研修旅行 感想文

 

 

 1組女子

 今回の研修旅行では、高校生活の基本をはじめ、沢山のことを学びました。私が今回最も身につけたいと思っていたことは、「他の人とコミュニケーションをとること」です。私は医科コースに入学しました。それによって高入生とも同じクラスになり、三年間同じクラスとなります。今から色々な人と仲良くなり、研修旅行の目的の一つである、真の友人関係を築くことが出来たら良いと思っています。今回の研修旅行の二日目にあったクラス対抗マッチでは、自分のクラスの試合にはできるだけ応援をし、自分が試合をしている時は、とにかく声を出すことを心がけました。男子の試合にも応援に行き、沢山の人と会話し、一致団結できたと思いました。これからの学校生活でも、積極的に会話し、辛いことも皆で乗り越えていきたいと思います。

 また、高校生活の基本として、挨拶の徹底や時間厳守をすることを学びました。挨拶はいつも状況に応じてすることが苦手でした。研修旅行では、校長先生がTPOに合わせて挨拶をするとおっしゃっていて、状況に応じた挨拶の重要性を改めて知りました。これからは状況に応じて挨拶をすることを課題としたいと思います。さらに校門の一礼は、誰も見ていなくとも感動の気持ちを持って続けていきたいと思います。今回、私が特にできるかどうか不安だったのが時間厳守です。私は班長だったので、自分が時間に遅れたら皆も遅れてしまうと思い、とても気にしていました。私は朝が苦手で、朝しっかり起きられるか不安でした。しかし、その不安からいつもと違った緊張感があり、朝、一番に起き、時間に遅れるということがありませんでした。入浴の時間帯も時間内に皆用意が終わり、他の班よりも時間に余裕がありました。皆一人一人が頑張ったことで、5分前行動ができたのだと思います。学校生活では5分前には着席し、チャイムが鳴ったときにはすぐに授業が始められるような状況を作りたいと思います。

 学習面では、自学習の時間があり、学習計画を立て、実行することの大切さや、自学習の必要性を学びました。これから毎日とても忙しくなっていきます。少しでも勉強時間を多くするためには、計画を立て、無駄な時間を少なくすることが大切だと思います。

 今回の研修旅行を通して、色々な物事を学びました。研修旅行で学んだことをこれからの学校生活に活かし、将来後悔することのないように充実した毎日を送りたいと思います。

 

1組男子

 僕は、今回の研修旅行に「ありがとうございました。」と言いたいです。人見知りの自分が、まわりの級友に馴染めたのは、研修旅行おかげです。そして、今以上の真の友人関係を築いて、三年間を学んでいきたいです。

 五つの実践項目の実践ですが、一つ目の挨拶の励行は、声の大きさや時間に応じた挨拶の仕方もなれました。自分の存在のアピールならば、もっとしやすくなりました。朝の挨拶、授業の時の挨拶などをこれからはしっかりとしていきたいです。そして、コミュニケーションをもっとしていき、真の友人関係を築く基盤にしたいです。挨拶は礼儀なので、先生方への挨拶も忘れずにしていきたいです。二つ目の時間厳守も、日に日に良くなったと思います。時間を守るには計画をたてなければいけません。僕は、それが本当に苦手でした。しかし、この三日間のハードスケジュールでコツがつかめました。これから毎日、予定をたてて、生活のリズムを作っていきたいです。5分前行動を意識してやってみると難しくなかったので、余裕を持って行動をして、計画性を高めていきたいです。また、人に頼らずに、自分一人でも行動することができるように、先生方の話を集中して聞くようにしたいと思います。三つ目の真の友人関係を築くことは、できたと思います。みんなと話をしてみると、個性的で面白かったです。しかも、すごくたくましいので、自分もそうなれるように頑張っていきたいです。これからは、このメンバーで協力しあったり、切磋琢磨しあったりすれば、きっと良いクラスになると思います。これから三年間、改めて「よろしくお願いします。」と言いたいです。四つ目の自学自習の習慣の確立も出来ていたと思います。自学自習による予習・復習は、成績に結びつくと思います。だから、生活のリズムを作り、計画を立てて、主体的に勉強していきたいです。そうするために、朝学習の時間を有効に活用していきたいです。そして、授業を完全に理解できるようにしたいです。五つ目の伝統の継承については、僕も今までの先輩達と同じように、校門の一礼や挨拶の伝統を続けていき、守っていきたいです。そして、江戸川学園取手高校にふさわしい生徒になりたいです。

 最後に、決意についてですが、この三日間に校長先生、時崎先生、武居先生、大串先生のお話を聞いて、自学自習の習慣を確立させて、勉学に励もうと思いました。これからお世話になる紫峰舘での学習もあるので、今まで以上に綿密に計画を立てて生活していかなくてはなりません。雨だれ石を穿つように、努力していきたいです。

 

