高等部1学年 夢の作文

 

 

 「医師という夢」

  1組 Yくん
 

 私が医師を志したのは、小学校の終わりの頃の事でした。当時の自分が医師の仕事をどうこまで理解していたのかは分かりませんが、その頃から、人々を苦しみから救う医師という職業を格好良く思い、興味とともに、憧れをもつようになりました。そしてその時から自分の「医師になりたい」という思いが揺らぐことはありませんでした。

 自分にはもう一つ、医師を目指す理由があります。それは祖父の喘息です。私の祖父は長く喘息を患っており、毎晩のように発作で苦しんでいます。家族思いで働き者の祖父だけに、そんな姿を見ると、「何とかして祖父を楽にしてあげたい」という気持ちになり、また、この世には現代の進んだ医学でも救えない命、治せない病がある事を実感しました。そして、癌や難病といった不治の病をもつ患者さんに、医師は何ができるのか考えるようになりました。

 今の自分にその問いの答えが分かるはずもありませんが、自分は、医師に必要だと思う事が二つあります。

 一つ目は、患者さんの願いに「No」と言わない努力をすることだと思います。様々な家庭の事情、信条、考え方と接する医師は自分の信念を常に持ちながらも、患者さんの思いに寄り添おうとする気持ちを忘れず、時に医療のプロとして、時に家族のような深い愛情をもって患者さんに接しなくてはいけません。

 もう一つは、「医者」ではなく、「医師」でなくてはいけない、という事です。「師」は「先生」を表す漢字であり、それはすなわち医師はある意味で人々の上に立つ者として「完璧」を要求されるという事です。しかし、当然の事ながら、完璧な人間などいるはずもありません。たとえ完璧でなくても、一人の「師」となり、一人でも多くの患者さんの命を救うと共に、癌などの不治の病に苦しむ人々やその家族の心の支えとなれるよう、勉学に励むのはもちろんのこと、人間性と道徳心を磨かなくてはなりません。それだけではありません。戦争や貧困によって十分な医療が受けられなかったり、衛生管理が行き届いていない人々が世界には数多くいます。彼らに十分な医療資源を提供することもとまた、私達日本人の、そして医師の使命でもあるように思います。

 私は、そんな理想の医師となるために、この思いを胸に、日々の学校での生活や家族での生活、一日一日を大切に送っていきたいです。

 

 「夢を語る会に参加して」

  2組 Yさん

 私の将来の夢はまだ明確に決まっていません。しかし、江戸取で四年間生活してきて、ある程度の希望する方向性は見えてきました。

 私が最近興味を持っているのは、国際関係の仕事です。近頃ニュースでは沖縄の基地問題や日中、日韓関係など様々な問題が取り上げられています。そうした問題に対して良い措置をとるのは難しいことですが、いつまでも話が進展していかない状況は問題が悪化する要因にもなりえます。今の日本はこうした国際関係や国際問題を疎かにしがちだと思います。

 将来、国際関係の道に進みたいと思ったのは、こうした国際問題を考えてその後の経過を見ていくだけでなく、国際関係を尊重してお互いにどうするのが最適なのかを判断していくことに重要性を感じたからです。そうして、国同士が協調性をもっていけるように働きかけられるような存在になりたいと思っています。また、日本を越えて様々な国と関係をもつことで、その国をより知ることができることにも興味があります。

 今回「夢を語る会」で堂々と自分の夢について語っている在校生を見て、自分と同年代なのに確固とした目標を持ち、それに向かって日々努力をしていることに感銘を受けました。自分はまだまだ努力不足であり、こうした人たちがいる中で今のままの自分では何もできないと感じました。今年の四月からは高校二年生となり、理系・文系、東大コース・普通科コースに分かれます。より自分のやりたいことに近づけます。また同時に、同じ夢を目指すライバルも増えることになります。その中で夢を勝ち取る為に今やっている勉強を精一杯頑張ることで将来的にずっと良い影響を与えることでしょう。勉強は己のためと改めて意識してこれからの学習に力を入れていきたいと思います。

