで参加していました。それでもやはり最後は組で一致団結しやり遂げることができました。去年応援団に参加したことで、やり遂げることのすがすがしさ、そして、先輩方の応援団への気持ちを学ぶことができました。そのため、今年は去年よりレベルの高い気持ちで参加することができたのだと思います。応援団の練習は体育祭の1か月くらい前から始まりました。高等部2年生はカナダ修学旅行があり、後輩や先輩方とは1週間しか練習できませんでしたが、ホテルの部屋で練習したりしました。私は部活で応援団の練習に参加できないことがたくさんありましたが、友人が教えてくれるなど、多く支えられました。体育祭が近づくにつれ、だんだんと隊形への配置や掛け声などまとまって行きましました。そして、本番。大勢の人の前で踊ることはとても緊張するものでした。練習以上の演技をすることができたと思います。終えた後は、達成感や楽しい気持ちでいっぱいでした。 2つ目に四色対抗リレーです。中1から高3の団長さんまで、12名がバトンをつないで行くものです。団長さんに1位でゴールテープをきってほしい。青組全体がそう思っていたと思います。そして、独走の末、1位になることができました。これは、みんなの気持ちが1つになれたからこその結果だと思います。 3つ目に先輩方のロープジャンピングです。今年、過去最高記録が誕生しました。それは医科コースの先輩方のクラスでした。医科コースは難関国公立医学部合格のために放課後には紫峰館で学習をしているので、ほとんど練習する時間がありません。そのような中、新記録を樹立し、とてもかっこ良く、同じ医科コースの一員として誇りを持つことができました。ロープジャンピングはチームワークが重要であり、チームワーク抜群の先輩方には尊敬の気持ちでいっぱいです。私たちのクラスは、多く課題の残る結果となりました。しかし、先輩方の結果を聞いて、来年こそは、という気持ちになりました。 今年、改めて先輩方の体育祭への気持ちの大きさを学ぶことができたと思います。高3になれば、体育祭が高校生活の最後の大きな学校行事になります。そして、最高学年でもあり後輩たちをまとめていかなくてはなりません。後悔のない、今年、いやそれ以上の感動を与える、そして、できる体育祭にしたいです。 最後に、今回の体育祭が心に残るものとなったのは、多くの準備をしてくださった先生方のおかげです。この感謝の気持ちを忘れずに、日々の学校生活を過ごしていきたいです。 |
1組 B君 |
僕は、今回二回目の体育祭でした。今年は初めて応援団に参加し,1カ月間ダンス練習や応援練習に取り組みました。友達と一緒に練習に参加し、クラスや学年をこえて様々な人と知り合うことができました。また、高校生活で最後の体育祭となる先輩方の熱意に少しでも自分なりに応え、少しでも良い体育祭にしようという思いが体育祭に近づくにつれて自分の中で高まり、体育祭まで練習も時には厳しく、そして、楽しく参加することができました。団長、副団長、ダンスリーダーをはじめとする高校3年生の先輩方は決して諦めることなく、時には優しく、時には厳しく後輩達を指導していました。そのような中、迎えた体育祭当日でした。今までの練習の成果が、団結力の強さがあの応援披露という数分間にすべてが込められていたと思います。応援披露中は楽しくでき、終わると達成感と充実感もありました。来年の体育祭では、僕達が最高学年になるので、今年の体育祭で先輩方が盛り上げてくれたように、後輩達が楽しむことができる体育祭をつくっていきたいと感じました。 次に、今年も参加したクラス対抗リレーです。走る前、予選レースにおいても決勝レースおいても非常に緊張しました。今回、無事に予選レースは通過する事ができたのですが、しかし、決勝レースでバトンを落としてしまいました。当たり前の事ではあると思いますが、リレーは全員でバトンを繋げてゴールを目指していく競技です。正直、バトンが手から離れて地面に落ちた時、「もう、勝つことはできない」と思いました。しかし、次の人にバトンを渡さなければならないという責任感と今までの思いで青色のバトンをすぐに拾い、一生懸命に走りだすことができました。昨年の転倒の事もあり、今年こそはミスなくバトンを繋ぎたいと思っていたので非常に悔しい思いをしました。応援席に戻ってクラスメイトに「お疲れ!」と肩を叩かれ、言われた時は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。来年こそはクラスや青組に貢献できるようにミスなく次にバトンを繋げられるような走りをしたいです。 自分のミスはありましたが、青組は優勝し、非常に良い形で今年の体育祭を終えることができ、とても充実した一日になったので良かったと思います。 最後に、来年は最高学年になり江戸取生活最後の体育祭になります。僕は、今年応援団に参加してみて良かったので来年も参加しようと思いました。今年見てきた先輩たちのように下級生たちを強くリードしていき、自分にとっても、そして他の人たちにとっても心に残るものにしたいと思います。残り少ない今まで以上に精一杯たのしみ、最高の物を作っていきたいです。学生生活の中で大きな行事でこんなに素晴らしい思い出ができてとても嬉しく思います。 |
2組 Cさん |
体育祭は、中学校一年生から高校三年生までの全学年が協力し合う行事の一つです。普段の学校生活では、部活動以外の他学年との関わりは、あまり多くはありません。しかしこの体育祭を通して、同じ学校に通う生徒、同じ色のチームとして、学年をこえたつながりを強く感じることができました。 その一つが、応援団です。私は今年、黄色組の一員として応援団に参加しました。毎日朝早くから夕方遅くまで練習し、休みの日も学校に集まって練習していました。体育祭が近づくにつれて、徐々に隊形がまとまり、かけ声も練習を重ねる度に、大きくなっていきました。応援団全体に一体感が生まれてきて、毎日の練習も充実したものになっていきました。みんなが一つの目標に向かって一体となっていく経験は、本当に貴重なもので、心に深く残るものとなりました。 いざ体育祭当日、黄色組の発表は四色の中で最後となりました。他の色のダンスもみな素晴らしいものでした。それらが進行し、私たちの演技が始まる直前になった時、みんなで円陣を組み、これまでの成果をすべて出し切ろうと励まし合いました。