2組 女子

 まず私が今回の研修旅行で学んだのは、挨拶についてです。私が常々挨拶について思うことは、挨拶がしっかりできる人は人間関係もうまくいくということです。先生方もおっしゃっていたことですが、挨拶をされて怒る人はいません。まして、江戸取は挨拶をするのが当たり前という素晴らしい環境で、私はその中で生活しています。だから、私は江戸取生活の残り三年の間に挨拶を完全にマスターして、将来困らないような習慣を今から意識して身につけていきたいです。

 次に自学自修の習慣を確立することです。江戸取の授業はとても内容が濃く、予備校に通う必要はありません。しかし、江戸取の授業をただ単に受けただけでは夢を実現させることはできません。江戸取の授業を予習と復習とで確実に自分のものにし、かつ、自分の足りないものを自学自修で身につけて始めて夢を実現させることができます。今の私は恵まれた環境にいて、夢をもち、実現のために努力をすれば夢を叶えることができる。そんな立場にいます。世の中には、夢を持っても様々な事情から叶えられない同年代の人も多くいます。だからこそ、今の私にできることは自分に与えられたチャンスを精一杯生かして、夢を叶える努力をすることだと思います。将来大人になって過去を振り返った時に、後悔しないだけの努力を全力でしていきたいと思います。

 研修旅行とは、自分を変えるための旅行です。そして私は、研修旅行に参加することで少しでも成長できたかを考えたとき、意識の面では変われたのではないかと思います。挨拶についても校門の一礼についても、研修旅行に参加することで今まで以上に高い意識をもって取り組む必要性を感じることができました。研修旅行に参加することで変化した意識を大切にしながら、親から与えられたチャンスを十分に生かし、努力していきたいと思います。

 

2組 男子

僕は今回、研修旅行に参加して考えたこと、決意したことが大きく二つあります。

 一つ目は真の友人についてです。僕は今までの仲間はとても仲は良かったのですが、悪いことは注意し合えて、互いに高め合える仲ではないことが多くあったと思います。しかし今回の研修旅行に参加して真の友人の大切さを知りました。ですからこれからは仲良しな友人ではなく真の友人関係を築きます。

 二つ目は何事においてもその一つ一つに全力投球するということです。自分は今まで多くのことを少しずつ努力していたと思います。ですがこれからは少しでも多くのことに精一杯取り組むようにします。その中でも特に自分が努力しようと思ったことの一つに学習面でのことがあります。僕の目標は東大に行くということです。僕は今まで東大には天才しかいけないと思っていました。しかし今回の研修旅行で先生方が東大も夢ではないと言ってくれました。また自分に東大は無理と思っていたのは、今まで半端な努力しかしていなかったからだろうと思いました。ですから今日から自分には夢や目標を後押ししてくれる熱い先生方、そして同じ志を持つ仲間、そして自分を応援してくれ期待してくれている親の思いを胸に東大を目指して精一杯努力します。

 最後に、自分には多くの味方がいること、そして今まで迷惑をかけた親、先生方への恩返しとしても精一杯の努力を毎日続けて、必ずや結果を出したいと思います。そして大人になって後悔のないように学校行事や日々の授業などにおいて自分ができるベストパフォーマンスを見せたいと思います。そして笑顔でみんなが卒業し、新たなステップへと進んでいきたいと思います。

 

3組 女子

 私は研修旅行でたくさんのことを学ぶことができました。研修旅行に行く前よりも、人の目をしっかり見て挨拶ができるようになり、また集中して学習に臨むことができるようになったと思っています。中等部でも研修旅行に行きましたが、あの時よりも今回は、江戸取の生徒としての自覚を養うことができたと思っています。一つ目に学んだことは、江戸取生としての基本である、挨拶です。もちろん、挨拶については中等部1年の時の研修旅行でたたき込まれ、3年間、しっかりと実行してきたつもりでした。しかし、心を込めて「おはようございます」「こんにちは」ということができていなかったのです。挨拶が形だけになり、声も小さく、はっきりとしていなかったため、相手に届かないことも多かったのです。挨拶は相手に届いてこそ意味があります。相手の目をしっかりと見て、相手にしっかりと届く挨拶でなければならないということに気付かせてもらえました。学校だけでなく、これからは近所でも、しっかりと挨拶をしていこうと思いました。二つ目に学んだことは、クラスメイトと協力する大切さです。私は中等部3年間クラスのことは後回しで、部活を最優先に考えて行動してきました。紫峰祭でも部活を優先し、球技大会でも練習することなどありませんでした。しかし、今回の研修旅行のクラス対抗マッチは、違いました。クラスのみんなと協力し、一緒に練習もしたし、励まし合って試合に参加することもできました。結果は最下位でしたが、とても楽しく、良い思い出ができました。もちろん、部活が大切なことに変わりはありません。しかし、今回の経験をもとに、高校生活では、クラスの皆と協力し、楽しい思い出を沢山つくっていきたいと思いました。本校の基本中の基本である挨拶について見直すことができ、友人と協力することで、学校生活をより豊かで充実させることができると気付かせてもらったという意味で、とても意義ある研修旅行であったと思います。 

 