 「夢を語る会に参加して」

  3組 Nさん

 私の夢は心理カウンセラーです。これまではあまりはっきりとしていませんでしたが、これが今の私の夢です。

 私には夢というものが、つい最近までありませんでした。「夢」というものは、なんだかとても壮大なもののように思えていたからです。それに比べると、自分が思い描く夢は、いつも中途半端で、曖昧なものに思えたのです。そのため、これまで具体的な夢を持てないでいたのです。ですから、「夢を語る会」の作文もいつも曖昧な内容ばかり書いていたように思います。つまり、夢について本当に真剣に考えてはいなかったのです。親しい友人が「夢を語る会」で発表した時でも、それは変わりませんでした。

 そんな私でしたが、将来の夢に対する考え方が少し変化してきたのは、中学校の3年生からでした。当時、私の担任だった田中先生が、「夢を語る会」の後に、「高校に行ったら、R−CAPというものがあり、それでどんな職業が自分に向いているのか診断できる」とお話しして下さいました。その時は「そんなものがあるんだ」程度で聞き流したのですが、実際に高校1年生になってR−CAPが近づくにつれ、自分の夢について真剣に考えるようになってきたのです。そんな時に「二十四時間テレビ」のドラマを観て、心理カウンセラーという仕事を知ったのです。職業名は聞いたことはありましたが、あまりピンとこない仕事のひとつでした。私が観ていたそのドラマは、病院に勤める心理カウンセラーが、入院している患者さんや重い病気を患っている人を支えながら、自分も大きく成長していくといったストーリーで、それを観ているうちに、「私もこんな仕事をしてみたい」と思うようになったのです。そして、この想いはR−CAPの判定結果が戻ってくる頃には、私の中で確かなものとなっていました。

 R−CAPの結果が戻ってきた頃に、私は心理カウンセラーという仕事について、もっと具体的かつ詳しく知りたいと思うようになりました。そこで、インターネットで調べてみることにしました。その結果はかなり厳しいものでした。この仕事に対する解説・評価は、「心身ともにハードな仕事であるが、収入面でのメリットは少なく、職場における立場も弱い」というものでした。予想はしていたものの、将来、高収入を得て、親孝行したいと考えていた私にとっては、大変に厳しい内容でした。夢と現実のギャップを思い知らされることとなりました。しかし、まだ心理カウンセラーになるという夢を諦めたわけではありません。現実を知り、少し落ち込みましたが、今後も心理カウンセラーになるという夢を追いかけていきたいと思っています。

 このように、「私の夢」の達成はまだまだ厳しい状況ですが、こうして夢について真剣に考えるようになったことには大きな意義があったように思います。ほとんど真剣に自分の将来について考えることのなかった私が、真剣に自分の将来について考え、曲がりなりにも自分の就きたい職業について考えられるようになったからです。何だか凄いことを達成したような気がします。心理カウンセラーに就くかどうかは、収入や体力などに問題があり、まだ決定した訳ではありません。今後も、さらに考えてこの他の夢についても考えていこうと思っています。

 

 「夢について」

  4組 Sくん

 僕は、今回「夢を語る会」でスピーチをした生徒とは違って、まだはっきりと自分の夢が決まってはいません。僕は小学校の低学年の頃は、「お医者さんになりたい」という夢を持っていたのですが、いつしか諦めてしまいました。

 今の僕は、建築や設計などの分野に少し興味をもつようになりました。僕は元々、小さい頃から何かものを作ることが好きでした。なぜ建築の分野に興味を持ったかというと、まず第一に、今住んでいる家が築30年以上の古い家だからです。最近でも頻繁に起きている地震でも、耐震面でとても不安に感じています。だから僕が学校に行っている間に地震が起きると、家族が大丈夫かどうか心配になります。

 それに僕の家では87歳になる祖父を24時間体制で、家族で介護しています。僕も出来る限り手伝ってはいるのですが、母や祖母の介護の大変さを毎日見ていると、せめて介護しやすい設備のある家だったらいいのに、とよく思います。

