体育祭 感想文

 

 

年1組 女子

 

今年も綿毛が飛んできます、利根川河川敷に生えている草が種を飛ばすためにいつもこの季節白い綿毛を飛ばします。それを見るのも今年で四年目です、入学したてのころの体育祭は先輩にいわれるがまま活動していましたが私も高校生になり、様々な場面で自分の責任や主体的な行動を意識するようになりました。今年は念願の青組になり、優勝も果たせました。一番印象に残った競技は騎馬戦です。騎馬戦は中学では行わず未経験だったので先輩方を前にして緊張しっ ぱなしでしたが、面白かったです。騎馬戦は他の競技とは違って一体感が感じられます。指の一つでも組み合わさっていないと崩れてしまうので、慎重さや協調性が大切なんだなと 思いました。重要なのは最後まで騎馬が崩れないことです。このことは普段の生活にもあることだなと思いました。これから仲間とともに高校生活を過ごしていく上で自分が失ってはならないのは、協調性、慎重さだと思います。まさに騎馬です。この騎馬を守りつつ色々なことに挑戦していき、高嶺を目指していこうと思いました。

 

 

1年1組 男子

 

私は、今年の体育祭を経て、多くのことが体験でき、友人と喜びを分かち合うことができました。今回は高校生になって初めての体育祭でしたが、たくさんの経験ができました。まず、私は青組として高校生全員参加の棒引きに参加しました。初戦は私たちのところは味方に一年生しかいなくて、あまり棒が取れませんでした。そのような中で二年生や三年生の先輩方がこちら側に来てくれて、二回戦はとても心強くでき、勝利することができました。次に、私は四色対抗応援合戦で、青組の応援団として、応援合戦をしました。応援合戦は、高の先輩方の最後にやる応援合戦ということもあり、ものすごい熱気でした。私もこのように一つのものごとに対して全力で取り組むことが久しぶりで、応援当日の朝までの練習が今でも忘れられません。私が応援団をやろうと思ったきっかけは、クラスから男子が一人も応援団に参加していないという状況を見て友達を誘ってやろうということから始まりました。最初のきっかけはささいなことでしたが、毎日、朝、昼、放課後、そして休日にいたるまでたくさんの時間を応援団の練習をする中で過ごしてきて、同級生はもちろん、先輩方とも仲良くなれて、全員が一致団結していく感覚が手に取るようにわかりました。本番当日の朝には、気合十分になることができ、声もしっかりと出ていて、本番への準備もできていました。ついに、応援本番、始まる前に青組全員で円陣を組んで団長を中心に気合を注入してもらいました。本番では、誰一人ミスすることなく、一致団結して応援を成功させることができました。そして私はその次に綱引きに参加しました。綱引きをやっていて一番に思ったことは、段々と青組全体が一丸となっていくのがよくわかりました。特に一回目よりも二回目、勝利を共有できたときの青組のチームワークは最高点に達していました。最後に、体育祭を通して、青組は一位になることができましたが、それはチーム力の大きさゆえの勝利だと実感できました。来年からは私も先輩になるので、今年の青組の先輩を見習って後輩にもたくさんのことを伝えられる先輩になれればいいなと思いました。

 

組 女子

 

五月二十五日、私は体育祭に参加しました。私にとってはこの江戸取に入学して四回目の体育祭でした。

 私はたくさんの競技に出させてもらいました。ロープジャンピングは、今回初めて参加した種目です。私は友人と縄を回す役だったのですが、ものすごく大変で、みんなで声を出して頑張ろうと思っても、息が切れて声を出せないこともありました。練習で初めて 跳んだときは十七回という散々な回数でした。それでも放課後に残って練習していくうちに、だんだんと回数が伸びていき、最高では八十回を越えることもありました。本番では七十回を越えて四位になることができてよかったです。

 また、白組の応援団にも参加しました。応援団は中学生の頃からずっと憧れていました。体育祭当日、絶対優勝すると心の中で思って踊っていました。いつもより声も大きくて、ものすごい一体感がありました。そのおかげか、白組が優勝することができました。本当に嬉しかったです。また、先輩方が泣いている姿を見てもらい泣きをしてしまいそうになりました。高三になったら後輩をしっかりと引っ張っていけるような先輩になりたいと思いました。