そのためか、本番では今までの成果をすべて出しきることができ、素晴らしい発表にすることができたと思います。みんなで何度も何度も練習を重ねてきたのは、まさにこの瞬間のためだったと思います。結果、私達黄色組は応援、競技共に二位という好成績を残すことができました。 体育祭は、どの競技も一人では決して行うことはできません。一人一人が全力を出して協力し合う。大変なことだけれども、それができたからこそ、喜びはさらに大きくなってみんなで共有できるのだと思います。リレーやロープジャンピングでは特にそのことがよく分かりました。互いに応援し合い、協力し合うと、いつも以上の力を出すことができます。ロープジャンピングでは、誰一人諦めることなく飛びつづけ、リレーではしっかりバトンをつなぐことができました。そのことが、ロープジャンピングでは学年一位、リレーでは学年三位という好成績につながったのだと思います。この体育祭をとおして、クラスの絆を改めて強いものにできたと思います。 私達高校二年生にとって、来年の体育祭がこの学校での最後の体育祭となります。今まで多くの先輩方が私達を引っぱっていってくださいました。次は、私達が最高学年として後輩を引っぱって、体育祭の中心となって盛り上げていく番となります。来年も今年以上に充実する素晴らしい体育祭にできるように、先輩方を見習ってみんなで協力していきたいと思います。そして先輩方に見ていただいても恥ずかしくない、胸を張れる体育祭となるよう、学校全体を盛り上げていきたいと思います。また、こんなにも盛り上がった体育祭を運営してくださった先生方、体育祭実行委員の皆様、そして応援に駆け付けてくれたすべての方々に感謝したいと思います。 |
2組 D君 |
今年の体育祭はいろいろ忙しい時期にあったので、今までより存在感が薄く感じることがあったことは否めません。しかし、やはり当日になって競技に参加し始めると、とても楽しく感じられました。今年はカナダも行くしなあと思ったので応援団には参加しなかったのですが、応援団の人を見るととても楽しそうでした。来年は参加して自らも、体育祭全体も盛り上げていきたいです。 僕は今年応援団に入っていなかったのですが、あまり競技に参加しない体育祭では面白くないと思い、自由参加の競技にはほとんど参加することにしました。その中では特にロープジャンピングは心に残りました。団結力が強いのか、我らが二組はもともと練習の時から好記録を出していて、授業以外の練習量はさほどでもなかったとは思いますが、それでも順調に飛ぶ回数を重ね、優勝することができました。これもこれですばらしいと思いましたが、高校三年生の先輩方が新記録を出して歓喜しているのを見て、感銘を受けました。だからこそ来年はロープジャンピングではしっかり練習をして、最高記録を残せるようにがんばりたいです。その方がきっと達成感も倍増すると思うので。 また、騎馬戦は一番楽しいものでした。騎馬戦というのは奥が深いもので高校三年生の先輩方が作戦や配置を考えてくれました。僕は騎馬の上に乗る役割でした。支えてくれた三人が心強かったのをとても感謝しています。高等部の騎馬戦はとても激しい戦いとなります。一戦目はひょいひょいと言いたくなるぐらいに敵側の帽子を次々に取れて、見事に勝利となりましたが、二戦目は同学年の強い相手と激しく戦い合っているうちに、味方の大将がやられてしまったのがショックでした。それでも、激しく戦った楽しさがよく感じられました。 クラス対抗リレーはクラスの四人がとてもがんばってくれていて、見て応援しているだけでハラハラしたし、熱くなりました。走ってくれた四人のおかげで二組が三位に入れたので、彼らはとてもすごいと思いました。 応援用のクラスTシャツはハイクオリティーなデザインが最高でした。Tシャツにみんなに色々と励ましや応援などのメッセージを書いてもらうというのが流行していて、みんなでお互いに書いたり、書いてもらったりしました。クラスTシャツは二年二組のみんなの思いが込められた大切な思い出なので、一生とっておきたいと思います。また、このTシャツを着たクラスのみんなで団結し、好成績を収めたという記憶も、一生忘れることのできない宝物となるでしょう。 今年の体育祭も楽しいものでした。来年はこの学校で参加する最後の体育祭ということもあるので、皆で力をあわせてさらに楽しく、熱い体育祭にしたいです。来年は最高学年としての参加になります。これまで、体育祭を盛り上げてくださった先輩方の姿を忘れず、後輩たちの模範となるような体育祭となるようがんばっていきたいです。 |
3組 Eさん |
今回の体育祭は、私の今までの経験の中で、とても思い出に残るものとなったと感じています。その理由の一つとして、チアリーディング部による応援披露が挙げられます。私はチアリーディング部に所属しているのですが、今年度の体育祭のステージには特別な思いがありました。それは、ダンスにおいて振り付けを考えたり、曲を編集したりしたからです。自分が作った振り付けを部員が笑顔で踊ってくれた姿や、そして、それを観客の方々が楽しそうに見てくれていた姿を見て、とても嬉しく思いました。あの場にいたみんなが一体となって盛り上がっていたので、チアリーディング部としてみんなに笑顔を届けるという役目を果たせたのではないかと思いました。体育祭でチアリーディング部として踊ることができるのは今年で最後となりましたが、今まで以上に達成感があり、最高のステージに仕上げることができたので良かったです。 そして今回の体育祭では、先輩方の偉大さを大変感じることができました。私は応援団にも所属していたのですが、先輩方は私たち後輩をしっかりとまとめて下さいました。そして、体育祭当日は私たち青組を優勝へと導いて下さいました。先輩方が優勝を目指して頑張っている姿を目の当たりにして、先輩方のこの体育祭に対する熱い思いがひしひしと伝わってきました。私も来年は高校三年生となり、先輩方のように後輩を先導し、みんなを団結させることができるような人間になりたいと強く思いました。 体育祭を通して、一致団結することの大切さを学ぶことができました。クラスのみんなとも、ロープジャンピングの練習などを通じてより絆が深まったと思います。この団結力を大切にして、今後の行事として行われる勉強合宿や紫峰祭なども成功させたいと思います。体育祭に関わって下さったすべての方々に感謝するとともに、来年の体育祭も今年以上に充実させたいと思います。 |
