渡部潤一先生講演会 中3生感想  

夢への志

 3年1組 女子  

 私は今回、渡部潤一先生の講演会をお聴きしました。興味深いお話がたくさんあり、とても面白かったです。惑星や星についてのお話をして下さいました。正直、惑星については全然知らなかったのですが、渡部先生が図を使って説明してくれたことで、きちんと理解することができました。
 私は渡部先生のお話をお聴きして、天文学について興味を持ちました。小学四年生の頃、プラネタリウムに行ったことがあります。そこで、星についていろいろな事を学び、とてもきれいだなと感じました。天文学の研究をしている方のお話は直接はお聴きしたことがなかったので、お聴きすることができ、とても良かったです。長期の休みなどを活用して、天文学について自分で調べてみようかなと思いました。天文学は私たちが知らないことがたくさんあるので、とても興味深いです。
 私の夢は薬剤師になることですが、天文学について学ぶのもいいかなと思いました。中学校三年生の後半では天体について勉強する時期があります。その授業で天体について、きちんと学び、惑星などについて色々と知っていきたいと思います。
 渡部先生は小学校の頃に自分の夢を決めたと仰っていました。志があるからこそ、今こうして立派にお仕事をなさっているのだなと思いました。私も渡部先生のように志を持って学校生活を送っていこうと思います。

冥王星の不思議

 3年1組 男子   

 私は、先生の講演をお聴きして、とても感動しました。私は元来、宇宙や星に興味があったので、話を聞けば聞くほど、興味深い内容ばかりでした。太陽系の外側にある別の銀河系についての話から始まり、準惑星の重要さ、惑星なのかそうでないのかという定義、彗星の明るさや日時や大きさが専門家たちの予想を大きく外れてしまった話、小惑星探査機の話、流星の不思議、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星という九つの太陽系の惑星から、なぜ第九惑星と呼ばれていた冥王星が除外されてしまったのか、その他多くの宇宙の不思議について、先生には様々な宇宙についての話をしていただきましたが、私は「冥王星がなぜ、第九惑星から外されたのか」という話が最も興味深く感じました。今度、機会があったら、冥王星が置かれている分野「準惑星」について、簡単にでも、調べてみようと思います。
 私が次に興味を持ったのは「彗星や流星群の時期、明るさ、大きさが専門家の予想を大きく外れた」という話です。その分野に最も詳しいはずの専門家の予想がなぜ外れたのか、不思議です。これも機会があったら調べてみたいと思います。

 

終わりのない学問

 3年2組 女子

 冥王星が惑星から外されたと聞いた時はどうしてだろうと思いました。そして、今回お話を伺ってわかったことは、惑星だとか銀河だとかはすべて人間が決めていたということです。実際は星がそこにあり、星自身が変化しているのでしょうが、定義等は人間が決めてしまってるということです。冥王星が惑星から外れたと聞いた時、冥王星が爆発して消えてしまったというようなことではなく、冥王星よりも大きな星が見つかったということです。その星も人間が見つけられなかっただけで、初めからそこにあったものです。そういう人間の行動によって変わった事柄には自分自身はあまり興味が感じられません。そして、まだ見えていないからわかっていないことが沢山あるのではないかとも思いました。
 しかし、興味が感じられないから知らないというのは良いことではなく、普段、自分が触れることのなかったジャンルのお話を聞くのはとても新鮮でした。世の中には色んなことを調べ、発見する凄い人が沢山いるのだなと思いました。地球から見ると本当に小さな肉眼では見ることの出来ない星を観察し、予測するのは神秘的であり、ありとあらゆる可能性を秘めていると思います。終わりのない学問に一生をかけているというのは、素晴らしいことだと思いました。
 学者は正しいことしか言わないイメージがあります。しかし、天文学者はそうとは限りません。月食や日食は予測できても、彗星や流れ星の予測は難しいそうです。こういう学問は珍しいと思います。天文学者の方々も、星がこういう動きをするから何月何日に彗星が現れる、と根拠を持って予測を出します。でも外れるときは外れるのです。、予測不可能で、曖昧で、学問には不向きな性質です。しかし、渡部先生のような方々がいらっしゃるから天文学が発展し、私達もその知識を得ることができます。渡部先生はそんな予測しても外れるような、気まぐれな星達に魅了されたそうですが、それも凄いと思います。
 普段、私達が学校で学んでいる様々な知識は、数え切れないほど多くの学者の方々が発明したり、発見したり、考え出したりしたものです。私達はそんなことは意識しないで日々学習しています。私達は学者の方々の血と涙の結晶を、そのような努力をしないで、得ることができているということが、今回の講演でわかりました。私達はそのような学者の方々に感謝しながら学習すべきです。