3組 男子

 今回の研修旅行では、挨拶の励行、時間厳守、真の友人関係を築く、自学自修の習慣の確立、伝統の継承の五つの目的がありました。以下、それぞれの達成度を確認していきます。まず、一つ目の「挨拶の励行」について。これまで自分ではしっかりと挨拶していたつもりでしたが、今回改めて点検してみると、声が小かったり、目を見ないで挨拶をしていたりと、直さねばならない点が沢山ありました。それに気付けたのは大きな収穫でした。挨拶は社会に出てから、大きな財産になるはずです。今後も継続していきたいです。次は、二つ目の「時間厳守」について。基本的にしっかりできていました。これが徹底できたため、計画的に物事に取り組むことができました。これからも時間厳守は徹底していく価値があると思いました。さらに、三つ目の「真の友人関係を築く」について。この研修旅行は、皆が寝食を共にし、相手の気持ちを考えながら行動しなければなりませんでした。幸いに、すばらしい友人に恵まれ、良い信頼関係、友人関係を築くことができました。このことが、今回の研修旅行での一番大きな成果かもしれません。四つ目は、「自学自修の習慣の確立」について。この研修旅行では朝早く起きて学習するという機会が2回ありました。これに参加したことで、朝の勉強の方が気持ちがよいということを改めて実感できました。学校に戻っても、朝学習に出て学力のアップをはかろうと強く思うようになりました。最後に、五つ目の「伝統の継承」について。研修旅行は多くの先輩達がすでに経験したことです。先輩達がそこで感じたことはすでに学校に持ち帰られ、そこで伝統として息づいているはずです。僕たちも、今回の研修旅行で学び感じた多くの感動を学校へ持ち帰れるはずです。先輩達や私達が感じた感動を、是非、後輩達へ受け継いでいかなければと思いました。このように、研修旅行の五つの目的は、どれも将来に確実につながることばかりです。これからも日々実践していきたいと思います。

 

4組 女子

 江戸取に入学して早くも中等部の三年間が終わり、高等部生としての新たなスタートが始まりました。研修旅行は中等部の頃と合わせて2回目であって、でもやはり中等部と高等部とでは何かが違いました。

 何が違うか、と言われても難しい所ですが、大きく言ってしまえばレベルが違います。今ふと思い立って中1の頃の研修旅行の講話のメモと感想を読んでみました。挨拶、時間厳守、集団生活について……色々なことが書いてありました。中1の頃と高1の今で以前は言われていたけれど今では言われなくなったこと、今も以前からも言われ続けていること、そして以前にはなかったけれど今になって新しく言われたこと。自分では全く気がつきませんでしたが、私たちって成長したんだなと実感した気がしました。

 校長先生講話、担任の先生のLHR、学年部長講話、沢山のお話を聴いていく中で共通して何度も出てきた言葉がいくつかあります。例えば「基礎が大事」ということです。私の個人的な見え方ですが、中等部は基礎固めの時期、高等部はそれにちなんだ応用をつける時期に思えます。例えば学習面でいうと社会科では中等部の頃に地理・歴史・公民を大まかにやって高等部の科目選択で詳しい内容、応用の問題をやります。その他、学習面以外でも私の部活では中等部は筋トレや素振りなどを沢山やって中身を固めます。しかし他の高校は筋トレや素振りなどの段階を踏まないでいきなりやるそうです。中の基礎を固めてから応用にいくという段階を確実に踏むことができるのも江戸取の恵まれた環境にあってこそです。

 また実践五項目も研修旅行では重視されました。その中に「真の友人関係を築く」というものがあります。研修旅行では8キロに及ぶウォーキングの他にクラス対抗マッチ、食事、バスでの移動など友人と触れる機会が多々ありました。また友人と寝食を共にし、今まで知らなかった友人の素顔を知ることができました。沢山友人と語り合い、目には見えない絆が深まったように思えます。

 研修旅行では「主体性」が求められたと思います。挨拶も初めは言われたからやっているといった感じがしましたが研修旅行を終えた今では自分から声をかけるようになりました。今回、研修旅行で学んだことが違った形でもよいのでこれからのプラスにしていきたいと思います。研修旅行で学んだことを無駄にしないためにも日々精進していきます。

 

4組 女子

今回の研修旅行を終えて、私は中等部24期生から高等部36期生になったのだという自覚を改めてすることができました。そしてこれからは、心機一転して自分を改革していこうと思いました。

 自分を改革しようと思ったのは、研修旅行で自分が変われたと感じられたからです。でも、全然まだまだだと思うので、この機会に自分というものを丸ごと変えてしまおうという気持ちになりました。

  例えば、「努力することのできる自分になる」ということです。今までの私は、努力することが大嫌いでした。でも私は研修旅行で努力することの大切さだけでなく、努力をすることの素晴らしさまで知ることができました。そして、まめに努力をすることができる人間になりたいと思いました。何かを成し遂げるのに、努力は出発点であると思います。あと、「計画性のある自分になる」というのもあります。私は計画を立てて何かをするとうのが苦手だったのですが、それで困ることが多々ありました。でも私はスケジュールがしっかりと定まっている研修旅行において、5分前集合をすることができました。だいぶ班員に助けられた面もあったので、自分一人でも、きちんと計画を立てられたなすべきことをこなすことのできる人間になっていきたいと思いました。第一志望の大学や将来の夢を決めるということも計画です。行き当たりばったりであるということは、とても危険ということがよくわかります。