3組 F君 |
今回の体育祭は、自分にとって江戸取で行われる五回目の体育祭で、青組の一員として参加することになりました。気温はそこまで高くなく、運動することにおいてはとても良い天候の中で行われました。 騎馬戦や棒引きではとても盛り上がり興奮しましたが、一番楽しかった競技は四色対抗の応援披露でした。応援披露は、各色の高校三年生が中心となって、ゴールデンウィーク前から考え、一生懸命練習してきたものです。自分たち高校2年生は、カナダ修学旅行で十分な練習時間が確保できませんでしたが、先輩方がしっかりと教えて下さる姿を見て、最後の体育祭にとても情熱を注いでいることがよく分かりました。体育祭本番の時には、応援ダンスをしていながらも、青組応援団が一つになっていたということが感じられました。応援披露の結果としては三位ということであまり良い結果ということではありませんでしたが、青組応援団全体でしっかりと全力で練習してきたので悔いが残らないものとなりました。 クラスにおいても、ロープジャンピングの練習は応援団の練習で忙しいこともありましたが、昼休みなどの短い時間を利用して練習してきたので、その練習を通じてクラスにおける団結力がさらに強くなっていくのを感じました。中等部と高等部合わせて六学年全クラスの団結と努力の成果が青組の優勝に結びついたと思い、大変感動しました。 来年は自分たち高校二年生が最上学年となり、新高校一年生や二年生をまとめていかなければなりません。高校三年生の最後の体育祭に懸ける想いが、今回の様々な活動を通してとても強く感じることができました。今年の体育祭の経験を活かして、より良いものにしていきたいと思いました。また、様々な部活の生徒や先生方が体育祭の準備や後片付けをしていることに感謝をし、この体育祭で身につけたことを今後の生活に活かしていくことで、より良いものにしていきたいと思います。 |
4組 Gさん |
江戸取に入学してから五回目の体育祭が終わりました。来年は最後の体育祭になってしまいます。年を重ねる毎に体育祭が楽しく感じます。高校生が主役の競技が多いということもあると思いますが、何より一人一人の自覚の差だと思います。一人一人が盛り上げようと思い、声が枯れるまで応援したり、高3生の声に合わせて手拍子をしたりすることで自分から積極的に参加するようになり、楽しさを感じるのではないでしょうか。私が参加した種目はロープジャンピングと各色の応援です。ロープジャンピングは一位になれませんでしたが、本番でこれまでで一番良い結果を出すことができました。これはクラスが一つに団結したからこその結果です。体育の授業の時の記録よりも二倍の回数を飛ぶことができて嬉しかったです。応援団については、私は今年初めて参加しました。始めは朝練習に間に合うように起きられるかが心配でしたが、早く振り付けを覚えなくてはという思いで乗り切ることができました。体育祭までの間に修学旅行があり、大変でしたが、本番はグラウンドで先輩方が作って下さった赤いシャツを着て、踊った後は達成感でいっぱいでした。来年も必ず参加しようと思いました。 体育祭は先輩が盛り上げてくれるということもありますが、前述のように一人一人の自覚が大きい影響を及ぼします。私自身も今年が一番応援していました。やはり、それは自分も盛り上げなくてはいけないという自覚があったからこそであると思います。能動的にならなくては何事も楽しくありません。 高校2年生は夏休み中には勉強合宿があり、秋には紫峰祭があります。だんだん私たちが参加出来る学校行事が少なくなってきている中でどのようにしたらいいものになるのか、良い思い出になるのかなど、様々なことを考えながら限られた時間で充実したものとなるように積極的に行動していこうと思います。今年は、体育祭でクラスが団結できて良かったと思いました。 |
4組 H君 |
今回の体育祭は自分の江戸取生活で一番疲れたものでしたが、それと同時に一番充実感を味わえるものでした。出られる競技には全て出て、野球部に所属している僕は部活単位での手伝いがあり、体育祭実行委員としての手伝いもありました。そのような状況の中、僕は二つのことを学びました。 一つは「団結」ということです。自分という目線で見ると、クラスで行ったロープジャンピングとクラス対抗リレーがこの事をはっきりと表しています。ロープジャンピングでは、2年4組は練習で50回程度しか飛べませんでした。しかし、始まる前に「百回飛ぶ」という目標を皆で決めました。結果として目標の百回は飛べませんでしたが、学年3位という好成績を収めることができました。また、クラス対抗リレーでは、予選で負けてしまい、悔しい思いをしましたが、「負けるなら全力を出して負けよう」と心に決めて、それを皆で共有し、達成出来たと思います。赤組としてみれば高等部の団体戦において全て赤組が勝利しました。これは高3生の先輩たちの「勝ちたい」といった気持ちに自分たち2年生や1年生が刺激を受けた影響が大きいと思います。先輩たちにとっては最後の体育祭だから頑張ろうという決心を皆でもっていた結果だと思います。赤組は4位で負けてしまいましたが、団結という意味を一番感じられる組でした。来年は僕たちが最後の体育祭を迎えます。僕たちも先輩たちを見習っていきたいと思います。 二つ目は何事にも全力を出すということです。閉会式の後、応援団をやっていた3年生が口をそろえていっていたのは「応援も楽しかったし、皆と赤組でやれて良かった」という言葉でした。僕はこの言葉は体育祭を全力でやった人にしか言えないものだと思います。全力で何かを取り組み、仲間と切磋琢磨することをしなければ、絶対に言えない言葉です。先輩から全力でやることの素晴らしさを学んだ気がします。 繰り返しになりますが、今回の体育祭で、赤組は4位という結果でしたが、団結心や絆は強い組であったと自負しています。今回の先輩たちを見習い、今年よりも更に良い体育祭をつくっていきたいと思います。 |
5組 Iさん |
