夢を語る会 〜自分の夢を語る〜

 6組

 「うれしいときだけが“きみ”ではありませんよ。笑っているときのきみだけが“きみ”ではありませんね。悲しいときのきみも、はずかしくてきえてなくなりたいと思うときのきみも“きみ”なのです。」

 この言葉は、日野原重明先生の言葉です。初めて耳にしたとき、どんなときの自分も大事にしようと思いました。同時に、今ここにこうして生きていることは、とても素晴らしいことで、ひとつの奇跡なのだと思えたのです。

 命の大切さは、誰もが漠然と分かっているものでしょう。しかし、それはとても奥深いものだと僕は感じています。医師という職業は、その命と直面する職業です。憧れは歳を重ねるごとに強くなり、現在に至っています。

 僕は昨年の一月に体調を崩しました。蕁麻疹の急性憎悪となり、大学病院を受診することになったのです。一ヶ月以上苦しんだ身体中の蕁麻疹は、とても辛く苦しいものでした。紹介状を手に、藁をもすがる思いで足を運んだ日を、今でもはっきりと覚えています。そんな僕の目の前に現れた医師は、優しい声で「初めまして、古田淳一です。」と言葉をかけて下さいました。凛とした姿は、自信に満ち溢れていました。先生の手は魔法の様でした。日に日に病状は良くなり、今はとても安定しています。

 僕は、この出会いは運命だったのではと感じています。なぜなら、古田先生は江戸取の卒業生だったからです。制服姿の僕に、先生の方から声をかけていただき、まさに進むべき道の理想を目の前に発見したわけです。白衣に身を包み、医師である先輩の姿は魅力的で、僕はどんどん憧れていきました。

 僕はまだ中学二年生。まだまだ時間はたっぷりあると余裕の気持ちでいたい自分もいます。しかし、よく考えてみると大学受験までは四年しかないことに気付かされます。今まで出来なかったことが、地道な努力である日を境に出来るようになるのは、実は気持ちの良いものではないでしょうか。「あの頃の自分はよく頑張ったな。」と、自分を誉められる時が来るよう、今も、これからも努力をし続けなければなりません。「頑張ったけれど、もうこれが限界。」と、あっさり諦めてしまうのは、もったいないことだと思いました。その限界を決めているのは、僕自身にすぎないからです。僕にどれだけの可能性があるのかは分かりませんが、手をかけて、芽を出させ、花を咲かせるために、精一杯の努力をしていきたいと思っています。

 あらゆる生き物は「生きたい。」という思いを持っています。すべての物に、ぬくもりを通わせることの出来る医師になりたいと思います。日野原先生や、古田先生に触発されて夢への憧れを、さらに強く抱くようになりました。

 

私は将来の夢が未だはっきり定まっていません。社会の役に立つ仕事をしたいと思っていますが、そのような仕事はたくさんありますし、自分はどのような仕事が向いているのか分からないからです。だから今回は、今の私が興味のある、やってみたい仕事について述べたいと思います。

一つ目は、教師です。私が教師という職業に興味を持ったのは、両親の影響です。私の両親は教師として働いていてその働く姿を近くで見て大変で忙しい仕事だという印象があります。しかし、学校の外で昔の教え子に偶然会った時にお互い嬉しそうにしている様子を見て、生徒との絆を育める仕事であるということも知っています。教えるという事を通じて生徒から尊敬される教師という職業は、とてもやりがいがある仕事だと思っています。私が教師に興味を持つのは、私が小学生だった時の先生の影響もあります。小学校の先生方は勉強のこと以外の大切なことをたくさん教えてくれました。私はそんな先生方のおかげで成長することができましたし、今でも尊敬している先生もいます。私もそんな風に誰かを成長させることが教師という職業を通してできるのではないかと思い、やってみたいと考えています。

二つ目の職業は作家です。私は本を読むことが好きなので、以前から本を作ることに関係する仕事には興味がありました。作家という職業は本などを通して自分の意見や考え方を社会に知らせることができます。私が本を読むことが好きな理由にはその作品を読むことでその作者の人柄や気持ちを知ることができるから、というものも含まれます。また、作家は考えを社会に知らせることで誰かの心を救うこともできます。見知らぬ人々を自分の言葉で救えるというのはとてもすごいことだと思います。そのようにして人々の役に立つ作家という職業も私はやってみたいと考えています。

今回述べた二つの職業に共通している点があります。それは「人々の役に立つ」「様々な知識・経験が必要」という事です。おそらくこの二つの事は教師、作家以外の職業にも当てはまることだと思います。将来に向けて私は今後、次のような事を実践していきたいと思います。まずは勉学に励むことです。知識が無ければ社会の役に立ちません。それに自分の考えをはっきり持つことはできません。単純な事ですが大切です。手を抜く事なく励んでいきたいです。もう一つは積極的に活動することです。積極的に様々な活動をすることは自分の視野を広げる事に繋がります。少しずつでも自分にできる事をしていきたいです。この二つを実践していく事によって私は将来に貢献していけると思います。日々、少しずつ自分を高め、成長させていきたいです。