未知なる宇宙

 3年2組 男子

 冥王星が惑星ではなくなり、最近準惑星となったのはニュースなどで見ていて知っていました。しかし、そうなるまでには、まず新たな星が見つかり、それを惑星とするかどうかについて議論した時に、そもそも冥王星は惑星として正しいのかという問題になり、それを世界のトップクラスの天文学者の方々が集まり、議論していたことを知り、とても驚きました。その議論により、はじめて惑星の定義ができたということにも驚きました。新たにできた定義により、準惑星という言葉が生まれ、今ではそのカテゴリーの中に冥王星以外の星も含まれていて、惑星そのものを調べるのではなく、冥王星などの準惑星を調べることによって、惑星が一体どのように生まれてきたかなどの惑星の本質を見つけようとする動きに面白さを感じました。
 また、宇宙についてはまだほとんど何もわかっていないことや、流星群などのしっかりとした日時の特定も未だに出来ないということをお聞きして、今まであまり興味がありませんでしたが、天文学について興味を持ち始めました。宇宙の謎が何百年、何千年、何万年に1回という偶然の中で少しずつ解明されたり、発見されたりしているという話をお聞きしていくうちに、まだ未知なるものである宇宙というものについて調べることで、自分が何かを解明することが出来るかもしれないという面白さを感じました。

 

与えられたチャンス

 3年3組 男子  

  僕は今回の渡部潤一先生の講話をお聴きして、天文学に対してとても興味が湧きました。渡部潤一先生の講話はとても面白く聞いていて楽しいものでした。僕は昔から渡部潤一先生が書いた本を持っていましたが、天文学に特別興味があるわけではありませんでした。しかし今回の渡部潤一先生の講話をお聴きし、とても興味が湧いてきました。今回渡部潤一先生は主に冥王星について話してくださいました。
 小学生の時、冥王星が惑星ではなく準惑星になったと新聞に書かれていました。しかしその当時は自分がまだ幼かったこともあり、その記事を見ても何とも思いませんでした。しかし今回の講話でこのことに対してもっともっと詳しく知りたいなと思いました。また、冥王星についての話とは別に、2012年5月21日におきた金環日食についても話してくださいました。この現象は太陽と月と地球が一直線に並ぶという現象でとても珍しく、次の金環日食は約300年後ということで一生に一度しかない貴重な体験でした。僕は学校のグラウンドで金環日食の観察をしました。その時は一生に一度しかないチャンスだと思い、きちんと観察しました。とても得をした気分になりました。この金環日食は前々から知っていないと観察はできませんでした。そう思うと、自分の持っている知識だけでは知ることができない事がこの世の中では沢山おきています。おそらく今後もそうだと思います。それらについて知ることは自分たちに与えられたチャンスです。そのチャンスを逃すのはとてももったいないことです。今、自分にできる勉強を沢山して、もっともっと自分の知識を増やしていきたいと思います。今回の講話ではたくさんのことが学べて良かったと思います。

人類の起源

 3年3組 男子

 僕は今回の渡部潤一先生の講話をお聴きして、天文学についてさらに興味を持ちました。僕たちが小学生だったころ、まだ冥王星は惑星の中に含まれていました。しかし、2006年に惑星からはずされ、準惑星となってしまいました。僕は小学生のころ、自分には関係がないと思い、ずっと意味がわからないままでした。しかし、中学生になって渡部潤一先生の講話をお聴きして、ようやく準惑星の意味を理解することができました。また、僕たちの体をつくっている成分、つまり元素は星が消滅するときにつくられるのだということを知りました。このように、僕たちの知らないところでは、日々いろいろなことが繰り返されています。このような点に僕は興味を持ちました。
 2012年5月21日に、僕は朝グラウンドに出て金環日食を見ました。太陽と月と地球が一直線上に並ぶというとても珍しい現象です。次に取手で見ることができるのは、2300年ぐらいだそうです。今回、金環日食を見ることができて、とても良かったと思います。今年、僕たちは理科で天文について勉強します。そのときに、意欲を持って勉強したいと思います。天文を勉強することが、人類の起源を学ぶような気がします。宇宙ができなければ、地球も僕たちも何も生まれませんでした。天文学について勉強し、もっと宇宙に興味を持ちたいと思います。また、僕たちが生活している地球は、大きな銀河系の中のほんの一部分です。どこかの星にも僕たちのような生命体がいるのではないかと思います。早く宇宙人が見つかってほしいと思いました。
 