 そして、クラス対抗リレーでは予選を一位で終え、決勝で優勝することができました。一位を獲ったのは初めてのことで本当に嬉しかったです。

 今年の体育祭では嬉しいことが多くあり、素晴らしい思い出がたくさんできました。

 

 

組 男子

 

五月二十五日に体育祭がありました。高校生になって初めての体育祭なので緊張しました。また、応援団に参加するのも初めてであったので、楽しみでもありました。今年の体育祭で一番楽しみにしていたのは午後の部の応援合戦でした。本番も楽しみでしたが、体育祭に向けて行う毎日の練習も非常に楽しい思い出として心に残っています。先輩方はみな親切で、ダンスを上手に踊る姿に憧れの念を抱きました。

 体育祭の種目は様々でしたが、その中でも心に残っているのはロープジャンピングとクラス対抗リレー、応援合戦です。ロープジャンピングは昼休みや放課後にクラスの皆で練習したことが非常に心に残っています。クラス対抗リレーではクラスのメンバーが頑張ってくれたおかげで、見事一位を獲ることができました。クラスのメンバーが頑張って走る姿に非常に感動したのを今でも憶えています。また、応援合戦は、毎日練習した成果か、自分が所属する白組が優勝することができました。いつも優しくダンスを教えてくれた高三の先輩方に対して恩返しができたのではないかと思います。来年も是非応援団をやりたいと思いました。

 今年の体育祭を通じて、クラスの結束力が強まったと思いました。一つの目標に向かって一致団結できるクラスは、非常に良いクラスであると思います。これからもクラスの結束を強めていけるよう頑張っていきたいと思います。

 

1年3組 女子

 

今年は高校生になって初めての体育祭でした。中学校の時と種目がずいぶん変わりました。その中で、一番心に残った種目は応援披露のダンスでした。最初はクラスの皆がダンスに参加するので、私もやってみようかなという程度の気持ちで、あまり乗り気ではありませんでした。ゴールデンウィークの練習に行っても、全然ダンスが覚えられなかったり、声の出し方が分からなかったりと、大変でした。その上、私は自分の部活の朝練・昼練・放課後の練習もあり、なかなかダンスの練習に出られず、本当にしんどかったです。それでも、出られる時にはできる限り参加するようにして、頑張って練習しました。やがて、皆で練習を続けているうちに、だんだんと心が一つになってきて、声も出るようになり、動きもそろい、黄色組のダンスは良い雰囲気になってきました。こうした努力の結果、本番では皆が一つになって踊ることができ、とても楽しかったです。結果は位ではなく位でしたが、皆が頑張って練習したから位になれたと、大いに満足できました。今まで頑張ってきて、本当に良かったです。

また、私の所属した黄色組は、全体競技の方でも位になることができました。黄色組は毎年何故か弱く、これまでに優勝したのは回だけで、準優勝はなくずっと位か位だったと思います。私は中学校時代に回とも黄色組でしたので、正直、今年も駄目だろうと思っていました。今回も、途中までは黄色組がダントツのビリでしたので、今年もやっぱりとほとんど諦めていました。しかし、最後のリレーで中等部がほとんど位か位をとり、私達の高等部年でも、位・位が黄色と、かなり追い上げることができました。閉会式の順位発表で黄色が2位と聴いた時には、本当に驚きました。位の青組とは100点以上差が開いていましたが、黄色組で準優勝できたことがとてもうれしかったです。しかし、私の所属した組はこれまでに体育祭で優勝したことがありません。来年こそは、今年以上に一生懸命頑張り、優勝したいと思っています。

 

 

1年3組男子

 

26日に、江戸川学園の第36回体育祭が行われました。来校者はおよそ2700名と、大勢の方々が来校してくださり、盛大な体育祭となりました。自分達36期生は、体育祭に初めて高校生として参加しました。高校生と中学生では、やはり種目が大きく違いました。そして、それ以上に違ったのが、「体育祭に向けての思い」でした。高校生からは、各組の応援団に分かれて、応援のダンスを披露することができます。高校1年生から3年生まで、各組の参加者全員が、朝早く、昼休み、さらには放課後と、グランド、ミニグランド、中庭、体育館横などに分かれて、一生懸命練習します。特に高校3年生は、最後の体育祭ということもあり、どの学年よりも体育祭にかける思いが強かったのではないかと思います。

