1組 今回は渡部潤一先生の「天文学について」の講演会でした。この講演を聴くまでは、天文についてあまり興味を持っていませんでした。しかし、今回の講演で宇宙は素晴らしいものだと思いました。また宇宙は、私達が日常的に考えられない程スケールの大きいものだとわかりました。 今回の渡部先生の講話をお聴きして、宇宙の偉大さや星の素晴らしさを知ることができ、とても感動しました。 僕の将来の夢は、宇宙関連の仕事に就くことです。僕が宇宙に対して疑問に思っていることは、宇宙に広さはあるのかということです。僕はそのことを、ぜひ自力で証明したいです。僕も渡部先生のように、宇宙についてとても詳しい人になりたいと思いました。そして宇宙に関する夢を、ぜひ実現させてみたいです。 2組 私は天体分野が苦手でした。しかし、渡部先生の講演をお聴きして天体分野はとても興味深いものだと思いました。その中でも、私が特に興味深いと思ったことは、「なぜ冥王星が惑星からはずされたのか。」ということです。私は、冥王星が惑星からはずされたことは知っていましたが、それがなぜなのかは知りませんでした。まず冥王星が惑星からはずされた大きな原因の一つとして惑星の定義が作られたことがあげられます。今までは、惑星の定義はなく、歴史が作っていました。惑星の定義は、太陽の周りを回っていること、十分重く、重力が強いため丸いこと、その軌道周辺で群を抜いて大きく、他の同じような大きさの天体が存在しないもの、この三つが惑星の定義です。冥王星の場合、2005年に冥王星より大きな直径をもつエリスが発見されたことから、三つ目の条件にあてはまらず、惑星からはずされてしまいました。一つ目、二つ目の条件を満たし、衛星ではない天体を「準惑星」と言います。冥王星はこの準惑星の中の一つです。また、エリスも準惑星の中の一つです。冥王星は惑星から降格されたというと、悪いイメージがありますが、見方を変えれば冥王星は準惑星という新しいカテゴリーの代表格として存在しているとも言えます。このように、一つの現象でも、様々な方向から見ることで、プラスにもマイナスにもなります。 私は今回の渡部潤一先生の講演をお聴きする前は天体にそれほど興味もなく受験のときも苦手分野でした。そして、講演が始まった時もただ眠らないようにメモをとっていただけでした。しかし、渡部先生の講演を聴いているうちに、天体の面白さを知ることができました。渡部先生のお話は中学生の私たちでもわかりやすく、とても面白いお話でした。そして、私たちにまだまだ不思議が残る太陽系について調べる楽しさを私たちに教えてくださいました。
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3組 私は、今回の渡部潤一先生の講話をお聴きして、天体について今まで以上に興味を持つことができました。 今回の講演会のテーマは大まかにいうと宇宙ということで、自分自身の苦手分野だったため、話の内容をきちんと理解できるか、正直不安でした。しかし渡部潤一先生は、私たちにも分かりやすく、笑いも交えながら話してくださったので、とても楽しく、難しい内容についても理解しながら聴くことができました。渡部先生は、冥王星が太陽系から外された理由や周期について話してくださいました。冥王星の話では、ほかの惑星との違いを詳しく知ることができ、また、日食や月食の観測に使われる周期の計算の仕方までも、質問に応じて説明してくださいました。これらの話で、苦手だった宇宙についても、少し興味関心を持つことができました。
4組 今回の講話では天文学について渡部潤一先生がお話をしてくれました。私は小学校の時、理科で天体の勉強をしましたが、そのときは覚えるのが大変難しいというマイナスのイメージを持っていました。しかし、今回の講話でそのイメージはなくなりおもしろい、もっと調べてみたいと思いました。 私は今までにも小学校の行事や親に連れられてプラネタリウムに行ったことはありましたが、今回の渡部潤一先生の講演をお聴きするまでは天文学にあまり興味を感じませんでした。しかし今回は違いました。渡部先生のお話は私たち中等部生にとってもわかりやすい内容でしたし、パワーポイントも音が鳴り、わかりやすい上に楽しみながら聞くことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。 |