 研修旅行で私は何度も将来のことについての話を聞きました。私の将来の夢は教師で、この夢は小学生の頃からずっと変わっていません。第一志望の大学は中3のときに決めました。私はお茶の水女子大学文教育学部人間社会科学科に行きたいと思っています。でも、今の私の成績では、それは高望みです。1回決めてはみたものの、私は何度も第一志望を変える必要があるのではないか、と考えました。でも、きっとここで目標を変えても、受験が終わった時に悔いが残ります。そして、努力することから逃げ、楽な方向へ進んだ自分ですから、教師になった時に胸を張って教壇に立ち、江戸取の先生のように努力することの大切さについて語ることができません。そもそも、大学に入るのは楽かもしれませんが、教師となるのに苦労することになってしまうでしょう。努力を怠った末に回ってきたツケは、苦労となってしまいます。

 確かにお茶の水女子大学は今の私の学力では入ることは難しいでしょうが、私は高1です。大学受験を意識はするけれどもまだ時間は残されているこの時期に私はとにかく基礎を固めることから始めていこうと思います。基礎を固めるということは容易いことのように思えますが、それは実は何事においても非常に重要なことなのです。

 これからの私は、とにかく何事も全力でぶつかっていこうと思います。黙って夢を見ているくらいなら、当たって砕けた方がよいと私は思います。いつもやれるだけのことはやって、第一志望の大学に現役で受かり、教師となれるよう、これから悔いの残らない、有意義な高校生活を送っていきたいです。

 

5組 女子

研修旅行では時間厳守、挨拶、江戸取生としての自覚を深めることが実践課題でした。時間厳守では5分前行動が出来るようになることでした。私のクラスではみんなが時間に遅れることがないように、何分前に集合だから何分に部屋を出ようとお互いに声をかけあっていました。そのおかげか一度もどの班も遅刻することはありませんでした。時間をただ自分たちが守るだけではなく、みんなでお互いに声をかけ合うという一工夫は団結力と思いやりから生まれたものであると私は思いました。挨拶では時崎学年部長の「挨拶は自分はここにいますという合図」という言葉が印象に残っています。だから元気にするべきなのだと思いました。朝眠いからとか一日の終わりに疲れているからとか言って声が小さくていいというものでは決してないと思いました。私は正直、挨拶なんて誰もが出来ていると思っていました。でもこの研修旅行に参加して私がしていた挨拶、誰もが出来ていると思っていた挨拶は形だけのものであったと気づくことができました。そして、それに気付くことができたものの、研修旅行の三日間で完璧にできるようになったとは思えません。だから挨拶に関してはまだまだ私の実践課題です。江戸取生としての自覚を深めるということは自学自修をしっかりすることも一つであると思います。私は研修旅行中の朝学習が一番集中していました。朝眠いけれども寝ない工夫として計画とは違う教科の勉強をしたところ、そうして良かったと思える結果となりました。これも校長先生講話でおっしゃっていた「応用力」の一つではないかなと思います。この体験をスタートとして勉強の内容に対し、この応用問題を解けるようになるために、今まで以上に勉強していくということはもちろんですが、物事に対しての行動にも応用力をつけていきたいと思います。そして3年後に何も後悔していない自分に会いたいです。研修旅行に参加して、人と人との団結力と思いやりを感じることができました。講話では先生方から、これから先、私を押して下さる言葉を頂き、また今の私に足りないものや、今後どのように行動していくべきなのかを知ったり考えたりすることが出来ました。

 

5組 男子

僕は、今回の研修旅行に、少し疑問を覚えていました。高入生はともかく、中入生は3年前に研修旅行へ行き、中等部での3年間で、江戸取生の規律を学んできました。しかし、実際研修旅行へ行ってみると、自分がいかに浅はかな考えをしていたのかを痛感しました。

研修旅行で、僕は、江戸川学園取手高等学校の生徒として中等部よりもより規律を重んじる必要があることを改めて知りました。まず、中等部でも徹底をされてきた挨拶も、声を大きく上げるだけでなく、しっかりと相手への尊敬の念を込めて、挨拶をすることが自分には出来ているのか、と言われると、まだそのようには考えることができません。先生方がおっしゃるように、まず形から入り、次第に心も込めて挨拶が出来るようにして、社会人として恥ずかしくないようにしたいと思います。次に時間厳守も研修旅行では大きな課題でした。社会人となって時間を守れていないようでは情けないです。これは提出物についても同じようなことが言えます。重要な書類の提出が遅れると、自分だけではなく全体に大きな影響を与えてしまうので、時間厳守は本当に守れるようにしたいです。

今回の研修旅行では、班長をやらせて頂きました。小学校の頃は、班長としての自覚が足りず、時間を聞き間違えて遅刻してしまったりと、いろいろなミスを犯してしまいましたが、今回の研修旅行では班員をしっかりとまとめることが出来たと思います。僕はリーダーシップや積極性が足りているか不安だったのですが、大きなミスもなく研修旅行を終えられたので安心しました。そして今回の経験を生かして、今後も積極的な発言をしていけるように努力したいです。