 7組

 私は今まで、自分の将来の夢をあまり考えたことはありませんでした。就きたい職業を調べてみても何の職業にも興味を持てなかったからです。しかし、今回の夢を語る会や、担任の先生によるLHRをきっかけとして、自分の将来の夢について真剣に考えました。

 将来の夢を考える時、自分の好きなものをもとに考えるとよいといいます。私が好きなもの、それは「自分が手助けしたことによって現れる、相手の喜ぶ顔」です。そして、色々な職業を調べていく内に興味を持ったのは「介護福祉士」という職業です。

 介護福祉士とは、高齢者や障害者など、普通の人が難なくできることが非常に困難であったり、不可能であったりする人たちの介護をする仕事です。それに興味を持った理由は、助けを必要としている人と直接話し、その人の介護をするという仕事内容に魅力を感じたからです。今、私達の社会を支えてくださっている方々もいずれは年を取り、高齢者となっていきます。私はそんな方々を大人になってから介護福祉士になって支えていきたいと思いました。超高齢化社会へ向かう今、高齢者を支える人材が不足しています。しかし、介護福祉士は大変な仕事の割に給料が安く、目指す人がそれほど多くないのが現状です。それでも私は、介護福祉士になってお年寄りの方々の残りの人生をよりよいものにするための仕事がしたいです。

 介護福祉士にとってなくてはならないものは「コミュニケーション力」や「信頼」、「責任感」です。介護をするには、利用者の希望や身体の具合などをきちんと把握しなければいけません。そこで必要なのは利用者の意見をよく聞き、適切な判断を下す力です。また、利用者にとって介護福祉士は「他人」です。自分自身のプライドもあるけれど、人の手を借りなくては行動できない時はたくさんあるはずです。そういう時、「この人なら任せられる、この人に任せたい」と利用者やその家族が思ってくれるような信頼関係を築くことがとても重要になってきます。それと同時に、介護福祉士は高齢者の命を守る仕事です。人の命を預かるので責任感も必要です。

 このように、介護福祉士にはたくさんの能力が求められます。能力の他に、思いやりの心も大切です。私はこれからの学校生活では、常に人の気持ちを考えて、行動するようにしたいです。また、いつも自分の意見を持ち、周りの人の意見に流されないような人になりたいです。介護福祉士は、日本の社会に深く関係しています。そのため、今の福祉社会について知っておく必要があります。今度、もっといろいろなことを知るために図書館の本を借りて読んでみようと思います。介護福祉士はこれからの日本にとって欠かせない職業となります。日本の社会に少しでも貢献できるような人材になるために頑張りたいです



 

 僕の将来の夢は研究医になることです。普通に患者と対面して治療を行う医者ではなく、医師免許を持っていて、病気や薬などの研究を行うのが研究医です。なぜ僕が普通の医者ではなく研究医になりたいのかというと、研究医が自分の研究を進められるだけではなく、研究し、より新しいことを発見したり、より新しいものを作り出していけば、多くの患者さんを助けられると思うからです。

 僕はこの研究医という職業に就くためには、様々な能力や資質が要求されると思います。まず大切なことは、色々な経験をするということです。今回の夢を語る会で先輩の話でも話題に少し上りましたが、自分の夢を明確に持つためには、実際に経験してみて分かったり、感じたりすることが重要になってくると思います。僕は、大学生になったらアルバイトや留学などの色々な経験をして、さらに細かく深く自分の夢を明確に持っていきたいと思います。経験をする時には、一度でたくさんのことを身に付けた方が、早い段階から夢を細部まで明確に持てるのでよいと思います。なので、次に、経験を楽しんでするということも重要だと思います。経験を主体的に楽しんですると、自分から積極的に経験するので、集中する度合いが増して、身につくことが多くなると思います。しかし経験をやらされる形で嫌々ながらすると、経験することが嫌なので、経験することに消極的になり、集中する度合いも下がって、身につくことも少なくなってしまうと思います。なので僕は、これから経験する時にはそのことに興味を持って、主体的に楽しんで経験をし、早く細部まで明確な夢を持ちたいと思います。

 今まで苦手だったことを、急に興味を持って楽しんでするということは、とても難しいと思います。なので、次に、どんなことでもとりあえずやってみるということも大事だと思います。今まであまりよく知らなかったことや、苦手だったことをやることには不安を感じ、抵抗があるかもしれませんが、実際にとりあえずやってみると、案外楽しんでできるということもあると思います。自分の知らなかったことや苦手だったことを知るために、とりあえずやってみるということがすごく大事だと思います。今まで知らなかったことや苦手だったこともとりあえずやってみていきたいと思います。僕はこれから、色々な経験をして、たくさんのことを身につけ、夢を明確に持ち、何事にも挑戦して、あきらめずに夢に向かって毎日努力していきたいと思います




