1組 演奏を聴く前に、音楽の授業でリコーダーの吹き方についてのビデオを見ました。そのビデオには吉沢実さんが出演されていました。そのビデオを見た後に、音楽の先生が次の演奏会で吉沢実さんが来て下さると教えて下さったのでとても楽しみでした。 今回の演奏会で、印象に残ったことがあります。それは、吉沢実さんが吹いていた楽器が多種多様だったことです。色々な大きさがあり、自分の身長を越える物もあれば、手の平に乗る位の大きさの物まであったため、とてもびっくりしました。また、その一つひとつは、音の高さや、大きさが違いました。 僕が聴いた音の中で気に入った笛は、手の平くらいの大きさの笛です。その笛の音は、とても高い音で、鳥の鳴き声とそっくりでした。この笛の音色はとても高く、滑らかな音で聴いていると、とても気持ちがよく、心に真っ直ぐ届くような音でした。また、機会があればこの笛の音を聴きたいと思います。 今回の色々な笛の紹介の中で、縄文の土笛の紹介がありました。僕は、今年、陶芸の授業で縄文の土笛を作りました。とても作るのが難しく、きれいな音があまり出ませんでした。しかし、今回の紹介で見た縄文の土笛はとても形がきれいで音がとても心に響きました。まるで、自分の作った土笛とは別物で、全く違う楽器のように感じました。初めて、あんなにも美しい縄文の土笛の音色を聴いて、感動しました。 僕は、今回の吉沢実さんのリコーダーアンサンブルをお聴きすることができ、人生ではたった一度かもしれない体験をすることができ嬉しいです。吉沢実さん、永田さん、福沢さんといったプロの演奏家の方々の演奏を、自分の耳で直接聴くことができる、このような貴重な機会を下さったことに感謝しています。 この貴重な体験を、今後に活かしていきたいです。 「連続」という言葉が一番音楽の美しさを表現していると思います。あのモーツァルトが皇帝に対して「音符の一つとしてカットできない」と言ったように、自然に今そこにある「連鎖」に身を任せて作る「音」の結晶こそが「音楽」であり「美」なのです。 |
3組 私はリコーダーが苦手です。何故なら、きれいに音がでないからです。特に、高い音は音が割れてしまって苦手です。しかし、今回の演奏会を聞いて、私の考えが百八十度変わりました。 今回の演奏会でまずリコーダーの種類の多さに驚きました。席についてステージを見たとき、机の上に大小様々な大きさのリコーダーが置いてあるのを見て、「今まで私が知っていたのは、リコーダーのほんの一部だったのだな」と思いました。とても綺麗な高い音が出るものや、低くてもとても優しい音が出るものもあり、私はすっかりリコーダーのとりことなってしまいました。 また、リコーダーの歴史の深さに驚きました。リコーダーの歴史について自ら学ぶことはこれからもなかったと思いますので、このような機会に学ぶことができてとてもよかったです。 また、リコーダーで演奏することがこんなに楽しいということが実感できてよかったです。残念ながら私はあまり上手に吹くことができませんでしたが、皆で合奏をしてとても楽しかったです。今まであまりリコーダーで楽しいと感じることがなかったのでとてもよかったことと、みんなと一つになるというのはこういうことなのだなとも感じることができました。きっと私がリコーダーを苦手であると感じていたのは、今まで楽しもうとしていなかったからかもしれないと今回の演奏会を通じて気がつくことができました。 今回の演奏会を聴いて、私は様々なものを目で見て、耳で聞いて、心で感じることができました。今回の演奏会で色々なことを知り、感じることができたので、これからの生活に活かしていきたいと思いました。 これからもいろいろなことを経験していくことで、未来への選択肢が増えていくと思うので、様々なことに挑戦していきたいと思います。 小学校時代から音楽の授業で使っている身近なリコーダーが、今日感じた程の素晴らしい音色を放っていた事に強く感動しました。なぜならば、私がそれを吹くと異なる楽器を演奏しているような音がするからです。加えて、リュートやヴィオラ・ダ・ガンバの音色も特徴的で、管楽器では出せない、弦楽器が人に与える安らぎのようなものを同時に感じました。