5組 今回の講演会では宇宙の星と太陽系についてでした。もともと宇宙には興味があったのでこの講演会を楽しみにすることができました。講演会は、なぜ冥王星は惑星からはずされたのか、というところから始まりました。冥王星が惑星ではなくなったのは知っていましたが、なぜ外されたのか、その理由は知りませんでした。お話によると、冥王星は惑星の定義にあてはまらなかったので、準惑星になり、その代表となったのです。 また、近々くる彗星の予測をしてハズレることがあるという話がありました。きれいに見えると思っていたのに全然見えなかった時や、またその反対の時もあったそうです。しかし渡部先生はそれがおもしろいと言っていました。私はその言葉もまた印象に残っています。 僕は今回、渡部潤一先生の講演会をお聴きして冥王星はなぜ太陽系から外されて太陽系外縁天体に分類されたのか分かりました。惑星と準惑星との違いは、まわりに似たような星があるかないかとおっしゃっていました。図鑑で調べたら、冥王星は岩石と氷でできていて、表面は窒素やメタンの氷で作られている事が分かり、準惑星でした。そして、二〇〇六年に打ち上げられた探査機ニューホライズンが二〇一五年に冥王星に接近する事が分かりました。この探査機が冥王星で何を調べるのか興味があります。また冥王星の軌道が一七度傾いているとおっしゃっていました。そして、調べたら他の太陽系外縁天体も軌道が傾いていて、冥王星より少し大きい準惑星のエリスは四十四度も傾いていることが分かりました。 今回の講演会で知らなかった宇宙のことがたくさん理解できました。天文学者の方々は、まだまだたくさんの未知の世界がある宇宙を、一生懸命研究し、観察して、新しい情報を僕達に届けてくれます。本では難しく解説していることを、わかりやすく丁寧にお話していただいたので、宇宙のなぞに興味を持ちました。これから本などを読み、宇宙のことをもっと調べたいです。 渡部潤一先生の職業は天文学者です。研究内容は太陽系の中の小さな天体(彗星、小惑星、流星など)の観測的研究です。特に彗星・流星を中心に太陽系構造の進化に迫っています。今回の講演会では、金環日食や、しし座流星群、ハレー彗星などいろいろなことを学びました。 最初は、金環日食について学んだことを書き記したいと思います。そもそも金環日食というのは、地球の自転と月の公転が偶然交わり、太陽が月によって隠される現象です。しかも、部分日食とは違い、太陽の大部分を隠されるので、太陽のコロナだけが見えることがあり、これをダイヤモンドリングと言います。そして、去年の5月20日に金環日食は起こっていて、このときは東京から鹿児島までの広い地域で観測ができました。金環日食は朝だったので、このときは家で見ていました。リングが出来たときも見ていたので、綺麗に思いました。しかし次に、取手で見られる金環日食は2312年の4月8日です。見ることは、出来ないので、自分のずっと後の世代の人に見てもらうことにしましょう。 次に流星・彗星について書き記したいと思います。流星も彗星も星が流れ落ちるのだから、一緒だと思っていたので、調べてみました。流星というのは、夜間に天空のある点で生じた光がある距離を移動して消える現象です。原因は、太陽の周りを公転する小天体で流星物質といわれるもので、これが大気圏などに突入した時に出る摩擦で燃えたものを流星と言います。彗星というのは、太陽系小天体の主に氷と塵からなり、太陽に近づき、一時的な大気であるコマや、コマの物質が流出した尾を生じるものを指す。コマというのは、彗星核の周囲を取り巻くエンベロープ(星雲状のガスやダスト)につけられた名称です。彗星が太陽に近づいた時に放出された塵が、流星の元となります。 このようなことを今回学び、宇宙の神秘に興味が出て来ました。人間とは小さなもので、まだ宇宙には分からないことが、たくさんあると知りました。とても貴重な体験が出来て、良かったです。
今回、天文学についての講演会をお聴きしました。私はそこで大き二つのことを学びました。 |