 8組

 私の将来の夢は医療関係の仕事、特に獣医になることです。そのきっかけとなったのが家で飼っている猫の去勢手術が成功したからです。獣医にとって難易度の低い手術らしいのですが、私の目にはとても格好良く映りました。しかし、その一方で動物にしても人間にしても一つしかない命を自分に背負えるのか、という不安もあります。もし手術が失敗してしまったら「申し訳ありません」では済まされません。私の家の猫が獣医の過失で死んでしまったとしたら私はその獣医さんが許せないかもしれません。ペットとはそれほどに大切な家族の一員だからです。命はお金で買えません。だからこそ医者という仕事は責任を持ってしなければなりません。最近まで自分には責任が重過ぎるので出来ないだろうと決めつけていました。しかし夢を語る会で卒業生の方や先輩、同級生が語った夢を聞き、みんな夢を諦めずに頑張っているのだから自分も頑張ろうと決意を固めることができました。人それぞれ目指している夢は違いますが互いに夢を持ち、それに向かって切磋琢磨している点では同じです。これからも友達と共に夢に向かって進んでいきたいです。

 自分の夢の実現に向けて、私はいくつかのことを実践したいと思います。まず、苦手教科の数学を克服します。医者になるには数学、英語、理科が得意である必要があります。この中でもとりわけ出来ないのが数学です。五教科の中で唯一目標順位に入ったことがない教科です。ケアレスミス等が多い事なども挙げられますが、全体的に学習時間も確保できていないことも原因だと思うので、自分の夢のためにこれから改善していきたいと思います。

 次に動物の気持ちを理解できるようにしたいです。動物は言葉を発することができません。うれしい、いやだ、など単純な気持ちは分かることもありますが、具合が悪いときにどこが痛いのか、どのように悪いのか、などの表現をすることができません。だから飼い主の話から出来るだけ詳しく読み取れるようにしたいです。家で飼っている猫の気持ちを考えられるようにしていきたいです。これらのことをこれから実践し、夢を叶えられるようにしていきたいです。

 

 今回の夢を語る会で、最近真剣に自分の将来について考えるようになりました。今まではコンピュータ関連の職に就きたいと考えていました。なぜかというと元々父がコンピュータ関連の仕事をしているという影響もありますが、第一の影響となったのはかのアップル創始者の一人であったジョブズ氏の死が挙げられます。最初は多くのメディアで彼の死を取りあげていたので、どんな人物か気になり彼のことについて書いてある本を買ったのがきっかけとなりました。その本を読んでからコンピュータへの興味が湧き、パソコンの自作などを経て現在に至りました。

 現在はというとパイロットに興味があります。パイロットといっても航空自衛隊のパイロットです。最近、映画で「風立ちぬ」や「永遠の
0」などが公開され、零戦の関連書物が増えてきました。その関連書物の中で零戦のパイロットで坂井三郎という人を知りました。その人は自機の損失と僚機の墜落が全くなかったという、日本ばかりか世界にも一人もいない、驚くべき記録を持っています。又、彼は絶対に死なないという信念を持っていて、ガダルカナル島で爆撃機に襲われ、彼の機体と彼自身も負傷しました。そのときに右目が見えなくなり、左の手足が言う事をきかなくなっても何と1000キロもの距離を飛び続け、ニューアイルランド島のラバウルにある基地まで戻りました。僕はその話を読んで非常に驚きました。更に、彼は七十一歳でアメリカでの航空ショーでスタントをやりました。僕はその坂井三郎さんに憧れの念をいだき、航空自衛隊で空に飛び立ちたいと考えました。航空自衛隊のパイロットの後、民間航空会社へと転身する人も多いようです。僕もそのような道をたどりたいと思いました。僕は二年前、アメリカ旅行に行った際に多くの飛行機に乗りました。今までの飛行機搭乗数を考えてみると十回ありました。そのため飛行機への関心も高まっていました。また、そんな中、更に僕が飛行機への憧れを感じた原因の1つが、ラジオ番組です。そのラジオ番組を聴いたときに、なんて飛行機は美しいのだろうという気持ちと空を飛ぶのは素晴らしい事だな、という感情になりました。そういうこともあり、僕は空に飛び立ちたいと考えるようになりました。

 現在尖閣諸島や竹島、北方領土問題があります。それらを守るためにも航空自衛隊は不可欠です。しかしそれは争いで解決するためではなくあくまで守るためという事は忘れてはいけないと思います。

 他にも堀越二郎に憧れて飛行機の設計の仕事も興味があります。とにかくまだまだ僕の夢は尽きません。どのような夢に進むかはわかりませんが、どれに対しても言える重要なことは学ぶことだと思います。そのためにも日々勉学に励み、学ぶことは楽しいことだと実感できるようになれたら嬉しいです。




 1組

 今回先輩方のアドバイスや在校生の将来の夢についてのお話を聞き、考えさせられることがたくさんありました。聞いたことのない職業やその仕事の内容を耳にし、視野が広がりました。私は今まで自分の将来の夢をあまり考えたことがなく、そして明確に決まっているわけでもありません。しかし、今回の機会で自分が将来やってみたいことは何なのかを考えてみました。