 僕は長男なので、将来両親の面倒を見ようと思っています。その時には、年取った両親の暮らしやすさと、同居する家族が介護しやすい家を建てたいと思っています。このように思い、僕は建築に興味を持ちました。このように自分が興味を持った分野はあるのですが、これを夢として持ち、実現させるためには、僕はまだまだ力が不足していると実感しています。

 僕が今しなければいけないことは、まず全教科まんべんなく勉強することです。全教科しっかり勉強してコツコツと努力していけば、もしこの先、自分の夢が変わったとしても、それに対応する実力がついているのだと思います。それと今僕が興味を持っている建築という分野を夢につなげるためには、もっと建築について調べたり、今自分が何をすべきなのかということを考え、出来ることから実行していかなくてはいけないと思いました。

 江戸川学園取手に入学してからあっという間に4年がたってしまいました。いよいよ高2になるので、大学受験をしっかり意識して勉強していかなければいけません。あと2年後の大学受験を成功させるために、今までのあまい考えと怠け心を捨てて、心を入れ替えて2年間を過ごします。自分の夢、目標をしっかりと持って、その目標に向かって努力をして夢を堂々と語れるレベルになるよう頑張ります。

 

 「将来の夢」

  5組 Hくん

 私は将来生物学者になりたいと思っています。だけれども、まだ絶対というわけではなく、これから変わっていくかもしれません。

 私が最初に生物学者になりたいと思ったのは小学4年生のときです。当時、教室で、様々な生物を飼育していて、それらの生物たちを観察して、生態系などに興味を持ったことがきっかけでした。特に、印象に残っていることは、カマキリの雌が交尾後に雄を食べたことです。私はその一部始終を今でも覚えています。これを見て、私は生物の不思議な点についてより多く、より深く知りたいと思いました。

 私は生物学者になりたいと思っていますが、どのような研究をしたいかや、生物学者になるために、どのような大学へ行きたいか、などまだ決まっていません。だけれども、志望校はできるだけ早くに決めた方がよいと私は思っています。模試などでの自分のレベルを考えて、どのようなレベルの大学を目指すべきか、そのためにはどれくらいの勉強が必要かを、できるだけ早くに自分で分かっておきたいと思っています。

 私は数学が得意ですが、英語はとても苦手です。だけれども、英語は、今ではどんな職業についても必要だと思います。さらに、英語が出来ないと、どの大学にも受かることが出来ないと思います。ですから私は、今は特に英語を勉強して、手遅れにならないようにしなければならないと思っています。私は英語の中でも特に単語を覚えることが苦手です。だけれども、単語が読めなければ、当然文も読めないので、英語の中で単語は最も重要な部類に入ります。ですから、単語が出来ないと英語が出来るようになるはずがありません。私はまず、今学校で毎日行われているデータベースの放課後テストなどを利用して新しい単語を覚えて、その後何度も復習を繰り返して単語を少しでも多く覚えようとしています。

 私はまだ、大学受験がどのようなものかよく分かっていないと自分で思います。大学も有名なところしか知りません。だけれども、今のうちに出来るだけ多くの大学や学部を知っておくべきだと思いました。これから、高2・高3と上がっていくにつれて、このような事に使える時間は少なくなっていくと思います。しかし、私はあとになってから後悔はしたくありません。ですから、まだ時間がある今のうちに出来るだけ多くの選択肢を知っておきたいと思います。

 私は今回、自分の将来なりたいと思っている職業に就くために、今自分が何をしなければならないかを考えました。まず、志望校を決めることです。自分がなりたいと思う職業で自分がやりたいことが出来るように、それが可能になるレベルの大学を見つけなければならないと思いました。そして、その大学へ合格できるほどの学力をつけることです。苦手な英語を苦手でなくするだけでなく、他の全ての教科もより多くの努力が必要だと思いました。これからは、自分の将来を今までよりも、深く考えていきたいと思います。

 

 「夢の実現」

  6組 Sさん

 私の夢は建築家になることです。女性の建築家は珍しいですが、私には建築家になりたい理由があります。それは「創る」ということが好きだからです。

 私は昔からビーズ遊びや折り紙が好きでよく作っては母や祖母にプレゼントしていました。そして、そういった創作活動の中で、私は「自分で考えて創る」という楽しさを見出しました。最初から全て教えられて、その手順で創るよりも、自分で試行錯誤して創った方がより大きなやりがいや達成感を感じることができます。