また、自分は選手として、クラス対抗リレーに出場しました。高校生の場合、予選と決勝があるので、予選を勝ち上がらないと、決勝に出られないのです。自分達は予選を2位で通過することができました。決勝では3位に終わりましたが、決勝に進出できたことがとても嬉しかったです。実は、3組は体育祭の前日のリレーの練習でメンバーの一人が足を痛めていたのです。しかし、そのメンバーの女子はテーピングをして頑張り、予選を勝ち上がった訳です。これは本当に凄いことだと思います。

最後に、今回の体育祭を経験して思ったことは、皆と協力し、助け合うことで、必ず大きな成果が出せるということです。人間が一人でできることは限られています。たいしたことはできません。そこに誰か一人が加わることで、何倍もの力が発揮できるようになります。参加する仲間の数が増えれば、それは恐ろしい程のパワーとなります。今回の体育祭では、こうした仲間との交流が深まり、すばらしい絆が生まれたように思えます。自分は1年生ですので、あと2回体育祭があります。来年も再来年も、今年以上に体育祭を盛り上げ、楽しみ、さらに多くの人達と絆を深めたいと考えています。

 

組 女子

 

 今年の体育祭は私にとって一番楽しいものとなりました。応援団にも参加できたり、騎馬戦もあったりで中等部とはまた違った楽しさを知ることができました。黄色組といえばいつも負けているイメージがあったのですが、今回は総合位、応援位という結果を出すことができて本当にうれしい限りです。

 またクラス対抗リレーの予選では僅差で位になり、なんとか決勝まで進めることができました。決勝戦では本当にみんながんばって位になることができて感動しました。目指していた位にはなることができませんでしたがそれでも悔いのない走りをすることができてよかったです。走っているときには自分の組や部活の人の応援もたくさん聞こえてきて心強かったです。

 今回で初体験となる騎馬戦では高2、3年生の先輩方との交流もあって楽しかったです。回戦はずっと固まっている戦法でほぼ戦わずして多くの騎馬が残ることができましたが、回戦では戦って帽子を取られてしまいました。しかし学年の枠を超えて一致団結することができていい思い出となりました。

 応援団では先輩たちが何週間も前からダンスを教えてくださったりTシャツやポンポンを作ってくださったりと忙しい中頑張る姿がとても輝いていて、自分もこうなりたいと思いました。また、練習では度も成功することのなかった円になってウェーブするというパフォーマンスを本番で成功させることができよかったです。

 また、吹奏楽部の活動も引退してしまった先輩方とまた一緒に吹くことができたり、会場を盛り上げられたりしてとても良いものになりました。クラスでは応援や競技を通して今まで以上にみんなが仲良くなれてうれしいです。

 優勝や位をとる事はありませんでしたが 、忙しくても楽しむことができた充実した体育祭でした。来年、再来年とまだあるので先輩を見習って引き継いでいきたいです。

 

 

1年4組 男子

 

 運動があまり好きではない僕は、中等部にいた頃、体育祭にあまり積極的に参加していませんでした。しかし高等部生になり、あと3回しか体育祭はないのだと思い、積極的に参加してみようと意気込みました。そして、棒引き、応援団、騎馬戦、ロープジャンピング、部活対抗リレーに出場しました。その中でも、何より印象に残ったのは応援団です。

 中等部生だった頃から、高等部の先輩達が体育館の裏などで応援団の練習をしている様子は見ていましたが、当時はまだ、高等部生たちがなぜそれほどまでに応援団に熱を入れるのかがわかりませんでした。しかし実際に自分がやってみると、その理由がわかりました。皆でひとつのものを完成させることの楽しさ、そしてそれを発表した時の感動は、最高だと思いました。まさに青春を謳歌していると思えてきました。そして、高3の先輩方の姿に憧れました。終わった後、号泣している先輩、とてもすてきな笑顔の先輩、泣きながら笑っている先輩、叫んでいる先輩、肩を抱き合う先輩…どの先輩もかっこよくて素敵でした。それぞれの先輩に沢山の青春の思い出があって、それを振り返るように涙しているのを見ると、私もつられて泣きそうになりました。また、その思い出の1ページに自分もいるのだと思うと、とても光栄で嬉しかったです。僕も再来年まで、沢山の楽しい経験や辛い経験をして、最後には泣いて、笑えるようになっていたいです。

 今回の体育祭は僕にとって最高の青春の幕開けとなりました。高3の先輩方のこれから、そして僕の青春のこれからに幸あれ!