 私の将来やってみたい職業は、弁護士です。これは一年前と同じです。でも去年より明確に、弁護士になりたいと思っています。弁護士は今日本には全国で約三万五千人もいます。弁護士は被告に有利な情状を探し出して、判決を適正なものに導くという職業です。裁判以外にも、法律相談、契約書や遺言書の作成、示談交渉など、たくさんの法律事務処理があります。テレビのドラマで見るように、大変でとても責任の重い職業です。医者と同じように、人のこれから先の人生を左右する、とても大事な仕事です。そのため、司法試験を受けなければ、弁護士になることはできません。司法試験は日本で最も難しい試験の一つです。たくさんの条文を覚えなければなりません。覚えるだけではなく、内容を理解し実際の場で使えないといけないのです。法律専門の大学院であるロースクールで、検察官や弁護士の指導を受けなければなりません。実際の裁判などを体験することも重要です。大学を卒業しても、大学院へ行き勉強を続けなくてはならないので大変です。しかし、私は弁護士になるために、今からコツコツと努力をしていこうと思います。なりたいと思って簡単になれる職業ではないと思います。ちょっとやそっとの努力で叶う夢ではありません。

 弁護士になるには、試験の為の勉強だけでは足りないと思っています。今の自分でも普段から身につけられるものがあります。それはコミュニケーション能力です。弁護士は被告に変わって弁護しなければなりません。被告人から話しを聞くことも必要です。裁判などで質問を投げ掛けられた時に、とっさに返さなければなりません。コミュニケーション力は必要不可欠です。コミュニケーション力は普段の生活で磨くことができます。友達や先生、親との会話の中でできます。

 世界情勢や日本の歴史について学ぶことも必要だと思っています。色々な説明をする上で、ニュースの内容などを理解していることが必要である場合もあると思います。今からニュースなどをよく見て知識を深めていこうと思っています。

 弁護士になるまでの道のりは容易なものではありません。現在は弁護士が余っているという話も耳にしました。まずは弁護士になるというのが私の目標ですが、なって終わりなのではなく、それから先も生き残っていける弁護士になりたいと思います。そのための環境に私は恵まれています。だからこそ努力をして、自分の夢に向かって進んでいこうと思いました


 

 今回、夢を語る会で発表してくれた人の中に、私と同じ夢を持つ人がいました。自分と同じ、アナウンサーという夢に向かって努力している人の話を聴くことができて、大変嬉しく思います。

 アナウンサーの仕事は、テレビやラジオなどでニュースの原稿を読み上げるだけではありません。スポーツやイベントの実況、事件現場からのリポートなど、視聴者への情報提供を主とした色々な役割を担っています。視聴者にわかりやすく伝えるためには、まず自分自身がその報道する内容について客観的な立場で把握していなければなりません。さらに、難しい専門用語などを誰もが理解できるように解説していく、豊かな表現力も必要となります。見えない所で地道な努力を積み重ね、視聴者に正確な情報と笑顔を届けるアナウンサー。その仕事に憧れを抱き、魅力を感じています。

 将来のためにすべきことはたくさんありますが、まずは江戸取での学校生活を充実させることが大切です。四年制の有名大学へ進学することで、アナウンサーへの道は大きく開かれていきます。ですから、真剣に勉強に取り組み、先を見据えて行動したいと思います。具体的には、定期試験で常に上位一割に入るという安定した成績を維持することを目標にします。そうした中で、大学に進学するための確かな学力をつけていきたいと思います。

 また、人との出会いや触れ合いを大事にして、コミュニケーション能力を高めていこうと考えています。インタビュアーとして話しを聴く際に、高度な話す技術以上に相手と円滑にコミュニケーションをとることが要求されると言われているからです。

 私が江戸取で生活していく中で意識して頑張りたいことがあります。それは、人前で話すという経験を積むことです。一発勝負でやり直しが利かないのがアナウンサーの仕事です。多くの人に見られているという大きなプレッシャーに打ち勝って、その緊張感を楽しめるくらいの度胸を持つためにも、人前で話す機会を大切にしたいと思います。

 アナウンサーになりたいという夢を諦めようとしたこともありました。競争率数千倍という厳しい世界です。どんなに努力しても、叶わない可能性の方がはるかに高いからです。しかし、今の段階で心配することではないということに気づきました。自分を信じて夢に向かって努力する過程が重要です。なりたい自分になるために、今やるべきことをしっかりと行い、何事にも全力を尽くしたいと思います。

 一人の自立した人間として魅力のあるアナウンサーになること。それが、今私の抱く夢です。人から信頼される人間性を身につけるためには、読書を通して豊かな心を育んでいきたいと思います。そして、外見にも現れる人格を磨いて、品のある大人になりたいです。人々に笑顔と幸せを届けるアナウンサーを目指して努力していきます。