 それは今でも同じで、中3の文化祭では廊下の装飾をプロデュースしました。その中で私が工夫したポイントは、より和風な感じを出すために、着物の装飾を和紙で作りました。絵の具で塗ってしまっても良かったのですが一工夫加えるだけで、ぐっと味が出ます。こういった一工夫をすることでよりよい作品ができると、とても嬉しくなるものです。このような経験を通じて、私は将来も何かを創る仕事がしたいと思うようになりました。

 そうして辿り着いたのが「建築家」という職業です。建築家というと、建物を建てるだけが仕事だと思われがちですが、その他にも多くの方面で活躍しています。私は建築の中でもデザイン系の方向に進みたいと思っています。もちろん、簡単な仕事ではないし、たくさん勉強をして、いくつも資格を取らなければいけませんが、好きなことのためなら頑張ることができます。

 そのためにも「今」勉強することが最重要です。私は部活に入っていますが、それを言い訳にするのではなく、自分を成長させてくれるよい経験だと考え、両立していきたいと思います。どちらかでも怠けるのは弱い人間だと思います。時には自分も弱い人間になってしまいます。しかし、その時間は虚無感しか残らず、後からは「なぜ、あんな無駄な時間を過ごしてしまったのだろう」と後悔だけが押し寄せてきます。一度きりの人生なのだから、全てに全力でぶつかって、無駄だったと悔いを残すような時間を過ごさないようにしたいです。

 「創る」ということは、より自分の心の中にたくさんの引き出しがあるということではないかと私は考えています。また、実際の職場では発言やリーダーとして周りをまとめ、引っ張っていく力、そして何より協調性が求められます。江戸取では道徳、LHRの授業、オーディトリアムでのイベントなど、感性を豊かにする機会がたくさんあります。こういった感性は中高時代に育まれますが、江戸取の素晴らしい教育のおかげで自分と向き合い成長することができたと感じています。そして、今回の夢を語る会では、他の生徒から刺激を受け、頑張ろうという気持ちが一層強められました。このような機会を与えてくださった先生方に感謝したいと思います。

 

 「私の夢」

  7組 Nさん

 私は将来薬剤師になりたいと思っています。なぜなりたいと思っているのかというと、自分が大人となり社会へ出て働くようになった時に自分に人としての価値を見いだせる職業が私としては薬剤師だと思うからです。

 私は、今年度高校生となり自分が社会人として働かなければならないということが現実味を帯びてきて、時々自分が社会に出たらという想像をしていました。その時に自分はどういう仕事につけると一番納得がいくのだろうかということも考えていました。そしてある時ふと思いました。自分は誰かに必要とされたがっているのではないかと。そのことに対して何かしら思っていたことに気がついたのは今年度の紫峰祭が終わった後でした。七組は模擬店をやり、私は調理担当でした。調理に割り当てられた人が少なかったので、ほぼ一日中仕事をしていましたが、私は全く嫌だとは感じませんでした。お客さんも順調に来て注文が入る度に他の人と協力して素早く料理をウエイトレスの人に渡しての繰り返しで時々、皿の補充をしたり新たな材料を解凍したりして二日間が過ぎていきました。この息をつく間もなかった忙しかった二日間は、今思い出しても楽しかったです。なぜ楽しかったと思えたかは、自分の仕事に達成感があったのもありますが、誰かと協力して働けたのもあると思います。調理担当者が少なかったので一人でも欠けてはうまく店も回転できなかったと思います。その調理担当の一人であった私も必要とされていたことが素直にうれしく思ったのです。この紫峰祭を通じて、私は誰かに必要とされ役に立ちたいと思っていることを自覚しました。