 

 

1年5組 女子

 

 私の中で今回の体育祭は、今までで一番思い出深いものとなりました。なぜなら、中等部のときと違って体育祭までの準備にとても力が入っていたからです。例えば、私は応援団に入っていたので、応援披露のための練習が、朝、昼、放課後、それから休日にもありました。忙しい日々でしたが、普段接することのない先輩方とも会話をしたり、アドバイスを受けることができ、皆で一つのものを作り上げることができました。高校1年である私達にとっては初めてのことだったので、良い経験になったと思います。また来年も、応援団に参加したいと思います。他には、私はチアリーダー部に所属しているのですが、毎年体育祭のプログラムでは1番最初に発表をすることになっています。僅か10分しかありませんが、その10分間でどれだけの人たちを楽しませることができるか、どれだけ盛り上げられるのか、4月から部員と共に考え、ずっと練習をしてきました。誰にも真似できないことをやっていこうと考えてきました。部活を誇りに思いながら、これからも胸を張って続けていきたいと思います。競技においては、女子の騎馬戦は楽しみながらも積極的に相手の帽子を取りにいくことができました。綱引きは頑張りましたが良いところなく負けてしまいました。ロープジャンピングは、事前の練習では私のクラスは学年トップであったにもかかわらず、本番ではその力を発揮することができず、9位という結果に終わってしまいました。これほどうまくいかないものなのかと驚き、また同時に悔しい気持ちで一杯でした。玉入れに関しては、何も練習することなく臨みましたが、簡単そうに見えてとても難しかったです。最後に、私は800m走にも出場しました。長距離走が得意でなくて体育祭の何日も前からとても緊張していましたが、完走することができたのはたくさんの方々の応援があってのことだと思います。結果は9位で、今思うともう少し頑張れたのではないかと思ってしまいます。悔しい思いもありますが、体育祭全体として大変に良い経験ができたと思います。来年の体育祭は、どの競技に出場するのかわかりませんが、全力で取り組んでいきたいと思います。
 

 

1年5組 男子


 自分にとって今回の体育祭は最も大変で、最も充実したものでした。高校生になり、種目もハードなものになりましたが、それよりも大変だったのは手伝いです。中学生のときは、競技を楽しみ、その結果に一喜一憂するだけで、楽しく体育祭ができることに何の疑問も持っていませんでした。しかし、体育祭を円滑に行うようにするのはとても大変で、多くの人が協力して初めてうまくいくものだというこを知りました。結局、手伝いと自分の種目で応援席にいる時間はほとんどありませんでした。また結果も最下位であり、普通なら落ち込むはずだったのですが、自分はクラスでは種目を、色では応援団を、野球部員としては体育祭の手伝いをするという3つのことを全力でやりきったので、体育祭が成功して良かった、という気持ちの方が大きかったです。また、高校の体育祭となったということは、三回しかできないと思うと、高校三年生にとっては最後の体育祭であり、最後の大きな学校行事であるわけです。高校1年生と2年生は全力で3年生と一緒に盛り上げるべきだったと思いました。体育祭が終わると、クラスの雰囲気が変わりました。色々な友達と男女関係なく話をすることも出来るようになり、友達の色々な一面を見ることもでき、友情も深まりました。結果は残念であっても、体育祭から得たものはとても貴重であったと思います。体育祭はたくさんの人に支えられて成立しています。先生方、手伝いの生徒、救護の先生、保護者の応援、どれが欠けても上手くいきません。初めて手伝う側として体育祭を過ごし、そのような裏方の仕事がいかに大変で、大切で有り難いものなのかを知った体育祭でした。
 

 

1年6組 女子

 

 今年の体育祭は、私が中学校を卒業して高校に入学してから初めての体育祭でした。中学の時の体育祭でも楽しかったのですが、高校生としての体育祭は一味違った楽しさがありました。

 例えば応援団。ゴールデンウィークの頃から体育祭当日まで練習がたくさんありました。昼休みや放課後はもちろんのこと、日曜日もあり、私も部活が無い日はほぼ全部出ました。最初の方は皆来ていたのですが、一時期とても人が集まらない時があり、それぞれちゃんと意識して集まらないとこういう皆でやる団体競技はできないのだなと痛いほど実感させられました。でも最後の方は皆で声をかけあったり、わからないところをききあったりして練習したので、応援で四位だったとしても、練習に向けた団結力と努力は一位だと思います。