 

6組 女子

 今回、私達高等部36期生は山梨へ2泊3日の研修旅行に行ってきました。新しいクラスでまだわからないこともありましたが、クラス対抗マッチなどの交流の場がたくさんあり、クラス内だけではなく、他クラスの人とも接することができました。

 研修旅行の五つの目標の中で、私は「挨拶」に重点を置きました。1日目の最初は恥ずかしさがどこかにあり、あまり大きな声で挨拶できませんでした。しかし、校長先生の「伝統を継承する」という御言葉に感銘を受け、もっと挨拶を頑張ろうと思いました。それは学校に帰った今でも意識しています。そして学年部長の時崎先生がおっしゃっていたように36期生から校門一礼を広めていくということを目標としたいと思います。

 また、高等部に入り学年全体的に身が引き締まったと感じました。やるときはやって楽しむときは楽しむ、スイッチの切り換えができる学年になりたいです。

 学習では中3の勉強合宿に比べるとすごく集中力が増しているのを感じました。3日間で8時間と短い時間でしたが、予定通りにスケジュールをこなすことができ、有意義な時間を過ごすことができました。高2の勉強合宿は中3より時間も増え過酷になると思います。しかし、高1から一つの教材に一心不乱に取り組む態勢を整え、時間が増えても変わらぬ集中力で学習できるようにしたいと思います。

 研修を終えて、夢のためだと思うと頑張れる自分がいます。また、目標は違えど、一緒に努力することのできる仲間がいます。くじけそうな時は仲間を頼って、また、友人が助けを求めた時には手を差し伸べ、お互い切磋琢磨できる関係を築きたいです。

 研修旅行では、校長先生、中山副校長先生、武居先生、学年の先生方のご指導をいただきました。そして、添乗員さん、バスの乗務員さん、ホテルの方々、私達は多くの方々に支えられました。ありがとうございました。

 

6組 男子

 僕は今回の研修旅行に参加し、5つの実践項目を意識して3日間生活していく中で、今までよりも、一層江戸取生としての自覚が深まりました。中等部生であった過去と高等部生である現在とをきっちりと区切り、中等部生の頃に持っていた甘い気持ちを少しづつ排除し、高等部生としての考えに切り替えていくようになりました。このような実践項目は江戸取生としてはもちろん、人間として大切なことだということを実践を通じて理解していきました。それは集団生活をしていく上で、大人になっても必要不可欠なものばかりだと思います。僕は実践項目と同等以上の価値あるものを身につけてきた自信があります。それは学習に対する意識や将来に向けた思いです。中等部時代に自分を変えようと思ったことは何度かありましたが、上手くいかないことが大半でした。高等部生らしく、やる気スイッチを入れなくてはなりません。そのビッグチャンスが今なのです。友人とともに学習し、講話を聴いてきたのでモチベーションは高いです。また、ラストチャンスでもあると考えています。国公立大学への受験を考えると高2・高3から本気で始めるのでは遅いと思います。36期生の仲間たちは、この機会で自分自身を変えていけると思います。一緒に一早く真のスタートを切って継続性のある努力をしていきたいです。

 せっかく江戸取という「規律ある進学校」に入学できたので、このチャンスを無駄にせず、部活動にも一生懸命に取り組みつつ、勉強にも励んで文武両道を実践し、夢を現実のものとできるように生活していきたいです。

 今回、研修委員長としてクラス内の友人関係を大きくし、良いオーラを出していこうと意識して生活していました。するとどんどんクラスのムードが明るくなっていき、1年6組が一つになっていくことを感じました。6組がもっとまとまって、学年を引っ張っていく存在となれるように努めていきます。

 

7組 女子

私は研修旅行を終え、たくさんのことを学びました。「挨拶の励行」、「時間厳守」この二つは江戸取生だからというだけではなく、社会に出たときにも人として最低限のマナーでもあるので、この研修旅行を機にしっかりと身に付けたいと思いました。

 はじめの頃の挨拶ではクラス全体でする挨拶、食事などのときは大きな声で挨拶できましたが、班など少人数での挨拶や先生方や施設の方々が遠くにいたときなどには挨拶をためらってしまう自分がいました。しかし、先生方の講話などを聞き、どんな状況でも自ら大きな声で挨拶をしてみようと思いました。そして実行してみると、先生方や施設の方々も笑顔で対応してくれました。やはり自ら元気に心から挨拶をすると相手も気持ちよくなり、笑顔で対応してくれ、それを見た自分も挨拶して本当に良かったと思いました。このように自らの意志で行うと気持ち良いのだなと思いました。また、私が挨拶をまだ積極的にできていないとき、高入生の男子達がホテルの廊下などで「挨拶運動しようよ」とお互い言い合っている姿を見ました。私はそのような姿を見て、まだ江戸取の規律に慣れるのが精一杯のはずの高入生が自分の事だけでなく、皆のために挨拶運動をしようとしている姿に驚き、とても良いことだなと思いました。高入生というのはまだ江戸取に慣れず、また少人数の為、注目されていると思います。そんな中にこのような行いをしてくれると私は同じ学校にこんな素敵な人が入学してきてくれたのだと誇りに思うし切磋琢磨していきたいと改めて思いました。この高入生のような行いが私もできるようにさらに頑張っていきたいです。