7組 僕は、渡部潤一先生のお話をお聴きして、思ったことがいくつかあります。 一つ目に思ったことは、冥王星のことについてです。僕は、以前、冥王星が惑星から外されたことについて、疑問を抱いていました。しかし、講話をお聞きして、この疑問が晴れました。冥王星より大きい小惑星が見つかったから、冥王星は、惑星から外されてしまったのだなということを理解することができたからです。そして、もともと、惑星と小惑星の基準が決まっていなかったので、このときにはじめて、「球体であるかどうか」、「その星と同じくらいの大きさの仲間である星がいるかどうか」という二つの定義を新たに定めて、冥王星と、冥王星よりも大きく、最近発見された小惑星は、球体であり、惑星と衛星という関係ではない仲間の星がいたので、準惑星という部類に含まれるようになったということも、理解することができました。 二つ目に思ったことは、彗星と流星のことについてです。僕は、今の天文学なら、どれくらいの明るさで、どれくらいの大きさで、どれくらいの数の流星が流れるということなんて、簡単に計算することができると思っていましたが、正確にわからないこともあるのだなということがわかりました。しかし、日食や月食などといった、ある程度近い場所で起こる現象は、かなり高い確率で計算し、わかるということもわかりました。 三つ目に思ったことは、太陽系のことについてです。大昔は、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星などといった、たくさんの惑星があるということはわかっていませんでした。中世の時は、まだ地球のすぐ近くにあるような惑星や天体しか見つけることができませんでしたが、だんだん文明が進んで行って、望遠鏡がつくられて、遠いところでも、ある程度のところの惑星や天体なら見つけることができるようになり、さらに文明が進んでカメラをつくることができるようになってからは、さらに遠いところにある天体の写真を撮ることができ、発見することができるようになったということを聞いて、中世から現代に至るまでにとても大きく文明は進歩したのだなと思いました。そして、惑星の発見によって、昔のカレンダーは作られ、いまのカレンダーもその名残として、日、月、火、水、木、金、土、と受け継がれているということや、天体の動きによって、一年は三百六十五日となったので、角度は一周で三百六十度になったということもよくわかりました。僕は、昔の人々から今の人々が発見してきた天体によって自分たちの生活が成り立っているということがよくわかりました。そして、天文学は、たくさんの人々のいろいろな役に立っているということがよくわかったので、天文学は素晴らしい学問だなと思いました。 今日の渡部先生の講話をお聞きして、今までは天文などにはあまり興味がなかったのですが、渡部先生の講話の内容はとても面白く、興味深い話ばかりでした。天文にも少し興味がわきました。私が一番驚いた事は、思ったよりも地球が小さかった事です。宇宙の全体画像を見た時、地球から遠ざかっていくにつれて宇宙の壮大さにも驚きました。また、冥王星が他の星と比べて極度に傾いている事に驚きました。 また、私は「すばる望遠鏡」について興味をもったので調べてみました。まず、すばる望遠鏡とは標高四千二百メートルのハワイ島マウナロア山頂にある大型光学赤外線望遠鏡です。光を集める鏡の有効口径八・二メートルという大きさばかりでなく画期的な観測性能を達成するために数々の新しい技術革新で装われた、新世代の望遠鏡です。そして、望遠鏡の役割はまず何よりも、多くの光を集めることにあります。すばる望遠鏡は、単一鏡として世界最大級の口径八・二メートルをもち、天体からの微弱な光をも集めます。高い解像度を実現するための様々な工夫が施されており、解像力の高さは、世界の大型望遠鏡の中でも特に高く評価されています。この性能は、望遠鏡を設置する場所を慎重に選び、最新の技術を駆使することによって実現されました。次に、「すばる」の由来です。「すばる」は、プレアデス星団という何個かの星の集まりの事を和名で言ったものです。遠く奈良、平安の時代から親しまれてきた星の大和言葉であり、「すまる」から転じたとされています。 8組 私は今回の講話が天文学についてだと知ったときは難しい講話だと思い、講話内容についていけるかどうか不安でした。しかし実際に講話をお聴きしたところ、とても面白く興味深い話でした。その中でも私が特に面白しく、興味を持ったお話があります。 私は今回の講演を聞いて考えたことが沢山あります。まず一つ目が惑星についてです。先生は私たちに冥王星についてお話してくださいました。冥王星は2006年まで太陽系第9惑星とされていました。しかし今まで定まってなかった惑星の定義が、科学者たちによって決められたら冥王星は小惑星に分類されてしまいました。
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