 また、私は初めて色を背負う各色対抗リレーに参加しました。走ることが決まってからリレー直前まで、転んだらどうしよう、バトン落としたらどうしようと不安で仕方がありませんでした。それを友達に言うたび、皆励ましてくれました。シャツにもリレー頑張れなどのコメントを書いてくれる人も多く、大変勇気づけられました。組のためにも団長のためにも一位になりたかったのですが、思ったよりも抜かせず、距離を少しつめただけで結果は二位でした。総合成績発表の時、団長が泣いているのを見て、本当に申し訳なく悔しかったです。もう少し順調だったら抜かせたかもしれない、と後悔ばかりでしたが、やはり友達というものは不思議なもので、少し励まされただけで心が軽くなった気がしました。持つべきものは友達だなと考えさせられた今年の体育祭でした。来年はどの組になるか、わかりませんがまた応援団に参加したいです。

 

 

1年6組 男子

 

 体育祭を終えて、僕の心の中には充実感と期待の気持ちで一杯です。江戸取生としては四回目で、高等部生としては初の体育祭でしたが、僕は今までで一番楽しむことができました。高一生として四月に研修旅行に行き、新しいクラスの仲間達と交流を深めることができた中で、体育祭という一つの目標に向かって、より一層クラスとして団結することができたと思います。一人一人、出場する競技は違うかもしれないけれど、「行ってらっしゃい」「頑張れ」「お疲れ様」という声であふれていました。このクラスにとても助けられたし、この先もこの仲間たちとともに過ごせると思うと期待感で一杯です。体育祭に向けて話し合ったこと、練習しようと努力したことは、これからのクラスの行事にとってとてもプラスになると思います。個人的にも珍しく積極的にコミュニケーションをとり、切磋琢磨していくことで、充実していました。また、高一生として江戸取最後の大イベントとなる高三生の身近にいて、中等部の時に見たものとは全く違った感覚を味わうことができました。中等部の時に見た、「楽しそう」というものではなく、男子も女子も泥にまみれて、暑さを吹き飛ばすような気迫と熱意を感じました。それはもうどちらが勝つか負けるかということ以上に、どれだけたくさんの思い出を作るかという風に見えました。そして、体育祭が終わった後の高三生の全てを出し切り、号泣する姿に、二年後は自分達も同じようになるのかなと思い、感動しました。これから先輩方は大学受験に向けて、必死にラストスパートをかけて猛勉強していきます。そしてその順番は必ず自分にもまわってきます。しかし、体育祭で団結したクラスに怖いものはないと思います。自分もその一員として自覚と責任を持ち、これからの学校生活・行事にいかしていきたいです。あと二回の体育祭、悔いのないようにしていきたいです。

 

1年7組 女子

 

私は今年の体育祭で青組となり、初めて応援団に参加しました。中等部の頃から体育祭の午後一番の種目として応援でダンスを踊っている各色の先輩方の姿を見て、「私もあんな大勢で団結して踊ってみた いな」と思っていました。そこで、実際に応援団に入り、早朝から昼休み、そして放課後など空いている時間はすべて応援団の練習に参加しました。先輩方はもう私が応援団に入ったときには踊りが完璧で、私たち後輩を指導してくれる姿がとても頼もしかったです。

 初めのうちは、ただダンスを教えてもらっていただけでしたが、名前や顔を覚えてもらえ話しかけてもらえたときは、とても嬉しかったです。体育祭が近付くにつれ、完成していくダンスと共に青組のメンバーとして一層の団結感が増していきました。体育祭の前日には集まれるだけの青組の人が集まり、当日サッカー部の試合で体育祭に来られない団長や女団長から話を聞き、青組でよかったと思うことができ、あと数回しかこのメンバーで踊ることができないのだという 寂しさがこみ上げてきました。