 

宇宙の神秘

 3年4組  女子

 私は今回、渡部潤一先生の講話をお聴きしました。天文学の先生ということで、講演前から楽しみにしていました。なぜなら私は星が大好きで宇宙にとても興味があるからです。
 今回の講話のテーマは「冥天星はなぜ惑星から外れたのか」でした。私たちの世代は、[水金地火木土天海]と教えられてきたと思います。しかし親などに聞いてみると[水金地火木土天海冥]と答えます。この違いが生まれた理由は、冥天星が2006年に惑星から外れたことにあるそうです。理由の1つは、冥天星の軌道が他の惑星と違って大きくひずんでいることとおっしゃっていました。その様子をわかりやすいソフトで示していただきました。惑星たちの軌道を見て、冥天星の軌道だけが大きくひずんでいることが一目でわかりました。様々な角度から惑星を見る機会はそうそうないので、とても勉強になりました。
 それから、日食の話もしていただきました。私も金環日食を見ることが出来た一人です。映像でしか見ていなかったものを、自分の目で見ることが出来たときの感動はとても大きかったことを覚えています。もう一度見たいと思いますが、次に茨城で見られるのは、300年ほど先のことだそうです。私たちにとってはとても長い時間ですが、宇宙にとっての300年はきっとほんの一瞬なのでしょう。
 最後に見せていただいた宇宙の様子は、とても印象的でした。太陽系より先の宇宙の様子はよく知らなかったので、とても新鮮な気持ちになり、どこまでも続く宇宙に、神秘さを感じました。そして私たちの生活している空間はなんと小さなものなのだろうと思いました。
 たとえ何億光年経っても、この美しい地球という星が残っていることを願います。この夏は、星を見るために山を登ってみたいです。

天文学のすばらしさ

 3年4組 男子 

 僕は、とても宇宙について関心があり、将来、宇宙関係のことをしてみたいです。そんな中、渡部潤一先生から天文学についていろいろとお話していただきました。宇宙に関心がある僕としては、とてもいい機会であり、とても夢中になりました。
 まずは、太陽系の中の小さな天体や太陽系の構造についてです。その中でも、まずは、冥王星に関してのことです。1930年にアメリカの天文学者ドンボーによって発見された冥王星は今では、大きさなどの理由から太陽系の惑星を外れ、準惑星の1つとしています。しかし僕は、質量が地球の500分の1ということを知った瞬間、数から見ても仕方がないと思いました。このように、宇宙にあるいろいろな星に関しても知って、いろいろと考えていきたいです。次に、彗星に関することです。僕は、宇宙にある星に関しては、いくらか知っていましたが、彗星に関しては、全く知らなかったので、良い機会でした。彗星は、太陽系内の天体の一種だそうで、渡部先生はいろいろな彗星の種類について説明して下さいましたが、僕はハリー彗星しか知らず、他の彗星はおもしろい名前だと思いながら聴いていました。僕も、彗星を見つけてオリジナルのおもしろい名前をつけてみたいです。
 今回の渡部先生の講演会は、僕にとっても、とても良い機会となりました。そして、改めて宇宙にある星が太陽の光によって美しいことが分かり、天文学はすばらしいと思いました。これからも宇宙や星などに関して、本や、パソコン、テレビやビデオで調べたり、聴いたりして学んでいこうと思います。そして、渡部先生のように、東京大学を目指して天文学科に入ってみたいとも思いました。そのためには、勉強もしっかりとしなくてはいけません。勉強も怠らないように、一生懸命頑張っていこうと思います。

 