今回の体育祭では、初めて応援披露に参加しました。中学校1年生から参加してきた江戸取での体育祭も残り2回となっていたので、出来る限り、学校の行事で貢献したいという気持ちが強くありました。しかし、実際に練習が始まってみると、ダンス経験のない私はゼロからのスタートとなり、先輩方から何回もゆっくりと振り付けを教えてもらうことになりました。なかなか覚えられない私に、笑顔で教えてくれている先輩を見て、絶対に体育祭を成功させたいと思いました。小学校時代は、4年生から6年生まで応援団に入っていたのですが、体育祭を成功させ、全員にとって最高の思い出になるようにしたいという一心で各クラスを回って、応援練習をしていたことを思い出しました。あのときも、やはり団長さんを中心に全員が成功させたいという強い思いを胸に抱いていたからこそ今でも私の胸にその頃の感情や友情、楽しさが最高の思い出として残っています。そんな気持ちを思い出しながら、練習を重ねていき、やっと振り付けを覚えたころに、修学旅行に行くことになりました。帰国後はあっという間に体育祭の1週間前になっており、周りはみんな完璧に踊れるようになっていました。 ですが、応援も団体戦です。練習期間が少なかったとはいえ、私達2年生が出遅れた状態で本番を迎えるわけにはいきませんでした。私達は、本番までの時間を精一杯練習しました。1曲1曲間違えずに踊れるたびに、友達と喜びを分かち合い、分らないところは先輩に聞き、そんな毎日が忙しくはありましたが、とても楽しく自分のエネルギーになっているようにも感じました。そして、体育祭当日、天気にも恵まれ、緊張と期待の中、体育祭が始まりました。当日は、朝からみんなで練習し、最後の振り付けを確認しました。体育祭で一番嬉しかったことは、お昼ご飯を応援団のみんなで食べたことです。あんなに大人数で昼食をとったのは初めてで、新鮮だったのと同時に、みんなで作った名前いりの応援Tシャツが頼もしく見え、私達の士気を高めてくれました。団長さんが楽しもうぜと言った後、みんなの笑顔が太陽の光を浴びて、きらきらと輝いて見えました。心からこの色のメンバーの1人で良かったと思った瞬間でした。 体育祭が終わり、全力を出し切ったあとに残ったものは、感謝の気持ちでした。体育祭を行うにあたり、前々から準備を進めて下さった先生方や実行委員などの係の人たちが支えてくれたことによって、無事成功させることが出来ました。 私は中学校1年生の頃から、毎年応援Tシャツを作ってきましたが、それらは全て大事に残しています。それらを見返しただけで、あのときの気持ちの高まりや友達の笑顔が頭に浮かびます。今年はクラスの応援Tシャツに加え、応援団のTシャツもくわわりました。思い出を引き出す鍵としてTシャツを残すことが出来ることを嬉しく、また誇りに思います。 |
5組 J君 |
僕は今年、応援団として体育祭に参加しました。応援団の練習時間は短いものでしたが、とても楽しいものでした。そしてその応援団に所属していてとてもいいと思えることがありました。 まず、応援団には昨年も参加しましたが、昨年と今年で大きく違うものがありました。それは先輩だけでなく、後輩もいたということです。それにより、昨年より責任感が大きくなったと思います。 黄色組は本番前の練習で、雨などにより、グラウンド練習は二回しか行うことができませんでした。そんな中でも三年生の先輩方は僕たちを引っ張って体育館裏の自転車置き場でグラウンドと同じようにできるように指導してくれました。そのおかげで本番も混乱せずにきちんとできました。 騎馬戦においても、クラスのみならず黄色組の応援団の人たちで事前に作戦を立て、競技に挑みました。その結果、一位とはいきませんでしたが、二位になることができ良かったです。 そして、応援団として「優勝」というひとつのものを目指し、一丸となりました。ダンスで分らないことがあれば先輩たちは一生懸命になって教えてくれました。僕はこういったところで、何ものにも代えがたい「絆」というものが生まれ、とてもいい思い出となりました。 結果も総合成績、応援と優勝とはなりませんでしたがそれぞれそれに次ぐ二位を取ることができ、とてもよかったです。これは、黄色組応援団が一丸となれた結果であると思います。 来年の体育祭においても、僕は応援団に参加して体育祭を盛り上げていきたいと思います。そして中学から一度も達成していない「優勝」というものを手に入れたいと思います。 また、クラスとしても一丸となることができたと思いました。僕のクラスでは、最初の練習の時ロープジャンピングはたったの十九回しかできませんでした。これではマズいと思い、みんなで声をかけてみるということから始めました。僕は縄を回す役でした。少しでも多く跳ぶために、悪いところや直すべきところがあれば友達に指摘してもらうようにしました。そして本番では、最初にどんどんとぶことができ、「これはいける!」と思いました。その後もきちんとうまく飛ぶことができ、4位となることができました。これはみんなが一丸となった結果だと思います。 今回の体育祭において生まれた団結力を、これからの学校生活において、さらに強固なものにできたらいいとおもいます。 |
6組 Kさん |
5月26日に体育祭が開催されました。そこで私は応援団に初めて参加しました。 応援団に参加してすぐの時には、ダンスも全く覚えられないし、朝早くに学校にきて夜遅くまで学校にいることはとても大変なので、ずっと応援団は辞めようと思っていました。しかし、友達が「辞めないで一緒に頑張ろう。」と言ってくれました。私はその言葉によって、応援団を辞めずに最後まで頑張ることができました。そして、自分も朝早くに登校して練習したり、夜7時まで残って頑張ったり、また先輩が優しく教えてくださったおかげで、体育祭当日も何とか最後まで力の限り踊り抜くことができました。踊りきった瞬間はとても嬉しくて、叫んでしまいそうでした。 応援の結果は4位ととても残念でしたが、その結果以上に、応援団のみんなが団結して最後まで踊りきったことに意味があると思いました。でも3年生にとっては、最後の体育祭だったのに優勝することができなかったので、もう少し頑張っていれば良かったと悔いも残ってしまいました。 私は今年の赤組の応援団の先輩の姿を見て、いくつも学んだことがあります。私は来年も応援団をやるつもりなので、それらを見倣っていきたいと思いました。そして、今年の先輩のように、後輩がついてきてくれるような人になりたいです。 私は今年、ロープジャンピングにも出場しました。これも放課後にクラスで何度か練習をしました。