 こうして体育祭当日がやってきました。あれほど準備も練習もがんばったのですが、それでも不安はありました。青組の応援披露が近付くにつれ不安が緊張に変わりましたが、日々積み重ねた練習と支えてくださった先輩方のことを思いだし気持ちを切り替えることができました。こうして大きなかけ声と満面の笑顔で応援披露を行うことができました。青組の応援披露の順位は3位でしたが、総合では1位をとることができ、体育祭に向け体育祭実行員としての仕事なども含めとても充実した気持ちになれました。本当に先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。私は来年も応援団に入り、今度は後輩を引っ張る立場になり、そして高3では応援団の女団長をやって皆を引っ張っていきたいと思います。そして私達が受け取った伝統のバトンを後輩達にもしっかりと受け継いでいってもらいたいです。

 

 

1年7組 男子

 

 高等部に入学してからの体育祭は、中等部の頃の体育祭とはいろいろな面で違いがありました。トルネードに代わり、より激しさとルールを守る精神を必要とする棒引きが競技に加わりました。僕にとっての一番の大きな変化は、応援団に参加できるようになったことです。中1の頃、応援団の高等部の先輩達を見て、高等部に上がったら絶対に応援団になろうと決めていました。応援団に入って、まず驚いたことは、その人数の多さでした。青組は特に人数が多く、160人ほどいました。そして応援披露のダンスの練習が始まりました。部活があるのですべての練習に参加できたわけではないのですが、練習に行く度、先輩方が優しく声をかけてくれてとても楽しく練習することができました。そして練習を重ねるにつれて、本番でダンスを成功させて先輩達に恩返しをしたいという気持ちが芽生えてくるようになりました。

 体育祭当日、サッカー部の大会メンバーは公欠で、団長不在になってしまいましたが、副団長や女団長の先輩が中心になって青組応援団をまとめてくれました。昼休みに、ミニグランドに集合して、最後の練習をしました。このとき、高3の先輩達のこの体育祭にあける想いの強さを感じました。

 とうとう本番、入場門の前で整列をして出番を待っていましたが、不思議と緊張はありませんでした。むしろ楽しみたいという気持ちが大きかったです。出番が来て、グランドに立って、ダンスが始まりました。そして精一杯声を出して精一杯踊りました。ダンスが終わって退場すると、楽しかったと言うより、これで終わってしまうのだという寂しい想いがこみ上げてきました。あっという間でしたが、いろいろな気持ちの入り混じった6分半でした。結果は応援賞を勝ち取ることはできませんでしたが、総合優勝をすることができ、とても良い思い出になりました。

 あと2回、体育祭がありますが、絶対に次も応援団に参加し、自分も後輩を優しく指導し伝統を継承していきたいと思います。

 

1年8組 女子

 

私は、今年、体育祭に参加して思ったことがつあります。

つ目は、協調性についてです。私は、普段からも皆の仲が良くて、良い学校だと思っています。しかし、体育祭になるといつも以上に皆が協力しあっていて、それを見てとても嬉しかったです。誰も面倒くさいなどといって投げ出したりせず、皆で一緒に応援したり、競技に参加できたりして本当に良い学校だと改めて思いました。「皆は一人のために、一人は皆のために」という言葉そのものでした。私も含め皆が協力しあって、さらに良い学校にして行けたらいいなと思います。

つ目は、頑張る心についてです。私のクラスで凄く頑張っていた人がいます。それはリレーのメンバーです。その人は走っていて転んでしまいました。しかし、諦めないで頑張って走っていました。私は感動しました。すごいと思いました。怪我して痛くて、精神的にも辛いと思います。その中でも頑張っていてすごいです。私も見習わないといけないと思いました。色々なことに、絶対に諦めないで取り組んで行こうと思います。

つ目は、楽しむということについてです。例えば体育の授業でドッチボールなどをすると、中にはあまり参加しないで傍観している人がいます。しかし、今回の体育祭では、何もしないでつまらなそうに傍観している人はいませんでした。そうした様子をみて、皆で楽しんでやっていることが、良い体育祭だという感じにつながるのだと思いました。これからも普段の体育の授業でも、皆で楽しんで行けたらいいと思います。

そして、体育祭で一生懸命やったその気持ちで、勉強にも取り組んでいきたいと思います。私自身、これまではそれができていないので、今年こそはそうした気持ちを日常生活に活かしていけたら、と思います。また、これからも皆と仲良くし、協力しあって高校生活を楽しもうと思います。

 

 

1年8組 男子

 