宇宙にいるような気分

 3年5組  女子 

  私は、渡部潤一先生の講話をお聞きして、天体について少し興味を持つことができました。理科の授業でもよく学習しますが、いま一つ理解できない部分もありました。でも、講話をお聞きして、小惑星や流星についての知識を得ることができました。小惑星では冥王星が太陽系の惑星に認定されない理由や、流星ではしし座流星群などのお話をしてくださいました。難しい言葉も出てきたけれども、先生が丁寧にお話してくださったおかげで理解することができました。他にも、金環日食についてお聞きしました。去年、私は金環日食を見ましたが、思っていたよりもはっきりと観察することができました。金環日食が次に見られるのはずいぶん先だと知り、見ることができてよかったと思いました。
 また、最後に宇宙の動画を見せていただきました。とても立体的に見えて、私が思っていたよりもたくさんの惑星があることがわかりました。地球からすごく離れたところに惑星があるのを見て、前に授業でやった内容を思い出しました。銀河系もはっきり見えて、本当に宇宙にいるような気分になりました。宇宙にある惑星をこんなにきれいに見ることはあまりないと思うので、この機会に見ることができてよかったです。先生の説明もとてもわかりやすかったので、天体に関して関心を持てました。これからまた理科の時間に天体を学習する時も先生が講話してくださったことを思い出して学習していきたいです。

奇跡の星

 3年5組  男子 

 今回の講演会は、渡部潤一先生がして下さいました。渡部先生は天文学についていろいろ話して下さいました。僕が思ったことは、地球は奇跡の星だということです。水があり、資源があり、植物があり、生物がとても住みやすい環境が作られています。太陽との距離も調度よく本当に素晴らしい星だと思います。しかし、今現在地球が壊れつつあります。人間が地球を破壊していっています。大気汚染や地球温暖化の影響で北極の氷などが解けて、海面が上昇したりしています。僕も、水の出しっぱなしや、ゴミの分別をしなかったりします。自分達の星は自分達で守ることが大切だと思います。僕は、これからは環境に気をつけて行こうと思います。
 また、宇宙はとても広く続いているので終わりがあるのか、とても疑問に思いました。宇宙の果てはどうなっているのか、とても興味深いです。渡部先生が最後に見せてくれた「mitaka」というソフトでは星がグループのようになっていて、それが無数にあり、グループがまた沢山集まって一つの集合体となっていました。これだけの星があるなら、地球と同じような星はまだあるのだろうと思います。将来、光の速さよりも速い乗り物が開発されて、誰でも簡単に宇宙旅行を出来るようになっていたら良いと思います。宇宙に関係する職業にも興味を持ちました。宇宙は僕達を誕生させた源なので、もっと宇宙を身近に考えていきたいです。

 

仕事に対する情熱と誇り

 3年6組 男子

今回の渡部潤一先生の講演をお聞きすることができ、とてもよい経験をすることができました。演題は「天文学について」で、私たちが普段とても興味を持っている宇宙についてのお話でした。
 特に彗星についてのお話は驚きの連続でした。しかし、何よりも印象に残ったのは天文学について話されている時の先生の楽しそうな笑顔でした。その笑顔には自分の仕事に対する情熱と誇りがあふれていました。その表情を見て僕も将来自分の仕事に愛着や誇りが持てるようになりたいと強く思いました。
 
しかし、知識も能力もなくまた努力もしないで好きな職業に就くことは不可能です。やはりそれ相応の努力が必要です。渡部先生は自分の好きな分野で精進し、大きな功績を収めました。僕も先生のように自分の望む職業に就き、そこで大きな成果が得られるように努力しようと思います。来春は高等部生となり、今以上に大学受験を意識するようになります。大学進学は将来の職業に直接かかわってきます。今から地道に勉強し、自分の夢をかなえたいと思います。

 

宇宙の不思議

 3年7組  女子 

 私は小学生の時、宇宙のことについてとても興味があり、よく図書室で宇宙についての本を借りたりしていました。宇宙ってどこまで続いているんだろう、宇宙人って本当にいるのかな、など不思議なことがたくさんありました。だから、今回の講演会で、宇宙のことについて色々お話ししてくれるということでとても楽しみにしていました。
 私はニュースで水金地火木土天海から冥王星が外されたと報道されていて、突然なぜだろうと不思議に思っていました。そしたら今回渡部潤一先生がそのことについて説明して下さったので、とてもすっきりしました。冥王星は、「自分の軌道周囲から他の天体を一掃している」と判断されなかったためだそうです。また惑星を横から見た映像を見させていただいたら、冥王星だけずれていたことが分かりました。
 このように今まで不思議に思っていたことが分かり、とても自分のためになったと思います。宇宙の映像などを見ることが出来て、改めて宇宙は広いと感じました。まだまだ不思議なことはたくさんありますが、これをきっかけに、これからは自分から進んで気になることを色々調べていきたいと思いました。