 そして、将来就く仕事もそのように強く感じられる仕事であることが私にとって一番良いことだと思いました。その仕事をすることで自分は誰かの役に立っていると明確に感じられ、その仕事にやりがいをもてる、そんな仕事に就きたいと思ったのです。薬剤師は薬にたずさわる仕事をする人たちのことです。薬は人の病気や傷を治療・予防するためのものです。それに関わるということは、人を助ける手伝いをするということです。薬剤師はなるには難しい職業だということは分かっていますが、それでも目指して行きたいとともっています。高一生としていられるのはとわずかで、残りの二年も無駄にしないように、今自分がすべきことを頑張りたいです。

 

 「十五秒という時間」

  8組 Jさん

 私は広告業界に興味を持っていて、将来は広告代理店に就職したいと思っています。

 私たちは、日常生活を送る中で一日にとてもたくさんの広告を眼にします。例えば電車の中吊りやテレビのCM、道路沿いの看板などです。どれも個性的なものばかりで、中には無意識に見入ってしまうものもあります。それらを見ているうちに、気がついたら自分も作る側で働いてみたいと思うようになりました。

 多くの種類がある広告の中でも、テレビのCMには、特に魅力を感じます。CMは基本的には十五秒です。その、たった十五秒の中に詰め込まれているのは、文字や音楽に乗せられた大衆への強いメッセージであり、それは最高の密度で作り込まれた十五秒間だと思います。厳選された音、工夫の凝らされた映像、そして吟味された言葉によるキャッチコピーがすべて合わさって初めて一つのメッセージとして世に放たれるCMという「作品」には、さまざまな人々の想いが込められているようにも感じられます。一つの広告を作るのにも、予算や締め切りなどのたくさんの制約があり、その制約の中で依頼主の要望にも応えた上で存在している多くのCMは、一つ一つが本当に濃いものだと思います。

 さて、一括りに「広告を作る仕事」といっても、その中にはさまざまな仕事がありますが、私が最も興味を持っているのは、コピーライターの仕事です。キャッチコピーというものに対しては前々から関心が強かったのですが、最近では自分でも考えてみたいという思いが強くなってきました。短い言葉で、しかも強い印象を与えるためには、言葉の使い方がとても重要だと思います。たまに、とても気に入るキャッチコピーに出会うことがありますが、その時には、そのキャッチコピーを作った人とある種の共鳴をしているように感じられます。もし将来、キャッチコピーを考える仕事に就けたら、それを目にした人たちの中で一人でも私の言葉に共鳴して、好きだと思ってもらえるように、そんなキャッチコピーを作りたいと思います。

 CMの十五秒という時間は、一見とても短いですが、それはとても密度の濃い十五秒です。十五秒の間に、多くの情報が表示され、それが次から次へとどんどん流れていきます。何から何まで作られた十五秒という時間は、私たち一般大衆に多くの情報を与え、それらの情報を得て、私たちはそれぞれの生活を構築していきます。広告は、ただの飾りのように思われているかもしれませんが、実は「情報」という側面に注目すれば生活の中心にあると言えるのかもしれません。その広告という世界で、私ができることはほんの少しにすぎないかもしれませんが、「言葉」というものを、大切に、丁寧に磨いていくコピーライターという仕事に就きたいと、今回の「夢を語る会」を通して再認識しました。

 

 「夢を語る会に参加して」

  9組 Sさん

 私は将来、薬剤師になろうと思っています。薬剤師の主な仕事は、患者さんそれぞれに合った薬を考え、調剤することです。お医者さんと違って、病院じゃなくても身近な薬局で相談できるところが、良いと思います。

 医師からの処方箋通りにただ調剤するだけではなく、患者さんの体質や薬の副作用などについてちゃんと条件を照合して、それぞれの患者さんに合わせた服薬を指導します。町の薬局では、寝たきりの患者さんなどは家を訪問してそれを行う、在宅医療業務も増えています。これからは薬剤師も医師や看護師と共に医療の担い手として大切な役割が求められるようになってきています。患者さんのために、責任感を持って、積極的に動くことが必要です。