しかし、あまり長くは続かずに、みんながとても焦っていました。人の並び方を考えたり、縄のことについて考えたりと、みんなが必死になって、優勝するためにはどうしたらいいのかと考えていました。そして、本番当日、みんなはとても緊張していました。そして結果は10クラス中2位でした。優勝には一歩届かなかったけど、クラスでの最高記録を出すことができたので良かったです。 最後に私が出場したのは、800m走です。私は一応、体育会系の部活動に入って活動していますし、良く練習中にも走っているので何とかなるだろうと思っていました。しかし、実際に走ってみると、すぐに疲れてしまい、さらに気持ち悪くなってしまいました。でも、前の人とはかなり差はあったけれど、何とかゴールすることができました。途中でリタイアしても良いかなと、走りながら考えていましたが、走っている時に赤組の人だけではなく、白、黄、青組の人まで応援してくれたおかげで、ゴールまで頑張ろうと思えました。途中で諦めなくて良かったと思います。 私は今年の体育祭で、励ましてくれる仲間の大切さを知りました。団体戦である体育祭で、こんなにも励まされて頑張れているので、同じ団体戦である大学受験も、仲間と励まし合って、頑張っていきたいと思います。 |
6組 L君 |
今回の体育祭に参加して、僕は初めて体育祭実行委員という立場で、体育祭の運営に関わりました。高校一年の時の体育祭では、単に体育祭の競技をこなすという気持ちが大きかったですが、今年の体育祭は、運営していく中で、よりよいものにしていきたいという気持ちを強くもつことができました。 また、体育祭実行委員では招集係をやり、時間通りに競技をできるように、参加生徒たちを案内しました。とても責任の大きい仕事だと思います。 しかし、そのような責任の重い仕事をすることができたのは、とても貴重な経験になったと思いました。 この経験を最後の体育祭や、その他の行事に活かしていきたいと思います。そして、今回は、3年生の、体育祭までの準備や当日の動きなどを、1年の時より近くで見ることができました。来年は自分たちがその立場に立つことになるので、しっかりと見ておかなくてはいけないと思いました。 3年生は、体育祭の前から、下級生に応援練習の声をかけ、当日はその時々に応じて、率先して動きを伝えていました。また、応援団長は、応援で常に一番声を出して引っ張っていました。その姿を下級生たちが見て引き継いでいかなくてはならないと思っています。 今回そのような3年生の動きを近くで見ることができたので、来年の自分たちの最後の体育祭で、必ず今年以上に良いものにできるように活かしたいと思います。 今回、体育祭実行委員になって、いろいろな人の動きを、体育祭前から見ることができました。体育祭は、当日の動きだけではなく、準備の段階から始まっているものだと思いますし、そのような人々の協力がなければ成り立たないものだと思います。そのような人々が頑張る姿を見て、体育祭はただ競技するだけのものではないのだということが、よく分かりました。 来年は最後の体育祭になりますが、人が協力し合うことで達成できる素晴らしい行事であるということを忘れずに、積極的に体育祭を運営する方にも関わっていきたいと思います。 今回の体育祭では、優勝することや応援賞を取ることはできませんでしたが、とても内容の濃い体育祭になったと思います。クラスの団結力は、体育祭を行う前よりも一段と強くなったと思います。中1から高3までが、文字通り一つに結集し、こんなにも大人数の集団が一つのことに向かって協力して行われる体育祭は、自分の心の中だけではなく、参加した全ての生徒たちの心に感動を与えてくれたと思います。 |
7組 M君 |
僕にとっては5回目となる体育祭が5月25日に行われました。もう体育祭には慣れたと思っていたのですが、今回はカナダ修学旅行が重なり、あまり練習時間が取れない中で体育祭を迎えましたが、クラスで一丸となって精一杯体育祭に取り組みました。 僕は過去5回の体育祭のうち4回目となる黄色組になり、すっかり見慣れた応援席から各種目の応援をしました。また、僕は競技に出場する生徒を集合場所に召集する係をしていたので今回は各学年の生徒の様子を見る機会が多かったです。体育祭が初めての中1生はやはり緊張気味のようでしたが、今回が最後の体育祭である高3生の先輩方が率先して盛り上げてくださり、順調に体育祭は進行していきました。 午前中、僕は棒引きとロープジャンピングに出場しました。棒引きは高等部男子の一番初めの色対抗競技でした。そのため、出場前の入場門には闘志がみなぎっていました。ロープジャンピングでも、クラスの代表選手達の雰囲気は緊張と興奮に包まれていました。僕たちのクラスは残念ながら優勝には届きませんでしたが、クラスで一つのことを成し遂げたことで団結がまた深まったと思います。 午後1番に始まったのは、各色の応援団による応援披露です。僕は黄色組の応援団に入っていたので、もちろんこの応援披露にも参加しました。5月の上旬から練習を始めたダンスはとても緊張しましたが、踊りきった後は達成感でいっぱいになりました。他の組の応援披露も団結力を感じるもので、午後からの各色の応援により気合が増したと思いました。 午後には、僕は綱引きと騎馬戦に出場しました。棒引きの時と同様にどの組の男子も闘志がみなぎっていました。特に騎馬戦は、体育祭1週間前から作戦が練られていて、今回僕が出場した種目で一番激しかったと思っています。男子の野太い雄叫びの中で攻防は繰り広げられ、1回戦ではなんと僕たちの騎馬が相手の大将騎馬を打ち取ったのですが、2回戦目ではあっけなく返り討ちにされてしまい、とても悔しかったのを覚えています。 最後の種目であるクラス対抗リレーでは、各色の応援がとても熱狂的だったのが印象的でした。僕たち黄色組はリレーが始まる前の点数では4位だったので、応援席はすっかり意気消沈しているかと思いきや、諦めずに精一杯応援していました。 そして全種目が終わった後、閉会式で結果発表が行われました。生徒全員が固唾を飲んで見守る中、黄色組は準優勝と発表されました。嬉しい結果だったのですが、やはり優勝できなかったのは残念でした。 今回も嬉しさや悔しさ、様々な思い出が残った体育祭でした。来年は江戸取最後の体育祭になります。その日に懸ける思いはとても強いものになるでしょう。次こそ優勝できるよう今回の体育祭での経験を活かしたいと思います。 |