 2組

 私が将来なりたいと思っている職業は「医師」です。以前は「医師」になりたいとはほんの1ミリも思ってもいませんでした。でも、三者面談の時に先生が、あることを教えてくれました。私はそれがきっかけで「医師」になる、という選択肢も考え始めました。先生が教えてくれたあることとは、海外に行って持っていて喜ばれる資格ナンバーワンが医師免許であるということです。私は将来日本に留まるのでなく海外に出て行きたいと思っていました。その海外で、最も必要とされている人・職業が医師であるならば、医師になるのが最善の道なのではないかと考えました。

 でも、医師といってもいくつかの種類があります。まず、研究医と臨床医、臨床医の中でも大学病院に勤める勤務医、市内病院に務める勤務医、開業医など様々です。私は、医師になったら、僻地や島の勤務を希望します。そして、医師として落ち着いてきたら国境無き医師団のような、国際協力ができる団体に応募して、発展途上国に行って働きます。でも、国境無き医師団はボランティアとして働いています。だから、基本は日本の病院で働いて、短期で海外に行こうと考えています。

 大学は国立の大学に行きます。国立の医学部は、どこでも東大並みかそれより難しいと言われています。医師になりたいのなら、まずは医学部に合格しないといけません。だから今は、宿題・先生にやった方がよいといわれたことは絶対にやろうと決めました。テストは全て必ず勉強した上で臨みます。また、医学部に合格するには数学と理科がとても大切なので、数学と理科は抜けがないように勉強します。今、目の前にあるほんの小さな快楽に惑わされず、遠くにある大きな喜びに向かって毎日努力していきます。

 ある医師の人がこう言っていました。「私は医学部に合格する前からずっと、自分は医師であると思いこみ、医師のように振る舞っていました。」そうすると、本当に医師になれてしまうそうなのです。だから私も自分は医師であると思い込もうと思います。

 先程、私は将来発展途上国に行って短期で仕事をしたいと書きました。発展途上国は、衛生環境が悪かったりします。だから、部屋にカエル・ゴキブリ・ネズミがいることが、しょっちゅうあるそうです。紛争地域であれば、夜も安心して眠れなかったり、現地では「タフ」さが求められます。日本にいれば、豊かな生活もできるし安全です。しかし私は一度きりの人生、色々なところに行って色々な経験をしたいです。発展途上国や紛争地域での生活や仕事は厳しいけれど、それは、それ相応の価値があると、実際に経験された方はおっしゃっています。

 20年後、私は医師として、日本だけでなく海外でも活躍していたらいいなと思いました。


 

 僕の将来の夢は国家公務員になって、国民の代表として働くことです。きっかけはいつも見ているニュースや新聞でした。ニュースを見るようになったのは、小学五年生からでした。中学受験のためにということもあって、毎日見ていました。新聞も同じくらいの時期に読み始めました。ニュースを見たり、新聞を読んだりしているうちに、政治に興味を持つようになりました。今、日本が抱えている問題は山のようにあります。例えば、尖閣諸島や竹島、北方領土などの領土問題や原発・復興などの問題があります。これらの問題は、なかなか解決に至っていません。そこで僕は、未解決な問題を一日でも早く解決させたいと思うようになりました。また、国を発展させ、国民がより平和に生活できるように務めたいと思いました。そうして僕は、国家公務員になりたいという夢を持ちました。

 国家公務員は一般職と特別職に別れていますが、僕が目指しているのは一般職で、国の機関に勤めることです。国の行政機関は、一府十二省庁あります。具体的には内閣府、環境省などがあります。僕が特に務めたいと思う機関は、経済産業省と財務省です。経済産業省に入りたいと思ったきっかけは、東日本大震災の時に起きた福島第一原発事故です。これがきっかけで脱原発にした方がいいのか、原発を稼働させた方がいいのかで討論になっています。そこで僕は、経済産業省に入って、原発事故の処理や、新しい再生可能エネルギーの開発の手伝いをしたいと思いました。財務省に入りたいと思ったきっかけは、アベノミクスの直前の円高ドル安の時でした。その時僕は、「何故こうなったのだろう?」、「どうしたら元に戻るのか?」と、疑問に思っていました。疑問が解決するとおもしろいと思えました。円高ドル安は、アベノミクスによって解消されてきています。しかし、そのために国がしたことは、お金をばらまいたことでした。それによって、国の借金はどんどん増えていってしまいます。また、高齢社会ともいわれる日本は、社会保障のお金を増やさなければなりません。消費税の引き上げもあります。僕は、財務省に入って、国の借金を減らしながらも、人々を豊かにしていきたいと思いました。

 国家公務員は、ほとんどが国立大学、早稲田大学、慶応大学出身者です。僕はこの夢を叶えるために国立大学へ行こうと思いました。僕は今のところ文系志望なので、文系の国家公務員が多い名古屋大学に行きたいと考えています。そのためには、学校の定期テストで偏差値六十以上取らなければいけないと思いました。従って、まずは定期テストで、四百点以上取れるように頑張って勉強したいです。僕は、具体的に学習の質を高めて、日々の授業をより大切にしていこうと思います。