今回の体育祭は、中等部の時の体育祭とは異なった印象を受けました。

 一点目は、スケールの違いです。中入生の僕にとって、体育祭での高校生の様子には、見ていてとても憧れがありました。応援でのダンスにも魅力を感じていたし、大将が率いての騎馬戦はとても迫力があって、早く僕もやりたいと思っていました。そして今回それらをやってみて、中等部の時には見ることができなかった、先輩方がこの体育祭に懸ける気合・気迫が近くから伝わってきて、僕も頑張らなくてはいけないな、と思いました。

 二点目は、クラス全体での盛り上がりです。競技が終わり、席に座って応援している時も、他の組を応援したり、みんなで声を掛け合ったりして、常に良い雰囲気で体育祭を行えていたように思います。誰かが失敗して落ち込んでいる時や、成績が良い結果では無かった時もみんなでフォローし合って常にクラスの士気を高めていけていたように思いました。

 三点目は、高校一年としての立場での体育祭であった事です。体育祭は中等部と高等部が合わさっての行事で、高校生は、その中で常に中等部生や、体育祭を見に来ている、これから江戸取に入る小学生にとって模範にならなくてはいけません。体育祭が終わり、見て下さっていた人たちの反応を見て、自分たちだけでは無く、見て下さっていた人たちも良かったと思えるような体育祭が創り上げられたと思いました。

 今回の体育祭で得た事はこれらだけではありません。今回は体育祭実行委員としての立場でもあり、いつもとは違いました。それは楽しい事ばかりではありませんでした。クラスの皆をまとめる仕事がありましたが、そうした時に苦労し、悩んだりもしました。しかし、結果的にそれをクラスのみんなで乗り越えて、大成功を収める事が出来、良かったです。実行委員としての立場で得たことも今後に活かしたいと思います。

 

組 女子

 

高校に入ってから初の学校全体での行事が終了しました。私はお祭り好きといいますか、行事が大好きなので、今回も実行委員と応援団として参加しました。応援団はとても忙しく大変ではあったけれど、先輩方とお話しする機会も多く、とても楽しかったです。団長、副団長、ダンスリーダーをはじめ、先輩方はしっかり私達を引っ張っていってくださいました。真剣に練習に取り組む先輩方はとてもかっこよく、多少厳しく注意されたとしても、誰も反発するようなことはなく、むしろ憧れていました。みんなの心に火がつくようでした。途中ハンドボール部・サッカー部の先輩方、団長が本番に出られないと聞いた時は不安になりましたが、それでも青組の団結は乱れることはなく、より強固なものになっていったように思います。そして迎えた本番、私達組はかなり積極的に体育祭に参加しました。応援の声もとても大きく、みんな盛り上がっていました。学年やクラスの差なく、言葉通りに、各色一丸となって参加することが出来たと思います。結果、青組は優勝することが出来ました。二冠を達成することが出来なかったのは残念だけれども、それでもとても嬉しかったです。後日、先輩やクラスの保護者の方に撮影して頂いた映像をみましたが、「こんなに揃っていたんだ。」「こんなにきれいだったんだ。」ととても感動しました。私の中では青組が一番です。今回の青組のメンバーでの体育祭が終わってしまったのはとても寂しいけれど、先輩方の勇姿を心に刻み、来年もその次もまた、応援団をやりたいです。

 

 

組 女子

 

 私はこの体育祭で沢山のことを学ぶことが出来た。私は中学の時から体育祭など、みんなで楽しく動ける行事が好きだったため、江戸取の体育祭も凄く楽しみにしていた。体育祭まであとヶ月くらいの時に、三年生の先輩から応援団に入らないかという誘いがあった。私は即決で応援団に入った。何人か友達も入ったが、少なかったため、クラスメイトを誘うと入ってくれた人がいて、とても嬉しかった。

 休み時間や放課後の練習は、とても難しかった。沢山の振り付けや、隊形などを覚えるのは大変なことだったが、沢山の先輩や友達が丁寧に教えてくれた。部活に出ていてダンスの練習に出たことは少なかったが、その少ない時間で覚えられるくらいわかりやすく教えてくれた先輩方には、とても感謝している。