7組 N君 |
江戸取の体育祭も早五回目となり、残すところ来年のラスト一回となってしましました。 僕は体育祭と共に成長してきたと言っても過言ではありません。そのぐらい体育祭は僕にとってビッグイベントであり、また体の底から熱くなれる数少ないイベントです。僕は五年目にして初の体育祭実行委委員に選ばれました。カナダの修学旅行もあるし、もちろん勉強もあるし、その上部活で試合もあって忙しい僕がクラスの代表である実行委員でいいのか、僕はみんなを引っ張っていけるのか、心配事ばかりでした。しかし、友達の頼もしい協力のおかげで大きな問題や衝突もなくTシャツ作りや、メンバー決めが進みました。ただ失敗が全く無かったわけではないので今回の失敗は次に生かせるよう反省し、五回目の体育祭を終えました。僕は今年も応援団に入りました。ほかの友達が応援団の勧誘があった時に、「今年はなあ〜、修学旅行とかあるから忙しいし、勘弁かな〜」と言っていましたが、僕はそんなこと考えずに、応援団に加入しました。実際問題、応援の練習が部活に被ったり、カナダの修学旅行があったりでなかなか練習に参加できずに、ダンスが踊れない、覚えられない時もありました。だけどここで抜け出したら自分の負けを認めてしまうことになってしまいます。だからカナダから帰ってきてからは、疲れている体を引きずりながら早起きして朝練に出たり、昼休みや放課後練も出られるだけ出て、体育祭一週間前はハードスケジュールでした。始めの方は自分と同じでなかなか練習に出ない七組のメンバーもだんだんと練習に出るようになり、クラスの応援団のメンバーとの息も合うようになっていきました。また受験勉強で忙しい先輩に迷惑を掛けまいと練習から一生懸命声を出したり、踊ったりしました。そして当日がやってきました。午後一番の応援団披露、しかも今年黄団は最後の披露で、自分は緊張がすごく、体が思うように動かず、いつもと同じような踊りが踊れるか心配でした。ミスをしたらどうしよう、それで優勝できなかったら、と悪いことばかり考えてしましました。そんな本番前に団長が、「そんな緊張しなくていいよ、楽しんでいこうぜ!」と声を掛けてくれたおかげで、少し緊張がほぐれました。結果からすれば、僕は何度かミスをしてしまい、黄団も二位でした。しかし、それよりも、みんなで一丸となって頑張ってきたことに意味があると思います。今年も応援団で良い先輩に出会うことができ、僕にとって良い経験となりました。 切磋琢磨しあい、共に汗を流し、大きな声でチームメイトを応援し、一丸となって優勝を目指す体育祭。そこには青春の一ページが刻まれることと思います。 |
8組 Oさん |
今回、高校2年生にとって5回目の体育祭を迎えました。江戸取の生徒として参加する体育祭も残すところあと2回となり、少し寂しい気持で体育祭に臨みました。これまでの体育祭は毎年のことですが、いい思い出となっています。その楽しい行事もあと2回で終わってしまうと考えると寂しいです。 当日は晴天で、気温もそれほど上がらず、体育祭日和と言える天候でした。私は今回二つの競技に参加する予定でしたが、騎馬戦で人数不足のトラブルが発生してしまったため、急遽騎馬戦にも参加することになりました。そのときの体育祭実行員の迅速な対応が、私たちの不戦敗を避けてくれました。結果、私たち白組は、2回戦で1位をとることができました。その後、昼食を終え、応援披露となりました。応援披露は私たちのクラスからも多くの人が参加し、朝、昼休み、放課後にわたってずっと練習してきたものです。特に私たち高校2年生は、カナダ修学旅行の間、全く練習する機会が無かったので、みんな懸命に練習していました。時間がない中でも休み時間など、ちょっとの時間を見つけて友達同士 で練習していました。私はクラスのみんながどれだけ練習していたかを知っていたので、本番の応援披露が無事成功するように、と祈るような気持でいました。結果、白組の応援披露は大いに盛り上がりました。みんなで協力し、一丸となれた応援披露だったと思います。声を出し、走り回っている間、一体感を感じ取れましたし、終わった後には達成感もありました。その後、競技は順調に進み、白組のスコアは青組に次ぐ二位となっていました。体育祭の後半は、これで優勝が決まるかも知れないと思うと自然と熱くなってきます。応援席にいるみんなも応援に一層熱が入り、競技に参加している人たちも皆、チームを優勝に導こう、少しでもチームに貢献しようと一生懸命に参加していました。 そしてすべての種目が終了し、閉会式となりました。私たち白組は惜しくも優勝を逃してしまいました。点数を見たときは周囲からも悔しがる声が多く漏れていました。しかしその代わりか、白組は応援賞を獲得することができました。一生懸命事前の練習に励み、当日も白組の全員が一丸となれたあの応援が評価されたと思うと、私はとても嬉しかったです。応援賞を獲得できたときは、みんな本当に嬉しそうで、声を上げて喜んでいました。そのときの気持ちは忘れることができません。今回の体育祭で私は、協力の大切さを実感することができました。体育祭が大成功で終わってよかったと思います。 |
8組 P君 |
僕は今年初めて、体育祭の応援団に参加しました。中学一年生から高校一年生までの四回の体育祭で応援を見て、今年こそ自分もやろうと思ったからです。これまでに見た応援披露はどれも迫力があって、団員のチームワークが感じられる素晴らしいものでした。応援団の人たちの一生懸命な様子や、終わった後の嬉しそうな様子も印象に残っています。そこで今年は自分も応援団に志願することにしました。自分もあの素晴らしい活動に加わりたいと思ったからです。 初めて練習をしたときには四種類もあるダンスを覚えるのは絶対に無理だと思ってしまうほど大変でした。ダンスは動きが速くてついていくのが大変でしたし、立ち位置などを覚えるのも初めての僕には難しく感じました。しかし今年で最後となる高校三年生のためにも、決して失敗するわけにはいきません。僕は毎日、朝、昼休み、放課後に一生懸命汗を流して練習を重ねました。全員が集まって練習をすることがなかなかできず、本当にこのまま体育祭を迎えてしまって大丈夫なのだろうかと、不安に思ったときもありましたが、本番では、みんなが息を合わせて踊り、応援一位という結果を残すことができました。