 3組

 私の将来の夢は国家公務員になることです。理由は2つあります。1つ目は民間の会社と比べて社会貢献ができるからです。社会貢献を理念としている民間の会社もありますが、実際には利益が出ないと続きません。業績によって評価されることが多く、努力だけで認めてもらうことが出来ません。利益を確保することだけに追われてしまい、やり甲斐を見つけられなくなることがあるかもしれません。けれども、公務員は国民の暮らしを直接サポートする立場にあり、社会貢献を存在意義としています。利益を追求することなく、働くことが出来ます。やり甲斐が感じられることで、公務員は離職率も低くなっています。

 2つ目は、待遇が良いからです。1日8時間勤務、週休2日制、年間20日間の有給休暇があります。これは国が作った法律で決められています。公務員は法律に最も近い労働者です。その公務員が法律を守らなくては、民間の会社が守るわけがないので、公務員の勤務時間は守られるのだそうです。民間の会社では周りの目を気にしながら休暇をとらなければなりませんが、公務員は堂々と休暇を消化することができます。これは私にとって大きな魅力です。それから、公務員は復職がしやすいです。民間の会社で働いている場合、結婚などで退職をしてしまうと復職することが一般的に難しいです。私は結婚しても共働きで、経済的にゆとりのある生活がしたいので、公務員になりたいと思います。

 公務員になるために私は一橋大学の法学部または経済学部に入りたいです。なぜなら、法学部か経済学部は国家公務員になるために必要な学問ができると考えるからです。一橋大学では「キャプテンズ・オブ・インダストリー」という国際的に通用する産業界のリーダーが活躍してきていて、卒業生との縦のつながりが強くなっています。そのため、一流企業への就職者が多く、国家公務員T種、司法試験、公認会計士試験など国家試験の合格者も多く出ています。私は今のところ公認会計士に興味があるので、一橋大学の方がよりいいのではと考えています。また、一橋大学は学部間の壁があまりないということを聞きました。一般の授業については、他学部の科目を自由に履修することが出来ます。

 また、他学部への転学部制度もあるようです。異なる学部に移って勉強できるというのは、とても魅力的だと思います。

 一橋大学に入学するために私は毎日勉強する習慣をつけたいです。毎日少しずつでも勉強することで、集中力が長く続くようになります。そして、何も勉強しない日があると焦ってしまうくらいに勉強を日常化して一橋大学に入学して公務員になりたいです。


 

 私は今回「夢」を語る会で、代表の人の夢を聞きました。江戸取生の中には、まだ自分の夢が明確でない人も沢山いると思います。しかし、夢が明確であってもそうでなくても、何かしらの目標をもって江戸取に入学してきた事と思います。だから、そのような仲間と共に、夢を追いかけることが出来るということを、誇りに思います。

 私の将来の夢は、薬剤師になるということです。私が中学受験をしようと思ったときには、まだ将来の夢は決まっていませんでした。しかし、最初から薬学に興味があったので、薬剤師という仕事に憧れを持ち、この仕事に就きたいという思いは、次第に強くなっていきました。薬学に興味を持ち始めたきっかけは、小学生の低学年の時に風邪をひき、とてもつらかったのですが、小さな粒や少量の粉を飲むだけで、風邪が治ったことです。正直、とても不思議でした。

 また、昔は治せなかった病気を、今は薬だけで治せるものもあるということを聞き、とても感動しました。自分が風邪を引いたり、怪我をしたりしてもあまりつらい思いをせずに、治すことができるのも薬のおかげだと改めて思いました。勿論、病気や怪我をしても治すことが出来るのは、医師や看護師などがいてこそですが、それを支える土台となるような薬の存在は、とても大切だと思います。だから、私はその土台となる薬を扱う仕事に就きたいです。

 薬剤師と一言で言っても薬剤師には多くの仕事があります。薬を開発したり、研究をしたり、薬を調合する仕事です。この中でも私は、薬の研究や開発に携わる仕事をしたいと思っています。今でも治療法や薬が開発されていない病気も数多くあります。また、より楽に治療が出来るようにするために薬を開発していく必要があります。だからこそ、私は薬剤師になって多くの人を助けたいと思います。

 薬剤師になるために、大学で薬学部に進みたいと考えています。夢を叶えるためには中学校・高校と自分が納得いくまで努力して、自分の進みたい大学、進みたい学部に通わなくてはなりません。まだ行きたい大学は決まっていませんが、憧れている大学はあります。しかし、今の状態では合格することが出来ないので、憧れの大学に少しでも近づいていけるように努力していきたいと思います。

 夢を叶えるためには、中間試験や期末試験などの定期試験は勿論のこと、校内模試やZ会模試などの範囲が広い試験で成果を出していく必要があると思います。だから、毎回常に上を目指して努力していきたいです。

 また、薬剤師になるためには数学や理科、その中でも計算能力を身につけることが大切だと思います。この中には、自分の苦手なものもあるので苦手科目を得意にできるようにしていきたいと思います。