 ほかにも、この研修旅行で学んだ規律や時間厳守を自ら実行し、実行する大切さと気持ちよさを忘れず、成長していきたいと思います。

 

7組 男子

今回の研修旅行では今までの中学三年間で身につけてきた江戸取生として必要な事を再度見直すことができました。

 まず、挨拶の励行ですが、中学生の頃から挨拶をしているつもりでした。しかし、それはただ声をだしているだけだったのかもしれません。今回の研修旅行、そして高校から硬式野球部に入部し、挨拶とは何なのかということが分かってきていると思います。これからは心から挨拶をできるように努めていきたいと思います。

 次に時間厳守です。これは今も昔も実行できていると思います。時間を守らないと相手を不安にさせたり、人に迷惑をかけたりしてしまいます。また、人としての信用が無くなることもあります。そうならないためにも、今後も時間厳守を守って行きたいです。

 次に真の友人関係を築くことについてです。研修旅行でのクラスマッチはとても友人関係を築くのに有効な時間になりました。初めて一緒にスポーツをする人もたくさんいたので、チームワークなどがどうなるかと不安でしたが、試合を重ねるにつれ、お互いにどんどん仲良くなりプレーの質も上がりました。結果は準優勝でした。球技大会ではみんなで力を合わせて優勝をしたいと思っています。

 次は自学自修の確立です。正直これはまだまだだと思うので、大学受験に向けてしっかりと自学自修する習慣を身につけ、大きな目標を達成できるように努めていきたいと思います。

 最後の一つは伝統の継承です。僕たちは三十六期生なので、三十五年で積み重ねられた伝統を継承し、次の三十七期生に伝えていく使命があると思います。江戸取の伝統はまさに今回の研修旅行の目標である5つの項目ではないかと思います。しっかりそれらを身につけ、後輩に伝えていけるようになりたいです。

 最後に、今回の研修旅行で改めて高校生になったのだと実感しました。これから三年間江戸取生として正しく生活していきます。

 

8組 女子

 私は研修旅行の前までは、どうしても中等部生であったという気分が抜けず、高等部生としての自覚が中途半端なまま過ごしていました。しかし、江戸取の高等部1年生として研修旅行に参加したことで、ようやく高等部生として気持ちを入れ替えることができたのです。中等部1年生の時に参加した研修旅行は、なれていないことも多かったからか、苦しく大変だと感じた記憶が残っているのですが、今回は楽しいと思ったことが多く、改めて自分に足りない事を考えさせてくれた研修旅行でした。私は「校門の一礼」を忘れたことが一度もありません。習慣になっているからだと思います。しかし、習慣になっていることで私の「校門の一礼」には「心」がないものになってしまっていたように思います。ですから、研修旅行を終えてからの「校門の一礼」は、一日の感謝と反省の思いを込めて行いました。これからも続けていきます。そして、私達高等部36期生全員が心がける行動にすることで、後輩達にも受け継ぐことができるようにしたいです。

 今日、私は自学習の時間で、勉強がとても捗りました。勉強合宿での経験があったからかもしれませんが、私の勉強に対する意識が変わったということが一番だと思うのです。私は最近、焦りを感じることが多くなりました。例えば、将来、自分の志望する大学に一つも受からないかもしれないと感じたりするような気持ちです。このような気持ちが起きるために学習に対する態度が変わったのだと思います。これを忘れず、これからも学習に励んでいきたいと思います。

 この研修旅行は私達にとって、中等部三年間の復習であり、新たなスタートでもありました。規律も改めて見直すことができましたし、高等部生としての自覚と自分の目標への決意を再確認することができました。共に過ごした仲間は、時に競い合い、時に助け合う大切な存在です。今回、支えてくださった方々にも恩返しができるように、自分の目標とする大学に受かり、将来の夢を叶えるためにこれからも精進していきます。

 

8組 男子

 今回の研修旅行は、自分の自律性について深く考えることができるきっかけとなりました。

 以前、私はあまり率先して行動を起こすタイプではないと自分で思っていました。しかし、中学年生の時にクラスを動かすことになり、いろいろなことでクラスの皆と行動して、それが失敗したときには先生に注意されて、直すことができました。今回の研修旅行では、それを更に深めることができたと自分では思っています。

 自律とは辞書の意味では、自分の行為を主体的に規制するといった意味で、これは校長先生も学年部長の時崎先生も講話でおっしゃっていたことです。自分を規制するということは、とても難しいことです。規制するには自分の身の周りにあるいろいろな誘惑に勝たなければならないからです。自律について考えるとき、僕にとって一番身近なものは、学校の規律です。規律とは「決め事」のことです。つまり学校生活の規律とは、学校生活を送る上での「決め事」なのです。