多くの人が一つのことに夢中になって打ち込むというのは、とても素晴らしいことだと思います。体育祭の競技の部では白組は三位という成績でしたが、ぼくはこの体育祭を通して優勝旗よりももっと価値のあるものをもらいました。それは、みんなが一致団結して物事を成し遂げることができたという事実と、友情です。こういった行事は、学生の立場でいるときにしかできないものです。社会に出てからやろうと思ってもなかなかできるものではないと思います。ですから、こうしてまだ学生である間に、応援団の一員になれたということを心から誇りに思っています。 もう五月も終わりになります。四月、五月は行事などがたくさんありました。しかし六月になればいよいよ一学期中間実力試験が行われます。体育祭で楽しかったという気持ちをそのままこの中間実力試験につなげることができれば、体育祭をやって本当によかったと思えるはずです。もう試験までは1週間ほどしかありませんが、試験に向けての勉強も体育祭への熱意と同じくらいしっかりと行いたいと思います。それが体育祭の思い出を大切にすることになるのだと思っています。そして、夏期休暇中に実施される勉強合宿も、より充実させることができるように五月から六月、そして七月へと気持にメリハリを持って、これからも行動をしていきたいと思います。 |
9組 Qさん |
先日、1年に1度の体育祭が開催されました。天気にも恵まれて体育祭を迎え、素晴らしい形で終えることができたのではないかと思います。その体育祭を終えた今、私がこの行事を通して思ったことや感じたことがいくつかあります。 まず1つ目は、応援団として活動して感じたことについてです。私は最初、それほど積極的に応援団に入ろうとは思っていませんでした。帰宅部である私は日常生活において体を動かす機会もそれほどありませんでした。しかし、周りの友人たちがやるということもあり、自分自身も応援団に入ることを決めました。結果的には、ダンスを練習して体を動かすことができたこと、そして友人や先輩たちと練習し、同じ時間を過ごすことができたことがとても楽しかったです。本番ではたくさんミスをしてしまいましたが、閉会式の時、白組が応援で1位だと発表されたとき、本当に嬉しさがこみ上げてきました。何よりも感動したのは、高3の応援団の先輩方が泣いていたことです。放課後、一生懸命踊りや隊形などを考えていらっしゃったのを、私たち下の学年は知っています。そうした姿を目にしてきただけに、より一層胸が熱くなりました。来年は、私たち高校2年生がその役割を担う番なので、応援団を来年もやって、今年の白組のように1位になれるよう、取り組んでいきたいと思いました。 2つ目は、競技についてです。私は個人で出る種目として短距離走と色別対抗リレーに出ました。短距離走は、6位まで入賞できると聞いて、入賞できるかどうかとても不安で、スタートする前は心臓がもちませんでした。結果は5位で、何とかギリギリ入賞できて良かったです。色別対抗リレーは中等部1年生から高等部3年生までの6学年がそれぞれの色のバトンをつないでいくもので、私は高等部1年生の男子からバトンをまわしてもらいました。2位で受け取ったのに私のせいで3位に順位を落としてしまい、悔しかったです。私は足が速いわけでは全くないので、その2つの種目に出てしまったのは良くはなかったのかもしれません。しかし、そのおかげでわかったこともあります。それは、競技は皆と出るから楽しいのだということです。1人で走っていて楽しいと思う人もたくさんいると思いますが、私はそれよりも、例えば、玉入れなどの種目に魅力を感じます。それは、皆でやるからではないかと、自分では考えています。そこには助け合いという関係も生まれてきます。だから私は個人でやるスポーツよりも、皆でやるスポーツのほうが好きなのです。これはスポーツに限ったことではありません。何においても、友人とやることに楽しさがあると感じた1日でした。 体育祭という行事を終え、これで江戸川学園で私たちが参加する行事も1つ減り、だんだん少なくなってきました。中等部の頃は、また来年頑張ろうと思うことができましたが、もう来年は最後の体育祭となってしまいます。今年はなんとなく過ごしていつの間にか終わってしまったという感じもあるので、来年は、1つ1つの行事にしっかり取り組み、そこで体験できる景色をしっかりと目に焼きつけたいです。 |
9組 R君 |
今年の体育祭も昨年や一昨年と同様天候に恵まれ、晴天の下で行うことができました。おかげで僕たちはそれぞれの種目に打ち込むことができましたし、それを多くの方々に見守っていただくこともできました。体育祭が終わって、まずそのことを本当に嬉しく感じました。 僕は、今年も応援団に参加したのですが、高校2年生は途中でカナダ修学旅行があったり、僕自身も部活動の大会があったりした関係で、あまり練習に参加することができませんでした。そのような中でも、先輩方には個人の動きや全体としての動き方まで細かく丁寧に教えていただき、本番でも何とか踊りきることができました。そうした、先輩の教えを後輩が受けて成長していくということが何年も何年もつながってきて、「伝統」というものが作り上げられていくのではないかと思い、先輩たちがこの応援に込めてきた気持ちも含め、僕たちが来年は受け継いでいかなければならないと、決意を固めました。白組は競技で優勝することはできませんでしたが、応援披露では見事に一位を勝ち取ることができました。閉会式で結果が発表された後の先輩方はとても嬉しそうで、僕自身もそれを見ていて、発表直後よりもさらに嬉しく感じました。 また、クラス対抗リレーの方については、午前中の予選では、アンカーが決勝に向けて最後にややスピードを落とした際に抜かれてしまったのですが、無事決勝に駒を進めることができました。そして決勝では、各走者がしっかりと全力を出し切り、バトンワークもうまく決まって、見事に一位を獲得することができました。 今年の体育祭で印象に残っているのはやはり応援披露とクラス対抗リレーです。他のどの競技もそれぞれに魅力があり、出場した人は皆全力で頑張っていたと思います。しかし、中でもこの2つのプログラムは、自分にとって大きなものになったように感じました。応援披露とクラス対抗リレーを通して、僕は人々が集まって団結する瞬間の楽しさ、心強さを実感することができました。同じ目標に向かって心を合わせることは、団結する上で最も大切なことなのではないかと、体育祭を通じて実感することができました。 そうした点も含め、今年の体育祭は自分にとって非常に充実したものだったと思います。それはやはり、高3の先輩方が全力で僕たち後輩をリードし、引っ張ってくれたからです。来年の体育祭では自分たちがその役目を果たし、応援団などでも後輩を引っ張っていく立場になります。最高学年である自分たちの頑張り次第で体育祭の成否が決まると言っても言い過ぎではありません。今年の体育祭も良いものでしたが、自分たちが中心的な役割を果たす来年の体育祭も、今年に劣らない、最高のものにしていきたいと思います。 |