 残り4年間と少しを悔いの残らないように過ごしていきたいです。




 4組

 私の将来の夢は国際連合の職員になることです。その職業に就きたいと思った理由は二つあります。

 一つ目は2年前に山本美香さんをテレビのニュースで知ったことです。山本さんは都留文科大学文学部英文学科を卒業後、朝日ニュースターに入社しビデオジャーナリストとして活動しました。朝日ニュースターを退職した後は世界の紛争国を取材し、私たち日本人に現地で見聞してきたことを伝えてきました。しかし2012年8月20日、シリア内戦の取材中、シリア北部のアッポレでシリア政府軍の銃撃を受けて、亡くなりました。私はこのことを知ったとき、自分の命をかけてまでより多くの人に紛争国の現状を知ってほしい、という山本さんの気持ちや、とても危険な状態の地域であるにもかかわらず、現地の人の生の声を聞く為に自ら足を踏み入れるという勇気ある行動に深く感銘を受けました。そして「私も世界をまわり、困っているたくさんの人々を助けたい」と思い「国際連合の職員」という職業を目指すようになりました。

 二つ目は人間力を高めるためです。人間力は国際連合の職員として最も必要な能力とされています。なぜなら、現地でその職務を遂行するためには信頼関係を構築することが成功の鍵といえるからです。江戸取で道徳の授業を受けてきた私は中学校入学前よりも自分の人間力が高まったと実感しています。しかし世界で活躍する人間としてまだ足りない部分が多くあります。それをこれからの中・高の学校生活の中で、補っていきたいと思います。では国際連合の職員になるためにはどのような力が必要なのでしょうか。まず国際連合とは紛争、人権、貧困、気候など世界の様々な問題を解決する場です。ですから何事も問題意識を持ち、問題解決への意欲が高く、そして高い志を持つことが大切です。また職員になって何を専門とし、何で貢献したいのかという目的が明確な人が求められます。私はまだ大まかな目標しか立てていないので、もっと国際連合の仕事内容を知ったり自分に合ったものを見つけて、その目的に向かって努力したいです。

 次にコミュニケーション能力を高めるということです。これは日本人が苦手とされる部分でもあります。しかし国際連合では積極的に自分の意見を発言すること、説明すること、その際には明確性、簡潔性、説得力が必要とされます。現在の私にはこのような能力がまだありません。日頃の学校生活で自分の意見を持つ、というところから始め積極性のある人間に変われるようにしたいです。また友人とのコミュニケーションを大切にし、相手の気持ちをよく考えて発言したり、行動したいと思います。

 最後に、英語またはフランス語を堪能にしたいです。国際連合は職員の約6割が本部以外の世界各国に派遣されます。ですから、語学力はもちろんのこと、厳しい環境に適応できることや、異なる文化への理解も必要な力となってきます。今の自分の学習状況に限界を持たず、これまで以上に英語の学習に力を入れて生きたいと思います。このように自分の課題を「将来の目標−現在の自分の能力」と表わすならば莫大な量となります。しかしこれからの江戸取の学校生活で、この課題を一つ一つつぶしていけるよう今できることを精一杯成し遂げて生きたいと思います。

 

 「フライトドクターになり、多くの人の命を救いたい」それが私の夢です。私がフライトドクターという仕事を知ったのは小学校5年生くらいでした。初めて知ったのは「コードブルー」というドラマでした。そのときはフライトナースにあこがれを抱いていましたが、「命を救えドクターヘリ」という本を読み、フライトドクターになると決めました。もう一つの理由は、家の近くにドクターヘリを持つ病院があることです。私はその病院に行くたびにドクターヘリを見に行っています。一度だけドクターヘリが着陸するところを目の当たりにすることができました。ドクターヘリから降りてきたフライトドクターの方はすごく格好良く私には輝いて見えました。私はその名前もわからないフライトドクターの方に憧れ、将来彼のようなフライトドクターになろうと決心しました。

 フライトドクターになるためには様々な能力が必要です。学力はもちろん、コミュニケーション力、判断力、忍耐力、体力など多くあります。救命救急の世界はとても大変です。一分一秒を争う場であり、重傷の方もいることでしょう。私は夢を叶えるために江戸川学園取手中学校を受験しました。受験することを決めたのは5年生の終わりでした。そのため塾に行くことができずに自分なりに工夫して勉強し、何とか江戸川学園取手中学校に合格しました。ですから何のために江戸川学園に入ったのかを考えて学校生活を送っていきたいと思います。

 私の夢はフライトドクターになって終わりではありません。たくさんの人の命を救うことです。私は夢に向かってのスタートラインからまだ少ししか進んでいませんが、江戸川学園取手中学校には将来医師になりたいと考えて勉強している人がとても多くいます。そうした同じ夢を持つ仲間と切磋琢磨するような関係を築きたいと思います。フライトドクターになるためにはたくさんの努力が必要でしょう。自分の夢に向かって強い忍耐力を持って学び夢に向かって近づけるように努力していきたいと思います。