 ロープジャンピングという競技では、私のクラスは最初全く跳ぶことが出来なかった。みんなの息が合わず、続けて跳ぶことが出来なかった。声を掛け合うことも出来ず、回数がなかなか伸びなかった。だが、沢山練習していく内に、どうすれば回数が伸びるか話し合ったり、声を出してみんなで息を合わせたりするようになり、クラスのみんなが一気に団結した気がした。誰かがミスをしたら、大丈夫だよ、頑張ろう、と声をかける人、終わったときにはみんな「ナイスファイト」と言ってくれる人が沢山いた。みんなが団結すると一気に回数も増え、最初の頃とは比べものにならないくらいの回数を 跳べることが出来るようになった。

 本番のロープジャンピングは、みんなで声を掛け合い団結できたから学年で位という成績を残せたのだと思う。応援も一人一人が声をちゃんと出すことが出来たから団結できたし、達成感が大きかったのだと思う。この体育祭での経験を生かし、クラスメイトとの親交をもっと深め、高校生活を有意義なものにしていきたい。

 

10組 女子

 

 私たちが江戸取に入学してから約2ヶ月が経ち、学校生活や時間に慣れてきました。その中で体育祭はどんな感じなのか全くわかりませんでしたが、実際にやってみると、とても熱く盛り上がる最高の体育祭でした。

 まず、体育祭に向けての最初の動きとして三年生が応援団の勧誘をして下さいました。前から色々な先生方にも「応援団はやった方がいいよ。」と言われていたので、参加することにしました。今まで中学校では、応援の練習などは決められた時間があり、その中で練習するという形でしたが、高校では体育の時間しか与えられる時間はないので、その他は昼休みや放課後、また休みの日を使って練習しました。忙しい中でこのような時間を見つけるのは大変でしたが、行動を早くしたり、無駄な時間をなくしたりするなど、この条件だからこそ学べることが多々ありました。

 また、クラスの競技であるロープジャンピングでは、最初は3回しか跳べませんでしたが、そこでも3年生がどうすればよく跳べるかを教えてくれたり、練習を見に来てくれたりしました。そしていよいよ当日、午前中の高等部ロープジャンピングでは少しの緊張感の中、練習のかいがあり、学年で1位になれました。もともと、「中入生は3年間やっているから、中入生にはなかなか勝てない。」といろいろな人に言われていたので、その分達成感も大きかったです。

 午後は、各色応援団の発表がありました。他の色の発表を見ていてほんとに迫力があり、きれいでした。白色の発表前は少し不安になりましたが、そこまで一生懸命練習した成果が出て、今までで一番良く、団結力のある発表ができました。その上、応援賞までいただくことができ、本当に嬉しかったです。

 今年は、入学して初めての体育祭でしたが、存分に楽しむことができました。また、知らないことが多くある中、先輩方が細かく教えて下さり、とても助かりました。来年は、私たちがそのような先輩になり、今年よりも楽しめる体育祭にしたいです。

 

 

1年10組 男子

 

「嘘だろー!何なんだこの回数は?」それは体育の授業でロープジャンピングを初めてやった時の感想です。私はこの選抜競技に出ることになって跳んだ結果、2分でたったの3回です。他のクラスが何十回も跳んでいるのに、最初から最悪のスタートを切ったため、跳んだ人だけでなく、クラスのみんなが落ち込みました。跳べない不安から心もバラバラになり、しまいには練習に来ても参加しない人が増えてきました。参加する人数が減っていく中、選抜に入ることができなかった人達が「僕もみんなと跳びたい。」と何人も入ってくれたおかげでみんながまたやる気になり、参加人数も増え、跳べる回数も増えてきました。練習最終日には72回まで跳べるようになりました。そして本番、私の胸の鼓動も徐々に高まってきました。「とんでとんで」という音楽と同時に大縄が回り始め、いつもはじめはすぐに誰か引っかかるのですが、誰も引っかからずに飛び始めました。長い長い2分間に感じましたが、なんとか跳びきりました。その結果1位を獲得することができました。練習はじめの頃から考えると、これ以上にないくらい嬉しかったです。

体育祭を通して、「何か1位を目指して無理でも、その困難に負けずに向かっていくことの大切さ」を学びました。きっとこれから沢山の困難にぶつかると思いますが、それを乗り越えた時の幸せを今回のように何度も味わっていくことでしょう。そのためにも、「あきらめない」強い自分をつくれるように日々精進していきたいです。小さな取り組みを積み重ねていくように、1日1日を大切に頑張っていきたいと思います。

 


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