10組 Sさん |
私にとって今回の体育祭はとても心に残るものとなりました。その理由はたくさんありますが、特に今から挙げる3つの理由があります。 1つめは、応援団に参加した事です。私は白組の応援団にはクラスのみんなに比べてちょっと遅く参加しました。はじめは自分の周りの人達がダンスをうまく踊れているのに、自分は全然ダンスの振り付けが分からない状態からのスタートでした。当たり前のことですが、私にとってはそれがすごく嫌なことで、何とか遅れを取り戻そうと必死になり、一生懸命に練習をしました。その成果があって、本番では一度も振り付けでミスをすることなく、ダンスを踊りきることができました。当日まで期待と不安でいっぱいでした。ミスをしたらどうしよう。フォーメーションで間違えたらみんなに迷惑がかかる。など失敗したときの事ばかりを考えてしまっていました。でもしっかりとできて本当に良かったと思います。そして応援もみんなで精一杯頑張り、やれることはすべてやりました。その結果、白組の応援は1位を取ることができました。私は終わった後に「応援団に参加して本当に良かった」と思いました。それは私以外の他のみんなもそう思ったはずです。3年の先輩達も努力した成果が出て本当に良かったと思います。すごく嬉しくてたくさん涙が出てきました。 2つめは短距離走に出場をしたことです。短距離走は昨年に引き続き、2年連続で出場をしたのですが、本番前はとても緊張していました。なぜか分かりませんが足が震えていました。緊張のせいもあり、スタートがみんなよりもちょっと遅れてしまいました。そのため、脇目もふらずに必死になって走りました。そしてゴールしてみると私は2位でした。1位になった人が昨年私と同じクラスの人だった友達で、2位という良い成績で満足なのですが、少し悔しいという思いもあります。来年もし出場することができたら。今度は絶対に1位を取りたいと思います。 最後の3つめはクラス対抗リレーです。私は出場できなかったのですが、今回の体育祭の中で一番興奮した競技だったと思います。予選では圧勝で私たちのクラスの2年10組が1位となり、「このままいけば十分優勝することができる」と期待でいっぱいでした。本当に足の速いメンバーだけを揃えたので、私たちは決勝でも優勝することを確信していました。しかし、決勝では途中まで1位だったのですが、速いクラスがあり、抜かされてしまい、私たちのクラスは2位でゴールしました。クラス対抗リレーに出場した人達は本当に輝いて見えました。結果は2位でしたが、私の中では優勝だと思っています。本当に素敵だと思いました。 今回の体育祭は今までの人生の中で思い出に残るものの5本の指の1つになりました。これからは体育祭で学んだ、仲間と協力することの大切さを常に心の中に置きながら、学校生活を送っていきたいと思います。 |
10組 T君 |
平成25年度の体育祭も盛大に行われました。僕は高入生なので、江戸取での体育祭は今年を含め、まだ2回しか経験していません。中学校のときも体育祭はありましたが、こんなにも盛大には行われませんでした。そして全員が何らかの競技や役割をしているといいうことにも驚きました。中学校のときの体育祭では、あまり競技に参加したくないような人達が、校舎の裏のほうで遊んでいたり、こっそり教室に残って遊んでいたりしていたので、こんなにみんなで盛り上がり、団結して競技を行う江戸取の体育祭は本当にすごいと実感しました。 今回たくさんの競技がありました。ロープジャンピング、騎馬戦、棒引きなど本当に楽しく、仲間と一致団結できる競技ばかりでしたが、その中でも1番印象的だったものは、クラス対抗リレーです。僕はリレーには出られずに応援する側でしたが、見ていてとても熱くなるものがありました。4人の選手の走りも感動的でしたし、周りで応援をしている人達の姿も必死だったので、すごく興奮しました。 結果は惜しくも2位という結果でしたが、10組の代表選手の活躍のすばらしさ、応援する側の団結力の強さを感じました。リレーという全員が参加するわけではない競技ですが、この競技のおかげでクラス全員が1つにまとまることができたと思います。 また、白組は応援で1位をとることができました。白組の応援は放課後みんなで必死で取り組み、先輩から後輩へしっかりと教えを伝達して造り上げました。その成果が出て良かったと思います。他の3色の応援も良かったと思いましたが、やはり白が1番だと再認識しました。 リレーや応援、様々な競技などでクラスのみんなが頑張った結果、2年10組は学年で優勝することができました。これは本当に良かったことだと思います。高入生のパワーをここで見せることができたと思います。全員で力を合わせて競技を行って、優勝という結果を出すことができたので、本当に良い思い出になりました。高校3年間の中で大きなイベントのうちの一つなので、心に残るものになり良かったです。 この後、6月には中間テストが控えています。いつまでも体育祭の気分でいるわけにはいかないので、しっかりと切り替えていきたいと思います。高2という学年は大学受験に向けてしっかりとした基礎を身につけなければいけないと先生方からお聴きしています。 体育祭で頑張った、クラスがまとまったという自信を、今度は勉強に結びつけていきたいと思います。 夏休みには勉強合宿もあります。頑張れば成果が出せる。全員で頑張れば想像以上の力が出せるという事が、今回の体育祭で分かりましたので、今度はこの夏の勉強合宿でそれを実践したいと思います。 そしてあと1年半後に迎える大学入試で高入生として目標の大学に合格し良い結果を残したいと思います。 |