宇宙の広さのような自分の可能性

 3年7組  男子

  僕は今回の渡部潤一先生の講演会を通して、今後の宇宙に対する新たな発見の可能性を知ることが出来ました。僕は今まで宇宙についてはあまり興味がなくて地球が銀河の中の一部であること程度しか知識がなくて、天文学者という職業を聞いてもあまり、ピンと来ないときもしばしばありました。しかし今回の講演会を通して宇宙に対する見方が大きく変わりました。
 例えば先程述べたように地球は銀河の中の一部であってその銀河が永遠に続くのだと思っていました。しかし、今回の説明で銀河とは無数にあって地球はその無数にある銀河のうちの1つでまた、その銀河の中の1つの惑星であるということを聞き、いかに自分という存在が小さいかということを思い知らされました。
 
このことから、みんな宇宙人なんかいないなどと言っていますが無数に惑星は存在するわけなので地球と同じような惑星は存在すると思うし、他の生命も存在すると僕は思います。
 そして、僕が話を聞いていて関心したことは今のコンピューターの技術の高さです。はじめの方に金環日食の話を聞いたときや、最後に宇宙の広さに関する動画を見せていただいたとき、何年後にまた取手で金環日食が見れるのかなど計算してあったり、それぞれの惑星の軌道も計算によって出していることを目の当たりにしたとき、今の技術の高さに驚きました。この技術を作るためにどれ程の人の努力が必要になったのかを考えると恐ろしいという気持ちまで生じます。しかし、その人々のおかけで今日、僕たちがあらゆる情報を知ることが出来るのだから感謝したいです。
 最後に、僕はこの講演会を通して様々なことを知ることが出来ました。宇宙の広さのように自分に対する可能性ももっと広げていき、今後の大学受験や、将来の幅を広げていきたいと思います。今回、非常に価値のある講演会をしてくださった 渡部先生に感謝しています。ありがとうございました。

 

新しい発見

 3年8組 女子

   私は前から星に興味があり、天体観測をしたり、神話を読んだりしたことはありましたが、今回渡部先生が話されたような、星の分類や動き方の話は全く知りませんでした。冥王星が何年か前に惑星でなくなったことは新聞などを読んで知っていましたが、その後冥王星の分類がどうなったのかは知りませんでした。また、日常の中で使われているものと宇宙が関係しているということも初めて聞きました。例えば一週間の曜日の由来や、円の一周が360度である理由です。一週間の日曜日から土曜日までの七つの曜日は、それぞれ惑星に由来しているそうです。円の一周が360度なのは地球が太陽の周りを一周回るのにかかる時間、約365日に由来しているそうです。宇宙は私たちの生活の様々な面に影響を及ぼしています。このほかにはどのようなところでどのように宇宙が私たちの生活に関わっているのか興味がわきました。
  宇宙はとても広いですし、私たちの知らないことはたくさんあります。まだ人類が発見できていない星はたくさんあると思います。今の人類の技術ではとうてい見つけることのできない星もたくさんあるのだと思います。私たちは宇宙の中に生きている生物です。自分たちの住んでいるところが謎だらけなのも不思議な感じがしておもしろいとは思いますが、自分に関係していることには興味は持つし、知りたいと思います。これからも新しい発見があるのを楽しみにしています。

長年の謎

 3年8組  男子

 僕は宇宙に関することが好きで、渡辺潤一先生の著書を読んだことがあります。先生は非常にわかりやすく宇宙について、星についてなどを説明してくれて、是非先生のお話をお聞きしたいと思っていたので、今回の講話を楽しみにしていました。
 今回先生は冥王星がなぜ太陽系惑星から外されたのかということをテーマとして講話をしてくださいました。僕はそのニュースを見たとき、とても驚いたのを覚えています。今まで自分たちが覚えてきた「水金地火木土天海冥」という太陽系惑星の太陽に近い方からの並び方を否定されたからです。覚え方については最後の「冥」を抜けば良いだけなのですが、自分としてはどうしてそうなったのかということをずっと疑問に思っていました。そして今回の講話で冥王星は類似する他の小惑星が多数あったことから、準惑星という分類に分けられたということがわかり、長年の謎が解けてうれしかったです。また、それを決定したのが渡部先生であったことがわかり、驚きました。
 今回の講話をお聞きして、もっと宇宙について知りたいと思いました。また他の江戸取生もこれをきっかけに宇宙について知りたいと思った人が必ずいたはずです。僕はそのような人たちに負けないように日々努力を重ねていきたいと思います。

 

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