その違いや極意は何か今でも考えさせられます。普段、クラシック音楽やオペラななどに触れる機会がなく、現代風の音楽以外には興味がありませんでしたが、演奏を聴き終わってから、リコーダーアンサンブルのすばらしさに感動して、音楽は言葉を越えて伝わると思いました。吹奏楽の部活に少し、心の扉を開かせられたような気がします。 リコーダーの歴史は古く、十五・六世紀に世の中に知られ、様々な変化を遂げ、今の形になったのは十七世紀だそうです。また、枝別れをして、出来た楽器も少なからずあるそうです。フルートもそのひとつであり、種類は多種多様のようです。 次に、どうしてこんな素晴らしい楽器を小・中学生で必ず授業で教えてもらえるのかということです。私達が習うのはソプラノリコーダーとアルトリコーダーです。調べてみると、学習指導要領の中では、三・四年生でリコーダーを演奏することを推奨していて、これは子どもの発達段階を考えてのものだそうです。低学年で習ったカスタネットやタンバリンなどのリズムをとる楽器の次の段階として、指の使い方や呼吸の仕方、旋律を学ぶことにふさわしい楽器のひとつが、リコーダーだと言う事が分かりました。それと共に、リコーダーには扱いやすい長所があるそうです。持ち運びをしやすいこと、丈夫なこと、安いことなどが利点としてあるそうです。口をつけて演奏する楽器なので、どうしても1人ひとつ持つわけですから、個人で持ちやすい方がいいそうです。正直、そのような配慮された楽器とは思っていませんでした。 私はこれらのことを調べたり、聞いたりして、日頃、接することのない音楽の価値や言葉では表せられない別の世界があることを発見しました。 吉沢実さん、永田平八さん、福沢宏さん。また機会があれば演奏を聴きにいきたいとおもいました。有難うございました。 |
5組 僕は今回、吉沢実さんのリコーダーアンサンブルをお聴きするまでは、正直、音楽だけでなく、リコーダーにもあまり興味がありませんでした。しかも、自分は音楽の授業でも、リコーダーを吹くことがとても苦手です。楽譜を読むことに、精一杯になってしまい、その音色に、興味を持つということも、ありませんでした。 6組 僕は、今回の吉沢実さんの「リコーダーアンサンブル」をお聴きして、自分自身の音楽を感じる目が大きく変わる、そんなとても良い体験をしたと思います。 |
7組 私は今回このリコーダーアンサンブルを聴いて、「凄いな。」と思ったり、「参考になったな。」と思ったりしました。 今回の演奏会はたった三種類の楽器なので、どのような演奏なのか不思議に思っていました。しかし実際に演奏を聴いてみるととても3種類の楽器とは思えないほど綺麗な音楽が聴けました。又、常に三種類の楽器ではなく2種類の楽器で演奏するときもありましたが、2種類でもとても綺麗な音色で心地よく聴くことのできる音楽でした。 リコーダーは多くの種類がありました。小さい形のものから背丈以上の大きいものまで色々と紹介してくれました。中にはかすれたような音が出るようなリコーダーの仲間もありました。これだけで聴くと、とてもそのリコーダーで音楽を演奏できるモノではないと思いましたが、吉沢さんがこれで音楽を演奏するとその音楽にあった音に聴こえ、さらに幻想的な音楽に聴こえました。リコーダーそれぞれの音は特徴的で日本をイメージできる音や、ヨーロッパをイメージするような音など、自分の勝手なイメージかもしれませんが一つひとつ違いがあり、数多くあるリコーダーをそれぞれの特徴を活かして演奏しているように思えました。 最後に自分たちのリコーダーを使って全体で演奏しました。大ホール全体に僕たちのリコーダーの音が響き、とても壮大でした。でもこのときに自分はあまり自信をもって演奏できませんでした。間違えたわけではなかったのですが、自信がなかったので、自然と大きな音が出せませんでした。吉沢さんのように強弱をつけたり、感情を込めて、自信をもって演奏する事はとても難しいことなのだと感じました。これを機会にいつも授業で扱っているリコーダーにもっと感情を込めて演奏したいと思いました。 |