 また、薬剤師の資格を持っていれば薬にまつわる色々な仕事の役に立つ事が出来ます。例えば、栄養サポートやサプリメントのアドバイスなどの医療スタッフとして、専門的な仕事が出来ます。看護師さん、栄養士さんなど他の職種の方と協力することで、患者さんのための支援が広がります。そして、毒物・向精神薬の取り扱いも任されることが出来ます。薬品や衛生の面で薬剤師という資格が世の中で非常に高く評価されているのがわかります。このように、薬剤師になれば人のために出来ることが沢山あり、やりがいがあると思います。

 さらに薬剤師の中でも、がん専門など、特定の分野において十分な知識と技術を持ち、質の高い業務を行っていると認められると、認定薬剤師・専門薬剤師になる事も出来るようです。そうなることで、救急医療に貢献できたり、漢方・生薬の処方をしたりなど、本当にお医者さんの近くで働くことも出来ます。高齢化社会で医療の需要はこれからも高まっていくと思うので、一人でも多くの人を救うために私も貢献したいと思います。

 そのように沢山の種類のある薬剤師の仕事の中で、最終的に私が目指したいのは、製薬会社の薬剤師です。元々は製薬の研究職と迷っていましたが、将来何があってもお金を稼ぎ食べていけるようにきちんと薬剤師の資格を取得したうえで、それを生かせる仕事に就きたいと考えました。まだ特効薬が開発されていない病気が世界には沢山あります。そのような病気に苦しむ人々を救うために日々努力している専門家に憧れ、自分も将来その手助けが出来たらと思います。そのために今できる限りの努力をし、頑張ろうと思います。

 薬剤師の資格を得るためには、まずは難関入試に合格し、六年制の薬学部を卒業しなければなりません。応援してくれている両親への感謝を忘れず、一生懸命に目標に向かって必死に努力する自分を作っていきたいです。

 

 「僕の夢」

  10組 Wくん

 僕の夢は東京証券取引所で働くことです。その理由は、経済は生きていく上で知っておかなければならないこと事だと思うので、経済の中心で働くことが最も良いと考えているからです。そして、東京証券取引所に就職するためには、ハイレベルな大学に通わなければならないと思います。有名な大学に受かるためには、しっかりと勉強していくことが大切です。しかし、就職活動を学歴のみで乗り切ることはできないと思います。学歴で就職が決まるなら、就職活動なんてする必要はなくなります。就職活動には、大学で得られる知識や経験が必要になると思います。また、日頃から、ニュースなどに関心を持って、世の中の動きを把握することも必要だと思います。このように多くのことが就職する上で必要になると思います。だから、日々精一杯に生きることが大事だと思います

 それから、僕にはもう一つ大人になってしてみたいことがあります。それは、外国に行くことです。特にまだ行ったことがない国に行ってみたいです。なぜなら外国は日本とは人柄から街並みまで違っていて興味深いものがあるからです。また、異国の人からは必ず何か学べることがあるのも外国に行きたい理由の1つです。そして、異国の地に行きたいという思いを一段と強めたできごとがあります。それは、オーストラリア短期留学でホームステイをしたことです。ホームステイで思っていたよりもコミュニケーションがとれたことは大きな自信になりました。ただ、オーストラリアは英語を公用語にしているので、コミュニケーションをとりやすかった部分はあると思います。だから、現地の国の言葉を知らなくても安心して生活できるような安易な考えは捨てて、行く国の言葉はしっかりと勉強するべきだと思います。また、生活水準があまり良くない国にも、できる限り行ってみたいと思います。同じ地球上にある国なのに先進国と後進国とで差があるのは、あってはならないと思うので、貧しい国に足を運んで、このような格差を埋めることに貢献できればいいと思います。

 最後に、毎日コツコツと勉強する人はきっと毎日まじめに働く人になると思います。反対にそうでない人は就職しても長続きすることはないと思います。だから、今与えられている課題にどう取り組むかが将来に繋がっていくと思います。そして、今こうして考えている就きたい職業やこれからしてみたいことが、この先変わるかもしれません。考えは変わることだってあると思います。大切なのは、どんな仕事をしていても必要になる知識であったり、最低限のマナーであったりと高校生の時に養い育てることができる能力だとおもいます。

 


 


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