 5組

 私の夢は医者になって、大学病院に勤務医として働くことです。

 私が医者になりたいと思ったのは、いつもいつも休まないで患者さんを診たり、治療をしたりしている仕事に尊敬と憧れを覚えたからです。私は小さいころから病院によくお世話になっています。病院に行くたびに、「なんてこのお医者さんは優しいんだろう」と思っていました。いつからか私もこんなに優しくて、責任感のある医者になりたいと思うようになりました。

 では、医者になるにはどうすればいいか。まずは江戸取の高等部進学の際に、医科コースに進学したいと思います。江戸取の医科コースは、医者になるための基本的な心構えから、医療現場の第一線で活躍されている医師の方からの医科講話で最新の医療技術に至るまで様々なことを教えて下さいます。このような環境を備えて下さった江戸取に、また、江戸取に入学させてくれた両親に感謝したいと思います。

 また、医者になるには、幅広い知識はもちろんのこと、患者さんの痛みを分かち合える優しい心なども必要です。これから生活を続けるにあたって人に親切にしたり、人が傷つくような言葉を言わないなどのことを意識したいと思います。優しい心は、一朝一夕でできるものではありません。日々の心がけがとても重要です。だからこれから毎日しっかりと心がけを守り、習慣となるように頑張ります。

 医科コースに入るためには、日々の勉強が欠かせません。私はもうすぐで江戸取生活の三分の一が終わります。しかし、この二年間の目標である生活習慣の確立が全くできていません。私はいつも試験前の追い込みだけで毎回の試験を乗り越えてきました。しかし、そのやり方は間違っています。毎日の積み重ねに加えて試験前の追い込みが必要なのです。

 中等部の二年間はあと三ヶ月ほどで終わりますが、残りの三ヶ月で、生活習慣はもちろんのこと、平日三時間休日五時間の学習習慣も確立させていきたいです。また、朝もこれまでより早く登校し、朝学習や朝読書に積極的に取り組みます。電車の中は寝るのではなく、読書や勉強をして過ごします。

 このようなことを毎日続けて、医者という夢に一歩ずつ近づいていきたいと思います。私の父や母もみんな、自分の夢をかなえてきました。私も両親のように夢をかなえていきたいと思います。

 
私が医者になったとき、小さいころから夢を見ていた憧れの医者になれるように、今からここに書いたような地道な努力を続けていきたいと思います。このように努力をすれば、必ず目標の医者になれるでしょう。

 学習も毎日やって、心力も高めて、社会に立派な一人の医者として認められるように頑張ります。



 

 私が薬剤師になりたいと思ったのは小学校高学年からでした。その頃はちょうど中学受験の志望校を決めていた頃で、薬剤師という職業に就くためにどういう学校に進めばよいのかということも志望校選択の内のひとつでした。その中で偏差値も高く、日本の最高峰の大学である東京大学への進学率もよく、理系に強い学校で、しかも家から近い江戸取はとても入りたい学校でした。「江戸取を目指したい!」と話すと塾の先生も両親も賛成してくれて、応援してくれました。その恵まれた環境の中で合格できた時は本当にうれしかったです。

 江戸取に入ったからには薬剤師になるという夢を叶えたいので、まずは4年後の大学受験を成功させたいです。前までは東京大学が日本一なので入りたいと思っていました。今でもその気持ちは変わっていませんが、授業やこのような作文を書く機会があった時に調べてみると少し意外なことが分かりました。例えば2013323日に行われた薬剤師国家試験ですが、東京大学の合格率が57.1%なのに対して、千葉大学は80.4%でした。また東京大学は受験者自体の数が少ないです。たった1回の試験結果しか見ていないのでなんとも言えませんが一番レベルの高い学校に入るのが自分の夢に一番近づく方法とは限らないのかもしれないと思いました。それでも、やや低い目標よりも高い目標を持っていたほうが、プラスになることが多々あると思うので東京大学合格という目標を持ち続けながら、薬剤師になるために一番良い学校を見つけていきたいです。

 しかしいくら高い目標を持っていたとしても、それを実現しなくてはただの自己満足で終わってしまい、小学生から抱いてきた夢もただの夢のまま終わってしまいます。そうならないためにも、江戸取にいるこの時間を大切にしていきたいです。

 大学受験で必要となってくるのは学力と緊張などに打ち勝つことのできる気力だと思います。学力面は授業などを真剣に受けて予習復習をしていればきちんと身についていくと思いますが、気力面はそう簡単には身につけることが難しいと思います。もし落ちてしまっても学校には行ける中学受験とは違って浪人してしまいます。受かる実力はあるのにケアレスミスなどで落ちてしまうこともあります。そういう失敗をしないために、積極的に、模試を受けたりして試験にも慣れ、実力を発揮できるように努めていきたいと思います。

 他にも薬剤師になるためには薬剤師国家試験合格という絶対条件があります。国家試験なので一生懸命勉強しても受からないかもしれません。ですが、不合格になった時に自分の努力不足だったと後悔することのないように今から将来を見据えてしっかりと勉強していこうと思いました。