 これは学校だけに言えることではありません。規律は皆がお互いに困ることのないようにするために、基本的には道徳やマナーをもとに作られているからです。規律は私達が社会に出たときにも、自分自身を規制することができるようになるためにあるものなのです。規律は自分をただ拘束するためにあるのではありません。今、学校の規律を守ることで、自分を規制でき、自律性を向上させることにつながるのではないかと思います。

 今回の研修旅行では自分の自律性について学ぶことができたと書きましたが、ほかにもあります。譲り合う精神や人との信頼関係、高い志を持つこと、自分の夢への計画を立てることなどです。本当にたくさんの事を学ぶことができました。これらの経験を活かして、これからの学校生活、そして自分が将来社会に出て自立した時、活かしていけるようにしていくとともに、今までの自分を振り返ってより良い自分に近づいて行きたいと思います。

 

9組 女子

 入学式からほんの一週間、まだ学校のことも友人のこともよく分からないままに始まった研修旅行。楽しみではあったけれど、「厳しいのかな」「ちゃんとやれるかな」と、不安な気持ちの方が勝っていました。しかし、天候に恵まれ、雄大な富士山の間近で過ごした三日間はとても楽しく、あっという間でした。そして、これからの高校生活のあり方や将来について考え、土台を固める意味のあるものになりました。

 今回の旅行の目的は、挨拶の励行、時間厳守、真の友人関係を築くこと、自学自習、伝統の継承の五つについて、何故大切なのか知ることでした。それは、校長先生や時崎先生、小林先生のお話によって頭と心に、旅行そのものから身体に、しっかりと刻み込まれた気がします。私はこれら一つ一つを自分なりに振り返ってみることにしました。

 まずは挨拶です。私は人見知りで、今まで挨拶は苦手でした。研修旅行中には一日に何度も挨拶をしました。初めは違和感があったのですが、大きな声で挨拶をしていると、だんだんと気持ちよく感じるようになりました。挨拶はコミュニケーションの基本です。今回このように練習ができたことは私にとって貴重な体験でした。これからは実生活、特に一人の時でも、時と場所、場合に合わせた挨拶を心がけたいと思います。

 次に時間厳守です。私は班長でした。責任が重く大変でしたが、早め早めの行動を心がけることで、心にも余裕が生まれました。また、時間を守り規律ある生活を送ることが、相手を思いやることや信頼を得ることにつながるということを理解することができました。これは学校生活だけでなく、将来社会に出た時にもとても大切なことだと思います。

 真の友人関係を築くこと、これはまだまだだと思いますが、生活を共にしたことで仲間意識が少し強くなったように感じました。入学してから一週間、クラスに馴染むことで精一杯でした。しかし、山登りやクラスマッチを通して友達のことをよく知ることができ、帰りのバスの中は、行きよりもほんのりあたたかい雰囲気でした。これからお互いの夢を語り合い、共に夢に向かって努力できるような真の友人を得ることができれば素敵だなと思っています。

 自学自習。八時間の予定でしたが、実際はもう少しやったかなと思います。取り組む前はとても長い時間だと思っていたのですが、終わってみると、意外に気持ちよく、充実した時間でした。特に朝は頭がよく働き、楽しいくらいでした。これからも朝学習を続けていきたいです。放課後はバレエのレッスンを思いっきりしたいので、習慣にできるとよいと思います。

 最後に伝統の継承。これは旅行の前にはよく分からなかったのですが、これまで培われてきた江戸取の「規律を守る」という伝統を受け継いでいくことの重さを感じました。入学直後は規律の想像以上の厳しさに驚いたのですが、たくさんの先生方のお話をお聞きして、一つ一つの規律には意味があり、それを守ることが信頼される人格を作っていくのだということが分かりました。先輩方が築いてこられた江戸取の伝統を継承していくことで、自分も誇りを持ち、胸を張って歩いていけるのだと思いました。

 私の夢はバレリーナになることです。江戸取では少し変わった存在かもしれません。しかし、今回の研修旅行で江戸取は私の夢の実現のためにバレエの稽古をがんばりつつ、勉強も、そして人としても学ぶことのできる環境だと改めて感じました。この恵まれた環境に感謝しなければいけないなと思います。そして、何事にも一生懸命取り組み、この学校で精一杯自分を育てていきたいと思っています

 

9組 男子

 僕は今回の研修旅行に参加して時間厳守やあいさつの大切さ、協力の大切さについて学ぶことができました。

 まず時間厳守は今回の研修旅行で十分前行動がしっかりできました。時間厳守は将来役に立つものです。例えば将来会社で十時に会議をすることになったとします。それでもし自分がその会議に遅れてしまえば、会社の上司や先輩に信用されなくなってしまいます。そうならないために時間厳守は大切だと思います。十分前行動をすることができれば周りから信用されます。ですから今回の修学旅行だけでなく、これから授業が始まる三分前には、教科書などを準備して静かに座っていたいです。

次にあいさつです。学年部長の時崎先生の講話の中であいさつは自分がここにいるということを示す、あいさつをされて嫌になる人はいないとおっしゃっていました。僕もそうだと思いました。確かに自分からあいさつをすれば自分がここにいるということを示しているのと相手から僕にあいさつをしてされた僕は嫌になりません。むしろ良い気分になります。あいさつは人間関係を良くすることができます。ですから僕はすれ違う先生や友達にしっかりあいさつをしたいと思います。また校門の前での礼が僕達三十六期生全員ができるようになって校門の前での礼を伝統にし、これから入学してくる後輩に伝えられたらいいと思いました。

 その次にクラスの友達との協力も今回の研修旅行でしっかりできたと思います。部屋でお互いしおりのスケジュールを見て、次は何時に集合すればいいのか、どこに行けばいいのか確認することができました。人間は一人ではできないことが多くあります。しかし、周りから支えがあればできることができます。また協力することで友達も増やすことができます。これから体育祭、文化祭といった行事があります。そういう行事も協力することができれば成功することができると思いました。

 今回の研修旅行は時間に厳しいということがありましたが、楽しかったこともありました。クラスマッチでソフトボールをやりました。僕はそこまで上手ではないけれど、打つことができました。最終的に九組が優勝することができたのでうれしかったです。しかし楽しくソフトボールができるのはルールがしっかり守れたからです。ルールを破ってソフトボールをするのは全然楽しくないし、危険な行為をするかもしれません。江戸取の校則も同じです。江戸取の校則は厳しいですが、守ることができれば楽しい学校生活を過ごせると思うのでしっかり守りたいと思います。そして時間厳守、あいさつ、協力はこれから将来役に立つことです。これからの江戸取の生活の中でこれらのことをしっかりやっていけるように努力していきたいと思います。

 

10組 女子

私は「なぜあいさつ・時間厳守・校門の一礼を大事にするのか」と疑問に感じていました。しかし、研修旅行で型にはまりながらも皆と一緒に行動すると、日常の習慣となり、当たり前に感じていくことに気付きました。日々の何気ない動作に心を込めることで重みのある1日を過ごしていけると思いました。

 私は小さい頃から「医者になりたい」という夢を持っています。そのためにも自分を律し、行動にうつして、習慣をつくり、人格を変えていかなければなりません。「自分に今何ができるのか?」と考えたときに、何事にも全力で行うことだと感じました。講話を聞く中で、様々な人が多くの個性を持って前向きに生き、前進しているということを教えていただきました。思えば私は、何かに挑戦する時、自分に合うか、合わないかで決めつけようとし、自分自身に甘え、弱さを恐れていました。しかし、考えてみると自分が全く興味をいだいていなかった事に行動を起こすだけで、多くの新しいことが見え、価値観も広げることができるということを改めて実感することができたのです。今こうして何気なく学校へ行き、勉強でき、運動することが何不自由なくできます。それは、私の支えて下さる多くの方々のおかげです。改めて、自分の恵まれた環境を意識してみると、一つ一つの事に中途半端になってはいけないと感じます。だからこそ、全力で行っていきたいと思います。

 研修旅行を終えて、自分自身を客観的に見ることができました。そして自分の甘さや考え方の浅さに気付きました。三年間は、あっという間だと思います。だから、1日1日を濃い時間として過ごせるよう生活していきたいです。自分の夢を全力で追いかけ、つかみたい思います。夢への第一歩として大きく高校生活へ踏み出します。

 

10組 男子

今回の研修旅行は、江戸取への第一歩でありました。入学した当初は「なんでこんなに厳しいんだ」とずっと思っていましたが、研修旅行中にその厳しさが江戸取の良い部分だということがわかりました。

 まず、挨拶です。私は今までに挨拶を機械的に行ってしまっていて、研修旅行中に心を込めて挨拶をする大切さを学ぶことができました。挨拶をしっかりすると1日の良いスタートとなるし、気分もとてもすっきりします。やはり挨拶は基本中の基本だということがわかり、まだまだ今後ともしっかりと行っていきたいです。

 次に時間厳守です。時間を守ることは私の苦手なことでありましたが、それも研修旅行で少し改善できました。例えば、集合時間に間に合わせるために前もって行動しておいたり、班の仲間が助けてくれたりといろいろな支えがあり、時間厳守については自分でも良くなったと感じられるようになりました。

 最後に学習の自立です。正直言って私は、朝学習にはかなり苦戦しました。しかし、他の時間ではしっかりと集中して取り組めたと思います。これからはもっと努力をして、苦手な朝学習を頑張り、自学自習の習慣の確立をしていきたいです。

 以上の3点だけでなく、校長先生や担任、学年部長講話もとても素晴らしく、その中でも特に印象に残ったことが「夢や目標を持つ」ことです。小さい頃には様々な夢がありましたが、今では夢や目標というものをあまり持たなくなってしまいました。なぜかというと、現実の厳しさを知り、挫折経験をしたからです。そのため夢や目標を持つという意欲も減ってしまいました。しかし、その気持ちを変えてくれたのが今回の研修旅行の講話だったのです。先生方の言葉は自分に勇気を与え、夢や目標を持つエネルギーをくれたのです。だから私は夢と目標を持ちたいと思います。



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